JP2984857B2 - 殺微生物剤 - Google Patents

殺微生物剤

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JP2984857B2 JP3037997A JP3799791A JP2984857B2 JP 2984857 B2 JP2984857 B2 JP 2984857B2 JP 3037997 A JP3037997 A JP 3037997A JP 3799791 A JP3799791 A JP 3799791A JP 2984857 B2 JP2984857 B2 JP 2984857B2
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
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    • C07D239/42One nitrogen atom
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
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    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下記式Iで表される新規
ポリミジニルフェニルヒドロキシルアミン誘導体に関す
る。更に、これら物質の製造及びこれら化合物の少なく
とも1種を有効物質として含む農薬組成物にも関する。
同様に本発明は上記組成物の製造に、及び、植物病原性
微生物、著しくは真菌による植物への攻撃を防除又は予
防するための有効物質の又はその組成物の使用に関す
る。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明化合物は、次式I
【化5】 〔式中、R1 は水素原子、ハロゲン原子、メチル基、メ
トキシ基又はトリフルオロメチル基を表し、nは1又は
2を表し、R2 は水素原子、炭素原子数1ないし6のア
ルキル基;ハロゲン原子で、シアノ基又はメトキシ基で
置換された炭素原子数1ないし3のアルキル基;炭素原
子数2ないし5のアルケニル基、炭素原子数2ないし5
のアルキニル基、ベンジル基、COR5 、CON
(R5 )R6 、CSN(R5 )R6 、CO(OR6 )、
CO(SR6 )、CS(SR5 )、SO2 7 、PO
(OR6 2 又はSi(R6 3 を表し、R3 及びR4
は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし5のア
ルキル基、CH2 OR6 、シクロプロピル基、メチルシ
クロプロピル基、炭素原子数2ないし5のアルケニル
基、炭素原子数2ないし5のアルキニル基又は炭素原子
数1もしくは2のハロゲノアルキル基を表し、R5 は水
素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基;1ないし
3個のハロゲン原子で置換された炭素原子数1ないし3
のアルキル基;OR6 もしくはSR6 で置換された炭素
原子数1ないし3のアルキル基;炭素原子数2ないし5
のアルケニル基;1ないし3個のハロゲン原子で置換さ
れた炭素原子数2ないし5のアルケニル基;炭素原子数
2ないし5のアルキニル基、炭素原子数3ないし6のシ
クロアルキル基、フェニル基又は;ハロゲン原子で、炭
素原子数1ないし3のアルキル基,炭素原子数1ないし
3のハロゲノアルキル基,炭素原子数1ないし3のアル
コキシ基、ニトロ基もしくはシアノ基でモノ置換ないし
トリ置換されたフェニル基を表し、R6 は炭素原子数1
ないし6のアルキル基を表し、R7 は炭素原子数1ない
し3のアルキル基、フェニル基;ハロゲン原子で,炭素
原子数1もしくは2のアルキル基,炭素原子数1もしく
は2のハロゲノアルキル基,メトキシ基又はニトロ基で
モノ置換もしくはジ置換されたフェニル基を表す〕で表
される化合物(式Iで表される化合物の酸付加塩も含
む)である。
【0003】アルキル基それ自身又はアルコキシ基又は
ハロアルコキシ基のような他の置換基の構成成分として
のアルキルキ基は、表示された炭素原子数に基づいて、
例えば次の基:メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル又はヘキシル基及び他の異性体、例えば
イソロピル基、イソブチル基、第三ブチル基、第二ブチ
ル基、イソペンチル基等を意味するものとして理解され
るべきである。アルケニル基は、例えばプロペン−1−
イル基、アリル基、ブテン−1−イル基、ブテン−2−
イル基又はブテン−3−イル基である。ここでの及び後
記のハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
又はヨウ素原子、特にはフッ素原子、塩素原子又は臭素
原子を意味する。
【0004】式Iで表される化合物は、室温において安
定な油状、樹脂状又は固体物質であり、それらは非常に
有用な生理学的、例えば殺微生物的、例えば殺植物病原
菌的性質により区別される。それらは更に一方で植物病
原性微生物、特に真菌を防除するために農業分野又は関
連分野において使用することができる。本発明は、式I
で表される遊離化合物に及びそれらの有機及び無機酸と
の酸付加塩に関する。
【0005】本発明の塩は特には、意図する用途に依存
するが生物適合性の、例えばハロゲン化水素酸例えば塩
酸、臭化水素酸又はヨウ化水素酸、及びまた硫酸、燐
酸、亜燐酸、硝酸、ハロゲン化もしくは非ハロゲン化脂
肪酸例えば酢酸、トリクロロ酢酸及びシュウ酸、又はス
ルホン酸例えばベンゼンスルホン酸及びメタンスルホン
酸のような無機及び有機酸との付加塩、及びまた適当な
塩例えば塩化マグネシウム又は塩化カルシウムとの付加
塩である。
【0006】次のグループの有効物質が、それらの著し
い植物保護性質ゆえに好ましい:a) 式Iにおいて、
1 が水素原子、フッ素原子、塩素原子又は臭素原子を
表し、nが1を表し、R2 が水素原子、炭素原子数1な
いし4のアルキル基、炭素原子数2ないし5のアルケニ
ル基、炭素原子数2ないし5のアルキニル基、CO
5 、CON(R5 )R6 、CSN(R5 )R6 又はC
OOR6 を表し、R3 及びR4 が互いに独立して水素原
子、炭素原子数1ないし5のアルキル基、メトキシメチ
ル基、シクロプロピル基又はメチルシクロプロピル基を
表し、R5 が水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキ
ル基、炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基、炭素
原子数2ないし5のアルケニル基、炭素原子数2ないし
5のアルキニル基、フェニル基;又は、フッ素原子で,
塩素原子,臭素原子,メチル基,トリフルオロメチル
基,トリクロロメチル基,トリブロモメチル基,メトキ
シ基,ニトロ基又はシアノ基でモノ置換されたフェニル
基を表し、そしてR6 が炭素原子数1ないし3のアルキ
ル基を表す化合物。b) 式Iにおいて、R1 が水素原
子、フッ素原子又は塩素原子を表し、nが1を表し、R
2 が水素原子、炭素原子数1ないし3のアルキル基、C
OR5 、CON(R5 )R6 、CSN(R5 )R6 又は
COOR6 を表し、R3 及びR4 が互いに独立して炭素
原子数1ないし3のアルキル基、メトキシメチル基、シ
クロプロピル基又はメチルシクロプロピル基を表し、R
5 が水素原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基を
表し、そしてR6 が炭素原子数1ないし3のアルキル基
を表す化合物。
【0007】次の化合物が、特に有利な植物保護性質ゆ
えに好ましい:N−(4,6−ジメチルピリミジン−2
−イル)−フェニルヒドロキシルアミン(化合物No.
