JP2990443B2 - 回線接続方式 - Google Patents

回線接続方式

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JP2990443B2 JP2411929A JP41192990A JP2990443B2 JP 2990443 B2 JP2990443 B2 JP 2990443B2 JP 2411929 A JP2411929 A JP 2411929A JP 41192990 A JP41192990 A JP 41192990A JP 2990443 B2 JP2990443 B2 JP 2990443B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

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  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN網における回
線接続方式に関し、特にISDN網を介した端末と端末
の間の通信回線を確立する際における回線接続方式に関
するものである。
【0002】ISDN網における回線接続方式において
は、アクセスできる端末を特定することによって、情報
通信の機密性を確保できることが要望される。
【0003】
【従来の技術】ISDN網における従来の回線接続方式
においては、着呼があると、そのまま回線を接続して端
末と端末との間の通信回線を確立したのち、識別符号
(ID)の交換等の方法によって相手先を確認するよう
にしている。そのため、端末に対してアクセスできる他
の端末を特定することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ISDN網における従
来の回線接続方式においては、アクセスできる端末を特
定して通信回線を確立することができないため、接続を
希望しない端末との間においても通信回線が確立してし
まうため、情報通信の機密性を侵される恐れがあるとい
う問題があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、ISDN網を利用したネ
ットワークにおいて、呼設定(SETUP)メッセージ
受信時に、接続を許可されている相手局であるか否かを
照合し、許可されている相手局に対してのみ通信回線を
接続するとともに、接続を拒否した相手局に対しては接
続を拒否した理由を通知することができる回線接続方式
を提供することを目的としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自端末とI
SDN網との接続を制御するISDN回線接続装置にお
いて、接続を許可された相手端末のISDN番号を記憶
するテーブルと、ISDN網からの着呼時呼設定メッ
セージに含まれる相手端末のISDN番号とテーブルに
記憶されているISDN番号との照合をとる相手先確認
部と、接続拒否の理由を表示する理由表示部とを備え、
相手先確認部による照合一致時相手端末に接続メッセ
ージを返送して自端末をISDN網に接続し、照合不一
致時に、理由表示部から接続拒否の理由を解放完了メッ
セージに付加して相手端末へ送出する構成を有するもの
である。
【0007】
【作用】図1は本発明の原理的構成を示したものであっ
て、1はISDN網の端末、2はISDN網、3は自端
末1とISDN網2との接続を制御するISDN回線接
続装置である。
【0008】ISDN回線接続装置3は、メモリ部4
と、第1の処理部5と、スイッチ部6と、第2の処理部
7とを有している。メモリ部4は、自局のISDN番号
を記憶する自局番号記憶部11と、着局のISDN番号
を記憶する着局番号記憶部12と、予め接続を許可され
ている相手局番を記憶するテーブル13とを備えてい
る。第1の処理部5は、回線接続の処理を行う回線接続
部14と、相手端末が特定端末であることを確認する相
手先確認部15と、接続拒否の理由を表示する理由表示
部16とを有している。第2の処理部7は、回線状態を
監視する回線監視部17と、回線切断の処理を行う回線
切断処理部18とを備えている。
【0009】また図2は、本発明方式の作用を説明する
シーケンス図であって、(a)は接続を許可された相手
端末の回線接続装置からISDN網を介して本発明方式
の回線接続装置に着呼があった場合を示し、(b)は接
続を許可されていない相手端末の回線接続装置からIS
DN網を介して本発明方式の回線接続装置に着呼があっ
た場合を示している。
【0010】本発明方式の回線接続装置においては、ス
イッチ部6は着呼がないときはA側(第1の処理部5
側)に接続されている。ISDN網2を介してISDN
回線接続装置3に着呼があると、着呼(SETUP)メ
ッセージがスイッチ部6を経て第1の処理部5に入力さ
れることによって、この着呼メッセージを受けて相手先
確認部15が起動されるとともに、着呼メッセージ中の
発番号部分が着局番号の記憶部12に記憶される。相手
先確認部15は、着局番号記憶部12から発番号部分を
読み出して、着局のISDN番号がメモリ部4内のテー
ブル13に記憶されている相手局番号中に登録されてい
るか否を確認する。
【0011】受信した着呼メッセージ中の発番号が、記
憶されている接続可能な相手局番と一致すると回線接続
処理部14の処理が起動される。回線接続処理部14
は、まずISDN網2を介して相手端末に対して接続
(CONN)メッセージを送出する。次にスイッチ部6
をB側(端末1側)に切り替えて、ISDN網2と端末
1とを接続し、端末1とISDN網2との間の通信回線
を確立する。
【0012】通信回線の確立後は、第2の処理部7にお
いて回線監視部17が常時回線状態を監視する。相手端
末から回線切断メッセージを受けたときは、回線監視部
17は回線切断処理部18を起動して、正常に回線を切
断する処理を行う。このとき、スイッチ部6はB側から
A側に切り戻される。
【0013】受信した着呼メッセージ中の発番号がテー
ブル13に登録されていないときは、回線接続処理部1
4は解放完了(RELCOMP)メッセージを相手端末
に返送して、自端末(1)とISDN網(2)との接続
の処理を行わない。このとき、回線接続処理部14は理
由表示部16を起動することによって、接続拒否の理由
を示すコードを解放完了メッセージに乗せて送出するこ
とによって、通信回線接続を拒否した理由を明確にす
る。
【0014】従って本発明では、事前に接続を許可され
ている相手端末とのみ通信回線を接続することができ、
許可されていない相手先からのアクセスを拒否すること
ができるとともに、拒否の理由を相手端末に通知するこ
とができる。
【0015】
