JP2987166B2 - 穀類フレークの製造法 - Google Patents

穀類フレークの製造法

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は穀類フレークの製造法に関する。
[従来の技術] 食生活の洋風化および多様化に伴って穀類またはその
粉砕物から製造された穀類フレークが主食やスナック菓
子として広く食されるようになっている。穀類フレーク
は穀類の全粒を主原料として使用するために、蛋白質、
ビタミン、ミネラル等の栄養分に富み、健康食品や栄養
食品としても注目を集めている。
一般に、穀類フレークは、穀類および/またはその粉
砕物を水分の存在下で加熱または加熱混練した後、圧扁
および/または成形し、これを焙焼して製造されてい
る。しかし、この方法では加熱または加熱混練時に穀類
中の殿粉がほぼ完全に(通常90%以上)α化されてお
り、そのために焙焼工程で膨化の度合が大きく、その結
果、比較的柔らかな口溶けの良いスナック菓子風の食感
となり、パリッとし且つサクサクとした食感(以後、
「クリスピーな食感」という)のフレークが得られにく
かった。しかしながら、穀類フレークを主食とする場合
は、牛乳をかけて食することが多いことから、牛乳をか
けても湿った食感になりにくく、クリスピーな食感を保
持する穀類フレークが求められてきた。
[発明の内容] 本発明者らは、牛乳をかけても湿った食感になりにく
く、しかもクリスピーな食感を保持する穀類フレークの
製造を目的として研究を続けてきた。その結果、穀類を
主成分とする原料を用いて特定のα化度を有するシート
状生地を調製し、これを成形した後乾燥および焙焼する
と目的とする穀類フレークを製造できることを見出して
本発明を完成した。
すなわち、本発明は、穀類を主成分とする原料を用い
てα化度40〜70%のシート状生地を調製し、次いで成
形、乾燥および焙焼することを特徴とする穀類フレーク
の製造法である。
ここにいう穀類とは、本発明においては小麦またはト
ウモロコシを意味する。
穀類は、目開き5mmの篩を通過し且つ目開き0.2mmの篩
上に残留する粒径に調節して使用するのが、得られるフ
レークの外観および食感、シート状生地の取扱い易さな
どの点から望ましい。穀類の粒径が目開き5mmの篩上に
残留する大きさの場合には、粒度の粗い部分が残り均一
なシート状生地が得られにくく、得られるフレークの食
感が硬く劣ったものになり易い。一方、穀類の粒径が目
開き0.2mmの篩を通過する大きさの場合には、得られる
フレークがクリスピーな食感になりにくい[以下、特定
の目開き(mm)の篩上に残留する大きさを「‥‥mmオー
バー」と、また特定の目開き(mm)の篩を通過する大き
さを「‥‥mmスルー」と称する]。
更に、本発明においては穀類に必要に応じて砂糖、食
塩、醤油、酢、ビーフエキス等の調味料、コショウ、ト
ウガラシ粉、カレー粉等の香辛料、ビタミン、ミネラ
ル、野菜粉末等の任意の添加物の1種または2種以上を
添加してもよい。
本発明では穀類を主成分とする原料を用いてα化度40
〜70%のシート状生地を調製する。
ここでいう「α化度」とは、生地中の殿粉のα化の度
合を、「食品分析法」第649〜651頁,日本食品工業学会
食品分析法編集委員会編纂(昭和57年10月20日,株式会
社光琳発行)に記載されている下記のβ−アミラーゼ・
プルラナーゼ法により測定した時の値をいう。
[α化度の測定法] (1)乾燥粉末試料80mgをガラスホモジナイザーに取
り、これに水8.0mlを加えてよく分散させる。メスフラ
スコ(容量25ml)を2本用意し、その各々に該分散液を
2mlずつ取り入れる。
(2)(i)上記メスフラスコの一方には0.8M酢酸緩衝
液(pH6.0)を加えて25mlに定容して試験溶液とする。
(ii) 上記試験溶液4mlを採取し、それにβ−アミラ