1.1)、N−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イ
ル)−3−フルオロフェニルヒドロキシルアミン(化合
物No.1.6)、N−(4−メチル−6−シクロプロピ
ルピリミジン−2−イル)−フェニルヒドロキシルアミ
ン(化合物No.1.13)、N−(4−メチル−6−シ
クロプロピルピリミジン−2−イル)−3−フルオロフ
ェニルヒドロキシルアミン(化合物No.1.16)、N
−(4−メチル−6−メトキシメチルピリミジン−2−
イル)−フェニルヒドロキシルアミン(化合物No.1.
61)、N−(4−メチル−6−メトキシメチルピリミ
ジン−2−イル)−3−フルオロフェニルヒドロキシル
アミン(化合物No.1.27)、O−アセチル−N−
(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2−イ
ル)−フェニルヒドロキシルアミン(化合物No.1.2
6)、O−ピバロイル−N−(4−メチル−6−シクロ
プロピルピリミジン−2−イル)−フェニルヒドロキシ
ルアミン(化合物No.1.36)。
【0008】式Iで表される化合物は、 A)次式II
【化6】 で表されるピリミジニルハライドと次式III
【化7】 で表されるフェニルヒドロキシルアミン(各式中、
,R及びR及びnは式Iにおいて定義された意
味を表わし、Halはハロゲン原子、好ましくは塩素原
子又は臭素原子を表す)を酸の存在下、不活性有機溶媒
中で−30゜ないし100℃、好ましくは0゜ないし5
0℃の温度にて反応させ、そして B)生じた化合物Ia
【化8】 に、 C)次式IV R−X (IV) で表される化合物(式Ia及びIV中、R,R,R
,R及びnは上記式Iで定義された意味を表わし、
Xはハロゲン原子、好ましくは塩素原子又は臭素原子を
表すか又はイミダゾリル基を表す)を、又は D)次式V (RCO)O (V) で表される無水物を、又は E)次式VI RN=C=Y (VI) (式中、Yは酸素原子又は硫黄原子を表す)で表される
イソシアネートを、不活性有機溶媒中−20゜ないし1
50℃、好ましくは0゜ないし100℃の温度で、また
反応(C)及び(D)に関しては酸結合剤の存在下で反
応させることにより製造される。
【0009】特に反応条件に依存して使用できる適当な
反応媒質の例は、次の溶媒及び希釈剤である:脂肪族及
び芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、石油エーテル;ハロゲン化炭化水素例えばクロロベ
ンゼン、メチレンクロライド、エチレンクロライド、ク
ロロホルム、四塩化炭素、テトラクロロエチレン;エー
テル及びエーテル様化合物例えばジアルキルエーテル
(ジエチルエーエル、ジイソプロピルエーテル、第三ブ
チルメチルエーテル等)、アニソール、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン;ニトリル例えばアセトニトリル、プ
ロピオニトリル;N,N−ジアルキル化アミド例えばジ
メチルホルムアミド;更にジメチルスルホキシド又はN
−メチルピロリドン;及びそのような溶媒どうしの混合
物である。
【0010】使用される酸は、無機及びまた有機の酸、
例えばハロゲン化水素酸例えばフッ化水素酸、塩酸又は
臭化水素酸、及び硫酸、燐酸又は硝酸、及び例えば酢
酸、蟻酸、シュウ酸、クエン酸、トリフルオロ酢酸、メ
タンスルホン酸又はトルエンスルホン酸である。酸結合
剤として作用する物質は、プロトン受容体、主に有機塩
基例えば、第三アミン例えばトリエチルアミン、ジメチ
ルアミノベンゼン、ジエチルアミノベンゼン又はピリジ
ン、及び有機塩基例えばアルカリ金属化合物又はアルカ
リ土類金属化合物例えばリチウム、ナトリウム、カリウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバ
リウムの水酸化物、酸化物又は炭酸塩、及びまた水素化
物例えば水素化ナトリウムである。
【0011】式IIで表される2−ハロピリミジンは公知
であるか、当技術分野の専門家に知られている方法〔文
献として、デー.ジェイ.ブラウン(D.J.Brown),ザ ピ
リミシン イン ヘテロサイクリック コンパウンド(T
he Pyrimidines in Heterocyclic Compouds).1962
年,インターサイエンス出版(Interscience Publisher
s),ニューヨーク 参照〕により製造することができ
る。特に2−クロロピリミジン類は上記変法(A) に従う
方法で使用される。式III で表されるフェニルヒドロキ
シルアミンは、ロジウム触媒の存在下、ニトロベンゼン
誘導体をヒドラジン水和物で還元することにより製造さ
れる〔文献として、オキシレイ(Oxley),オルガニックシ
ンセシス(Organic Synthesis),第67巻、第187頁参
照〕。
【0012】4,6−ジ置換−2−フェニルアミノピリ
ミジン誘導体は文献から公知である。そのような物質は
有害微生物(植物病原性真菌も含む)に対する有効成分
として例えばヨーロッパ特許出願第243,136号及
び第270,111号明細書に記載されている。しかし
ながら、これらの物質は実施に求められる要求に常に応
えていない。
【0013】驚くべきことに、今になって式Iで表され
る化合物が、実際的な要求にとって非常に有利な、害虫
及び植物病原性微生物特に真菌を防除するための殺生物
活性スペクトルを持っていることが見出された。これら
