JP2985383B2 - 高電流用コネクタの接触子 - Google Patents
高電流用コネクタの接触子Info
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- JP2985383B2 JP2985383B2 JP3167653A JP16765391A JP2985383B2 JP 2985383 B2 JP2985383 B2 JP 2985383B2 JP 3167653 A JP3167653 A JP 3167653A JP 16765391 A JP16765391 A JP 16765391A JP 2985383 B2 JP2985383 B2 JP 2985383B2
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- Japan
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- tail portion
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【0001】
【技術分野】本発明は高電流用コネクタの接触子に関
し、特に高電流容量の接触子の構造に関する。
し、特に高電流容量の接触子の構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の接触子においては、図3に
示すように、プリント基板6に接続される接触子5のテ
ール部5bがプラグコネクタ3のソケットコネクタ4へ
の嵌合方向に対して直角方向に位置していた。
示すように、プリント基板6に接続される接触子5のテ
ール部5bがプラグコネクタ3のソケットコネクタ4へ
の嵌合方向に対して直角方向に位置していた。
【0003】すなわち、図4に示すように、接触子5で
は高電流を流すために幅を広くした導体の一端に、プラ
グコネクタ3に接続される接触部5aが形成され、導体
の他端にこの接触部5aに対して直角方向に位置するよ
うにテール部5bが形成されている。また、テール部5
bはプリント基板6のスルーホール6aへの挿入と半田
付け性とを考慮して、先端が複数に分岐して細分化され
ている。
は高電流を流すために幅を広くした導体の一端に、プラ
グコネクタ3に接続される接触部5aが形成され、導体
の他端にこの接触部5aに対して直角方向に位置するよ
うにテール部5bが形成されている。また、テール部5
bはプリント基板6のスルーホール6aへの挿入と半田
付け性とを考慮して、先端が複数に分岐して細分化され
ている。
【0004】このような従来の高電流用コネクタの接触
子では、テール部5bが分岐して細分化されているた
め、細分化されたテール部5bの各導体に均等に電流が
流れず、接触部5aに近い方の導体に高電流が流れる形
状となっている。
子では、テール部5bが分岐して細分化されているた
め、細分化されたテール部5bの各導体に均等に電流が
流れず、接触部5aに近い方の導体に高電流が流れる形
状となっている。
【0005】よって、各々細分化されたテール部5bと
このテール部5bに接続されるプリント基板6のスルー
ホール6aとこれらの接続部とが、高電流によって劣化
速度が加速されるという問題がある。
このテール部5bに接続されるプリント基板6のスルー
ホール6aとこれらの接続部とが、高電流によって劣化
速度が加速されるという問題がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、テール部とプリント基
板のスルーホールとそれらの接続部とにおける高電流に
よる劣化を抑えることができる高電流用コネクタの接触
子の提供を目的とする。
点を除去すべくなされたもので、テール部とプリント基
板のスルーホールとそれらの接続部とにおける高電流に
よる劣化を抑えることができる高電流用コネクタの接触
子の提供を目的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明による高電流用コネクタの接触子
は、一端に設けられ、外部から電流を供給するためのプ
ラグに接触する接触部と、他端に設けられ、複数の導体
に分岐した同一導体をプリント基板に接続するテール部
とが互いに直交するL字型の形状を有する高電流用コネ
クタの接触子であって、前記接触部と前記テール部とが
直交する部分から前記複数の導体各々の先端までの距離
を略等距離とする切り欠き部を前記接触部と前記テール
部とが直交する部分に設けたことを特徴とする。
は、一端に設けられ、外部から電流を供給するためのプ
ラグに接触する接触部と、他端に設けられ、複数の導体
に分岐した同一導体をプリント基板に接続するテール部
とが互いに直交するL字型の形状を有する高電流用コネ
クタの接触子であって、前記接触部と前記テール部とが
直交する部分から前記複数の導体各々の先端までの距離
を略等距離とする切り欠き部を前記接触部と前記テール
部とが直交する部分に設けたことを特徴とする。
【0008】本発明による他の高電流用コネクタの接触
子は、一端に設けられ、外部から電流を供給するための
プラグに接触する接触部と、他端に設けられ、複数の導
体に分岐した同一導体をプリント基板に接続するテール
部とが互いに直交するL字型の形状を有する高電流用コ
ネクタの接触子であって、前記接触部と前記テール部と
が直交する部分から前記複数の導体各々の先端までの距
離が略等距離となるように、前記複数の導体各々の分岐
