JP2980139B2 - コードレス電話 - Google Patents
コードレス電話Info
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- JP2980139B2 JP2980139B2 JP32115791A JP32115791A JP2980139B2 JP 2980139 B2 JP2980139 B2 JP 2980139B2 JP 32115791 A JP32115791 A JP 32115791A JP 32115791 A JP32115791 A JP 32115791A JP 2980139 B2 JP2980139 B2 JP 2980139B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の子機を扱うコー
ドレス電話に関する。
ドレス電話に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話として、複数の子機を扱
うことのできるコードレス電話がある。
うことのできるコードレス電話がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の子機を扱うこと
のできるコードレス電話において、次のような状態を生
じることがある。すなわち、例えば家庭において、外線
からの着呼を親が自分の子機により受けた。しかし、外
線の相手は子供との通話を希望している。ところが、そ
の子供が不在である。そこで、外線の相手はその子供へ
伝言を残しておきたい。そして、その伝言は、他の人に
聞かれたくない。
のできるコードレス電話において、次のような状態を生
じることがある。すなわち、例えば家庭において、外線
からの着呼を親が自分の子機により受けた。しかし、外
線の相手は子供との通話を希望している。ところが、そ
の子供が不在である。そこで、外線の相手はその子供へ
伝言を残しておきたい。そして、その伝言は、他の人に
聞かれたくない。
【0004】この発明は、このように、ある子機と外線
との間で通話をしている場合に、その外線の相手が、別
の子機の使用者に伝言を残しておきたいとき、この伝言
を録音できるようにするとともに、その伝言の内容を該
当する子機の使用者だけが聞くことができるようにする
ものである(以下、このような機能を「取り次ぎ録音」
と呼ぶ)。
との間で通話をしている場合に、その外線の相手が、別
の子機の使用者に伝言を残しておきたいとき、この伝言
を録音できるようにするとともに、その伝言の内容を該
当する子機の使用者だけが聞くことができるようにする
ものである(以下、このような機能を「取り次ぎ録音」
と呼ぶ)。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、親機2が複数の子機11〜15を扱うことのできる
コードレス電話において、親機2は、電話の相手からの
伝言を記録し、この記録した伝言を、要求のあったとき
に再生する記録再生手段260を有し、この記録再生手
段26は、伝言を記録再生する記録媒体264と、この
記録媒体264に記録された伝言を管理するテーブルMT
BLとを有し、複数の子機11〜15のうちの第1の子機
1pと外線3との間の通話時に、第1の子機1pにおい
て、複数の子機11〜15のうちの第2の子機1nを指
定するキー操作を行ったとき、記録再生回路260の記
録媒体264に、外線3の相手からの伝言を記録すると
ともに、記録媒体264のうち、伝言の記録されたエリ
アを示すデータを、テーブルMTBLに登録し、第2の子機
1nにおいて所定のキー操作を行ったとき、テーブルMT
BLから、第2の子機1nに対応するデータを取り出し、
記録媒体264の、取り出されたデータの示すエリアか
ら、このエリアに記録されている伝言を再生し、この再
生した伝言を、親機2から第2の子機1nへと送るよう
にしたものである。
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、親機2が複数の子機11〜15を扱うことのできる
コードレス電話において、親機2は、電話の相手からの
伝言を記録し、この記録した伝言を、要求のあったとき
に再生する記録再生手段260を有し、この記録再生手
段26は、伝言を記録再生する記録媒体264と、この
記録媒体264に記録された伝言を管理するテーブルMT
BLとを有し、複数の子機11〜15のうちの第1の子機
1pと外線3との間の通話時に、第1の子機1pにおい
て、複数の子機11〜15のうちの第2の子機1nを指
定するキー操作を行ったとき、記録再生回路260の記
録媒体264に、外線3の相手からの伝言を記録すると
ともに、記録媒体264のうち、伝言の記録されたエリ
アを示すデータを、テーブルMTBLに登録し、第2の子機
1nにおいて所定のキー操作を行ったとき、テーブルMT
