JP2704014B2 - 放射線画像情報処理システム - Google Patents
放射線画像情報処理システムInfo
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- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 13
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 1
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- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、人体等の検体の放射線画像を記録したX線
フイルム等の放射線フィルムおよびこの検体のID情報を
処理する放射線画像情報処理システムに関する。
フイルム等の放射線フィルムおよびこの検体のID情報を
処理する放射線画像情報処理システムに関する。
<従来の技術> X線フイルム等の放射線フイルムと放射線増感紙を組
み合わせ、被検体の放射線画像を記録するシステムは従
来より広く知られている。
み合わせ、被検体の放射線画像を記録するシステムは従
来より広く知られている。
ところで、放射線画像が記録された放射線フイルム
は、病院等では法律により所定期間の保管が義務づけら
れてる。しかしながら、そのままの形態で保管したので
は、その保管スペースを大きくとり、また検索作業、管
理作業が大変である。そこで近年、放射線画像が記録さ
れた放射線フイルムをフイルムデジタイザによって光電
的に読み取り、デジタル信号に変換して、光デイスク等
の大容量の記憶媒体に検索可能にファイリングするシス
テムが提案されている。
は、病院等では法律により所定期間の保管が義務づけら
れてる。しかしながら、そのままの形態で保管したので
は、その保管スペースを大きくとり、また検索作業、管
理作業が大変である。そこで近年、放射線画像が記録さ
れた放射線フイルムをフイルムデジタイザによって光電
的に読み取り、デジタル信号に変換して、光デイスク等
の大容量の記憶媒体に検索可能にファイリングするシス
テムが提案されている。
また、フイルムデジタイザを用いて読み取った画像を
デジタル的に画像処理を施して診断性を上げるようにし
たシステムも提案されている。
デジタル的に画像処理を施して診断性を上げるようにし
たシステムも提案されている。
<発明が解決しようとする課題> ところで、前述のようにしてファイリングされたX線
フイルムの画像情報には、検索情報として同時に被験者
の名前、撮影日、性別等の各種のID情報が対応して記録
される必要がある。
フイルムの画像情報には、検索情報として同時に被験者
の名前、撮影日、性別等の各種のID情報が対応して記録
される必要がある。
通常は、このようなX線フイルムと被験者のID情報と
の対応は、被験者の名前、撮影日等のID情報を記録した
透明なプレート等を用い、これをX線フイルムに貼着し
たり、また、各種の光学的な装置を用いて、現像前にプ
レートの画像をX線フイルムに光学的に焼き付けること
によって行なわれていた。しかしながら、このような方
法によって記録されたID情報は、フイルムデジタイザ等
によってデジタル信号として電気的に読取ることは非常
に困難であり、検体の画像とともに画像情報として光デ
イスク、フロッピーディスク等に記録することができな
い。
の対応は、被験者の名前、撮影日等のID情報を記録した
透明なプレート等を用い、これをX線フイルムに貼着し
たり、また、各種の光学的な装置を用いて、現像前にプ
レートの画像をX線フイルムに光学的に焼き付けること
によって行なわれていた。しかしながら、このような方
法によって記録されたID情報は、フイルムデジタイザ等
によってデジタル信号として電気的に読取ることは非常
に困難であり、検体の画像とともに画像情報として光デ
イスク、フロッピーディスク等に記録することができな
い。
そのため、このようなフイルムデジタイザを適用する
システムにおいては、X線フイルムから画像情報を読み
取る際に、キーボード等の各種の手段によって被験者の
ID情報を入力するようにしていた。
システムにおいては、X線フイルムから画像情報を読み
取る際に、キーボード等の各種の手段によって被験者の
ID情報を入力するようにしていた。
しかしながら、画像読取り時にID情報を入力する方法
では、非常に手間が係り作業性が悪い。特に、一度に多
数の被験者の情報を記録する際には、手間・時間が係る
ばかりか、間違って異なる画像のID情報を入力してしま
う可能性も高い。
では、非常に手間が係り作業性が悪い。特に、一度に多
数の被験者の情報を記録する際には、手間・時間が係る
ばかりか、間違って異なる画像のID情報を入力してしま
う可能性も高い。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決するこ
とにあり、検体の画像をX線フイルム等の放射線フイル
ムに記録した後、X線フイルムよりフイルムデジタイザ
によってこの画像を読み取って、画像情報を記憶(保
存)するシステムにおいて、検体(被験者)のID情報を
容易かつ正確に放射線画像情報に対応させて保存するこ
とができる放射線画像情報処理システムを提供すること
にある。
とにあり、検体の画像をX線フイルム等の放射線フイル
ムに記録した後、X線フイルムよりフイルムデジタイザ
によってこの画像を読み取って、画像情報を記憶(保
存)するシステムにおいて、検体(被験者)のID情報を
容易かつ正確に放射線画像情報に対応させて保存するこ
とができる放射線画像情報処理システムを提供すること
にある。
<課題を解決するための手段> 前記目的を達成するために、本発明は、放射線フイル
ムに画像が記録された検体のID情報の入力手段と、前記
ID情報に対応する一定期間内に重複することのないコー
ド情報を自動的に設定し、このID情報とコード情報とを
記憶する制御手段と、検体の画像から記録されカセッテ
に収納された放射線フイルムを受け取り、前記カセッテ
から放射線フイルムを取り出して、この放射線フイルム
に記録された前記検体のID情報に対応するコード情報を
露光して記録するフイルムオープナーと、前記放射線フ
イルムに記録された、前記検体の画像および前記コード
情報を読み取る読取手段と、前記制御手段から前記コー
ド情報に対応するID情報を読み出す手段とを有すること
を特徴とする放射線画像情報処理システムを提供する。
ムに画像が記録された検体のID情報の入力手段と、前記
ID情報に対応する一定期間内に重複することのないコー
ド情報を自動的に設定し、このID情報とコード情報とを
記憶する制御手段と、検体の画像から記録されカセッテ
に収納された放射線フイルムを受け取り、前記カセッテ
から放射線フイルムを取り出して、この放射線フイルム
に記録された前記検体のID情報に対応するコード情報を
露光して記録するフイルムオープナーと、前記放射線フ
イルムに記録された、前記検体の画像および前記コード
情報を読み取る読取手段と、前記制御手段から前記コー
ド情報に対応するID情報を読み出す手段とを有すること
を特徴とする放射線画像情報処理システムを提供する。
なお、前記ID情報の入力手段は、検体のID情報が記録
された磁気カード、およびその読取り手段であるのが好
ましい。
された磁気カード、およびその読取り手段であるのが好
ましい。
また、前記放射線フイルムに記録されるコード情報は
バーコードであるのが好ましい。
バーコードであるのが好ましい。
<発明の作用> 上記構成を有する本発明の放射線画像情報処理システ
ムは、検体の画像、およびID情報に対応するコード情報
をX線フイルム等の放射線フイルムに記録し、この画像
およびコード情報を読み取って情報を処理するシステム
であって、磁気カード、キーボード入力等の入力手段で
制御手段にID情報を入力し、この制御手段において検体
のID情報に応じて、1日や6時間等の一定時間内で重複
することのないコード情報を自動的に設定し、フイルム
オープナーでX線フイルムにこのコード情報を焼き付け
(露光して)て記録して画像と検体のID情報とを対応づ
ける。
ムは、検体の画像、およびID情報に対応するコード情報
をX線フイルム等の放射線フイルムに記録し、この画像
およびコード情報を読み取って情報を処理するシステム
であって、磁気カード、キーボード入力等の入力手段で
制御手段にID情報を入力し、この制御手段において検体
のID情報に応じて、1日や6時間等の一定時間内で重複
することのないコード情報を自動的に設定し、フイルム
オープナーでX線フイルムにこのコード情報を焼き付け
(露光して)て記録して画像と検体のID情報とを対応づ
ける。
また、前記ID情報とそれに対応するコード情報は制御
手段に記憶され、フイルムデジタイザ等の各種の読取手
段によって画像を読み取る際に、同時にコード情報を読
み取ることにより、制御手段からID情報を読み出し可能
に構成され、画像と検体のID情報とを対応させることが
できる。
手段に記憶され、フイルムデジタイザ等の各種の読取手
段によって画像を読み取る際に、同時にコード情報を読
み取ることにより、制御手段からID情報を読み出し可能
に構成され、画像と検体のID情報とを対応させることが
できる。
従って、本発明の放射線画像情報処理システムによれ
ば、多数の処理を一度に行なう際においても、簡単な操
作で正確に検体のX線画像とID情報とを対応づけること
ができる。
ば、多数の処理を一度に行なう際においても、簡単な操
作で正確に検体のX線画像とID情報とを対応づけること
ができる。
また、フイルムデジタイザ等によってX線フイルムの
画像を読取る際に同時にコード情報を読み取り、制御手
段よりID情報を読み出すことによって、光ディスク等の
記憶媒体に画像情報をファイリングする際に同時に画像
のID情報を記憶することができ、情報の処理を正確かつ
迅速に行なうことが可能である。
画像を読取る際に同時にコード情報を読み取り、制御手
段よりID情報を読み出すことによって、光ディスク等の
記憶媒体に画像情報をファイリングする際に同時に画像
のID情報を記憶することができ、情報の処理を正確かつ
迅速に行なうことが可能である。
<実施態様> 第1図に、本発明の放射線画像情報処理システムの概
要を表すブロック図が示される。
要を表すブロック図が示される。
第1図に示される放射線画像情報装置システム10(以
下、処理システム10とする)は、検体の画像が記録され
たX線フイルムを読み取って光ディスク等の記憶媒体に
ファイリングするものであって、基本的に画像記録部14
と、フイルムオープナー16と、自動現像機18と、フイル
ムデジタイザ20と、記憶部22と、制御部24とを有するも
のである。
下、処理システム10とする)は、検体の画像が記録され
たX線フイルムを読み取って光ディスク等の記憶媒体に
ファイリングするものであって、基本的に画像記録部14
と、フイルムオープナー16と、自動現像機18と、フイル
ムデジタイザ20と、記憶部22と、制御部24とを有するも
のである。
画像記録部14は、X線フイルムに検体の画像を記録す
るものであり、X線フイルムは、増感紙が貼られたカセ
ッテ26(第2図参照)に収納され、図示しないX線源か
ら放射されたX線を検体を通して照射され、検体の放射
線画像の記録が行われる。なお、本発明に適用されるX
線フイルムには特に限定はなく、各種の放射線写真フイ
ルムがいずれも適用可能である。
るものであり、X線フイルムは、増感紙が貼られたカセ
ッテ26(第2図参照)に収納され、図示しないX線源か
ら放射されたX線を検体を通して照射され、検体の放射
線画像の記録が行われる。なお、本発明に適用されるX
線フイルムには特に限定はなく、各種の放射線写真フイ
ルムがいずれも適用可能である。
制御部24は、前述の画像記録部14においてX線フイル
ムに記録された画像の検体のID情報を受け、これに応じ
てコード情報としてのコード番号を設定し、かつ、この
コード番号およびID情報を記憶するものである。
ムに記録された画像の検体のID情報を受け、これに応じ
てコード情報としてのコード番号を設定し、かつ、この
コード番号およびID情報を記憶するものである。
図示例の処理システム10においては、一例として、検
体のID情報は磁気カードに記録されており、この磁気カ
ードの情報をカードリーダー32によって読み取ることに
より、検体のID情報が制御部24に入力される。
体のID情報は磁気カードに記録されており、この磁気カ
ードの情報をカードリーダー32によって読み取ることに
より、検体のID情報が制御部24に入力される。
制御部24は、このようにして入力されたID情報に応じ
て、例えば、1日、6時間等の一定期間内に重複するこ
とのないコード番号をコード情報として設定して、この
コード番号を表すバーコードの信号、および必要な(バ
ーコードと共にX線フイルムに記録される)ID情報の信
号をフイルムオープナー16に転送し、また、入力された
ID情報および設定したコード番号を記憶して、後にフイ
ルムデジタイザー20によって読み取られたバーコードの
検出結果(コード番号)に応じて、検体のID情報をフイ
ルムデジタイザー20に転送する。
て、例えば、1日、6時間等の一定期間内に重複するこ
とのないコード番号をコード情報として設定して、この
コード番号を表すバーコードの信号、および必要な(バ
ーコードと共にX線フイルムに記録される)ID情報の信
号をフイルムオープナー16に転送し、また、入力された
