JP2981104B2 - 移動無線通信方式および無線選択呼出受信機 - Google Patents
移動無線通信方式および無線選択呼出受信機Info
- Publication number
- JP2981104B2 JP2981104B2 JP3162194A JP3162194A JP2981104B2 JP 2981104 B2 JP2981104 B2 JP 2981104B2 JP 3162194 A JP3162194 A JP 3162194A JP 3162194 A JP3162194 A JP 3162194A JP 2981104 B2 JP2981104 B2 JP 2981104B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio
- receiver
- signal
- radio selective
- call
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網からの呼出要求
にしたがってアドレス信号を含む無線呼出信号を送信す
る無線呼出装置と、この無線呼出信号を受信しその中に
自己のアドレス信号が検出されたときに呼出表示を行う
無線選択呼出受信機とを備えた無線選択呼出方式に利用
する。
にしたがってアドレス信号を含む無線呼出信号を送信す
る無線呼出装置と、この無線呼出信号を受信しその中に
自己のアドレス信号が検出されたときに呼出表示を行う
無線選択呼出受信機とを備えた無線選択呼出方式に利用
する。
【0002】本発明は複数のサービスエリアで一つの無
線選択呼出受信機を利用するマルチエリア・サービスに
利用する。
線選択呼出受信機を利用するマルチエリア・サービスに
利用する。
【0003】本発明は無線選択呼出受信機のサービスエ
リア切替に利用する。本発明はサービスエリア切替を簡
単に行うために利用する。本発明は、予約された時刻情
報にしたがって無線呼出装置とともに無線選択呼出受信
機のサービスエリアを切替える技術に関する。
リア切替に利用する。本発明はサービスエリア切替を簡
単に行うために利用する。本発明は、予約された時刻情
報にしたがって無線呼出装置とともに無線選択呼出受信
機のサービスエリアを切替える技術に関する。
【0004】
【従来の技術】一つの無線選択呼出受信機により、複数
の異なる地域で無線選択呼出のサービスを提供する方式
が普及している。このようなマルチエリア・サービスで
は利用者は一つの無線選択呼出受信機を携帯することに
より、出張先や作業現場などで無線選択呼出サービスを
受けることができる。
の異なる地域で無線選択呼出のサービスを提供する方式
が普及している。このようなマルチエリア・サービスで
は利用者は一つの無線選択呼出受信機を携帯することに
より、出張先や作業現場などで無線選択呼出サービスを
受けることができる。
【0005】従来の無線選択呼出受信機では、サービス
エリアを切替えるとき、サービスエリア毎に無線選択呼
出受信機の受信する無線チャネルまたは伝送方式または
アドレス信号(端末ID)を手動により切替える。ま
た、無線呼出装置では、公衆通信網を介して呼出情報転
送の登録を行うことによりサービスエリアの切替えが行
われる。
エリアを切替えるとき、サービスエリア毎に無線選択呼
出受信機の受信する無線チャネルまたは伝送方式または
アドレス信号(端末ID)を手動により切替える。ま
た、無線呼出装置では、公衆通信網を介して呼出情報転
送の登録を行うことによりサービスエリアの切替えが行
われる。
【0006】従来のサービスイメージを図9に示す。図
9は従来例の全体構成図である。無線選択呼出受信機7
の使用者は、移動前のサービスエリアAまたは移動途中
のサービスエリアCまたは移動後のサービスエリアBの
いずれかの場所で無線選択呼出受信機7の受信する無線
チャネルを手動により切替える。さらに使用者は、いず
れかの場所から無線選択呼出受信機7の登録されている
無線呼出装置3にサービスエリアBに切替える旨の移動
情報を公衆通信網1を介して連絡する。無線呼出装置
3には移動情報の連絡がなされると、これ以降の無線
選択呼出受信機7に対する呼出要求は、サービスエリ
アBの無線呼出装置5に転送される。発信者が無線選択
呼出受信機7に呼出要求を送信すると無線呼出装置3
につながり、その呼出要求は無線呼出装置5に転送さ
れる。転送された呼出要求は、サービスエリアBの送
信機6により無線選択呼出受信機7に送信される。
9は従来例の全体構成図である。無線選択呼出受信機7
の使用者は、移動前のサービスエリアAまたは移動途中
のサービスエリアCまたは移動後のサービスエリアBの
いずれかの場所で無線選択呼出受信機7の受信する無線
チャネルを手動により切替える。さらに使用者は、いず
れかの場所から無線選択呼出受信機7の登録されている
無線呼出装置3にサービスエリアBに切替える旨の移動
情報を公衆通信網1を介して連絡する。無線呼出装置
3には移動情報の連絡がなされると、これ以降の無線
選択呼出受信機7に対する呼出要求は、サービスエリ
アBの無線呼出装置5に転送される。発信者が無線選択
呼出受信機7に呼出要求を送信すると無線呼出装置3
につながり、その呼出要求は無線呼出装置5に転送さ
れる。転送された呼出要求は、サービスエリアBの送
信機6により無線選択呼出受信機7に送信される。
【0007】図9において、呼出要求は公衆通信網1
またはパケット通信網2および無線呼出装置3の間、無
線呼出装置3および5の間、無線呼出装置5および送信
機6の間、送信機6および無線選択呼出受信機7の間に
おいてそれぞれ異なる信号形態をとる場合もあるが説明
を分かりやすくするためにすべて同じ呼出要求として
表示した。
またはパケット通信網2および無線呼出装置3の間、無
線呼出装置3および5の間、無線呼出装置5および送信
機6の間、送信機6および無線選択呼出受信機7の間に
おいてそれぞれ異なる信号形態をとる場合もあるが説明
を分かりやすくするためにすべて同じ呼出要求として
表示した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線選択呼出受
信機および無線呼出装置において、サービスエリアを切
替えるとき、無線呼出装置への切替連絡および無線選択
呼出受信機の切替操作を行う必要がある。このとき、無
線選択呼出受信機の切替えと無線呼出装置への切替連絡
を忘れてしまう場合や、使用者自身が無線呼出装置に登
録をしたか否かを忘れる場合がある。さらに、無線選択
呼出受信機の使用者が慌ただしく移動しているときに無
線呼出装置への登録を行うのは煩わしいものである。
信機および無線呼出装置において、サービスエリアを切
替えるとき、無線呼出装置への切替連絡および無線選択
呼出受信機の切替操作を行う必要がある。このとき、無
線選択呼出受信機の切替えと無線呼出装置への切替連絡
を忘れてしまう場合や、使用者自身が無線呼出装置に登
録をしたか否かを忘れる場合がある。さらに、無線選択
呼出受信機の使用者が慌ただしく移動しているときに無
線呼出装置への登録を行うのは煩わしいものである。
【0009】また、無線呼出装置への切替連絡および無
線選択呼出受信機の切替という二つの操作があるため、
操作自体が繁雑でありしかも誤りが生じやすい。無線選
択呼出受信機の切替も受信周波数の切替え、受信方式の
切替え、アドレス信号の切替えなどを伴う場合にはます
ます複雑になる。
線選択呼出受信機の切替という二つの操作があるため、
操作自体が繁雑でありしかも誤りが生じやすい。無線選
択呼出受信機の切替も受信周波数の切替え、受信方式の
切替え、アドレス信号の切替えなどを伴う場合にはます
ます複雑になる。
【0010】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、利用者にとってサービスエリアの切替操作を簡
単化する方式を提供することを目的とする。本発明は、
サービスエリアの切替装置に誤り発生の可能性が小さい
方式を提供することを目的とする。本発明は、利用者が
電話機または通信網の端末装置を操作することによりサ
ービスエリアの切替を行うことができる方式を提供する
ことを目的とする。
であり、利用者にとってサービスエリアの切替操作を簡
単化する方式を提供することを目的とする。本発明は、
サービスエリアの切替装置に誤り発生の可能性が小さい
方式を提供することを目的とする。本発明は、利用者が
電話機または通信網の端末装置を操作することによりサ
ービスエリアの切替を行うことができる方式を提供する
ことを目的とする。
【0011】例えば、あらかじめ行動予定に合わせてサ
ービスエリア切替を予約することができる移動無線通信
方式および装置を提供することを目的とする。
ービスエリア切替を予約することができる移動無線通信
方式および装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線選択呼出
受信機の使用者が呼出サービスを受けようとするサービ
スエリアを変更したいとき、あらかじめ変更時刻を予約
することができる。また、無線呼出装置に対して変更要
求を行えば、無線選択呼出受信機の受信条件は、無線信
号により自動的に変更設定されることを特徴とする。
受信機の使用者が呼出サービスを受けようとするサービ
スエリアを変更したいとき、あらかじめ変更時刻を予約
することができる。また、無線呼出装置に対して変更要
求を行えば、無線選択呼出受信機の受信条件は、無線信
号により自動的に変更設定されることを特徴とする。
【0013】すなわち、本発明の第一の観点は、呼出信
号を受信する無線選択呼出受信機と、複数のサービスエ
リア毎に設けられこの呼出信号を送信する無線呼出装置
とを備え、この無線呼出装置は、通信網からの呼出要求
にしたがって自己のサービスエリアに属する無線選択呼
出受信機に呼出信号を送信する手段と、この無線選択呼
出受信機の移動情報にしたがって指定されたサービスエ
リアの無線呼出装置に呼出要求を転送する手段とを備え
た移動無線通信方式である。
号を受信する無線選択呼出受信機と、複数のサービスエ
リア毎に設けられこの呼出信号を送信する無線呼出装置
とを備え、この無線呼出装置は、通信網からの呼出要求
にしたがって自己のサービスエリアに属する無線選択呼
出受信機に呼出信号を送信する手段と、この無線選択呼
出受信機の移動情報にしたがって指定されたサービスエ
リアの無線呼出装置に呼出要求を転送する手段とを備え
た移動無線通信方式である。
【0014】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記無線呼出装置および前記無線選択呼出受信機はそれぞ
れ時計を備え、前記移動情報は時刻情報を含み、前記無
線呼出装置は、前記移動情報をこの時刻情報とともに記
憶する手段を備え、前記転送する手段は、記憶された移
動情報にしたがって呼出要求の転送を実行する手段を含
むところにある。
記無線呼出装置および前記無線選択呼出受信機はそれぞ
れ時計を備え、前記移動情報は時刻情報を含み、前記無
線呼出装置は、前記移動情報をこの時刻情報とともに記
憶する手段を備え、前記転送する手段は、記憶された移
動情報にしたがって呼出要求の転送を実行する手段を含
むところにある。
【0015】この時刻情報は、呼出要求の転送を実行す
る時刻を示す情報の場合もあるし、前記移動情報が記憶
されてから呼出要求の転送を実行するまでの時間を示す
情報でもよい。
る時刻を示す情報の場合もあるし、前記移動情報が記憶
されてから呼出要求の転送を実行するまでの時間を示す
情報でもよい。
【0016】さらに、前記無線呼出装置は、サービスエ
リア毎にあらかじめ定められた受信条件を前記移動情報
にしたがって時刻情報とともに無線信号により送信する
手段を備え、前記無線選択呼出受信機は、この無線信号
を受信しその受信条件を時刻情報とともに記憶する手段
と、記憶された時刻情報にしたがってその受信条件を切
替設定する手段を備えることが望ましい。
リア毎にあらかじめ定められた受信条件を前記移動情報
にしたがって時刻情報とともに無線信号により送信する
手段を備え、前記無線選択呼出受信機は、この無線信号
を受信しその受信条件を時刻情報とともに記憶する手段
と、記憶された時刻情報にしたがってその受信条件を切
替設定する手段を備えることが望ましい。
【0017】この受信条件は、無線選択呼出受信機の受
信する無線チャネルまたは伝送方式またはアドレス信号
(端末ID)等により決定される。また、これらが組合
わされている場合もある。
信する無線チャネルまたは伝送方式またはアドレス信号
(端末ID)等により決定される。また、これらが組合
わされている場合もある。
【0018】また、通信網からの音声ダイヤル信号また
はディジタル信号により前記移動情報を時刻情報ととも
に前記記憶する手段に記憶させる手段を備えることが望
ましい。さらに、前記無線呼出装置は、すでに送信した
受信条件および時刻情報を再送する手段を備えることが
望ましい。そして、この再送する手段は、通信網からの
再送要求にしたがって再送を実行する手段を含むことが
望ましい。
はディジタル信号により前記移動情報を時刻情報ととも
に前記記憶する手段に記憶させる手段を備えることが望
ましい。さらに、前記無線呼出装置は、すでに送信した
受信条件および時刻情報を再送する手段を備えることが
望ましい。そして、この再送する手段は、通信網からの
再送要求にしたがって再送を実行する手段を含むことが
望ましい。
【0019】本発明の第二の観点は、この移動無線通信
方式に利用する無線選択呼出受信機である。この無線選
択呼出受信機の記憶する手段に受信条件が記憶されたと
き、およびまたはその受信条件にしたがって切替設定が
実行されたときに表示を行う手段を備えることが望まし
い。ここで表示とは音響的、光学的、機械的振動のいず
れか一以上を含む。さらに、操作により前記無線選択呼
出受信機の記憶する手段に記憶された受信条件の一部ま
たは全部を表示させる手段を備えることが望ましい。
方式に利用する無線選択呼出受信機である。この無線選
択呼出受信機の記憶する手段に受信条件が記憶されたと
き、およびまたはその受信条件にしたがって切替設定が
実行されたときに表示を行う手段を備えることが望まし
い。ここで表示とは音響的、光学的、機械的振動のいず
れか一以上を含む。さらに、操作により前記無線選択呼
出受信機の記憶する手段に記憶された受信条件の一部ま
たは全部を表示させる手段を備えることが望ましい。
【0020】
【作用】本発明では、無線選択呼出受信機の使用者が別
のサービスエリアに移動するに先だって、移動先のサー
ビスエリアおよび移動時刻が決まっているときに、無線
呼出装置に移動先サービスエリアおよび切替指定時刻あ
るいはタイマ情報を含む移動情報を公衆通信網その他通
信網に接続された通信回線を介して事前に登録する。
のサービスエリアに移動するに先だって、移動先のサー
ビスエリアおよび移動時刻が決まっているときに、無線
呼出装置に移動先サービスエリアおよび切替指定時刻あ
るいはタイマ情報を含む移動情報を公衆通信網その他通
信網に接続された通信回線を介して事前に登録する。
【0021】さらに、無線呼出装置はこの移動情報に基
づいて生成した時刻情報を伴う受信条件を無線選択呼出
受信機に送信する。無線選択呼出受信機はこれにしたが
ってその設定された時刻が到来すると自動的に受信条件
を切替設定する。すなわち、無線呼出装置から送信され
る無線信号を無線選択呼出受信機が受信し、切替指定時
刻と移動先のサービスエリアでアクセスすべき無線チャ
ネルまたは伝送方式またはアドレス信号(端末ID)等
の受信条件を切替設定する。受信条件は、これら無線チ
ャネルまたは伝送方式またはアドレス信号の組合わせで
決定される場合もある。このような複雑な受信条件の切
替設定は、サービスエリア名対応に受信条件を記憶して
おき、サービスエリア名を入力するとプログラムにより
自動的に受信条件が切替設定されるようにすればよい。
ここでは、無線選択呼出受信機が受信する時刻情報を伴
う受信条件を含む信号を以下、予約信号と呼ぶことにす
る。
づいて生成した時刻情報を伴う受信条件を無線選択呼出
受信機に送信する。無線選択呼出受信機はこれにしたが
ってその設定された時刻が到来すると自動的に受信条件
を切替設定する。すなわち、無線呼出装置から送信され
る無線信号を無線選択呼出受信機が受信し、切替指定時
刻と移動先のサービスエリアでアクセスすべき無線チャ
ネルまたは伝送方式またはアドレス信号(端末ID)等
の受信条件を切替設定する。受信条件は、これら無線チ
ャネルまたは伝送方式またはアドレス信号の組合わせで
決定される場合もある。このような複雑な受信条件の切
替設定は、サービスエリア名対応に受信条件を記憶して
おき、サービスエリア名を入力するとプログラムにより
自動的に受信条件が切替設定されるようにすればよい。
ここでは、無線選択呼出受信機が受信する時刻情報を伴
う受信条件を含む信号を以下、予約信号と呼ぶことにす
る。
【0022】このようにして、切替指定時刻以降に、無
線呼出装置は移動先サービスエリアの無線呼出装置にこ
の無線選択呼出受信機に対する呼出要求を転送すること
ができる。また、同時に無線選択呼出受信機もこれを受
信することができる。
線呼出装置は移動先サービスエリアの無線呼出装置にこ
の無線選択呼出受信機に対する呼出要求を転送すること
ができる。また、同時に無線選択呼出受信機もこれを受
信することができる。
【0023】さらに、設定の切替が行われたことおよび
またはその設定内容をその無線選択呼出受信機の使用者
に通達する手段を持ち、使用者の操作により任意のタイ
ミングで移動情報を表示することもできるし、また、無
線選択呼出受信機に予約信号が受信された時点や切替指
定時刻になって実際に受信条件の切替が行われた時点で
使用者に鳴動、振動、発光等で通達することもできる。
またはその設定内容をその無線選択呼出受信機の使用者
に通達する手段を持ち、使用者の操作により任意のタイ
ミングで移動情報を表示することもできるし、また、無
線選択呼出受信機に予約信号が受信された時点や切替指
定時刻になって実際に受信条件の切替が行われた時点で
使用者に鳴動、振動、発光等で通達することもできる。
【0024】
【実施例】本発明実施例の構成を図1を参照して説明す
る。図1は本発明実施例のブロック構成図である。
る。図1は本発明実施例のブロック構成図である。
【0025】本発明は、呼出信号を受信する無線選択呼
出受信機7と、サービスエリアAおよびB毎に設けられ
この呼出信号を送信する無線呼出装置3および5とを備
えている。ここでは、無線呼出装置3を主として説明す
る。この無線呼出装置3は、通信網としての公衆通信網
1またはパケット通信網2からの呼出要求にしたがって
自己のサービスエリアAに属する無線選択呼出受信機7
に呼出信号を送信する手段としての送信機4と、この無
線選択呼出受信機7の移動情報にしたがって指定された
サービスエリアBの無線呼出装置5に呼出要求を転送す
る手段としての転送部11とを備えた移動無線通信方式
である。
出受信機7と、サービスエリアAおよびB毎に設けられ
この呼出信号を送信する無線呼出装置3および5とを備
えている。ここでは、無線呼出装置3を主として説明す
る。この無線呼出装置3は、通信網としての公衆通信網
1またはパケット通信網2からの呼出要求にしたがって
自己のサービスエリアAに属する無線選択呼出受信機7
に呼出信号を送信する手段としての送信機4と、この無
線選択呼出受信機7の移動情報にしたがって指定された
サービスエリアBの無線呼出装置5に呼出要求を転送す
る手段としての転送部11とを備えた移動無線通信方式
である。
【0026】ここで、本発明の特徴とするところは、無
線呼出装置3および無線選択呼出受信機7はそれぞれ時
計を制御部10および制御部24に備え、前記移動情報
は時刻情報を含み、無線呼出装置3は、前記移動情報を
この時刻情報とともに記憶する手段としての記憶部12
を備え、転送部11は、記憶された移動情報にしたがっ
て呼出要求の転送を実行する手段を含む。さらに、無線
呼出装置3は、サービスエリア毎にあらかじめ定められ
た受信条件を前記移動情報にしたがって時刻情報ととも
に無線信号により送信する手段を制御部10に備え、無
線選択呼出受信機7は、この無線信号を受信しその受信
条件を時刻情報とともに記憶する手段と、記憶された時
刻情報にしたがってその受信条件を切替設定する手段を
制御部24に備えている。
線呼出装置3および無線選択呼出受信機7はそれぞれ時
計を制御部10および制御部24に備え、前記移動情報
は時刻情報を含み、無線呼出装置3は、前記移動情報を
この時刻情報とともに記憶する手段としての記憶部12
を備え、転送部11は、記憶された移動情報にしたがっ
て呼出要求の転送を実行する手段を含む。さらに、無線
呼出装置3は、サービスエリア毎にあらかじめ定められ
た受信条件を前記移動情報にしたがって時刻情報ととも
に無線信号により送信する手段を制御部10に備え、無
線選択呼出受信機7は、この無線信号を受信しその受信
条件を時刻情報とともに記憶する手段と、記憶された時
刻情報にしたがってその受信条件を切替設定する手段を
制御部24に備えている。
【0027】無線呼出装置3は、公衆通信網1からの音
声ダイヤル信号またはパケット通信網2からのディジタ
ル信号により前記移動情報を時刻情報とともに記憶部1
2に記憶させる手段を制御部10に備えている。
声ダイヤル信号またはパケット通信網2からのディジタ
ル信号により前記移動情報を時刻情報とともに記憶部1
2に記憶させる手段を制御部10に備えている。
【0028】次に、本発明実施例の動作を説明する。図
9において、呼出要求は公衆通信網1またはパケット
通信網2および無線呼出装置3の間、無線呼出装置3お
よび5の間、無線呼出装置5および送信機6の間、送信
機6および無線選択呼出受信機7の間においてそれぞれ
異なる信号形態をとる場合もあるが説明を分かりやすく
するためにすべて同じ呼出要求として表示した。この
表示方法は以下において、移動情報、予約信号、再
送依頼にも適用する。無線選択呼出受信機7のサービ
スエリアをある時間に切替えたいと考えている使用者
が、公衆通信網1またはパケット通信網2を介して無線
呼出装置3にこの無線選択呼出受信機7の受信条件切替
指定時刻および移動先サービスエリアの情報を含む移動
情報を入力する。この移動情報を入力部9により受
付け、制御部10で移動情報を処理した後に、記憶部
12内にある移動情報記憶部13に受付けた移動情報
を記憶する。記憶された移動情報にしたがって、切替
時刻以降のこの無線選択呼出受信機7への呼出要求
は、転送部11によって移動先サービスエリアを受け持
つ無線呼出装置5に転送される。
9において、呼出要求は公衆通信網1またはパケット
通信網2および無線呼出装置3の間、無線呼出装置3お
よび5の間、無線呼出装置5および送信機6の間、送信
機6および無線選択呼出受信機7の間においてそれぞれ
異なる信号形態をとる場合もあるが説明を分かりやすく
するためにすべて同じ呼出要求として表示した。この
表示方法は以下において、移動情報、予約信号、再
送依頼にも適用する。無線選択呼出受信機7のサービ
スエリアをある時間に切替えたいと考えている使用者
が、公衆通信網1またはパケット通信網2を介して無線
呼出装置3にこの無線選択呼出受信機7の受信条件切替
指定時刻および移動先サービスエリアの情報を含む移動
情報を入力する。この移動情報を入力部9により受
付け、制御部10で移動情報を処理した後に、記憶部
12内にある移動情報記憶部13に受付けた移動情報
を記憶する。記憶された移動情報にしたがって、切替
時刻以降のこの無線選択呼出受信機7への呼出要求
は、転送部11によって移動先サービスエリアを受け持
つ無線呼出装置5に転送される。
【0029】転送部11では、加入者情報記憶部14を
参照し、移動先サービスエリアにおいてこの無線選択呼
出受信機7を受け持つ無線呼出装置5を割り出して転送
を可能にする。
参照し、移動先サービスエリアにおいてこの無線選択呼
出受信機7を受け持つ無線呼出装置5を割り出して転送
を可能にする。
【0030】次に、受付けた移動情報により生成され
た予約信号をこの無線選択呼出受信機7に送信する手
順を図2を参照して説明する。図2は予約信号をこの
無線選択呼出受信機7に送信する手順を説明するための
図である。無線呼出装置3の制御部10は受付けた移動
情報から予約信号を生成し送信機4から無線信号と
してこの予約信号を無線選択呼出受信機7に送信す
る。無線選択呼出受信機7は、受信した予約信号に含ま
れる切替指定時刻に受信状態が移動先サービスエリアに
対応するように切替設定する。また、無線選択呼出受信
機7の使用者が、この無線選択呼出受信機7への予約信
号の受信を確認できなかったとき、無線呼出装置3に対
して既に送信済の予約信号を再度送信する再送依頼をす
ることができる。
た予約信号をこの無線選択呼出受信機7に送信する手
順を図2を参照して説明する。図2は予約信号をこの
無線選択呼出受信機7に送信する手順を説明するための
図である。無線呼出装置3の制御部10は受付けた移動
情報から予約信号を生成し送信機4から無線信号と
してこの予約信号を無線選択呼出受信機7に送信す
る。無線選択呼出受信機7は、受信した予約信号に含ま
れる切替指定時刻に受信状態が移動先サービスエリアに
対応するように切替設定する。また、無線選択呼出受信
機7の使用者が、この無線選択呼出受信機7への予約信
号の受信を確認できなかったとき、無線呼出装置3に対
して既に送信済の予約信号を再度送信する再送依頼をす
ることができる。
【0031】この手順を図3を参照して説明する。図3
は無線選択呼出受信機7に対する予約信号の再送依頼
手順を説明するための図である。無線呼出装置3が一度
送信した予約信号を無線選択呼出受信機7が受信確認
できなかったとき、無線選択呼出受信機7の使用者が、
公衆通信網1またはパケット通信網2を介して無線呼出
装置3に対し予約信号の再送依頼をかける。
は無線選択呼出受信機7に対する予約信号の再送依頼
手順を説明するための図である。無線呼出装置3が一度
送信した予約信号を無線選択呼出受信機7が受信確認
できなかったとき、無線選択呼出受信機7の使用者が、
公衆通信網1またはパケット通信網2を介して無線呼出
装置3に対し予約信号の再送依頼をかける。
【0032】この再送依頼は無線呼出装置3内の入力
部9にある再送依頼受付部19により受付け、制御部1
0にある再送信処理部20で受付けた再送依頼の処理
を行う。再送信処理部20では移動情報記憶部13に記
憶されている予約信号を再送依頼の内容に従い検索
し、その予約信号を無線呼出信号として送信機4を介
し無線選択呼出受信機7に送信する。
部9にある再送依頼受付部19により受付け、制御部1
0にある再送信処理部20で受付けた再送依頼の処理
を行う。再送信処理部20では移動情報記憶部13に記
憶されている予約信号を再送依頼の内容に従い検索
し、その予約信号を無線呼出信号として送信機4を介
し無線選択呼出受信機7に送信する。
【0033】次に、無線選択呼出受信機7の構成を図4
を参照して説明する。図4は無線選択呼出受信機7のブ
ロック構成図である。無線選択呼出受信機7は、前述の
送信機4から送られてきた移動先サービスエリアおよび
切替時刻が含まれた予約信号の無線信号をRF部21に
より受信し、復調部22、デコーダ部23を介し信号処
理された予約信号は制御部24に入る。制御部24によ
り組立および合成等の処理がなされた予約信号は記憶部
25内に記憶され、同時に通達部27による鳴音または
音声、発光、振動等により予約信号が受信されたことを
通達する。また、無線選択呼出受信機7が表示部28を
有しているときは、通達部27による通達とともに表示
により予約信号が受信されたことを通達する。
を参照して説明する。図4は無線選択呼出受信機7のブ
ロック構成図である。無線選択呼出受信機7は、前述の
送信機4から送られてきた移動先サービスエリアおよび
切替時刻が含まれた予約信号の無線信号をRF部21に
より受信し、復調部22、デコーダ部23を介し信号処
理された予約信号は制御部24に入る。制御部24によ
り組立および合成等の処理がなされた予約信号は記憶部
25内に記憶され、同時に通達部27による鳴音または
音声、発光、振動等により予約信号が受信されたことを
通達する。また、無線選択呼出受信機7が表示部28を
有しているときは、通達部27による通達とともに表示
により予約信号が受信されたことを通達する。
【0034】その後、切替時刻になった時点で、制御部
24により局部発振回路29の周波数を切替えることに
より移動先サービスエリアに対応する受信状態への切替
えを行う。デコーダ部23の伝送方式に対する処理方式
を切替えるか、または制御部24の信号処理形態を切替
えることにより移動先サービスエリアに対応する受信条
件への切替えを行うこともできる。また、切替えたと同
時に通達部27による鳴音または音声、発光、振動等に
よりサービスエリアが切替わったことを通達する。ま
た、無線選択呼出受信機7が表示部28を有していると
きは、通達部27による通達とともに表示によりサービ
スエリアが切替わったことを通達する。
24により局部発振回路29の周波数を切替えることに
より移動先サービスエリアに対応する受信状態への切替
えを行う。デコーダ部23の伝送方式に対する処理方式
を切替えるか、または制御部24の信号処理形態を切替
えることにより移動先サービスエリアに対応する受信条
件への切替えを行うこともできる。また、切替えたと同
時に通達部27による鳴音または音声、発光、振動等に
よりサービスエリアが切替わったことを通達する。ま
た、無線選択呼出受信機7が表示部28を有していると
きは、通達部27による通達とともに表示によりサービ
スエリアが切替わったことを通達する。
【0035】この無線選択呼出受信機7は、前記のよう
に予約信号を受信したとき、または切替時刻になり切替
動作を行った折に無線選択呼出受信機7の使用者にその
旨を通達部27の鳴音または音声、発光、振動等による
通達と、無線選択呼出受信機7が表示部28を有する場
合は表示による通達を行う。また、無線選択呼出受信機
7の使用者は、受信待機状態中に操作部26でスイッ
チ、音声等の手段により、受信した予約信号を通達部2
7による鳴音または音声、発光、振動等と無線選択呼出
受信機7が表示部28を有する場合は表示することによ
り確認することができる。この動作を図5を参照して説
明する。図5は受信待機状態中に予約情報を表示する手
順を説明するための図である。ここで無線選択呼出受信
機7は表示部28を備えている。
に予約信号を受信したとき、または切替時刻になり切替
動作を行った折に無線選択呼出受信機7の使用者にその
旨を通達部27の鳴音または音声、発光、振動等による
通達と、無線選択呼出受信機7が表示部28を有する場
合は表示による通達を行う。また、無線選択呼出受信機
7の使用者は、受信待機状態中に操作部26でスイッ
チ、音声等の手段により、受信した予約信号を通達部2
7による鳴音または音声、発光、振動等と無線選択呼出
受信機7が表示部28を有する場合は表示することによ
り確認することができる。この動作を図5を参照して説
明する。図5は受信待機状態中に予約情報を表示する手
順を説明するための図である。ここで無線選択呼出受信
機7は表示部28を備えている。
【0036】無線選択呼出受信機7が図5(a)の受信
待機状態において、無線呼出装置3に移動先サービスエ
リアおよび切替時刻の情報を設定すると呼出がかかり、
予約信号の受信と同時にその予約内容を図5(b)に示
すように表示部28により表示し、また通達部27によ
り音、光等で通達する。予約内容の受信通達後、図5
(c)に示すように、再び受信待機状態に入る。このと
き、受信サービスエリアはCh1のサービスエリアにあ
る状態とする。図5(d)に示すように、この状態で操
作部26により受信した予約内容を確認することができ
る。受信待機状態から切替指定時刻になった時点で、図
5(e)に示すように、サービスエリアが切替わった旨
を表示部28による表示と通達部27の鳴音、発光、振
動等により通達する。
待機状態において、無線呼出装置3に移動先サービスエ
リアおよび切替時刻の情報を設定すると呼出がかかり、
予約信号の受信と同時にその予約内容を図5(b)に示
すように表示部28により表示し、また通達部27によ
り音、光等で通達する。予約内容の受信通達後、図5
(c)に示すように、再び受信待機状態に入る。このと
き、受信サービスエリアはCh1のサービスエリアにあ
る状態とする。図5(d)に示すように、この状態で操
作部26により受信した予約内容を確認することができ
る。受信待機状態から切替指定時刻になった時点で、図
5(e)に示すように、サービスエリアが切替わった旨
を表示部28による表示と通達部27の鳴音、発光、振
動等により通達する。
【0037】次に、無線選択呼出受信機7の制御部24
の動作を図6を参照して説明する。図6は制御部24の
動作を示すフローチャートである。予約信号を受信する
と(S1)、この予約信号を記憶する(S2)。その中
に時刻情報が含まれていれば(S3)、時刻情報の指定
時刻が到来したら(S4)、予約信号にしたがって受信
条件を切替える(S5)。次の時刻情報がさらに記憶さ
れていれば(S6)、その指定時刻の到来を待つ。受信
した予約信号に時刻情報が含まれていなければ(S
2)、即座に受信条件を切替える(S5)。
の動作を図6を参照して説明する。図6は制御部24の
動作を示すフローチャートである。予約信号を受信する
と(S1)、この予約信号を記憶する(S2)。その中
に時刻情報が含まれていれば(S3)、時刻情報の指定
時刻が到来したら(S4)、予約信号にしたがって受信
条件を切替える(S5)。次の時刻情報がさらに記憶さ
れていれば(S6)、その指定時刻の到来を待つ。受信
した予約信号に時刻情報が含まれていなければ(S
2)、即座に受信条件を切替える(S5)。
【0038】次に、本発明実施例の全体的な動作を図7
を参照して説明する。図7は本発明実施例の全体的な動
作を説明するための図である。無線選択呼出受信機7の
使用者は、この無線選択呼出受信機7の登録されている
無線呼出装置3にサービスエリアを指定時刻に変更する
旨の移動情報を公衆通信網1またはパケット通信網2
を介して連絡する。その連絡を受けた無線呼出装置3
は、この移動情報を登録するとともに無線選択呼出受
信機7の予約信号を生成する。その予約信号を送信
機4は無線選択呼出受信機7に送信する。無線選択呼出
受信機7は、送信された予約信号を受信するとその予
約信号を記憶するとともにその旨を使用者に通達す
る。
を参照して説明する。図7は本発明実施例の全体的な動
作を説明するための図である。無線選択呼出受信機7の
使用者は、この無線選択呼出受信機7の登録されている
無線呼出装置3にサービスエリアを指定時刻に変更する
旨の移動情報を公衆通信網1またはパケット通信網2
を介して連絡する。その連絡を受けた無線呼出装置3
は、この移動情報を登録するとともに無線選択呼出受
信機7の予約信号を生成する。その予約信号を送信
機4は無線選択呼出受信機7に送信する。無線選択呼出
受信機7は、送信された予約信号を受信するとその予
約信号を記憶するとともにその旨を使用者に通達す
る。
【0039】無線選択呼出受信機7の使用者が指定した
サービスエリアBに移動し、指定した時刻になると無線
選択呼出受信機7は指定していた移動先サービスエリア
に対する受信条件に切替え、切替えた旨を使用者に通達
する。それと同時に無線呼出装置3も移動先のサービス
エリアBの無線呼出装置5に無線選択呼出受信機7に対
する呼出要求を転送するようになる。この切替えが行
われた後に、発信者が無線選択呼出受信機7に対して呼
出要求を送出すると、無線呼出装置3で受けた呼出要
求は無線呼出装置5に転送され、さらに送信機6に転
送され、送信機6から移動先のサービスエリアBで無線
選択呼出受信機7に呼出要求が送信される。
サービスエリアBに移動し、指定した時刻になると無線
選択呼出受信機7は指定していた移動先サービスエリア
に対する受信条件に切替え、切替えた旨を使用者に通達
する。それと同時に無線呼出装置3も移動先のサービス
エリアBの無線呼出装置5に無線選択呼出受信機7に対
する呼出要求を転送するようになる。この切替えが行
われた後に、発信者が無線選択呼出受信機7に対して呼
出要求を送出すると、無線呼出装置3で受けた呼出要
求は無線呼出装置5に転送され、さらに送信機6に転
送され、送信機6から移動先のサービスエリアBで無線
選択呼出受信機7に呼出要求が送信される。
【0040】次に、このサービスを登録するときの操作
およびガイダンスの流れを図8を参照して説明する。図
8はサービスを登録するときの操作およびガイダンスの
流れを示す図である。無線呼出装置3への登録番号をか
ける(S11)。例えば、登録番号“03−5555−
2111”をダイヤルすると「ポケットベルの呼出番号
をどうぞ」というガイダンスが流れる。これを受けて呼
出番号を入力する(S12)。例えば、呼出番号“55
55−1234”を入力すると「暗証番号をどうぞ」と
いうガイダンスが流れる。これを受けて暗証番号を入力
する(S13)。例えば、暗証番号“1234”を入力
すると「切替先のエリア番号をどうぞ」というガイダン
スが流れる。これを受けて切替先のエリア番号と##を
入力する(S14)。例えば、エリア番号“2##”を
入力すると「エリア切替の時刻指定を行います。切替え
る時刻4桁の数字を押してください。時刻指定しない場
合は99と入力してください」というガイダンスが流れ
る。時刻を指定するときは(S15)、例えば時刻指定
“1700”と入力すると「17時00分にエリアを大
阪に切替えます。エリアを変更する場合は1、切替時刻
を変更する場合は2、次の登録をする場合は3、登録終
了の場合は0を入力してください」というガイダンスが
流れる。ここで登録終了ならば“0”を入力すると「ご
利用ありがとうございました」というガイダンスが流れ
て登録は終了する(S18)。エリアを変更するときは
“1”を入力することにより、再び「切替先のエリア番
号をどうぞ」というガイダンスが流れてエリアを再度設
定することができる。切替時刻を変更するときは“2”
を入力することにより、再び「エリア切替の時刻指定を
行います。切替える時刻4桁の数字を押してください。
時刻指定しない場合は99と入力してください」という
ガイダンスが流れて切替時刻を再度設定することができ
る。次のサービスエリアの登録を行うときは“3”を入
力することにより、再び「切替先のエリア番号をどう
ぞ」というガイダンスが流れて次のエリアを設定するこ
とができる。
およびガイダンスの流れを図8を参照して説明する。図
8はサービスを登録するときの操作およびガイダンスの
流れを示す図である。無線呼出装置3への登録番号をか
ける(S11)。例えば、登録番号“03−5555−
2111”をダイヤルすると「ポケットベルの呼出番号
をどうぞ」というガイダンスが流れる。これを受けて呼
出番号を入力する(S12)。例えば、呼出番号“55
55−1234”を入力すると「暗証番号をどうぞ」と
いうガイダンスが流れる。これを受けて暗証番号を入力
する(S13)。例えば、暗証番号“1234”を入力
すると「切替先のエリア番号をどうぞ」というガイダン
スが流れる。これを受けて切替先のエリア番号と##を
入力する(S14)。例えば、エリア番号“2##”を
入力すると「エリア切替の時刻指定を行います。切替え
る時刻4桁の数字を押してください。時刻指定しない場
合は99と入力してください」というガイダンスが流れ
る。時刻を指定するときは(S15)、例えば時刻指定
“1700”と入力すると「17時00分にエリアを大
阪に切替えます。エリアを変更する場合は1、切替時刻
を変更する場合は2、次の登録をする場合は3、登録終
了の場合は0を入力してください」というガイダンスが
流れる。ここで登録終了ならば“0”を入力すると「ご
利用ありがとうございました」というガイダンスが流れ
て登録は終了する(S18)。エリアを変更するときは
“1”を入力することにより、再び「切替先のエリア番
号をどうぞ」というガイダンスが流れてエリアを再度設
定することができる。切替時刻を変更するときは“2”
を入力することにより、再び「エリア切替の時刻指定を
行います。切替える時刻4桁の数字を押してください。
時刻指定しない場合は99と入力してください」という
ガイダンスが流れて切替時刻を再度設定することができ
る。次のサービスエリアの登録を行うときは“3”を入
力することにより、再び「切替先のエリア番号をどう
ぞ」というガイダンスが流れて次のエリアを設定するこ
とができる。
【0041】また、時刻指定しないときは、「エリア切
替の時刻指定を行います。切替える時刻4桁の数字を押
してください。時刻指定しない場合は99と入力してく
ださい」というガイダンスが流れたときに“99”を入
力すると(S16)、「エリアを大阪に切替えます。変
更する場合は1、登録終了の場合は0を入力してくださ
い」というガイダンスが流れる。ここで、登録終了なら
ば“0”を入力することにより登録が終了する(S1
7)。サービスエリアに変更があるときは“1”を入力
すると再び「切替先のエリア番号をどうぞ」というガイ
ダンスが流れてエリアを再度設定することができる。
替の時刻指定を行います。切替える時刻4桁の数字を押
してください。時刻指定しない場合は99と入力してく
ださい」というガイダンスが流れたときに“99”を入
力すると(S16)、「エリアを大阪に切替えます。変
更する場合は1、登録終了の場合は0を入力してくださ
い」というガイダンスが流れる。ここで、登録終了なら
ば“0”を入力することにより登録が終了する(S1
7)。サービスエリアに変更があるときは“1”を入力
すると再び「切替先のエリア番号をどうぞ」というガイ
ダンスが流れてエリアを再度設定することができる。
【0042】本発明実施例では、移動先サービスエリア
でアクセスすべき無線チャネルまたは伝送方式またはア
ドレス信号(端末ID)等の受信条件を切替設定する。
受信条件は、これら無線チャネルまたは伝送方式または
アドレス信号の組合わせで決定される場合もある。この
ような複雑な受信条件の切替設定は、サービスエリア名
対応に受信条件を記憶部12に記憶しておき、サービス
エリア名を入力するとプログラムにより自動的に受信条
件が切替設定されるようにすればよい。
でアクセスすべき無線チャネルまたは伝送方式またはア
ドレス信号(端末ID)等の受信条件を切替設定する。
受信条件は、これら無線チャネルまたは伝送方式または
アドレス信号の組合わせで決定される場合もある。この
ような複雑な受信条件の切替設定は、サービスエリア名
対応に受信条件を記憶部12に記憶しておき、サービス
エリア名を入力するとプログラムにより自動的に受信条
件が切替設定されるようにすればよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切替操作を無線呼出装置側についてだけ行えばよく、あ
らかじめその日の行動予定に合わせてサービスエリア切
替を予約することができる。これにより、サービスエリ
アの切替えを忘れることを防止でき、さらに無線呼出装
置に切替えの登録を行うと折り返し無線選択呼出受信機
に確認の意味も含め呼出しをかけデータを送信すること
により使用者自身が登録を行ったか否かが不明になるこ
ともなくなる。また、無線選択呼出受信機の使用者が慌
ただしい移動中に無線呼出装置への登録をすることを無
くし、さらに従来のように無線呼出装置と無線選択呼出
受信機とのいずれも切替えの設定をしなくてはならない
繁雑さをなくすことができる。
切替操作を無線呼出装置側についてだけ行えばよく、あ
らかじめその日の行動予定に合わせてサービスエリア切
替を予約することができる。これにより、サービスエリ
アの切替えを忘れることを防止でき、さらに無線呼出装
置に切替えの登録を行うと折り返し無線選択呼出受信機
に確認の意味も含め呼出しをかけデータを送信すること
により使用者自身が登録を行ったか否かが不明になるこ
ともなくなる。また、無線選択呼出受信機の使用者が慌
ただしい移動中に無線呼出装置への登録をすることを無
くし、さらに従来のように無線呼出装置と無線選択呼出
受信機とのいずれも切替えの設定をしなくてはならない
繁雑さをなくすことができる。
【図1】本発明実施例のブロック構成図。
【図2】予約信号をこの無線選択呼出受信機に送信する
手順を説明するための図。
手順を説明するための図。
【図3】無線呼出装置に対する予約信号の再送依頼手順
を説明するための図。
を説明するための図。
【図4】無線選択呼出受信機のブロック構成図。
【図5】受信待機状態中に予約内容を表示する手順を説
明するための図。
明するための図。
【図6】無線選択呼出受信機の制御部の動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図7】本発明実施例の全体的な動作を説明するための
図。
図。
【図8】サービスを登録するときの操作およびガイダン
スの流れを示す図。
スの流れを示す図。
【図9】従来例の全体構成図。
1 公衆通信網 2 パケット通信網 3、5 無線呼出装置 4、6 送信機 7 無線選択呼出受信機 9 入力部 10、24 制御部 11 転送部 12、25 記憶部 13 移動情報記憶部 14 加入者情報記憶部 19 再送依頼受付部 20 再送信処理部 21 RF部 22 復調部 23 デコーダ部 26 操作部 27 通達部 28 表示部 29 局部発振回路 移動情報 呼出要求 予約信号 再送依頼
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/38 (56)参考文献 特開 昭63−217727(JP,A) 特開 平2−119325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (7)
- 【請求項1】 呼出信号を受信する無線選択呼出受信機
と、複数のサービスエリア毎に設けられこの呼出信号を
送信する無線呼出装置とを備え、 この無線呼出装置は、通信網からの呼出要求にしたがっ
て自己のサービスエリアに属する無線選択呼出受信機に
呼出信号を送信する手段と、この無線選択呼出受信機の
移動情報にしたがって指定されたサービスエリアの無線
呼出装置に呼出要求を転送する手段とを備えた移動無線
通信方式において、 前記無線呼出装置および前記無線選択呼出受信機はそれ
ぞれ時計を備え、 前記移動情報は時刻情報を含み、 前記無線呼出装置は、前記移動情報をこの時刻情報とと
もに記憶する手段を備え、 前記転送する手段は、記憶された移動情報にしたがって
呼出要求の転送を実行する手段を含み、 前記無線呼出装置は、サービスエリア毎にあらかじめ定
められた受信条件を前記移動情報にしたがって時刻情報
とともに無線信号により送信する手段を備え、 前記無線選択呼出受信機は、この無線信号を受信しその
受信条件を時刻情報とともに記憶する手段と、記憶され
た時刻情報にしたがってその受信条件を切替設定する手
段を備えた ことを特徴とする移動無線通信方式。 - 【請求項2】 通信網からの音声ダイヤル信号またはデ
ィジタル信号により前記移動情報を時刻情報とともに前
記記憶する手段に記憶させる手段を備えた請求項1記載
の移動無線通信方式。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の移動無線通信方