ーゼ・プルナラーゼ溶液(β−アミラーゼ17mgおよびプ
ルラナーゼ170mgを0.8M酢酸緩衝液100mlに溶解した後に
不溶性区分を濾過して除去した液:1ml中にβ−アミラー
ゼを0.8IUおよびプルラナーゼを3.3IU含有)1mlを加
え、40℃で30分間震盪して反応を行わせる。反応終了
後、液を1ml採取して、沸騰浴で5分間加熱して酵素を
失活させた後5倍に希釈する。
その1mlを採取してSomogyi−Nelson法によって還元糖
量(A)を測定する。
別の0.5mlを採取してフェノール・硫酸法で全糖量
(B)を測定する。
(3)(i)もう一方のメスフラスコには10N水酸化ナ
トリウム溶液0.2mlを加え50℃で3〜5分温浴で加熱し
て完全に糊化し、次に2N酢酸1.0mlを加えた後、0.8M酢
酸緩衝液(pH6.0)を加えて25mlに定容して完全糊化試
験溶液とする。
(ii)この完全糊化試験溶液4ml採取し、あとは上記
(2)(ii)と同様の処理工程を施して、完全糊化試験
溶液の還元糖量(A′)および全糖量(B′)を測定す
る。
(4) 同時にブランク試験用として、4mlの基質に失
活酵素液(上記で用いたと同じ酵素溶液を10分間煮沸後
沈澱物を濾過したもの)1mlを加えた後、その1mlを採取
し、これを5倍に希釈した液から更に1mlを採取して、
その還元糖量(a)を上記と同様にして測定した。
上記の測定値を使用して、下記の式によりα化度を得
た。
シート状生地のα化度が40%より低いと得られる穀類
フレークが硬くなりクリスピーな食感にならず、一方70
%を超えると乾燥時や焙焼時に膨化が過度になって柔ら
かく口溶けの良すぎるスナック菓子風の食感になり、ク
リスピーな食感にならない。
シート状生地を調製する際には適度の加水が必要であ
るが、特に生地の水分含量が約30〜40重量%(以下単に
%という)にしておくと、α化度を前記範囲に調整し易
く、また成形性がよいので好ましい。
また、シート状生地は、通常、約0.4〜約1mmの厚さに
するのが成形、乾燥および焙焼時の砕け防止、得られる
フレークの食感等の点から望ましい。
α化度が40〜70%のシート状生地の調製は、例えば、
具体的には下記の(1)〜(3)の方法で円滑に行うこ
とができる。
(1) 穀類に、水および必要に応じて上記した調味
料、香辛料等の他の添加物を加え、混練した後に蒸熱処
理してα化度が40〜70%の生地を調製し、これを圧延ロ
ール等の圧延装置によりシート状に圧延する方法。
この場合の混練は、穀類の混練において従来から知ら
れているいずれの混練方法および装置も使用でき、例え
ば横型リボン型ミキサー等によって行えばよい。また蒸
熱処理は、通常、原料の品温が約95〜100℃になるよう
に行うが、この場合に殿粉のα化度が40〜70%の範囲に
なるように充分注意することが必要である。蒸熱処理
は、静置式および連続移動式(ネットコンベヤ等)のい
ずれで行ってもよい。
例えば、穀類を主成分とする原料に、外割で約30〜40
%の水を加えて混練し、これを内部蒸気圧(密閉系の場
合)約0.2〜1.0kg/cm2で約5〜20分間蒸熱処理し、これ
を圧延するとα化度が40〜70%のシート状生地が得られ
る。圧延に際しては、汎用の圧延方法および装置のいず
れもが使用できるが、一対のロールからなるロール圧延
装置を使用して生成するシート状生地の厚さが上記した
ように約0.4〜1mmになるように行うのがよい。
(2) 穀類に、水および必要に応じて調味料、香辛料
等の他の添加物を混合後、またはそのまま蒸気導入式の
蒸練装置に入れ、蒸気を吹き込みながら混練してα化度
が40〜70%の混練生地を調製し、これを上記(1)と同
様に圧延ロール等の圧延装置によりシート状に圧延する
方法。
この場合の蒸練は、従来から知られているいずれの蒸
練方法および装置も使用でき、例えば米菓用蒸練機等に
よって行う。また蒸練はバッチ式および連続式のいずれ
