JP2990134B2 - 半導体チップ、半導体試験装置及び半導体装置試験方法 - Google Patents

半導体チップ、半導体試験装置及び半導体装置試験方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハ
(以下、ウェーハと略す)上に整列状態に配置された半
導体チップ(以下、チップと略す)とその試験装置及び
試験方法に関し、特にチップを製造するウェーハ処理プ
ロセスにおける処理上の不具合或いはウェーハのハンド
リング等に起因する、電気的特性試験では必ずしも不良
とならない、部分的なパターン欠落を含むチップを、確
実に不良として除去できるようにしたチップと、その試
験装置及び試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部分的に外形形状が欠落している
チップについては、ウェーハ処理工程が終了した段階か
ら組立工程に至るまでの間に、目視チェックにより不良
マークを付ける或いは各チップに分割後であれば不良チ
ップのみを除く或いは逆に不良チップを残して良品チッ
プのみを他の容器に移し替える等々の方法で処理されて
いた。
【0003】この部分的に外形形状が欠落しているチッ
プについては、チップのエッジ部形状を光学的に検出し
て欠けのあるチップを識別し不良マークの検出を省略す
る方法が、特開昭56−98835号公報(以下、公知
例1とする)に開示されている。
【0004】また、部分的なパターン欠落を含むウェー
ハ上のチップについては、チップ外周部に複数のマーク
を設けて、これを電子ビームにより検出し、検出できな
いマークがあるチップについては、電子ビームによるパ
ターンの描画を行わないようにする方法が、特開昭59
−119832号公報(以下、公知例2とする)に開示
されている。
【0005】これらの公知例について、図面を参照して
簡単に説明する。
【0006】図6(A),(B)は、公知例1を説明す
るための図面で、分図(A)は、特別の措置を講じずに
製造されたウェーハ601のエッジ部の平面図であり、
分図(B)は、ペレットの外形形状を光学的に認識する
システムの模式的な概略ブロック図である。
【0007】公知例1においては、X−Yテーブル61
0と制御回路615の作用により所定の位置にセットさ
れたペレットをカメラ613で撮影してTVモニタ61
6にペレット像を投影し、ペレットの4隅部E1〜E4
と中央部T1とをそれぞれ独立して二値化信号にて走査
し、4隅部の有無を検出してペレットの外形形状の良否
を判定している。尚、ペレットの中央部T1にはウェー
ハ状態でのテストで不良判定されときに不良マークが付
けられる。そして、外形不良と判定された場合は、中央
部T1の不良マーク有無の判定結果を待つことなく次の
ペレットの検出に移行させている。
【0008】図7(A),(B)は、公知例2を説明す
るための図面で、分図(A)は、ホルダに載置されたウ
ェーハ701の一部を示す図であり、分図(B)は、有
効チップを検出する方法を説明するための図である。
【0009】公知例2においては、チップ702の周囲
の4隅にマークF1〜F4を設けておき、電子ビーム7
10を用いてこれらのマークF1〜F4を検出させ、全
てのマークを検出できたチップ702のみを有効チップ
と判定し、他のチップ712については、電子ビームに
よるパターンの描画を行わないようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通常、チップは、マス
ク(レティクル)を用いてウェーハ上にパターンが転写
され、形成されていく。この時、ウェーハの外周部にお
いて、パターンの一部が欠落した不成形チップが発生す
ることがある。通常は、このようなチップは外形形状も
欠落していてチップ外形形状の簡単な目視検査で不良判
定されたり、このパターン欠落によって内部配線の断線
或いは短絡等を引き起こし、チップの電気的特性試験で
不良判定される。しかし、チップの外形形状の欠落まで
には至らないが、1つのボンディングパッドの一部だけ
が形成されていない場合や、カバー膜が形成されていな
い場合等では、製品品質上は問題を内在していても、電
気的特性試験では良品と判定してしまう場合がある。
【0011】上述の公知例1に示される、部分的に外形
形状が欠落しているチップを処理する方法では、ペレッ
トエッジの形状のみを検出しており、チップの外形形状
の欠落までには至らない、製造装置で発生する成膜の欠
落やパターン欠落が検出されないという問題がある。
【0012】また、公知例2に示される、部分的なパタ
ーン欠落を含むウェーハ上のチップを処理する方法で
は、形成されたマークが崩れない段階、すなわち直後の
製造工程又は絶縁膜形成などの工程を経ない場合には有
効な手段であるが、製造工程を経るに従い絶縁膜などが
積層され、マーク信号が検出され難くなるためウェーハ
の最終工程において各層をトータル的に保証できないと
いう問題がある。
【0013】本発明は、チップを製造するウェーハ処理
プロセスの複数のパターン形成工程でチップ周辺部に認
識マークを形成し、この認識マークを光学的に検出する
ことにより、成膜欠落やパターン欠落のあるチップを不
良判定して除去し、製品品質を一層向上させることを目
的とする。
【0014】また、チップの電気的特性試験の際、事前
に光学的に検出した当該チップの認識マークに欠落があ
った場合、テストプログラムを実行することなく当該チ
ップを不良と判定して、測定に要する時間を短縮せしめ
るという他の目的もある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のチップは、ウェ
ーハ上に整列状態で配置・形成されており、このチップ
を製造するウェーハ処理プロセスの複数のパターン形成
工程のそれぞれにおいて同時に形成された所定の形状の
認識マークを、各チップの周辺部の前記各パターン形成
工程毎に対応させて定められた異なる位置に有してい
る。
【0016】また、本発明の半導体試験装置は、チップ
の電気的特性を試験するテスタ部と、ウェーハが搭載さ
れるX−Yステージとプローブカード等の測定治具を含
むプローバ部と、不良と判定された半導体チップに不良
マークを打点するマーキング部と、各半導体チップの
辺部の複数の異なる位置に形成された所定の形状の認識
マークを光学的に検出する認識マーク検出部と、前記半
導体チップの所定の認識マークが全て検出されたかを判
定し、全て検出できた場合は当該半導体チップの電気的
特性試験を開始する信号を前記テスタ部に送り、1つで
も検出できなかった場合は当該半導体チップの電気的特
性試験を実施することなく不良マークを打点するよう前
記マーキング部に不良打点信号を送る認識マーク判定部
とを含んでいる。
【0017】更に、本発明の半導体装置試験方法は、
導体チップの周辺部の複数の異なる位置に形成された所
定の形状の認識マークを光学的に検出し、少なくとも1
つの認識マークが検出できなかった場合、当該チップを
不良と判定して、不良マ−キングを行うようにしてい
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態のウェー
ハ上に整列状態で配置・形成されたチップを示す部分的
な平面模式図であり、図2は、図1のA部の拡大平面図
である。図3は、図1のチップを製造する模式的な製造
フローチャートである。
【0020】本発明のチップ2は、公知の成膜技術とリ
ソグラフィ技術を用いてウェーハ1上にパターン形成が
行われる。
【0021】図1,2,3を参照すると、本実施形態の
チップ2では、コンタクトホール形成工程で第1の認識
マーク11の形成が同時に行われ、以下第1の配線形成
工程で第2の認識マーク12が、ビアホール形成工程で
第3の認識マーク13が、第2の配線形成工程で第4の
認識マーク14がそれぞれ同時に形成されている。第1
〜第4の認識マーク11〜14は、十字マークの交叉部
をくり抜いたものを4分割したものが、チップ2の4隅
部へ配置された形状になるように形成されている。この
ようにパターン形成が終了した、ウェーハ1上のチップ
2の電気的特性試験に際しては、テストプログラムを実
行させる前に、当該チップ2の4隅部に配置された全て
の第1〜第4の認識マーク11〜14を光学的に検出
し、認識マークが1つでも検出されなかったときはテス
トプログラムを実行することなく当該チップ2を不良と
判定する。これにより、本実施形態のチップ2で、コン
タクトホール形成工程、第1の配線形成工程、ビアホー
ル形成工程及び第2の配線形成工程のいずれかにおい
て、各形成工程の前工程になる成膜工程での欠落も含め
てパターン欠落が生じたチップを不良として除去でき
る。
【0022】次に、図2を参照してパターン欠落の具体
例を模式的に説明する。
【0023】図2は、仮に第2の配線形成工程における
ウェーハの保持状態を示しているとする。(前工程であ
