JP2990350B2 - 二次覆工の施工方法 - Google Patents

二次覆工の施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドトンネル
に於ける二次覆工の施工方法に関する。
【0002】
【従来技術】シールド工法によるトンネル構築に際し、
一次覆工をセグメントの円環状組立により施工する場
合、一次覆工の防水性,防食性,内面平滑性などの覆工機
能を確保するために、通常、セグメント一次覆工の内側
にコンクリート打設による所謂コンクリート二次覆工が
施工されている。
【0003】コンクリート二次覆工の施工は、型枠の組
み立て解体,コンクリートの打設養生など施工が煩雑で
しかも工事期間が長く施工コストが高くつくばかりでな
く、管の腐食代や強度等の関係から覆工厚が20〜40
cm程度と大きくなり、その分、掘削坑の口径を大きくし
なければならず、施工効率があまり良くなかった。
【0004】この様な問題点を解消するために、特開平
2-308094号公報において、二次覆工を、樹脂塗
料塗布により施工するという提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】樹脂塗料塗布による二
次覆工は覆工厚が例えば2〜3mm程度であり、コンクリ
ート二次覆工に比し薄肉厚でよく、その分、掘削坑の口
径を小さくすることが可能になるが、次の点で尚満足す
べきものでなかった。
【0006】イ 管内の環境、特に下水の場合には腐食
されやすく、長期の使用に耐え得ない。
【0007】ロ 施工時に塗膜の品質にむらが出やす
く、特に厚みむら,ピンホール,混合不良などにより塗膜
が不均質となり、また薄肉厚(通常2〜3mm)により漏
水等の水圧に充分に対抗できず、覆工機能を早期に低下
乃至消失しやすい。
【0008】ハ 一次覆工の精度がそのまま仕上がり精
度となるため、セグメント間の目違いなどを最小限に抑
えるなど、一次覆工を高精度に行うことが必要になり、
更に内面の凹所(ボルトボックス,グラウトキャップ,セ
グメント目地など)の穴埋めをしなければならず、施工
負担が増大する。
【0009】ニ 高価な樹脂塗料の消費量が膨大とな
り、材料費が高い ホ ハ,ニの結果、施工コスト高となる。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を一掃し、耐
久性,施工性及び施工コストのいずれもを満足できる二
次覆工の施工方法を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、シールドトン
ネルの構築に際し、セグメントによる一次覆工施工後に
二次覆工を施工するための方法であって、上記一次覆工
内でプラスチック製の帯状体を管内製管機の適用により
螺旋状に巻回しつつ且つ一次覆工の内周面に密着させな
がら接着剤の適用により接着することにより、一次覆工
の内周面に沿って二次覆工としての管状ライニングを形
成することを特徴とする二次覆工の施工方法に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を添付
図面に基づき説明すると次の通りである。
【0013】図1は、本発明工法に於ける二次覆工の施
工状況を概略的に示し、セグメントの環状組み立てによ
り構築された円管状の一次覆工1内には、プラスチック
製の帯状体2を管軸方向に螺旋状に繰り出すための繰り
出し機3と、該帯状体2から一次覆工1内で二次覆工と
しての管状ライニング2Aを製管するための管内製管機
4とが設置されている。
【0014】帯状体2は帯状長尺でロール状巻き取りが
可能な程度の可撓性と製管後に管状形状を保持し得る程
度の剛性並びに弾性を有する硬質乃至半硬質プラスチッ
クから成形されている。上記プラスチックとしては、ポ
リ塩化ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレンなどを例示
できる。
【0015】帯状体2の肉厚は特に制限はないが、下記
のリブ付の場合にはリブの高さを含めて、通常は3〜3
0mm程度の範囲から二次覆工の口径等に応じ適宜選択決
定される。
【0016】帯状体2には、反発弾性を高めるために、
ピアノ線等のような反発弾性の大きい線材を長手方向に
延出し幅方向に適宜の間隔を存して並列するように備え
るようにしても良い。線材は予め帯状体と一体結合して
も良いし、或いは施工時に合体させるようにしても良
い。線状体は例えば帯状のものであってもよく、帯状の
場合には少なくとも1本備えられていればよい。
【0017】帯状体2はロール状に巻き取られた状態で
繰り出し機3に備えた回転支持体3a上に繰り出し可能
に支持される。
【0018】回転支持体3aは管軸方向に延出していて
先端部に管径方向に張り出された複数本例えば120°
間隔配置の支持アーム3a1を備え、該支持アーム3a
1に於いて帯状体2の巻き取りロール2′を内周側から
支えている。支持アーム3a1は上記巻き取りロール
2′の内周面に対し押し付け可能とするためにシリンダ
ー装置から構成され、内周面への押し付けで巻き取りロ
ール2′をしっかりと支持し得るようになっている。回
転支持体3aには駆動装置3cの作動をして回転を与え
ることが出来るようになっており、この回転で、巻き取
りロール2′の外周側から螺旋状に繰り出される帯状体
2の撚りを適宜解きほぐすことができるようになってい
る。繰り出し機3は自動走行が可能であって例えば前輪
3bが駆動輪例えばモータロールから構成され、該前輪
3bの駆動をして、例えば上記製管機4の製管速度と略
々等速で一次覆工1内を管軸方向に自動走行できるよう
になっている。
【0019】管内製管機4は上記帯状体2から一次覆工
1でその内周面に沿って螺旋管状の管状ライニング2A
を形成するためのものである。
【0020】帯状体から管状ライニングを形成するため
の管内製管機そのものは公知であり、既に各種の構成の
ものが提案されているが、シールドトンネルの二次覆工
は通常直径が2mを超えるような大口径となるため、本
発明施工方法に於いて適用される管内製管機4として
は、図1,3に示すように、作業員がその内部を通って
管軸方向に行き来できるような構成のものが適当であ
る。
【0021】図1,3に示された管内製管機4は一次覆
工1内に同心状に設置された管軸方向に移動可能な円筒
型の台車5を具備し、該台車5は例えば外周部の前部と
後部に設置された前後2組の走行部5a,5aにより一
次覆工1内に支持されている。走行部5aは各組に於い
て、例えば頂部と下部両側部との都合3個所に備えら
れ、自動走行を可能とするために、製管方向を基準に前
側の組の下部両側部の走行部は駆動輪5a1,5a1例
えばモータロールから構成されている。
【0022】台車5内には円筒型の回転筒6が同心状に
備えられ、該回転筒6は例えば前後両端部の位置で、そ
れぞれ円周方向に配置の複数個の支持ロール7により回
転自在に支持され、この支持状態の下に駆動装置8の作
動をして回転伝動機構8aを介し一次覆工1の中心軸線
を回転中心として回転を受ける構成になっている。支持
ロール7は図示の例では台車5側に取り付けられている
が、これに代え回転筒6側に取り付けるようにしてもよ
い。
【0023】回転筒6内は空洞であり、該空洞を通って
作業員は一次及び二次覆工内を管軸方向に自由に行き来
することができる。
【0024】管内製管機4は、回転筒6の回転につれ該
回転筒6から後方へはみ出した位置で一次覆工1の内周
面に沿って周回する帯状体送り出しロール9を備えてい
る。
【0025】上記送り出しロール9は、帯状体2を螺旋
状に巻回しつつ一次覆工1の内周面に密着させるための
ものであり、図3に示すように、管軸方向に延出する一
対の挟持ロール9a,9aを備え、少なくとも一方の挟
持ロール9aは積極駆動が可能で例えば駆動装置及び減
速機内蔵の所謂モータロールから構成され、挟持ロール