ID情報および設定したコード番号を記憶して、後にフイ
ルムデジタイザー20によって読み取られたバーコードの
検出結果(コード番号)に応じて、検体のID情報をフイ
ルムデジタイザー20に転送する。
本発明の処理システム10において、制御部24へのID情
報の入力手段はこのような磁気カードおよびカードリー
ダー32による方法に限定されるものではなく、例えばキ
ーボードによる入力等、公知の各種の入力方法が適用可
能である。また、例えば検体のID情報を記憶するホスト
コンピュータと制御部24とが接続され、ホストコンピュ
ータよりID情報が読み取り可能に構成されるシステムに
おいては、磁気カードに記録されるのはコード番号のみ
として、読み取ったコード番号よりホストコンピュータ
からID情報を読み出す構成としてもよい。
報の入力手段はこのような磁気カードおよびカードリー
ダー32による方法に限定されるものではなく、例えばキ
ーボードによる入力等、公知の各種の入力方法が適用可
能である。また、例えば検体のID情報を記憶するホスト
コンピュータと制御部24とが接続され、ホストコンピュ
ータよりID情報が読み取り可能に構成されるシステムに
おいては、磁気カードに記録されるのはコード番号のみ
として、読み取ったコード番号よりホストコンピュータ
からID情報を読み出す構成としてもよい。
コード情報は、前述のようなコード番号に限定される
ものではなく、各種の記号等、入力されたコード情報を
識別可能なものであれば各種のものが適用可能である。
ものではなく、各種の記号等、入力されたコード情報を
識別可能なものであれば各種のものが適用可能である。
一方、前述の画像記録部14において検体の画像が記録
されたX線フイルムを収納したカセッテ26は、次いで、
オペレータによってフイルムオープナー16に装填され
る。X線フイルムは、このフイルムオープナー16におい
てカセッテ26から取り出され、また、制御部24が設定し
た検体のコード番号を表すバーコードが可視像として記
録され、自動現像機18に搬送される。
されたX線フイルムを収納したカセッテ26は、次いで、
オペレータによってフイルムオープナー16に装填され
る。X線フイルムは、このフイルムオープナー16におい
てカセッテ26から取り出され、また、制御部24が設定し
た検体のコード番号を表すバーコードが可視像として記
録され、自動現像機18に搬送される。
第2図にフイルムオープナー16の概略断面図が示され
る。
る。
第2図に示されるフイルムオープナー16は、基本的
に、ハウジング48内の右上方に配されるカセッテ装填部
50、左上方に配されるキックバック部60、および下方に
配されるIDプリンタ62とから構成される。なお、図中二
点鎖線はX線フイルムの搬送経路を、また、一点鎖線は
バーコード等の記録光の光路を示すものである。
に、ハウジング48内の右上方に配されるカセッテ装填部
50、左上方に配されるキックバック部60、および下方に
配されるIDプリンタ62とから構成される。なお、図中二
点鎖線はX線フイルムの搬送経路を、また、一点鎖線は
バーコード等の記録光の光路を示すものである。
カセッテ装填部50は、カセッテ26の基体28を支持する
カセッテホルダ52、扉54、ガイド部材56およびカセッテ
26の蓋体30の開閉手段を有するものである。
カセッテホルダ52、扉54、ガイド部材56およびカセッテ
26の蓋体30の開閉手段を有するものである。
このカセッテ装填部50にカセッテ26を装填する際に
は、まず扉54を矢印a方向に開放して、カセッテホルダ
52にカセッテ26を装填する。次いで、扉54を締めると、
公知の方法で矢印b方向に移動可能に構成される吸盤58
等の開閉手段によって蓋体30が第2図に示されるように
開けられ、X線フイルムがガイド部材56に沿って自重で
落下して搬送ローラ対64に挟持され、キックバック部60
に搬送される。
は、まず扉54を矢印a方向に開放して、カセッテホルダ
52にカセッテ26を装填する。次いで、扉54を締めると、
公知の方法で矢印b方向に移動可能に構成される吸盤58
等の開閉手段によって蓋体30が第2図に示されるように
開けられ、X線フイルムがガイド部材56に沿って自重で
落下して搬送ローラ対64に挟持され、キックバック部60
に搬送される。
ここで、X線フイルムの搬送はバーコード等が記録さ
れる位置が記録位置66にきた際に一旦停止して、IDプリ
ンタ62からの記録光によって露光され、バーコード、ID
情報等が記録される。
