JP2989081B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成した
各色のトナー像を転写装置により転写材上に転写してカ
ラー画像を得るカラー画像形成装置に関し、特にその転
写装置に設けられた転写材担持体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】複数色のトナー像を重ね合わせることに
より転写材上にカラー画像を得るカラー画像形成装置に
は、像担持体上に帯電、露光、現像によってトナー像を
形成し、トナー像が得られる度に転写材上に転写する工
程を、各色について繰り返すことにより、転写材上に複
数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を得る方法が
ある。この種のカラー画像形成装置は、ドイツ特許26
07727号公報、特開昭50−50935号公報等に
記載された構成で実用化されている。
【0003】図6は、上記のカラー画像形成装置を示す
縦断面図であり、図示のように、装置内に像担持体とし
て感光ドラム1を備え、感光ドラム1の周囲には、ロー
ラ帯電器からなる一次帯電器3、複数の現像器を有する
回転式現像装置4、転写装置10A及びクリーナ26が
設置されている。又感光ドラム1の上方には、露光装置
を構成するレーザダイオード11、高速モータ12によ
って回転される多面鏡13、それとレンズ14及び折り
返しミラー15が配置される。
【0004】感光ドラム1は、直径40mmのアルミニ
ウムシリンダーの外周面に有機感光体(OPC)からな
る光導電体を塗布してなっている。光導電体はアモルフ
ァスSi、CdS、Se等でもよい。感光ドラム1は図
示しない駆動手段によって、100mm/秒の周速で図
示の矢印方向に回転される。
【0005】現像装置4は、その中心の回転軸9aの回
りに回転する支持体9を備え、支持体9にイエロー現像
器4a、マゼンタ現像器4b、シアン現像器4c及びブ
ラック現像器4dを設置してなっている。現像器4a、
4b、4c、4d内には、それぞ一成分現像剤のイエロ
ートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックト
ナーが収容されている。
【0006】各現像器4a、4b、4c、4d内には、
図7に示すように、その開口面5a、5b、5c、5d
に臨む箇所に、現像剤担持体として現像スリーブ8a、
8b、8c、8dが設置されている。更に各現像器4
a、4b、4c、4d内には、塗布ローラ6a、6b、
6c、6d、及びトナー規制部材7a、7b、7c、7
dが設置されている。現像スリーブ8a、8b、8c、
8dの回転に伴い、塗布ローラ6a、6b、6c、6d
により現像スリーブ8a、8b、8c、8d上にトナー
が塗布され、トナー規制部材7a、7b、7c、7dに
より塗布されたトナーを規制して、トナーに摩擦帯電電
荷が付与されると共に、現像スリーブ8a、8b、8
c、8d上に薄層のトナー層が形成される。このトナー
規制部材7a〜7dはトナーの帯電極性と反対に帯電す
る材料が好ましく、トナーが負極性に帯電される場合に
はナイロン等が、正極性に帯電される場合にはシリコー
ンゴム等が良い。
【0007】各現像器4a〜4dの現像スリーブ8a〜
8dの周速は、感光ドラム1に対する周速比で1.0〜
2.0倍の範囲となるように選択することが好ましい。
各現像器4a〜4dは感光ドラム1に面したときに、そ
れらの開口面5a〜5dが常に感光ドラム1に対向する
ように駆動される。これら現像器4a〜4dの駆動方法
の詳細は、特開昭50−93437号公報に記載されて
いる通りである。
【0008】転写装置10Aは転写材担持体として転写
ドラム10を備え、転写ドラム10の周囲には、吸着ロ
ーラ23、除電帯電器2、分離爪24、クリーナ27及
び除電ローラ28が配設されている。転写ドラム10
は、その外周面の一所に、転写材把持部材のグリッパ2
2を有している。転写ドラム10は図示しない駆動手段