式に利用する無線選択呼出受信機。 - 【請求項4】 前記無線選択呼出受信機の記憶する手段
に受信条件が記憶されたとき、およびまたはその受信条
件にしたがって切替設定が実行されたときに表示を行う
手段を備えた請求項3記載の無線選択呼出受信機。 - 【請求項5】 操作により前記無線選択呼出受信機の記
憶する手段に記憶された受信条件の一部または全部を表
示させる手段を備えた請求項4記載の無線選択呼出受信
機。 - 【請求項6】 前記無線呼出装置は、すでに送信した受
信条件および時刻情報を再送する手段を備えた請求項1
記載の移動無線通信方式。 - 【請求項7】 前記再送する手段は、通信網からの再送
要求にしたがって再送を実行する手段を含む請求項6記
載の移動無線通信方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162194A JP2981104B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 移動無線通信方式および無線選択呼出受信機 |
CN95190137A CN1081876C (zh) | 1994-03-01 | 1995-02-24 | 移动无线通信方式和无线选择呼叫接收机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3162194A JP2981104B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 移動無線通信方式および無線選択呼出受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240952A JPH07240952A (ja) | 1995-09-12 |
JP2981104B2 true JP2981104B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12336296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3162194A Expired - Fee Related JP2981104B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 移動無線通信方式および無線選択呼出受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981104B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100275468B1 (ko) * | 1997-02-26 | 2000-12-15 | 조정남 | 무선호출 시스템에서 무선호출 광역서비스의 시간예약 이동지역 변경 방법 |
JPH10313467A (ja) | 1997-05-12 | 1998-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線選択呼出受信装置 |
JP3076317B2 (ja) | 1998-11-27 | 2000-08-14 | 静岡日本電気株式会社 | 受信機および受信エリアの変更方法 |
JP3709093B2 (ja) | 1999-03-10 | 2005-10-19 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 移動体通信システムおよびその方法 |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP3162194A patent/JP2981104B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07240952A (ja) | 1995-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3798542B2 (ja) | セル方式の緊急呼出システムおよび方法 | |
WO1999031909A1 (en) | System, method, and apparatus for delayed call answering | |
JP2981104B2 (ja) | 移動無線通信方式および無線選択呼出受信機 | |
JP3056082B2 (ja) | 移動通信の付加サービス制御方式 | |
US20030045310A1 (en) | Status enquiry in a wireless communication system | |
JP2885648B2 (ja) | 無線端末 | |
JP2003529977A (ja) | テレコミュニケーションコネクションの確立方法 | |
JPH08163639A (ja) | 番号自動設定方式及びその装置 | |
JPH1075309A (ja) | 蓄積型音声サービス方式 | |
KR100721663B1 (ko) | 이동통신 단말기의 투 넘버 서비스 운용 시스템 및 방법 | |
KR100751082B1 (ko) | 통화 중 대기 서비스를 제공하는 방법 및 그 이동 통신교환국 그리고 그 통화 중 대기 서비스를 제공받아처리하는 방법 및 그 이동 통신 단말기 | |
JP2002334032A (ja) | データダウンロードシステムおよびそれに用いる携帯端末装置 | |
KR100257138B1 (ko) | 무선 전화 시스템을 이용하여 응답-확인 신호를 송신하는 페이징 시스템 및 방법 | |
JP2002094652A (ja) | 携帯電話機 | |
WO1995024105A1 (fr) | Systeme de radiocommunication mobile et recepteur d'appels radio selectif | |
JP2000196491A (ja) | 移動無線端末装置 | |
JP3256519B2 (ja) | 携帯通信装置 | |
JP2896740B2 (ja) | 無線選択呼出受信機 | |
JP2989733B2 (ja) | 無線呼出方式および無線呼出用受信機 | |
JPH11351903A (ja) | 簡易ナビゲーションシステム | |
JP3162002B2 (ja) | 選択呼出通信方式 | |
JP2575391B2 (ja) | 移動無線機の位置登録方式 | |
JP3201690B2 (ja) | 移動体通信網における位置通知方法 | |
JP3715366B2 (ja) | 移動通信システムの回線割当装置 | |
JP2507628B2 (ja) | 無線電話方式の自動位置登録方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |