JP2981721B2 - ジョイントシートの製造方法及び装置 - Google Patents

ジョイントシートの製造方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油化学プラン
ト、各種工業用機械装置、自動車、家電製品など広範囲
な分野で使用されるガスケットの基材として用いられる
ジョイントシートの製造方法及び装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のジョイントシートは、基
材繊維、充填材、ゴム薬品、溶剤に膨潤させたゴム(あ
るいは粉末ゴムまたはラテックスに溶剤を加えたもの)
をヘンシェルミキサー等で充分混練し、ジョイントシー
ト形成用組成物(以下、混練材料と略する)を調整し、
次いで、この混練材料を熱ロール(約150℃)と冷ロ
ール(約20℃)とからなる一対のカレンダーロール間
に投入し、熱ロール側に加熱圧延しながら積層し、溶剤
の蒸発・加硫を行ない、所定の厚さに積層したシートを
剥離することによって製造されている。製品によって
は、加硫を進めるために、得られたシート状物をさらに
オートクレーブ等で二次加硫をする場合もある。なお、
構成材料としては用途に応じ、上記のもののほか軟化
剤、可塑剤、水膨潤剤、油膨潤剤が少量添加され、保管
・識別の点から顔料が配合されることもある。
【0003】そして従来、ジョイントシートとしては、
石綿ジョイントシートが使用され、石綿繊維の独特の形
状や、優れた耐熱性を利用して、水、油、空気、水蒸気
などの配管や機器用のガスケットとして打抜き加工さ
れ、使用されてきた。この石綿ジョイントシートは、無
機物でありながら非常に柔軟で高度にフィブリル化して
いる細く表面積の大きな石綿繊維を60〜85重量%程
度含んでおり、ゴム材料中に石綿繊維が充分に分散、密
着した状態となっているため、加熱圧延しながら積層す
る場合も良好な製造性を有している。
【0004】ところが、石綿繊維は天然鉱物であり、資
源の枯渇が心配されることや、石綿繊維が原因と推測さ
れている健康障害が社会的問題となって世界的に石綿の
使用が制限される傾向となっている現状に鑑み、最近で
は石綿繊維を全く使用せず、石綿繊維以外の無機繊維と
有機繊維の両方またはいずれか一方を使用したジョイン
トシート(アスベストフリージョイントシートまたはノ
ンアスベストジョイントシートまたはNAジョイントシ
ートと呼ばれている)が使用されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記アスベストフリー
ジョイントシートに用いられる基材繊維としては、有機
繊維と無機繊維(石綿繊維以外)があり、用途に応じて
各種繊維を組み合わせて使用しているが、石綿繊維に比
べるといずれも繊維径が太くて剛直で電気的には負に帯
電しているものが多い。そのためアスベストフリージョ
イントシートでは、繊維、充填材、ゴム材とも負に帯電
するために、混練時における分散が不充分となり、混練
材料中に繊維やゴムの塊が残りやすくなる。そして、こ
れらの塊がカレンダーロールを用いて材料を熱ロール側
に積層させている時に冷ロール面の方に付着し、これを
きっかけに混練材料がどんどん冷ロール面に付着する、
いわゆる“トラレ”という現象が発生する。このトラレ
現象は石綿ジョイントシートの製造時にはほとんど見ら
れず、小さなトラレ現象が発生した場合も、トラレ部分
に水を撒く程度で容易に解消することができ、この水は
積層中に蒸発してしまうため、シートの特性に影響を与
えることはない。これに対してアスベストフリージョイ
ントシートではトラレ現象の頻度や量が格段に多く、ト
ラレ部分に水を撒く程度では解消することが難しいた
め、配合や製造条件の変更で対応しているが、配合の自
由度が少なくなることや、トラレ現象以外に膨れ等の不
良が発生して不良率が高くなるなど、これが生産性の低
下につながることが問題となっている。
【0006】これまでに、トラレ現象を解消するために
幾つかの方法が発明され、混練材料中に界面活性剤を添
加する方法(例えば、特公平4−6232号公報参照)
や、ジョイントシート製造時にトラレ部分に直接界面活
性剤等の水溶液を撒く方法等がある。しかし、前者の方
法ではシート中に高濃度に界面活性剤が存在するためゴ
ム、繊維の界面でのすべりが発生し、アスベストフリー
ジョイントシートとして最も重要な引張強さが低下し、
ガスケット締め付け時に圧縮破壊が起こる可能性があ
る。この物性面の低下を解消するために発明されたのが
後者であるが、この方法ではトラレ現象を確認してから
水溶液を撒くため必要量以上の水溶液を撒くことにな
り、その水溶液がトラレ部分に巻き込まれフクレ不良が
発生し易くなり、表面状態にも悪影響を与えることにな
る。