で行ってもよい。例えば、穀類を主成分とする原料に、
外割で約30〜40%の水を加えてこれを内部蒸気圧(密閉
系の場合)約0.2〜1.0kg/cm2で約5〜20分間蒸練する
と、α化度40〜70%の混練物が得られる。この混練物を
上記(1)と同様に圧延してα化度が40〜70%のシート
状生地を製造する。
(3) 穀類、水および必要に応じて調味料、香辛料等
の他の添加物を混合後、またはそのまま押出機に入れて
加熱・混練を行った後、ダイからシート状に膨化しない
ように押出してα化度が40〜70%のシート状生地を製造
する方法。
この場合の押出には食品の製造において従来から用い
られている押出方法および装置のいずれもが使用できる
が、1軸または2軸押出機を使用して行うのが好まし
い。例えば、2軸エクストルーダー(Werner & Pfleid
ere社製;C−37型)を用いて穀類を主成分とする原料に
対して、外割で約35〜50%の水を加えた後、スクリュー
回転数約100〜400rpm、バレル温度約100〜150℃、出口
温度約80〜130℃、出口圧力約10〜100kg/cm2、バレル滞
留時間約20〜40秒でシート状に押出すと、α化度40〜70
%のシート状生地が得られる。この場合にもシート状生
地の厚さを上記のように約0.4〜1mmに押出すのがよい。
そして、上記(1)〜(3)の方法のうち、(1)お
よび(2)の方法では穀類の粒径を予め0.2mmオーバー
・2mmスルー、特に0.4mmオーバー・1.5mmスルーにして
おくのがよく、また(3)の方法では粒径を0.2mmオー
バー・5mmスルーにしておくのがよい。
次に、上記により製造されたシート状生地を所望の形
状に成形する。成形には、この種の成形において使用さ
れている成形方法および装置のいずれもが採用でき、例
えば型ロール方式、スタンピング方式等により行うこと
ができる。成形物の形状は特に限定されず、例えば円
形、楕円形、正方形、長方形、三角形、星形、ローマ字
形、動物形、テレビや漫画等のキャラクター形等の任意
の形状にすればよい。厚さは、シート状生地の厚さとほ
ぼ同じ約0.4〜1mmとするのがよい。
次いで、上記成形物を膨化しないようにして乾燥す
る。この乾燥処理は、成形物の水分含量が約7〜15%に
なるまで行う。あまり急激に乾燥を行うと、乾燥時に膨
化を生じ好ましくない。また、乾燥物の水分含量が7%
より少ないと得られるフレークが硬くなり過ぎて好まし
くなく、一方15%を超えると次工程の焙焼により得られ
るフレークが不均一な膨化をして好ましくない。本発明
ではこの乾燥工程が必要であり、上記で得られた成形物
を乾燥せず直接焙焼すると焙焼時に過度に膨化を生じて
目的とするクリスピーな食感を有するフレークを得るこ
とができない。
乾燥は、いずれの乾燥方法および装置を採用して行っ
てもよく、例えば熱風、赤外線等によって約100〜140℃
の雰囲気温度で行えばよい。
次に、上記で得られた乾燥成形物を焙焼する。この焙
焼処理により殿粉のα化がさらに進むとともに多少の膨
化を生じ、クリスピーな食感を有するフレークが得られ
る。焙焼に際しては、乾燥した成形物を均一に焙焼でき
る方法および装置のいずれもが採用でき、例えば高温気
流焙焼機、ロータリーキルン焙焼機等を使用して約220
〜260℃で約15〜60秒間行う。
焙焼により製造された穀類フレークは、そのまま製品
として保存、流通、販売しても、または必要に応じて糖
類、醤油、食塩等の調味料、コショー、ジンジャー、ガ
ーリック等の香辛料、ビタミン類等をその表面に付着さ
せて、あるいはそれらの調味料、香辛料や他の材料と混
合して保存、流通、販売することもできる。
[発明の効果] 本発明方法によれば、クリスピーな食感を有する良好
な穀類フレークを製造することができる。そして、本発
明で製造された穀類フレークは、牛乳等をかけた場合に
も該クリスピーな食感を直ちに失うことがない。
本発明では、シート状生地の調製時に複数の穀粒また
はその粉砕物を組合わせて使用することができるので、
穀粒またはその粉砕物の組合せや配合割合を調整するこ
とによって、種々の食感や風味を有する変化に富んだ種
々の穀類フレークを製造することができる。
以下に、本発明を例により具体的に説明するが、本発
明はそれらの例により限定されない。
実施例 1 小麦粗砕物(粒径:0.2mmオーバー・1mmスルー)100重
量部(以下「部」という)に対して、食塩1部、麦芽エ
キス1部および水40部を添加し、横型ミキサー(株式会
社トーキョーメンキ製)で混練した後、連続蒸煮装置
(藤原醸機株式会社製)で温度120℃、蒸気圧力1.0kg/c
m2で5分間蒸熱処理してα化度65%の生地を調製した。
この生地を一対のロールからなる圧延機により厚さ0.4
〜0.5mmのシート状に圧延し、次に型抜きロール(有限
会社高橋産業製)により長径20mm、短径10mmの楕円状の
小片に型抜き成形した。これをハンドドライヤーを使用
して100℃の温風を30分間当てて乾燥して水分含量8.5%
の乾燥成形物を得た。これを高温気流焙焼機(荒川製作
所製)を使用して230℃で45秒間焙焼して小麦フレーク
を製造した。
また、比較例1として、上記と同じ連続蒸煮装置を使
用して、温度120℃、蒸気圧力1.0kg/cm2で1分間蒸熱処
理してα化度35%の生地を調製した以外は実施例1と同
様にして小麦フレークを製造した。
また、比較例2として、温度120℃、蒸気圧力1.0kg/c
m2で25分間加熱してα化度75%の生地を調製した以外は
実施例1と同様にして小麦フレークを製造した。
上記で得られた小麦フレークの各々のかさ密度を下記
の方法により測定するとともに、そのままの食感、およ
び小麦フレーク5部に対して牛乳(15℃)を10部かけて
1分間放置後の食感を評価して下記の表−2に示す結果
を得た。ただし、表−2における食感の評価結果は10名
のパネラーにより下記の表−1に示した評価基準にした
がって評価してもらったものである。
[フレークかさ密度の測定] メスシリンダーを用いてフレーク1000cm3を測り、そ
の重量(g)を測定して次の式によりかさ密度を求め
た。
[表−1] フレークの食感(牛乳をかけないとき) 5…非常にクリスピーな食感 4…ややクリスピーな食感 3…膨化し過ぎて柔らかくクリスピーな食感ではない 2…やや硬くクリスピーな食感ではない 1……硬く噛みにくく不良 フレークの食感(牛乳をかけたとき) 5…僅かに湿った食感ではあるがクリスピーさを保持 4…少し湿った食感であるがややクリスピーさを保持 3…かなり湿った食感で、クリスピーさがない 2…僅かに湿った食感で、やや硬く食べにくい 1…僅かに湿った食感で、硬く不良 上記表−2の結果から、実施例1で得られた小麦フレー
クはクリスピーな食感を有し、かかる食感は牛乳をかけ
た場合にも失われないのに対して、シート状生地のα化
度が35%の比較例1で得られた小麦フレークはやや硬く
てクリスピーな食感ではなく、一方シート状生地のα化
度を75%にして製造された比較例2の小麦フレークは膨
化し過ぎて柔らかく、クリスピーな食感ではなく、牛乳
をかけると更に湿った食感になってしまうことがわか
る。
実施例 2〜3 実施例2として、コーングリッツ(粒径:0.5mmオーバ
ー・1.5mmスルー)100部に対して、砂糖1部、食塩1部
および水35部を添加し、蒸練機(大山鉄工所製)で温度
106℃、蒸気圧力0.2kg/cm2で15分間蒸練してα化度45%
の生地を調製した。この生地を一対のロールからなる圧
延機を使用して厚さ0.6〜0.7mのシート状に圧延し、次
に型抜きロールにより一辺10mmの六角形の小片に型抜き
成形した。これをハンドドライヤーを使用して140℃の
温風を5分間当てて乾燥して水分含量10%の乾燥成形物
