JP3318132B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JP3318132B2
JP3318132B2 JP24908794A JP24908794A JP3318132B2 JP 3318132 B2 JP3318132 B2 JP 3318132B2 JP 24908794 A JP24908794 A JP 24908794A JP 24908794 A JP24908794 A JP 24908794A JP 3318132 B2 JP3318132 B2 JP 3318132B2
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reinforcing
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正雄 竹村
仁 森山
秋男 川田
成夫 菊地
義夫 高橋
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金融機関等に設
置される現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現金自動取引装置は、防盗性向上
のため現金自動取引装置を囲むように別売の短時間では
破壊できない防盗性を有する保護チェストと呼ばれるプ
ロテクターを設置している。防盗用保護チェストの例と
しては、例えば特開平4−34686号公報等がある。
【0003】また、自動取引装置の処理ユニット出入用
の開口部の扉を強化扉にすることによって防盗性を向上
することが提案されている。この例としては例えば特開
平4−264690号公報がある。特開平4−2646
90号公報は、装置本体の端部枠に固定部材を嵌め込み
装着し、この固定部材に連結部材をボルトで固定し、こ
の連結部材にヒンジで開閉可能に強化扉を取り付けてい
る。この構造は連結部材および強化扉をボルトで支える
構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】保護チェストによると
防盗性は向上するが、金庫の装着、脱着等の係員操作を
行う時、保護チェストの扉と現金自動取引装置の扉両方
を開けなくてはならず、操作性が悪くなること、また、
筐体の外に保護チェストを設置するためその分保守スペ
ースが狭くなり作業性が悪くなること、現金自動取引装
置と保護チェストの2重投資になり無駄であること等の
問題点がある。
【0005】扉を強化扉にする構造は、保護チェストで
の係員の操作性、保守作業性を改善することができる。
しかし、強化扉は重量があり、防盗性を確保しながらそ
れを保持する取付け構造とすることが必要になるが、嵌
め込みの固定部材と連結部材とを必要とし、連結部材お
よび強化扉がボルトで支えられる構造であり、扉開閉時
の衝撃や破壊行為時の衝撃による負担がボルトにかか
る。また、筐体と連結部材の継ぎ目が容易にわかる。
【0006】本発明の目的は、強化扉を保持する取付け
部材の構造を簡単にし、防盗性を確保する現金自動取引
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置筐体に強
化扉用枠を固定し、且つ、開口部を強化扉のみによって
覆う構造とし、強化扉用枠は少なくとも装置筐体の上
面および両側面に当接される枠部分を有し、強化扉用枠
が装置筐体端部を覆うように強化扉用枠の上面当接枠部
分を装置筐体に乗せて強化扉用枠の重量を上記装置筐体
で支えるようにし、かつ強化扉用枠と装置筐体をボルト
で、このボルトが装置外部に出ない位置で固定するもの
である。
【0008】
【作用】強化扉が取り付けられることにより防盗性を確
保できるとともに、強化扉用枠を装置筐体端部に乗せる
ようにして、強化扉用枠を装置筐体にボルトで直接固定
する構造であるので、簡単な構造で、防盗性を向上する
ことができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
【0010】図5に本実施例の強化扉未取付けの現金自
動取引装置の構成を示し、(a)は装置後面を、(b)
は装置側面を示す。図6は図5(a)のA方向から見た
図で、防盗性の規定のない通常の扉10を取り付けた状
態を示す。
【0011】1は装置筐体であり、装置の前面には周知
の利用者が現金取引を行うための周知の操作部1aが設
けられている。操作部1aは、利用者に操作案内を行う
とともに、キー入力をうけるタッチパネル、カード挿入
口、紙幣や硬貨の入出金口、通帳・単票の挿入/排出口
等を備えている。装置の後面は開口部1bが形成されて
おり、この開口部1bから装置内部を操作する。装置内
部の操作は、装置内への金庫の着脱、通帳、単票のセッ
ト等の装置運用管理、保守、障害時の対応等がある。こ
の開口部1bは装置の後面とは限らず、装置によっては
前面に設けられるものもある。装置内部は、後面から図
5(a)に示すごとく、紙幣の入出金を行う紙幣入出金
機構2と、硬貨の入出金を行う硬貨入出金機構3と、通
帳、単票の記帳機構4と、カ−ド取扱機構5を見ること
ができる。筐体1の側面内側には強度確保のため補強部
材6が溶接されている。また、筐体1側面には貫通穴7
が左右側面にそれぞれ4個ずつ開いており、また、筐体
後面枠部にはネジ穴8が左右枠部それぞれに4個ずつ設
けられている。
【0012】防盗性の規定の無い通常の扉10は図6に
示すごとく、筐体1に固定されている蝶番9で開閉可能
に取り付けられる。後述の強化扉を取り付けた装置に
は、この通常の扉10は取り付ける必要はない。
【0013】図1(a)、(b)に強化扉を取り付けた
構成を、図2に強化扉用枠11を、図3に図1(a)の
