JPH08244705A - ばら物の縦型製袋充填包装方法 - Google Patents

ばら物の縦型製袋充填包装方法

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JPH08244705A
JPH08244705A JP7985795A JP7985795A JPH08244705A JP H08244705 A JPH08244705 A JP H08244705A JP 7985795 A JP7985795 A JP 7985795A JP 7985795 A JP7985795 A JP 7985795A JP H08244705 A JPH08244705 A JP H08244705A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ばら物を角床袋の形態に製袋包装することが
できる,ばら物の縦型製袋充填包装方法。 【構成】 包装フィルムFを製品充填筒2を包んで縦シ
ールした包装筒Hをフィルム繰り出し装置4により引き
下ろす。ガイド部材6a〜6dにより包装筒Hを角筒形
となるように案内する。包装筒Hにガセットgを入れ横
シールカット装置5で横シールカットする。横シールカ
ット装置5を上昇しガイド部材6a〜6dに近接させる
ことにより包装筒Hの両側の谷折りしたガセットg部分
を三角形の平面状に展開させて角床面を形成する。ばら
物Bの落下充填を行ってから横シールカット装置5を開
くか、または横シールカット装置5を開いてからばら物
の落下充填を行い、その後横シールカット装置5を下降
復帰するとともに、フィルム繰り出し装置4により包装
筒Hの引き下ろしを行う。横シールカット装置5を下降
して元位置に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スナック菓子等のばら
物を角床袋の形態に製袋包装することができる,ばら物
の縦型製袋充填包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スナック菓子等のばら物を角床袋
の形態に製袋包装することができる,ばら物の縦型製袋
充填包装機はなかった。縦型製袋充填包装方法による一
般的な包装形態は三方シール包装の形態である。他に、
袋の前後面方向の厚さを確保したり、包装品を立てて置
けるようにするために、ガセットを入れたガセット入り
三方シール包装の形態もある。これらの包装形態は、ス
ナック菓子等のバラ物を包装する形態として周知であ
る。
【0003】スナック菓子等の種類によっては、包装形
態が角床袋であることが三方シール包装の形態やガセッ
ト入り三方シール包装の形態よりも高級な包装である趣
を与える場合があり、あるいは外観が相違する包装形態
として欲する場合もある。特に、角床袋の包装形態は、
製品運搬・陳列上において立てて配列できる利点があ
る。
【0004】しかしながら、従来において角床袋の形態
に包装することは給袋充填包装機によりもっぱら行われ
ていた。けれども、給袋充填包装機は、包装能力を高め
るためにマルチ包装となっていて、縦型製袋充填包装機
よりもはるかに高価であり、広い設置スペースが必要で
ある。従って、ユーザーの要望として、角床袋の形態に
包装できる,ばら物の縦型製袋充填包装機の開発という
テーマがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑み案出したもので、スナック菓子等のばら物を角床
袋の形態に製袋包装することができる,ばら物の縦型製
袋充填包装方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続する包装
フィルムFを製品充填筒2を包むように折り曲げてフィ
ルム端縁同士を縦シール装置3により縦シールして包装
筒Hとし製品充填筒2の側面に設けられたフィルム繰り
出し装置4により包装筒Hの引き下ろしを行って製品充
填筒2の下方へ垂下するとともに、製品充填筒2より垂
下するガイド部材6により前記包装筒Hを角筒形となる
ように案内し、包装筒Hのガイド部材6よりも下側にガ
セット爪7a,7b,7c,7dによりガセットgを入
れた後、ガイド部材6a,6b,6c,6dから下方へ
袋厚さの約半分の寸法だけ離れた高さ位置を前記横シー
ルカット装置5により包装筒Hを横シールカットし、横
シールカット装置5を上昇しガイド部材6a,6b,6
c,6dに近接させることにより包装筒Hの両側の谷折
りしたガセットg部分を三角形の平面状に展開させて角
床面を形成し、その後、上方から製品充填筒2を通して
ばら物Bを落下充填してから横シールカット装置5を開
くか、または横シールカット装置5を開いてからばら物
Bを落下充填し、その後、前記フィルム繰り出し装置4
により包装筒Hの引き下ろしを一袋分の丈+前記角床面
形成のための上昇ストローク分だけ行うとともに、横シ
ールカット装置5を下降して元位置に復帰することを特
徴とする,ばら物の縦型製袋充填包装方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【実施例】先ず、本発明のばら物の縦型製袋充填包装方
法を採用した縦型製袋充填包装機を図1、図2、図3を
参照して簡単に説明する。
【0008】この縦型製袋充填包装機は、フォーマー1
により連続する包装フィルムFを製品充填筒2を包むよ
うに導いて円筒状に曲成し、製品充填筒2の前側で縦シ
ール装置3によりフィルム端縁同士を縦シールして包装
筒Hとし製品充填筒2の側面に設けられたフィルム繰り
出し装置4により包装筒Hの引き下ろしを行って、被包
装物である一袋分の量のばら物Bを製品充填筒2を通し
て落下して製品充填筒2の下方へ垂下する包装筒H内へ
充填し、横シールカット装置5により横二条シールする
ことにより包装筒H内へ充填したばら物Bの上側の天シ
ールと次の袋の地シールを同時に施すとともに横二条シ
ールの中央の非シール部を全幅カットして包装品Sを切
り離す。
【0009】この縦型製袋充填包装機は、角床袋を形成
するために、製品充填筒2の下方へ垂下する包装筒Hを
四本のガイド部材6a,6b,6c,6dにより角筒形
にすること、その下方で左右に対向する上下二対のガセ
ット爪7a,7b,7c,7dにより包装筒Hにガセッ
ト(V字谷状の襞折り)gを入れること、横シールカッ
ト装置5で横シールカットして上昇させガセットg部分
を三角形の平面状に展開させて角床面を形成することが
特徴の一つである。以下、さらに詳細に説明する。
【0010】先ず、縦シール装置3について説明する。
縦シール装置3は、包装フィルムFのフィルム端縁同士
を製品充填筒2の前側で合掌させて重ねるか、封筒貼り
状に重ねてバータイプ又はロールタイプのヒータを押し
付けてフィルムの熱溶着性によりヒートシールするもの
である。
【0011】次に、フィルム繰り出し装置4について説
明する。上下一対のタイミングプーリー4a,4bに巻
き掛けられたタイミングベルト4cを製品充填筒2を挟
むように押し付け、包装フィルムFがタイミングベルト
4cに密着するようにタイミングベルト4cの内側から
バキューム手段4dでバキュームし、上側のタイミング
プーリーを図示しないサーボモータにより駆動しタイミ
ングベルトを走行し、タイミングベルトに密着する包装
フィルムFを引き下げるようになっている。
【0012】次に、横シールカット装置5について説明
する。横シールカット装置5は、昇降台8に開閉自在に
装着されたヒータ取付けブロック9a,9bの上に取り
付けられたヒートシールバー5a,5bと、前側のヒー
トシールバー5aの内部にスライド自在に取り付けられ
たカッター5cとからなる。ヒータ取付けブロック9
a,9bは、昇降台8の枠内に横架した二本の水平ガイ
ド10,10により前後方向に水平に案内されていて開
閉リンク機構11を介してエアシリンダ装置12と連結
されている。ヒートシールバー5a,5bのヒートシー
ル面が横二条の形状である。ヒートシールバー5a,5
bは、エアシリンダ装置12を伸長作動すると開閉リン
ク機構11の揺動作用により製品充填筒2の筒芯線を間
隔中央として互いに等距離接近して閉じ合い包装筒Hを
横二条シールし、また縮小作動すると互いに等距離離隔
して包装筒Hから必要十分に離れる。カッター5cは、
前側のヒートシールバー5aに取り付けられたエアシリ
ンダ装置13によりカットを行う。カット位置は、ヒー
トシールバー5a,5bによる横二条シール間に対して
行う。
【0013】横シールカット装置5は、自身の横シール
カット動作(開閉動作)と、サーボモータ14の駆動に
より昇降される昇降台8の昇降動作との複合動作として
ボックスボーションを行い横シールカット状態で包装筒
Hのガセット部分の持ち上げを行い、ヒートシールバー
5a,5bを開いて下降復帰するようになっている。横
シールカット装置5は、横シールカット状態で包装筒H
のガセット部分を持ち上げるのは角床面を形成するため
である。サーボモータ14は、上下一対のタイミング歯
車15a,15bに巻き掛けられた無端なタイミングベ
ルト16を走行することによりタイミングベルト16に