を得た。次いで、実施例1で使用したのと同じ高温気流
焙焼機を使用し260℃で15秒間焙焼してコーンフレーク
を製造した。
また、実施例3として、温度112℃、蒸気圧力0.5kg/c
m2で10分間蒸練してα化度70%の生地を製造した外は実
施例2と同様にしてコーンフレークを製造した。
比較例3として、温度106℃、蒸気圧力0.2kg/cm2で7
分間加熱してα化度30%の生地を製造した外は実施例2
と同様にしてコーンフレークを製造した。
更に、比較例4として、温度112℃、蒸気圧力0.5kg/c
m2で15分間蒸練してα化度80%の生地を製造した外は実
施例2と同様にしてコーンフレークを製造した。
実施例2〜3および比較例3〜4で得られたコーンフ
レークの各々のかさ密度、そのままの食感および牛乳か
けた時の食感を実施例1と同様にして調べたところ、下
記の表−3に示す結果を得た。
上記表−3の結果から、実施例2および実施例3で得
られたコーンフレークはクリスピーな食感を有し、かか
る食感は牛乳をかけた場合にも失われないのに対して、
シート状生地のα化度が30%の比較例3で得られたコー
ンフレークはやや硬くてクリスピー食感ではなく、一方
シート状生地のα化度を80%にして製造された比較例4
のコーンフレークは膨化し過ぎて柔らかくクリスピーな
食感ではなく、牛乳をかけると更に湿った食感になって
しまうことがわかる。
実施例 4 コーングリッツ(粒径:1.0mmオーバー・2.0mmスル
ー)100部に対して、砂糖1部、食塩1部および水37部
を添加し、実施例2で使用したのと同じ蒸練機で温度11
2℃、蒸気圧力0.5kg/cm2で10分間蒸練してα化度55%の
生地を調製した。この生地を一対のロールからなる圧延
機を使用して厚さ0.7〜1.0mmのシート状に圧延し、次に
型抜きロールにより長径15mm、短径12mmの花形状の小片
に型抜き成形した。これをハンドドライヤーを使用して
120℃の温風を15分間当てて乾燥して水分含量7%の乾
燥成形物を得た。これを実施例1で使用したのと同じ高
温気流焙焼機により250℃で20秒間焙焼してコーンフレ
ークを製造した。次いで、このコーンフレーク100部に
対して砂糖シロップ20部をコーテイングしてクリスピー
な食感を有する甘いコーンフレークを得た。
実施例 5 小麦粗砕物(粒径:0.5mmオーバー・2.5mmスルー)100
部に対して、食塩1部、麦芽エキス1部および水35部を
添加混合後、2軸押出機(Werner & Pfleiderer社製:C
−37型)に投入し、スクリュー回転数200rpm、バレル温
度90℃、出口圧力80kg/cm2で30秒間加熱混練した後、押
出機の出口に装着したスリットダイ(間隙×幅:0.3mm×
50mm)より押出して、α化度45%、厚さ0.5〜0.6mmのシ
ート状生地を製造した。この生地を型抜きロールにより
長径20mm、短径10mmの楕円状の小片に型抜き成形した。
これをハンドドライヤーを使用して100℃の温風を20分
当てて乾燥して水分含量10.0%の乾燥成形物を得た。次
に、実施例1で使用したのと同じ高温気流焙焼機を用い
て230℃で50秒間焙焼して小麦フレークを製造した。
また、比較例5として、上記と同じ押出機を使用し
て、スクリュー回転数150rpm、バレル温度50℃、出口圧
力90kg/cm2で25秒間加熱混練した後押出して、α化度35
%のシート状生地を調製した外は実施例5と同様にして
小麦フレークを製造した。
更に、比較例6として、同じ押出機を使用して、スク
リュー回転数400rpm、バレル温度110℃、出口圧力20kg/
cm2で20秒間加熱混練した後押出して、α化度75%のシ
ート状生地を調製した外は実施例5と同様にして小麦フ
レークを製造した。
上記で得られた小麦フレークの各々のかさ密度および
食感を実施例1と同様にして調べたところ、下記の表−
4に示す結果を得た。
上記表−4の結果から、実施例5で得られた小麦フレ
ークはクリスピーな食感を有し、かかる食感は牛乳をか
けた場合にも失われないのに対して、シート状生地のα
化度が35%の比較例5で得られた小麦フレークはやや硬
くてクリスピーな食感ではなく、一方シート状生地のα
化度を75%にして製造された比較例6の小麦フレークは
膨化し過ぎて柔らかく、クリスピーな食感ではなく、牛
乳をかけると更に湿った食感になってしまうことがわか
る。
実施例 6〜7 実施例6として、コーングリッツ(粒径:0.5mmオーバ
ー・1.5mmスルー)100部に対して、砂糖1部、食塩1部
および水35部を添加混合後、実施例5で使用したのと同
じ2軸押出機に投入し、スクリュー回転数150rpm、バレ
ル温度80℃、出口圧力80kg/cm2で25秒間加熱混練した
後、押出機の出口に装着したスリットダイ(間隙×幅:
0.5mm×50mm)より押出して、α化度40%、厚さ0.8〜0.
9mmのシート状生地を製造した。この生地を型抜きロー
ルにより一辺が10mmの六角形の小片に型抜き成形した。
これをハンドドライヤーを使用して140℃の温風を5分
間当てて乾燥して水分含量10.0%の乾燥成形物を得た。
これを実施例1で使用したのと同じ高温気流焙焼機によ
り260℃で15秒間焙焼してコーンフレークを製造した。
また実施例7として、スクリュー回転数300rpm、バレ
ル温度100℃、出口圧力50kg/cm2で25秒間加熱混練した
外は実施例6と同様にしてα化度70%のシート状生地を
製造し、コーンフレークを製造した。
更に、比較例7として、スクリュー回転数150rpm、バ
レル温度60℃、出口圧力90kg/cm2で25秒間加熱混練した
外は実施例6と同様にしてα化度30%のシート状生地を
製造し、コーンフレークを製造した。
また比較例8として、スクリュー回転数400rpm、バレ
ル温度110℃、出口圧力20kg/cm2で20秒間加熱混練した
外は実施例6と同様にしてα化度80%のシート状生地を
製造し、コーンフレークを製造した。
実施例6〜7および比較例7〜8で得られたコーンフ
レークの各々のかさ密度、そのままの食感および牛乳か
けた時の食感を実施例1と同様にして調べたことろ、下
記の表−5に示す結果を得た。
上記表−5の結果から、実施例6および実施例7で得
られたコーンフレークはクリスピーな食感を有し、かか
る食感は牛乳をかけた場合にも失われないのに対して、
シート状生地のα化度が30%の比較例7で得られたコー
ンフレークはやや硬くてクリスピーな食感ではなく、一
方シート状生地のα化度を80%にして製造された比較例
8のコーンフレークは膨化し過ぎて柔らかくクリスピー
な食感ではなく、牛乳をかけると更に湿った食感になっ
てしまうことがわかる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−186449(JP,A) 特開 昭57−8748(JP,A) 特公 昭38−14358(JP,B2) 特公 昭58−6456(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/164 - 1/186

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小麦またはトウモロコシからなる穀類を粒
    径0.2ないし5mmに粉砕してα化度40〜70%のシート状生
    地を調製し、次いで成形、乾燥および焙焼することを特
    徴とする穀類フレークの製造法。
JP2025949A 1990-02-07 1990-02-07 穀類フレークの製造法 Expired - Fee Related JP2987166B2 (ja)

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