れる位置が記録位置66にきた際に一旦停止して、IDプリ
ンタ62からの記録光によって露光され、バーコード、ID
情報等が記録される。
IDプリンタ62は、基本的にハウジング68内に配され
る、制御回路70、光源72、表示パネル74、結像レンズ76
およびミラー78等とから構成されるものである。
る、制御回路70、光源72、表示パネル74、結像レンズ76
およびミラー78等とから構成されるものである。
制御回路70は、前述の制御部24からのバーコードおよ
びID情報の信号を受け、これに応じた表示を表示パネル
74に行なわせる。表示パネル74は、例えば液晶表示によ
って、設定されたバーコードおよびID情報を表示するも
のであり、被験者(検体)の氏名・性別、設定されたコ
ード番号等や、このコード番号に対応するバーコードと
を表示する。
びID情報の信号を受け、これに応じた表示を表示パネル
74に行なわせる。表示パネル74は、例えば液晶表示によ
って、設定されたバーコードおよびID情報を表示するも
のであり、被験者(検体)の氏名・性別、設定されたコ
ード番号等や、このコード番号に対応するバーコードと
を表示する。
IDプリンタ62においては、表示パネル74に各情報が表
示され、X線フイルムが所定の位置に搬送されて停止さ
れると、次いで光源72が点灯する。光源72から照射さ
れ、表示パネル74を透過した記録光は、結像レンズ76を
通過して記録位置66に結像するように調光され、ミラー
78によって上方に反射され、開口68aを通過して記録位
置66に結像して、表示パネル74に表示された各情報がX
線フイルムに記録される。
示され、X線フイルムが所定の位置に搬送されて停止さ
れると、次いで光源72が点灯する。光源72から照射さ
れ、表示パネル74を透過した記録光は、結像レンズ76を
通過して記録位置66に結像するように調光され、ミラー
78によって上方に反射され、開口68aを通過して記録位
置66に結像して、表示パネル74に表示された各情報がX
線フイルムに記録される。
図示例の装置においては、表示パネル74として液晶表
示を適用し、表示パネル74を透過した透過光を記録光と
して各種の情報をX線フイルムに記録しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、LED等の
発光素子を用い、これで表示パネル74に各種の情報を表
示する構成としてもよい。なお、この際においては、発
光素子の光を記録光としてX線フイルムを露光すること
が可能であるので、光源72は不要となる。
示を適用し、表示パネル74を透過した透過光を記録光と
して各種の情報をX線フイルムに記録しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、LED等の
発光素子を用い、これで表示パネル74に各種の情報を表
示する構成としてもよい。なお、この際においては、発
光素子の光を記録光としてX線フイルムを露光すること
が可能であるので、光源72は不要となる。
また、記録される項目は、前述のようにID情報および
バーコードの両方に限定されるものではなく、バーコー
ドのみであっても良い。しかしながら、X線フイルムに
よる診療等を行う際のために、バーコードと共に最低限
のID情報の記録が行われるのが好ましい。
バーコードの両方に限定されるものではなく、バーコー
ドのみであっても良い。しかしながら、X線フイルムに
よる診療等を行う際のために、バーコードと共に最低限
のID情報の記録が行われるのが好ましい。
なお、コード番号に対応してX線フイルムに記録され
る記号はこのようなバーコードに限定されるものではな
く、後述するデジタイザによって読み取り可能なもので
あれば、コード番号そのものや、コード番号を表す各種
の記号等であってもよい。
る記号はこのようなバーコードに限定されるものではな
く、後述するデジタイザによって読み取り可能なもので
あれば、コード番号そのものや、コード番号を表す各種
の記号等であってもよい。
バーコード、ID情報等の記録が終了すると、再び搬送
が開始され、X線フイルムはキックバック部60に搬入さ
れる。
が開始され、X線フイルムはキックバック部60に搬入さ
れる。
キックバック部60は、搬送ローラ80b、ならびにこれ
に接触する搬送ローラ80aおよび80bの3つの搬送ローラ
と、搬送ガイド82および84とから構成されるものであ
る。このキックバック部60に搬入されたX線フイルム
は、最初は搬送ガイド82および84に案内されつつ、搬送
