JP2985526B2 - センスアンプ回路 - Google Patents

センスアンプ回路

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sense amplifier
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circuit
transistor
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弘和 長島
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンスアンプ回路に関
し、特に半導体メモリに使われる電流センス型センスア
ンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電流センス型センスアンプ回路
は、図4に示す様な回路構成をとっている。図4におい
て、メモリセルビット線40を入力とするインバータI
V1と、このインバータIV1の出力信号をゲート入力
とする電流制御用NチャネルトランジスタN9とでフィ
ードバック回路を構成しており、ビット線の電位を一定
に保っている。メモリセルビット線40に流れた電流が
NチャネルトランジスタP1に流れ、カレントミラー一
対であるPチャネルトランジスタP2にはトランジスタ
P1との能力比に応じた電流が流れる。このトランジス
タP2に流れる電流により、節点の電位がVLに決ま
る。この電位VLとリファレンスアンプ回路Kの出力電
位Vrefとを比較して、センスアンプ回路Jの出力が
決定される。この様に、メモリセルビット線40に流れ
る電流を検出して動作するセンスアンプ回路Jの場合、
電流の大小が検出スピードを左右する。
【0003】尚、センスアンプ回路Jは、インバータI
V1,IV2と、PチャネルトランジスタP1,P2
と、NチャネルトランジスタN5,N9とを備え、メモ
リセルビット線40と、センスアンプ出力端子42と、
比較電圧Vrefの入力線とがある。リファレンスアン
プ回路Kは、インバータIV4と、Pチャネルトランジ
スタP11,P22と、NチャネルトランジスタN1
0,N99とを備え、リファレンスメモリセルビット線
41と、比較電圧Vrefの出力線とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のセンスアン
プ回路において、メモリセルビット線40の電流制御用
トランジスタN9は、高速動作を行なうために電流供給
能力を大きくすれはよいのだが、必要以上に能力を上げ
すぎると、インバータIV1で行なうフィードバック動
作を安定に行なえなくなり、誤動作の原因になる。
【0005】そこで、メモリセルビット線40に流れる
電流に合わせた最適の能力のトランジスタを使用するの
で、広範囲に動作可能な電源電圧を保証することが困難
であった。
【0006】本発明の目的は、前記困難な問題点を解決
し、広範囲に動作可能な電源電圧を保証できるようにし
たセンスアンプ回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のセンスアンプ回
路は、メモリセルビット線に流れる電流を検出して、メ
モリセルのデータを判定するセンスアンプ回路であっ
て、前記メモリセルビット線に流れる電流を制御するト
ランジスタの能力を変更する切り換え回路を有するセン
スアンプ回路において、デプレッション型トランジスタ
とエンハンスメント型トランジスタとの直列体を有する
定電圧回路出力で、前記切換え回路を制御する構成であ
また、本発明の他のセンスアンプ回路は、メモリセ
ルビット線に流れる電流を検出して、メモリセルのデー
タを判定するセンスアンプ回路であって、前記メモリセ
ルビット線に流れる電流を制御するトランジスタの能力
を変更する切り換え回路を有するセンスアンプ回路にお
いて、前記切換え回路を制御する手段が、複数のトラン
ジスタのダイオード接続直列体を有する構成であり、本
発明の別の他のセンスアンプ回路は、メモリセルビット
線に流れる電流を検出して、メモリセルのデータを判定
するセンスアンプ回路であって、前記メモリセルビット
線に流れる電流を制御するトランジスタの能力を変更す
る切り換え回路を有するセンスアンプ回路において、前
記切換え回路の切換えが、複数のアルミニウム配線のレ
イアウトで決まっている構成である。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例のセンスアンプ回路を
示す回路図である。
【0009】図1において、本実施例は、Nチャネルト
ランジスタN16,N17を有する定電圧回路Eと、イ
ンバータIV1,IV2,IV3と、Nチャネルトラン
ジスタN11,N12,N13,N14,N15と、P
チャネルトランジスタP11,P12とを備え、センス
アンプ出力端子42と、比較電圧Vref入力(リファ
レンス回路の出力)端子と、メモリセルビット線11と
があり、VCC電源と接地との間に、構成される。
【0010】図1において、本実施例は、能力の異なる
電流制御用Nチャネルトランジスタ(以降NchTrと
記す)N13,N14を並列に配置し、NchTr N
11,N12によって、NchTr N13,N14の
どちらをアクティブにするかを選択する。NchTr
N11,N12の切り換えは、定電圧回路Eの出力信号
VAによって行なう。この出力信号VAは、NchTr
N16,N17のうち一方をイオン注入でデプレッシ
ョンとし、一方をエンハンスメントとすることで、
‘H’レベル及び‘L’レベルを決定する。
【0011】電流制御用NchTr N13及びN14
の電流供給能力(以降gmと記す)を、トランジスタN
13<トランジスタN14とすると、高電源電圧で動作
させる場合はメモリセルビット線11に流れる電流は大