結合された昇降台8を昇降する。昇降台8は、矩形な枠
形に形成されていて四隅を貫通する四本の縦ガイドロッ
ド17,17,・・により上下に案内される。
【0014】次に、ガイド部材6a,6b,6c,6d
について説明する。ガイド部材6a,6b,6c,6d
は、四本が製品充填筒2の下端より垂下していて、製品
充填筒2から垂下する包装筒Hを前後面がヒートシール
バー5a,5bに対面する角筒形(ヒートシールバーに
挟まれる前後面の幅が、ガセットを入れる左右側面の幅
よりも大きい角筒形)となるようにガイドする役目を果
たす。また、ガイド部材6a,6b,6c,6dは、包
装筒Hに角床面を形成する役目を果たす。それは、ガイ
ド部材6a,6b,6c,6dが包装筒Hを角筒形にガ
イドすることと相まって、ガイド部材6a,6b,6
c,6dと横シールカット装置5のヒートシールバー5
a,5bの上面までの高さ方向の距離を、包装筒Hを角
筒状にしたときの左右側面の幅寸法の約半分に設定した
ことによって達成される。すなわち、横シールカット装
置5を横シールカット状態でガイド部材6a,6b,6
c,6dの下端近傍まで上昇させると、四本のガイド部
材6a,6b,6c,6dの下端が包装筒Hの両側のガ
セットg部分を四方に引っ張って三角形の平面状に展開
して角床面を形成する。もしも仮に、ガイド部材6a,
6b,6c,6dの下端からヒートシールバー5a,5
bの上面までの距離が大きすぎると、横シールカット装
置5を横シールカット状態でガイド部材6a,6b,6
c,6dの下端近傍まで上昇させても、四本のガイド部
材6a,6b,6c,6dの下端が包装筒Hの両側のガ
セットg部分の上端を四方に引っ張る作用を生起せず、
包装筒Hが何処かで座屈してしまい角床面を形成するこ
とはできない。また仮に、ガイド部材6a,6b,6
c,6dの下端からヒートシールバー5a,5bの上面
までの距離が小さすぎると、ガセット爪7a,7b,7
c,7dをガイド部材6a,6b,6c,6dとヒート
シールバー5a,5bとの間の高さ位置に設けることが
できなくなるか、設けることができてもガセットg部分
の凹みが角床面から側面に渡って現れる不具合が生じ
る。ガイド部材6a,6b,6c,6dの下端にはそれ
ぞれゴムキャップ61を被せて該ゴムキャップ61にヒ
ートシールバー5a,5bの上面が接触する高さに横シ
ールカット装置5を上昇させてヒートシールバー5a,
5bの熱を包装筒Hの両側のガセットg部分の角床面の
四隅に与えて角床面展開を強く形成するのが好ましい。
【0015】次に、ガセット爪7a,7b,7c,7d
について説明する。ガセット爪7a,7b,7c,7d
は包装筒Hにガセットgを入れるため縦リブ状である。
上側の一対のガセット爪7aと7bは、ガイド部材6
a,6b,6c,6dの直ぐ下に位置しかつヒートシー
ルバー5a,5bの上側にぎりぎりに避けた高さで包装
筒Hを挟んで左右に対向し、また、下側の一対のガセッ
ト爪7cと7dは、ヒートシールバー5a,5bの下側
にぎりぎりに避けた高さで包装筒Hを挟んで左右に対向
している。左側の上下のガセット爪7aと7cは可動部
材18aに支持され、右側の上下のガセット爪7bと7
dは可動部材18bに支持されている。可動部材18
a,18bは、水平ガイド21に案内されかつ開閉リン
ク機構19と連結されていてエアシリンダ装置20を伸
長作動すると、開閉リンク機構19の揺動作用により間
隔中央を基準として互いに等寸法接近し、縮小作動する
と互いに等寸法離隔するようになっている。ガセット爪
7aと7b,7cと7dは、エアシリンダ装置20が縮
小しているとき包装筒Hの左右両側へ必要充分に離れて
開いた状態にあって、エアシリンダ装置20が伸長作動
することにより、製品充填筒2の筒芯線に向かって水平
に突っ込み包装筒Hの左右側部にガセット(V字谷状の
凹み)gを入れるようになっている。
【0016】次に、包装筒Hの引き下ろしついて説明す
る。包装筒Hの引き下ろしは、横シールカット装置5を
閉じたままでばら物Bを落下充填し、横シールカット装
置5を開いてから、製品充填筒2の側面に設けられたフ
ィルム繰り出し装置4により行う。包装筒Hの引き下ろ
しは、包装筒Hのカット位置に印刷された次のIマーク
(カット位置を検出するために印刷されたマーク)を、
横シールカット装置5が下降復帰して次に横シールカッ
トするレベルに一致まで引き下ろす。本発明では、包装
筒Hに角床面を形成するために横シールカット装置5を
ガイド部材6a,6b,6c,6dの下端近傍まで上昇
させることに対応して、一袋分の丈が包装筒Hのカット