ローラ80aおよび80bに挟持され、図中上方に搬送され
る。X線フイルムの最後端が搬送ローラ80aおよび80bか
らはずれると、X線フイルムは今度は搬送ローラ80bお
よび80cに挟持され、図中下方に搬送され、ステージ86
より次工程の自動現像機18に搬入される。
に接触する搬送ローラ80aおよび80bの3つの搬送ローラ
と、搬送ガイド82および84とから構成されるものであ
る。このキックバック部60に搬入されたX線フイルム
は、最初は搬送ガイド82および84に案内されつつ、搬送
ローラ80aおよび80bに挟持され、図中上方に搬送され
る。X線フイルムの最後端が搬送ローラ80aおよび80bか
らはずれると、X線フイルムは今度は搬送ローラ80bお
よび80cに挟持され、図中下方に搬送され、ステージ86
より次工程の自動現像機18に搬入される。
図示例の処理システム10においては、フイルムオープ
ナー16と自動現像機18とは連結して配置され、フイルム
オープナー16から排出されたX線フイルムは、光りに当
たることなく自動現像機18に搬入される。本発明に適用
される自動現像機18には特に限定はなく、公知のものが
各種適用可能である。
ナー16と自動現像機18とは連結して配置され、フイルム
オープナー16から排出されたX線フイルムは、光りに当
たることなく自動現像機18に搬入される。本発明に適用
される自動現像機18には特に限定はなく、公知のものが
各種適用可能である。
自動現像機18によって現像されたX線フイルムは、継
いでオペレータによってフイルムデジタイザ20にかけら
れ、画像の読み取りが行われる。
いでオペレータによってフイルムデジタイザ20にかけら
れ、画像の読み取りが行われる。
ここでX線フイルムには前述のようにID情報に応じた
コード番号を示すバーコードが記録されており、フイル
ムデジタイザ20によって画像がデジタル信号として読み
取られる際に、同時にバーコードの読み取りも行われ
る。
コード番号を示すバーコードが記録されており、フイル
ムデジタイザ20によって画像がデジタル信号として読み
取られる際に、同時にバーコードの読み取りも行われ
る。
このバーコードの読み取り結果は、前述の制御部24に
送られる。制御部24においては、読み取られたバーコー
ドよりコード番号に対応するID情報が選出され、フイル
ムデジタイザ20に転送される。
送られる。制御部24においては、読み取られたバーコー
ドよりコード番号に対応するID情報が選出され、フイル
ムデジタイザ20に転送される。
本発明に適用可能なフイルムデジタイザー20として
は、バーコードの読み取り結果を制御部24に転送する手
段、および制御部24からのID情報の受取り手段を有する
以外は特に限定はなく、X線フイルムに記録された画像
を読み取るという基本的な点では各種の公知のフイルム
デジタイザーがいずれも適用可能である。
は、バーコードの読み取り結果を制御部24に転送する手
段、および制御部24からのID情報の受取り手段を有する
以外は特に限定はなく、X線フイルムに記録された画像
を読み取るという基本的な点では各種の公知のフイルム
デジタイザーがいずれも適用可能である。
フイルムデジタイザ20によって読み取られた画像情
報、および制御部24からフイルムデジタイザ20に転送さ
れたID情報は、共に記憶部22に転送され、光ディスク等
の記憶媒体にファイリングされる。ここで、本発明の処
理システム10においては、前述のように、ID情報を制御
部24に入力し、ID情報に応じたコード番号を設定してこ
のコード番号を示すバーコードをX線フイルムに記録
し、これを読み取って制御部よりID情報を読み出すもの
であるので、簡単な操作で、例えば上述の例において
は、IDカードをカードリーダー32に読ませるだけの簡単
な操作で、X線フイルムに記録された検体の画像と、そ
のID情報とを正確に対応して処理することができる。
報、および制御部24からフイルムデジタイザ20に転送さ
れたID情報は、共に記憶部22に転送され、光ディスク等
の記憶媒体にファイリングされる。ここで、本発明の処
理システム10においては、前述のように、ID情報を制御
部24に入力し、ID情報に応じたコード番号を設定してこ
のコード番号を示すバーコードをX線フイルムに記録
し、これを読み取って制御部よりID情報を読み出すもの
であるので、簡単な操作で、例えば上述の例において
は、IDカードをカードリーダー32に読ませるだけの簡単
な操作で、X線フイルムに記録された検体の画像と、そ
のID情報とを正確に対応して処理することができる。
なお、上記の例においては、自動現像機18とフイルム
デジタイザー20とは離れた構成となっており、オペレー
ターの手によってX線フイルムを搬入する構成となって
いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、自動
現像機18とフイルムデジタイザ20とを連結した構成と
し、現像終了後のX線フイルムより自動的に画像情報を
読み取る構成としてもよい。
デジタイザー20とは離れた構成となっており、オペレー
ターの手によってX線フイルムを搬入する構成となって
いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、自動
現像機18とフイルムデジタイザ20とを連結した構成と
し、現像終了後のX線フイルムより自動的に画像情報を
読み取る構成としてもよい。
また、バーコードに直接、氏名、性別等のID情報を担
持させた構成としてもよい。
持させた構成としてもよい。
以上、本発明の放射線画像情報処理システムについて
詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の
改良および変更を行っても良いのは勿論のことである。
詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の
改良および変更を行っても良いのは勿論のことである。
<発明の効果> 以上、述べたとおり、本発明の放射線画像情報処理シ
ステムによれば、簡単な操作で正確に検体の放射線画像
とID情報とを対応付けることが可能であるので、多数の
処理を一度に行なう際においても、正確、容易かつ迅速
にこれを処理することができる。
ステムによれば、簡単な操作で正確に検体の放射線画像
とID情報とを対応付けることが可能であるので、多数の
処理を一度に行なう際においても、正確、容易かつ迅速
にこれを処理することができる。
また、フイルムデジタイザ等によって放射線フイルム
の画像を読取る際に、同時にコード情報を読み取り、読
み取ったコード情報によって制御手段より検体のID情報
を読み出して、これを、光ディスク等にファイリングす
ることができ、情報の処理を正確かつ迅速に行なうこと
が可能である。
の画像を読取る際に、同時にコード情報を読み取り、読
み取ったコード情報によって制御手段より検体のID情報
を読み出して、これを、光ディスク等にファイリングす
ることができ、情報の処理を正確かつ迅速に行なうこと
が可能である。
第1図は、本発明に係る放射線画像情報処理システムの
概要を示すブロック図である。 第2図は、第1図に示される放射線画像情報処理システ
ムに適用されるフイルムオープナーの一例を示す概略断
面図である。 符号の説明 10……放射線画像情報処理システム、 14……画像記録部、 16……フイルムオープナー、 18……自動現像機、 20……フイルムデジタイザー、 22……記憶部、 24……制御部、 26……カセッテ、 28……基体、 30……蓋体、 32……カードリーダー、 48,68……ハウジング、 50……カセッテ装填部、 52……カセッテホルダ、 54……蓋体、 56……ガイド部材、 58……吸盤、 60……キックバック部、 62……IDプリンタ、 64……搬送ローラ対、 66……記録位置、 68a……開口、 70……制御回路、 72……光源、 74……表示パネル、 76……結像レンズ、 78……ミラー、 80a,80b,80c……搬送ローラ、 82,84……搬送ガイド、 86……ステージ
概要を示すブロック図である。 第2図は、第1図に示される放射線画像情報処理システ
ムに適用されるフイルムオープナーの一例を示す概略断
面図である。 符号の説明 10……放射線画像情報処理システム、 14……画像記録部、 16……フイルムオープナー、 18……自動現像機、 20……フイルムデジタイザー、 22……記憶部、 24……制御部、 26……カセッテ、 28……基体、 30……蓋体、 32……カードリーダー、 48,68……ハウジング、 50……カセッテ装填部、 52……カセッテホルダ、 54……蓋体、 56……ガイド部材、 58……吸盤、 60……キックバック部、 62……IDプリンタ、 64……搬送ローラ対、 66……記録位置、 68a……開口、 70……制御回路、 72……光源、 74……表示パネル、 76……結像レンズ、 78……ミラー、 80a,80b,80c……搬送ローラ、 82,84……搬送ガイド、 86……ステージ
Claims (1)
- 【請求項1】放射線フイルムに画像が記録された検体の
ID情報の入力手段と、 前記ID情報に対応する一定期間内に重複することのない
コード情報を自動的に設定し、このID情報とコード情報
とを記億する制御手段と、 検体の画像が記録されカセッテに収納された放射線フイ
ルムを受け取り、前記カセッテから放射線フイルムを取
り出して、この放射線フイルムに記録された前記検体の
ID情報に対応するコード情報を露光して記録するフイル
ムオープナーと、 前記放射線フイルムに記録された、前記検体の画像およ
び前記コード情報を読み取る読取手段と、 前記制御手段から前記コード情報に対応するID情報を読
み出す手段とを有することを特徴とする放射線画像情報
処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1326296A JP2704014B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 放射線画像情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1326296A JP2704014B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 放射線画像情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186834A JPH03186834A (ja) | 1991-08-14 |
JP2704014B2 true JP2704014B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18186187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1326296A Expired - Fee Related JP2704014B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 放射線画像情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704014B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2892543B1 (fr) * | 2005-10-26 | 2008-05-09 | Ty Omnes Sarl | Procede automatise pour l'identification des images radiographiques ou radioscopiques,systeme pour la mise en oeuvre du procede et produits issus du procede. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51113483A (en) * | 1975-03-28 | 1976-10-06 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Name printer-film sampling device |
JPS5872040A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線画像再生処理装置のデ−タシステム |
JPH01129244A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-22 | Fujitsu Ltd | 放射線画像システム |
JPH01238653A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | Idシステム |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP1326296A patent/JP2704014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03186834A (ja) | 1991-08-14 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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