JP2981070B2 - 洗剤洗浄可能な分注装置及びその洗浄方法 - Google Patents

洗剤洗浄可能な分注装置及びその洗浄方法

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JP2981070B2
JP2981070B2 JP5005921A JP592193A JP2981070B2 JP 2981070 B2 JP2981070 B2 JP 2981070B2 JP 5005921 A JP5005921 A JP 5005921A JP 592193 A JP592193 A JP 592193A JP 2981070 B2 JP2981070 B2 JP 2981070B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば血液や尿等の成
分を分析する自動分析装置等に備えられる分注装置に係
り、特に試料や試薬を吸引及び吐出するプローブの洗剤
洗浄が可能な分注装置及びその洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析装置の分注装置を洗剤洗
浄する技術としては、特開平4−16767号公報に記
載のものがある。この従来技術によれば、流速及び圧力
変化によって純水に洗剤を混合し、この混合液で試薬や
試料を吸引及び吐出するプローブ内の洗浄が行われる。
このようにプローブを洗剤で洗浄することにより、多数
の試薬や試料を分注した際に発生するクロスコンタミネ
ーションを防止することができる。
【0003】また、特開平3−279864号公報に記
載の従来技術においては、洗浄水をプローブに供給する
流路の途中に三方弁を介して洗剤容器が接続されてお
り、三方弁を操作することにより洗剤が洗浄水中に混合
され、プローブ内の洗剤洗浄が行われる。本従来技術に
よっても、多数の試薬や試料を分注した際に発生するク
ロスコンタミネーションを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−16767
号公報に記載の方式では、純水と洗剤との混合液でプロ
ーブ内の洗浄が行われるので、洗浄後に次の試薬や試料
を分注する時には、プローブに吸引された試薬や試料と
分注用シリンジの間の流路系は、純水ではなく、常に純
水と洗剤の混合液が満たされることになる。従って、試
薬や試料の中に洗剤が混入してしまい、これがコンタミ
ネーションの原因となって分析データに大幅な誤差を与
えてしまう。
【0005】特開平3−279864号公報に記載の方
式では、洗剤洗浄後に三方弁を操作して洗剤の供給を停
止することにより、上記特開平4−16767号公報の
ように試薬や試料の中に洗剤が混入することを一応抑制
することができるように思われる。しかし、ミクロ的に
見た場合、三方弁の洗剤容器側を閉じても、洗浄水をプ
ローブに供給するメインの流路と三方弁のスプール(弁
体)との間には少量ではあるが洗剤が残留し、この洗剤
が洗浄水中に混入するので、やはり試薬や試料の中に洗
剤が混入してしまう。この洗剤は極少量ではあるが、分
析される成分等も微量である場合が多く、分析データに
影響を与え、高精度な測定が不可能となる。
【0006】本発明の目的は、試薬や試料と洗剤とのク
ロスコンタミネーションを伴うことなく、洗剤洗浄によ
りプローブの洗浄効果を高めることができる洗浄可能な
分注装置及びその洗浄方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、試薬または試料を吸引及び吐出す
るプローブと、前記プローブに連結管を介して接続され
た分注用シリンジと、前記連結管を介して前記プローブ
に洗浄水を供給する洗浄用ポンプとを備える分注装置に
おいて、前記連結管における前記プローブ連結位置と前
記洗浄用ポンプからの洗浄水供給位置との間に設けられ
た分岐部と、前記分岐部に連通し前記連結管への洗剤の
注入及び前記連結管からの洗剤の吸引を行う洗剤注入吸
引手段と、前記プローブが試薬または試料を吸引吐出し