点から先端までの距離を夫々前記接触部側から順次短く
するようにしたことを特徴とする。
子は、一端に設けられ、外部から電流を供給するための
プラグに接触する接触部と、他端に設けられ、複数の導
体に分岐した同一導体をプリント基板に接続するテール
部とが互いに直交するL字型の形状を有する高電流用コ
ネクタの接触子であって、前記接触部と前記テール部と
が直交する部分から前記複数の導体各々の先端までの距
離が略等距離となるように、前記複数の導体各々の分岐
点から先端までの距離を夫々前記接触部側から順次短く
するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。図において、接触子1には高電流を流すために幅を
広くした導体の一端にプラグコネクタ(図示せず)に接
続される接触部1aが形成され、導体の他端にこの接触
部1aに対して直角方向に位置するようにテール部1b
が形成されている。また、これら接触部1aとテール部
1bとが直交する部分の内側には切り欠き部1cが設け
られている。さらに、テール部1bはプリント基板のス
ルーホール(図示せず)への挿入と半田付け性とを考慮
して、先端が複数に分岐して細分化されている。
る。図において、接触子1には高電流を流すために幅を
広くした導体の一端にプラグコネクタ(図示せず)に接
続される接触部1aが形成され、導体の他端にこの接触
部1aに対して直角方向に位置するようにテール部1b
が形成されている。また、これら接触部1aとテール部
1bとが直交する部分の内側には切り欠き部1cが設け
られている。さらに、テール部1bはプリント基板のス
ルーホール(図示せず)への挿入と半田付け性とを考慮
して、先端が複数に分岐して細分化されている。
【0011】接触子1において、接触部1aとテール部
1bとが直交する部分の内側に切り欠き部1cを設ける
ことによって、その直交する部分からテール部1bの各
導体の先端までの距離が略等距離となるので、テール部
1bの各導体に流れる電流を均一化することができる。
1bとが直交する部分の内側に切り欠き部1cを設ける
ことによって、その直交する部分からテール部1bの各
導体の先端までの距離が略等距離となるので、テール部
1bの各導体に流れる電流を均一化することができる。
【0012】図2は本発明の他の実施例を示す斜視図で
ある。図において、接触子2では段階分岐部2cを設
け、先端が複数に分岐するテール部2bの各分岐点か
ら、細分化されたテール部2bの各導体の先端までの距
離を接触部2a側から外側に向かって順次短くなるよう
にしている。これにより、接触部2aとテール部2bと
が直交する部分からテール部2bの各導体の先端までの
距離が略等距離となるので、テール部2bの各導体に流
れる電流を均一化することができる。
ある。図において、接触子2では段階分岐部2cを設
け、先端が複数に分岐するテール部2bの各分岐点か
ら、細分化されたテール部2bの各導体の先端までの距
離を接触部2a側から外側に向かって順次短くなるよう
にしている。これにより、接触部2aとテール部2bと
が直交する部分からテール部2bの各導体の先端までの
距離が略等距離となるので、テール部2bの各導体に流
れる電流を均一化することができる。
【0013】このように、接触子1の一端に設けられた
接触部1aと、他端に設けられたテール部1bとが直交
する部分に切り欠き部1cを設け、この直交する部分か
らテール部1bの各導体の先端までの距離を略等距離と
するようにすることによって、テール部1bの各導体に
流れる電流を均一化することができる。よって、テール
部1bとプリント基板のスルーホールとそれらの接続部
とにおける高電流による劣化を抑えることができる。
接触部1aと、他端に設けられたテール部1bとが直交
する部分に切り欠き部1cを設け、この直交する部分か
らテール部1bの各導体の先端までの距離を略等距離と
するようにすることによって、テール部1bの各導体に
流れる電流を均一化することができる。よって、テール
部1bとプリント基板のスルーホールとそれらの接続部
とにおける高電流による劣化を抑えることができる。
【0014】また、テール部2bの各分岐点から各導体
の先端までの距離が接触部2a側から外側に向かって順
次短くなるように段階分岐部2cを設け、接触部2aと
テール部2bとが直交する部分からテール部2bの各導
体の先端までの距離が略等距離となるようにすることに
よって、テール部2bの各導体に流れる電流を均一化す
ることができる。よって、テール部2bとプリント基板
のスルーホールとそれらの接続部とにおける高電流によ
る劣化を抑えることができる。
の先端までの距離が接触部2a側から外側に向かって順
次短くなるように段階分岐部2cを設け、接触部2aと
テール部2bとが直交する部分からテール部2bの各導
体の先端までの距離が略等距離となるようにすることに
よって、テール部2bの各導体に流れる電流を均一化す
ることができる。よって、テール部2bとプリント基板
のスルーホールとそれらの接続部とにおける高電流によ
る劣化を抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高電流用コ
ネクタの接触子によれば、接触子の一端に設けた接触部
と、他端に設けたテール部とが直交する部分からテール
部の各導体の先端までの距離を略等距離とする切り欠き
部を接触部とテール部とが直交する部分に設けるように
することによって、テール部とプリント基板のスルーホ