B方向から見た図を示す。構成は、筐体1に固定される
強化扉用枠11と、強化扉用枠11に蝶番14にて連結
される強化扉13と、強化扉用枠11の下部に設けられ
強化扉用枠11と強化扉13の重量を支える支持足18
と、図示していない強化扉13の閂棒を受ける閂受け2
0とからなる。
【0014】強化扉用枠11は図2のようにコの字形を
しており、側面内面には筐体1の貫通穴7の位置に対応
してネジ穴12が左右側面それぞれ4個ずつ、側面の外
面には貫通しないように設けてある。また、内面の張出
し部13には筐体1のネジ穴8の位置に対応して貫通穴
14が左右それぞれ4個ずつ設けてある。内面の張出し
部13には切り欠け部15が形成され、筐体1に取り付
けたとき、防盗性の規定のない扉10のための蝶番9の
位置に当たる部分をにげている。
【0015】図3に筐体1と強化扉用枠11の固定状態
を示す。強化扉用枠11は筐体1の開口部の筐体端部を
囲むように、筐体1の後端にの筐体端部に乗った状態
で、ボルト19により筐体1側面の貫通穴7の位置で筐
体1内側よりネジ穴12で計8か所固定される。また、
筐体枠部のネジ穴8の位置でボルト19が貫通口14を
とおり、8か所固定される。これにより、装置筐体1に
強化扉用枠11が固定される。そして、この強化扉用枠
11に強化扉16が蝶番17により開閉可能に取り付け
られる。閂受け20は筐体1下面にボルト24にて固定
されている。強化扉用枠11は装置筐体端部を覆うよう
に取り付けられ、強化扉用枠11と筐体との継ぎ目は見
えないので、破壊しにくくなる。また、強化扉用枠11
は筐体端部に乗せて重量を装置筐体で支えられるように
し、かつ強化扉用枠11と装置筐体との当接面を多く
し、ボルト19への負担を少なくしている。
【0016】図4は閂受け20を示す。閂受け20は、
強化扉16の閂棒をうける穴21、貫通しないように設
けてあるネジ穴22、突起したピン23が形成されてい
る。装置筐体1の底面にはピン23がはまる穴25とボ
ルト24が入る穴があいている。閂受け20の取付け
は、閂受け20を筐体1底面下にもぐりこませ、ピン2
3が筐体1の穴25にはまるように閂受け20を筐体1
底面へ密着させ、筐体内部よりボルト24をネジ穴22
に結合させ、固定する。
【0017】本実施例により、保護チェスト取付け相当
の防盗性を確保できる。強化扉16を取り付けたとき
は、通常の扉10は取り付けなくて良く、金庫の装着、
脱着等の係員操作を行う時、強化扉16のみ開けるだけ
で済み、また保護チェスト取付け時の余分なスペ−スが
不要になり、現金自動取引装置と保護チェストの2重投
資をする必要が無くなる。
【0018】また、現金自動取引装置の設置場所等使用
環境により、通常の扉10と強化扉16をどちらでも選
択して筐体1に取り付けることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、強化扉を保持する取付け
部材の構造を簡単にし、防盗性を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)、(b)は本発明の一実施例を示す
図である。
【図2】図2は図1の強化扉用枠を示す図である。
【図3】図3は図1(a)のB方向から見た図を示す。
【図4】図4は閂受けを示す図である。
【図5】図5(a)、(b)は強化扉未取付けの現金自
動取引装置を示す図である。
【図6】図6は図5(a)のA方向から見た図である。
【符号の説明】
1…筐体、2…紙幣入出金機構、3…硬貨入出金機構、
4…記帳機構、5…カ−ド取扱機構、7…貫通穴、8…
ネジ穴、9…蝶番、10…通常の扉、11…強化扉用
枠、12…ネジ穴、16…強化扉、17…蝶番、19…
ボルト、20…閂受け、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 仁 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (72)発明者 川田 秋男 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社 日立製作所 オフィスシステム事 業部内 (72)発明者 菊地 成夫 茨城県水戸市南町二丁目5番5号 株式 会社 常陽銀行内 (72)発明者 高橋 義夫 千葉県船橋市新高根1丁目14番5号 (56)参考文献 特開 平6−243326(JP,A) 実開 平3−124271(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 1/00 - 13/00 G07F 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の操作により現金の入出金を行う現
    金自動取引装置において、 利用者が現金取引を行うための操作部と、 上記 装置内部を操作するために開口された開口部を有す
    る装置筐体と、 開閉可能な強化扉を備える強化扉用枠とを有し、 上記 装置筐体に上記強化扉用枠を固定し、且つ、上記開
    口部を上記強化扉のみによって覆う構造とし、 上記強化扉用枠は少なくとも上記装置筐体の上面およ
    び両側面に当接される枠部分を有し、上記 強化扉用枠が上記装置筐体端部を覆うように上記
    化扉用枠の上面当接枠部分を上記装置筐体に乗せて上記
    強化扉用枠の重量を上記装置筐体で支えるようにし、か
    つ上記強化扉用枠と上記装置筐体をボルトで、該ボルト
    上記装置外部に出ない位置で固定することを特徴とす
    る現金自動取引装置。
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