化合物は、非常に有利な治療的、予防的及び特に浸透的
性質を持ち、そして多数の栽培植物を防護するために使
用される。式Iの化合物の使用により、種々の作物の植
物又は植物部分(果実、花、葉、茎、根茎、根)また例
えば植物病原性微生物から自由に保たれている後に生育
する植物の部分に対して、発生する有害生物を防除また
は殺滅することができる。
【0014】本発明の化合物は、例えば下記の分類に属
する植物病原性真菌に対して有効である:不完全菌類
〔特にハイイロカビ(Botrytis)更にピリキュラリア
(Pyricularia )、ヘルミントスポリウム(Helminthos
porium)、フザリウム(Fusarium)、セプトリア(Sept
oria)、セルコスポラ(Cercospora)及びアルターナリ
ア(Alternaria)〕;担子菌類(Basidiomycetes)〔例
えばリゾクトニア(Rhizoctonia )、ヘミレイア(Hemi
reia)、プッシニア(Puccinia)〕。更にそれらはまた
嚢子菌類(Ascomycetes) 〔例えばヴェンツリア(Venturi
a)及びエリシフェ(Erysiphe)、ポドスフェラ(Podosp
haera )、モニリニア(Monilinia )、ウンシヌラ(Un
cinula)〕及び卵菌類(Oomycete)〔例えば、フィトフ
トラ(Phytophthora)、ピチウム(Pythium )、プラス
モパラ(Plasmopara)〕の種類に対しても有効である。
更に、式Iで表される化合物は、菌の感染から保護する
ために種子(果実、根茎、穀物)及び植物の切断部を処
理するための種子粉衣剤(seed-dressing agent )とし
て、及び土壌中に発生する植物病原性真菌に対して使用
できる。
【0015】本発明はまた、式Iで表される化合物を有
効成分として含む組成物に、特に植物保護組成物に、及
び農業分野又は関連分野におけるそれらの使用に関す
る。更に、本発明は、有効成分を本明細書に記載されて
いる1種又はそれ以上の物質又は物質群と均密に混合す
る、これら組成物の製造方法も含む。また、式Iで表さ
れる新規化合物又は新規組成物を施用することを特徴と
する植物処理方法も含まれる。
【0016】本発明の範囲内において、本明細書に開示
の植物保護施用のための対象作物は例えば次の植物種で
ある:穀物(小麦、大麦、ライ麦、オート麦、イネ、ト
ウモロコシ、サトウモロコシ及び関連作物)、ビート
(砂糖ビート及び飼料ビート)、梨果、石果及び軟性果
(リンゴ、洋ナシ、プラム、桃、アーモンド、サクラン
ボ、イチゴ、ラズベリー及びブラックベリー)、マメ化
植物(ソラマメ、レンズマメ、エンドウマメ、大豆)、
油植物(アブラナ、カラシ、ケシ、オリーブ、ヒマワ
リ、ココナッツ、ヒマ、ココアマメ、落花生)、ウリ科
植物(カボチャ、キウリ、メロン)、繊維植物(ワタ、
亜麻、麻、黄麻)、柑橘果実(オレンジ、レモン、グレ
ープフルーツ、タンジェールみかん)、各種野菜(ホウ
レンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジ
ン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、トウガラシ)、ク
スノキ科(アボカド、桂皮、樟脳)又は、タバコ、ナッ
ツ、コーヒー、サトウキビ、茶、胡椒、ブドウ、ホッ
プ、ミューザセアエ(Musaceae)のような植物及び天然
ゴム産生植物、及びまた観用植物。
【0017】式Iで表される有効物質は通常組成物の形
態で施用され、処理すべき栽培地または植物に、他の有
効物質と同時にまたは続いて施用されうる。これらの他
の有効物質は肥料または微量養素または植物の成長に影
響を与える他の製剤でありうる。このような関係におい
て、それは、所望により製剤技術において慣用的に使用
される担体、界面活性剤または他の施用促進添加剤と共
に、選択的除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺バクテリア剤、
殺線虫剤、殺軟体動物剤またはこれらの製剤のいくつか
の混合物に使用することができる。
【0018】適する担体及び助剤は固体または液体であ
ることができ、製剤技術で好都合な物質、例えば天然ま
たは再生鉱物物質、溶媒、分散剤、湿潤剤、粘着剤、増
粘剤、結合剤または肥料に相当する。
【0019】式Iで表される有効物質又は少なくとも1
種のこれら有効物質を含有する農薬組成物の好ましい施
用方法の一つは、葉への施用(葉施用)である。施用頻
度及び施用量は、特に病原菌による感染の危険性に依存
する。他方で、式Iで表される有効物質は、液体配合物
を植物の栽培地に含浸させるか又は該物質を固体の形、
例えば顆粒形状で土壌に混入すること(土壌施用)によ
り、土壌経由で根系を通して植物に到達させることもで
きる(浸透作用)。水稲栽培の場合、そのような顆粒剤
を潅漑水田に割り当てることもできる。代わって、式I
で表される化合物は、該有効物質の液体調剤に種子を含
浸させるか又は固体調剤で種子を被覆するかのどちらか
により種子に使用できる(コーティング)。
【0020】式Iで表される化合物は、純粋の有効物質
として、又は好ましくは製剤技術で慣用の補助剤と共に
使用される。この目的のために、それらは都合よく公知
の方法により例えば乳剤原液、被覆可能のペースト剤、
直接噴霧可能なまたは希釈可能な溶液、希釈乳剤、水和
剤、水溶剤、粉剤、粒剤、および例えばポリマー物質に
