JP2986300B2 - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents
塗布装置及び塗布方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C11/00—Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
- B05C11/02—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
- B05C11/08—Spreading liquid or other fluent material by manipulating the work, e.g. tilting
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- Spray Control Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
に関する。
転させて、これにフォトレジスト液等の処理液を塗布す
る塗布装置として、例えば図8に示すようなレジスト塗
布装置が知られている。この塗布装置は、被処理体、例
えば半導体ウエハWを水平に吸着保持して高速回転する
回転保持手段であるスピンチャック2と、ウエハWの表
面中心に処理液としてレジスト液を滴下するレジスト液
供給ノズル4と、スピンチャック2上のウエハWを包囲
して外方へ飛散するレジスト液や洗浄液を捕集するため
に設けられた外側容器6及び内側容器8を有している。
エハWの裏面に付着したレジスト液を洗浄するための洗
浄液を放出する裏面洗浄ノズル10が設けられており、
レジスト液塗布後に例えばシンナーのような揮発性の高
い洗浄液を用いて裏面洗浄を行うようになっている。ま
た、ウエハWを搬入・搬出するためのハンドリングは、
図示しないハンドリングアームによりウエハの裏面周縁
部を把持して行われるが、このハンドリング操作を可能
ならしめるためにチャック2の直径はウエハWの直径よ
りも小さく設定されている。そして、供給ノズル4より
レジスト液をウエハ中心上に滴下し、これを高速回転さ
せることにより遠心力でレジスト液をウエハ表面全体に
渡って拡散して均一な塗布を行うようになっている。
る例えばレジスト液は、温度に対して比較的敏感であ
り、そして、チャックに接触するウエハ中心部分と接し
ないウエハ部分、例えばウエハ周縁部との間では温度差
或いは周速度の相異等に起因して全体的に膜厚が均一に
ならず、例えばチャックと接触するウエハ部分の膜厚が
厚くなる或いは薄くなるという改善点を有していた。例
えば、レジスト液の回転塗布時にあっては、レジスト液
中の溶剤の蒸発によりウエハ周縁部に過度の温度低下が
生じてしまい、これに起因して均一な膜厚が得られなか
った。このような問題点は、レジスト液として温度に特
に敏感な水溶性ポリマーレジスト液を用いた場合には顕
著となり、早期に解決が望まれている。本発明は、以上
のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案
されたものである。本発明の目的は、被処理体の周縁部
の温度制御を行うことができる塗布装置及び塗布方法を
提供することにある。
解決するために、回転保持手段に保持した被処理体を回
転させつつこれに処理液を塗布する塗布装置において、
前記回転保持手段の外周側に、前記回転保持手段に保持
された被処理体の裏面に対して接近離間可能になされる
と共に、最接近時においても前記被処理体の裏面に対し
ては非接触状態に維持される温度制御手段を設けたもの
である。
体は回転保持手段に吸着保持された状態で回転されて、
この表面に処理液が塗布される。この時、温度制御手段
は上昇して被処理体の裏面に可能な限り非接触で接近し
ており、被処理体の周縁部の温度制御を行う。従って、
被処理体の周縁部を適正に温度制御することにより、そ
の部分における被処理体の膜厚を制御でき、膜厚の面内
均一性を向上させることができる。
の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発
明に係る塗布装置の一実施例を示す断面図、図2は本発
明の塗布装置を搭載した処理機構を示す平面図、図3は
図1に示す塗布装置の主要部を示す平面図、図4は塗布
装置の温度制御手段を示す断面図であり、図3中のA−
A線矢視断面図を示す。本実施例においては塗布装置
を、被処理体にレジストを塗布するレジスト塗布装置に
適用した場合について説明する。尚、従来装置と同一部
分については同一符号を付す。
種の処理装置が組み込まれる処理機構12について説明
