JP2990163B1 - 記憶表示装置 - Google Patents

記憶表示装置

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JP2990163B1
JP2990163B1 JP10204084A JP20408498A JP2990163B1 JP 2990163 B1 JP2990163 B1 JP 2990163B1 JP 10204084 A JP10204084 A JP 10204084A JP 20408498 A JP20408498 A JP 20408498A JP 2990163 B1 JP2990163 B1 JP 2990163B1
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Abstract

【要約】 【課題】 表示パネルが回転したとき半導体メモリ装置
のデータの読み出し開始点をCPU等で座標計算する必
要のない記憶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明による記憶表示装置は、半導体メ
モリ装置1と、書込装置2と、読出装置3と、表示パネ
ル6とにより構成される。半導体メモリ装置1のアドレ
スは、原点対称となるような正負の符号付きの座標値に
より表される。書込装置2は、座標値に正負の符号を付
けて半導体メモリ装置1にデータを書き込む。読出装置
3は、座標値に正負の符号を付けて半導体メモリ装置1
に記憶されたデータを読み出す。これにより、表示パネ
ルが回転したとき半導体メモリ装置のデータの読み出し
開始点をCPU等で座標計算する必要のない記憶表示装
置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶表示装置に関
し、特に半導体メモリ装置にデータを書き込み、かつ、
半導体メモリ装置のデータを読み出して表示する記憶表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記憶表示装置においては、アドレ
スはシーケンシャルに0番地から順にメモリ容量分を割
り当てられている。従来の記憶表示装置の1つとして、
例えば図17に示すような構成のものが知られている
(NECデータ・ブック“ダイナミックRAM”編p7
56の資料番号M10980JJ1V0DB00(第1
版))。この記憶表示装置は、メモリセルアレイ101
と、行デコーダ102と、列デコーダ103と、アンプ
104と、行アドレスバッファ105と、列アドレスバ
ッファ106とを有している。
【0003】また、従来の記憶表示装置の他の例とし
て、特開平8−140035号公報に記載されているも
のがある。図18は、その一例を示すブロック図であ
る。この記憶表示装置は、フィールドメモリ装置111
と、書き込みアドレスコントローラ112と、読み出し
アドレスコントローラ113と、マイコン114とを有
して構成されている。この記憶表示装置は、1つのフィ
ールドメモリ装置111で動画のビデオ信号の上下反転
処理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示される記憶表示装置においては、以下に示すよ
うな問題点がある。
【0005】第1の問題点は、表示パネルが回転したと
き、表示メモリ装置(フィールドメモリ等)のビデオ信
号の読み出し開始点をCPU等で座標計算させなければ
ならないため、CPUの処理負担が増大するということ
である。また、この処理をハードウェアで構成した場
合、回路構成が大規模となる。その理由は、表示パネル
等の表示装置に対しての表示メモリ装置の容量は、ほぼ
決まっているにもかかわらず、アドレスがシーケンシャ
ル構造となっているため、表示パネル等の表示装置を回
転させたとき、映像の表示開始位置を容易に捜し出せな
いためである。
【0006】第2の問題点は、表示パネル等の表示装置
が回転したとき、表示メモリ装置へのアドレスアクセス
の方法が書き込み時と読み出し時とで異なるということ
である。そのため、表示メモリ装置のアドレスカウンタ
は、書き込み用と読み出し用との2つの回路が必要とな
る。その理由は、表示メモリ装置のアドレスがシーケン
シャル構造となっているため、表示パネル等の表示装置
を回転させたとき、読み出したアドレスと読み出すアド
レスとの方向が書き込みアドレスと書き込み方向とで異
なるためである。
【0007】第3の問題点は、表示メモリ装置のアドレ
スがシーケンシャル構造となっているため、アドレスア