よるカプセル化剤に製剤化される。組成物の性質と同様
に、噴霧、霧化、散粉、散水、塗装または注水のような
適用法は、目的とする対照および使用環境に合わせて選
ばれる。好ましい施用割合は一般に、1ヘクタール当た
り有効成分(a.i.)10gないし5kg、好ましくは20
gないし1kga.i./ha である。
【0021】製剤、即ち式Iの有効成分と適当な場合に
は固体液体の補助剤を含む組成物、調剤又は配合物は、
公知の方法により、例えば有効成分を溶媒、固体担体及
び適当な場合には表面活性化合物(界面活性剤)のよう
な増量剤と十分に混合及び/又は摩砕することにより製
造される。
【0022】使用可能な溶媒は次のものである:芳香族
炭化水素、好ましくは炭素原子数8ないし12の画分、
例えばキシレン混合物又は置換ナフタレン;ジブチルフ
タレート又はジオクチルフタレートのようなフタル酸エ
ステル;シクロヘキサン又はパラフィンのような脂肪族
炭化水素;エタノール、エチレングリコール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテルのようなアルコール及びグリコール並
びにそれらのエーテル及びエステル;シクロヘキサノン
のようなケトン;N−メチル−2−ピロリドン、ジメチ
ルスルホキシド又はジメチルホルムアミドのような強極
性溶媒;並びにエポキシ化ココナッツ油又は大豆油のよ
うなエポキシ化又は非エポキシ化植物油;又は水。
【0023】例えば粉剤及び分散性粉末に概して使用で
きる固体担体は、方解石、タルク、カオリン、モンモリ
ロナイト又はアタパルジャイトのような粉砕天然鉱物で
ある。顆粒用の可能な粒状化吸収性担体は、多孔質タイ
プ例えば軽石、破砕レンガ、セピオライト又はベントナ
イトであるか、或は方解石又は砂のような非吸収性担体
であり得る。更に非常に多くの予備粒状化した無機質及
び有機質の物質、例えば特にドロマイト又は粒状化植物
残骸が使用できる。
【0024】施用割合において物質を減少させることの
できる特に有利な施用増強補助剤は更に天然ホスホリピ
ッド(動物又は植物起源のもの)又は合成ホスホリピッ
ドである。適当な表面活性化合物は、製剤化される式I
で表される有効物質の性質に依存して、良好な乳化性,
分散性及び湿潤性を有する非イオン、カチオン及び/又
はアニオン性界面活性剤である。“界面活性剤”の用語
は界面活性剤の混合物をも含むものと理解されたい。
【0025】適当な陰イオン性界面活性剤はいわゆる水
溶性石ケンまたは水溶性合成界面活性化合物である。適
当な石ケンとしては、高級脂肪酸(C10〜C22)のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩又は未置換もしくは置
換アンモニウム塩、例えばオレイン酸またはステアリン
酸の、或いは例えばココナッツ油または獣脂から得られ
る天然脂肪酸混合物のナトリウム又はカリウム塩が挙げ
られる。脂肪酸メチルラウリン塩もまた挙げることがで
きる。しかしながら、いわゆる合成界面活性剤、特にア
ルカンスルホネート、脂肪族アルコールサルフェート、
スルホン化ベンズイミダゾール誘導体又はアルキルスル
ホネートがより頻繁に使用される。
【0026】脂肪族アルコールスルホネート又は脂肪族
アルコールサルフェートは通常アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩又は置換アンモニウム塩の形態にあり、そ
してアシル基のアルキル部分をも含む炭素原子数8ない
し22のアルキル基を含み、例えばリグノスルホン酸、
ドデシル硫酸エステル又は天然脂肪酸から製造される脂
肪族アルコールサルフェートの混合物のナトリウム又は
カルシウム塩である。この群には硫酸エステルの塩及び
スルホン化脂肪族アルコール/エチレンオキシド付加物
も含まれる。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、
好ましくは二つのスルホン酸基と8ないし22個の炭素
原子を含む非採るの脂肪酸基とを含む。アルキルアリー
ルスルホネートの例は、ドデシルベンゼンスルホン酸、
ジブチルナフタレンスルホン酸、又はナフタレンスルホ
ン酸/ホルムアルデヒド縮合生成物のナトリウム、カル
シウム又はトリエタノールアミン塩である。
【0027】他の適当な化合物は相当するホスフェー
ト、例えばp−ノニルフェノール/(4〜14)−エチ
レンオキシド付加物の燐酸エステルの塩である。
【0028】適当な非イオン性表面活性剤は主に脂肪族
又は環式脂肪族アルコール、飽和又は不飽和脂肪酸及び
アルキルフェノールのポリグリコールエーテル誘導体で
あり、該誘導体は3ないし30個のグリコールエーテル
基、及び(脂肪族)炭化水素部分に8ないし20個の炭
素原子、そしてアルキルフェノールのアルキル部分に6
ないし18個の炭素原子を含む。
【0029】適当な他の非イオン性表面活性剤は、水溶
性ポリエチレンオキシドとポリプロピレングルコール、
エチレンジアミノポリプロピレングリコール及びアルキ
ルプロピレングリコールとの付加物であり、それはアル
キル鎖中に1ないし10個の炭素原子を有し、また20
ないし250のエチレングリコール基と10ないし10
0のプロピレングリコール基を含む。上記化合物は通常
プロピレングリコール1単位当り1ないし5のエチレン
グリコール単位を含む。
【0030】非イオン性表面活性剤の代表的例は、ノニ
ルフェノール−ポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリ
グリコール・エーテル、ポリプロピレン/ポリエチレン
オキシド付加物、トリブチルフェノキシポリエチレンエ
タノール、ポリエチレングリコール及びオクチルフェノ
キシポリエトキシエタノールである。他の適当な物質
は、ポリオキシエチレンソルビタントリオレートのよう
なポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステルであ
る。
【0031】カチオン性表面活性剤は、主に、N−置換
分として少なくとも一つの炭素原子数8ないし22のア
ルキル基を含み、他の置換分として低級ハロゲン化又は
非置換アルキル、ベンジル又は低級ヒドロキシアルキル
基を持つ第四アンモニウム塩である。該塩は塩化物、メ
チル硫酸塩又はエチル硫酸塩の形態、例えばステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド又はベンジルジ(2
−クロロエチル)アンモニウムブロマイドであるのが好
ましい。
【0032】製剤技術で慣用の他の表面活性剤は当業者
に公知であり、または関連した専門家の文献中に見出す
ことができる。概して農薬製剤は、式Iで表される有効
物質を0.1ないし99%、特に0.1ないし95%、
固体又は液体補助剤99.9ないし1%、特に99.9
ないし5%、及び表面活性剤を0ないし25%、特に
0.1ないし25%含む。
【0033】しかし、市販の製品としてはむしろ濃縮し
た組成物が好ましいので、最終的使用者は一般に希釈し
た組成物を使用する。組成物はまた、安定剤、消泡剤、
粘度調節剤、結合剤、粘着付与剤のような他の添加剤、
或はまた肥料又は特別の効果を得るための他の有効物質
を含むことができる。
【0034】
【実施例】下記の施例は、本発明をより詳細に説明する
ものであり、いかなる限定をも意味しない。 1.製造実施例
【0035】1.1 N−(4−メチル−6−シクロプ
ロピルピリミジン−2−イル)−フェニルヒドロキシル
アミンの製造
【化9】 2−クロロ−4−メチル−6−シクロプロピルピリミジ
ン4.22g(0.025モル)及びフェニルヒドロキ
シルアミン3.06g(0.028モル)をメタノール
25mlに溶解し、酢酸2mlを加え、そして該溶液を
室温で一夜放置する。この後、出発ピリミジンは、もは
や薄層クロマトグラフィーでは検出されない。該混合物
を、酢酸エチルと混合された水に注ぎ、撹拌し、そして
炭酸水素ナトリウムを用いてpH7に中和する。その有
機相を分離し、二度再抽出し、抽出物を硫酸ナトリウム
を用いて乾燥し、ロータリエバポレータで溶媒を除去し
て得られた粗成生物を酢酸エチル16mlから再結晶す
ると純粋な生成物3.77g(理論値の62.5%)が
生じる;融点121.5〜123℃。更に母液から純粋
物質0.73gが得られるので、全収率は理論値の7
4.6%に増加する。
【0036】1.2 N−(4−メチル−6−メトキシ
メチルピリミジン−2−イル)−3−フルオロフェニル
ヒドロキシルアミンの製造
【化10】 メタノール25ml中の2−クロロ−4−メチル−6−
メトキシメチルピリミジン4.32g及び氷酢酸2ml
を室温で3−フルオロフェニルヒドロキシルアミン3.
81g(0.03モル)で処理する。反応はゆっくりと
しか開始せず、濃塩酸水溶液2mlが添加された後に、
より早い速度で進行する(薄層クロマトグラフィー)。
全ての出発ピリミジンが反応した後、混合物を水及び酢
酸エチルで抽出することにより後処理すると粗成生物
(6.7g)が得られる。後者をクロマトグラフ処理
(シリカゲル;移動相 酢酸エチル25部及びヘキサン
75部)すると純物質4.59g(理論値の69.7
%)が油状物として得られる。NMRデータは表2参
照。
【0037】1.3 O−プロパルギル−N−(4−メ
チル−6−シクロプロピルピリミジン−2−イル)−フ
ェニルヒドロキシルアミンの製造
【化11】 N−(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2
−イル)−フェニルヒドロキシルアミン1.32g
(0.0055モル)を、メチレンクロライド10ml
と30%水酸化ナトリウム溶液5ml中のプロパルギル
ブロマイド0.72g(0.006モル)及びセチルト
リメチルアンモニウムブトマイド0,2gと60分間室
温で撹拌する。該アルキル化プロセスは最終まで進行す
る(薄層クロマトグラフィー)。水及びクロロホルムで
抽出して得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル;移動相 酢酸エチル20部及びヘキサン
80部)により精製すると純物質1.55gが油状物と
して得られる。NMRデータは表2参照。
【0038】1.4 O−メチルカルバミル−N−(4
−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2−イル)
フェニルヒドロキシルアミンの製造
【化12】 N−(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2
−イル)−フェニルヒドロキシルアミン3.14g
(0.013モル)及びメチル イソシアネート0.8
6g(0.015モル)をテトラヒドロフラン40ml
に溶解し、その溶液を数滴のトリエチルアミンで処理す
る。反応を1時間にわたり室温で行なう。溶媒をロータ
リエバポレータで除去し、残渣をトルエン4mlとシク
ロヘキサン6mlの混合液から再結晶する。収量:3.
