JP2987268B2 - 電線貫通部モジュール構造 - Google Patents

電線貫通部モジュール構造

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JP2987268B2
JP2987268B2 JP5050350A JP5035093A JP2987268B2 JP 2987268 B2 JP2987268 B2 JP 2987268B2 JP 5050350 A JP5050350 A JP 5050350A JP 5035093 A JP5035093 A JP 5035093A JP 2987268 B2 JP2987268 B2 JP 2987268B2
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和晴 加藤
廣士 足達
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は原子炉などの格納容器
の壁を貫通する電線貫通装置に関し、特に電線貫通部モ
ジュール構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5、図6は例えば特公昭54−333
57号公報に示された従来の電線貫通部並びにモジュー
ル構造を示す全体斜視図とモジュールの部分断面図であ
る。図5において、1はモジュールであり、両端にはケ
ーブル7が接続され端板11に設けられた貫通孔11a
の内周面との間に図示しないOリングを介して挿入され
金具14で固定されている。11bは端板11の貫通孔
11a相互間を連結する細孔であり、圧力計等で構成さ
れる漏れ検出器15に接続されている。13は一端を端
板11に溶接等の手段によって固着したパイプ状のケー
シングであり、他端は図示しない格納容器と溶接されて
いる。
【0003】図6において、20は複数のOリング溝2
0aを有するモジュール金属筒であり、耐食性を要求さ
れるためスレンレス鋼で作製されている。中央部に設け
られた孔20bは、導体6を通すための整列した孔30
aを有する一対の絶縁円板30をスペーサ31により離
間させて形成する漏れ監視空間32と連通している。モ
ジュール金属筒20の両端に取り付けられたシュラウド
90の内部にはエポキシ樹脂からなるシール部材40を
境面40aの位置まで充填し、導体6の端6aはケーブ
ル7と接続金具8で接続しており、シュラウド90の残
りの空間は別のエポキシ樹脂からなる充填材10で充填
されている。
【0004】次に製造方法について説明する。なお製造
方法はモジュール1の両端で同等であるのでその一端側
について述べる。絶縁円板30をモジュール金属筒20
の内表面に対して所定の位置に取り付け、漏れ検知空間
32を形成する。導体6を挿通後圧縮封止特性を持つシ
ール部材40を境面40aまで注入して封止する。この
場合、導体6はその表面にサンドブラスト等により凹凸
を造りシール部材40との密着性を向上させ、シール部
材40は硬化時に収縮して導体6の表面部を効果的に封
止する。次に導体6の露出した延長端6aを接続金具8
によってケーブル7と接続する。その後、充填材10を
シュラウド90により形成された残部分に注入してケー
ブル7の周りを保護する。なお、充填材10は単に絶縁
離間及び支持用として作用させるもので圧縮封止特性を
持つ必要はない。
【0005】このような構成の貫通部における気密性の
確認は、細孔11bを通って外部から供給された例えば
ガスが孔20bを介して漏れ監視空間32に導入さ
れ、導体6とシール部材40間で漏れがある場合、N
ガスの圧力が降下し気密性に支障をきたしたことを検知
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電線貫通部モジ
ュール構造は以上のように構成されているので、有機材
であるエポキシ樹脂からなるシール部材が異常な高温、
高圧の雰囲気に曝されると炭化して破損し気密封止機能
を失う恐れがあるという問題点があった。この発明は上
記のような問題点を解消するためになされたもので、設
計条件を上まわる高温、高圧の雰囲気条件下でも気密封
止機能を維持できる電線貫通部モジュール構造を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電線貫通
部モジュール構造は、ステンレス鋼円筒の内側に鉄もし
くは鉄−ニッケル合金の円筒を嵌合したモジュール金属
筒の内部空間に一対を組み合わせて漏れ監視空間を形成
する耐熱セラミックスのモニタリングディスクと、この
モニタリングディスクの両側にマイカ−ガラス系セラミ
ックスの気密封止部材を配設し、導体をモニタリングデ
ィスクおよび気密封止部材を貫通させ、気密封止部材を
加熱加圧してモジュール金属筒と気密封止部材の間およ
び導体の気密封止部材貫通部周囲を気密封止する構成と
したものである。
【0008】
【作用】この発明における電線貫通部モジュール構造は
導体をマイカ−ガラス系セラミックスの部材によって気
密封止するので高温雰囲気条件下でも炭化することがな
く、高圧での破損を防ぎ気密封止機能を維持できる。
【0009】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
よって説明する。図1はこの発明の実施例1における電
線貫通部モジュール構造を示す部分断面図、図2は図1
の部分拡大図である。図において、1はモジュールであ
り、従来例の電線貫通部モジュールと同様に端板11に
設けられた貫通孔11aに挿入され、金具14で固定さ
れている。2はモジュール金属筒でありステンレス鋼で
できた外筒21と、その内側に嵌合され鉄あるいは鉄−
ニッケル合金でできた内筒22からなっており、外筒2
1と内筒22の両端はロウ付等により気密接合されてい
る。3は圧縮強度の大きいセラミックスからなる一対の
モニタリングディスクで、その構成は図3に示すように
複数の導体貫通孔3aと溝部3bを有している。図3a
はモニタリングディスク3の正面図、図3bはX−X線
に沿う断面図である。4はマイカ粉末と低融点ガラスを
混合し熱間成形されたマイカ−ガラス系セラミックスか
らなる一対の気密封止部材、5は一対の高耐熱セラミッ
クスからなる仕切板であり、気密封止部材4、仕切板5
にはモニタリングディスク3の複数の導体貫通孔3aと
軸方向に整列する複数の導体貫通孔4a、5aが設けら
れている。
【0010】モジュール金属筒2の内部空間にはそのほ
ぼ中央部に一対のモニタリングディスク3がその溝部3
bを向かい合わせておかれ、それを挟んで一対の気密封
止部材4が、さらにそれらを挟んで一対の仕切板5がそ
れぞれ配設され、導体貫通孔3a、4a、5aには導体
6が挿入され貫通している。導体6の両端には外部ケー
ブル7が接続金具8で接続されており、モジュール金属
筒2の両端に固着された一対のシュラウド9の内部には
エポキシ樹脂等からなる充填材10が充填されている。
モジュール金属筒2の外周には複数のOリング溝2aが
設けられており、このOリング溝にはめこまれたOリン
グ12が端板11に設けられた貫通孔11aの内面に接
しており、モジュールの気密性を保持している。モジュ
ール金属筒2にはOリング溝2aの中間にその外周から
外筒21、内筒22を貫通して一対のモニタリングディ
スク3に設けられた溝3bで形成されるモニタリング空
間にまで達する細孔2bが設けられている。また、この
細孔2bは端板11の貫通孔11a相互間を連結する細
孔11bに連通するようになっている。
【0011】次に、モジュール1の製作手順を説明す
る。気密封止部材4はマイカ粉末と低融点ガラスとを3
0〜50:50〜70重量%の比率になるように混合し
て熱間成形する。なお、貫通孔4aは導体6の外形寸法
よりわずかに大きな寸法に成形しておく。モジュール金
属筒2はOリング溝を加工する前の外筒21と鉄合金製
の内筒22とをはめ合わせて、その両端をロウ付等の手
段で気密に接合しておく。モジュール金属筒2の内部空
間に図1に示すようにモニタリングディスク3、気密封
止部材4、仕切板5、導体6を組み込み、加熱炉で気密
封止部材の軟化点まで加熱した後、仕切板の両端から
プレス機でモニタリングディスク3、気密封止部材4、
仕切板5の積層方向に加圧して、軟化した気密封止部材
4を導体6の外周面およびモジュール金属筒2の内周面
とに密着させる。その後、導体6と例えば、ゴム絶縁電
線からなる外部ケーブル7を接続してモジュール金属筒
2の両端にシュラウド9を固着し、その内部にエポキシ
樹脂からなる充填材10を充填する。
【0012】低融点ガラス(ホウケイ酸鉛ガラス)の成
分比はPbO;58〜60重量%、B;15〜2
0重量%、SiO;14〜16重量%、ZrO;3
〜5重量%、MnO;3〜5重量%とするのが望まし
い。その理由は、PbOが58重量%未満ではガラス化
が困難(軟化温度が高くなり低融点ガラスにならない)
であり、60重量%を超えるとBとのガラス化範
囲外となり好ましくない。Bが15重量%未満で
はPbOとの関係でガラス化が困難になり、20重量%
を超えると軟化温度は低下するが、耐水性、電気絶縁性
が低下し好ましくない。SiOが14重量%未満では
耐水性が低下し、16重量%を超えると軟化温度が上昇
するとともに、流動性も悪くなる。ZrOが3重量%
未満では耐水性向上の効果がなく、5重量%を超えると
分相が起こり、ガラス化が困難になる。MnOが3重
量%未満では耐水性向上の効果がなく、5重量%を超え
ると軟化温度は低下するが、分相が発生する。また、マ
イカ粉末の含有率を30〜50重量%とするのは次の理
由による。マイカ粉末の含有率が30重量%未満では強
度が低下するうえ、マイカ−ガラス系セラミックスの加
熱加圧成形工程における流動性が過剰となりモニタリン
グディスク3の溝部あるいはモジュール金属筒2の外部
まで流出してしまう。また、流動化温度範囲が広く、成
形時の流動制御が困難になるという問題がある。一方、
マイカ粉末の含有率が50重量%を超えると、マイカ−
ガラス系セラミックスの加熱加圧成形工程における流動
性が極度に低下し緻密な構造が得られず、絶縁性、機密
性の機能が不足するという問題がある。なお、このマイ
カ−ガラス系セラミックスは加熱温度550℃以上、加
圧圧力200kg/cm以上で流動化し、耐熱温度
(ガラス転移点)は460℃である。
【0013】仕切板5は導体6と外部ケーブル7の接続
作業時に加わる外力が気密封止部材4に加わるのを防ぐ
ことと、プレス時に押型と気密封止部材4が接着するの
を防止するために設けている。内筒22はその熱膨張率
が外筒21の材料であるステンレス鋼とマイカ−ガラス
系セラミックスの中間の値をもつ鉄あるいは鉄−ニッケ
ル合金でできており、外筒21と気密封止部材4との熱
膨張の差を緩和するとともに気密封止部材4との接着性
を向上させるために設けている。すなわち、気密封止部
材4の材料であるマイカ−ガラス系セラミックスの熱膨
張係数は7〜9×10−6/℃とステンレス鋼のそれに
比べて小さいため、両者を直接接着すると、高温に曝さ
れた場合両者の熱膨張差によって接着層に剥離を生じる
可能性があるからである。また、内筒22の気密封止部
材4との接着面に発生する酸化鉄の皮膜が気密封止部材
4を形成するマイカ−ガラス系セラミックスとの界面で
化学反応をするため、強固な接着力が得られる。モニタ
リングディスク3に例えばマイカ系マシナブルセラミッ
クスを用いれば加熱加圧成形時の機械的強度を十分満足
する上、導体貫通孔3a、溝部3b等は機械加工によっ
て形成することができるという利点がある。もちろん、
気密封止部材4、仕切板5の導体貫通孔4a、5a等も
機械加工によって形成してもよく、モニタリングディス
ク3を含めて一体成形したものであってもよい。
【0014】次に動作について説明する。気密封止部材
4と内筒22および導体6とを密着させることで気密性
が保持される。気密封止部材4は低融点ガラスとマイカ
粉末を混合し熱間成形したものであるため、耐熱性だけ
でなく絶縁性にも優れた特性を有している。なお、気密
封止機能は上記したモジュール金属筒2と気密封止部材
4および気密封止部材4と導体6の接着部分が負うため
シュラウド9内部を充填する充填材10のエポキシ樹脂
には気密封止機能をもたせるは必要がなく外部ケーブル
の機械的な保護機能と電気的絶縁機能があればよいた
め、シュラウド内部に特別な構造を設ける必要はない。
【0015】気密性の確認は、上述した従来例と同様
に、端板11に設けられた細孔11bを通して外部から
供給された例えばNガスを連通孔2bを介してモニタ
リング空間に導入することにより行える。すなわち、モ
ジュール金属筒2と気密封止部材4および気密封止部材
4と導体6の間の接着に不具合が生じればNガスのリ
ークが生じ、封入したNガスの圧力が低下するのでモ
ジュール金属筒2と気密封止部材4および気密封止部材
4と導体6の間の接着不具合を検知することができる。
なお、上記の説明では外部ケーブル7として一般的に用
いられるゴム絶縁電線等の有機絶縁電線を使用すること
を前提として説明したが、上述したようにマイカ−ガラ
ス系セラミックスの耐熱温度が高いため、外部ケーブル
自体の耐熱温度を向上させることによって、例えば30
0〜400℃の高温状態が生じても電気的機能を維持さ
せることができる。この場合、耐熱電線にはセラミック
ス被覆電線やMIケーブルなどの無機絶縁電線を用いれ
ばよい。
【0016】実施例2.上記実施例1においては導体6
およびモジュール金属筒2と気密封止部材4の接着面は
いずれも円筒面であるものについて説明したが、図4に
示すように導体6’の外周面6’aおよびモジュール金
属筒2’の内周面2’aに3角形の連続溝を設けること
によって、気密封止部材4との接着面積が拡大でき、接
合部のアンカー効果を高めることができて、接着面の信
頼性を向上させることが出来る。もちろん、導体6’の
外周面6’aおよびモジュール金属筒2’の内周面2’
aに設けるのは3角形の連続溝に限られるものではな
く、例えば方形の連続溝でもよく軸方向に設けた溝やそ
れぞれが独立した小さな穴であっても、それらが接合部
にアンカー効果を高めるように作用するものであればど
のような形状であってもよい。
【0017】 実施例3. 導体6の外周面およびモジュール金属筒2の内周面にセ
ラミックス膜を形成することによって、気密封止部材4
との接着性を高めることができる。ガラス粉末とセラミ
ックス粉末をペースト状にして、導体6の外周面および
モジュール金属筒2の内周面に塗布してホーロー膜を形
成する方法や、金属アルコキシドを出発原料としてSi
O2、TiO2、Al2O3などのセラミックス膜を形
成する方法を用いることができる。また、導体6に複合
線材を用いることによっても、気密封止部材4と導体6
との接着性を高めることができる。例えば、無酸素銅の
線材外周に鉄−ニッケル合金のクラッド層を設けた複合
線材を導体6として用いることによって、鉄−ニッケル
合金外周に酸化鉄の皮膜が生じ、気密封止部材4との界
面において化学的結合が生じ接着力が大幅に向上する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ステ
ンレス鋼円筒の内側に鉄または鉄−ニッケル合金の円筒
を嵌合したモジュール金属筒の内部空間に一対を組み合
わせて漏れ監視空間を形成する耐熱セラミックスからな
るモニタリングディスクと、このモニタリングディスク
の両側にマイカ−ガラス系セラミックスの気密封止部材
