JPH0686245A - 信号処理システム - Google Patents

信号処理システム

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JPH0686245A
JPH0686245A JP5035580A JP3558093A JPH0686245A JP H0686245 A JPH0686245 A JP H0686245A JP 5035580 A JP5035580 A JP 5035580A JP 3558093 A JP3558093 A JP 3558093A JP H0686245 A JPH0686245 A JP H0686245A
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pattern
unit
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプリング周波数に比べて信号周波数が高
い場合にも、正確な位相を持つクロックを生成すること
ができる信号処理システムを提供するにある。 【構成】 エンコーディング時に映像信号がない部分に
位相補正用パターンを挿入すると共に、デコーディング
のとき前記位相補正用パターンを利用して位相を補償す
る、正確なサンプリングポイントが要求される周波数折
りたたみ技法等を応用した映像信号処理システムにおい
て、パターン認識部10でエンコーディング時に挿入さ
れた位相補正用パターンを認識し、コード変換部20で
符号のない信号に変換後、比較部30で認識した位相補
正用パターンの位相と映像信号の位相とを比較し、リー
ドパルスまたはレッグパルスを出力し、クロック調整制
御部40でこのパルスによりカウンタを制御し、クロッ
ク調整部50でこのカウント結果に従い映像信号の位相
を位相補正用パターンの位相に合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号処理システムに関
し、例えば正確なサンプリングポイントが要求される周
波数折りたたみ技法を応用した、ミューズ方式、HDT
Vの映像信号処理等において、エンコーディングのとき
挿入認識パターンを、デコーディング時にアナログ−デ
ィジタル変換するとき原来周波数の位相を正確に見つけ
ることのできるように信号の位相を調整して所望の信号
処理を可能とする信号処理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、正確な位相を要求するアナログ
信号を受けてディジタル処理する回路においては、周波
数折りたたみした信号や変調された信号、あるいは高周
波信号などをアナログ−ディジタル変換する時、正しい
位相を探す必要がある。特に、HDTV、高画質VTR
等からのように与えられた帯域で大量のイメージを送る
場合、周波数折りたたみ技法が多く使用される。この場
合、エンコーダ側から位相に対するパターンを挿入して
応用することができ、VTRの場合は再生回路に応用す
ることができる。
【0003】しかし、アナログ信号をサンプリングして
ディジタル信号に変換する場合、サンプリング周波数に
比べて信号周波数が低いものは、サンプリングのときエ
ラーが少ないが、周波数が高い場合にはエラーが多くな
る。このため、現在のVTRはサンプリング周波数に比
べて信号の周波数を低くするとエラーが少なくなり、別
問題が発生しないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、周波数を折り
たたみする方法で帯域をひろげるしようとする場合に
は、サンプリング周波数に比べて信号周波数が高くなら
ざるおえず、エラーが大きくなって問題になる。すなわ
ち、図12のように周波数が低い時には問題が少ない
が、図13のように周波数が高い場合には全然異なる信
号で認識されるおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、エン
コーディング時に映像信号がない部分に位相補正用パタ
ーンを挿入すると共に、デコーディングのとき前記位相
補正用パターンを利用して位相を補償する信号処理シス
テムであって、エンコーディング時に挿入された位相補
正用パターンを認識するパターン認識手段と、該パター
ン認識手段の認識した前記位相補正用パターンの位相と
映像信号の位相とを比較する比較手段と、該比較手段の
比較結果に対応して前記映像信号の位相を前記位相補正
用パターンの位相に合わせる位相調整手段とを備える。
【0006】または、エンコーディング時に特定パター
ンを挿入すると共に、デコーディングのとき前記挿入パ
ターンを利用して位相を補償する信号処理システムであ
って、エンコーディング時に挿入されたパターンを認識
するパターン認識手段と、該パターン認識手段からの信
号を符号がない信号に変換して出力するコード変換手段
と、該コード変換手段よりの変換信号中の隣接する3つ
の注目画素A、B、Cを正負臨界値Th1、Th2と比
較して比較結果に対応した少なくとも2種の所定パルス
を出力する比較手段と、少なくともカウンタを備え前記
比較手段よりのパルス信号を基に前記カウンタをカウン
トアップまたはカウントダウンしてカウント結果を出力
するクロック調整制御手段と、該クロック調整制御手段
よりのカウント値に対応してクロックを所定時間遅延さ
せてクロックの位相を調整する位相調整手段とを備え
る。
【0007】
【作用】以上の構成において、アナログ信号をサンプリ
ングしてディジタル信号に変換する場合において、サン
プリング周波数に比べて信号周波数が高い場合にも、正
確な位相を持つクロックを生成することができ、エラー
の少ない、信頼性の高い信号処理が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例の信号
処理システムである位相補償回路の構成を示すブロック
図である。本実施例においては、ビデオ信号をエンコー
ディングするとき、映像信号がない部分に位相補償用パ
ターン(特定の認識パターン)を挿入してサンプリング
周波数に比べて信号周波数が高くなつた場合にも適切な
対処を行える様にしている。この本実施例のビデオ信号
中に挿入されている位相補償用パターン(特定の認識パ
ターン)の例を図2に示す。
【0009】図1において、パターン認識部10はビデ
オ信号中のエンコーディングのとき挿入された位相補償
用パターンを認識する。そしてコード変換部20は、パ
ターン認識部10でパターン認識された信号を符号がな
い信号に変換する。そして、前記コード変換部20での
変換信号は比較部30に送られる。比較部30は、サン
プリングされた隣接する3画素(ピックセル)A、B、
C間の大きさ、及び正臨界値Th1と負臨界値Th2間
の大きさを比較して、リード(lead)パルスまたは
レッグ(lag)パルスを出力する。
【0010】クロック調整制御部40は、比較部30よ
りのリードパルスまたはレッグパルスをカウントしてク
ロックレッグ信号またはクロックリード信号を出力す
る。クロック調整制御部40にはクロック調整部50が
連結されており、クロック調整制御部40のクロックリ
ード信号またはクロックレッグ信号により遅延素子を利
用してクロックの位相を調整する。
【0011】上述したパターン認識部10の詳細構成例
を図3に示す。パターン認識部10は、図3に示す様
に、多数の加算器ADDφ〜ADD7が直列連結されて
構成される。また、比較部30の詳細構成を図4に示
す。比較部30は図4のブロック図に示す様に、隣接さ
れた3画素(ピックセル)A、B、C間及び正臨界値T
h1の大きさを比較する比較演算部31にパルス発生部
32を連結させて、記比較演算部31の比較結果により
リードパルスまたはレッグパルスを発生する様に構成さ
れている。
【0012】更に、クロック調整部50の詳細構成を図
5に示す。本実施例のクロック調整部50は、図5に示
す様に多数の遅延素子DE1〜DE20及びマルチプレ
クサMUX1〜MUX4で構成されている。そして、多
数の遅延素子DE1〜DE20により入力クロック信号
と位相が異なる多くのクロックを生成し、これをマルチ
プレクサMUX1〜MUX4にそれぞれ入力する。マル
チプレクサMUX1〜MUX4は、クロック調整制御部
40のクロックリード信号またはクロックレッグ信号に
従い入力クロック信号より対応するクロックを選択して
出力する。
【0013】更にまた、上述した図4に示す比較演算部
31の詳細ブロック図を図6に示す。図6において、入
力されるクロック信号CLKに同期して、入力されるデ
ータをDフリップフロップDFE1〜DFE3で1画素
づつ遅延させて取り込む。即ち、相隣接する3つの画素
A〜CをDフリップフロップDFE1〜DFE3に保持
する。このDフリップフロップDFE1〜DFE3の出
力A〜Cおよび正臨界値Th1は、第1比較部〜第4比
較部31a〜31dにそれぞれ入力され、それぞれの画
素および正臨界値Th1の大きさとがそれぞれ比較され
る。
【0014】DフリップフロップDFE1〜DFE3に
は、DフリップフロップDFE1〜DFE3よりの出力
A,Cの差を求める減算器SUB1が接続されており、
この減算器SUB1にはこの減算器SUB1の出力の絶
対値をとる絶対値表現部31eが接続されている。ま
た、絶対値表現部31eには、この絶対値表現部31e
の出力と基準値refを比較する第5比較部31fが接
続されている。この基準値refは、データ値の変化量
を1つ遅延させた値であり、第5比較部31fの出力が
ほとんどC=Aに成るように設定された値である。
【0015】以上の構成を備える本実施例において、入
力信号がビデオ信号の場合で、ビデオ信号をエンコーデ
ィングするとき、映像信号がない部分に位相補償用パタ
ーン(特定の認識パターン)として図2に示すパターン
を記録させた場合の具体的動作例を以下に説明する。
“11110010”のパターンをエンコーディングの
とき記録した場合、「64」を“1”と仮定し、「−6
4」を“0”で仮定すると、図2に示す様になる。従っ
て、入力信号を図3に示すパターン認識部10へ通過さ
せると図2のようなパターンの場合にもっとも大きな値
を持つようになり、このパターンと類似した他のパター
ンの場合はもっと小さい値を持つようになる。
【0016】前記パターン認識部10を通過した信号は
コード変換部20に印加され、符号がないコードで変換
されて比較部30に印加される。比較部30では、パタ
ーンに対する比較が遂行され、図7〜図9に示すような
正臨界値Th1以上の値を有する3つの形態のパターン
を認識しサンプリングする。また、図10に示すような
形態の場合にも、もし負臨界値Th2より小さい値であ
る場合には同様にパターンで認識される。
【0017】一方、正臨界値Th1と負臨界値Th2間
の値である場合、パターンで認識されなく、負臨界値T
h2より小さいパターンはまた他のパターンでいろいろ
応用されることができる。コード変換部20で符号がな
いコードに変換するとの意味は、サインドデータ(sign
ed data )をアンサインドデータ(signless data )で
取り替えることを意味する。例えば、“0000001
0”や“00000111”のパターンの場合のよう
に、パターン認識部10の計数パターンと反対模様のパ
ターンの場合、負(−)の符号が発生してしまう。この
ように、パターン認識部10を通すと(−)の符号を持
つようになる理由は、上述した様に、「64」を“1”
と仮定し、「−64」を“0”と仮定することに起因す
る。本実施例が例にとるパターンである“111100
10”のパターンの場合は、パターン認識部10でのパ
ターン計数と類似するので(+)の符号を持つように成
るので問題がないが、上述したようなパターン認識部1
0のパターン計数と互いに反対模様のパターンを含む信
号をパターン認識部10に通すと、(−)の符号を持つ
ようになるためである。
【0018】すなわち、このような場合にパターン認識
部10を通した場合に、結局(−)の符号を与えること
になるので、このような(−)の符号をコード変換部2
0で符号がない信号に変換するものである。そして、図
7〜図9の如くにサンプリングされたパターンの隣接さ
れた3画素8ピックセル)A、B、Cの大きさが比較演
算部31でそれぞれ比較される。そして、画素Bが一定
値を超えるとパターンで認識され、クロックを調整する
ように制御される。比較演算部31では、多数の比較
器、減算器等を利用して画素Bと画素Aの大きさの比
較、画素Bと画素Cの大きさの比較、画素Cと画素Aの
大きさの比較、および画素Bと正臨界値Th1の大きさ
の比較を遂行し、それぞれの比較結果を出力する。
【0019】このとき、図7に示すようにA>Cである
とクロックをレッグさせ、図9のようにA<Cであると
クロックをリードさせる。一方、図8のようにA=Cで
あると位相が良く合っていると判断してクロックの位相
を調整しなくてもよいこととなる。ここで、AとCとを
正確に一致させることは非常に大変であるため、本実施
例においては、AとCの差異がクロック調整部50の遅
延素子の最悪の場合を考慮してエンコーディングのとき
挿入したパターンの周波数の一定範囲に入るとそこで位
相補償完了と認定する。
【0020】ここで、上述した一定範囲という範囲をあ
まり広くすると位相が正確に一致しないことになり、一
定範囲をあまり狭くすると所望のデコーディング信号で
位相接近ができない状況が生ずることになる。このた
め、本実施例においては、以上のことを勘案して上述し
た様に適当な範囲内で調整完了とするものである。ま
た、比較演算部31の比較結果はパルス発生部32に印
加され、前記パルス発生部32ではA>Cであるとレッ
グパススを、A<Cであるとリードパルスを発生させ
る。
【0021】クロック調整制御部40では、パルス発生
部32からレッグパルスが発生されるとカウンタ値を増
加させ、リードパルスが発生されるとカウンタ値を減ら
せるように制御する。クロツク調整部50は、このカウ
ント値(PC0〜PC4)を基にクロックの位相を調整
することになる。ここで、このクロツクの位相調整をあ
まりたびたび行なうと、モニタで見た場合に画像が振れ
てしまうチンダル現象が生じる虞がある。このため、こ
の調整は、ホールディング情報におけるそれぞれのフィ
ールドの間隔ごとに行なうこととし、上記現象の発生を
抑えている。
【0022】また、クロック調整部50では、クロック
調整制御部40からのカウンタ値の数に従ってクロック
を遅延させる。このとき、注意する点としては、遅延素
子DE1〜DE20の遅延時間が温度により変化する
が、これを考慮に入れても遅延素子DE1〜DE20全
体としての遅延時間(トータルの遅延時間)が、ベスト
ケースでも基準クロックの1サイクル以上(本実施例で
は例えば最大100ns以上)でなければならない点で
ある。
【0023】すなわち、最悪のサンプリングクロックが
中間となる場合、正確な値(デコーディングのときの望
ましいクロック出力)となる様に制御するが、この様な
最悪の場合においても必要な遅延時間が取れる様にする
ためである。このクロック調整制御部40の出力は図1
1に示すタイミングチヤートに矢印のPで示す各遅延回
路出力のいずれかを選択することにより、所望のクロッ
ク出力を得ることができる。
【0024】また、図11に示す様に、一番多く遅延さ
れたクロック出力であるDE5よりのクロック出力は、
クロックの1サイクル周期である100nsec以上と
なつている。以上説明した様に本実施例によれば、エン
コーディングのときに位相補償用に特定のパターンを挿
入し、デコーディングの時に前記エンコーディングの時
に挿入されたパターンを用いて周波数位相を検出する場
合で、オリジナルの位相が進んでいるか、または遅れて
いるかを比較する場合に、厳密な値となるように比較す
るのではなく、クロック調整部50の遅延素子の遅延値
を考慮して一定範囲の値で比較し、かつ、遅延素子DE
1〜DE20の全体の遅延時間がクロックの一サイクル
周期を含む(1サイクル以上となる)ように構成し、エ
ンコーディングのとき挿入されたパターンと対比するこ
とにより、比較的正確な位相を持つクロックを発生させ
ることのできるようにした位相補償回路が提供できる。
【0025】以上説明した様に本実施例によれば、エン
コーディングのとき映像信号がない部分に特定の認識パ
ターンを挿入しておき、それが位相補正のためのパター
ンであるがを判断したあと、信号の位相とそのパターン
の位相が進んでいるか、または遅れているかを判断して
所定精度で位相を調整することのできる位相補償回路を
提供することができる。
【0026】このとき、遅延素子の遅延値及び温度特性
までも考慮して位相補正をすることが可能となるため、
正確な位相を持つクロックを生成することができ、エラ
ーの少ない、信頼性の高い信号処理が可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンコー
ディングのとき特定のパターンを挿入して、デコーディ
ングの時にそのパターンを利用して位相補正を行う信号
処理システムにおいて、エンコーディング時に挿入され
た位相補正用パターンを認識するパターン認識手段と、
該パターン認識手段の認識した前記位相補正用パターン
の位相と映像信号の位相とを比較する比較手段と、該比
較手段の比較結果に対応して前記映像信号の位相を前記
位相補正用パターンの位相に合わせる位相調整手段とを
備えることにより、アナログ信号をサンプリングしてデ
ィジタル信号に変換する場合において、サンプリング周
波数に比べて信号周波数が高い場合にも、正確な位相を
持つクロックを生成することができ、エラーの少ない、
信頼性の高い信号処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の位相補償回路を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例におけるパターン認識部で用いるパタ
ーン係数の例を示す図である。
【図3】図1に示すパターン認識部の詳細構成を示す図
である。
【図4】図2に示す比較部の詳細構成を示すブロック図
である。
【図5】図1に示すクロック調整部の詳細回路図であ
る。
【図6】図4に示す比較演算部の詳細ブロック図であ
る。
【図7】本実施例における認識パターンサンプリングに
よる波形図である。
【図8】本実施例における認識パターンサンプリングに
よる波形図である。
【図9】本実施例における認識パターンサンプリングに
よる波形図である。
【図10】本実施例における認識パターンサンプリング
による波形図である。
【図11】図5に示すクロック調整部よりの出力を示す
タイミングチャートである。
【図12】従来のデータサンプリングの一例を示す図で
ある。
【図13】従来のデータサンプリングの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 パターン認識部 20 コード変換部 30 比較部 31 比較演算部 31a〜31d,31f 第1〜第5比較部 32 パルス発生部 40 クロック調整制御部 50 クロック調整部 Th1 正臨界値 Th2 負臨界値 ADDφ〜ADD7 加算器 SUB1 減算器 DE1〜DE22 遅延回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコーディング時に映像信号がない部
    分に位相補正用パターンを挿入すると共に、デコーディ
    ングのとき前記位相補正用パターンを利用して位相を補
    償する信号処理システムであって、 エンコーディング時に挿入された位相補正用パターンを
    認識するパターン認識手段と、 該パターン認識手段の認識した前記位相補正用パターン
    の位相と映像信号の位相とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果に対応して前記映像信号の位相を
    前記位相補正用パターンの位相に合わせる位相調整手段
    とを備えることを特徴とする信号処理システム。きる。
  2. 【請求項2】 エンコーディング時に特定パターンを挿
    入すると共に、デコーディングのとき前記挿入パターン
    を利用して位相を補償する信号処理システムであって、 エンコーディング時に挿入されたパターンを認識するパ
    ターン認識手段と、 該パターン認識手段からの信号を符号がない信号に変換
    して出力するコード変換手段と、 該コード変換手段よりの変換信号中の隣接する3つの注
    目画素A、B、Cを正負臨界値Th1、Th2と比較し
    て比較結果に対応した少なくとも2種の所定パルスを出
    力する比較手段と、 少なくともカウンタを備え前記比較手段よりのパルス信
    号を基に前記カウンタをカウントアップまたはカウント
    ダウンしてカウント結果を出力するクロック調整制御手
    段と、 該クロック調整制御手段よりのカウント値に対応してク
    ロックを所定時間遅延させてクロックの位相を調整する
    位相調整手段とを備えることを特徴とする信号処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記パターン認識手段を複数の加算器で
    構成することを特徴する請求項2記載の信号処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記比較手段は、隣接する3画素A、
    B、C間及び正負Th1、Th2間の大きさを比較する
    比較演算部と、該比較演算部の比較結果に対応して所定
    パルスを発生するパルス発生部とで構成されることを特
    徴とする請求項2記載の信号処理システム。
  5. 【請求項5】 前記比較演算部は、隣接する3画素A、
    B、Cの内のAとCの2つの画素の大きさを比較し、 前記位相調整手段は、前記比較手段の比較値の結果、エ
    ンコーディングのとき挿入された認識パターンの検出結
    果が周波数の一定範囲内に納まると位相合わせ完了と判
    断することを特徴とする請求項4記載の信号処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記比較演算部は入力されるクロックに
    より入力データを遅延させ少なくとも隣接する3画素A
    〜Cを保持可能な複数のフリップフロップと、該フリッ
    プフロップの各出力と正臨界値Th1の大きさを比較す
    る第1の比較部と、前記フリップフロップの出力A,C
    の差を求める減算器と、該減算器の出力の絶対値をとる
    絶対値表現部と、該絶対値表現部の出力と所定の基準値
    とを比較する第2の比較部とを含むことを特徴とする請
    求項5記載の信号処理システム。
  7. 【請求項7】 前記クロック調整手段は少なくとも多数
    の遅延素子及びマルチプレクサを含み、位相が異なる複
    数のクロック信号生成した後、生成したクロツク信号中
    の前記クロック調整制御手段の出力カウント値に対応す
    るクロックを選択して出力することを特徴とする請求項
    2記載の信号処理システム。
  8. 【請求項8】 前記クロック調整手段における遅延素子
    の全体の遅延時間をクロックの1サイクル以上とするこ
    とを特徴とする請求項7記載の信号処理システム。
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