9a,9a間に挟持の帯状体2を、該ロール9の周回
(公転回転)方向と反対の方向に積極的に送り出しなが
ら一次覆工1の内周面に対し密着させることが出来る構
成になっている。
【0026】回転筒6には接着剤の供給機10が設置さ
れる。該供給機10は回転筒6の回転につれ一次覆工1
の内周面に沿って周回し、この周回中、供給管10aの
先端ノズル10bを通じ、送り出しロール9から送り出
された帯状体2の背面に対し一次覆工1の内周面への押
し付け密着直前で接着剤を供給することが出来る構成に
なっている。
【0027】供給管10aの基端側は、回転筒6の外周
面に備えた環状スイベル11を介し接着剤の供給ホース
12に接続され、該ホース12を通じ接着剤の供給を受
ける構成になっている。供給機10としては吹き付けタ
イプ或いは塗布タイプなど任意の供給方式を採用でき
る。
【0028】上記スイベル11は台車5と回転筒6間に
設置され、台車5に対し回転筒6を回動自在且つ管軸方
向へスライド移動しないように接続する働きをしてい
る。
【0029】図1,3に示す状態で、駆動装置8の作動
をして管内製管機4の回転筒6に例えば図3に矢符13
で示すように時計方向の回転を与えると、該回転筒6の
回転につれ送り出しロール9が一次覆工1の内周面に沿
って周回し、この周回につれ帯状体2が螺旋状に巻回さ
れて行く。
【0030】上記螺旋巻回と同時進行的に、送り出しロ
ール9の駆動により帯状体2を図3に矢符14で示すよ
うに反時計方向に該ロール9の周回速度よりも速い速度
で積極的に送り出して行くと、送り出された帯状体2は
上記の速度差により一次覆工1の内周面に押し付けられ
密着して行き、茲に螺旋巻回による螺旋管の製管と一次
覆工内周面への押しつけ密着が同時並行して進行して行
く。
【0031】上記帯状体2の背面には、一次覆工1の内
周面への押し付け密着の直前で供給機10の先端ノズル
10bより接着剤が供給されて行き、帯状体2は背面に
供給された接着剤により一次覆工1の内周面に接着され
る。
【0032】この様な送り出しロール9周回によるによ
る帯状体2からの螺旋管の製管と、同、送り出しロール
9駆動による帯状体2の一次覆工1内周面への押し付け
密着と、供給機10よりの帯状体2背面への接着剤の供
給とを同時並行的に進行させることにより、一次覆工1
内に螺旋管からなる二次覆工としての管状ライニング2
Aを形成して行くことが出来る。
【0033】因みに、管状ライニング2Aの形成は、帯
状体2が360°巻回される毎に帯状体2の幅を1ピッ
チとして進行して行くので、管内製管機4の台車5を上
記管状ライニング2Aの形成進行速度と等速で進行方向
へ走行移動させて行き、また帯状体繰り出し機3も同様
に適宜の速度で前方へ走行移動させて行くことにより、
上記の管状ライニング2Aの形成を支障なく継続するこ
とが出来る。
【0034】この様にして形成された管状ライニング2
Aは螺旋管から構成され、一次覆工1をトンネル内から
完全に隔離することに加えトンネル内への漏水を防止
し、且つ内周面が実質的に平滑であり、一次覆工の防水
性,防食性、内面平滑性等を確保する二次覆工として機
能する。
【0035】本発明施工方法に於いて、螺旋管ひいては
管状ライニングの形成に使用される帯状体2の横断面形
状は螺旋巻回により螺旋管を形成し得る構成を有する限
り特に制限されないが、その一例を示すと図4,5の通
りである。
【0036】図4に示された帯状体2は背面側に長手方
向に延出する多数本の略々T型のリブ2aを備え、幅方
向の両端部には内向きコ型の接合端部2bが形成され、
該接合端部2b同士の突き合わせにより、ジョイント部
2cが構成されるようになっている。
【0037】図5はジョイント部として重ね合わせタイ
プのものを示し、下側接合端部2b1はフラットで先端
に上向きの係止突条2b11を備え、上側接合端部2b
1′は外向きL型に立ち上がっていて先端に下向き突出
の係止突条2b11′を備え、接合端部2b1,2b