クセスに必要なアドレスカウンタ回路のビット幅は、表
示メモリ装置のアドレス容量分必要なことである。この
ため、アドレスカウンタ回路は大規模となり、全ビット
テストするテスト回路も複雑となりテスト時間も長くな
る。その理由は、表示メモリ装置のアドレスがシーケン
シャル構造であり対称性がないためである。
【0008】本発明の第1の目的は、表示パネルが回転
したとき、半導体メモリ装置のデータの読み出し開始点
をCPU等で座標計算する必要のない記憶表示装置を提
供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、回路規模が小さい
記憶表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、半導体メモリ装置と、半導
体メモリ装置にデータを書き込む書込装置と、半導体メ
モリ装置に書き込まれたデータを読み出す読出装置と、
読出装置により読み出されたデータを表示する表示装置
とを備える記憶表示装置において、半導体メモリ装置の
アドレスは、X座標とY座標の絶対値がX軸とY軸との
交点で点対称であり、X座標とY座標の符号が各々Y軸
とX軸を境界に異なる正負の符号付きの座標値により表
され、書込装置は、半導体メモリ装置のアドレスにデー
タを書き込み、読出装置は、半導体メモリ装置に書き込
まれたデータの座標値の符号を反転させて読み出すこと
により、X軸又はY軸に対して反転させたデータを表示
装置へ出力することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、書込装置は、半導体メモリ装置のX座標ア
ドレスの絶対値を保持するX軸アドレス絶対値カウンタ
と、半導体メモリ装置のY座標アドレスの絶対値を保持
するY軸アドレス絶対値カウンタと、X軸アドレス絶対
値カウンタおよびY軸アドレス絶対値カウンタのX座標
アドレスの絶対値およびY座標アドレスの絶対値に正負
の符号を付与する書込用正負符号付与回路とで構成さ
れ、読出装置は、X軸アドレス絶対値カウンタと、Y軸
アドレス絶対値カウンタと、X軸アドレス絶対値カウン
タおよびY軸アドレス絶対値カウンタのX座標アドレス
の絶対値およびY座標アドレスの絶対値に正負の符号を
付与する読出用正負符号付与回路とにより構成されてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、半導体メモリ装置
と、半導体メモリ装置にデータを書き込む書込装置と、
半導体メモリ装置に書き込まれたデータを読み出す読出
装置と、読出装置により読み出されたデータを表示す
示装置とを備える記憶表示装置において、半導体メモ
リ装置のアドレスは、X座標とY座標の絶対値がX軸と
Y軸との交点で点対称であり、X座標とY座標の符号が
各々Y軸とX軸を境界に異なる正負の符号付きの座標値
により表され、書込装置は、半導体メモリ装置のY座標
に対し順次X座標上にデータを書き込み、読出装置は、
半導体メモリ装置のX座標値に対し順次Y座標上のデー
タを読み出すことにより、半導体メモリ装置に書き込ま
れたデータを90度回転させたデータを表示装置へ出力
することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、書込装置は、半導体メモリ装置のX座標ア
ドレスの絶対値を保持するX軸アドレス絶対値カウンタ
と、半導体メモリ装置のY座標アドレスの絶対値を保持
するY軸アドレス絶対値カウンタと、X軸アドレス絶対
値カウンタおよびY軸アドレス絶対値カウンタのX座標
アドレスの絶対値およびY座標アドレスの絶対値に正負
の符号を付与する書込用正負符号付与回路とで構成さ
れ、読出装置は、X軸アドレス絶対値カウンタと、Y軸
アドレス絶対値カウンタと、X軸アドレス絶対値カウン
タおよびY軸アドレス絶対値カウンタのX座標アドレス
の絶対値およびY座標アドレスの絶対値に正負の符号を
付与する読出用正負符号付与回路とにより構成されてい
ることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、半導体メモリ装置
と、半導体メモリ装置にデータを書き込む書込装置と、
半導体メモリ装置に書き込まれたデータを読み出す読出
装置と、読出装置により読み出されたデータを表示す
示装置とを備える記憶表示装置において、半導体メモ
リ装置のアドレスは、X軸とY軸の各象限で、対応する
X座標とY座標の絶対値が同一であり、X座標とY座標
の符号が各々Y軸とX軸を境界に異なる正負の符号付き
の座標値により表され、書込装置は、半導体メモリ装置
の座標値にデータを書き込み、読出装置は、半導体装置
に書き込まれたデータの座標値の符号を反転させて読み
出すことにより、象限間を入れ替えたデータを表示装置
へ出力することを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、書込装置は、半導体メモリ装置のX座標ア
ドレスの絶対値を保持するX軸アドレス絶対値カウンタ
と、半導体メモリ装置のY座標アドレスの絶対値を保持
するY軸アドレス絶対値カウンタと、X軸アドレス絶対
値カウンタおよびY軸アドレス絶対値カウンタのX座標
アドレスの絶対値およびY座標アドレスの絶対値に正負
の符号を付与する書込用正負符号付与回路とで構成さ
れ、読出装置は、X軸アドレス絶対値カウンタと、Y軸
アドレス絶対値カウンタと、X軸アドレス絶対値カウン
タおよびY軸アドレス絶対値カウンタのX座標アドレス
の絶対値およびY座標アドレスの絶対値に正負の符号を
付与する読出用正負符号付与回路とにより構成されてい
ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施
形態である記憶表示装置の構成を示すブロック図であ
る。本発明の実施形態である記憶表示装置は、2次元座
標を利用したものである。この記憶表示装置は、半導体
メモリ装置であるフィールドメモリ装置1と、書込装置
2と、読出装置3と、これらを制御するCPU4と、出
力バッファアンプ5で構成されている。書込装置2およ
び読出装置3は、フィールドメモリ装置1に接続されて
いる。CPU4は、フィールドメモリ装置1と書込装置
2および読出装置3に接続されている。出力バッファア
ンプ5は、フィールドメモリ装置1に接続されている。
【0017】書込装置2は、外部から入力されるアドレ
スデータに応答してフィールドメモリ装置1のメモリセ
ルにアクセスしてデータを書き込む。読出装置3は、外
部から入力されるアドレスデータに応答してフィールド
メモリ装置1のメモリセルにアクセスしてデータを読み
出す。書込装置2および読出装置3は、アドレスデータ
を2次元座標における正負符号付き座標値で表現してい
る。このアドレスデータは、図2に示すように構成され
ている。
【0018】例えば、フィールドメモリ装置1のデータ
を画像表示システムであるLCDパネル6で表示する場
合、画像表示部が原点対称となるようにX軸およびY軸
を設定する。座標は表示部のピクセル7に対応する。本
発明の記憶表示装置におけるアドレスビットの構成を図
3に示す。
【0019】図3は、アドレスデータのアドレスビット
幅を16bitとした場合に、X座標値を8bitと
し、Y座標を8bitにした場合を示している。
【0020】図4は、本発明の実施形態である記憶表示
装置の詳細な具体例を示す。可動式の表示パネルを備え
るVTR一体型カメラやデジタルスチルカメラにおい
て、表示パネルを撮影者自身に向けて撮影する、いわゆ
る対面撮影のとき、特に水平軸に対して表示パネルを回
転し(X軸に対して180度回転)、映像表示を行う場
合における記憶表示装置を示す。フィールドメモリ装置
1は、所定の容量を有しているものであり、アドレスが
2次元座標で表現されたデータ書込用アドレスとデータ
読出用アドレスとを有するデュアルポートRAMであ
る。フィールドメモリ装置1のアドレスは、原点対称と
なるような正負の符号付きの座標値により表わされる。
【0021】書込装置2は、X軸アドレスデコーダ8
と、X軸アドレス絶対値カウンタ9と、Y軸アドレスデ
コーダ10と、Y軸アドレス絶対値カウンタ11と、書
込用X軸正負符号付与回路12と、書込用Y軸正負符号
付与回路13とで構成されている。X軸アドレスデコー
ダ8は、アドレスデータのX軸アドレスを解読する。X
軸アドレス絶対値カウンタ9は、X軸アドレスデコーダ
8からの半導体メモリ装置1のX軸アドレスの絶対値を
保持する。Y軸アドレスデコーダ10は、アドレスデー
タのY軸アドレスを解読する。Y軸アドレス絶対値カウ
ンタ11は、半導体メモリ装置1のY軸アドレスの絶対
値を保持する。書込用X軸正負符号付与回路12は、デ
ータをフィールドメモリ装置1に書き込む時にX軸アド
レス絶対値カウンタ9のX軸アドレスの絶対値に正負の
符号を付与する。書込用Y軸正負符号付与回路13は、
データをフィールドメモリ装置1に書き込む時にY軸ア
ドレス絶対値カウンタ11のY軸アドレスの絶対値に正
負の符号を付与する。
【0022】読出装置3は、X座標アドレスデコーダ8
と、X軸アドレス絶対値カウンタ9と、Y軸アドレスデ