によって、感光ドラム1と略同速で矢印方向に回転され
る。
【0009】画像形成装置は、上記構成にて、先ず、帯
電器3に−700Vの直流電圧に周波数700Hz、V
pp(ピークツウピーク電圧)−1500Vの交流電圧
を重畳した電圧を印加して、帯電器3により感光ドラム
1の表面を約−700Vに一次帯電する。次いで、レー
ザダイオード11に第1色目の例えばイエローの画像模
様に従った信号を入力してイエローの画像模様の光を発
生させ、光路16を通って感光ドラム1に照射して露光
し、感光ドラム1上に光照射部が略−100Vのイエロ
ーの画像模様の静電潜像が形成される。感光ドラム1上
に形成されたイエローの画像模様の静電潜像は、感光ド
ラム11の回転に伴い現像装置4と対向した現像部で、
そこに位置されたイエロー現像器4aによって現像さ
れ、感光ドラム1上に第1色目のイエロートナー像が形
成される。
【0010】一方、転写装置10Aの転写ドラム10に
転写材カセット17内から転写紙が、ピックアップロー
ラ18によって感光ドラム1の画像と同期して供給され
る。転写ドラム10は、供給された転写紙をグリッパ2
2によって把持して図の矢印方向に回転することによ
り、感光ドラム1と対向した画像転写部へ搬送する。画
像転写部へ搬送された転写紙は、図示しない電源により
転写ドラム10と感光ドラム1との間に印加された転写
電圧によって、感光ドラム1上のイエロートナー像が転
写される。
【0011】この転写と同時に転写電圧によって転写紙
に電荷が注入され、転写ドラム10の表面に転写紙が静
電吸着されて保持される。この転写ドラム10への転写
紙の静電吸着を強化するために、転写ドラム10の転写
紙の給紙部近くに前記の吸着ローラ23を設置して吸着
用の電圧を印加することにより、グリッパ22による把
持後に予め転写紙を静電吸着するようにされることが多
い。
【0012】イエロートナー像の転写が終了した感光ド
ラム1は、クリーナ26に設置したファーブラシ、ブレ
ード等のクリーニング部材によって表面の残留トナーを
清掃して除去した後、帯電器3による一次帯電以下の画
像形成操作が行なわれる。
【0013】以上のような感光ドラム1の一次帯電、露
光による静電潜像の形成、静電潜像の現像によるトナー
像の形成、得られたトナー像の転写紙上への重ね合わせ
た転写を、第2色目以降のマゼンタ、シアン、ブラック
についても行なうことにより、転写紙上にイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を重ね合わ
せて転写したカラー画像が得られる。
【0014】4色のトナー像の転写が終了した転写紙
は、次いで転写ドラム10の周囲に配置された除電帯電
器2によって除電した後、その下流側の分離爪24によ
り転写ドラム10から剥離して定着装置25に送られ
る。そしてそこで加熱及び加圧により4色のトナー像を
定着して、トナー像の混色及び転写紙への固定を行な
い、フルカラーの永久像とされた後、画像形成装置の機
外に排出される。好ましくは、転写紙が剥離された転写
ドラム10は、ファーブラシ、ウエブ等のクリーニング
部材を備えたクリーナ27によって表面の残留トナーが
清掃される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転写装置1
0Aの転写ドラム10は、図8に示すように、金属シリ
ンダーからなる芯金10a上に、柔軟な導電性の発泡ゴ
ムや発泡樹脂の発泡体からなる導電性弾性層10bを設
け、その上に導電層又は中抵抗層、本例では中抵抗層1
0cを設け、更にその上に誘電体層10dを設けてなっ
ている。
【0016】本例では、芯金10aはアルミニウム製シ
リンダーとされ、中抵抗層10cは、厚さ50〜100
μm、体積抵抗率108 〜1016Ω・cmの中抵抗のシ
ートを巻き付けて形成し、誘電体層10dは、誘電体シ
ートとして厚さ50〜100μmのPVdF(ポリフッ
化ビニリデン)フィルムを巻き付けて形成した。