1′同士の重ね合わせによりジョイント部2c′を構成
できるようになっている。上下係止突条2b11,2b
11′はジョイント部2c′の外れ止めとして機能す
る。
【0038】本発明に於いて、帯状体2を一次覆工1側
に接着するための接着剤としては、両者に対し接着適性
を有するものであれば特に制限はなく、例えばモルタ
ル,樹脂モルタル,ウレタン樹脂系接着剤、エポキシ樹脂
系接着剤などを帯状体2や一次覆工1の材質に応じ選択
使用すればよい。
【0039】帯状体2が背面にT型のリブ2aを備えて
いる場合には、図4,5に示すように、該リブ2aが接
着剤層15内に食い込むので、リブ2aのアンカー効果
による接着強度の向上を期待できる。この場合、リブ2
aとしてはT型に代えL型等、アンカー部として機能で
きるような形状を有していればよい。
【0040】帯状体2は一次覆工に対し必ずしも全面接
着されている必要はなく、例えば図4,5に示すよう
に、帯状体2の幅方向の中央領域に於いて接着され、中
央の接着領域16の両側は非接着領域17,17として
そのまま残されていても良い。部分接着により接着剤の
消費量を節約できる。
【0041】部分接着の場合には、一次覆工1側からの
漏水により非接着領域17内の水圧が上がることが懸念
されるが、非接着領域17内の水圧が上がると、二次次
覆工を形成している管状ライニング2Aのジョイント部
2c(又は2c′)が水圧を受けて図4,5に仮想線で
概略的に示すように開き水圧を解放し安全弁として機能
するので、管状ライニング2Aを水圧から保護すること
ができる。一方、通常時はジョイント部2cまたは2
c′は閉じ密閉状態を保持しているので、二次覆工とし
ての機能を支障なく保持できる。
【0042】接着剤は施工現場において必ずしも供給す
る必要はなく、図6に示すように、工場生産時に帯状体
2の背面に予め塗布しておいても良い。
【0043】この場合、接着剤としては不乾性タイプ、
所謂粘着剤が適用され、粘着剤層18は施工時に一次覆
工1の内面に密着される直前まで剥離紙19により保護
されている。
【0044】図7は一次覆工1内面への密着直前で剥離
紙19を剥ぎ取っている状況を概略的に示し、該剥離紙
19は送り出しロール9の通過後すぐに、積極駆動例え
ばモータロール型の剥ぎ取りロール20により巻き取ら
れ、取り除かれて行く。その他の構成は先の実施例のも
のと実質的に異なるところがない。
【0045】本発明に於いては、図8に示すように、図
1とは反対の方向から施工することが出来る。 この場
合、接着剤の供給機10は管内製管機4とは別に設置す
るようにしても良い。供給機10は例えばモータロール
型の自動走行部21を備え、管内製管機4と等速で一次
覆工1内を走行移動する。その他の構成は図1に示す実
施形態の場合と実質的に異なるところがない。
【0046】
【発明の効果】本発明施工方法によれば、次の効果が得
られる。
【0047】A 管状ライニングの形成に使用される帯
状体はプラスチック成形材であり耐久性に優れるので、
これより組み立てられた二次覆工としての管状ライニン
グも耐久性に優れたものとなり、覆工機能を長期間持続
保持できる。
【0048】B 帯状体からの螺旋管の製管により二次
覆工を形成できると共に、二次覆工が仕上がり面となる
ので、一次覆工の仕上がり精度はラフでよく、しかも凹
所の穴埋め作業も必要でなくなり、施工が容易になる。
【0049】C 材料費が安価である。
【0050】D B,Cにより施工コストの引き下げが
可能になる。
【0051】E 二次覆工としての螺旋管ひいては管状
ライニングを形成している帯状体は一次覆工の内周面に
接着剤により接着固定されているので、一次覆工からの
漏水による地下水圧等の背圧に充分に対抗でき、二次覆
工としての機能を長期間持続保持できる。
【0052】F 二次覆工の施工厚は例えば3〜30mm
程度あれば充分であり、コンクリート二次覆工に比べは
るかに小さい施工厚でよく、その分、掘削坑の口径を小
