JPS6058943B2 - 胚芽フレ−クの製造法 - Google Patents

胚芽フレ−クの製造法

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JPS6058943B2
JPS6058943B2 JP53154608A JP15460878A JPS6058943B2 JP S6058943 B2 JPS6058943 B2 JP S6058943B2 JP 53154608 A JP53154608 A JP 53154608A JP 15460878 A JP15460878 A JP 15460878A JP S6058943 B2 JPS6058943 B2 JP S6058943B2
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JP
Japan
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germ
flakes
water
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honeydew
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JP53154608A
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達男 竹澤
章子 中根
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、穀物の胚芽より胚芽フレークを連続的に製
造する方法に関する。
従前より胚芽は栄養食品として根強い需要をもつてお
り、小麦胚芽、米胚芽等がオートクレープ処理や焙焼さ
れて粒状あるいは粉末で市場に出ているが、その他の食
品に加えるかまたは直接的にはスプーンを用いて食する
のが一般的であつた。
最近になつて食生活の多様化の中から例えば穀物フレー
ク類と同りように牛乳をかけて食したいとかあるいはフ
インガースナツク的な食べ方をしたいという要求も出て
いる。本発明はこのような時代的要求に対応するために
より多様な胚芽食品を消費者に提供することを目的とし
たものである。 本発明は、胚芽粒あるいは胚芽粉末か
ら連続的に胚芽フレークを製造する方法である。而して
その方法は胚芽粒あるいは胚芽粉末(以下両者を単 に
「胚芽」と総称する)に均一に吸水させる湿潤工程、エ
クストルーダを用いて所要の造粒物をつくる造粒工程、
造粒物を1対のロールにより薄片、化する圧扁工程及び
圧扁物を加熱により行なう乾燥工程により構成されてい
る。ここに本発明で原料として使用される胚芽は加熱し
ない生のもの、焙焼等の加熱を行つたもの、脱脂したも
のあるいは全脂のものを含む。 本発明の実施に当つて
は、先づ湿潤工程におい゜て多翼攪拌装置内で胚芽重量
の15〜60%の水を噴霧しながら添加するのが効果的
である。
加水量が15%以下になると、エクストルーダ内の押出
し抵抗が高まり、そのために膨化あるいは乾燥してしま
つて圧扁に不適当な物性を呈するばかりか、過度に変性
するおそれがある。また逆に加水量が60%を越えると
生地が軟弱になり、カッターによる切断が不可能になる
。従つて加水量は30〜50%にするのが望ましい。造
粒工程に用いるエクストルーダは圧力5に9/c71f
以上であればよく、連続生産を行なうために運動カッタ
ーを有することが望ましい。これに用いるダイスの孔径
は0.6〜8ミリ程度のもので、この孔から押出される
生地を3〜10ミリ程度の長さに切断できるようにカッ
ターの回転数は可変であるのが好都合である。造粒物の
大小はフレークの大小に直接影響するから、フレークサ
イズが一定の場合には上記条件は固定的になる。なおエ
クストルーダに冷却装置があれば一層製造を安定させる
ことができる。造粒成型物は直ちに1対のロール間を通
過させて圧扁する。このロールは回転速比が1:1ある
いは1:1?の範囲のものを用いることができる。等速
回転に近づく程フレークは円型になり速比がつくに従つ
て長円型のフレークをつくることができるが、1:13
以上になると切断し易くなる危険を生ずる。またロール
間のギャップは0.1〜0.3ミリの間を用いるが、0
.1ミリ以下のギャップではフレークが薄過ぎて切れを
生じるし、また0.3ミリ以上では食感的に劣ることに
なる。このためにロールギャップは0.15〜0.20
ミリの範囲であることが望ましい。加熱乾燥工程におい
ては、胚芽フレークに対して二通りの処理を包含する。
すなわち、フレーク粗材が生胚芽の場合は強制通風型乾
燥機の空気温度を80゜Cから1200Cで2〜5分滞
留せしめて水分を15〜20%にしたフレークを更に強
制通風乾燥機の空気温度を1200Cから140℃に上
げた条件で1〜5分間加熱を行ない風味を生ぜしめる必
要がある。予め焙炬した胚芽を用いるときは空気温度を
800〜1200Cの条件で5〜2吟乾燥するのみでよ
い。いづれの場合も乾燥品の水分を保存性の点から8%
程度以下にするのが好ましい。湿潤工程における加水量
の多少によつて乾燥所要時間に相異を生じることになる
。なお通風型乾燥機としては流動層乾燥機のような連続
乾燥機が効率的である。また、このような胚芽フレーク
の製造法によれぱ他種の添加物例えば峰蜜、こんにやく
粉、胚芽油を胚芽と均一に一体化させることが可能とな
る。
その最も望まれるものは峰蜜である。峰蜜は.古くから
滋養物ないし栄養食品として知られており、胚芽と共に
食することを海外でも宣伝されている。しかし一般家庭
において胚芽と蜂蜜を常備することは煩わしく、でき得
れは胚芽と峰蜜の一体化した製品があれば便利であり、
この目的のた.めに本発明を応用することができる。す
なわち本発明における湿潤工程において使用すべき水に
峰蜜を温溶して添加すればよい。峰蜜の平均的組成は水
分約25%であるから、加水全量から峰蜜添加量に相当
する水分量を減じることが必要である。峰蜜の添加量3
%から25%加えることができるが、甘味あるいは風味
を感じる範囲そして作業性からみて5%から15%の範
囲にあることが望ましい。3%以下になると峰蜜の存在
を知覚し難いし、添加量が25%を越すと整型造粒物の
表面に粘着性が出てくるし、フレークも乾き難くなる。
水一峰蜜の混合液は加熱して用いると噴霧するのに容易
である。このような湿潤工程を経た胚芽は、前記フレー
ク工程を経て峰蜜入りの風味豊かなフレークとなる。更
には、現在アルカリ食品の最たるものとして見直されて
いるこんにやく粉を胚芽に一体化させることもできる。
従来からこんにたくは体内の砂1落としとか、整腸作用
があるからとの理由で推奨されている食品であり、こん
にやく粉末はすでに市場に出ている。しかしこのような
粉末は手軽に摂取できるとは云えないものである。そこ
で風味のある胚芽とこんにやく粉とと一体化させれは食
べ易い食品として誰れもが容易に摂取しうると予想され
、これまた本発明のフレーク製造方法の一態様を構成す
るものである。すなわち本発明の湿潤工程においてこん
にやく粉を加水量の0.1%から3%になるように混合
し、加熱混合して完全に糊化させたもの噴霧あるいは添
加し且つ充分に攪拌を行なう。こんにやく液は粘度が高
いので、混合時間は長目にとつた方がよい。添加量は加
水量とも関係するが、あまり高粘度では混合操作に不便
をきたすので、0.15%から0.2%の範囲の添加が
望ましい。かように湿潤された胚芽およびこんにやくの
混合物は、本発明の方法に従つて造粒、圧扁、乾燥の工
程により製造が得られる。また同様に、湿潤工程におい
て加熱こんにやく液に峰蜜を加えて混合液をつくり、更
に胚芽と攪拌混合して湿潤し、本発明の方法に従つて造
粒、圧扁、乾燥の工程により胚芽、峰蜜およびこんにや
く粉を一体化したフレークを製造することができる。
かようにした製造された胚芽フレークは、穀物のフレー
ク類と全く同様の外観と食感を有しており、しかも胚芽
の風味を活かした食品であり、そのままでもあるいは牛
乳をかけて食することもできるし、更にはフレークに各
種のコーティングも可能である。
なお峰蜜やこんにやくのように食品として摂取したい要
求のある各種の食品類、あるいは調味料、ビタミン類等
も必要に応じて本発明の方法により配合でき、多様な胚
芽食品を提供することができる。実施例1 小麦生胚芽(粒状、全脂)5k9に、峰蜜500gを水
1200m1に温溶した液を噴霧しながら棒状攪拌翼の
ついたターボミキサー中で混合湿潤する。
湿潤した胚芽をEPミル(エクストルーダ)によりダイ
ス孔径6ミリで長さ70ミリになるように切断して造粒
整型物を得た。このペレット状造粒物を直ちに直径36
0ミリの1対の金属ロールで回転数250:255RP
M1ロール間隙0.1ミリで圧扁し、連続的に空気温度
120℃で3分間そして140℃で3分間加熱乾燥して
、黄金色の胚芽フレークを得た。このフレークは胚芽独
得の風味と峰蜜の甘さおよび香味とをもつたバリバリし
た食感のフレークであつた。実施例2 焙焼小麦胚芽(粉末状、脱脂)500gに、5gのこん
にやく粉を加熱溶解した温水250m1を麺用横型ミキ
サー中で5分間混合して湿潤した。
この混合物を特製カッターを附設したブラベンダーエク
ストルーダによりダイス径3ミリで長さ6ミリになるよ
うに切断し、直ちにロール径250ミリ、ロール間隙0
.15ミリ回転数400:400RPMのロールを通し
、続いて空気温度140℃の流動層乾燥機で5分間乾燥
して胚芽フレークを得た。このフレークは焙焼胚芽の風
味を保つたものであつた。実施例3オートクレーブ処理
した米胚芽(粉末状、全脂)5k9に水500m1をス
ピードミキサー中で噴霧しながら混合した後、川口鉄工
所製押出機によりダイス孔1.5ミリ、長さ10ミリに
なるように造粒整型した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 胚芽を湿潤させ、湿潤した胚芽を造粒し、胚芽造粒
    物を圧扁し、そして圧扁物を加熱乾燥することによりな
    る連続的な胚芽フレークの製造法。 2 峰蜜液を添加した水で湿潤を行なう特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 3 こんにやく液を添加した水で湿潤を行なう特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 4 峰蜜およびこんにやく液の両者を添加した水で湿潤
    を行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP53154608A 1978-12-16 1978-12-16 胚芽フレ−クの製造法 Expired JPS6058943B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53154608A JPS6058943B2 (ja) 1978-12-16 1978-12-16 胚芽フレ−クの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5581564A JPS5581564A (en) 1980-06-19
JPS6058943B2 true JPS6058943B2 (ja) 1985-12-23

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JP53154608A Expired JPS6058943B2 (ja) 1978-12-16 1978-12-16 胚芽フレ−クの製造法

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JPS6387341U (ja) * 1986-11-28 1988-06-07
JPH0211963A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Nissan Motor Co Ltd クランクプーリー

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