JP2983403B2 - 金融自動化機器の筐体構造 - Google Patents
金融自動化機器の筐体構造Info
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- steel plate
- resistant steel
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融自動化機器、例え
ば現金自動取引装置等の筐体構造に関する。
ば現金自動取引装置等の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融自動化機器、例えば現金自動
取引装置1は図4(A)に示すように外筐2の内部にカ
−ド読取機3、紙幣支払機4、制御部5、電源部6等が
ユニット状に実装してある。外筐2はユニットの運用、
保守、点検を行う際、開閉する開閉自在な上扉7、前扉
8を有している。上扉7には顧客操作部が設けてある。
前扉8はロック機構9により外筐2にロックされる。ロ
ック機構9の施錠、開錠は前扉8に設けられた錠10に
キ−を挿入して行う。また、前扉8の内側には保守点検
時に使用する内部操作盤11が実装されてある。
取引装置1は図4(A)に示すように外筐2の内部にカ
−ド読取機3、紙幣支払機4、制御部5、電源部6等が
ユニット状に実装してある。外筐2はユニットの運用、
保守、点検を行う際、開閉する開閉自在な上扉7、前扉
8を有している。上扉7には顧客操作部が設けてある。
前扉8はロック機構9により外筐2にロックされる。ロ
ック機構9の施錠、開錠は前扉8に設けられた錠10に
キ−を挿入して行う。また、前扉8の内側には保守点検
時に使用する内部操作盤11が実装されてある。
【0003】外筐2は工具等(バ−ル、ガスバ−ナ等)
により破壊される恐れがあるので防犯上、現金自動取引
装置1には図4(B)に示すように更に保護チェスト1
2が用意してあり、二重にすることによって現金盗難防
止を図っている。
により破壊される恐れがあるので防犯上、現金自動取引
装置1には図4(B)に示すように更に保護チェスト1
2が用意してあり、二重にすることによって現金盗難防
止を図っている。
【0004】図5(A),(B)はそれぞれ図4(B)
のA−A断面矢視図,B−B断面矢視図であり、保護チ
ェスト12は図5(A),(B)に斜線部で示すように
耐破壊構造に必要な厚みを有し、運用、保守、点検を行
う際、開閉する上扉7、前扉8が邪魔にならないように
間隙tを設けて配設してある。
のA−A断面矢視図,B−B断面矢視図であり、保護チ
ェスト12は図5(A),(B)に斜線部で示すように
耐破壊構造に必要な厚みを有し、運用、保守、点検を行
う際、開閉する上扉7、前扉8が邪魔にならないように
間隙tを設けて配設してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の金融自動化機器
の筐体構造にあっては、図5(A)、(B)に示すよう
に設置スペ−スを保護チェストのスペ−スに合わせねば
ならず、保守、点検時には前扉、上扉の開閉スペ−ス
C,Dをも考慮しなければならず、一台当たりの設置ス
ペ−スが大きくなるという問題点があった。
の筐体構造にあっては、図5(A)、(B)に示すよう
に設置スペ−スを保護チェストのスペ−スに合わせねば
ならず、保守、点検時には前扉、上扉の開閉スペ−ス
C,Dをも考慮しなければならず、一台当たりの設置ス
ペ−スが大きくなるという問題点があった。
【0006】又、顧客操作面が図5(B)に示すように
保護チェストの内側に位置するので操作釦が押下しずら
くなるとともに顧客ガイダンス面の下側が保護チェスト
のエッジ部でかくれるので操作内容の視認性が低下する
恐れがあるという問題点もあった。
保護チェストの内側に位置するので操作釦が押下しずら
くなるとともに顧客ガイダンス面の下側が保護チェスト
のエッジ部でかくれるので操作内容の視認性が低下する
恐れがあるという問題点もあった。
【0007】又、保守、点検時には前扉、上扉の開閉動
作が図5(A)、(B)に示すように2重になって面倒
であるという問題点もあった。
作が図5(A)、(B)に示すように2重になって面倒
であるという問題点もあった。
【0008】本発明は、防犯機能を維持し、運用時、保
守、点検時の操作性を向上させた金融自動化機器の筐体
構造を提供することを目的としている。
守、点検時の操作性を向上させた金融自動化機器の筐体
構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の金融自動化機器の筐体構造においては、耐熔
断綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板を有する側壁からな
り、内部に金融自動化機器を実装する本体部と、耐熔断
綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板に前扉の機能を内蔵し
て本体部に回動自在に取り付けられた前扉と、耐熔断綱
板と耐錐綱板とを重ねた補強板の上面を凹状に形成し、
顧客が使用する全ての機器を実装した顧客操作盤を補強
板上面の凹部に嵌め込んで固着し、本体部に回動自在に
取り付けられた上扉とを備える。
に本発明の金融自動化機器の筐体構造においては、耐熔
断綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板を有する側壁からな
り、内部に金融自動化機器を実装する本体部と、耐熔断
綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板に前扉の機能を内蔵し
て本体部に回動自在に取り付けられた前扉と、耐熔断綱
板と耐錐綱板とを重ねた補強板の上面を凹状に形成し、
顧客が使用する全ての機器を実装した顧客操作盤を補強
板上面の凹部に嵌め込んで固着し、本体部に回動自在に
取り付けられた上扉とを備える。
【0010】又、同じ目的を達成するために振動検知器
及び溶断検知器を内蔵するとより好ましい。
及び溶断検知器を内蔵するとより好ましい。
【0011】又、同じ目的を達成するために上扉の上面
と顧客操作盤の操作面とを同一面にする。
と顧客操作盤の操作面とを同一面にする。
【0012】
【作用】上記のように構成された筐体構造の本体部は耐
熔断鋼板及び耐錐鋼板で補強した耐破壊構造を有するの
でバ−ル等の工具では容易に破壊できず、衝撃を与えれ
ば振動検知器が検知し、ガスバ−ナで溶断、又はドリル
で穴明しようとすれば溶断、又は穴明に時間を要すると
ともに溶断検知器が検知する。顧客操作部を破壊しても
上面は本体部同様に耐破壊構造を有しており、衝撃を与
えれば振動検知器が検知する。
熔断鋼板及び耐錐鋼板で補強した耐破壊構造を有するの
でバ−ル等の工具では容易に破壊できず、衝撃を与えれ
ば振動検知器が検知し、ガスバ−ナで溶断、又はドリル
で穴明しようとすれば溶断、又は穴明に時間を要すると
ともに溶断検知器が検知する。顧客操作部を破壊しても
上面は本体部同様に耐破壊構造を有しており、衝撃を与
えれば振動検知器が検知する。
【0013】又、顧客操作盤の操作面は上扉の上面と同
一面にしてあるので操作釦が押下し易いし、顧客ガイダ
ンス面の視認性を妨げることはない。
一面にしてあるので操作釦が押下し易いし、顧客ガイダ
ンス面の視認性を妨げることはない。
【0014】従って本発明によれば、防犯機能を維持
し、運用時、保守、点検時の操作性を向上させ得ること
ができる
し、運用時、保守、点検時の操作性を向上させ得ること
ができる
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。図1は実施例の構成を示す詳細図であり、図2は実
施例の外観斜視図である。図3は図2のE−E断面矢視
図である。外筐21は本体部22と、本体部22に対し
て回動自在に設けられた上扉23、前扉24とからな
る。本体部22は図3に斜線部で示すように耐破壊構造
を有しており、内部にはカ−ド読取機3、紙幣支払機
4、制御部5、電源部6等がユニット状に実装してあ
る。耐破壊構造とは耐熔断鋼板と耐錐鋼板とを重ねて厚
さ10mm以上にした補強板をサンドイッチ状に設けて補
強した構造である。
ら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付
す。図1は実施例の構成を示す詳細図であり、図2は実
施例の外観斜視図である。図3は図2のE−E断面矢視
図である。外筐21は本体部22と、本体部22に対し
て回動自在に設けられた上扉23、前扉24とからな
る。本体部22は図3に斜線部で示すように耐破壊構造
を有しており、内部にはカ−ド読取機3、紙幣支払機
4、制御部5、電源部6等がユニット状に実装してあ
る。耐破壊構造とは耐熔断鋼板と耐錐鋼板とを重ねて厚
さ10mm以上にした補強板をサンドイッチ状に設けて補
強した構造である。
【0016】上扉23は耐破壊構造を有した断面凹状で
あり、この凹部23aに顧客操作盤25を嵌め込み式に
設け、裏側からネジ26で固定してある。顧客操作盤2
5には顧客ガイダンス用の液晶ディスプレイ27、キ−
ボ−ドユニット28、紙幣支払部29等の顧客が使用す
る全ての機器が実装してある。従って、上扉23の上面
である縁部23bが操作を妨げたり、視線を妨げること
はない。紙幣支払部29の下部には紙幣支払機3から紙
幣を送り込む口が設けてある。
あり、この凹部23aに顧客操作盤25を嵌め込み式に
設け、裏側からネジ26で固定してある。顧客操作盤2
5には顧客ガイダンス用の液晶ディスプレイ27、キ−
ボ−ドユニット28、紙幣支払部29等の顧客が使用す
る全ての機器が実装してある。従って、上扉23の上面
である縁部23bが操作を妨げたり、視線を妨げること
はない。紙幣支払部29の下部には紙幣支払機3から紙
幣を送り込む口が設けてある。
【0017】前扉24も耐破壊構造を有しており、前扉
24に埋没する形で内側からロック機構30、内部操作
盤31等が実装され、内部操作盤31の一部を除いてカ
バ−32で覆われてある。
24に埋没する形で内側からロック機構30、内部操作
盤31等が実装され、内部操作盤31の一部を除いてカ
バ−32で覆われてある。
【0018】前扉24の表側には小扉33が回動自在に
設けてあり、小扉33の内側には前扉24に埋没する形
で錠34、ハンドル35等が実装してある。
設けてあり、小扉33の内側には前扉24に埋没する形
で錠34、ハンドル35等が実装してある。
【0019】又、外筐21の内部には振動検知器36が
設けてあり、外筐21に所定以上の振動を与えると検知
するようになっている。
設けてあり、外筐21に所定以上の振動を与えると検知
するようになっている。
【0020】又、外筐21の内部には電流を流す図示せ
ぬワイヤが張り巡らせてあり、ワイヤの切断を検知する
溶断検知器37が設けてある。
ぬワイヤが張り巡らせてあり、ワイヤの切断を検知する
溶断検知器37が設けてある。
【0021】次に外筐の防犯機能について説明する。
【0022】外筐21は耐熔断鋼板及び耐錐鋼板で補強
した耐破壊構造を有するのでバ−ル等の工具では容易に
破壊できず、前扉24をバ−ル等で無理にこじあけよう
として装置20に振動を与えると、振動検知器36が振
動を検知して警報を発する。又、ガスバ−ナで溶断、又
はドリルで穴明しようとすれば耐熔断鋼板及び耐錐鋼板
を溶断、又は穴明するのに時間を要するとともに途中で
電流を流しあるワイヤを切断すると、溶断検知器37が
ワイヤ切断を検知して警報を発する。顧客操作盤を破壊
しても上面は本体部同様に耐破壊構造を有しており、衝
撃を与えれば振動検知器36が検知する。
した耐破壊構造を有するのでバ−ル等の工具では容易に
破壊できず、前扉24をバ−ル等で無理にこじあけよう
として装置20に振動を与えると、振動検知器36が振
動を検知して警報を発する。又、ガスバ−ナで溶断、又
はドリルで穴明しようとすれば耐熔断鋼板及び耐錐鋼板
を溶断、又は穴明するのに時間を要するとともに途中で
電流を流しあるワイヤを切断すると、溶断検知器37が
ワイヤ切断を検知して警報を発する。顧客操作盤を破壊
しても上面は本体部同様に耐破壊構造を有しており、衝
撃を与えれば振動検知器36が検知する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】外筐が防犯機能を有するので保護チェスト
を不要とし、その分設置スペ−スを小さくできる。
を不要とし、その分設置スペ−スを小さくできる。
【0025】又、保護チェストを不要とすることから、
運用、保守、点検時の操作性が向上する。
運用、保守、点検時の操作性が向上する。
【0026】又、保護チェストを不要とすることから、
コストの低減化が図れる。
コストの低減化が図れる。
【0027】顧客操作盤を外筐に嵌め込み式にしたので
顧客操作面の操作性、視認性が向上する。
顧客操作面の操作性、視認性が向上する。
【図1】実施例の構成を示す詳細図である。
【図2】実施例の外観斜視図である。
【図3】図2のE−E断面矢視図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】図4の断面矢視図である。
1、20 現金自動取引装置 2、21 外筐 12 保護チェスト 25 顧客操作盤
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 9/00
Claims (1)
- 【請求項1】 金融自動化機器の筐体構造において、 耐熔断綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板を有する側壁か
らなり、内部に前記金融自動化機器を実装する本体部
と、 耐熔断綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板に前扉の機能を
内蔵して前記本体部に回動自在に取り付けられた前扉
と、 耐熔断綱板と耐錐綱板とを重ねた補強板の上面を凹状に
形成し、顧客が使用する全ての機器を実装した顧客操作
盤を前記上面の凹部に嵌め込んで固着し、前記本体部に
回動自在に取り付けられた上扉とを備えたことを特徴と
する金融自動化機器の筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5831093A JP2983403B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 金融自動化機器の筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5831093A JP2983403B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 金融自動化機器の筐体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272453A JPH06272453A (ja) | 1994-09-27 |
JP2983403B2 true JP2983403B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=13080674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5831093A Expired - Fee Related JP2983403B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 金融自動化機器の筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983403B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4615080B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2011-01-19 | 株式会社日立製作所 | 情報端末装置 |
JP6003398B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-10-05 | 沖電気工業株式会社 | 現金管理装置 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5831093A patent/JP2983403B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06272453A (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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