【0017】この転写ドラム10と感光ドラム1とは接
触しており、それらの接触箇所で中心線方向に0.1〜
10.mmのニップを有し、転写ドラム10の表面が凹
んだ形になっている。図8に示すように、転写ドラム1
0が矢印方向に回転し、その転写ドラム10上に吸着ロ
ーラ23により転写紙Pが吸着されると、吸着ローラ2
3は解除して転写ドラム10から離れる。転写ドラム1
0上に担持された転写紙Pは、感光ドラム10の回転に
より画像転写部に搬送され、感光ドラム1に転写バイア
スを印加して感光ドラム1と転写ドラム10との間に形
成された転写電界により、感光ドラム1上のトナー像が
転写紙P上へ転移して転写される。
【0018】感光ドラム1上の第1色目のマゼンタトナ
ー像は、転写ドラム10の芯金10aに1.0kVの転
写バイアスを印加することにより転写し、転写ドラム1
0が1回転した後、次に第2色目のシアントナー像が
1.5kVの転写バイアスを印加することにより転写
し、順次、転写バイアスが可変され、第3色目のイエロ
ートナー像が転写バイアス2.0kVで転写され、第3
色目のブラックトナー像が転写バイアス2.5kVで転
写される。
【0019】しかしながら、上記従来の転写ドラム10
では、その導電性弾性層10bを構成する導電性の発泡
ゴム又は発泡樹脂が単独の発泡体になっているために、
転写ドラム10の表面を十分に柔軟にすることが難し
く、転写時に感光ドラム1と転写ドラム10との間に介
在する転写紙P及びトナー像に負荷がかかり、これが原
因で各色のトナー像を転写して得られたカラー画像に、
特にライン中央部の濃度薄を生じたり、画像乱れを生じ
るという欠点があった。
【0020】本発明の目的は、転写時に像担持体と転写
材担持体との間に介在する転写材及びトナー像に掛かる
負荷を軽減し、これらの負荷が原因で生じる濃度薄や画
像乱れをなくして、高品位なカラー画像を容易に得るこ
とができるカラー画像形成装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
カラー画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明
は、転写材担持体上に担持された転写材上に、像担持体
上に順次形成された各色のトナー像を順々に重ね合わせ
て転写する転写装置を備え、前記転写材担持体が、導電
性円筒上に導電性のゴム又は樹脂の発泡体からなる導電
性弾性層を設け、その上に導電層又は中抵抗層を設け、
更にその上に誘電体層を設けてなるカラー画像形成装置
において、前記転写材担持体の導電性弾性層を形成する
発泡体が連続発泡体であることを特徴とするカラー画像
形成装置である。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の画像形成装置の一実施例に
おける転写装置及びその周辺部を示す断面図である。本
発明の画像形成装置に設置された転写装置20Aの転写
ドラム20は、図6〜図8を参照して説明した従来の画
像形成装置に設置された転写装置10Aの転写ドラム1
0のときと同様、基本的に、基体の金属製芯金(金属製
シリンダー)20a上に、柔軟な導電性の発泡ゴム又は
発泡樹脂の発泡体からなる導電性弾性層20bを設け、
その上に導電層又は中抵抗層、本例では中抵抗層20c
を設け、更に誘電体層20dを形成してなっている。本
発明では、その導電性弾性層20bを連続発泡体で形成
したことが大きな特徴である。本発明の画像形成装置の
その他の構成は、図6〜図8の従来の画像形成装置と基
本的に同じで、図1において図8に付した符号と同一の
符号は同一の部材を示す。
【0023】本実施例では、転写ドラム20の芯金20
aは、アルミニウム製シリンダーとし、中抵抗層20c
は、プラスチック樹脂にカーボン又は低抵抗の酸化チタ
ン或いは酸化スズ等を分散した、体積抵抗率が108
1016Ω・cm、厚さが20〜200μmの材料を用い
て形成した。誘電体層20dは、厚さ50〜100μm
のPVdF(ポリフッ化ビニリデン)フィルムを巻き付
けて形成した。
【0024】又転写ドラム20の導電性弾性層20bを
形成する連続発泡体には、厚さ3.5mm、見掛け密度
0.040〜0.1g/cm3 の連続発泡した導電性の
ウレタンゴムを使用した。これを芯金20a上に巻き付
けて導電性弾性層20bを形成した。
【0025】本発明において、連続発泡とは、図2
(A)に示すように、発泡体である発泡ゴム又は発泡樹
脂R中で空気穴hが互につながって存在するような発泡
形態を意味する。これに対し、図8の従来の転写ドラム
10の導電性弾性層10bに使用していた単独発泡体の
単独発泡とは、図2(B)に示すように、発泡ゴム又は
発泡樹脂R中で空気穴hが独立して単独に存在するよう
な発泡形態を言う。
【0026】本実施例で使用した連続発泡のウレタンゴ
ムの電気抵抗値は、実抵抗値で20kΩ以下であった。
抵抗値の測定には、ローレスタ・プローブMCP−TP
03P(三菱油化(株)製)を使用した。又本連続発泡
ウレタンゴムの硬度を高分子計器(株)製アスカー硬度
計F型で測定したところ、硬度60°の数値を得た。
【0027】又本連続発泡ウレタンゴムについて圧縮試
験機により測定した荷重−歪み曲線を、単独発泡したC
Rゴムの荷重−歪み曲線と共に図3に示す。測定は、連
続発泡ウレタンゴムの試料として、断面円形(直径10
0mm)の短柱状の試料を用意し、これを試験機のロー
ドセル(圧力検知センサー)を付けた治具に取付けて最
大50kgまで加圧するか、又は圧縮歪みが2mmとな
るまで圧縮して行なった。
【0028】単独発泡したCRゴム(クロロプレンアク
リルゴム)の特性値は、発泡密度:0.2g/cm3
アスカー硬度Fタイプ:90°、電気抵抗値:10kΩ
である。
【0029】図3に示されるように、単独発泡したCR
ゴムの場合は、歪み量の増大に対してゴム自身に掛かる
荷重が直線的に増大している。これに対し、連続発泡し
たウレタンゴムの場合は、歪み量が増大してもゴム自身
に掛かる荷重は、ある一定値に達するとそれ以上増大せ
ず、然も小さい。これは、ゴム或いは樹脂に限らず、少
なくとも連続発泡した発泡体であれば生じる特性であ
る。
【0030】このようにウレタンゴム等の連続発泡体
は、歪みの増大に対して負荷(荷重)の増大を起こさな
い特性を有しており、このため、このような連続発泡体
による弾性層20bを形成した転写ドラム20によれ
ば、転写ドラム20と接触した感光ドラム1からの負荷
を弾性層20bで吸収でき、従って本発明によれば、感
光ドラム1と転写ドラム20との間に介在する転写紙P
及びトナー像への負荷を軽減することができる。
【0031】又感光ドラム1と転写ドラム20との接触
が強目になって、これらの間のニップ圧が多少増大した
としても、連続発泡体の弾性層20bではその負荷変動
を吸収できるので、弾性層20b側に掛かる負荷や転写
紙P、トナー像に掛かる負荷は変動が少なく、且つ一定
以上にならないので、画像は乱れることがなく鮮明にな
る。従って感光ドラム1に対する転写ドラム20の機械
的な設定精度も、弾性層に単独発泡体を用いた転写ドラ
ムを使用した場合に比べて、粗い精度で設定が可能にな
る。
【0032】本実施例において、上記の導電性の連続発
泡したウレタンゴムを導電性弾性層20bに用いた転写
ドラム20を転写装置20Aに組み込んで、図6の画像
形成装置に使用し、感光ドラム1上のトナー像の転写を
行なわせてカラー画像を形成し出力したところ、濃度が
均一で濃度ムラや濃度薄のない鮮明なカラー画像が得ら
れた。
【0033】図4は、本発明の画像形成装置の他の実施
例における転写装置及びその周辺部を示す断面図であ
る。本実施例では、図1に示した転写装置20Aの転写
ドラム20において、導電性の連続発泡したウレタンゴ
ムからなる導電性弾性層20bの代わりに、導電性の連
続発泡したCRゴム又はEPDMゴム(エチレンプロピ
レンジエンメチレンゴム)からなる導電性弾性層20
b′を使用したことが特徴である。本実施例のその他の
構成は図1に示した実施例と基本的に同じで、図4にお