きいので、電流制御用のNchTr N13,N14と
しては、gm小のトランジスタN13を用いるようにす
る。この時出力信号VAのレベルは‘L’レベルにすれ
ばよいので、NchTr N17をデプレッションとす
る。
【0012】逆に、定電源電圧側で動作させたい時は、
メモリセルビット線11に流れる電流は小さいので、g
m大のトランジスタN14を電流制御用として用いる。
この時、出力信号VAのレベルは‘H’レベルにすれば
よいので、NchTr N16をデプレッションとす
る。このように、使用電源電圧に合わせて、センスアン
プの能力を変更することができる。
【0013】半導体装置の中には、コントロール端子の
アクティブレベル等をユーザが半導体装置メーカに発注
する時に指定できる製品がある。その代表的な例として
マスクROMをあげると、マスクROMのROMコーデ
ィング方法は、現在イオン注入方式が主流であり、上に
挙げたコントロール端子のアクティブレベルの情報はR
OMコーディング工程で行なわれている。同じように、
本実施例の場合も、ユーザの使用電源電圧を受注の際に
聞いて、これに合わせた特性を持った製品を提供するこ
とができる。
【0014】図2は本発明の第2の実施例のセンスアン
プ回路を示す回路図である。
【0015】図2において、本実施例は、電源電圧検出
回路Cが前記第1の実施例と異なり、その他の回路部分
は図1と同様である。ここで、電源電圧検出回路Cは、
PチャネルトランジスタP13,P14と、Nチャネル
トランジスタN18,N19と、トランジスタQ1,Q
2,…,Qnの直列体とを備えている。
【0016】電源電圧検出回路Cの出力信号VBのレベ
ルにより、電流制御用NchTrN13,N14を切り
換える。電源電圧検出回路Cは、入力制御信号CE(反
転値)が低レベルの時動作し、電源VCCがダイオード
接続されかつ直列接続されたNchTr Q1,〜,Q
nで定まる基準電圧VDより低いときは低レベル、高い
ときは高レベルの検出信号VBを出力する。この基準電
圧VDは、NchTr Q1〜Qnの数やしきい値電圧
を変えることにより、所望の値に設定することができ
る。
【0017】ここで、電流制御用のNchTr N13
をgm大,NchTr N14をgm小とし、低電源電
圧領域ではVBは低レベルとなるので、NchTr N
13が選択され、高電源電圧領域ではVBは高レベルと
なるので、NchTr N14が選択される。
【0018】図3は本発明の第3の実施例のセンスアン
プ回路を示す回路図である。図3において、本実施例
は、インバータIV1,IV2と、アルミニウム配線
F,G,H,Iと、NチャネルトランジスタN13,N
14,N15と、PチャネルトランジスタP11,P1
2とを備え、メモリセルビット線31と、センスアンプ
出力端子42と、比較電圧Vrefの入力端子とがあ
る。F,G,H,Iはアルミニウム配線であり、これら
アルミニウム配線層形成時に、電流制御用トランジスタ
N13,N14のうちどちらを使うかを決める。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、センス
アンプよりメモリセルビット線に流れる電流を供給制御
するトランジスタの能力を変更できる切り換え回路を有
することにより、使用電源電圧の範囲が変えられるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のセンスアンプ回路を示
す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図3】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図4】従来のセンスアンプ回路,リファレンスアンプ
回路を示す回路図である。
【符号の説明】
P1,P2,P11,P12,P13,P14,P22
Pチャネルトランジスタ N11,N12,N13,N14,N15,N16,N
17,N18,N19,Q1,…Qn Nチャネルト
ランジスタ IV1〜IV4 インバータ VA 定電圧回路出力 VB 電流電圧検出回路出力 E 定電圧回路 C 電源電圧検出回路 J センスアンプ回路 K リファレンスアンプ回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルビット線に流れる電流を検出
    して、メモリセルのデータを判定するセンスアンプ回路
    であって、前記メモリセルビット線に流れる電流を制御
    するトランジスタの能力を変更する切り換え回路を有す
    センスアンプ回路において、デプレッション型トラン
    ジスタとエンハンスメント型トランジスタとの直列体を
    有する定電圧回路出力で、前記切換え回路を制御する
    とを特徴とするセンスアンプ回路。
  2. 【請求項2】 メモリセルビット線に流れる電流を検出
    して、メモリセルのデータを判定するセンスアンプ回路
    であって、前記メモリセルビット線に流れる電流を制御
    するトランジスタの能力を変更する切り換え回路を有す
    るセンスアンプ回路において、前記切換え回路を制御す
    る手段が、複数のトランジスタのダイオード接続直列体
    を有することを特徴とするセンスアンプ回路。
  3. 【請求項3】 メモリセルビット線に流れる電流を検出
    して、メモリセルのデータを判定するセンスアンプ回路
    であって、前記メモリセルビット線に流れる電流を制御
    するトランジスタの能力を変更する切り換え回路を有す
    るセンスアンプ回路において、前記切換え回路の切換え
    が、複数のアルミニウム配線のレイアウトで決まってい
    ることを特徴とするセンスアンプ回路。
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