さくでき施工効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工法の一実施状況を概略的に示す縦断面
図である。
【図2】繰り出し機を正面側から見た図である。
【図3】管内製管機を正面側から見た図である。
【図4】本発明施工方法に使用される帯状体の一例を示
す横断面図である。
【図5】同、他の一例を示す横断面図である。
【図6】接着剤として不乾性タイプの物を使用する場合
の一例を示す帯状体の横断面図である。
【図7】その施工状況を示す、図1に対応する図であ
る。
【図8】図1とは反対方向から本発明方法を実施してい
る状況を示す、図1に対応する図である。
【符号の説明】
1 一次覆工 2 帯状体 2′ 巻き取りロール 2A 管状ライニング 2a T型リブ 2b 接合端部 2b1 下側接合端部 2b1′ 上側接合端部 2c 突き合わせ型ジョイント部 2c′ 重ね合わせ型ジョイント部 3 繰り出し機 3a 回転支持体 3a1 支持アーム 3b 前輪 3c 駆動装置 4 管内製管機 5 台車 5a 走行部 5a1 駆動輪 6 回転筒 7 支持ロール 8 駆動装置 8a 回転伝動機構 9 帯状体送り出しロール 9a 挟持ロール 10 供給装置 10a 供給管 10b 先端ノズル 11 スイベル 12 供給ホース 13 矢符 14 矢符 15 接着剤層 16 接着領域 17 非接着領域 18 粘着剤層 19 剥離紙 20 剥ぎ取りロール 21 自動走行部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−61559(JP,A) 特開 平8−21194(JP,A) 特開 平7−189595(JP,A) 特開 平6−248890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 11/04 E21D 11/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールドトンネルの構築に於いて、セグメ
    ントによる一次覆工施工後に二次覆工を施工するに際
    し、一次覆工内でプラスチック製の帯状体から管状ライ
    ニングを製管しつつ二次覆工を施す施工装置であって、
    該施工装置は、 プラスチック製の帯状体を管軸方向に螺旋状に繰り出す
    ための繰り出し機と、 該繰り出し機から螺旋状に繰り出された帯状体から二次
    覆工としての管状ライニングを製管するための管内製管
    機とを備え、 該製管機は、一次覆工内に同心状に設置された管軸方向
    に移動可能な円筒型の台車と該円筒型台車内に同心状に
    設置された回転筒とを構成要素として含み、回転筒内は
    空洞で該空洞を通って作業員が管軸方向に行き来でき、 上記管状ライニングは接着剤供給機から供給される接着
    剤により一次覆工内面に接着できる構成になっている、
    ことを特徴とする二次覆工の施工装置
  2. 【請求項2】管内製管機は回転筒の回転につれ該回転筒
    から後方へはみ出した位置で一次覆工の内周面に沿って
    周回する帯状体送り出しロールを備え、該送り出しロー
    ルは管軸方向に延出する一対の挟持ロールから構成さ
    れ、少なくとも一方の挟持ロールは積極駆動が可能で、
    挟持ロール間に挟持の帯状体を該ロールの周回方向と反
    対の方向に積極的に送り出しながら一次覆工の内周面に
    対し密着させることができ、接着剤供給機は上記回転筒
    の回転につれ一次覆工の内周面に沿って周回し、この周
    回中、該供給機に備えた供給管の先端ノズルを通じ、送
    り出しロールから送り出された帯状体の背面に対し接着
    剤を供給できる構成になっていることを特徴とする請求
    項1記載の施工装置。
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