コーダ10と、Y軸アドレス絶対値カウンタ11と、読
出用X軸正負符号付与回路14と、読出用Y軸正負符号
付与回路15とで構成されている。読出用X軸正負符号
付与回路14は、フィールドメモリ装置1のデータを読
み出す時に、X軸アドレス絶対値カウンタ9のX軸アド
レスの絶対値に正負の符号を付与する。読出用Y軸正負
符号付与回路15は、フィールドメモリ装置1のデータ
を読み出す時に、Y軸アドレス絶対値カウンタ11のY
軸アドレスの絶対値に正負の符号を付与する。X軸アド
レス絶対値カウンタ9およびY軸アドレス絶対値カウン
タ11は、フィールドメモリ装置1の座標値で表現され
たアドレスの絶対値を連続してカウントすることができ
る。X軸アドレス絶対値カウンタ9およびY軸アドレス
絶対値カウンタ10のカウント値は、パネル表示部の走
査線方向に従い連動して動作する。
【0023】図2および図4に示すように、X軸アドレ
ス絶対値カウンタ9の値がY軸を越える時と、左(右、
上、下)端から右(左、下、上)端にカウンタ値が至っ
た時に、符号ビットが動作するように制御する。また、
Y軸アドレス絶対値カウンタの値11がX軸を超える時
と左(右、上、下)端から右(左、下、上)端にカウン
タ値が至った時、符号ビットが動作するよう制御する。
また書き込み開始及び書き込み終了座標値、読み出し開
始及び読み出し終了座標値がCPU等で任意に設定でき
るような構成とする。
【0024】X軸アドレス絶対値カウンタ9およびY軸
アドレス絶対値カウンタ11は、例えば、アップおよび
ダウン切り替え機能とデータロードの機能とイネーブル
機能とがあれば実現できる。また、書込用X軸正負符号
付与回路12と書込用Y軸正負符号付与回路13と読出
用X軸正負符号付与回路14および読出用Y軸正負符号
付与回路15は、例えば、トグルフリップフロップなど
で、特定の状態(座標軸を超える時、最端に至った時)
に反転する構成とするとよい。
【0025】次に、本発明の他の実施形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。図5に示すように被写体16とカ
メラ17と撮影者18とが位置している時、撮影者が撮
影内容を表示パネルで確認する時の映像は、フィールド
メモリ装置1へビデオ信号を書き込んだ順にフィールド
メモリ装置1から読み出し、表示パネル部へ映像表示を
行う。この時は、図4において書込用X軸正負符号付与
回路12と書込用Y軸正負符号付与回路13と読出用X
軸正負符号付与回路14および書込用Y軸正負符号付与
回路15の符号は図6に示すよう等しく動作する。
【0026】表示パネルが水平軸に対して180度回転
させた時、すなわち、撮影者が自分自身を撮影する対面
撮影をした時、表示パネルの走査線の方向に従ってビデ
オ信号を出力するには、図7に示すようにフィールドメ
モリ装置1への書き込みに対して上下左右を反転させて
読み出す。ビデオ信号の書き込みは、通常、図6と同様
である。このため書込用X軸正負符号付与回路12と書
込用Y軸正負符号付与回路13と読出用X軸正負符号付
与回路14および書込用Y軸正負符号付与回路15の符
号は、図7に示すように相反する符号となるよう動作す
る。
【0027】次に、本発明の他の実施形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。本発明の記憶表示装置の基本的な
構成は、上記の通りである。図11と図4を参照する
と、カーナビゲーションシステム等においては、乗車し
ている車両等の進行方向が常に表示パネルの上部を向い
ているように地図が表示される。
【0028】今、図2のようにフィールドメモリ装置1
に地図データが記録されているとき、乗車している車両
等が右折、左折、回転した場合、フィールドメモリ装置
1への読み出しアクセスは、Y軸方向に進行中のとき、
右折時に表示パネルの表示開始座標はフィールドメモリ
装置1の座標アドレス(−Xn、Yn)であり、表示パ
ネルの走査線向きに従ってアクセスするため、フィール
ドメモリ装置1の座標アドレス(−Xn、−Yn)方向
へ順次、読み出しアクセスを行う。
【0029】また、左折時(進行方向:Y軸方向)に
は、(Xn、−Yn)から(Xn、Yn)方向へ順次、
読み出しアクセスを行い表示パネルに地図情報を表示す
る。回転時(進行方向:Y軸方向)には、(−Xn、−
Yn)から(Xn、−Yn)方向へ順次、読み出しアク
セスを行い表示パネルに地図情報を表示する。
【0030】このように右折、左折、回転時において表
示開始点を示す符号だけを制御することによりアドレス
カウンタの構成を変更せずに表示パネルへ表示すること
ができる。
【0031】また、本実施形態で得られる効果は、従来
であれば表示向きが変化する毎に表示メモリのデータを
書き換えていた作業処理が不要となる。また、CPU処
理により表示開始位置と表示方向との処理計算がなされ
ていた場合においては、CPU処理の負担が軽減され
る。
【0032】次に、本発明の他の実施形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。本発明の実施形態である記憶表示
装置の基本的な構成は、上記の通りであるが座標アドレ
スの割り当て方を軸対称としたものである。
【0033】ビデオ編集等において左右反転処理、上下
反転処理を行うときの動作を図9および図4を参照して
説明する。図6が表示中の映像とする。この映像をスチ
ル画とした場合、図7のように左右反転させる時、図4
に示すフィールドメモリ装置1への読み出し時のアドレ
スアクセスは、X軸用アドレス絶対値カウンタ9とY軸
用アドレス絶対値カウンタ11と読出用X軸正負符号付
与回路14と読出用Y軸正負符号付与回路15とを介し
て図8のように動作して左右反転処理が行われる。
【0034】また、図9のような上下反転処理の場合
は、図4に示すフィールドメモリ装置1への読み出し時
のアドレスアクセスは、X軸用アドレス絶対値カウンタ
9とY軸用アドレス絶対値カウンタ11と読出用X軸正
負符号付与回路14と読出用Y軸正負符号付与回路15
とを介して図9のように動作して上下反転処理が行われ
る。表示映像が動画であるときは、前述した実施形態の
通り、本構成により実現できる。書き込み時のアドレス
アクセスの動作は図10に示す通りである。このよう
に、上下左右反転処理の効果は前述される本発明の実施
形態と同様の効果が得られる。
【0035】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。本発明の実施形態である記憶表示装置の基本的
な構成は、上記の通りであるが座標アドレスの割り当て
方を座標軸で区切られた各象限が面対称とした場合の実
施形態を示す。
【0036】座標アドレスを面対称とした場合のアドレ
スデータの概念は、図12で示したようになる。この場
合、X、Yの座標軸で区切られた4つの領域をX、Y座
標に符号を付けて表現して各領域が面対称となるよう座
標を配置する。また、任意の領域のX、Y座標数は、表
示するパネル、CRT等の水平方向の走査ピクセル数の
2分の1であり、垂直ライン数の2分の1である。
【0037】通常マルチ画面表示時は、図15に示すよ
うにビデオ信号の書き込みと読み出し時の動作を行う。
TV等の特殊表示においてマルチ画面を表示させ、映像
の入れ替えを行うとき、図16に示すような画像入れ替
えは符号処理だけで簡単に実現できる。ビデオ信号の読
み出し動作は、図13および図14に示すようX軸、Y
軸の符号だけを変更するだけで実現できる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の記憶表示装置によれば、メモリ装置のアドレスを座標
軸を使った原点対称としているので表示パネルの回転に
伴うメモリ装置からのビデオ出力順と出力方向とを2b
itの符号だけで制御できるから、表示パネルが回転し
たとき、半導体メモリ装置のデータの読み出し開始点を
CPU等で座標計算する必要がなくなる。
【0039】また、本発明の記憶表示装置によれば、ア
ドレスカウンタが書き込み側と読み出し側を兼用するこ
とができ、アドレスカウンタが従来2回路であったもの
が1回路で構成でき、また、アドレスカウンタ中のフリ
ップフロップ数が、従来のメモリ装置のアドレス容量が
32bit分必要であったとすれば14bit分とな
り、アドレスカウンタ部の素子面積は小さくなり、回路
設計は容易となり、テスト回路も小さく簡単なものにな
るので、回路規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態としての記憶表示装置
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態である記憶表示装置における
座標表示を説明するための図である。
【図3】本発明の実施形態である記憶表示装置における
X軸アドレスカウンタ値及びY軸アドレスカウンタ値を
説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態である記憶表示装置を詳細に
示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置の
動作を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置の
動作を説明するための図である。
【図7】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置の
動作を説明するための図である。
【図8】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置の
動作を説明するための図である。
【図9】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置の
動作を説明するための図である。
【図10】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
における座標表示を説明するための図である。
【図11】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
の動作を説明するための図である。
【図12】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
における座標表示を説明するための図である。
【図13】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
の動作を説明するための図である。
【図14】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
の動作を説明するための図である。
【図15】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
における画像表示を説明するための図である。
【図16】本発明の他の実施形態としての記憶表示装置
における画像表示を説明するための図である。
【図17】従来の記憶表示装置を示すブロック図であ
る。
【図18】従来の他の記憶表示装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 フィールドメモリ装置 2 書込装置 3 読出装置 4 CPU 5 出力バッファアンプ 6 LCDパネル 7 ピクセル 8 X軸アドレスデコーダ 9 X軸アドレス絶対値カウンタ 10 Y軸アドレスデコーダ 11 Y軸アドレス絶対値カウンタ 12 書込用X軸正負符号付与回路 13 書込用Y軸正負符号付与回路 14 読出用X軸正負符号付与回路 15 読出用Y軸正負符号付与回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/14 H04N 5/907 B H04N 5/907 G06F 15/64 450F (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/36 G06T 1/60 G09G 3/20 G09G 5/00 G09G 5/14 H04N 5/907

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリ装置と、 該半導体メモリ装置にデータを書き込む書込装置と、 前記半導体メモリ装置に書き込まれた前記データを読み
    出す読出装置と、 該読出装置により読み出された前記データを表示する表
    示装置とを備える記憶表示装置において、 前記半導体メモリ装置のアドレスは、X座標とY座標の
    絶対値がX軸とY軸との交点で点対称であり、前記X座
    標と前記Y座標の符号が各々前記Y軸と前記X軸を境界
    に異なる正負の符号付きの座標値により表され、 前記書込装置は、前記半導体メモリ装置の前記アドレス
    に前記データを書き込み、 前記読出装置は、前記半導体メモリ装置に書き込まれた
    前記データの座標値の符号を反転させて読み出すことに
    より、前記X軸又は前記Y軸に対して反転させたデータ
    を前記表示装置へ出力する ことを特徴とする記憶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記書込装置は、前記半導体メモリ装置
    のX座標アドレスの絶対値を保持するX軸アドレス絶対
    値カウンタと、 前記半導体メモリ装置のY座標アドレスの絶対値を保持
    するY軸アドレス絶対値カウンタと、 前記X軸アドレス絶対値カウンタおよび前記Y軸アドレ
    ス絶対値カウンタのX座標アドレスの絶対値およびY座
    標アドレスの絶対値に正負の符号を付与する書込用正負
    符号付与回路とで構成され、 前記読出装置は、前記X軸アドレス絶対値カウンタと、 前記Y軸アドレス絶対値カウンタと、 前記X軸アドレス絶対値カウンタおよび前記Y軸アドレ
    ス絶対値カウンタのX座標アドレスの絶対値およびY座
    標アドレスの絶対値に正負の符号を付与する読出用正負
    符号付与回路とにより構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の記憶表示装置。
  3. 【請求項3】 半導体メモリ装置と、 該半導体メモリ装置にデータを書き込む書込装置と、 前記半導体メモリ装置に書き込まれた前記データを読み
    出す読出装置と、 該読出装置により読み出された前記データを表示する表
    示装置とを備える記憶表示装置において、 前記半導体メモリ装置のアドレスは、X座標とY座標の
    絶対値がX軸とY軸との交点で点対称であり、前記X座
    標と前記Y座標の符号が各々前記Y軸と前記X軸を境界
    に異なる正負の符号付きの座標値により表され、 前記書込装置は、前記半導体メモリ装置の前記Y座標に
    対し順次前記X座標上に前記データを書き込み、 前記読出装置は、前記半導体メモリ装置のX座標値に対
    し順次前記Y座標上のデータを読み出すことにより、前
    記半導体メモリ装置に書き込まれた前記データを90度
    回転させたデータを前記表示装置へ出力する ことを特徴
    とする記憶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記書込装置は、前記半導体メモリ装置
    のX座標アドレスの絶対値を保持するX軸アドレス絶対
    値カウンタと、 前記半導体メモリ装置のY座標アドレスの絶対値を保持
    するY軸アドレス絶対値カウンタと、 前記X軸アドレス絶対値カウンタおよび前記Y軸アドレ
    ス絶対値カウンタのX座標アドレスの絶対値およびY座
    標アドレスの絶対値に正負の符号を付与する書込用正負
    符号付与回路とで構成され、 前記読出装置は、前記X軸アドレス絶対値カウンタと、 前記Y軸アドレス絶対値カウンタと、 前記X軸アドレス絶対値カウンタおよび前記Y軸アドレ
    ス絶対値カウンタのX座標アドレスの絶対値およびY座
    標アドレスの絶対値に正負の符号を付与する読出用正負
    符号付与回路とにより構成されていることを特徴とする
    請求項3記載の記憶表示装置。
  5. 【請求項5】 半導体メモリ装置と、 該半導体メモリ装置にデータを書き込む書込装置と、 前記半導体メモリ装置に書き込まれた前記データを読み
    出す読出装置と、 該読出装置により読み出された前記データを表示する表
    示装置とを備える記憶表示装置において、 前記半導体メモリ装置のアドレスは、X軸とY軸の各象
    限で、対応するX座標とY座標の絶対値が同一であり、
    前記X座標と前記Y座標の符号が各々前記Y軸と前記X
    軸を境界に異なる正負の符号付きの座標値により表さ
    れ、 前記書込装置は、前記半導体メモリ装置の前記座標値に
    前記データを書き込み、 前記読出装置は、前記半導体装置に書き込まれた前記デ
    ータの前記座標値の符号を反転させて読み出すことによ
    り、前記象限間を入れ替えたデータを前記表示装置へ出
    力する ことを特徴とする記憶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記書込装置は、前記半導体メモリ装置
    のX座標アドレスの絶対値を保持するX軸アドレス絶対
    値カウンタと、 前記半導体メモリ装置のY座標アドレスの絶対値を保持
    するY軸アドレス絶対値カウンタと、 前記X軸アドレス絶対値カウンタおよび前記Y軸アドレ
    ス絶対値カウンタのX座標アドレスの絶対値およびY座
    標アドレスの絶対値に正負の符号を付与する書込用正負
    符号付与回路とで構成され、 前記読出装置は、前記X軸アドレス絶対値カウンタと、 前記Y軸アドレス絶対値カウンタと、 前記X軸アドレス絶対値カウンタおよび前記Y軸アドレ
    ス絶対値カウンタのX座標アドレスの絶対値およびY座
    標アドレスの絶対値に正負の符号を付与する読出用正負
    符号付与回路とにより構成されていることを特徴とする
    請求項5記載の記憶表示装置。
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