BLから、第2の子機1nに対応するデータを取り出し、
記録媒体264の、取り出されたデータの示すエリアか
ら、このエリアに記録されている伝言を再生し、この再
生した伝言を、親機2から第2の子機1nへと送るよう
にしたものである。
【0006】
【作用】外線3と子機1pとの間で通話を行っていると
き、子機1pにおいて、所定のキー操作を行うと、外線
3からの伝言が記録再生手段260の記録媒体264に
記録されるとともに、その記録に関する情報が管理テー
ブルMTBLに登録される。そして、子機1nの使用者が所
定のキー操作を行うと、管理テーブルMTBLに登録されて
いる情報にしたがって、記録媒体264に記録されてい
る伝言が再生され、この再生された伝言が子機1nへと
送られる。したがって、外線3からの伝言を子機1nの
使用者へ正しく伝えることができる。また、その伝言
は、子機1nの使用者だけが聞くことができ、他の子機
1の使用者は聞くことができない。
き、子機1pにおいて、所定のキー操作を行うと、外線
3からの伝言が記録再生手段260の記録媒体264に
記録されるとともに、その記録に関する情報が管理テー
ブルMTBLに登録される。そして、子機1nの使用者が所
定のキー操作を行うと、管理テーブルMTBLに登録されて
いる情報にしたがって、記録媒体264に記録されてい
る伝言が再生され、この再生された伝言が子機1nへと
送られる。したがって、外線3からの伝言を子機1nの
使用者へ正しく伝えることができる。また、その伝言
は、子機1nの使用者だけが聞くことができ、他の子機
1の使用者は聞くことができない。
【0007】
【実施例】図1は、親機が5台の子機を扱うことのでき
る場合を示し、11〜15はその子機、2は親機、3は
電話回線(外線)である。なお、子機11〜15の子機
番号をそれぞれ「1」〜「5」とする。また、これら子
機11〜15は同等の構成とされるので、以下の説明に
おいては、これら子機11〜15を区別する必要がない
ときには、子機1で代表する。
る場合を示し、11〜15はその子機、2は親機、3は
電話回線(外線)である。なお、子機11〜15の子機
番号をそれぞれ「1」〜「5」とする。また、これら子
機11〜15は同等の構成とされるので、以下の説明に
おいては、これら子機11〜15を区別する必要がない
ときには、子機1で代表する。
【0008】さらに、この例においては、取り次ぎ記録
とともに留守番電話の機能も有し、1.取り次ぎ録音のと
きの伝言2.留守番電話のときのOGM(着呼時に電話の
相手に留守であることを伝える応答のメッセージ)3.留
守番電話のときのICM(外線から録音される用件のメ
ッセージ)の音声信号をメモリに録音・再生する場合で
ある。また、以下の説明においては、取り次ぎ録音のと
きの伝言と、留守番電話のときのICMとを区別する必
要がないときには、取り次ぎ録音のときの伝言もICM
と呼ぶ。
とともに留守番電話の機能も有し、1.取り次ぎ録音のと
きの伝言2.留守番電話のときのOGM(着呼時に電話の
相手に留守であることを伝える応答のメッセージ)3.留
守番電話のときのICM(外線から録音される用件のメ
ッセージ)の音声信号をメモリに録音・再生する場合で
ある。また、以下の説明においては、取り次ぎ録音のと
きの伝言と、留守番電話のときのICMとを区別する必
要がないときには、取り次ぎ録音のときの伝言もICM
と呼ぶ。
【0009】そして、子機1において、100は送受信
アンテナ、110は音声信号及び後述するコマンド信号
CMNDの送信を行う送信回路、111は送話器、120は
音声信号及びコマンド信号CMNDの受信を行う受信回路、
121は受話器、131はダイヤルキー、132は各種
の操作キー、139は着呼用のリンガである。
アンテナ、110は音声信号及び後述するコマンド信号
CMNDの送信を行う送信回路、111は送話器、120は
音声信号及びコマンド信号CMNDの受信を行う受信回路、
121は受話器、131はダイヤルキー、132は各種
の操作キー、139は着呼用のリンガである。
【0010】また、140はシステム制御用のマイクロ
コンピュータで、このマイコン140により、送信回路
110及び受信回路120の送受信及びその送受信チャ
ンネルの制御、コマンド信号CMNDの形成及びデコードな
どが行われる。さらに、図示はしないが、このマイコン
140のメモリに、このコードレス電話機を他のコード
レス電話機と識別するための識別コードSYIDと、子機番
号を示す子機コードHSID(=1〜5のいずれか)とが保
持されている。
コンピュータで、このマイコン140により、送信回路
110及び受信回路120の送受信及びその送受信チャ
ンネルの制御、コマンド信号CMNDの形成及びデコードな
どが行われる。さらに、図示はしないが、このマイコン
140のメモリに、このコードレス電話機を他のコード
レス電話機と識別するための識別コードSYIDと、子機番
号を示す子機コードHSID(=1〜5のいずれか)とが保
持されている。
【0011】一方、親機2は、子機1における送受信ア
ンテナ100、送信回路110、受信回路120、送話
器111、受話器121及びマイコン140と同様の送
受信アンテナ200、送信回路210、受信回路220
及びマイコン240を有する。また、マイコン240に
は、そのCPUが処理するルーチンとして、例えば、図
2〜図4に示すようなルーチン300〜500が設けら
れているとともに、マイコン240のメモリに、識別コ
ードSYID及び留守番電話モードであるかどうかを示すフ
ラグTADFが保持されている。なお、TADF=“0”のとき
通常モード、TADF=“1”のとき留守番録音モードとす
る。
ンテナ100、送信回路110、受信回路120、送話
器111、受話器121及びマイコン140と同様の送
受信アンテナ200、送信回路210、受信回路220
及びマイコン240を有する。また、マイコン240に
は、そのCPUが処理するルーチンとして、例えば、図
2〜図4に示すようなルーチン300〜500が設けら
れているとともに、マイコン240のメモリに、識別コ
ードSYID及び留守番電話モードであるかどうかを示すフ
ラグTADFが保持されている。なお、TADF=“0”のとき
通常モード、TADF=“1”のとき留守番録音モードとす
る。
【0012】さらに、親機2において、251はクロス
ポイントスイッチ回路、252は回線インターフェイス
で、これら回路251、252もマイコン240により
制御される。
ポイントスイッチ回路、252は回線インターフェイス
で、これら回路251、252もマイコン240により
制御される。
【0013】また、260は録音再生回路である。この
録音再生回路260は、取り次ぎ録音の機能と、留守番
電話の機能とを実現するための回路であり、この例にお
いては、上述のように、ICM(取り次ぎ録音のときの
伝言及び留守番電話のときのICM)をメモリに録音・
再生するようにされている。
録音再生回路260は、取り次ぎ録音の機能と、留守番
電話の機能とを実現するための回路であり、この例にお
いては、上述のように、ICM(取り次ぎ録音のときの
伝言及び留守番電話のときのICM)をメモリに録音・
再生するようにされている。
【0014】すなわち、261はICMの音声信号をA
/D変換するA/Dコンバータ、262はICMの音声
データをD/A変換するD/Aコンバータ、263は音
声データのデータ圧縮・伸長を行う圧伸回路である。さ
らに、264〜266はメモリを示し、メモリ264に
は、例えば図5に示すように、複数のICMが録音・再
生される。ただし、図5において、ICMn-iは、子機番号
nの子機1nへの第i番目のICMを示す(n=1〜5
のいずれか。ICM0-iは子機の指定のないICM。iの最
大値は10)。また、メモリ264の容量は例えば10Mバ
イトで、全部で15分のICMを録音できる。
/D変換するA/Dコンバータ、262はICMの音声
データをD/A変換するD/Aコンバータ、263は音
声データのデータ圧縮・伸長を行う圧伸回路である。さ
らに、264〜266はメモリを示し、メモリ264に
は、例えば図5に示すように、複数のICMが録音・再
生される。ただし、図5において、ICMn-iは、子機番号
nの子機1nへの第i番目のICMを示す(n=1〜5
のいずれか。ICM0-iは子機の指定のないICM。iの最
大値は10)。また、メモリ264の容量は例えば10Mバ
イトで、全部で15分のICMを録音できる。
【0015】さらに、メモリ265は、メモリ264に
録音されたICMを管理するテーブルMTBLを有する。こ
のテーブルMTBLは、例えば図6に示すように、子機1の
1台ごとのICMのアドレスを管理する管理エリアK1
〜K5 (=Kn)と、子機11〜15に共通の(子機の
指定のない)ICMのアドレスを管理する管理エリアK
0 とを有する。さらに、各管理エリアK1 〜K5 、K0
は、それぞれ10件分のICMのアドレス登録欄を有し、
ICMがメモリ264に録音されたとき、その録音の開
始アドレス及び終了アドレスを保持するものである。
録音されたICMを管理するテーブルMTBLを有する。こ
のテーブルMTBLは、例えば図6に示すように、子機1の
1台ごとのICMのアドレスを管理する管理エリアK1
〜K5 (=Kn)と、子機11〜15に共通の(子機の
指定のない)ICMのアドレスを管理する管理エリアK
0 とを有する。さらに、各管理エリアK1 〜K5 、K0
は、それぞれ10件分のICMのアドレス登録欄を有し、
ICMがメモリ264に録音されたとき、その録音の開
始アドレス及び終了アドレスを保持するものである。
【0016】例えば、図5及び図6の場合、子機11
(子機番号「1」)への第2番目のICM1-2が、メモリ2
64のA4 番地からA5 番地までに録音されているの
で、テーブルMTBLのうち、子機11の管理エリアK1 の
第2番目の登録欄に、そのアドレスA4 、A5 が登録さ
れている。
(子機番号「1」)への第2番目のICM1-2が、メモリ2
64のA4 番地からA5 番地までに録音されているの
で、テーブルMTBLのうち、子機11の管理エリアK1 の
第2番目の登録欄に、そのアドレスA4 、A5 が登録さ
れている。
【0017】また、メモリ266はOGMの録音されて
いるメモリである。
いるメモリである。
【0018】さらに、録音再生回路260は、メモリコ
ントローラ267を有し、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給されると、そのコマンドに
したがって、コントローラ267によりメモリ264、
266の書き込みあるいは読み出し(録音あるいは再
生)が制御されてICMあるいはOGMの音声信号がス
イッチ回路251にアクセスされる。
ントローラ267を有し、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給されると、そのコマンドに
したがって、コントローラ267によりメモリ264、
266の書き込みあるいは読み出し(録音あるいは再
生)が制御されてICMあるいはOGMの音声信号がス
イッチ回路251にアクセスされる。
【0019】また、図7は、コマンド信号CMNDの信号フ
ォーマットの一例を示す。この信号CMNDは、発呼時など
のように子機1と親機2との間で所定のプロトコルを実
行する場合、あるいは子機1と親機2との間でデータを
アクセスする場合などに、その子機1と親機2との間で
アクセスされる信号である。そして、この信号CMNDは、
その先頭に24ビットのビット同期信号BSYNを有し、続い
て16ビットのフレーム同期信号FSYNを有する。
ォーマットの一例を示す。この信号CMNDは、発呼時など
のように子機1と親機2との間で所定のプロトコルを実
行する場合、あるいは子機1と親機2との間でデータを
アクセスする場合などに、その子機1と親機2との間で
アクセスされる信号である。そして、この信号CMNDは、
その先頭に24ビットのビット同期信号BSYNを有し、続い
て16ビットのフレーム同期信号FSYNを有する。
【0020】さらに、信号CMNDは、信号FSYNに続いて25
ビットのシステム識別コードSYIDと、このコードSYIDの
ための12ビットの誤り訂正コードECC と、3ビットのダ
ミービットDUMYとを順に有するとともに、ダミービット
DUMYに続いて5バイトの制御コードCTRLを有する。この
場合、制御コードCTRLは、その第1バイトが、子機1あ
るいは親機2に対する制御内容を示すコードとされ、第
2バイト〜第5バイトが、第1バイトに関連するパラメ
ータないしデータなどとされる。なお、子機1と、親機
2との間で、子機コードHSIDをアクセスする必要がある
場合には、その子機コードHSIDは制御コードCTRLを使用
してアクセスされる。
ビットのシステム識別コードSYIDと、このコードSYIDの
ための12ビットの誤り訂正コードECC と、3ビットのダ
ミービットDUMYとを順に有するとともに、ダミービット
DUMYに続いて5バイトの制御コードCTRLを有する。この
場合、制御コードCTRLは、その第1バイトが、子機1あ
るいは親機2に対する制御内容を示すコードとされ、第
2バイト〜第5バイトが、第1バイトに関連するパラメ
ータないしデータなどとされる。なお、子機1と、親機
2との間で、子機コードHSIDをアクセスする必要がある
場合には、その子機コードHSIDは制御コードCTRLを使用
してアクセスされる。
【0021】そして、子機1あるいは親機2が、このコ
マンド信号CMNDを受信したときには、マイコン140あ
るいは240において、その信号CMNDに含まれる識別コ
ードSYID(及び子機コードHSID)が自分の記憶している
識別コードSYID(及び子機コードHSID)と一致するかど
うかがチェックされ、一致したときのみ、そのコマンド
信号CMNDが有効とされ、一致しないときには無効とされ
る。
マンド信号CMNDを受信したときには、マイコン140あ
るいは240において、その信号CMNDに含まれる識別コ
ードSYID(及び子機コードHSID)が自分の記憶している
識別コードSYID(及び子機コードHSID)と一致するかど
うかがチェックされ、一致したときのみ、そのコマンド
信号CMNDが有効とされ、一致しないときには無効とされ
る。
【0022】《通話》通話時には、送話器111からの
音声信号が、送信回路110に供給されて上りチャンネ
ルのFM信号に変換され、このFM信号がアンテナ10
0を通じて親機2へと送信される。そして、親機2にお
いて、子機1からのFM信号が、アンテナ200により
受信され、受信回路220に供給されてもとの音声信号
が取り出され、この音声信号が、スイッチ回路251及
び回線インターフェイス252を通じて回線3へと送り
出される。
音声信号が、送信回路110に供給されて上りチャンネ
ルのFM信号に変換され、このFM信号がアンテナ10
0を通じて親機2へと送信される。そして、親機2にお
いて、子機1からのFM信号が、アンテナ200により
受信され、受信回路220に供給されてもとの音声信号
が取り出され、この音声信号が、スイッチ回路251及
び回線インターフェイス252を通じて回線3へと送り
出される。
【0023】また、回線3からの相手の音声信号が、回
線インターフェイス252及びスイッチ回路251を通
じて送信回路210に供給されて下りチャンネルのFM
信号に変換され、このFM信号がアンテナ200を通じ
て子機1へと送信される。そして、子機1において、親
機2からのFM信号が、アンテナ100により受信さ
れ、受信回路120に供給されてもとの音声信号が取り
出され、この音声信号が受話器121に供給される。
線インターフェイス252及びスイッチ回路251を通
じて送信回路210に供給されて下りチャンネルのFM
信号に変換され、このFM信号がアンテナ200を通じ
て子機1へと送信される。そして、子機1において、親
機2からのFM信号が、アンテナ100により受信さ
れ、受信回路120に供給されてもとの音声信号が取り
出され、この音声信号が受話器121に供給される。
【0024】したがって、相手との通話を行うことがで
きる。
きる。
【0025】そして、この通話中には、マイコン240
によりルーチン300のステップ301が実行され、終
話かどうかがチェックされ、終話ではないときには、処
理はステップ301からステップ302に進み、このス
テップ302において、取り次ぎ録音が要求されたかど
うかがチェックされ、要求されていないときには、処理
はステップ301に戻る。
によりルーチン300のステップ301が実行され、終
話かどうかがチェックされ、終話ではないときには、処
理はステップ301からステップ302に進み、このス
テップ302において、取り次ぎ録音が要求されたかど
うかがチェックされ、要求されていないときには、処理
はステップ301に戻る。
【0026】したがって、通話中は、ステップ301、
302が繰り返され、ステップ301により終話の操作
が行われたかどうかが監視されているとともに、ステッ
プ302により取り次ぎ記録が要求されたかどうかが監
視されている。
302が繰り返され、ステップ301により終話の操作
が行われたかどうかが監視されているとともに、ステッ
プ302により取り次ぎ記録が要求されたかどうかが監
視されている。
【0027】《発呼》装置がスタンバイモードにあると
き、子機1において、キー132のうちのトークキーを
押す。すると、子機1のマイコン140において、制御
コードCTRLが、発呼の要求及び子機コードHSIDを示すコ
マンド信号CMNDが形成され、この信号CMNDが親機2へと
送信されるとともに、以後、発呼を要求した子機1と親
機2との間で所定のコマンド信号CMNDがアクセスされて
子機1と親機2との間にチャンネルが開かれる。さら
に、親機2においては、送信回路210及び受信回路2
20が、スイッチ回路251及び回線インターフェイス
252を通じて回線3に接続される。
き、子機1において、キー132のうちのトークキーを
押す。すると、子機1のマイコン140において、制御
コードCTRLが、発呼の要求及び子機コードHSIDを示すコ
マンド信号CMNDが形成され、この信号CMNDが親機2へと
送信されるとともに、以後、発呼を要求した子機1と親
機2との間で所定のコマンド信号CMNDがアクセスされて
子機1と親機2との間にチャンネルが開かれる。さら
に、親機2においては、送信回路210及び受信回路2
20が、スイッチ回路251及び回線インターフェイス
252を通じて回線3に接続される。
【0028】そこで、ダイヤルキー131から相手の電
話番号を入力すると、制御コードCTRLとしてその電話番
号のデータを有するコマンド信号CMNDが形成され、この
信号CMNDが子機1から親機2へと送信され、その電話番
号のDTMF信号が親機2から回線3へと送り出され
る。したがって、以後、相手が電話に出れば、上述のよ
うに、子機1を使用して通話を行うことができる。
話番号を入力すると、制御コードCTRLとしてその電話番
号のデータを有するコマンド信号CMNDが形成され、この
信号CMNDが子機1から親機2へと送信され、その電話番
号のDTMF信号が親機2から回線3へと送り出され
る。したがって、以後、相手が電話に出れば、上述のよ
うに、子機1を使用して通話を行うことができる。
【0029】《終話》通話を終了したとき、子機1の操
作キーのうちのトークキーを押す。すると、子機1から
親機2に終話のコマンド信号CMNDが送信され、これが親
機2において、ステップ301において検出され、マイ
コン240の処理はステップ301からステップ303
に進み、このステップ303において、子機1と親機2
との間で所定のコマンド信号CMNDが送受信されて親機2
の送信が禁止されるとともに、回線インターフェイス2
52がオンフック状態とされる。また、子機1において
も、送信が禁止される。
作キーのうちのトークキーを押す。すると、子機1から
親機2に終話のコマンド信号CMNDが送信され、これが親
機2において、ステップ301において検出され、マイ
コン240の処理はステップ301からステップ303
に進み、このステップ303において、子機1と親機2
との間で所定のコマンド信号CMNDが送受信されて親機2
の送信が禁止されるとともに、回線インターフェイス2
52がオンフック状態とされる。また、子機1において
も、送信が禁止される。
【0030】こうして、ステップ303において、終話
処理が行われ、以後、装置はスタンバイモードに入る。
処理が行われ、以後、装置はスタンバイモードに入る。
【0031】また、通話中に相手が電話を切ったとき
も、これがステップ301において検出されて処理はス
テップ303に進み、やはり終話処理が行われ、その
後、装置はスタンバイモードに入る。
も、これがステップ301において検出されて処理はス
テップ303に進み、やはり終話処理が行われ、その
後、装置はスタンバイモードに入る。
【0032】《通常の着呼》着呼時には、回線3からリ
ンガ信号が送られてくると、親機2において、マイコン
240のCPUの処理がルーチン400のステップ40
1からスタートし、次にステップ402において、録音
再生フラグTADFがチェックされる。そして、今の場合は
TADF=“0”で通常モードなので、処理はステップ40
2からステップ403に進む。そして、以後、ステップ
403において、着呼処理が実行される。
ンガ信号が送られてくると、親機2において、マイコン
240のCPUの処理がルーチン400のステップ40
1からスタートし、次にステップ402において、録音
再生フラグTADFがチェックされる。そして、今の場合は
TADF=“0”で通常モードなので、処理はステップ40
2からステップ403に進む。そして、以後、ステップ
403において、着呼処理が実行される。
【0033】すなわち、例えば、制御コードCTRLが、着
呼の要求及びあらかじめ設定されている子機1m(m=
1〜5のいずれか)の子機コードHSIDを示すコマンド信
号CMNDが形成され、この信号CMNDが子機1へと送信され
るとともに、以後、親機2と、子機コードHSIDの該当す
る子機1mとの間で所定のコマンド信号CMNDが送受信さ
れ、親機2と子機1mとの間にチャンネルが開かれる。
そして、子機1mにおいて、リンガ139がドライブさ
れて着呼が告げられる。そこで、子機1mの操作キー1
32のうちのトークキーを押す。すると、子機1mと親
機2との間で、所定のコマンド信号CMNDが送受信され、
送信回路210及び受信回路220が、スイッチ回路2
51及び回線インターフェイス252を通じて回線3に
接続される。また、子機1mのリンガ139はドライブ
されなくなる。
呼の要求及びあらかじめ設定されている子機1m(m=
1〜5のいずれか)の子機コードHSIDを示すコマンド信
号CMNDが形成され、この信号CMNDが子機1へと送信され
るとともに、以後、親機2と、子機コードHSIDの該当す
る子機1mとの間で所定のコマンド信号CMNDが送受信さ
れ、親機2と子機1mとの間にチャンネルが開かれる。
そして、子機1mにおいて、リンガ139がドライブさ
れて着呼が告げられる。そこで、子機1mの操作キー1
32のうちのトークキーを押す。すると、子機1mと親
機2との間で、所定のコマンド信号CMNDが送受信され、
送信回路210及び受信回路220が、スイッチ回路2
51及び回線インターフェイス252を通じて回線3に
接続される。また、子機1mのリンガ139はドライブ
されなくなる。
【0034】したがって、以後、子機1mにより相手と
の通話を行うことができる。
の通話を行うことができる。
【0035】《取り次ぎ録音》子機11〜15のうち、
任意の子機を子機1p、1nとする(p、n=1〜5の
いずれか。p≠n)とすれば、子機1pと外線3との通
話中、外線3の相手から他の子機1nの使用者に伝言が
あるときには、子機1pの使用者が、子機1pの操作キ
ー132のうちの録音キーと、ダイヤルキー131のう
ちの子機1nの子機番号nに等しい数字キーとを同時に
押す。
任意の子機を子機1p、1nとする(p、n=1〜5の
いずれか。p≠n)とすれば、子機1pと外線3との通
話中、外線3の相手から他の子機1nの使用者に伝言が
あるときには、子機1pの使用者が、子機1pの操作キ
ー132のうちの録音キーと、ダイヤルキー131のう
ちの子機1nの子機番号nに等しい数字キーとを同時に
押す。
【0036】例えば、子機12が外線3の相手と通話
中、その相手が子機11(子機番号「1」)の使用者へ
の伝言を要求したときには、子機12の使用者は、「○
○への伝言を話し、そのあと、そのまま電話を切って下
さい」と外線3の相手に告げ、その後、子機12の録音
キーを押しながら、ダイヤルキー131の「1」キーを
押す。
中、その相手が子機11(子機番号「1」)の使用者へ
の伝言を要求したときには、子機12の使用者は、「○
○への伝言を話し、そのあと、そのまま電話を切って下
さい」と外線3の相手に告げ、その後、子機12の録音
キーを押しながら、ダイヤルキー131の「1」キーを
押す。
【0037】すると、子機1pにおいて、制御コードCT
RLが、取り次ぎ録音の要求であること及び子機1nの識
別コードHSIDを示すコマンド信号CMNDが形成され、この
コマンド信号CMNDが親機2へと送信される。
RLが、取り次ぎ録音の要求であること及び子機1nの識
別コードHSIDを示すコマンド信号CMNDが形成され、この
コマンド信号CMNDが親機2へと送信される。
【0038】そして、このようなコマンド信号CMNDが、
通話中の子機1pから親機1に送られると、親機2にお
いては、この取り次ぎ録音の要求が、ルーチン300の
ステップ302において検出され、処理はステップ30
2からステップ311に進み、このステップ311にお
いて、子機1pと親機2とのチャンネルが閉じられ、親
機2の送信が禁止されるとともに、子機1pはスタンバ
イモードとされる。
通話中の子機1pから親機1に送られると、親機2にお
いては、この取り次ぎ録音の要求が、ルーチン300の
ステップ302において検出され、処理はステップ30
2からステップ311に進み、このステップ311にお
いて、子機1pと親機2とのチャンネルが閉じられ、親
機2の送信が禁止されるとともに、子機1pはスタンバ
イモードとされる。
【0039】次に、マイコン240の処理はステップ3
11からステップ312に進み、このステップ312に
おいて、子機1pから送られてきた子機1nの識別コー
ドHSIDが、子機1nの管理エリアKnを指定するデータ
に変換される。今の場合であれば、子機12の録音キー
及び「1」キーを押しているので、その子機11の識別
コードHSIDは、子機11の管理エリアK1 を指定するデ
ータに変換される。
11からステップ312に進み、このステップ312に
おいて、子機1pから送られてきた子機1nの識別コー
ドHSIDが、子機1nの管理エリアKnを指定するデータ
に変換される。今の場合であれば、子機12の録音キー
及び「1」キーを押しているので、その子機11の識別
コードHSIDは、子機11の管理エリアK1 を指定するデ
ータに変換される。
【0040】そして、次に処理はステップ313に進
み、このステップ313において、マイコン240から
コントローラ267にコマンドが供給されてメモリ26
4の空きエリアへの書き込みが許可される。図5及び図
6の場合であれば、メモリ264の空きエリアの開始ア
ドレスはA10番地なので、このA10番地からの書き込み
が許可される。
み、このステップ313において、マイコン240から
コントローラ267にコマンドが供給されてメモリ26
4の空きエリアへの書き込みが許可される。図5及び図
6の場合であれば、メモリ264の空きエリアの開始ア
ドレスはA10番地なので、このA10番地からの書き込み
が許可される。
【0041】したがって、電話の相手がICM(子機1
nの使用者への伝言)を告げると、そのICMの音声信
号が、回線インターフェイス252及びスイッチ回路2
51を通じて録音再生回路260に供給され、さらに、
D/Aコンバータ264によりデジタル信号に変換され
るとともに、圧伸回路267によりデータ圧縮され、こ
の圧縮された音声データがメモリ264に供給され、今
の場合は、A10番地から順に書き込まれていく。
nの使用者への伝言)を告げると、そのICMの音声信
号が、回線インターフェイス252及びスイッチ回路2
51を通じて録音再生回路260に供給され、さらに、
D/Aコンバータ264によりデジタル信号に変換され
るとともに、圧伸回路267によりデータ圧縮され、こ
の圧縮された音声データがメモリ264に供給され、今
の場合は、A10番地から順に書き込まれていく。
【0042】そして、この間にマイコン240の処理は
ステップ313からステップ314に進み、このステッ
プ314において、相手がオンフックしたかどうががチ
ェックされ、オンフックしていないときには、処理はス
テップ314を繰り返す。こうして、ICMがメモリ2
64に録音されていくとともに、この録音時、相手のオ
ンフックが監視されている。
ステップ313からステップ314に進み、このステッ
プ314において、相手がオンフックしたかどうががチ
ェックされ、オンフックしていないときには、処理はス