【実施例】図3は、本発明の一実施例を示したものであ
って、(a)は全体構成を示し、aは自端末、21は本
発明方式の回線接続装置、22は自端末a側の回線終端
装置(DSU)である。また、b,c,d,e,fは相
手端末を示し、231,232,233,234,235は各端
末b,c,d,e,fに対応する回線終端装置(DS
U)、241,242,243,244,245 は同じく回線接
続装置である。回線終端装置22,231,232,233,
234,235 は、それぞれISDN番号01,02,0
3,04,05,06を有している。また(b)は本発
明方式の回線接続装置21に設けられた、接続可能な相
手側ISDN番号を示すテーブルの内容を示している。
【0016】a局側に設置されている本発明方式の回線
接続装置21には、図3(b)に示すように、接続可能
な相手端末b,d,fに対応するISDN番号として、
02,04,06が登録されているものとする。
【0017】いま、a局に対してb局から着呼があった
場合には、b局のISDN番号02はa局に接続可能な
相手のISDN番号として登録されているので、a局は
b局に対して接続メッセージを返送するとともに、自局
の通信回線切替え用のスイッチを端末間通信に切り替え
て通信回線を確立する。a局に対してd局およびf局か
ら着呼があった場合も、b局からの場合と同様に、接続
可能な相手のISDN番号として登録されているので、
接続が行われて通信回線が確立される。
【0018】a局に対してc局から着呼があった場合に
は、c局のISDN番号04はa局に接続可能な相手の
ISDN番号として登録されていないので、a局はc局
に対して解放完了メッセージを返送し、通信回線を確立
しない。このとき、a局の回線接続装置21は、着呼に
対して拒否した理由を、理由表示として解放完了メッセ
ージに乗せて相手局に通知することができる。a局に対
してc局から着呼があった場合も、c局からの場合と同
様に、接続可能な相手のISDN番号として登録されて
いないので、接続が行われず通信回線が確立されない。
【0019】a局に登録する接続可能な相手のISDN
番号のテーブルは、ハードウエアのスイッチまたはピン
による設定としてもよく、またはリードオンリーメモリ
(ROM)に予め書き込んでこれを読み出す構成として
もよく、あるいは、端末からもしくは別に設けたコント
ローラからランダムアクセスメモリ(RAM)に書き込
んでこれを読み出す構成としてもよい。
【0020】図4は、本発明の他の実施例を示したもの
であって、(a)は全体構成を示し、gは自端末、31
は本発明方式の回線接続装置、32は自端末g側の回線
終端装置(DSU)である。また、h,i,j,kは相
手端末を示し、33は端末h,i,j,kに共通に設け
られた回線終端装置(DSU)、341,342,343,
4 は端末h,i,j,kにそれぞれ対応して設けられ
た回線接続装置である。回線終端装置32,33は、そ
れぞれISDN番号01,02を有している。さらに端
末h,i,j,kは、サブアドレス11,12,13,
14を有している。また(b)は本発明方式の回線接続
装置31に設けられた、接続可能な相手側ISDN番号
を示すテーブルの内容を示している。
【0021】図4の実施例においては、ISDN番号0
2を有する回線終端装置33に接続されている各端末の
うち、サブアドレス12,13を有するi局とj局だけ
が、自局に接続可能な相手のISDN番号としてg局の
テーブルに登録されているので、g局との間で通信回線
を確立することができる。一方、サブアドレス11,1
4を有するh局とk局は、自局に接続可能な相手のIS
DN番号としてg局のテーブルに登録されていないの
で、g局との間で通信回線を確立することができない。
なお、この場合の接続時および接続拒否時の手順は、図
3に示された実施例の場合と同様である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
端末とISDN網との接続を制御するISDN回線接続
装置において、着呼時、相手端末のISDN番号と予め
記憶されているISDN番号との照合一致によって自端
末をISDN網に接続するようにしたので、接続を許可
されていない端末からのアクセスに対して、回線を接続
して端末と端末との間の通信回線を確立したのち、識別
符号の交換等の方法によって相手先を確認する従来の回
線接続方式と異なり、端末−端末間通信回線確立前に相
手端末のアクセスを拒否することができるので、より高
い秘密保持効果を期待することができる。
【0023】また、現在行われている課金体系では、通
信回線確立後はすべて課金対象となるため、本発明方式
のように通信回線確立前に相手先の確認を終了するよう
にすることによって、通信費用節減の効果を得ることが
できる。
【0024】さらに、照合不一致による接続拒否時に
解放完了メッセージに接続拒否理由を付加して相手端末
へ送出するから、相手端末は接続拒否理由によって不要
なリトライ操作を防止し、接続可能の相手にダイヤルし
なおす契機を与えることできる。
【0025】このように本発明方式によれば、情報通信
の機密性の保護と効率化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明方式の作用を説明するシーケンス図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 端末 2 ISDN網 3 ISDN回線接続装置 13 テーブル 15 相手先確認部 16 理由表示部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 H04M 1/66 H04M 3/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自端末(1)とISDN網(2)との接
    続を制御するISDN回線接続装置(3)において、 接続を許可された相手端末のISDN番号を記憶するテ
    ーブル(13)と、 ISDN網からの着呼時呼設定メッセージに含まれる
    相手端末のISDN番号と前記テーブル(13)に記憶
    されているISDN番号との照合をとる相手先確認部
    (15)と 接続拒否の理由を表示する理由表示部(16)と を備
    え、前記相手先確認部(15)による照合一致時に相手端末
    に接続メッセージを返送して自端末をISDN網に接続
    し、照合不一致時に、前記理由表示部(16)から接続
    拒否の理由を解放完了メッセージに付加して相手端末へ
    送出する構成を有する ことを特徴とする回線接続方式。
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