60g(理論値の92.7%);融点96〜97℃。
【0039】1.5 O−プロピオニル−N−(4−メ
チル−6−メトキシメチルピリミジン−2−イル)−3
−フルオロフェニルヒドロキシルアミンの製造
【化13】 N−(4−メチル−6−メトキシメチルピリミジン−2
−イル)−3−フルオロフェニルヒドロキシルアミン
2.49g(0.0095モル)及びトリエチルアミン
1.5gをテトラヒドロフラン30mlに溶解し、その
溶液に、テトラヒドロフラン10ml中のプロピオニル
クロライド1.16g(0.0125モル)の溶液を1
0℃以下で滴下して処理する。トリエチルアミン塩酸塩
が析出する。その混合物を水及びクロロホルムで抽出
し、溶媒を除去して得られた粗精製物3。71gをカラ
ムクロマトグラフィーにより精製する。純収量は油状物
1.99g(理論値の65.7%)である。NMRデー
タは表2参照。
【0040】1.6 O−ジエチルカルバミル−N−
(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2−イ
ル)−3−フルオロフェニルヒドロキシルアミンの製造
【化14】 N−(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2
−イル)−3−フルオロフェニルヒドロキシルアミン
2.20g(0.0085モル)及びジエチルカルバモ
イルクロライド1.33g(0.0098モル)をテト
ラヒドロフラン20mlに溶解し、そしてトリエチルア
ミン1.12g(0.011モル)を加える。ジメチル
アミノピリミジン0.20gを添加しただけでは反応は
開始せず、沸騰させることによりスムースに最終まで進
行する。混合物を水及び酢酸エチルで抽出し、粗精製物
を単離し、そしてクロマトグラフィーで精製する。収
量:油状物3.07g。NMRデータは表2参照。
【0041】1.7 O−カルボメトキシ−N−(4−
メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2−イル)−
3−フルオロフェニルヒドロキシルアミンの製造
【化15】 N−(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2
−イル)−3−フルオロフェニルヒドロキシルアミン
3.89g(0.015モル)及びトリエチルアミン
2.20g(0.02モル)をテトラヒドロヒラン20
mlに溶解し、冷却しながら室温でテトラヒドロフラン
8ml中のメチル クトトホルメート1.56g(0.
0165モル)の溶液を滴下して加える。直ちにトリエ
チルアミン塩酸塩が沈殿する。その混合物を酢酸エチル
で抽出し、粗精製物をシリカゲルのカラムクロマトグラ
フィーで精製する。精製物4.40gが得られ、これを
n−ヘキサン15ml及び酢酸エチル6mlから再結晶
する。収量4.10g(理論値の86%);融点59〜
60℃。
【0042】
【表1】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【表2】
【0049】2.式Iの液体有効物質の製剤例(%=重
量%)
【0050】2.1.乳剤原液 a) b) c) 表1の有効物質 25% 40% 50% ドデシルベンゼンスルホン酸カル シウム 5% 8% 6% ヒマシ油ポリグリコールエーテル (エチレンオキシド36モル) 5% − − トリブチルフェノールポリエチレ ングリコールエーテル(エチレン オキシド30モル) − 12% 4% シクロヘキサノン − 15% 20% キシレン混合物 65% 25% 20% いかなる望ましい濃度の乳剤も、この原液を水で希釈す
ることによって得られる。
【0051】2.2.溶液 a) b) c) d) 表1の有効物質 80% 10% 5% 95% エチレングリコールモノメチルエ ーテル 20% − − − ポリエチレングリコール (分子量400) 70% − − N−メチル−2−ピロリドン − 20% − − エポキシ化ココナッツ油 − − 1% 5% 石油エーテル (沸点範囲 160〜190 ℃) − − 94% − この溶液は非常に小さな水滴の形態で施用するのに適し
ている。
【0052】2.3.粒剤 a) b) 表1の有効物質 5% 10% カオリン 94% − 高分散ケイ酸 1% − アタパルジャイト − 90% 有効物質をメチレンクロライドに溶解し、該溶液を担体
上に噴霧し、その後、溶媒を真空下で留去する。
【0053】2.4.粉剤 a) b) 表1の有効物質 2% 5% 高分散ケイ酸 1% 5% タルク 97% − カオリン − 90% 担体と有効物質を均一に混合することにより、そのまま
使用しうる粉剤を得る。
【0054】式Iの固体有効物質の製剤例(%=重量
%) 2.5.水和剤 a) b) c) 表1の有効物質 25% 50% 75% リグノスルホン酸ナトリウム 5% 5% − ラウリル硫酸ナトリウム 3% − 5% ジイソブチルナフタレンスルホン 酸ナトリウム − 6% 10% オクチルフェノールポリエチレン グリコールエーテル (エチレンオ キシド7〜8モル) − 2% − 高分散ケイ酸 5% 10% 10% カオリン 62% 27% 有効物質を助剤と完全に混合し、混合物を適当なミル中
で完全に摩砕して、水で希釈することにより所望の濃度
の懸濁液を得ることのできる水和剤が得られる。
【0055】 2.6.乳剤原液 表1の有効物質 10% オクチルフェノールポリエチレング リコールエーテル(エチレンオキシ ド4−5モル) 3% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシ ウム 3% ヒマシ油ポリグリコールエーテル (エチレンオキシド35モル) 4% シクロヘキサノン 34% キシレン混合物 50% これらの原液を水で希釈することにより、所望の濃度の
乳剤が得られる。
【0056】2.7.粉剤 a) b) 表1の有効物質 5% 8% タルク 95% − カオリン − 92% すでに使用できるように準備された粉剤は、担体と有効
物質を均質に混合し、適当なミルで混合物を粉砕するこ
とにより得られる。
【0057】 2.8.押し出し粒剤 表1の有効物質 10% リグニンスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1%カオリン
87%有効物質を助剤と混合
し、粉砕し、その後混合物を水で湿らせる。混合物を押
し出し成型し、空気流で乾燥する。
【0058】 2.9.被覆粒剤 表1の有効物質 3% ポリエチレングリコール(分子量200 ) 3% カオリン 94% カオリンをポリエチレンブリコールで湿らせ、ミキサー
中で、有効物質の細粉物を、それに不統一に施用する。
この方法で、非粉剤の被覆粒剤を得る。
【0059】 2.10.懸濁原液 表1の有効物質 40% エチレングリコール 10% ノニルフェノールポリエチレング リコールエーテル(エチレンオキ サイド15モル ) 6% リグニンスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% 37%水性ホルムアルデヒド溶液 0.2% 75%水性乳剤のシリコン油 0.8% 水 32% 細粉された有効物質を助剤と均一に混合し、水と希釈す
る事によってどんな望みの濃度の懸濁液も作れる懸濁原
液を得る。
【0060】 3.生物試験例
【0061】実施例3.1:りんごの若枝におけるベン
チュリア イナエクアリス(Venturia inaequalis)に
対する作用:残留保護作用 長さ10ないし20cmの新鮮な若枝をもつりんごの切り
枝に有効成分の水和剤から調製した噴霧液(有効成分0.
006%)を噴霧する。処理植物を24時間後真菌の分生子
の懸濁液で感染させる。次いでその植物を5日間相対湿
度90ないし100%で培養し、そして更に10日間2
0ないし24℃の温室に置く。斑点病の広がりを、感染
15日目に評価する。 表1の化合物はベンチュリアに対して良好な活性を示し
た(感染:20%以下)。例えば化合物No.1.13,1.
16,1.17,1.26,1.36及び1.37はベンチュリアの感染を
0ないし10%まで減少させた。対照的に、未処理で感
染させた対照植物へのベンツリアの感染は100%であ
つた。
【0062】実施例3.2:りんご果実におけるボトリチス シネレ
ア(Botrytis cinerea)に対する作用,残留保護作用 人為的に傷をつけたりんごに、その傷をつけた場所に有
効成分の水和剤から調製した噴霧液(有効成分0.002%)
の液滴を垂らすことにより処理する。続いて、処理した
果実を真菌の胞子懸濁液で感染させ、そして高湿度で約
20℃にて1週間培養した。評価において、腐敗をしめ
す損傷箇所を数えそして試験物質の殺菌作用をそれによ
り算定した。 表1の化合物はボトリチスに対して良好な活性を示した
(攻撃:20%以下)。例えば化合物No.1.1 ,1.6
,1.7 ,1.13,1.16,1.17,1.17,1.22,1.27,1.3
2,1.36及び1。54はボトリチスの感染を0ないし10%
まで減少させた。対照的に、未処理で感染させた対照植
物へのボトリチスの感染は100%であつた。
【0063】実施例3.3:大麦におけるエリシフェ グラミニス
(Erysiphe graminis )に対する作用 残留保護作用 約8cmの高さの大麦植物に有効成分の水和剤から調製
した噴霧液(有効成分0。006 %)を噴霧する。3ないし
4時間後、処理した植物に真菌の分生子を振りかける。
感染した大麦植物を約22℃の温室に置き、10日後に
菌の攻撃を評価する。 表1の化合物はエリシフェに対して良好な活性を示した
(攻撃:20%以下)。例えば化合物No.1.1 ,1.1
6,1.26及び1.36及はエリシフェの感染を0ないし10
%まで減少させた。対照的に、未処理で感染させた対照
植物へのエリシフェの感染は100%であつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−308265(JP,A) 特開 昭57−203072(JP,A) 特開 昭53−12877(JP,A) Chemical Abstract s;vol.70(No.9)p335 抄 録番号37792f(1969) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 239/42 A01N 43/54 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式I 【化1】 〔式中、 Rは水素原子、ハロゲン原子、メチル基、メトキシ基
    又はトリフルオロメチル基を表し、 nは1又は2を表し、 Rは水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基;
    ハロゲン原子で、シアノ基又はメトキシ基で置換された
    炭素原子数1ないし3のアルキル基;炭素原子数2ない
    し5のアルケニル基、炭素原子数2ないし5のアルキニ
    ル基、ベンジル基、COR、CON(R)R、C
    SN(R)R、CO(OR)、CO(SR)、
    CS(SR)、SO、PO(OR又はS
    i(Rを表し、 R及びRは互いに独立して水素原子、炭素原子数1
    ないし5のアルキル基、CHOR、シクロプロピル
    基、メチルシクロプロピル基、炭素原子数2ないし5の
    アルケニル基、炭素原子数2ないし5のアルキニル基又
    は炭素原子数1もしくは2のハロゲノアルキル基を表
    し、 Rは水素原子、炭素原子数1ないし6のアルキル基;
    1ないし3個のハロゲン原子で置換された炭素原子数1
    ないし3のアルキル基;ORもしくはSRで置換さ
    れた炭素原子数1ないし3のアルキル基;炭素原子数2
    ないし5のアルケニル基;1ないし3個のハロゲン原子
    で置換された炭素原子数2ないし5のアルケニル基;炭
    素原子数2ないし5のアルキニル基、炭素原子数3ない
    し6のシクロアルキル基、フェニル基又は;ハロゲン原
    子で、炭素原子数1ないし3のアルキル基,炭素原子数
    1ないし3のハロゲノアルキル基,炭素原子数1ないし