【0007】本発明の主なる目的は、アスベストフリー
ジョイントシート組成物をカレンダーロールで積層中に
起こるトラレ現象を解消し、しかもシートの物性および
表面状態への影響の少ないアスベストフリージョイント
シートの製造方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の方法は、基材繊維、ゴム材、充填材、ゴム
薬品を主材とする組成物を溶剤とともに混練して得たジ
ョイントシート形成用組成物を、熱ロールと冷ロールと
からなる一対のロール間に投入し、熱ロール側へ所定の
厚さまで積層させた後、熱ロールから剥離してアスベス
トフリージョイントシートを製造する方法において、積
層中に冷ロール面に発生するジョイントシート形成用組
成物の付着現象を防止するために冷ロール面を液体の皮
膜で常に覆った状態に保ち、ジョイントシート形成用組
成物の冷ロール面への付着を防ぐことを要旨とする。ま
た上記方法を実施する本発明の装置は、前記冷ロールの
面にジョイントシート形成用組成物の付着防止の液体の
供給手段を設けたことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の方法の実施の形態として
は、液体として水または低濃度の界面活性剤の水溶液あ
るいは離型剤を水や溶剤に溶解させたものを冷ロールに
与えてその液体の皮膜で冷ロールを常時覆った状態でジ
ョイントシートを製造する。また、製造する本発明の装
置の実施の形態としては、液体の供給手段として、フェ
ルト状のロールを冷ロールに接し、これに液体を供給す
る手段を設けることで、常に冷ロールに液体の皮膜を形
成させておくことにより、少量の液体でトラレ現象の防
止を行うことができる。そして、液体の供給手段はこれ
に限定されず、シャワー装置により冷ロールに液体を噴
霧する方法等でも差し支えない。
【0010】ここで、本発明のアスベストフリージョイ
ントシートで用いる繊維とは、ロックウール、カーボン
繊維、ガラス繊維、セピオライト、セラミック繊維、溶
融石英繊維、化学処理高シリカ繊維、溶融珪酸アルミナ
繊維、アルミナ連続繊維、安定化ジルコニア繊維、窒化
ホウ素繊維、チタン酸アルカリ繊維、ウォラストナイ
ト、ウィスカー、ボロン繊維、金属繊維等の無機繊維
や、芳香族ポリアミド繊維、ポリアミド系繊維、ポリオ
レフィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアクリロニ
トリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリ塩化
ビニル系繊維、ポリ尿素系繊維、ポリウレタン系繊維、
ポリフルオロカーボン系繊維、フェノール系繊維、セル
ロース系繊維等の有機繊維を単独あるいは併用して用い
ることができる。
【0011】ゴム材は、アクリロニトリルブタジエンゴ
ム、水素化アクリロニトリルブタジエンゴム、アクリル
ゴム、エチレンプロピレンゴム、スチレンブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、
フッ素ゴム、シリコーンゴム、クロロスルフォン化ポリ
エチレン、エチレン酢ビゴム、塩化ポリエチレン、塩化
ブチルゴム、エピクロルヒドリンゴム、ニトリルイソプ
レンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム等のゴムを用いる
ことができる。
【0012】ゴム薬品としては、硫黄、酸化亜鉛、酸化
マグネシウム、過酸化物、ジニトロソベンゼン等の加硫
剤、ポリアミン系化合物、アルデヒドアミン系化合物、
チウラム系化合物、ジチオカルバミン酸塩系化合物、ス
ルフェンアミド系化合物、チアゾール系化合物、グアニ
ジン系化合物、チオウレア系化合物、キサントゲン酸塩
系化合物等の加硫促進剤や、老化防止剤、スコーチ防止
剤、可塑剤、着色剤等、従来のジョイントシート形成用
ゴム薬品として公知のゴム薬品が広く用いられる。
【0013】充填材としては、クレー、タルク、硫酸バ
リウム、重炭酸ナトリウム、マイカ、グラファイト、カ
オリナイト、セリサイト、焼成クレー、カーボンブラッ
ク、微細なケイ酸・ケイ酸塩系化合物(一般にホワイト
カーボンと呼ばれている)等が用いられる。
【0014】本発明者らは、前記の従来技術に伴う問題
点を解消するために研究を行い、当初はトラレを解消す
るために水をトラレ部分に直接撒いていたが、その後種
々の液体に変更して検討したところ、界面活性剤の水溶
液が最も効果があることを知見した。しかし、界面活性
剤が物性に与える悪影響や、配合によってはフクレ不良
の完全な解消までには至らなかったため、さらに研究を
進め、液体の散布方法について検討したところ、冷ロー
ルに常に液体の皮膜を形成させることで物性面、フクレ
不良、表面状態の良好なシートが得られることを見出し
た。
【0015】まず始めにアスベストフリージョイントシ
ートの製造中のトラレ現象について説明すると、これは
混練材料中に含まれる繊維、充填材、ゴムの塊がきっか
けとなって起こる。つまり、製板時には、熱ロールと冷
ロールには高い線圧がかかっており、投入した混練材料
には強いせん弾力が働き、積層が行われているが、繊
維、充填材、ゴムの塊等があると、冷ロールに強く密着
された一部が付着し、それが核となって冷ロールへの付
着が増大し、トラレとなってくる。そして、トラレが発
生すると、混練材料が均一に積層されなくなり、表面状
態が悪くなり、シール性の低下、外観不良等が発生し、
場合によっては製板中にシートが破れる等の不具合が発
生する。
【0016】トラレが発生してから界面活性剤等の水溶
液を撒く方法でも、トラレは抑えられるが、この方法で
はトラレが増大してから撒くため、必要以上の水溶液を
要することになり、フクレ不良の発生を完全に防止する
ことはできず表面状態にも悪影響を及ぼすことになる。
また、混練材料中に界面活性剤を添加する方法では、乾
燥状態の界面活性剤は付着防止効果が少なく大量に配合
しなければならないため物性面の低下が起こる。
【0017】これに対し、例えば、液体をフェルト状物
で供給し冷ロール面上に常に皮膜を形成する本発明の方
法では、トラレの核となる繊維、充填材、ゴム等の塊の
冷ロールへの付着を事前に防ぐため少量の液体で充分で
あり、トラレの少ない配合では水を用いることで防止で
きるため、フクレ不良等がなく、物性面においても良好
なシートが得られる。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 [実施例1] ゴム素練りロールにより0.2mmに薄だし処理したN
BRを所定量計量した後、トルエン中に膨潤させ、下記
表1の実施例1に示す基材繊維、ゴム薬品、充填材とと
もにヘンシェルミキサーにて80分間混練した。これに
よって得られた混練材料を、150℃に加熱された熱ロ
ール1と20℃に保たれた冷ロール2から成るカレンダ
ーロールにより積層し、積層中に図1に示すように表面
がフェルト状のロール3を冷ロール2に接し、これに水
をシャワー装置4で0.2(1/min)となるように
徐々に供給しながら厚さ1.5mmのアスベストフリー
ジョイントシートを得た。 [実施例2] 表1の実施例に示す配合の材料で実施例1と同様に製造
し、積層中に図に示すようにシャワー装置4により表
2の実施例2に示す界面活性剤3gを水1kgで希釈し
た液体を連続的に冷ロール面上に0.2(1/mi
n)となるように噴霧して厚さ1.5mmのアスベスト
フリージョイントシートを得た。 [実施例3] 表1の実施例に示す配合の材料で実施例1と同様に製造
し、積層中に図3に示すようにフェルト状のベルトコン
ベア5の一端を冷ロール2に接し、他端を表2の実施例
3に示す離型剤3gを水1kgで希釈した液体の入った
容器6に浸して0.2(1/min)となるように冷ロ
ール2に供給して厚さ1.5mmのアスベストフリージ
ョイントシートを得た。 [実施例4] 表1の実施例に示す配合の材料で実施例1と同様に製造
し、積層中に図4に示すように表面がフェルト状の毛細
管ロール7を冷ロール2に接し水を0.2(1/mi
n)となるように毛細管により供給して厚さ1.5mm
のアスベストフリージョイントシートを得た。 [比較例1] 表1の実施例に示す配合の材料で実施例1と同様に製造
し、積層中にトラレ現象が発生した場合、水を3(1)
トラレ部に直接撒いて厚さ1.5mmのアスベストフリ
ージョイントシートを得た。 [比較例2] 表1の実施例に示す配合の材料で実施例1と同様に製造
し、積層中にトラレ現象が発生した場合、表2の比較例
2に示す界面活性剤3gを水1kgで希釈した液体を
1.5(1)直接トラレ部に撒いて厚さ1.5mmのア
スベストフリージョイントシートを得た。
【0019】
【表1】
【表2】 実施例1〜4および、比較例1〜2のアスベストフリー
ジョイントシートの製板性と引張強さと表面状態を下記
表3に示す。なお、アスベストフリージョイントシート
の引張強さは、JIS R3453に準じて測定した。
【0020】
【表3】
【0021】実施例1〜4で液体の種類及び供給方法を
変えてみたが、いずれも製板性は問題なく引張強さも良
好な値を示した。比較例1で水をトラレ部分に直接撒い
たら、トラレが多いため散水量が多くなりフクレの発生
率が高くなった。比較例2は製板性は良好であったが、
フクレの発生率が多少高く引張強さが低下した。
【0022】
【発明の効果】以上記述したように、本発明によれば、
ジョイントシートの積層中に起こる冷ロールでのトラレ
現象をなくし、しかもシートの物性及び表面状態を良好
