JP2981577B2 - 包装機械における容器頂部圧着装置 - Google Patents
包装機械における容器頂部圧着装置Info
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- JP2981577B2 JP2981577B2 JP3042026A JP4202691A JP2981577B2 JP 2981577 B2 JP2981577 B2 JP 2981577B2 JP 3042026 A JP3042026 A JP 3042026A JP 4202691 A JP4202691 A JP 4202691A JP 2981577 B2 JP2981577 B2 JP 2981577B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上縁リブ付切妻屋根
形状容器を製造する機械において、切妻屋根形状に折畳
まれるべき頂部を圧着する装置に関する。
形状容器を製造する機械において、切妻屋根形状に折畳
まれるべき頂部を圧着する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、容器搬送コンベ
ヤの搬送経路途上において、同経路を挾んでその両側に
一対の圧着部材が配置されているものが知られている。
ヤの搬送経路途上において、同経路を挾んでその両側に
一対の圧着部材が配置されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に、上記装置によ
って頂部(14)を密封した容器(11)が示されているが、こ
れは、リブ(15)のシール不良品である。リブ(15)は、容
器素材2倍厚の左右一対の帯状部分(15a)(15b)から構成
されているが、両帯状部分(15a)(15b)が前後にずれた状
態でシールされている。
って頂部(14)を密封した容器(11)が示されているが、こ
れは、リブ(15)のシール不良品である。リブ(15)は、容
器素材2倍厚の左右一対の帯状部分(15a)(15b)から構成
されているが、両帯状部分(15a)(15b)が前後にずれた状
態でシールされている。
【0004】上記のようなシール不良が発生する原因
は、つぎの通りである。図7には、容器(11)とそのホル
ダ(32)が示されている。ホルダ(32)は、容器外面の4つ
の角にそわされる4つの横断面L字状垂直片(34)よりな
る。図7において、平面より見て、鎖線で示す正方形よ
り若干偏平な菱形となるように変形した容器(11)が示さ
れているが、このままで、容器(11)のリブ(15)をシール
すると、図6に示すようなシール不良が発生する。
は、つぎの通りである。図7には、容器(11)とそのホル
ダ(32)が示されている。ホルダ(32)は、容器外面の4つ
の角にそわされる4つの横断面L字状垂直片(34)よりな
る。図7において、平面より見て、鎖線で示す正方形よ
り若干偏平な菱形となるように変形した容器(11)が示さ
れているが、このままで、容器(11)のリブ(15)をシール
すると、図6に示すようなシール不良が発生する。
【0005】容器(11)が変形するのは、左右2つずつの
垂直片(34)が前後方向にずれるためである。左右2つず
つの垂直片(34)は、図8に示すように、コンベヤ(21)の
左右の水平エンドレスチェーン(31)に別々に取付けられ
ている。チェーン(31)がのびたり、垂直片(34)の取付け
位置の調整がまずいと、左右2つずつの垂直片(34)が前
後方向にずれることになる。
垂直片(34)が前後方向にずれるためである。左右2つず
つの垂直片(34)は、図8に示すように、コンベヤ(21)の
左右の水平エンドレスチェーン(31)に別々に取付けられ
ている。チェーン(31)がのびたり、垂直片(34)の取付け
位置の調整がまずいと、左右2つずつの垂直片(34)が前
後方向にずれることになる。
【0006】この発明の目的は、上記のようなシール不
品を発生させることのない容器頂部圧着装置を提供する
ことにある。
品を発生させることのない容器頂部圧着装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による容器頂部
圧着装置は、頂部に上縁リブおよび屋根面が設けられて
いる切妻屋根形状密封容器を製造する包装機械であっ
て、胴部をホルダで保持し、切妻屋根形状に折畳まれる
べき頂部をホルダから上方に突出させた状態で容器を、
圧着ステーションを経由して搬送する容器搬送コンベヤ
が備わっている包装機械において、圧着ステーションに
おける容器頂部移動経路を挾んでその左右両側に、一対
の圧着部材が配置され、両圧着部材に、頂部のリブとな
るべき上縁部を圧着する一対の垂直面と、これらの下端
に上端がそれぞれ連なりかつ所定の切妻屋根形状に折畳
まれた頂部の屋根面と合致する一対の下向き傾斜面とが
それぞれ形成されており、両圧着部材が、上向きにのび
た左右の揺動アームの上端部に向合うように取付けられ
ており、両圧着部材を開閉するように両揺動アームが、
左の揺動アームの左側より、右の揺動アームの右側よ
り、リンク機構によって揺動させられるようになされて
おり、両圧着部材の閉鎖にともない、まず垂直面と傾斜
面の境界の部分が頂部に当接し、つづいて傾斜面と屋根
面が合致し、最終的に両圧着部材が閉じて、リブが垂直
面で圧着されるようになされているものである。
圧着装置は、頂部に上縁リブおよび屋根面が設けられて
いる切妻屋根形状密封容器を製造する包装機械であっ
て、胴部をホルダで保持し、切妻屋根形状に折畳まれる
べき頂部をホルダから上方に突出させた状態で容器を、
圧着ステーションを経由して搬送する容器搬送コンベヤ
が備わっている包装機械において、圧着ステーションに
おける容器頂部移動経路を挾んでその左右両側に、一対
の圧着部材が配置され、両圧着部材に、頂部のリブとな
るべき上縁部を圧着する一対の垂直面と、これらの下端
に上端がそれぞれ連なりかつ所定の切妻屋根形状に折畳
まれた頂部の屋根面と合致する一対の下向き傾斜面とが
それぞれ形成されており、両圧着部材が、上向きにのび
た左右の揺動アームの上端部に向合うように取付けられ
ており、両圧着部材を開閉するように両揺動アームが、
左の揺動アームの左側より、右の揺動アームの右側よ
り、リンク機構によって揺動させられるようになされて
おり、両圧着部材の閉鎖にともない、まず垂直面と傾斜
面の境界の部分が頂部に当接し、つづいて傾斜面と屋根
面が合致し、最終的に両圧着部材が閉じて、リブが垂直
面で圧着されるようになされているものである。
【0008】
【作用】この発明による容器頂部圧着装置では、圧着ス
テーションにおける容器頂部移動経路を挾んでその左右
両側に、一対の圧着部材が配置され、両圧着部材に、頂
部のリブとなるべき上縁部を圧着する一対の垂直面と、
これらの下端に上端がそれぞれ連なりかつ所定の切妻屋
根形状に折畳まれた頂部の屋根面と合致する一対の下向
き傾斜面とがそれぞれ形成されているから、頂部が所定
の切妻屋根形状とならないで変形していると、頂部のリ
ブとなるべき上縁部が圧着部材の垂直面で圧着される前
に、圧着部材の傾斜面に頂部の屋根面が合致させられる
ことにより、屋根の変形が防止される。さらに、両圧着
部材が、上向きにのびた左右の揺動アームの上端部に向
合うように取付けられており、両圧着部材を開閉するよ
うに両揺動アームが、左の揺動アームの左側より、右の
揺動アームの右側より、リンク機構によって揺動させら
れるようになされているから、容器開口部上方に、リン
ク等機械構成要素がないので衛生的である。 また、両圧
着部材の閉鎖にともない、まず垂直面と傾斜面の境界の
部分が頂部に当接し、つづいて傾斜面と屋根面が合致
し、最終的に両圧着部材が閉じて、リブが垂直面で圧着
されるようになされているから、まず圧着部材の垂直面
と傾斜面の境界の部分、つづいて圧着部材の傾斜面と段
階的に容器に当接するようになっているので、圧着前の
容器が変形していても、これを段階的に確実に修正する
ことができる。
テーションにおける容器頂部移動経路を挾んでその左右
両側に、一対の圧着部材が配置され、両圧着部材に、頂
部のリブとなるべき上縁部を圧着する一対の垂直面と、
これらの下端に上端がそれぞれ連なりかつ所定の切妻屋
根形状に折畳まれた頂部の屋根面と合致する一対の下向
き傾斜面とがそれぞれ形成されているから、頂部が所定
の切妻屋根形状とならないで変形していると、頂部のリ
ブとなるべき上縁部が圧着部材の垂直面で圧着される前
に、圧着部材の傾斜面に頂部の屋根面が合致させられる
ことにより、屋根の変形が防止される。さらに、両圧着
部材が、上向きにのびた左右の揺動アームの上端部に向
合うように取付けられており、両圧着部材を開閉するよ
うに両揺動アームが、左の揺動アームの左側より、右の
揺動アームの右側より、リンク機構によって揺動させら
れるようになされているから、容器開口部上方に、リン
ク等機械構成要素がないので衛生的である。 また、両圧
着部材の閉鎖にともない、まず垂直面と傾斜面の境界の
部分が頂部に当接し、つづいて傾斜面と屋根面が合致
し、最終的に両圧着部材が閉じて、リブが垂直面で圧着
されるようになされているから、まず圧着部材の垂直面
と傾斜面の境界の部分、つづいて圧着部材の傾斜面と段
階的に容器に当接するようになっているので、圧着前の
容器が変形していても、これを段階的に確実に修正する
ことができる。
【0009】実 施 例 この発明の実施例を、図1〜図5を参照して、つぎに説
明する。
明する。
【0010】この明細書において、前後とは、容器が運
ばれて進む側を前(第3図の左方)、これと反対側を後
といい、左右とは、前に向かってその左右を左右(第2
図の左右)というものとする。
ばれて進む側を前(第3図の左方)、これと反対側を後
といい、左右とは、前に向かってその左右を左右(第2
図の左右)というものとする。
【0011】図5を参照すると、容器(11)は、水平横断
面正方形の胴部(12)と、平坦に折畳まれて閉じられてい
る底部(13)と、切妻屋根形状に折畳まれて閉じられてい
る頂部(14)とよりなる。頂部(14)には、上縁リブ(15)お
よび傾斜屋根面(16)が形成されている。また、容器(11)
は、図示しないが、紙主体積層材製のものであり、その
内外両面に熱可塑性合成樹脂フィルムがコーティングさ
れている。
面正方形の胴部(12)と、平坦に折畳まれて閉じられてい
る底部(13)と、切妻屋根形状に折畳まれて閉じられてい
る頂部(14)とよりなる。頂部(14)には、上縁リブ(15)お
よび傾斜屋根面(16)が形成されている。また、容器(11)
は、図示しないが、紙主体積層材製のものであり、その
内外両面に熱可塑性合成樹脂フィルムがコーティングさ
れている。
【0012】容器頂部圧着装置は、図1〜図2に示すよ
うに、容器(11)を圧着ステーションで停止するように順
次搬送する容器搬送コンベヤ(21)と、圧着ステーション
における頂部搬送経路を挾んでその左右両側に配置され
ている一対の圧着部材(22)とを備えている。
うに、容器(11)を圧着ステーションで停止するように順
次搬送する容器搬送コンベヤ(21)と、圧着ステーション
における頂部搬送経路を挾んでその左右両側に配置され
ている一対の圧着部材(22)とを備えている。
【0013】図3を参照すると、圧着ステーションのす
ぐ手前には、一対の折畳みガイド(24)が、すぐ後には、
一対の開閉自在な冷却部材(25)がそれぞれ配置されてい
る。また、図示しないが、圧着ステーションの手前に
は、容器(11)の頂部(14)を切妻屋根形状に折畳むために
折り癖を付けるブレーカと、折り癖の付けられた頂部(1
4)のリブ(15)に熱風を吹付けて熱可塑性合成樹脂フィル
ムを加熱溶融させるためのヒータが配置されている。
ぐ手前には、一対の折畳みガイド(24)が、すぐ後には、
一対の開閉自在な冷却部材(25)がそれぞれ配置されてい
る。また、図示しないが、圧着ステーションの手前に
は、容器(11)の頂部(14)を切妻屋根形状に折畳むために
折り癖を付けるブレーカと、折り癖の付けられた頂部(1
4)のリブ(15)に熱風を吹付けて熱可塑性合成樹脂フィル
ムを加熱溶融させるためのヒータが配置されている。
【0014】容器搬送コンベヤ(21)は、左右の水平エン
ドレスチェーン(31)と、これらに取付けられている多数
の容器ホルダ(32)と、ホルダ(32)に保持された容器(11)
の底を受けて案内するレール(33)とを備えている。ホル
ダ(32)は、左右のチェーン(31)に2つずつ取付けられた
4つの横断面L字状垂直片(34)で構成され、容器(11)の
胴部(12)上端部より上方の部分を上方に突出させかつリ
ブ(15)が前後方向にのびた状態で容器(11)を保持する。
図3を参照すると、ホルダ(32)に容器(11)が保持された
状態で4つの垂直片(34)と容器(11)の間には若干隙間
(C) が生じていて、その隙間(C) の分だけ容器(11)は変
形しうるようになっている。
ドレスチェーン(31)と、これらに取付けられている多数
の容器ホルダ(32)と、ホルダ(32)に保持された容器(11)
の底を受けて案内するレール(33)とを備えている。ホル
ダ(32)は、左右のチェーン(31)に2つずつ取付けられた
4つの横断面L字状垂直片(34)で構成され、容器(11)の
胴部(12)上端部より上方の部分を上方に突出させかつリ
ブ(15)が前後方向にのびた状態で容器(11)を保持する。
図3を参照すると、ホルダ(32)に容器(11)が保持された
状態で4つの垂直片(34)と容器(11)の間には若干隙間
(C) が生じていて、その隙間(C) の分だけ容器(11)は変
形しうるようになっている。
【0015】両圧着部材(22)は、容器移動経路の左右両
側において前後方向にのびた左右一対の平行水平支持軸
(41)に下端部で支持された左右一対の揺動アーム(42)の
上端部に向き合うように固定されかつトグルリンク機構
(43)によって開閉される。トグルリンク機構(43)は、互
いに一端が連結されている第1リンク(44)および第2リ
ンク(45)のうち、第1リンク(44)の他端が圧着部材(22)
に連結され、第2リンク(45)の他端が支持柱(46)にブラ
ケット(47)を介して連結されている。左右の支持柱(46)
には水平タイロッド(48)が渡し止められている。左側の
トグルリンク機構(43)の連結端には連結ロッド(49)を介
して昇降棒(51)の上端が連結され、右側のトグルリンク
機構(43)の連結端には圧着力調節機構(52)を介して昇降
棒(51)の上端が連結されている。圧着力調節機構(52)
は、上端部がトグルリンク機構(43)の連結端に枢着され
た上方突出耳(53)を有するシリンダ(54)と、シリンダ(5
4)に内蔵されかつシリンダ底壁を貫通させたピストンロ
ッド(55)を有するピストン(56)と、ピストン(56)とシリ
ンダ底壁の間に介在されている圧縮ばね(57)と、ピスト
ンロッド(55)の下端と昇降棒(51)の上端間に介在されて
いる連結部材(58)とよりなる。
側において前後方向にのびた左右一対の平行水平支持軸
(41)に下端部で支持された左右一対の揺動アーム(42)の
上端部に向き合うように固定されかつトグルリンク機構
(43)によって開閉される。トグルリンク機構(43)は、互
いに一端が連結されている第1リンク(44)および第2リ
ンク(45)のうち、第1リンク(44)の他端が圧着部材(22)
に連結され、第2リンク(45)の他端が支持柱(46)にブラ
ケット(47)を介して連結されている。左右の支持柱(46)
には水平タイロッド(48)が渡し止められている。左側の
トグルリンク機構(43)の連結端には連結ロッド(49)を介
して昇降棒(51)の上端が連結され、右側のトグルリンク
機構(43)の連結端には圧着力調節機構(52)を介して昇降
棒(51)の上端が連結されている。圧着力調節機構(52)
は、上端部がトグルリンク機構(43)の連結端に枢着され
た上方突出耳(53)を有するシリンダ(54)と、シリンダ(5
4)に内蔵されかつシリンダ底壁を貫通させたピストンロ
ッド(55)を有するピストン(56)と、ピストン(56)とシリ
ンダ底壁の間に介在されている圧縮ばね(57)と、ピスト
ンロッド(55)の下端と昇降棒(51)の上端間に介在されて
いる連結部材(58)とよりなる。
【0016】そして、両圧着部材(22)には、頂部(14)の
リブ(15)となるべき上縁部を圧着する一対の垂直面(61)
と、これらの下端に上端がそれぞれ連なりかつ所定の切
妻屋根形状に折畳まれた頂部(14)の屋根面(16)と合致す
る一対の下向き傾斜面(62)とがそれぞれ形成されてい
る。
リブ(15)となるべき上縁部を圧着する一対の垂直面(61)
と、これらの下端に上端がそれぞれ連なりかつ所定の切
妻屋根形状に折畳まれた頂部(14)の屋根面(16)と合致す
る一対の下向き傾斜面(62)とがそれぞれ形成されてい
る。
【0017】第3図を参照して、密封ステーションの手
前では、容器(11)の頂部(14)となるべき部分は折り癖は
付けられているが、拡がっており、これが、密封ステー
ションへ搬送されるまでに、概ね閉じられる。
前では、容器(11)の頂部(14)となるべき部分は折り癖は
付けられているが、拡がっており、これが、密封ステー
ションへ搬送されるまでに、概ね閉じられる。
【0018】容器(11)が圧着ステーションに搬入される
まで、両圧着部材(22)は開いているが(図4a)、搬入
されると、両圧着部材(22)は接近し始め、まず圧着部材
(22)の垂直面(61)と傾斜面(62)の境界の部分が頂部に当
接する(図4b)。つづいて、両圧着部材(22)が接近す
ると、頂部(14)の切妻屋根の屋根面(16)が圧着部材(22)
の傾斜面(62)に合致させられて頂部(14)が所定の切妻屋
根形状に折畳まれ、最終的に両圧着部材(22)が閉じられ
ると(第4図c)、頂部(14)の上縁部が圧着部材(22)の
垂直面(61)で圧着されてリブ(15)となる。
まで、両圧着部材(22)は開いているが(図4a)、搬入
されると、両圧着部材(22)は接近し始め、まず圧着部材
(22)の垂直面(61)と傾斜面(62)の境界の部分が頂部に当
接する(図4b)。つづいて、両圧着部材(22)が接近す
ると、頂部(14)の切妻屋根の屋根面(16)が圧着部材(22)
の傾斜面(62)に合致させられて頂部(14)が所定の切妻屋
根形状に折畳まれ、最終的に両圧着部材(22)が閉じられ
ると(第4図c)、頂部(14)の上縁部が圧着部材(22)の
垂直面(61)で圧着されてリブ(15)となる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、頂部が所定の切妻屋
根形状とならないで変形していると、頂部のリブとなる
べき上縁部が圧着部材の垂直面で圧着される前に、圧着
部材の傾斜面に頂部の屋根面が合致させられることによ
り、屋根の変形が防止されるから、頂部が所定の切妻屋
根形状に折畳まれないで、変形したままリブがシールさ
れることに基づく、シール不良の発生を防止することが
でき、しかも、圧着動作を衛生的かつ屋根の変形を段階
的に確実に修正しながら行うことができる。
根形状とならないで変形していると、頂部のリブとなる
べき上縁部が圧着部材の垂直面で圧着される前に、圧着
部材の傾斜面に頂部の屋根面が合致させられることによ
り、屋根の変形が防止されるから、頂部が所定の切妻屋
根形状に折畳まれないで、変形したままリブがシールさ
れることに基づく、シール不良の発生を防止することが
でき、しかも、圧着動作を衛生的かつ屋根の変形を段階
的に確実に修正しながら行うことができる。
【図1】この発明による装置の斜視図である。
【図2】同装置の垂直横断面図である。
【図3】容器頂部の折畳み動作および圧着動作を説明す
るための平面図である。
るための平面図である。
【図4】容器頂部の圧着動作を説明するための平面図で
ある。
ある。
【図5】頂部圧着シール前の容器の斜視図である。
【図6】シール不良の容器の斜視図である。
【図7】シール不良の原因となる容器ホルダを容器とと
もに示す平面図である。
もに示す平面図である。
【図8】シール不良の原因となるコンベヤを説明するた
めの平面図である。
めの平面図である。
11 容器 12 胴部 14 頂部 15 リブ 16 屋根面 21 コンベヤ 22 圧着部材 61 垂直面 62 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 章二 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10 番地の1 四国化工機株式会社内 (72)発明者 藤川 康次 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10 番地の1 四国化工機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−205505(JP,A) 特公 昭44−1587(JP,B1) 特表 昭55−500286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 7/00 - 7/28
Claims (1)
- 【請求項1】 頂部(14)に上縁リブ(15)および屋根面(1
6)が設けられている切妻屋根形状密封容器を製造する包
装機械であって、胴部(12)をホルダ(32)で保持し、切妻
屋根形状に折畳まれるべき頂部(14)をホルダ(32)から上
方に突出させた状態で容器(11)を、圧着ステーションを
経由して搬送する容器搬送コンベヤ(21)が備わっている
包装機械において、 圧着ステーションにおける容器頂部移動経路を挾んでそ
の左右両側に、一対の圧着部材(22)が配置され、 両圧着部材(22)に、頂部(14)のリブ(15)となるべき上縁
部を圧着する一対の垂直面(61)と、これらの下端に上端
がそれぞれ連なりかつ所定の切妻屋根形状に折畳まれた
頂部(14)の屋根面(16)と合致する一対の下向き傾斜面(6
2)とがそれぞれ形成されており、 両圧着部材(22)が、上向きにのびた左右の揺動アーム(4
2)の上端部に向合うように取付けられており、両圧着部
材(22)を開閉するように両揺動アーム(42)が、左の揺動
アーム(42)の左側より、右の揺動アーム(42)の右側よ
り、リンク機構によって揺動させられるようになされて
おり、 両圧着部材(22)の閉鎖にともない、まず垂直面(61)と傾
斜面(62)の境界の部分が頂部(14)に当接し、つづいて傾
斜面(62)と屋根面(16)が合致し、最終的に両圧着部材(2
2)が閉じて、リブ(15)が垂直面(61)で圧着されるように
なされている、 容器頂部圧着装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3042026A JP2981577B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 包装機械における容器頂部圧着装置 |
EP19910201782 EP0466271B1 (en) | 1990-07-09 | 1991-07-09 | Apparatus for bonding top portions of containers |
DE1991605376 DE69105376T2 (de) | 1990-07-09 | 1991-07-09 | Vorrichtung zum Verkleben der oberen Teile eines Behälters. |
DK91201782T DK0466271T3 (da) | 1990-07-09 | 1991-07-09 | Apparat til sammenklæbning af de øvre dele på en beholder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3042026A JP2981577B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 包装機械における容器頂部圧着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279407A JPH04279407A (ja) | 1992-10-05 |
JP2981577B2 true JP2981577B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12624660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3042026A Expired - Fee Related JP2981577B2 (ja) | 1990-07-09 | 1991-03-07 | 包装機械における容器頂部圧着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2981577B2 (ja) |
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