    3のアルコキシ基、ニトロ基もしくはシアノ基でモノ置
    換ないしトリ置換されたフェニル基を表し、 Rは炭素原子数1ないし6のアルキル基を表し、 Rは炭素原子数1ないし3のアルキル基、フェニル
    基;ハロゲン原子で,炭素原子数1もしくは2のアルキ
    ル基,炭素原子数1もしくは2のハロゲノアルキル基,
    メトキシ基又はニトロ基でモノ置換もしくはジ置換され
    たフェニル基を表す〕で表される化合物(式Iで表され
    る化合物の酸付加塩も含む)。
  2. 【請求項2】 式Iにおいて、Rが水素原子、フッ素
    原子、塩素原子又は臭素原子を表し、nが1を表し、R
    が水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭
    素原子数2ないし5のアルケニル基、炭素原子数2ない
    し5のアルキニル基、COR、CON(R)R
    CSN(R)R又はCOORを表し、R及びR
    が互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし5の
    アルキル基、メトキシメチル基、シクロプロピル基又は
    メチルシクロプロピル基を表し、Rが水素原子、炭素
    原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数3ないし6
    のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし5のアルケニ
    ル基、炭素原子数2ないし5のアルキニル基、フェニル
    基;又は、フッ素原子で,塩素原子,臭素原子,メチル
    基,トリフルオロメチル基,トリクロロメチル基,トリ
    ブロモメチル基,メトキシ基,ニトロ基又はシアノ基で
    モノ置換されたフェニル基を表し、そしてRが炭素原
    子数1ないし3のアルキル基を表す請求項1記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】 式Iにおいて、Rが水素原子、フッ素
    原子又は塩素原子を表し、nが1を表し、Rが水素原
    子、炭素原子数1ないし3のアルキル基、COR、C
    ON(R)R、CSN(R)R又はCOOR
    を表し、R及びRが互いに独立して炭素原子数1な
    いし3のアルキル基、メトキシメチル基、シクロプロピ
    ル基又はメチルシクロプロピル基を表し、Rが水素原
    子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し、そし
    てRが炭素原子数1ないし3のアルキル基を表す請求
    項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 N−(4,6−ジメチルピリミジン−2
    −イル)−フェニルヒドロキシルアミン、N−(4,6
    −ジメチルピリミジン−2−イル)−3−フルオロフェ
    ニルヒドロキシルアミン、N−(4−メチル−6−シク
    ロプロピルピリミジン−2−イル)−フェニルヒドロキ
    シルアミン、N−(4−メチル−6−シクロプロピルピ
    リミジン−2−イル)−3−フルオロフェニルヒドロキ
    シルアミン、N−(4−メチル−6−メトキシメチルピ
    リミジン−2−イル)−フェニルヒドロキシルアミン、
    N−(4−メチル−6−メトキシメチルピリミジン−2
    −イル)−3−フルオロフェニルヒドロキシルアミン、
    O−アセチル−N−(4−メチル−6−シクロプロピル
    ピリミジン−2−イル)−フェニルヒドロキシルアミ
    ン、O−ピバロイル−N−(4−メチル−6−シクロプ
    ロピルピリミジン−2−イル)−フェニルヒドロキシル
    アミン;からなる群より選択される請求項1記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】 A)次式II 【化2】 で表されるピリミジニルハライドと次式III 【化3】 で表されるフェニルヒドロキシルアミン(各式中、
    ,R及びR及びnは請求項1記載の式Iにおい
    て定義された意味を表わし、Halはハロゲン原子、好
    ましくは塩素原子又は臭素原子を表す)を酸の存在下、
    不活性有機溶媒中で−30゜ないし100℃、好ましく
    は0゜ないし50℃の温度にて反応させ、そしてB)生
    じた化合物Ia 【化4】 に、 C)次式IV R−X (IV) で表される化合物(式Ia及びIV中、R,R,R
    ,R及びnは上記の意味を表わし、Xはハロゲン原
    子、好ましくは塩素原子又は臭素原子を表すか又はイミ
    ダゾリル基を表す)を、又は D)次式V (RCO)O (V) で表される無水物を、又は E)次式VI RN=C=Y (VI) (式中、Yは酸素原子又は硫黄原子を表す)で表される
    イソシアネートを、不活性有機溶媒中−20゜ないし1
    50℃の温度で、また反応(C)及び(D)に関しては
    酸結合剤の存在下で反応させることからなる請求項1記
    載の式1で表される化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】 有効成分として少なくとも1種の請求項
    1記載の式Iで表される化合物を適当な担体物質ととも
    に含む、有害微生物による感染を防除又は予防するため
    の組成物。
  7. 【請求項7】 有効成分として少なくとも1種の請求項
    4記載の式Iで表される化合物を含む請求項6記載の組
    成物。
  8. 【請求項8】 植物に、植物の部分に又はその成育地
    に、有効成分として請求項1記載の式Iで表される化合
    物を施用することからなる植物病原性微生物による作物
    植物の感染を防除又は予防する方法。
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