JP2990449B2 - 現像剤温度制御機構 - Google Patents
現像剤温度制御機構Info
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- JP2990449B2 JP2990449B2 JP3111436A JP11143691A JP2990449B2 JP 2990449 B2 JP2990449 B2 JP 2990449B2 JP 3111436 A JP3111436 A JP 3111436A JP 11143691 A JP11143691 A JP 11143691A JP 2990449 B2 JP2990449 B2 JP 2990449B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- developer
- blower
- fixing device
- control valve
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式のプリン
タ,複写機等の画像形成装置に適用される現像剤温度制
御機構に関するものである。
タ,複写機等の画像形成装置に適用される現像剤温度制
御機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置例えばプリンタは、
感光体,前帯電器,露光手段,現像器,転写器,定着
器,除電器,クリーナ,給紙部等を有しており、その作
用概要は次の通りである。
感光体,前帯電器,露光手段,現像器,転写器,定着
器,除電器,クリーナ,給紙部等を有しており、その作
用概要は次の通りである。
【0003】記録時には、感光体を回転させ、その表面
を前帯電器により一様に帯電させた後、該表面を露光手
段により画像情報に対応したパターンで露光して静電潜
像を形成する。その後、該潜像は現像器により現像され
てトナー像となる。一方、用紙は、感光体の回転と所定
のタイミングをとって給紙部から繰り出されて転写位置
に送られる。転写位置では、転写器による用紙へのトナ
ー像転写が行われ、その後該用紙は定着器に送られて定
着器によるトナー像定着が行われる。定着を完了した用
紙は、排出ローラによりスタッカへ排出される。
を前帯電器により一様に帯電させた後、該表面を露光手
段により画像情報に対応したパターンで露光して静電潜
像を形成する。その後、該潜像は現像器により現像され
てトナー像となる。一方、用紙は、感光体の回転と所定
のタイミングをとって給紙部から繰り出されて転写位置
に送られる。転写位置では、転写器による用紙へのトナ
ー像転写が行われ、その後該用紙は定着器に送られて定
着器によるトナー像定着が行われる。定着を完了した用
紙は、排出ローラによりスタッカへ排出される。
【0004】転写を完了後に、感光体の表面は、除電器
により除電され、クリーナにより清掃されて1サイクル
の動作が完了する。
により除電され、クリーナにより清掃されて1サイクル
の動作が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、現像
器内現像剤の温度制御を行っていなかったため、特に低
温時に記録を開始すると、印字かすれが発生するという
問題があった。
器内現像剤の温度制御を行っていなかったため、特に低
温時に記録を開始すると、印字かすれが発生するという
問題があった。
【0006】本発明は、低温時における印字かすれの発
生を防止することのできる現像剤温度制御機構を提供す
ることを目的としている。
生を防止することのできる現像剤温度制御機構を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、現像器と、空打ち可能なフラッシュ定
着器と、該フラッシュ定着器の周囲の高温空気を吸引し
て排気管を介し装置外に排出するブロアとを備えた電子
写真式画像形成装置において、前記現像器内の現像剤の
温度を検出する温度検出手段を設け、かつ、前記排気管
の途中に、前記ブロアの排気の装置内への排出をも可能
にする分岐部を設けるとともに、前記分岐部に、前記ブ
ロアの排気を装置外へ導く第1の位置と、該排気を装置
内に導く第2の位置とに位置決め可能な制御弁を設け、
前記制御弁を、画像形成開始時において第1の位置に
し、前記温度検出手段の検出温度が所定値以下のときは
前記フラッシュ定着器を空打ちさせ、前記フラッシュ定
着器を空打ちさせた後における前記温度検出手段の検出
温度が所定値以下のときは第2の位置に、それ以外のと
きは第1の位置に、それぞれ位置決めすることによって
現像剤の温度を制御するようにしたことを特徴とする構
成としている。
め、本発明では、現像器と、空打ち可能なフラッシュ定
着器と、該フラッシュ定着器の周囲の高温空気を吸引し
て排気管を介し装置外に排出するブロアとを備えた電子
写真式画像形成装置において、前記現像器内の現像剤の
温度を検出する温度検出手段を設け、かつ、前記排気管
の途中に、前記ブロアの排気の装置内への排出をも可能
にする分岐部を設けるとともに、前記分岐部に、前記ブ
ロアの排気を装置外へ導く第1の位置と、該排気を装置
内に導く第2の位置とに位置決め可能な制御弁を設け、
前記制御弁を、画像形成開始時において第1の位置に
し、前記温度検出手段の検出温度が所定値以下のときは
前記フラッシュ定着器を空打ちさせ、前記フラッシュ定
着器を空打ちさせた後における前記温度検出手段の検出
温度が所定値以下のときは第2の位置に、それ以外のと
きは第1の位置に、それぞれ位置決めすることによって
現像剤の温度を制御するようにしたことを特徴とする構
成としている。
【0008】
【作用】温度検出手段は、現像剤の温度を検出する。こ
の検出温度が、特に低温下で記録を開始するときに所定
値以下である場合は、制御弁を第2の位置に位置決めし
て、ブロアの排気が装置内に導かれるように管路を切り
替える。この場合、フラッシュ定着器を所定時間空打ち
させる。これにより、フラッシュ定着器の周囲の空気は
高温になり、該高温空気がブロアによって装置内に導か
れるため、現像剤の温度は上昇する。
の検出温度が、特に低温下で記録を開始するときに所定
値以下である場合は、制御弁を第2の位置に位置決めし
て、ブロアの排気が装置内に導かれるように管路を切り
替える。この場合、フラッシュ定着器を所定時間空打ち
させる。これにより、フラッシュ定着器の周囲の空気は
高温になり、該高温空気がブロアによって装置内に導か
れるため、現像剤の温度は上昇する。
【0009】温度検出手段の検出温度が所定値より高く
なった時点で、制御弁を第1の位置に位置決めする。こ
れにより、ブロアの排気は制御弁に案内されて装置外に
排出される。その後、記録が開始されるが、この時点で
は現像剤の温度が所定値より高くなっているため、従来
問題となっていた印字かすれは発生しない。
なった時点で、制御弁を第1の位置に位置決めする。こ
れにより、ブロアの排気は制御弁に案内されて装置外に
排出される。その後、記録が開始されるが、この時点で
は現像剤の温度が所定値より高くなっているため、従来
問題となっていた印字かすれは発生しない。
【0010】
【実施例】以下、図面に関連して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0011】図1は本例の画像形成装置の概要を示す側
面図、図2は同平面図で、図中、1は感光ドラム、2は
現像器、3は空打ち可能なフラッシュ定着器、4はブロ
ア、5は制御弁6を備えた分岐部、7は給紙部、8はス
タッカである。現像器2は収納現像剤の温度を検出する
温度検出手段9を備え、該温度検出手段9は、分岐部
5、制御弁6とともに現像剤温度制御機構10を構成す
る。
面図、図2は同平面図で、図中、1は感光ドラム、2は
現像器、3は空打ち可能なフラッシュ定着器、4はブロ
ア、5は制御弁6を備えた分岐部、7は給紙部、8はス
タッカである。現像器2は収納現像剤の温度を検出する
温度検出手段9を備え、該温度検出手段9は、分岐部
5、制御弁6とともに現像剤温度制御機構10を構成す
る。
【0012】フラッシュ定着器3は、給紙部7から3つ
のルート111 ,112 ,113 を通り選択的に繰り出
された用紙に転写(図示しない転器により)されたトナ
ー像を定着するためのもので、その回りの空気は、ブロ
ア4により吸引されて排気管12を通り装置外に排出さ
れる。分岐部5は、排気管12の途中に設けられ、ブロ
ア4の排気を必要に応じ装置内へも排出することを可能
にしている。
のルート111 ,112 ,113 を通り選択的に繰り出
された用紙に転写(図示しない転器により)されたトナ
ー像を定着するためのもので、その回りの空気は、ブロ
ア4により吸引されて排気管12を通り装置外に排出さ
れる。分岐部5は、排気管12の途中に設けられ、ブロ
ア4の排気を必要に応じ装置内へも排出することを可能
にしている。
【0013】また、制御弁6は、分岐部5内に回動可能
に設けられ、図3に示す第1の位置と第2の位置とに位
置決めされるようになっている。これらの位置決めは、
制御弁6の基部の軸13を、現像器2に設けられた温度
検出手段9の検出結果に基き回動させることによって行
われる。
に設けられ、図3に示す第1の位置と第2の位置とに位
置決めされるようになっている。これらの位置決めは、
制御弁6の基部の軸13を、現像器2に設けられた温度
検出手段9の検出結果に基き回動させることによって行
われる。
【0014】温度検出手段9は現像剤の温度を検出す
る。この検出温度が所定値(例えば35℃)より高いと
きは、そのまま記録を開始するが、このとき制御弁6は
第1の位置に位置決めされ、ブロア4の排気は外部に排
出される。検出温度が所定値以下の場合(低温下で記録
を開始する場合)は、フラッシュ定着器3を所定時間空
打ちさせる。これにより現像剤の温度が所定値より高く
なったときは記録を開始する。このときの制御弁の位置
は第1の位置である。
る。この検出温度が所定値(例えば35℃)より高いと
きは、そのまま記録を開始するが、このとき制御弁6は
第1の位置に位置決めされ、ブロア4の排気は外部に排
出される。検出温度が所定値以下の場合(低温下で記録
を開始する場合)は、フラッシュ定着器3を所定時間空
打ちさせる。これにより現像剤の温度が所定値より高く
なったときは記録を開始する。このときの制御弁の位置
は第1の位置である。
【0015】フラッシュ定着器3を所定時間空打ちさせ
ても現像剤温度が所定値以下の場合は、制御弁6を第2
の位置に位置決めし、ブロア4の排気を装置内に導く。
この装置内に導かれた空気は高温であるため、現像剤の
温度は上昇する。そして、現像剤の温度が所定値より高
くなったら、制御弁6を第1の位置に位置決めして記録
を開始する。
ても現像剤温度が所定値以下の場合は、制御弁6を第2
の位置に位置決めし、ブロア4の排気を装置内に導く。
この装置内に導かれた空気は高温であるため、現像剤の
温度は上昇する。そして、現像剤の温度が所定値より高
くなったら、制御弁6を第1の位置に位置決めして記録
を開始する。
【0016】上述の過程における制御弁6の操作を適切
に行うためには、例えば温度検出手段の検出結果を表示
板等に表示し、これに基いて弁操作を行うようにすれば
良い。また、制御弁6の制御(第1,第2の位置への位
置決め)とフラッシュ定着器の空打ちを、温度検出手段
の検出結果に基いて自動的に行わせるようにすることも
できる。
に行うためには、例えば温度検出手段の検出結果を表示
板等に表示し、これに基いて弁操作を行うようにすれば
良い。また、制御弁6の制御(第1,第2の位置への位
置決め)とフラッシュ定着器の空打ちを、温度検出手段
の検出結果に基いて自動的に行わせるようにすることも
できる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、現
像剤の温度が所定値以下のときは、フラッシュ定着器に
空打ちを行わせるとともに、ブロアの排気を制御弁操作
により装置内に導くようにすることによって、現像剤温
度を所定値より高くすることができるため、従来問題と
なっていた印字かすれの発生を防止して印字品質を向上
させることが可能である。
像剤の温度が所定値以下のときは、フラッシュ定着器に
空打ちを行わせるとともに、ブロアの排気を制御弁操作
により装置内に導くようにすることによって、現像剤温
度を所定値より高くすることができるため、従来問題と
なっていた印字かすれの発生を防止して印字品質を向上
させることが可能である。
【図1】本発明の実施例の画像形成装置の概要を示す側
面図である。
面図である。
【図2】本発明の実施例の画像形成装置の概要を示す平
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施例の現像剤温度制御手段の作用説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の実施例の現像剤温度制御手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
2 現像器 3 フラッシュ定着器 4 ブロア 5 分岐部 6 制御弁 9 温度検出手段 10 現像剤温度制御機構 12 排気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 G03G 15/20 G03G 21/20
Claims (1)
- 【請求項1】 現像器(2)と、空打ち可能なフラッシ
ュ定着器(3)と、該フラッシュ定着器(3)の周囲の
高温空気を吸引して排気管(12)を介し装置外に排出
するブロア(4)とを備えた電子写真式画像形成装置に
おいて、 前記現像器(2)内の現像剤の温度を検出する温度検出
手段(9)を設け、 かつ、前記排気管(12)の途中に、前記ブロア(4)
の排気の装置内への排出をも可能にする分岐部(5)を
設けるとともに、 前記分岐部(5)に、前記ブロア(4)の排気を装置外
へ導く第1の位置と、該排気を装置内に導く第2の位置
とに位置決め可能な制御弁(6)を設け、 前記制御弁(6)を、画像形成開始時において第1の位
置にし、前記温度検出手段(9)の検出温度が所定値以
下のときは前記フラッシュ定着器(3)を空打ちさせ、
前記フラッシュ定着器(3)を空打ちさせた後における
前記温度検出手段(9)の検出温度が所定値以下のとき
は第2の位置に、それ以外のときは第1の位置に、それ
ぞれ位置決めすることによって現像剤の温度を制御する
ようにしたことを特徴とする現像剤温度制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111436A JP2990449B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 現像剤温度制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111436A JP2990449B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 現像剤温度制御機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04340572A JPH04340572A (ja) | 1992-11-26 |
JP2990449B2 true JP2990449B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=14561150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111436A Expired - Fee Related JP2990449B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 現像剤温度制御機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2990449B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08262958A (ja) * | 1995-03-27 | 1996-10-11 | Nec Corp | 電子写真記録装置の筐体内温度制御器 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3111436A patent/JP2990449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04340572A (ja) | 1992-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990831 |
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