ールとそれらの接続部とにおける高電流による劣化を抑
えることができるという効果がある。
ネクタの接触子によれば、接触子の一端に設けた接触部
と、他端に設けたテール部とが直交する部分からテール
部の各導体の先端までの距離を略等距離とする切り欠き
部を接触部とテール部とが直交する部分に設けるように
することによって、テール部とプリント基板のスルーホ
ールとそれらの接続部とにおける高電流による劣化を抑
えることができるという効果がある。
【0016】本発明の他の高電流用コネクタの接触子に
よれば、接触子の一端に設けた接触部と、他端に設けた
テール部とが直交する部分からテール部の各導体の先端
までの距離が略等距離となるように、テール部の各導体
の分岐点から先端までの距離を夫々接触部側から順次短
くするようにすることによって、テール部とプリント基
板のスルーホールとそれらの接続部とにおける高電流に
よる劣化を抑えることができるという効果がある。
よれば、接触子の一端に設けた接触部と、他端に設けた
テール部とが直交する部分からテール部の各導体の先端
までの距離が略等距離となるように、テール部の各導体
の分岐点から先端までの距離を夫々接触部側から順次短
くするようにすることによって、テール部とプリント基
板のスルーホールとそれらの接続部とにおける高電流に
よる劣化を抑えることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来例のコネクタを示す斜視図である。
【図4】図3の接触子を示す斜視図である。
1,2 接触子 1a,2a 接触部 1b,2b テール部 1c 切り欠き部 2c 段階分岐部
Claims (2)
- 【請求項1】 一端に設けられ、外部から電流を供給す
るためのプラグに接触する接触部と、他端に設けられ、
複数の導体に分岐した同一導体をプリント基板に接続す
るテール部とが互いに直交するL字型の形状を有する高
電流用コネクタの接触子であって、前記接触部と前記テ
ール部とが直交する部分から前記複数の導体各々の先端
までの距離を略等距離とする切り欠き部を前記接触部と
前記テール部とが直交する部分に設けたことを特徴とす
る接触子。 - 【請求項2】 一端に設けられ、外部から電流を供給す
るためのプラグに接触する接触部と、他端に設けられ、
複数の導体に分岐した同一導体をプリント基板に接続す
るテール部とが互いに直交するL字型の形状を有する高
電流用コネクタの接触子であって、前記接触部と前記テ
ール部とが直交する部分から前記複数の導体各々の先端
までの距離が略等距離となるように、前記複数の導体各
々の分岐点から先端までの距離を夫々前記接触部側から
順次短くするようにしたことを特徴とする接触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167653A JP2985383B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 高電流用コネクタの接触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167653A JP2985383B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 高電流用コネクタの接触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04366566A JPH04366566A (ja) | 1992-12-18 |
JP2985383B2 true JP2985383B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=15853751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3167653A Expired - Fee Related JP2985383B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 高電流用コネクタの接触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2985383B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO982678L (no) * | 1997-06-26 | 1998-12-28 | Siemens Ag | Pluggkoblingsstykke |
DE102010023917A1 (de) * | 2010-06-16 | 2011-12-22 | Continental Automotive Gmbh | Vorrichtung mit einem Verbindungsteil zur elektrischen Verbindung zwischen zweier elektrischen Komponenten |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3167653A patent/JP2985383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04366566A (ja) | 1992-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |