JP2990892B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2990892B2
JP2990892B2 JP3256212A JP25621291A JP2990892B2 JP 2990892 B2 JP2990892 B2 JP 2990892B2 JP 3256212 A JP3256212 A JP 3256212A JP 25621291 A JP25621291 A JP 25621291A JP 2990892 B2 JP2990892 B2 JP 2990892B2
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英明 小林
馨 前川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容液体を加熱・保温
し、器体外へ導出する電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気湯沸かし器は図3に示すよう
な構成であった。すなわち本体1、本体1内に配された
上部開口の容器2、容器2の開口部を覆う蓋体3、容器
2内の液体を加熱するヒータなどの加熱手段4からな
り、また容器2内の液体を器体外へ導く液体導出手段で
ある電動式のポンプ5とモータ6を有している。そして
ポンプ5の駆動により導出口7とを連通する水管8を介
して、液体を器体外へ導出するようになっている。操作
スイッチ10は、モータ6をオン−オフ制御する操作手
段であり、この操作スイッチ10は操作する度にオンと
オフを交互に繰り返すものである。そしてその操作つま
み9は器体の上部に配設されている。前記操作つまみ9
の近くには点灯スイッチ11が設けられている。この点
灯スイッチ11は光源であるランプ12のスイッチであ
るとともに操作スイッチ10と関連づけて安全機能をも
っている。すなわち、点灯スイッチ11を一度押すとラ
ンプ12は点灯し再度押すと消灯する。ランプ12が点
灯しているときに操作つまみ9を介して操作スイッチ1
0をオンにするとモータ6は動作し、ポンプ5が駆動し
水管8を介して導出口7からは湯が出る。所望の湯が得
られた後に操作スイッチ10をオフにするとモータ6が
停止して出湯が停止することとなる。再度点灯スイッチ
11を押してオフにするとランプ12は消灯するととも
に操作つまみ9を操作してもモータ6は動作せず、導出
口7から湯は出ない。つまり、点灯スイッチ11と操作
スイッチ10が同時にオンしたときのみモータ6は動作
するようになっている。本体1に内蔵された制御回路1
3は、操作スイッチ10とモータ6と点灯スイッチ11
とランプ12との前述の動作を制御する。
【0003】図中の14は飲用に供するカップ、15は
本体1を載置する器体設置面、16は電源コードであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
湯沸かし器では、日常的に点灯スイッチ11の切り忘れ
が起こるものである。そして、ランプ12が点灯してい
るときに意図せずに操作つまみ9を操作して容器2内の
液体が導出口7から吐出することがあり、液体が熱湯で
ある場合には火傷等が発生する危険性があった。また、
カップ14のような比較的小さな器を器体設置面15に
置いて液体を注ぐ場合、カップ14を置く位置が導出口
7より導出された液体の器体設置面15への到達位置W
からずれていると、液体がカップ14の外へ注がれた
り、カップ14の周面に注がれてカップ14の周辺に飛
散するというおそれがあった。特に、液体が熱湯である
場合には火傷等の危険性があった。
【0005】さらに、一般的な使用状態においては、導
出口7を斜め上から見おろす格好になるため、液体の器
体設置面15への到達位置Wが判りにくく、目見当で置
く必要があり、位置ずれせずにカップ14を置くことは
容易ではないという課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、操作
つまみの誤操作による熱湯の吐出を防止する電気湯沸か
し器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液
体を加熱する加熱手段と、前記液体を前記容器外へ導出
する液体導出手段と、前記液体導出手段を操作する液体
導出操作手段と、液体が導出される導出口と、前記導出
口と本体との間に位置する光源と、前記光源の光を集光
し導出された液体の器体設置面への到達位置またはその
近傍へ集光照射する集光部材と、前記液体導出操作手段
とは別の位置に設けられ前記光源を操作する光源スイッ
チと、制御回路とを備え、前記制御回路は前記液体導出
手段と前記光源のオンオフを制御して前記光源スイッチ
の操作時または前記液体導出手段の動作完了時から一定
時間前記光源を点灯させるとともに、前記光源が点灯中
に前記液体導出操作手段を操作したときのみ前記液体導
出手段を駆動する制御機能を有する電気湯沸かし器とす
る。
【0008】
【作用】この構成において、光源スイッチ操作後または
液体導出手段の動作後に一定時間がたつと自動的に光源
が消灯するとともに液体導出操作手段を操作しても液体
導出手段は動作しなくなるために、光源スイッチの切り
忘れによる誤操作での火傷等を未然に防ぐことができ
る。また、光源スイッチを最初に操作することで光源か
らの照射光によってカップ等の置く位置を使用者に明確
に知らせることができるとともに、光源の点灯中は液体
導出手段の操作つまみを操作すると熱湯が吐出すること
を警告報知し注意を促すことができる。さらに、カップ
のような比較的小さな器や急須のような特異な形状の器
等に液体を注ぐ場合に、光源の照射光により器を置く位
置を明確に知ることができる。
【0009】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の実施例について図1と図2を参照しなが
ら説明する。なお従来例で示したものと同一構成部材に
は同一符号を用いる。
【0010】本体1,容器2,蓋体3,加熱手段4,ポ
ンプ5,モータ6,水管8,操作つまみ9,液体導出用
の操作スイッチ10,カップ14,器体設置面15,電
源コード16は従来の技術の実施例と同一構成部材であ
る。導出口20の部材は前記水管8のポンプ5が接続さ
れている側と反対側に接続され、鉛直下方向に開口して
いる。点灯スイッチ21は押しているときのみオン、離
すとオフする機構となっており、光源であるランプ22
は導出口20に近接して配された略円筒形のケース23
の一方に収納されている。また、ランプ22は導出口2
0と本体との間に位置している。集光部材24はケース
23のランプ22と反対側に取り付けられた凸レンズで
形成されている。そしてランプ22から発した照射光は
集光部材24により集光され器体設置面15に達するよ
うになっている。照射光の器体設置面15での到達位置
は、導出された液体の器体設置面15への到達位置Wと
略同一またはその近傍に設定してある。
【0011】25は制御回路であり、制御回路25は前
記モータ6と操作スイッチ10と点灯スイッチ21とラ
ンプ22とを制御する。制御内容は以下の通りである。
【0012】点灯スイッチ21を押してオフからオンへ
の状態変化を制御回路25が検知してランプ22を点灯
する。点灯スイッチ21を押してランプ22が点灯した
状態で放置すると一定時間(たとえば10秒)後にラン
プ22が消灯する。ランプ22が点灯している間に操作
スイッチ10を操作つまみ9を介してオンにするとモー
タ6を駆動することができ、ポンプ5が連動して水管
8,導出口20を介して熱湯が吐出する。これにより所
望の熱湯を得ることができることとなる。次に操作つま
み9を介して操作スイッチ10をオフにするとモータ6
は停止し連動してポンプ5も停止して給湯を停止する。
制御回路25は操作スイッチ10のオンからオフの変化
を検知し、その時点から一定時間にランプ22を消灯す
る。ランプ22の消灯後に操作つまみ9を操作して操作
スイッチ10をオンにしてもモータ6は作動しない。す
なわちランプ22が点灯している間は操作スイッチ10
をオンにするとモータ6が動作し、ランプ22が消灯し
た状態では操作スイッチ10を操作してもモータ6は動
作しない。
【0013】ここで、カップ14を器体設置面15に置
いて液体を注ぐ場合に、まず、点灯スイッチ21を操作
してランプ22を点灯させる。ランプ22の照射光は集
光部材24により集光され設置面Wに概略集光される。
この照射光で照らされた設置面Wの位置にカップ14を
置き、その後、操作つまみ9を操作して操作スイッチ1
0をオンにするとモータ6に連動してポンプ5が作動し
容器2内の熱湯が水管8を介して導出口20から吐出し
てカップ14内に確実に熱湯を注ぐことができる。ま
た、カップ14を手に持って注ぐ場合においても、熱湯
の導出軌跡と照射光の軌跡とは略同一であるので照射光
がカップ14の底部のほぼ中央を照射するように位置を
あわせて液体を導出すればよい。したがって、給湯後に
いちいち安全確保のために点灯スイッチ21をロックす
る必要はなく、自動的にロックすることになり、操作が
簡便で、そして操作つまみ9を操作すると熱湯が吐出す
るかどうかをランプ22により警告報知するとともに吐
出した熱湯の導出軌跡を照射光で示すことにより、誤操
作による火傷がない電気湯沸かし器を構成することがで
きる。
【0014】なお、注意を促すために、点灯スイッチ2
1を押した時点でランプ22が点滅を開始し、操作スイ
ッチ10がオン状態のときは点灯させ、操作スイッチ1
0がオフ状態に戻ってからは再び点滅させてもよい。ま
た、点灯スイッチ21とランプ22はそのオン−オフと
点灯が同時であれば、同一閉回路内になくても良い。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
により、光源をスイッチで点灯後、一定時間がたつと自
動的に液体導出手段は液体導出操作手段だけを操作して
も動作しなくなり、液体導出操作手段を意図せずに誤っ
て操作しても容器内の液体は吐出することはない。ま
た、カップのような比較的小さな器や急須のような特異
な形状の器等に液体を注ぐ場合に、液体を注ぐ前に光源
の照射光により器を置く位置を明確に知ることができる
とともに、照射光が出ている間は液体導出操作手段を操
作すると容器内の液体が導出口より吐出することがある
ことを知らせる警告信号の機能も果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気湯沸かし器の断面図
【図2】同部分断面図
【図3】従来の電気湯沸かし器の断面図
【符号の説明】
2 容器 4 加熱手段 5 ポンプ(液体導出手段) 10 操作スイッチ(液体導出操作手段) 21 点灯スイッチ(光源スイッチ) 25 制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器と、前記容器内の液体
    を加熱する加熱手段と、前記液体を前記容器外へ導出す
    る液体導出手段と、前記液体導出手段を操作する液体導
    出操作手段と、液体が導出される導出口と、前記導出口
    と本体との間に位置する光源と、前記光源の光を集光し
    導出された液体の器体設置面への到達位置またはその近
    傍へ集光照射する集光部材と、前記液体導出操作手段と
    は別の位置に設けられ前記光源を操作する光源スイッチ
    と、制御回路とを備え、前記制御回路は前記液体導出手
    段と前記光源のオンオフを制御して前記光源スイッチの
    操作時または前記液体導出手段の動作完了時から一定時
    間前記光源を点灯させるとともに、前記光源が点灯中に
    前記液体導出操作手段を操作したときのみ前記液体導出
    手段を駆動する制御機能を有する電気湯沸かし器。
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