た後に、前記分岐部より前記連結管に洗剤が注入され、
前記連結管を介して前記プローブに洗浄水が供給され、
所定の時間が経過し前記プローブが洗浄された後に前記
分岐部と前記洗剤注入吸引手段との間の洗剤が吸引され
るように、前記洗剤注入吸引手段及び前記洗浄用ポンプ
を制御する制御手段とを備えることを特徴とする洗剤洗
浄可能な分注装置が提供される。
【0008】ここで、好ましくは、前記洗剤注入吸引手
段は、ピストンの昇降動作によって洗剤を吐出及び吸引
するシリンジと、このシリンジと前記分岐部との間に設
けられた第1の弁と、前記シリンジに供給される洗剤を
収容する第1の洗剤容器と、前記シリンジと前記第1の
洗剤容器との間に設けられた第2の弁とを有し、前記制
御手段は前記シリンジのピストンの昇降動作、前記第1
の弁の開閉動作、及び前記第2の弁の開閉動作を制御す
る。
【0009】また、好ましくは、前記洗剤注入吸引手段
は、洗剤を吐出方向及び吸引方向の両方向に移送できる
しごきポンプを有し、前記制御手段は前記しごきポンプ
の吐出吸引動作を制御する。
【0010】また、好ましくは、前記洗剤注入吸引手段
は、前記分岐部よりも高位置に設置され洗剤を収容する
第2の洗剤容器と、前記第2の洗剤容器と前記分岐部と
を接続する洗剤管路と、洗剤管路に設けられた第3の弁
と、前記洗剤管路の途中より分岐し余分な洗剤を排出す
るドレンと、前記ドレンに設けられた第4の弁とを有
し、前記制御手段は前記第3の弁の開閉動作及び前記第
4の弁の開閉動作を制御する。
【0011】また、上記目的を達成するため、本発明に
よれば、試薬または試料を分注用シリンジによって吸引
及び吐出するプローブと、前記プローブに連結管を介し
て洗浄水を供給する洗浄用ポンプとを備える分注装置を
洗浄する洗浄方法において、前記プローブが試薬または
試料を吸引吐出した後に、前記連結管に洗剤を注入し、
前記洗浄用ポンプによって前記連結管を介して前記プロ
ーブに洗浄水を供給し、洗浄水に洗剤を混合して前記プ
ローブを洗浄し、所定の時間経過後に前記洗剤を吸引し
洗浄水の流れから退避させて前記プローブに洗浄水のみ
を供給することを特徴とする分注装置の洗浄方法が提供
される。
【0012】
【作用】上記のように構成した本発明において、プロー
ブによる試薬または試料の吸引吐出動作の後に、洗剤注
入吸引手段により分岐部から連結管に洗剤が注入され、
また洗浄用ポンプにより連結管を介してプローブに洗浄
水が供給される。これにより、洗剤が洗浄水に混入し希
釈されてプローブが効果的に洗浄され、試薬や試料間の
クロスコンタミネーションが防止される。この洗剤注入
吸引手段及び洗浄用ポンプの動作は制御手段により制御
される。
【0013】ところが、洗剤を使用した洗浄が所定の時
間十分に行われた後に洗剤注入吸引手段により連結管へ
の洗剤の注入を停止し、多量の洗浄水を流しても、分岐
部からの洗剤は拡散によって洗浄水に混入してしまい、
これが試薬や試料と洗剤とのクロスコンタミネーション
を招く原因となる。本発明においては、これを防止する
ため、洗剤注入吸引手段により、分岐部から洗剤を吸引
することにより、洗剤が分岐部より洗剤注入吸引手段の
側に退避することになり、この後は洗浄用ポンプで供給
される洗浄水に洗剤が拡散混入しない。従って、次の試
薬や試料をプローブで吸引する時には、試薬や試料と分
注用シリンジの間の流路系は洗浄水のみで満たされるこ
とになり、洗剤によるコンタミネーションが防止され
る。上記洗剤注入吸引手段の動作も制御手段により制御
される。
【0014】また、シリンジと、第1及び第2の弁と、
第1の洗剤容器とを有する洗剤注入吸引手段において、
第2の弁を開にしてシリンジのピストンを降下させるこ
とにより第1の洗剤容器からシリンジに洗剤が供給され
る。そして、洗剤の注入時には、第2の弁を閉にし第1
の弁を開にしてシリンジのピストンを上昇させることに
よりシリンジ内の洗剤が分岐部に注入され、洗剤の吸引
時には、弁はそのままでシリンジのピストンを下降させ
ることにより洗剤が分岐部からシリンジ内に吸引され
る。上記シリンジのピストンの昇降動作と、第1及び第
2の弁の開閉動作は、制御手段により制御される。
【0015】また、洗剤を吸引方向及び吐出方向の両方
向に移送できるしごきポンプを用いた場合には、しごき
ポンプの移送圧によって洗剤が注入及び吸引される。こ
のしごきポンプの吐出吸引動作も制御手段により制御さ
れる。
【0016】また、第2の洗剤容器と、洗剤管路と、第
3及び第4の弁と、ドレンとを有する洗剤注入吸引手段
の構成において、洗剤の注入時には第3の弁を開にする
ことにより、分岐部よりも高位置に設置された洗剤容器
から洗剤管路を介して洗剤が分岐部に注入され、洗剤の
吸引時には第3の弁を閉にし第4の弁を開にすることに
より、洗剤管路の途中より分岐するドレンより洗剤が排
出され、その排出圧により洗剤が分岐部から吸引され
る。上記第3及び第4の弁の開閉動作も制御手段により
制御される。
【0017】
【実施例】本発明による洗剤洗浄可能な分注装置及びそ
の洗浄方法の一実施例について、図1から図8を参照し
ながら説明する。
【0018】まず、本実施例の分注装置が備えられる自
動分析装置の一例を図8により説明する。図8は、例え
ば血液や尿等の成分を分析する自動分析装置の概略構成
図である。 図8において、101は反応ディスクであ
り、この反応ディスク101は、回転駆動機構101A
により回転駆動される。反応ディスク101の外周上に
は多数の反応容器102が配設されており、反応容器1
02は、反応槽103及び恒温槽104によって所定の
温度に保持される。105は、回転駆動機構105Aに
より回転駆動される試料サンプルディスク機構であり、
この機構105には多数の試料カップ106が円状に配
置されている。試料カップ106内の試料は、試料ピペ
ッティング機構107のプローブ108の吸引吐出動作
によって適宜に抽出され、所定の反応容器102に注入
される。109は、それぞれ多数の試薬ビン110を備
えた試薬ディスク機構であり、試料サンプルディスク機
構105と同様に回転駆動機構109Aにより回転駆動
される。
【0019】試薬ディスク機構109の近辺には試薬ピ
ペッティング機構111が配設されており、この試薬ピ
ペッティング機構111は試薬を吸引吐出するプローブ
112を備えている。上記試料ピペッティング機構10
7及び試薬ピペッティング機構111は、分注動作が行
えるようにそれぞれのプローブ108及び112を回転
させたり昇降させたりすることが可能であり、さらにこ
れらは本実施例の分注装置を構成し、後述するような流
路構成(図1から図6参照)を有している。
【0020】また、試薬バーコードリーダ113は、試
薬ディスク機構109に近接して配置され、試薬ビン1
10に表示されたIDコードを読み取る。反応槽103
と試薬ディスク機構109の近辺には、試薬と試料とを
反応容器102内で混合する撹拌機構114が配置され
ている。さらに、反応ディスク101に近接して多波長
光度計115が設置されており、この多波長光度計11
5と光源(図示せず)との間に測光対象を収容する反応容
器102が位置するようになっている。この多波長光度
計115によって測定を終了した反応容器102は、反
応ディスク101に近接して配置された洗浄機構116
によって洗浄される。
【0021】また、上記自動分析装置の制御系及び信号
処理系として、試料ピペッティング機構107及びその
プローブ108を制御する試料分注機構120、試薬ピ
ペッティング機構111及びそのプローブ112を制御
する試薬分注機構121、洗浄機構116に洗浄水を送
る洗浄水ポンプ122、多波長光度計115による測定
結果に基づく信号をデジタル化しLog変換するA/D
変換器123、各機器の動作を制御したり測定結果を演
算処理するマイクロコンピュータ124、測定結果や各
機器の状態を表示するCRT125、測定結果を印字出
力するプリンタ126、操作者による所定の指令や分析
条件の入力を行うキーボード127、システムを読み込
ませたり分析データをまとめて記憶するフロッピーディ
スク128、各機器やマイクロコンピュータ124や端