を配設し、導体をモニタリングディスクおよび気密封止
部材を貫通させ、モジュール金属筒と気密封止部材の間
および導体の気密封止部材貫通部周囲を気密封止したの
で、非常に高温、高圧の雰囲気条件下でも気密封止部材
が炭化することなく気密封止機能を維持できる電線貫通
部モジュール構造が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による電線貫通部モジュー
ル構造を示す部分断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】この発明の実施例1によるモニタリングディス
クの正面図および断面図である。
【図4】この発明の実施例2を示す図2に相当する部分
拡大図である。
【図5】従来の電線貫通部を示す全体斜視図である。
【図6】従来の電線貫通部モジュール構造を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1 モジュール 2 モジュール金属筒 3 モニタリングディスク 4 気密封止部材 5 仕切板 6 導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 泰彦 三田市三輪二丁目6番1号 菱電化成株 式会社内 (72)発明者 好永 功夫 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社 神戸製作所内 (72)発明者 枝嶋 敏数 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社 神戸製作所内 (72)発明者 村上 忠禧 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 加藤 和晴 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 足達 廣士 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−45488(JP,A) 特開 平4−351413(JP,A) 特開 昭61−132022(JP,A) 特開 昭52−132391(JP,A) 特開 昭50−100489(JP,A) 実開 平5−50933(JP,U) 実開 平1−109228(JP,U) 実開 昭61−153428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/22 - 3/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外を区画する壁部を貫通する導体の周
    囲を気密封止した電線貫通部モジュール構造において、
    ステンレス鋼の円筒内側に鉄もしくは鉄−ニッケル合金
    の円筒を嵌合したモジュール金属筒の内部空間に耐熱セ
    ラミックスでなり一対を組み合わせて漏れ監視空間を形
    成するモニタリングディスクと、該一対のモニタリング
    ディスクの両側にマイカ−ガラス系セラミックスでなる
    一対の気密封止部材とを配設し、上記導体を上記モニタ
    リングディスクおよび上記気密封止部材とを貫通させ上
    記モジュール金属筒と上記気密封止部材の間および上記
    導体の上記気密封止部材貫通部周囲を気密封止したこと
    を特徴とする電線貫通部モジュール構造。
  2. 【請求項2】 内外を区画する壁部を貫通する導体の周
    囲を気密封止した電線貫通部モジュール構造において、
    モジュール金属筒の内周面に凹凸を設け、該モジュール
    金属筒の内部空間に耐熱セラミックスでなり一対を組み
    合わせて漏れ監視空間を形成するモニタリングディスク
    と、該一対のモニタリングディスクの両側にマイカ−ガ
    ラス系セラミックスでなる一対の気密封止部材とを配設
    し、外周面に凹凸を設けた上記導体を上記モニタリング
    ディスクおよび上記気密封止部材とを貫通させ上記モジ
    ュール金属筒と上記気密封止部材の間および上記導体の
    上記気密封止部材貫通部周囲を気密封止したことを特徴
    とする電線貫通部モジュール構造。
  3. 【請求項3】 内外を区画する壁部を貫通する導体の周
    囲を気密封止した電線貫通部モジュール構造において、
    モジュール金属筒の内周面にセラミックス層を設け、該
    モジュール金属筒の内部空間に耐熱セラミックスでなり
    一対を組み合わせて漏れ監視空間を形成するモニタリン
    グディスクと、該一対のモニタリングディスクの両側に
    マイカ−ガラス系セラミックスでなる一対の気密封止部
    材とを配設し、外周面にセラミックス層を設けた上記導
    体を上記モニタリングディスクおよび上記気密封止部材
    とを貫通させ上記モジュール金属筒と上記気密封止部材
    の間および上記導体の上記気密封止部材貫通部周囲を気
    密封止したことを特徴とする電線貫通部モジュール構
    造。
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