位置に印刷されたIマークのピッチ寸法よりも横シール
カット装置5の上昇ストローク分だけ短くなるので、包
装筒Hを引き下ろすための横シールカット装置5の下降
ストロークは、一袋分の丈+角床面形成時の上昇ストロ
ークとなり、結局のところ、包装筒Hのカット位置に印
刷されたIマークのピッチ寸法と略一致することにな
る。
【0017】続いて、本発明のばら物の縦型製袋充填包
装方法の実施例を図1ないし図10を参照して簡単に説
明する。先ず図1、図2に示すように、フォーマー1に
より連続する包装フィルムFを製品充填筒2を包むよう
に導いて円筒状に曲成し、製品充填筒2の前側で縦シー
ル装置3によりフィルム端縁同士を縦シールして包装筒
Hとし、製品充填筒2の側面に設けられたフィルム繰り
出し装置4により包装筒Hの引き下ろしを行って、被包
装物である一袋分の量のばら物Bを製品充填筒2を通し
て落下して包装筒Hとして製品充填筒2の下方へ垂下す
るとともに、図3に示すように、製品充填筒2から垂下
するガイド部材6a,6b,6c,6dにより前記包装
筒Hを角筒形となるようにガイドし、横シールカット装
置5の開状態のヒートシールバー5a,5b間に垂れ下
げる。図3に示す動作工程は、横シールカット装置5が
開いて横シールカット位置の高さに下降復帰するととも
に、図1に示すフィルム繰り出し装置4がばら物Bを充
填した包装筒Hを一袋分の丈+角床面形成時の上昇スト
ロークだけ引き下げた状態である。
【0018】次いで、図1に示すエアシリンダ装置20
が伸長作動して、図4に示すように、ガセット爪7aと
7b、7cと7dが製品充填筒2の筒芯線に向かって水
平に突っ込み包装筒Hの左右側部にガセット(V字谷状
の(水平断面が「Σ」状となる)凹み)gを入れる。
【0019】次いで、図2に示すエアシリンダ装置12
が伸長ストロークすることにより、図5に示すように、
ヒートシールバー5a,5bが製品充填筒2の筒芯線を
間隔中央として互いに等距離接近し閉じ合って包装筒H
をガセットgを入れた状態に偏平に挟持し横二条シール
することにより包装筒H内へ充填したばら物Bの上側の
天シールと次の袋の地シールを同時に施す。次いで、図
2に示すエアシリンダ装置13が伸長作動して、図5に
示すように、カッター5cが包装筒Hを全幅カットす
る。
【0020】次いで、図1に示すエアシリンダ装置20
が縮小作動して、図6(a)に示すように、ガセット爪
7aと7b、7cと7dが開く。
【0021】次いで、図2に示すサーボモータ14が駆
動して、図7に示すように、横シールカット装置5が上
昇し、ヒートシールバー5a,5bがガイド部材6a,
6b,6c,6dの下端のゴムキャップ61に当接した
高さに停止することにより包装筒Hの両側のガセット部
分を、四本のガイド部材6a,6b,6c,6dの下端
により四方に引っ張って三角形の平面状に展開して角床
面を形成しかつヒートシールバー5a,5bの熱を角床
面の四隅に付与して角床面を維持する折り癖を付ける。
【0022】次いで、図1に示すホッパー22に一袋分
のばら物Bを供給すると、図8に示すように、製品充填
筒2を通して一袋分のばら物Bがガイド部材6a,6
b,6c,6dにより角筒形となった包装筒H内に落下
充填される。
【0023】次いで、図1に示すエアシリンダ装置12
が縮小作動して、図9に示すように、ヒートシールバー
5a,5bが開くとともに、カッター5cがヒートシー
ルバー5aの内部に引っ込む。次いで、図2に示すサー
ボモータ14が反転駆動して、図10に示すように、横
シールカット装置5が下降復帰するとともに、図1に示
すフィルム繰り出し装置4により包装筒Hの引き下ろし
を一袋分の丈+前記角床面形成のための上昇ストローク
分だけ行う。図10に示す動作終了時点は図3に示す動
作開始時点とが一致する。
【0024】なお、上記実施例のばら物の縦型製袋充填
包装方法は、製品充填筒2を通してばら物Bを落下充填
してから横シールカット装置5を開き、その後、前記フ
ィルム繰り出し装置4により包装筒Hの引き下ろしを一
袋分の丈+前記角床面形成のための上昇ストローク分だ
け行うとともに、横シールカット装置5を下降して元位
置に復帰するものであるが、横シールカット装置5を開
いてからばら物Bを落下充填し、その後、前記フィルム
繰り出し装置4により包装筒Hの引き下ろしを一袋分の
丈+前記角床面形成のための上昇ストローク分だけ行う
とともに、横シールカット装置5を下降して元位置に復
帰するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のばら
物の縦型製袋充填包装方法によれば、製品充填筒の下方
へ垂下する包装筒をガイド部材により角筒形として、そ
の下方にガセットを入れ、横シールカット装置で横シー
ルカットしてから上昇させてガセット部分を三角形の平
面状に展開させて角床面を形成し、ばら物の落下充填を
行ってから横シールカット装置を開くか、または横シー
ルカット装置を開いてからばら物の落下充填を行い、そ
の後横シールカット装置を下降復帰するとともに、フィ
ルム繰り出し装置により包装筒の引き下ろしを行うよう
にしたので、ばら物を角床袋の形態に製袋包装すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のばら物の縦型製袋充填包装方法を採用
した縦型製袋充填包装機の全体概略正面図。
【図2】図1の縦型製袋充填包装機の全体概略側面図。
【図3】(a)は、横シールカット装置が開いて上昇復
帰するとともにフィルム繰り出し装置によりばら物を充
填した角筒形の包装筒を引き下げた動作工程を示す要部
正面図、(b)は(a)の側面図。
【図4】(a)は、〔図3〕の次工程であり、ガセット
爪が製品充填筒の筒芯線に向かって水平に突っ込み包装
筒の左右側部にガセットを入れた動作工程を示す要部正
面図、(b)は(a)の側面図。
【図5】(a)は、〔図4〕の次工程であり、ヒートシ
ールバーが閉じ合って包装筒に対して横二条シールする
ことにより包装筒内へ充填したばら物の上側の天シール
と次の袋の地シールを同時に施す動作工程を示す要部正
面図、(b)は(a)の側面図。
【図6】(a)は、〔図5〕の次工程であり、ガセット
爪が開いた動作工程を示す要部正面図、(b)は(a)
の側面図。
【図7】(a)は、〔図6〕の次工程であり、横シール
カット装置を上昇してガセット部分を三角形の平面状に
展開して角床面を形成した動作工程を示す要部正面図、
(b)は(a)の側面図。
【図8】(a)は、〔図7〕の次工程であり、ばら物を
製品充填筒を通して角筒形の包装筒内に落下充填した動
作工程を示す要部正面図、(b)は(a)の側面図。
【図9】(a)は、〔図8〕の次工程であり、ヒートシ
ールバーが開くとともに、カッターがヒートシールバー
の内部に引っ込んだ動作工程を示す要部正面図、(b)
は(a)の側面図。
【図10】(a)は、〔図9〕の次工程であり、横シー
ルカット装置が下降復帰するとともに、図1に示すフィ
ルム繰り出し装置により包装筒の引き下ろしを一袋分の
丈+前記角床面形成のための上昇ストローク分だけ行っ
た動作工程を示す要部正面図、(b)は(a)の側面
図。
【符号の説明】
F ・・・・包装フィルム 2 ・・・・製品充填筒 H ・・・・包装筒 4 ・・・・フィルム繰り出し装置 g ・・・・ガセット 5 ・・・・横シールカット装置 5a,5b ・・・ヒートシールバー 5c ・・・・カッター 6a,6b,6c,6d ・・・ガセット部材 7a,7b,7c,7d ・・・ガセット爪 B ・・・・ばら物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する包装フィルムを製品充填筒を包
    むように折り曲げてフィルム端縁同士を縦シール装置に
    より縦シールして包装筒とし製品充填筒の側面に設けら
    れたフィルム繰り出し装置により包装フィルムの引き下
    ろしを行って製品充填筒の下方へ垂下するとともに、製
    品充填筒より垂下するガイド部材により前記包装筒を角
    筒形となるように案内し、包装筒のガイド部材よりも下
    側にガセット爪によりガセットを入れた後、ガイド部材
    から下方へ袋厚さの約半分の寸法だけ離れた高さ位置を
    前記横シールカット装置により包装筒を横シールカット
    し、横シールカット装置を上昇しガイド部材に近接させ
    ることにより包装筒の両側の谷折りしたガセット部分を
    三角形の平面状に展開させて角床面を形成し、その後、
    上方から製品充填筒を通してばら物を落下充填してから
    横シールカット装置を開くか、または横シールカット装
    置を開いてからばら物を落下充填し、その後、前記フィ
    ルム繰り出し装置により包装フィルムの引き下ろしを一
    袋分の丈+前記角床面形成のための上昇ストローク分だ
    け行うとともに、横シールカット装置を下降して元位置
    に復帰することを特徴とする,ばら物の縦型製袋充填包
    装方法。
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