いて図1に付した符号と同一の符号は同一の部材を示
す。
【0034】連続発泡したCRゴム及びEPDMゴムに
ついての荷重−歪み曲線を図5に示す。図5には、図3
に示した連続発泡したウレタンゴムの荷重−歪み曲線を
参考に再度掲げる。
【0035】図5に示されるように、連続発泡したCR
ゴム、EPDMゴムは連続発泡体であるが故に、いずれ
も、歪み量が増大してもゴム側に掛かる負荷(荷重)は
一定以上増大することはなく、前述したのと同様に、転
写ドラム20と感光ドラム1との間に介在する転写紙P
及びトナー像の負荷も軽減されるので、画像が乱れるこ
とがなく、高品位な画像が得られる。
【0036】本発明で用いたウレタンゴム、CRゴム及
びEPDMゴムについて、その連続発泡体及び単独発泡
体(但し、ウレタンゴムは連続発泡体のみ。現状では連
続発泡体のみ存在)の密度、アスカー硬度及び電気抵抗
値をまとめて表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、転写装置に設けられた転写材担持体の導電性
弾性層を、導電性の連続発泡したウレタンゴム等の連続
発泡体で形成したので、転写時に像担持体と転写材担持
体との間に介在する転写材及びトナー像に掛かる負荷を
軽減し、各色のトナー像の転写を良好に行なって、濃度
薄や画像乱れのない高品位なカラー画像を容易に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例における転写
装置及びその周辺部を示す断面図である。
【図2】本発明で転写装置の転写ドラムの弾性層に用い
た連続発泡体及び従来用いている単独発泡体の発泡形態
を示す説明図である。
【図3】図1の転写装置の転写ドラムの弾性層に用いた
連続発泡したウレタンゴムの荷重−歪み曲線を、単独発
泡のCRゴムの荷重−歪み曲線と共にに示すグラフであ
る。
【図4】本発明の画像形成装置の他の実施例における転
写装置及びその周辺部を示す断面図である。
【図5】図4の転写装置の転写ドラムの弾性層に用いた
連続発泡したCRゴム及びEPDMゴムの荷重−歪み曲
線を示すグラフである。
【図6】従来の画像形成装置の全体を示す断面図であ
る。
【図7】図6の画像形成装置に設置された現像装置を示
す断面図である。
【図8】図6の画像形成装置における転写装置及びその
周辺部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 3 一次帯電器 4 現像装置 20 転写ドラム 20a 金属シリンダー 20b 導電性弾性層 20c 中抵抗層 20c′ 中抵抗層 20d 誘電体層 20A 転写装置 22 グリッパ 23 吸着ローラ P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−6988(JP,A) 特開 平4−218085(JP,A) 特開 平4−285979(JP,A) 特開 平3−249660(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16 103 G03G 15/02 101 G03G 15/08 501 G03G 21/06 G03G 15/01 114

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材担持体上に担持された転写材上
    に、像担持体上に順次形成された各色のトナー像を順々
    に重ね合わせて転写する転写装置を備え、前記転写材担
    持体が、導電性円筒上に導電性のゴム又は樹脂の発泡体
    からなる導電性弾性層を設け、その上に導電層又は中抵
    抗層を設け、更にその上に誘電体層を設けてなるカラー
    画像形成装置において、前記転写材担持体の導電性弾性
    層を形成する発泡体が連続発泡体であることを特徴とす
    るカラー画像形成装置。
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