に保つアスベストフリージョイントシートを容易に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す概略図である。
【図3】本発明の更に他の実施例を示す概略図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 熱ロール 2 冷ロール 3 フェルト状ロール 4 シャワー装置 5 フェルト状ベルトコンベア 6 容器 7 フェルト状毛細管ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:06 B29L 7:00 (56)参考文献 特開 平7−48479(JP,A) 特開 平5−162157(JP,A) 特開 平1−312732(JP,A) 特開 昭54−25981(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 43/22 - 43/24 B29C 43/32,43/52

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材繊維、ゴム材、充填材、ゴム薬品を
    主材とする組成物を溶剤とともに混練して得たジョイン
    トシート形成用組成物を、熱ロールと冷ロールとからな
    る一対のロール間に投入し、熱ロール側へ所定の厚さま
    で積層させた後、熱ロールから剥離してアスベストフリ
    ージョイントシートを製造する方法において、積層中に
    冷ロール面に発生するジョイントシート形成用組成物の
    付着現象を防止するために冷ロール面を液体の皮膜で常
    に覆った状態に保ち、ジョイントシート形成用組成物の
    冷ロール面への付着を防ぐことを特徴とするジョイント
    シートの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記液体が水であることを特徴とする請
    求項1に記載のジョイントシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記液体が、界面活性剤を水で希釈した
    液体であることを特徴とする請求項1に記載のジョイン
    トシートの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記液体が、離型剤を水または溶剤で希
    釈した液体であることを特徴とする請求項1に記載のジ
    ョイントシートの製造方法。
  5. 【請求項5】 熱ロールと冷ロールとからなる一対のロ
    ールを有し、上記ロール間にジョイントシート形成用組
    成物が熱ロール側へ所定の厚さまで積層された後、剥離
    されるように構成されたジョイントシートの製造装置に
    おいて、前記冷ロールの面にジョイントシート形成用組
    成物の付着防止用の液体の供給手段を設けたことを特徴
    とするジョイントシートの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記液体の供給手段が、前記冷ロールに
    接触するフェルト状ロールと、該フェルト状ロールに液
    体を散布するシャワー装置と、から成ることを特徴とす
    る請求項5に記載のジョイントシートの製造装置。
  7. 【請求項7】 前記液体の供給手段が、前記冷ロールに
    液体を散布するシャワー装置とから成ることを特徴とす
    る請求項5に記載のジョイントシートの製造装置。
  8. 【請求項8】 前記液体の供給手段が、前記冷ロールに
    一端が接触、他端が容器中の液体に浸されるフェルト状
    ベルトコンベアから成ることを特徴とする請求項5に記
    載のジョイントシートの製造装置。
  9. 【請求項9】 前記液体の供給手段が、前記冷ロールに
    接触するフェルト状毛細管ロールを有し、液体が毛細管
    により上記フェルト状毛細管ロールに与えられることを
    特徴とする請求項5に記載のジョイントシートの製造装
    置。
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DE102020130265A1 (de) * 2020-11-17 2022-05-19 Harburg-Freudenberger Maschinenbau Gmbh Walzenanlage, Verwendung einer Benetzungsvorrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Walzenanlage

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