る、第2の配線膜形成工程であっても同様の結果とな
る。)ウェーハ1の周辺部のチップ21では、チップ外
形形状は所定の矩形を保っているが、製造装置のウェー
ハ保持治具31のためにボンディングパッド212の一
部に欠落が生じている。しかも、この程度の欠落であれ
ば、ボンディング線との接続強度等製品品質上の問題は
あるが、電気的特性試験ではチップ21が良品判定され
る可能性が十分ある。しかし、本実施形態のチップ21
は、ウェーハ保持治具31の押さえ領域32に覆われて
いるため、右下部のボンディングパッド212の一部
と、右下隅部の第1〜第4の認識マーク11〜14の中
の、ボンディングパッドが形成される第2の配線形成工
程で同時に形成される第4の認識マーク14とが、形成
されないことになる。従って、このチップ21は、電気
的特性試験では良品判定される可能性があるが、上述の
通り、その前の認識マークの光学的検出結果で不良判定
されるため、製品として流出することはない。
【0024】次に、本発明の第2の実施形態について、
図面を参照して説明する。
【0025】図4は、第2の実施形態の半導体試験装置
の概略構成を示すブロック図である。
【0026】本実施形態の半導体試験装置400は、チ
ップの電気的特性を試験するテスタ部410と、ウェー
ハが搭載されるX−Yステージ421とプローブカード
等の測定治具422と制御手段423を含むプローバ部
420と、不良と判定された前記半導体チップに不良マ
ークを打点するマーキング部430と、前記半導体チッ
プの前記認識マークの画像情報を光学的に取り込むカメ
ラ441、この取り込まれた画像情報から前記認識マー
クを検出する認識マーク検出手段442、前記半導体チ
ップの所定の認識マークが全て検出されたかを判定し、
全て検出できた場合は当該半導体チップの電気的特性試
験を開始する試験信号を前記テスタ部410に送って試
験を開始させ、1つでも検出できなかった場合は当該半
導体チップの電気的特性試験を実施することなく不良マ
ークを打点するよう前記マーキング部430に不良打点
信号を送る認識マーク判定手段443及びモニタを含む
認識マーク検出制御部440とを含んで構成されてい
る。
【0027】この半導体試験装置400の概略動作は、
次のようになる。
【0028】まず、所定のパターン形成工程で同時に形
成された認識マークを有するチップが配置された被測定
ウェーハ1をプローバ部420のX−Yステージ421
上に搭載し、被測定チップが所定の位置になるように制
御手段423によりX−Yステージ421が駆動・制御
される。次に認識マーク検出制御部440のカメラ44
1により、この被測定チップの画像情報が取り込まれ、
認識マーク検出手段442で前述の取り込まれた画像情
報から認識マークの検出が行われる。この認識マーク検
出手段442の検出結果を認識マーク判定手段443で
判定し、所定の認識マークが全て検出された場合は、認
識マーク制御部440からテスタ部410に試験開始信
号が送られ、テスタ部410に予め入力されているテス
トプログラムにより電気的特性試験が開始される。
【0029】電気的特性試験の結果が、良品判定であれ
ば当該チップの試験はそのまま終了となり、不良判定の
場合は、マーキング部430へ不良マーク打点信号を送
り当該チップに不良マークを打点させて当該チップの試
験が終了となる。
【0030】また、図2のチップ21のように所定の認
識マークに欠落がある場合は、認識マーク検出制御部4
40からマーキング部430へ不良マーク打点信号を送
り、電気的特性試験を行うことなく当該チップ21に不
良マークを打点させると共にテスタ部410には当該チ
ップの試験が終了したものと見なさせる信号を送る。
【0031】1つのチップの電気的特性試験が終了(見
なし終了も含めて)したら、次のチップが所定の位置に
なるようにプローバ部420の制御手段423にX−Y
ステージ421を駆動・制御させる。以降は、チップの
画像情報の取り込みからの手順が繰り返されるので説明
を省略する。
【0032】尚、本実施形態では、不良判定されたチッ
プに対し直後に不良マークを打点するように説明した
が、不良打点処理を行うことなく、試験結果をウェーハ
マップデータとして別途記憶装置等に格納しておき、こ
のウェーハマップデータに基づいて後工程の処理を実施
することも可能である。
【0033】次に、本発明の第3の実施形態について、
図を参照して説明する。
【0034】図5は、第3の実施形態の半導体装置試験
