JP2987416B2 - 検体の処理経過記録装置 - Google Patents

検体の処理経過記録装置

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JP2987416B2
JP2987416B2 JP3104003A JP10400391A JP2987416B2 JP 2987416 B2 JP2987416 B2 JP 2987416B2 JP 3104003 A JP3104003 A JP 3104003A JP 10400391 A JP10400391 A JP 10400391A JP 2987416 B2 JP2987416 B2 JP 2987416B2
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キヌ 田村
孝一 若竹
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NITSUTEKU KK
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NITSUSHOO KK
NITSUTEKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血液検体の処理経過
を自動的に記録することができるシステム装置に係り、
特に、時刻の記録を人手を介することなく行なうことが
できる検体の処理経過記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、血液検体の処理は、採血
後、検査依頼番号(シーケンシャル番号等)が採血管に
付され、かつ、検査依頼書にも同じ検査依頼番号が記入
された後、採血管と検査依頼書は分離されて各処理過程
へと送られ、分析結果が出た後、上記検査依頼番号と分
析データに基づき検査報告書が作成される。
【0003】しかしながら、上記血液検体の処理におい
ては、上記したように、採血管が何時何分に遠心分離や
分析工程等の処理工程にかけられ処理されたかを確認す
るシステムが取られていないため、事後、分析精度の管
理上の問題を発見したり改善策を検討する場合に、その
手掛かりとなる資料がない、という問題を有していた。
【0004】これを解決する方策としては、医療スタッ
フ等が処理時間を手書きして記録を残す、という方策も
考えられるが、手書きで記録する場合には、その作業が
煩雑になり、しかも、記録の正確性を保持しにくい、と
いう問題を有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、検体の処理時
間を、人手によって記入することなく正確に記録するこ
とができ、以って、分析精度管理が容易となる検体の処
理経過記録装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、この発明に係る検体の処理経過記録装置は、検体が
収納された容器に患者情報を記録したバーコードラベル
を貼着する一方、該容器が移送される各処理セクション
に上記バーコードラベルの情報を読み取るリーダー装置
を配設し、該リーダー装置の作動時刻は、上記バーコー
トラベルの情報と対応されて時刻記録手段に記録される
ことを特徴とするものである。
【0007】この発明において、前記各リーダ装置に
は、前記時刻記録手段と印字手段が内蔵され、前記リー
ダー装置の作動時刻は、印字手段を介して前記バーコー
ドラベル或は検査依頼書若しくは検査報告書に印字され
ることを特徴とするものである。
【0008】また、この発明において、前記時刻記録手
段は、各リーダ装置が接続されたホストコンピュータに
内蔵されていることを特徴とするものである。また、こ
の発明にあっては、前記リーダ装置の内、検体を最初に
処理するセクションに配置されるリーダー装置を、バー
コードラベル発行器で構成することができる。
【0009】
【作用】それ故、この発明によれば、検体の各処理セク
ションに配置されているリーダー装置に、従来と同様、
採血管に貼着されたバーコードを読み取らせるだけの作
業で、自動的に各処理セクションに納入された時刻を記
録することができ、また、検体を最初に処理するセクシ
ョンに配置されるリーダー装置を、バーコードラベル発
行器で構成した場合には、バーコードの発行と同時に採
血時間等が自動的に記録される。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基き、この
発明を詳細に説明する。
【0011】図1は、この実施例に係る検体の処理経過
記録装置を示すものである。同図において、符号9は採
血管を、10は検査依頼書を、11は採血管9に貼着さ
れたバーコードラベルを、12は上記バーコードラベル
に記録された患者情報を読み取るリーダー装置を、13
は検査依頼書或は検査報告書10(図示せず)の所定位
置に必要情報を印字する印字装置を、14は例えば検査
項目等を入力するためのキーボート装置を、15は該キ
ーボード装置14及び各リーダー装置12から読み込ん
だデータを処理するマイクロプロセッサ装置を、20は
各リーダー装置12に接続されたホストコンピュータ
を、夫々示しており、上記印字装置13は該ホストコン
ピュータ20に接続されている。
【0012】上記各リーダー装置12は、図2に示すよ
うに、検査センターの受付30や採血室31、臨床検査
室32、医局33等に夫々設置される。尚、リーダー装
置12、印字装置13、キーボード装置14、マイクロ
プロセッサ装置15およびホストコンピユータ20の基
本的な構成は、公知の各装置と同様であるので、その詳
細な説明をここでは省略する。
【0013】また、マイクロプロセッサ装置15は、読
取部16、データ処理部17、タイマー回路18及び時
刻記録部19を備えている。尚、符号21は入力ポート
である。
【0014】時刻記録部19は、例えば、各リーダー装
置12で読み取られた、例えば、採血時間、検査受付、
検体分離、検査開始、検査報告、外注依頼、外注受付、
外注検体分離、外注検査開始、外注検査報告等の記録を
行なうもので、各時間を年月日と時分で記録する。
【0015】例えば、検査受付時間を記録する場合に
は、検査受付に設置されているリーダー装置12の読取
部16に採血管9のバーコードラベル11に記録されて
いる患者情報(氏名、年令、性別等)を読み取らせる。
このリーダー装置12が作動することによって、データ
処理部17はタイマー回路18から当該読取時間を自動
的に読み取り、時刻記録部19にその時刻データを一旦
格納した後、該時刻データを上記バーコードラベル11
の患者情報とともにホストコンピュータ20へと送出す
る。尚、時刻記録部19に一旦格納された時刻データ
は、上記ホストコンピュータ20へのデータ送出が終了
した段階で消去するか、或は、所定数のデータ処理が終
った段階で消去してもよいが、各処理セクションにおけ
るデータ管理を万全にするためにはFD等の外部メモリ
に保存するように構成するのが望ましい。
【0016】このようにしてタイマー回路18から読み
出された時刻データ18は、時刻記録部19を介してホ
ストコンピュータ20へと送出され、データ処理部17
から送られる各処理セクションコードと対応づけられて
保存される。
【0017】勿論、これらの作業は、各処理セクション
に配置されたリーダー装置12毎に行なわれ、それぞれ
の処理時刻がホストコンピュータ20に記録される。
【0018】このようにして全ての記録がホストコンピ
ュータ20に記録され、当該記録を検査依頼書或は検査
報告書10にプリントアウトする場合には、ホストコン
ピュータ20に接続された印字装置13をオンして当該
検体に対する処理経過を、図3に示すように、例えば、
検査依頼書等に印字すればよい。
【0019】尚、より時刻管理を正確にする場合には、
印字装置13を各リーダー装置12と一体に構成し、こ
れらの各リーダー装置12で読み取られた作動時刻を、
各印字装置13で前記採血管9に貼着されたバーコード
ラベル11の余白部分に直接印字するか、或は、検査依
頼書若しくは検査報告書10の所定位置に、各リーダー
装置12で時刻を読み取る毎に印字することもできる。
勿論、前記採血管9に貼着されたバーコードラベル11
の余白部分に上記作動時間を印字する場合には、上記印
字装置13はインクジェッター等で構成し、かつ、採血
管9を印字速度に対応させて回転させる機構やバーコー
ドラベル11の位置を検知する手段等が必要となるが、
これらの各機構は、公知のものと同様であるので、その
詳細な説明をここでは省略する。
【0020】また、上記実施例では、各処理セクション
に配置されるバーコード読取装置としてリーダー装置1
2を配置した場合を例にとり説明したが、この発明にあ
ってはこれに限定されるものではなく、先頭処理セクシ
ョンにバーコードラベル発行器を配置し、このバーコー
ドラベル発行器によりバーコードラベルの発行と患者デ
ータ及び時刻データのホストコンピュータ20への送出
とを行なわせるように構成することで、システムの構成
をより簡略化することができる。勿論、各処理セクショ
ンで特別のデータ入力を必要としない場合には、キーボ
ード装置14を個別に設置する必要はない。
【0021】さらに、上記実施例では、タイマー回路1
8等を各リーダー装置12に内蔵させた場合を例にとり
説明したが、データ処理部17、タイマー回路18、時
刻記録部19をホストコンピュータ20に内蔵させ、各
リーダー装置12の構成をより簡略化させて構成するこ
ともできる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る検
体の処理経過記録装置によれば、検体の各処理セクショ
ンに配置されているリーダー装置に、従来と同様、採血
管に貼着されたバーコードを読み取らせるだけの作業
で、自動的に各処理セクションにおける処理時刻を記録
することができ、その後の分析精度管理の資料が容易に
入手することができると共に、検体を最初に処理するセ
クションに配置されるリーダー装置を、バーコードラベ
ル発行器で構成した場合には、バーコードの発行と同時
に採血時間等が自動的に記録されるので、設備コスト及
び記録作業がより簡略化される等、幾多の優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る検体の処理経過記録
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同検体の処理経過記録装置を構成するリーダー
装置の配置例を示すブロック図である。
【図3】検査依頼書に印字された時刻管理例を示す説明
図である。
【符号の説明】
9 採血管 11 バーコードラベル 12 リーダー装置 13 印字装置 17 データ処理部 18 タイマー回路 19 時刻記録部 20 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 35/00 - 35/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体が収納された容器に患者情報を記録
    したバーコードラベルを貼着する一方、該容器が移送さ
    れる各処理セクションに上記バーコードラベルの情報を
    読み取るリーダー装置を配設し、該リーダー装置の作動
    時刻は、上記バーコートラベルの情報と対応されて時刻
    記録手段に記録されることを特徴とする検体の処理経過
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記各リーダ装置には、前記時刻記録手
    段と印字手段が内蔵され、前記リーダー装置の作動時刻
    は、印字手段を介して前記バーコードラべル或は検査依
    頼書若しくは検査報告書に印字されることを特徴とする
    請求項1記載の検体の処理経過記録装置。
  3. 【請求項3】 前記時刻記録手段は、各リーダ装置が接
    続されたホストコンピュータに内蔵されていることを特
    徴とする請求項1記載の検体の処理経過記録装置。
  4. 【請求項4】 前記リーダ装置の内、検体を最初に処理
    するセクションに配置されるリーダー装置を、バーコー
    ドラベル発行器で構成したことを特徴とする請求項1乃
    至3いずれか記載の検体の処理経過記録装置。
JP3104003A 1991-02-08 1991-02-08 検体の処理経過記録装置 Expired - Lifetime JP2987416B2 (ja)

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JPH04256855A JPH04256855A (ja) 1992-09-11
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JP6653375B2 (ja) * 2016-03-16 2020-02-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
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