JP2980456B2 - 画像信号取り込み回路 - Google Patents

画像信号取り込み回路

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JP2980456B2
JP2980456B2 JP4199886A JP19988692A JP2980456B2 JP 2980456 B2 JP2980456 B2 JP 2980456B2 JP 4199886 A JP4199886 A JP 4199886A JP 19988692 A JP19988692 A JP 19988692A JP 2980456 B2 JP2980456 B2 JP 2980456B2
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安彦 尾崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像信号を画像用の
ディジタルメモリに取り込む画像信号取り込み回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像信号取り込み回路の構成につ
いて図7を参照しながら説明する。図7は、従来の画像
信号取り込み回路を示すブロック図である。
【0003】図7において、1は入力画像信号で、この
入力画像信号1をA/D変換器2によりディジタル画像
信号3に変換し、ディジタルメモリ4にたくわえる。ま
た、入力画像信号1から水平同期分離回路5により水平
同期信号6をぬきだし、水平同期信号遅延回路7により
遅延した水平同期信号8をサンプリングクロック発生回
路9に入力して、サンプリングクロック10を発生し
て、A/D変換器2に使用する。ここで、水平同期信号
遅延回路7の遅延量は遅延量制御信号13を操作するこ
とにより制御可能である。
【0004】次に、従来の画像信号取り込み回路の動作
について説明する。所定のサンプリングレート(このサ
ンプリングレートのことをドットクロックとする。)で
D/A変換された画像信号で、同期信号が重畳されてい
る入力画像信号1を、A/D変換器2により、サンプリ
ングクロック10で、ディジタル画像信号3に変換す
る。このとき、サンプリングクロック10は入力画像信
号1のドットクロックに等しいものを使用する。
【0005】また、サンプリングクロック10は、入力
画像信号1を水平同期分離回路5により分離した水平同
期信号6を水平同期信号遅延回路7により遅延して、遅
延した水平同期信号8を使用して、サンプリングクロッ
ク発生回路9により、遅延水平同期信号8に同期するよ
うにつくっている。入力画像信号1のドットクロックの
位相と、サンプリングクロック10の位相が合っている
か否かを、ディジタルメモリ4の中身をD/A変換器1
5等によりモニタ17に出して確認する。
【0006】双方の位相が合ってない場合は、モニタ1
7上の画像の鮮鋭度が失われるとか、ノイズが発生す
る。その場合、遅延量制御信号13を変化することによ
り、遅延された水平同期信号8の遅延量を変えて、サン
プリングクロック発生回路9によりそれに同期して発振
する、サンプリングクロック10の位相を変化させる。
この遅延量制御信号13の調整をモニタ17を見ながら
行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像信号取り込
み回路は以上のように構成されているので、ドットクロ
ックの位相とサンプリングクロック10の位相を合わせ
るために、モニタ17で確認して人手で遅延量制御信号
13を調整する必要があった。そのため、モニタや、調
整する人のちがいにより、調整量がばらつくという問題
点と、温度ドリフト等の位相の変化に対しては、いちい
ち人手で設定しなおさなければならないという問題点が
あった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、モニタを見ることなく、自動
的にドットクロックとサンプリングクロックの位相を合
わせることができる画像信号取り込み回路を得ることを
目的としています。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る画像信号取り込み回路は、次に掲げる手段を備えたも
のである。 〔1〕 入力された画像信号をA/D変換するA/D変
換器。 〔2〕 前記入力画像信号より同期信号を取り出す水平
同期信号分離回路。 〔3〕 この水平同期信号分離回路によりぬき出された
水平同期信号を遅延する水平同期信号遅延回路。 〔4〕 この水平同期信号遅延回路により遅延された水
平同期信号に同期した前記A/D変換器用のサンプリン
グクロックを発生するサンプリングクロック発生回路。 〔5〕 前記A/D変換器によりA/D変換された画像
信号をたくわえるディジタルメモリ。 〔6〕 このディジタルメモリにたくわえられた画像信
号の画素データに基づいて前記水平同期信号遅延回路の
遅延量を制御する遅延量制御回路。
【0010】この発明の請求項2に係る画像信号取り込
み回路は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 入力された画像信号をA/D変換するA/D変
換器。 〔2〕 入力された水平同期信号を遅延する水平同期信
号遅延回路。 〔3〕 この水平同期信号遅延回路により遅延された水
平同期信号に同期した前記A/D変換器用のサンプリン
グクロックを発生するサンプリングクロック発生回路。 〔4〕 前記A/D変換器によりA/D変換された画像
信号をたくわえるディジタルメモリ。 〔5〕 このディジタルメモリにたくわえられた画像信
号の画素データに基づいて前記水平同期信号遅延回路の
遅延量を制御する遅延量制御回路。
【0011】この発明の請求項3に係る画像信号取り込
み回路は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 入力された画像信号をA/D変換するA/D変
換器。 〔2〕 入力された水平同期信号に同期したサンプリン
グクロックを発生するサンプリングクロック発生回路。 〔3〕 このサンプリングクロック発生回路により生成
されたサンプリングクロックを遅延するサンプリングク
ロック遅延回路。 〔4〕 前記A/D変換器によりA/D変換された画像
信号をたくわえるディジタルメモリ。 〔5〕 このディジタルメモリにたくわえられた画像信
号の画素データに基づいて前記サンプリングクロック遅
延回路の遅延量を制御する遅延量制御回路。さらに、この発明の請求項4に係る画像信号取り込み回
路は、前記遅延量制御回路が、前記ディジタルメモリか
ら画像信号の所定ラインを複数回取込んで複数回の間の
画素データを比べ、異なる画素データの個数を求め、こ
の異なる個数が小さくなるように前記遅延量を変化させ
ていくものである。
【0012】
【作用】この発明においては、遅延量制御回路により、
ディジタルメモリに取り込んだディジタル画像データか
らドットクロックとサンプリングクロックの位相誤差が
検出されて、遅延量が変化させられる。すなわち、ディ
ジタルメモリ上のディジタル画像データを遅延量制御回
路により分析して、水平同期信号遅延回路あるいはサン
プリングクロック遅延回路を制御して、ドットクロック
とサンプリングクロックの位相が合うように遅延量を変
化するようにしたものである。
【0013】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1の構成
について図1を参照しながら説明する。図1は、この発
明の実施例1を示すブロック図である。
【0014】図1において、入力画像信号1〜サンプリ
ングクロック10及び遅延量制御信号13は、前述した
従来回路と同様のため、相当部分に同一の符号を付し
て、それらの詳しい説明は省略する。
【0015】ディジタルメモリ4によりディジタル画像
データ11を取り出し、CPU等から構成される遅延量
制御回路12にて分析して、遅延量制御信号13をつく
って、水平同期信号遅延回路7を制御する。
【0016】次に、この発明の実施例1の動作について
図2、図3及び図4を参照しながら説明する。図2は、
実施例1によるmライン目を2回メモリに取り込んだと
きの画像データを示す図である。また、図3は、実施例
1による異なる個数と遅延量の関係を示す図である。さ
らに、図4は、実施例1の動作を示すフローチャートで
ある。
【0017】入力画像信号1のmライン目を2回ほどメ
モリして、2回の間の画素データを比べる。図2に示す
場合、1回目と2回目で2箇所異なる画素が存在する。
この異なる箇所の個数は、図3に示すとおり、遅延量を
変化させて、ある遅延量+bにて2回メモリしなおす
と、最小値の0となる。現在の遅延量0より遅延量を正
負にふってやり、異なる個数が小さくなるよう、遅延量
を変化させていく。
【0018】図4は、最小の異なる個数となる遅延量を
求めるフローチャートを示した。まず、遅延量L1とL2
(=L1+ΔL)での異なる個数を求めて(ステップ1
8〜19)、どちらの方向に遅延量を変化させるか、ス
テップ20にて判断している。
【0019】ステップ25において、異なる個数の減る
方向に遅延量を変えていっている。そして、最小値を越
えたかどうかステップ26にて判断を行う。最小値を越
えて異なる個数が増した時点の前のL値が、ドットクロ
ックとサンプリングクロックの位相誤差が最小となる遅
延量となる。
【0020】この場合の方法は、位相誤差により発生す
るノイズにより、同じラインを再度サンプリングしても
異なる値になることを条件としている。再度サンプリン
グして異なる値になる場合、定常的なノイズによる場合
もあるので、すべての値で判断するのでなく、適度なし
きい値をもうけて、ある値以上の差が発生したときに異
なるとして、同様の処理を行うことも可能である。
【0021】この発明の実施例1は、前述したように、
画像信号をディジタルメモリ4に取り込む回路に関する
もので、ディジタルメモリ4上のディジタル画像データ
をCPUなどの遅延量制御回路12により分析し、水平
同期信号遅延回路7を制御して、ドットクロックとサン
プリングクロックの位相が合うように遅延量を補正する
ので、画像信号を高精度に取り込むことができるという
効果を奏する。
【0022】なお、ディジタルメモリ4は、A/D変換
器2によりA/D変換された画像信号を数ライン分たく
わえるディジタルメモリでもよい。
【0023】実施例2.図5に示すように、入力画像信
号1に水平同期信号が重畳されない場合、すなわち外部
より水平同期信号6aが与えられる場合には、水平同期
分離回路5は不要であり、水平同期信号遅延回路7は外
部から入力される水平同期信号6aを遅延する。
【0024】実施例3.上記各実施例では水平同期信号
を遅延制御していたが、図6に示すように、サンプリン
グクロックを遅延制御しても同様の作用効果を奏する。
すなわち、サンプリングクロック発生回路9aは、外部
から入力された水平同期信号6aに同期してサンプリン
グクロックを発生し、サンプリングクロック遅延回路7
aは、サンプリングクロックを遅延量制御信号13に基
づいて遅延する。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、ディ
ジタルメモリ上の画像データを分析することによりドッ
トクロックとサンプリングクロックの位相誤差を検出
し、遅延量を補正するように構成したので精度のよい画
像信号の取り込みが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1による、mライン目を2回
メモリに取り込んだときの画像データを示す図である。
【図3】この発明の実施例1による異なる個数と遅延量
の関係を示す図である。
【図4】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図7】従来の画像信号取り込み回路を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 入力画像信号 2 A/D変換器 3 ディジタル画像信号 4 ディジタルメモリ 5 水平同期分離回路 6 水平同期信号 7 水平同期信号遅延回路 8 遅延した水平同期信号 9 サンプリングクロック発生回路 10 サンプリングクロック 11 ディジタル画像データ 12 遅延量制御回路 13 遅延量制御信号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号をA/D変換するA
    /D変換器と、 前記入力画像信号より同期信号を取り出す水平同期信号
    分離回路と、 この水平同期信号分離回路によりぬき出された水平同期
    信号を遅延する水平同期信号遅延回路と、 この水平同期信号遅延回路により遅延された水平同期信
    号に同期した前記A/D変換器用のサンプリングクロッ
    クを発生するサンプリングクロック発生回路と、 前記A/D変換器によりA/D変換された画像信号をた
    くわえるディジタルメモリと、 このディジタルメモリにたくわえられた画像信号の画素
    データに基づいて前記水平同期信号遅延回路の遅延量を
    制御する遅延量制御回路とを備えた画像信号取り込み回
    路。
  2. 【請求項2】 入力された画像信号をA/D変換するA
    /D変換器と、 入力された水平同期信号を遅延する水平同期信号遅延回
    路と、 この水平同期信号遅延回路により遅延された水平同期信
    号に同期した前記A/D変換器用のサンプリングクロッ
    クを発生するサンプリングクロック発生回路と、 前記A/D変換器によりA/D変換された画像信号をた
    くわえるディジタルメモリと、 このディジタルメモリにたくわえられた画像信号の画素
    データに基づいて前記水平同期信号遅延回路の遅延量を
    制御する遅延量制御回路とを備えた画像信号取り込み回
    路。
  3. 【請求項3】 入力された画像信号をA/D変換するA
    /D変換器と、 入力された水平同期信号に同期したサンプリングクロッ
    クを発生するサンプリングクロック発生回路と、 このサンプリングクロック発生回路により生成されたサ
    ンプリングクロックを遅延するサンプリングクロック遅
    延回路と、 前記A/D変換器によりA/D変換された画像信号をた
    くわえるディジタルメモリと、 このディジタルメモリにたくわえられた画像信号の画素
    データに基づいて前記サンプリングクロック遅延回路の
    遅延量を制御する遅延量制御回路とを備えた画像信号取
    り込み回路。
  4. 【請求項4】 前記遅延量制御回路は、前記ディジタル
    メモリから画像信号の所定ラインを複数回取込んで複数
    回の間の画素データを比べ、異なる画素データの個数を
    求め、この異なる個数が小さくなるように前記遅延量を
    変化させていく請求項1、2又は3記載の画像信号取り
    込み回路。
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JP3487119B2 (ja) * 1996-05-07 2004-01-13 松下電器産業株式会社 ドットクロック再生装置
EP1171866A1 (de) * 1999-03-26 2002-01-16 Fujitsu Siemens Computers GmbH Verfahren und einrichtung zum nachstellen der phase bei flachbildschirmen

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