末等の間の信号のやりとりを行うインターフェース12
9が備えられている。上記マイクロコンピュータ12
4、インターフェース129、試料分注機構120及び
試薬分注機構121によって、後述する洗剤注入吸引手
段及び洗浄用ポンプを制御する制御手段が構成される。
【0022】次に、上記構成を有する自動分析装置の基
本動作について説明する。
【0023】まず、マイクロコンピュータ124により
インターフェース129及び回転駆動機構105Aを介
して試料サンプルディスク105の回転動作が制御さ
れ、所要の試料カップ106が、試料分注用のプローブ
108の下方位置まで移動する。続いて、プローブ10
8が接続された試料分注機構120の分注用シリンジ
(図1参照)によって試料カップ106内の試料が吸引
され、反応容器102に所定量分注される。そして反応
ディスク101がマイクロコンピュータ124によりイ
ンターフェース129及び回転駆動機構101Aを介し
て回転駆動され、これによって、試料を分注された反応
容器102が、恒温槽104に連通した反応槽103に
より温度保持された状態で第1試薬添加位置まで移動さ
れる。
【0024】次に、試薬分注機構121の分注用シリン
ジ(図1参照)によって試薬ディスク109に配置され
た試薬ビン110内の試薬が試薬分注用プローブ11a
に吸引され、第1試薬添加位置まで移動した反応容器1
02に所定量分注される。この時、試薬ディスク機構1
09は、マイクロコンピュータ124によりインターフ
ェース129及び回転駆動機構101Aを介して回転駆
動され、適切な試薬ビン110が分注位置に来るように
制御される。
【0025】次に、撹拌機構114により、反応容器1
02内の試薬と試料とが混合される。第1試薬添加後、
第2試薬が同様に添加、撹拌され約10分後、反応容器
102は測定箇所に回転移動し、光源から発した光束が
通過し、その時の光学的物理量が多波長光度計115で
検出される。
【0026】検出された光学的物理量に関する信号は、
A/D変換器123でデジタル化及びLog変換され、
インターフェース129を介してコンピュータ124に
入力される。そして、コンピュータ124に入力された
信号に基づいて、測定試料中の測定対象の濃度等の分析
データが算出される。算出された分析データは、インタ
ーフェース129を介してプリンタ126で印字出力さ
れるか、または、CRT125の画面上に表示される。
測定が終了した反応容器102は、洗浄機構116の位
置まで回転移動し、ここで洗浄水ポンプ122により内
部の試料が排出された後、洗浄水で洗浄される。
【0027】次に、上記のような自動分析装置に備えら
れる本実施例の分注装置、即ち試料ピペッティング機構
107及び試薬ピペッティング機構111の流路構成を
図1により説明する。尚、試料ピペッティング機構10
7と試薬ピペッティング機構111の流路構成は同一で
あるので、以下では試薬ピペッティング機構111の流
路構成についてのみ説明する。また、図1においては洗
剤を斑点で試薬を斜線で示す(以下図2から図6、及び
図9においても同様)。
【0028】図1に示すように、プローブ112には連
結管10を介して分注用シリンジ11が接続されてお
り、また分注用シリンジ11の側面部には電磁弁12を
介して洗浄用ポンプ13が接続されている。さらに、洗
浄用ポンプ13は洗浄水タンク14に接続されており、
この洗浄水が流路に供給される。連結管10の途中には
分岐部1が設けられており、この分岐部1には分岐管2
が接続され、さらに分岐管2には電磁弁3を介して洗剤
注入用シリンジ4が接続されている。洗剤注入用シリン
ジ4の側面部には電磁弁5を介して洗剤容器6が接続さ
れている。上記洗剤注入用シリンジ4、電磁弁5及び洗
剤容器6により洗剤注入吸引手段が構成される。また、
プローブ112は、試薬ビン110や反応容器102の
他、洗浄槽16にも移動可能なようになっており、この
洗浄槽16に洗浄水や洗剤等が吐出される。上記プロー
ブ112の移動動作、電磁弁3,5,12の開閉動作、
分注用シリンジ11及び洗剤注入用シリンジ4のピスト
ンの昇降動作、洗浄用ポンプ13の動作は、マイクロコ
ンピュータ124によりインターフェース129及び試
薬分注機構121を介して制御される。尚、洗剤注入吸
引手段としては、上記のような洗剤注入用シリンジに代
えて、洗剤を吸引方向及び吐出方向の両方向に移送でき
るしごきポンプを用いてもよい。
【0029】次に、上記のような流路構成を有する本実
施例の分注装置における試薬の分注及びプローブの洗浄
動作を図1から図6に示す流路構成図と図7に示すフロ
ーチャートにより説明する。但し、図7のフローチャー
トはマイクロコンピュータ129に格納されている。ま
た、以下の説明においても試薬ピペッティング機構11
1の動作のみ説明する。
【0030】まず、図7のステップ50において電磁弁
12を開き洗浄用ポンプ13の動作を開始させて、流路
系、即ちプローブ112及び連結管10に洗浄水(純
水)を充填し、ステップ51において電磁弁12を閉じ
洗浄用ポンプ13の動作を停止させて洗浄水の供給を停
止する。ここまでが準備動作である。尚、これは先行す
る分注動作後の洗浄が終了した状態であり、この時洗剤
は分岐部1において分岐管2の側に退避した状態になっ
ている。また、洗剤注入用シリンジ4には既に洗剤が充
填されている。
【0031】次に、図1及び図7のステップ60に示す
ように、プローブ112の先端を試薬ビン110の中に
挿入し、図7のステップ61で分注用シリンジ11のピ
ストン11aを下降させて、プローブ112内に試薬を
吸引する。この時、試薬と充填された洗浄水(純水)と
の境目には空気層15が形成され、試薬と純水の混合が
防止される。次に、図7のステップ62においてプロー
ブ112を反応容器102の上方へ移動させ、図2及び
図7のステップ63に示すように分注用シリンジ11の
ピストン11aを上昇させ、試薬を反応容器102へ吐
出する。以上ステップ60からステップ63までが試料
の吸引吐出動作である。
【0032】次に、プローブの洗浄動作に移る。まず、
図7のステップ70においてプローブ112を洗浄槽1
6の上方へ移動させ、ステップ71で電磁弁3を開き、
ステップ72で洗剤注入用シリンジ4のピストン4aを
上昇させ、図3に示すように洗剤を洗剤注入用シリンジ
4から分岐管2を介して連結管10に注入する。連結管
10に注入された洗剤は本流をなす洗浄水中に拡散混入
する。
【0033】次に、図7のステップ73において電磁弁
3を閉じ、ステップ74で電磁弁12を開き洗浄用ポン
プ13の動作を開始させる。これにより、図4に示すよ
うに、洗浄用ポンプ13によって送水された洗浄水が、
分注用シリンジ11及び連結管10の中を本流となって
流れ、プローブ112に供給される。同時に、図3に示
す如く分岐部1から注入された洗剤が、送水される洗浄
水の本流によってプローブ112の方へ押し流され、洗
浄水に混入して希釈されプローブ112の内壁に残存し
た試薬が洗い落される。従って、プローブ112の洗浄
効果が飛躍的に高まる。そして、洗浄するのに十分な時
間(予め設定された所定時間)tだけその状態を維持す
る。即ち、図7のステップ75に示すように所定時間t
が経過したかどうかが判断され、所定時間tが経過した
と判断された場合に次のステップに進む。
【0034】図4に示すように、分岐部1からは洗剤が
連結管10の本流の中へ尾を引く形で拡散し混入して行
くが、このままの状態ではプローブ112の中はいつま
でも洗剤が残留することになり、洗浄水(純水)には置
換されない。洗剤が残留したまま次の試薬を吸引分注す
ると、その試薬と残留した洗剤とがクロスコンタミネー
ションを起こすことになる。クロスコンタミネーション
を起こすと、反応容器102内での試料の反応に多大の
影響を与え、分析データに大きな誤差を生ずる原因とな
る。本実施例ではこれを回避するために以下の動作が絶
大な効果を奏する。
【0035】即ち、図7のステップ76において電磁弁
3を開き、続いてステップ77で洗剤注入用シリンジ4
のピストン4aを下降させる。すると、図5(a)及び
図5(a)のB部拡大図である図5(b)に示すよう
に、分岐部1より本流に混入していた洗剤が分岐管2の
方へ吸引され、洗浄水が分岐部1より分岐管2へ少し入
り込み、洗剤が本流から退避した状態となる。このよう
な状態で洗浄水が分注用シリンジ11及び連結管10の
中を流れると、図4に示したような洗剤が本流の中を尾
を引いて拡散する現象はなくなり、プローブ112内
は、完全に洗浄水(純水)に置換されることになる。プ
ローブ112内が洗浄水(純水)であれば、試薬と洗剤
とによるクロスコンタミネーションは発生しない。
【0036】次に、図7のステップ78において電磁弁
12を閉じ洗浄用ポンプ13の動作を停止させて、洗浄
水の供給を停止する。これによりプローブ112の洗浄
が終了する。洗浄水の流れが停止すると、分岐管2に退
避している洗剤が分岐部1より連結管10に混入しない
ようにするため、図7のステップ79において電磁弁3
を閉じる。以上ステップ70からステップ79までがプ
ローブの洗浄動作である。また、この時プローブ112
内は完全に洗浄水(純水)に置換されているので、次の
試薬の分注を行う時にはステップ50及びステップ51
の準備動作を行う必要がない。
【0037】上記動作の後、次の試薬の分注(吸引吐
出)動作後のプローブ112の洗浄に使用する洗剤の吸
引動作を行う。まず、図7のステップ80において電磁
弁5を開き、次のステップ81において、図6に示すよ
うに洗剤注入用シリンジ4のピストン4a下降させ、洗
剤容器6から洗剤注入用シリンジ4内に洗剤を吸引す
る。洗剤の吸引が終わると、図7のステップ81におい
て電磁弁5を閉る。以上ステップ80からステップ82
までが洗剤吸引動作である。
【0038】以上で最初の試薬の分注及び洗浄動作が終
了し、図7のステップ90で次の試薬の分注を行うかど
うかが判断される。次の試薬の分注を行う場合にはステ
ップ60へ進み、上記と同様に次の試薬の分注及び洗浄
動作が行われる。一方、次の試薬の分注を行わない場合
には、そのまま試薬の分注及び洗浄動作の全てを終了す
る。
【0039】尚、電磁弁12に代えて三方弁を用い、こ
の三方弁よりバイパス流路を洗浄水タンク14に接続
し、洗浄用ポンプ13を常時動作させた状態にしておい
て、洗浄水を流路系に供給する時にはこの三方弁を分注
用シリンジ11側に開き、洗浄水の供給を停止する時に
は上記三方弁をバイパス流路側に開き洗浄水を循環させ
てもよい。
【0040】本実施例による洗剤による洗浄効果は、あ
る程度試薬や洗剤の種類にも左右されるが、実験によれ
ばプローブに残留する試薬の量が従来に比べ1/50〜1/
100程度に改善することができる。また、試薬と洗剤の
クロスコンタミネーションに関する実験によれば、洗浄
水として同じ純水を流すものとして、洗剤を退避させた
場合には洗剤を退避させない場合に比べ残留する洗剤の
量が1/40に改善される。
【0041】以上のように本実施例によれば、分注用シ
リンジ11により洗剤を洗浄水に混入させてプローブ1
12を洗浄し、所定の時間tの経過後、洗剤注入用シリ
ンジ4によって分岐部1から洗剤を吸引するので、洗剤
を洗剤注入用シリンジ4側に退避させることができ、こ
の後洗浄水に洗剤が拡散混入することを防止できる。従
って、試薬と洗剤とのクロスコンタミネーションを伴う
ことなく、プローブ112を効果的に洗浄することがで
き、試薬間のクロスコンタミネーションをも防止するこ
とができる。
【0042】尚、以上の実施例では試薬ピペッティング
機構111の構成及び動作ついて説明したが、試料ピペ
ッティング機構107についても同様の構成及び動作に
より同様の効果が得られる。また、試薬、試料、洗剤相
互の間のクロスコンタミネーションを防止することがで
きるので1本のプローブで多種の試薬や試料の分注を行
うこともできる。
【0043】本発明による洗浄可能な分注装置及びその
洗浄方法の他の実施例について、図9を参照しながら説
明する。本実施例は、洗剤注入吸引手段の構成及びこの
洗剤注入吸引手段を動作させる制御手段の制御方法が異
なるのみであり、その他の構成及び動作は前述の実施例
と同様である。
【0044】図9は本実施例の流路構成図であって、前
述の実施例の図1の状態に相当する図である。以下、本
実施例の洗剤注入吸引手段の構成について説明する。図
9において、分岐管2下部には洗剤注入用分岐部2aが
設けられており、洗剤注入用分岐部2aの一端は洗剤管
路20を介して分岐部1よりも高い位置に設置された洗
剤容器22に接続されている。また、洗剤管路20には
これを開閉する電磁弁21が取り付けられている。洗剤
注入用分岐部2aの他端は電磁弁23を介してドレン2
4に連通している。ドレン24は廃液槽25に開口して
いる。この構成において、洗剤の注入及び吸引動作を行
わないときには電磁弁21及び電磁弁23は閉状態であ
る。
【0045】次に、この洗剤注入吸引手段による基本的
な洗剤の注入及び吸引動作について説明する。洗剤を注
入する時には、電磁弁21を開くことにより、洗剤容器
22内の洗剤は分岐部1との落差によって洗剤管路20
を下降し、洗剤注入用分岐部2a及び分岐管2を通って
分岐部1より連結管10の本流をなす洗浄水中に混入す
る。また、洗剤を吸入するときには、電磁弁21を閉
じ、洗剤の供給を停止し、電磁弁23を開く。すると、
分岐部1との落差によってドレン24から洗剤が移動
し、分岐部1より洗剤が吸入される。但し、電磁弁23
が開いたままであると洗剤のみならず洗浄水も吸入され
ることになるので、分岐部1より洗剤が退避した状態に
なった時に電磁弁23を閉じ洗剤の吸入を停止する。マ
イクロコンピュータ124は、インターフェース129
と、試料分注機構120または試薬分注機構121とを
介して電磁弁21及び電磁弁23を制御する。これによ
り、前述の実施例の洗剤注入用シリンジ4、電磁弁5及
び洗剤容器6を用いた場合と同様の動作を行わせること
ができる。
【0046】以上のように本実施例によれば、シリンジ
等を使用しない簡単な洗剤注入吸引手段の構成によって
前述の実施例と同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、試薬や試料の分注動作
後のプローブの洗浄時に、洗剤を洗浄水に混入させてプ
ローブを洗浄し、その洗浄が十分行われた後に洗剤注入
吸引手段によってその洗剤を吸引するので、洗剤を洗浄
水から退避さてその拡散混入を防止できる。従って、試
料と洗剤とのクロスコンタミネーションを伴うことな
く、プローブを効果的に洗浄することができる。
【0048】また、試薬、試料、洗剤相互の間のクロス
コンタミネーションを防止することができるので1本の
プローブで多種の試薬や試料の分注を行うこともでき
る。
【0049】また、本発明によれば、シリンジ等を使用
しない簡単な構成によっても上記効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による分注装置の流路構成図
であって、プローブ内に試薬を吸引した状態を示す図で
ある。
【図2】図1に引き続き、試薬を反応容器へ吐出する状
態を示す図である。
【図3】図2に引き続き、洗剤を分岐部から連結管に注
入する状態を示す図である。
【図4】図3に引き続いて洗浄水を流し、洗剤が洗浄水
中に拡散混入し、プローブが洗浄される状態を示す図で
ある。
【図5】(a)は図4の状態から洗剤を吸引することに
よって、洗剤が分岐部から退避した状態を示す図であ
り、(b)は(a)のB部拡大図である。
【図6】プローブの洗浄後の洗剤注入用シリンジによる
洗剤の吸引動作を示す図である。
【図7】図1から図6に示した試薬の分注及びプローブ
の洗浄動作のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例による分注装置が備えられる
自動分析装置の一例を示す構成図である。
【図9】本発明の他の実施例による分注装置の流路構成
図であって、プローブ内に試薬を吸引した状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 分岐部 3 電磁弁 4 洗剤注入用シリンジ 4a ピストン 5 電磁弁 6 洗剤容器 10 連結管 11 分注用シリンジ 11a ピストン 12 電磁弁 13 洗浄用ポンプ 14 洗浄水タンク 16 洗浄槽 20 洗剤管路 21 電磁弁 22 洗剤容器 23 電磁弁 24 ドレン 107 試料ピペッティング機構 108 プローブ 110 試薬ビン 111 試薬ピペッティング機構 112 プローブ 120 試料分注機構 121 試薬分注機構 124 マイクロコンピュータ 129 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 35/00 - 35/10 G01N 1/00 101

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試薬または試料を吸引及び吐出するプロ
    ーブと、前記プローブに連結管を介して接続された分注
    用シリンジと、前記連結管を介して前記プローブに洗浄
    水を供給する洗浄用ポンプとを備える分注装置におい
    て、 前記連結管における前記プローブ連結位置と前記洗浄用
    ポンプからの洗浄水供給位置との間に設けられた分岐部
    と、 前記分岐部に連通し前記連結管への洗剤の注入及び前記
    連結管からの洗剤の吸引を行う洗剤注入吸引手段と、 前記プローブが試薬または試料を吸引吐出した後に、前
    記分岐部より前記連結管に洗剤が注入され、前記連結管
    を介して前記プローブに洗浄水が供給され、所定の時間
    が経過し前記プローブが洗浄された後に前記分岐部と前
    記洗剤注入吸引手段との間の洗剤が吸引されるように、
    前記洗剤注入吸引手段及び前記洗浄用ポンプを制御する
    制御手段とを備えることを特徴とする洗剤洗浄可能な分
    注装置。
  2. 【請求項2】 前記洗剤注入吸引手段は、ピストンの昇
    降動作によって洗剤を吐出及び吸引するシリンジと、こ
    のシリンジと前記分岐部との間に設けられた第1の弁
    と、前記シリンジに供給される洗剤を収容する第1の洗
    剤容器と、前記シリンジと前記第1の洗剤容器との間に
    設けられた第2の弁とを有し、前記制御手段は前記シリ
    ンジのピストンの昇降動作、前記第1の弁の開閉動作、
    及び前記第2の弁の開閉動作を制御することを特徴とす
    る請求項1記載の洗剤洗浄可能な分注装置。
  3. 【請求項3】 前記洗剤注入吸引手段は、洗剤を吐出方
    向及び吸引方向の両方向に移送できるしごきポンプを有
    し、前記制御手段は前記しごきポンプの吐出吸引動作を
    制御することを特徴とする請求項1記載の洗剤洗浄可能
    な分注装置。
  4. 【請求項4】 前記洗剤注入吸引手段は、前記分岐部よ
    りも高位置に設置され洗剤を収容する第2の洗剤容器
    と、前記第2の洗剤容器と前記分岐部とを接続する洗剤
    管路と、洗剤管路に設けられた第3の弁と、前記洗剤管
    路の途中より分岐し余分な洗剤を排出するドレンと、前
    記ドレンに設けられた第4の弁とを有し、前記制御手段
    は前記第3の弁の開閉動作及び前記第4の弁の開閉動作
    を制御することを特徴とする請求項1記載の洗剤洗浄可
    能な分注装置。
  5. 【請求項5】 試薬または試料を分注用シリンジによっ
    て吸引及び吐出するプローブと、前記プローブに連結管
    を介して洗浄水を供給する洗浄用ポンプとを備える分注
    装置を洗浄する洗浄方法において、 前記プローブが試薬または試料を吸引吐出した後に、前
    記連結管に洗剤を注入し、前記洗浄用ポンプによって前
    記連結管を介して前記プローブに洗浄水を供給し、洗浄
    水に洗剤を混合して前記プローブを洗浄し、所定の時間
    経過後に前記洗剤を吸引し洗浄水の流れから退避させて
    前記プローブに洗浄水のみを供給することを特徴とする
    分注装置の洗浄方法。
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