方法のフローチャートである。
【0035】図5を参照すると、本実施形態の半導体装
置試験方法は、ウェーハ上に整列状態に配列されたチッ
プを製造するウェーハ処理プロセスの複数のパターン形
成工程で各チップの周辺部の前記各パターン形成工程に
対応させて定められた異なる位置に、所定の形状の認識
マークが各パターンと同時に形成される認識マーク形成
ステップと、前記認識マークを光学的に検出するマーク
検出ステップと、該マーク検出ステップで当該半導体チ
ップ内に存在すべき前記認識マークが全て検出できたか
を判定する検出結果判定ステップと、該検出結果判定ス
テップで少なくとも1つの認識マークが検出されなかっ
たときには当該半導体チップに目印を付ける不良マーキ
ングステップとを含んでいる。
【0036】次に、本実施形態の半導体装置試験方法の
作用を図2,3,4,5を参照して説明する。
【0037】まず、認識マーク形成ステップS1で、各
チップの4隅部にコンタクトホール形成工程,第1の配
線形成工程,ビアホール形成工程及び第2の配線形成工
程にそれぞれ対応した第1〜第4の認識マーク11〜1
4がそれぞれのパターン形成と同時に形成される。
【0038】次に、マーク検出ステップS2では、認識
マーク形成ステップS1で各チップに形成されている第
1〜第4の認識マーク11〜14をカメラ441で撮影
し認識マーク検出手段442で検出する。
【0039】次の検出結果判定ステップS3では、各チ
ップ毎に存在すべき4隅部の第1〜第4の認識マーク1
1〜14をマーク検出ステップS2で全て検出できたか
が認識マーク判定手段443で判定される。
【0040】この検出結果判定ステップS3で少なくと
も1つの認識マークが検出されなかったときは、認識マ
ーク検出制御部440からマーキング部430に不良打
点信号が送られ、不良マーキングステップS4で当該チ
ップに不良を示す目印が付けられる。例えば、図2のチ
ップ21は、ボンディングパッド212のある隅部の少
なくとも第4の認識マーク14が形成されないので、当
然検出されることもなく、電気的特性試験を行うことな
く不良を示す目印が付けられる。
【0041】また、検出結果判定ステップS3で4隅部
の第1〜第4の認識マーク11〜14が全て検出された
ときは、認識マーク検出制御部440からテスタ部41
0に試験開始信号が送られ、テスタ部410に予め入力
されているテストプログラムにより電気的特性試験が開
始される。
【0042】上述の通り、マーク検出ステップS2以降
の作用は、第2の実施形態の半導体試験装置の動作と同
様であるので、以下の説明は省略する。
【0043】また、不良判定されたチップに対して、直
ちに不良打点処理を行うことなく、試験結果をウェーハ
マップデータとして別途記憶装置に格納しておき、この
ウェーハマップデータに基づいて後工程処理を実施する
ことが可能であるのも同様である。
【0044】
【発明の効果】上述の通り、本発明の半導体チップは、
ウェーハ処理プロセスの複数のパターン形成工程でチッ
プ周辺部に当該パターン形成と同時に認識マークが形成
されており、ウェーハ処理プロセス終了後の試験工程で
この認識マークを光学的に検出することにより、成膜欠
落やパターン欠落のあるチップを不良判定して除去でき
るので、製品品質を一層向上させられるという効果が得
られる。
【0045】また、チップの電気的特性試験の際、事前
に光学的に検出した当該チップの認識マークに欠落があ
った場合、テストプログラムを実行することなく当該チ
ップを不良と判定して、測定に要する時間を短縮できる
という他の効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のウェーハ上に整列状
態で配置・形成されたチップを示す部分的な平面模式図
である。
【図2】図1のA部の拡大平面図である。
【図3】図1のチップを製造する模式的な製造フローチ
ャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態の半導体試験装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の半導体装置試験方法
のフローチャートである。
【図6】公知例1を説明するための図面で、分図(A)
は、特別の措置を講じずに製造されたウェーハのエッジ
部の平面図であり、分図(B)は、ペレットの外形形状
を光学的に認識するシステムの模式的な概略ブロック図
である。
【図7】公知例2を説明するための図面で、分図(A)
は、ホルダに載置されたウェーハの一部を示す図であ
り、分図(B)は、有効チップを検出する方法を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1,601,701 ウェーハ 2,21,702,712 チップ 11,12,13,14 認識マーク 22,211,212 ボンディングパッド 31 ウェーハ保持治具 32 押さえ領域 400 半導体試験装置 410 テスタ部 420 プローバ部 421 X−Yステージ 422 測定治具 423 制御手段 430 マーキング部 440 認識マーク検出制御部 441,613 カメラ 442 認識マーク検出手段 443 認識マーク判定手段 610 X−Yテーブル 615 制御回路 616 TVモニタ 710 電子ビーム

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハ上に整列状態に配置・形
    成された半導体チップであって、前記半導体チップを製
    造するウェーハ処理プロセスの複数のパターン形成工程
    のそれぞれにおいて同時に形成された所定の形状の認識
    マークを、前記半導体チップの周辺部の前記各パター
    ン形成工程毎に対応させて定められた異なる位置に有
    ることを特徴とする半導体チップ。
  2. 【請求項2】 識マークが形成される位置が各半導
    体チップの4隅部である請求項1記載の半導体チップ。
  3. 【請求項3】 識マークは、円,楕円,矩形又は十字
    パターンを分割したものが各半導体チップの所定の位置
    に配置されたものである請求項1又は2記載の半導体チ
    ップ。
  4. 【請求項4】 半導体ウェーハ上に整列状態に配置・形
    成され且つ複数の所定の形状の認識マークが周辺部の異
    なる位置に設けられた半導体チップを試験する半導体試
    験装置であって、前記半導体チップの電気的特性を試験
    するテスタ部と、プローバ部と、不良と判定された前記
    半導体チップに不良マークを打点するマーキング部と、
    前記半導体チップの前記認識マークを光学的に検出し、
    前記半導体チップの所定の前記認識マークが全て検出さ
    れたかを判定し、全て検出できた場合は当該半導体チッ
    プの電気的特性試験を開始する信号を前記テスタ部に送
    り、1つでも前記認識マークを検出できなかった場合は
    当該半導体チップの電気的特性試験を実施することなく
    不良マークを打点するよう前記マーキング部に不良マー
    ク打点信号を送る認識マーク検出制御部とを含むことを
    特徴とする半導体試験装置。
  5. 【請求項5】 認識マーク検出制御部が、半導体チップ
    の画像情報を取り込むカメラとこの取り込まれた画像情
    報から認識マークを検出する認識マーク検出手段とこの
    認識マーク検出手段の検出結果から所定の前記認識マー
    クが全て検出されたかを判定する認識マーク判定手段と
    を含んで成る請求項4記載の半導体試験装置。
  6. 【請求項6】 半導体ウェーハ上に整列状態に配列され
    た半導体チップの所定の位置に形成されている認識マー
    クを光学的に検出するマーク検出ステップと、該マーク
    検出ステップで当該半導体チップ内に存在すべき前記認
    識マークが全て検出できたかを判定する検出結果判定ス
    テップと、該検出結果判定ステップで少なくとも1つの
    認識マークが検出されなかったときには当該半導体チッ
    プに目印を付ける不良マーキングステップとを含むこと
    を特徴とする半導体装置試験方法。
  7. 【請求項7】 半導体装置試験方法であって、半導体ウ
    ェーハ上に整列状態に配列された半導体チップを製造す
    るウェーハ処理プロセスの複数のパターン形成工程で各
    半導体チップの周辺部の前記各パターン形成工程に対応
    させて定めた異なる位置に所定の形状の認識マークを各
    パターンと同時に形成する認識マーク形成ステップを更
    に含み、前記マーク検出ステップで前記認識マークが光
    学的に検出される請求項6記載の半導体装置試験方法。
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