すると、この処理機構12は、被処理体、例えば半導体
ウエハW(以下、単にウエハと称す)に種々の処理を施
す処理装置が配設された処理装置ユニット14と、この
処理装置ユニット14にウエハWを自動的に搬入・搬出
するための搬入・搬出機構16とから主に構成されてい
る。上記搬入・搬出機構16は、処理前のウエハWを収
納するウエハキャリア18と、処理後のウエハWを収納
するウエハキャリア20と、ウエハWを吸着保持するア
ーム22と、このアーム22をX(左右)、Y(前
後)、Z(垂直)及びθ(回転)方向に移動させる移動
機構24と、ウエハWがアライメントされかつ処理装置
ユニット14との間でウエハWの受け渡しがなされるア
ライメントステージ26とを備えている。
ントステージ26よりX方向に形成された搬送路28に
沿って移動自在に搬送機構30が設けられている。搬送
機構30にはX、Y、Z及びθ方向に移動自在にメイン
アーム32が設けられている。搬送路28の一方の側に
は、ウエハWとレジスト液膜との密着性を向上させるた
めのアドヒージョン処理を行うアドヒージョン処理装置
34と、ウエハWに塗布されたレジスト中に残存する溶
剤を加熱蒸発させるためのプリベーク装置36と、加熱
処理されたウエハWを冷却する冷却装置38とが配設さ
れている。また、搬送路28の他方の側には、ウエハW
の表面にレジスト液を塗布する本発明に係る塗布装置4
0と、露光工程時の光乱反射を防止するために、ウエハ
Wのレジスト上にCEL膜などを塗布形成する表面被覆
層塗布装置42とが配設されている。
体としてのウエハWを上部表面に保持、例えば真空吸着
して保持して回転する回転保持手段であるスピンチャッ
ク44と、このスピンチャック44を回転駆動するスピ
ンモータ46を有している。このスピンチャック44は
平板状に成形されて上面が平坦になされ、この中心部に
は図示しない真空ポンプ等に接続された保持用真空孔4
8が設けられている。
パーティクルを発生しにくい材料、例えばデルリン(商
品名)等の樹脂により形成され、この下方にはスピンチ
ャック44の回転軸50を挿通させて底板52が設けら
れ、この底板52の上部には、上記ウエハWの上面に供
給された処理液、例えばレジスト液54の飛散を防止す
るための容器56が形成されている。具体的には、この
容器56は、上記スピンチャック44の外周を被ってそ
の上端部がスピンチャックの水平レベルよりも僅かに高
くなされた、円環状の外側容器56Aと、スピンチャッ
クの下部よりその外周方向へ延在された円環状の内側容
器56Bとにより主に構成されている。
内の排気を行うための排気管58が接続されると共に他
側には容器内を流下したレジスト液や後述する洗浄液等
を排出する排液管60が接続されている。更に、上記内
側容器56Bの周縁部よりも僅かに半径方向内方の底板
52には、内側へ排液等が浸入することを防止するため
の隔壁62が環状に起立させて設けられている。そし
て、上記スピンチャック44の下方には、ウエハの裏面
に向けてシンナーのような洗浄液を放出するための複数
の図示しない洗浄液放出ノズルが設けられている。
は、本発明の特長とする温度制御手段64が上下方向に
昇降可能に設けられる。具体的にはこの温度制御手段6
4は、ウエハWの外周側にこれと近接可能に配置される
リング状の温度制御体66と(図3参照)、この制御体
66の温度制御を行う例えばマイクロコンピュータ等よ
りなる温度制御部68とにより主に構成される。この温
度制御体66は、前記スピンチャック44と同様にパー
ティクルを発生しにくくしかも熱伝導性の良好な材料、
例えばデルリン等の樹脂により全体が形成されると共に
この制御体66は、ウエハWの半径方向からの距離に依
存して細かな温度制御を行うためにリング状に複数、例
えば図示例にあっては3つの同心円状の温度制御ユニッ
ト68A、68B、68Cに区画されている。各ユニッ
ト68A〜68C内には、例えば半導体素子(例えば、
電子冷熱素子であるペルチェ素子)よりなるサーモモジ
ュール70A、70B、70Cがそれぞれ独立させて埋
め込まれており、各モジュールはそれぞれ配線72A、
72B、72Cを介して上記温度制御部68に接続され
て必要に応じて各モジュール毎に同じ或いは異なった温
度での吸熱或いは発熱を生ぜしめ得るように構成されて
いる。この制御体66の幅S1は、ウエハWの大きさに
もよるが、例えば8インチウエハの場合には、スピンチ
ャック44の直径S2が約56mm程度であるに対して
70mm程度に設定されており、好ましくは、ウエハ裏
面全体をカバーし得る大きさに設定する。
B、68C間には、例えばテフロン(商品名)製のよう
な断熱層74が介在されており、隣接するユニット間に
おける熱伝導を抑制して適正な温度制御を行い得るよう
に構成される。そして、各ユニット68A、68B、6
8C内の比較的上部には表面温度を検出するためにそれ
ぞれ温度センサ76A、76B、76Cが埋め込まれて
おり、各センサ出力は配線78により上記温度制御部6
8へ入力されてフィードバック制御を行うように構成さ
れている。
体66は、内側容器56Bの下部に取り付けた昇降機
構、例えばエアシリンダ80により昇降可能になされて
いる。具体的には、このエアシリンダ80の伸縮ロッド
82の先端を上記温度制御体66の下部に接続してお
り、このシリンダ80内に例えば駆動用空気源84から
空気給排管86を介して圧縮空気を給排することにより
温度制御体66を上下動し得るように構成される。この
場合、温度制御体66が上端に達してもこの上面とウエ
ハWとの下面とが接しない範囲で可能な限り接近可能と
し、例えばエアシリンダ80の精度にもよるが制御体6
6が上端に達した時におけるこれとウエハ下面との間の
距離L1は、0.1〜0.5mm程度になるようにシリ
ンダのストロークを設定する。また、温度制御体66の
下部の他の部分には、この昇降が円滑に行われるように
するための案内ロッド86が単数或いは複数個下方に向
けて設けられており、この案内ロッド86を内側容器5
6Bに取り付けた案内部88に挿通させることにより制
御体66の昇降を案内するようになっている。
動作である塗布方法について説明する。まず、処理前の
ウエハWは、搬入・搬出機構16のアーム22によって
ウエハキャリア18から搬出されてアライメントステー
ジ26上に載置される。次いで、アライメントステージ
26上のウエハWは、搬送機構30のメインアーム32
に保持されて、各処理装置34〜42へと順次搬送され
て処理される。そして、処理後のウエハWはメインアー
ム32によってアライメントステージ26に戻され、更
にアーム22により搬送されてウエハキャリア20に収
納されることになる。
る塗布装置40においては以下のようにレジスト膜形成
操作が行われる。まず、ウエハWの周縁部を把持したメ
インアーム32を操作してスピンチャック44上にウエ
ハWを渡して載置し、これを真空吸引にょって吸引保持
する。この時、温度制御手段64の温度制御体66はス
ピンチャック44に対して予め降下させておき、ウエハ
移載時にハンドリング操作の障害とならないようにして
おく。このようにウエハWのスピンチャック44による
吸着保持が完了したならば、次に、駆動用空気源84か
ら圧縮空気をエアシリンダ80に供給し、伸縮ロッド8
2を押し出すことにより温度制御体66を上昇させてこ
の上面をウエハ周縁部の裏面に可能な限り非接触で接近
させ、ウエハ周縁部の裏面全体を下方より被う。これと
同時に、温度制御部68を駆動することにより、塗布す
べきレジスト液の温度特性に対応させて上記温度制御体
66の上面温度を制御してウエハWの周縁部を適正な温
度に維持する。レジスト液の塗布時においてはウエハ周
縁部に近くなるほど周速度が速いことから溶媒の気化熱
によりこの部分の温度が過度に低下するのでこの温度低
下分を補償するために例えば図5に示すよう各温度制御
ユニット68A〜68Cの温度をチャック自体の温度よ
りも半径方向外方に行くに従って次第に階段状に大きく
する。この温度制御は温度制御部68より各サーモモジ
ュール70A〜70Cに供給する電力を適切に制御する
ことにより行う。特に、本実施例にあっては温度制御体
66が複数に区画されて別個に温度制御が可能なことか
ら、きめ細かな温度制御を行うことができる。
度を適切に制御することによりこの真上に非接触で位置
するウエハ周縁部の温度は補償され、そして、ウエハW
を保持した状態でスピンモータ46を駆動することによ
りスピンチャック44及びこれに吸着されるウエハWを
例えば2000rpmの回転数で高速回転し、これと同
時にレジスト液供給ノズル4から所定量のレジスト液5
4をウエハW上に滴下供給する。この時、排気管58を
介して容器56内の雰囲気は所定の吸引力で排気されて
いる。
により遠心力が与えられてウエハ中心よりその半径方向
(周辺方向)へ均一に広がりつつウエハ表面に均一に塗
布され、余剰分は高速回転による振り切りによりウエハ
周辺部より外方へ飛散して外側容器56Aの内壁面や内
側容器56Bの外壁面に付着し、その後、流下して底部
に設けた排液管60を介して容器外へ排出される。この
レジスト液の塗布に際しては、前述のようにウエハ周縁
部の温度は温度制御体66により補償されているので、
例えば溶剤の蒸発が生じてもウエハ周縁部に温度低下が
生ずることを阻止することができ、従って、レジスト層
の膜厚の面内均一性を大幅に向上させることができる。
したならば、エアシリンダ80を駆動することによりリ
ング状の温度制御体66を降下させて、ウエハ裏面から
温度制御体66を離間させる。そして、スピンチャック
44の下方に配置された図示しない裏面洗浄ノズルから
シンナーのごとき洗浄液を放出して回転するウエハWの
裏面洗浄及びサイドリンス(ウエハ周縁部のレジスト溶
解除去)を行ってここに付着した塗布液を除去する。そ
して、1枚のウエハの塗布処理が終了したならば、処理
済みのウエハをメインアーム32側に受け渡した後、新
たな未処理のウエハを前述したと同様にスピンチャック
44上に載置保持させて同様な塗布処理を行う。
縁部の真下に温度制御体66を設けてこの部分の温度補
償をレジスト液の温度特性に対応させて行うようにした
ので、膜厚の面内均一性を大幅に向上させることができ
る。尚、上記実施例にあっては、温度制御体66を3つ
のゾーンに区画してそれぞれ別個独立に温度制御するよ
うにしたが、これに限定されず、この温度制御体66を
一体として温度制御を行うようにしてもよいし、或いは
更に多数のゾーンに区画して一層きめ細かな温度制御を
行うようにしてもよい。
ように温度制御体66の温度をチヤック自体の温度に比
較して段階的に上昇させるようにしたが、これは塗布す
べきレジスト液の温度特性に依存させて行われるべきも
のであり、例えば水溶性ポリマーレジスト液などの場合
には図5中において一点鎖線で示すように温度制御体6
6の温度を逆に段階的に下降させるように制御するよう
にしてもよい。
66の発熱・吸熱素子として半導体素子よりなるサーモ
モジュール70A〜70Cを用いるようにしたが、これ
に限定されず、例えば図6に示すようにサーモモジュー
ルに代えて温水や冷水等の熱媒体を流通させるための媒
体通路90A、90B、90Cを埋め込んで、これに温
度制御部92からそれぞれ温度の異なる温水などの熱媒
体を供給することにより各温度制御ユニット68A〜6
8Cの温度を制御するようにしてもよい。
に基づいて説明する。この実施例では、スピンチャック
自身に温度制御機能を持つように形状を構成したもので
あり、容器の形状、塗布動作等は前記説明と同等のた
め、このスピンチャックについてのみ説明する。スピン
チャック44Aは、ウエハWを吸着保持する中央部分4
4Bと、これより外側の外周部分44Cとからなる。そ
して、例えばウエハWが8インチのウエハの場合、スピ
ンチャック44Aの直径S3を約56mm程度、外周部
分44Cの幅S4を70mm程度とする。この外周部分
44Cの上面には、ウエハWとの間の距離L2が0.1
〜0.5mm程度になるような円環状のギャップ(空間
部)44を形成しておく。尚、スピンチャック44A
は、全体をデルリン製としてもよく、或いは、中央部分
44BのウエハWとの接触部分をデルリン製とし他の部
分を金属例えばアルミニウム製としてもよい。
布する際、ウエハWの周縁部分は中央部分よりも前述の
通り温度が低下しようとする。しかし、スピンチャック
44Aは熱伝導性が良好なため雰囲気の温度により温調
されるので、ギャップ44を介してウエハWの周縁部を
温調可能となり、温度の低下を補償してウエハWに温度
低下が生ずることを阻止することができる。また、ギャ
ップ44によりウエハWの裏面内側へのパーティクルの
侵入、付着をも阻止できる。尚、本発明においては被処
理体として半導体ウエハを用いた場合について説明した
が、これに限定されず例えばプリント基板、LCD基板
等にも適用することができ、また、本発明はレジスト塗
布装置のみならず、現像液塗布装置、エッチング液塗布
装置、磁性液塗布装置、洗浄装置等にも適用することが
できる。
及び塗布方法によれば次のように優れた作用効果を発揮
することができる。温度制御手段を設けてこれにより非
接触状態で回転する被処理体に熱を与えるようにしたの
で、処理液塗布時における被処理体周縁部の温度制御を
行うことができ、従って、処理液によって形成される塗
膜の面内均一性を大幅に向上させることができる。
である。
面図である。
る。
である。
を示す断面図である。
面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 回転保持手段に保持した被処理体を回転
させつつこれに処理液を塗布する塗布装置において、前
記回転保持手段の外周側に、前記回転保持手段に保持さ
れた被処理体の裏面に対して接近離間可能になされると
共に、最接近時においても前記被処理体の裏面に対して
は非接触状態に維持される温度制御手段を設けたことを
特徴とする塗布装置。 - 【請求項2】 前記被処理体に対して前記温度制御手段
が最接近した時の両者間の距離は、前記被処理体の回転
時における温度低下分を補償し得る距離に設定されてい
ることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。 - 【請求項3】 前記温度制御手段は、前記被処理体の半
径方向外方に向かって温度勾配を形成するための複数の
温度調整ユニットを有することを特徴とする請求項1ま
たは2記載の塗布装置。 - 【請求項4】 回転保持手段に保持した被処理体を回転
させつつこれに処理液を塗布する塗布装置において、前
記回転保持手段の周縁部と前記被処理体の周縁部との間
に空間部を設け、この空間部を介して前記回転保持手段
により前記被処理体の温度を制御可能に構成したことを
特徴とする塗布装置。 - 【請求項5】 回転保持手段に保持した被処理体を回転
させつつこれに処理液を塗布する塗布方法において、前
記回転保持手段に前記被処理体を載置して保持する工程
と、前記被処理体の温度制御を行なうために前記被処理
体に対してその下方より温度制御手段を可能な限り接近
させて非接触状態とする工程と、前記接近状態を維持し
たまま回転する前記被処理体の表面に前記処理液を塗布
する工程とを有することを特徴とする塗布方法。 - 【請求項6】 前記塗布工程の被処理体の回転時には、
回転による前記被処理体の温度低下分を前記温度制御手
段からの熱により補償するようにしたことを特徴とする
請求項5記載の塗布方法。 - 【請求項7】 前記温度制御手段の温度は、前記被処理
体の半径方向外方に行くに従って次第に大きくなされて
いることを特徴とする請求項5または6記載の塗布方
法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP5029714A JP2986300B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 塗布装置及び塗布方法 |
US08/186,879 US5580607A (en) | 1991-07-26 | 1994-01-26 | Coating apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5029714A JP2986300B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 塗布装置及び塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224113A JPH06224113A (ja) | 1994-08-12 |
JP2986300B2 true JP2986300B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=12283783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5029714A Expired - Lifetime JP2986300B2 (ja) | 1991-07-26 | 1993-01-26 | 塗布装置及び塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2986300B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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DE102004053139A1 (de) | 2004-11-03 | 2006-06-01 | Süss Microtec Lithography Gmbh | Drehbare Vorrichtung zum Halten eines Substrats |
DE102009007260B3 (de) * | 2009-02-03 | 2010-06-10 | Suss Microtec Lithography Gmbh | Vorrichtung zum Beschichten eines Substrats |
KR102410974B1 (ko) * | 2017-10-13 | 2022-06-20 | 삼성전자주식회사 | 반도체 제조 장치의 구동 방법 |
JP6967637B1 (ja) * | 2020-07-30 | 2021-11-17 | 中外炉工業株式会社 | 縁部平坦化デバイスおよび該デバイスを含む塗工乾燥システム |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP5029714A patent/JP2986300B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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