テップ314を繰り返す。こうして、ICMがメモリ2
64に録音されていくとともに、この録音時、相手のオ
ンフックが監視されている。
【0043】そして、電話の相手がICMを終えてオン
フックすると、これがステップ314により検出され、
処理はステップ314からステップ315に進み、この
ステップ315において、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給され、メモリ264に対す
るICMの書き込みが終了され、次にステップ316に
おいて、このときの書き込みの開始アドレス及び終了ア
ドレスが、テーブルMTBLの管理エリアKnの最初の空欄
に登録される。
フックすると、これがステップ314により検出され、
処理はステップ314からステップ315に進み、この
ステップ315において、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給され、メモリ264に対す
るICMの書き込みが終了され、次にステップ316に
おいて、このときの書き込みの開始アドレス及び終了ア
ドレスが、テーブルMTBLの管理エリアKnの最初の空欄
に登録される。
【0044】今の場合は、子機11に対するICMであ
り、管理エリアとしてエリアK1 を示すデータがステッ
プ312で得られているので、メモリ264が図5及び
図6の状態とすれば、ICMの開始アドレス及び終了ア
ドレスとして、A10、A11番地が、テーブルMTBLの管理
エリアK1の第3番目の登録欄に登録される。
り、管理エリアとしてエリアK1 を示すデータがステッ
プ312で得られているので、メモリ264が図5及び
図6の状態とすれば、ICMの開始アドレス及び終了ア
ドレスとして、A10、A11番地が、テーブルMTBLの管理
エリアK1の第3番目の登録欄に登録される。
【0045】そして、マイコン240の処理はステップ
316からステップ317に進み、このステップ317
において、終話処理が実行されて装置はスタンバイモー
ドに入る。
316からステップ317に進み、このステップ317
において、終話処理が実行されて装置はスタンバイモー
ドに入る。
【0046】そして、以後、同様にして、子機1nの使
用者への伝言があると、相手からの伝言が順にメモリ2
64に書き込まれるとともに、その伝言の書き込まれた
開始アドレス及び終了アドレスが、メモリ265のテー
ブルMTBLのうちの、子機1pが指定した子機1nの管理
エリアKnの登録欄に順に登録される。
用者への伝言があると、相手からの伝言が順にメモリ2
64に書き込まれるとともに、その伝言の書き込まれた
開始アドレス及び終了アドレスが、メモリ265のテー
ブルMTBLのうちの、子機1pが指定した子機1nの管理
エリアKnの登録欄に順に登録される。
【0047】《留守番録音モードのセット》子機1がス
タンバイモードにあるとき、操作キー132のうちの登
録キーを押しながら留守キーを押す。すると、制御コー
ドCTRLが、留守番録音モードに入ることを示すコマンド
信号CMNDが形成され、このコマンド信号CMNDが親機2へ
と送信される。
タンバイモードにあるとき、操作キー132のうちの登
録キーを押しながら留守キーを押す。すると、制御コー
ドCTRLが、留守番録音モードに入ることを示すコマンド
信号CMNDが形成され、このコマンド信号CMNDが親機2へ
と送信される。
【0048】そして、親機2においては、そのコマンド
信号CMNDが送信されてくると、録音再生フラグTADFが
“1”にセットされ、次に、制御コードCTRLが、録音再
生フラグTADFのセットを了解したことを示すコマンド信
号CMNDが形成され、この信号CMNDが子機1へと送信さ
れ、その後、親機2はスタンバイモードに入る。
信号CMNDが送信されてくると、録音再生フラグTADFが
“1”にセットされ、次に、制御コードCTRLが、録音再
生フラグTADFのセットを了解したことを示すコマンド信
号CMNDが形成され、この信号CMNDが子機1へと送信さ
れ、その後、親機2はスタンバイモードに入る。
【0049】また、子機1においても、了解のコマンド
信号CMNDを受信すると、スタンバイモードに入る。
信号CMNDを受信すると、スタンバイモードに入る。
【0050】《留守番録音モードのリセット》子機1が
スタンバイモードにあるとき、操作キー132のうちの
登録キーを押しながら在宅キーを押す。すると、上述の
録音再生フラグTADFのセットのときと同様にして、親機
2の録音再生フラグTADFが“0”にリセットされる。
スタンバイモードにあるとき、操作キー132のうちの
登録キーを押しながら在宅キーを押す。すると、上述の
録音再生フラグTADFのセットのときと同様にして、親機
2の録音再生フラグTADFが“0”にリセットされる。
【0051】《留守番録音モードによる着呼》この例に
おいては、子機1が5台であり、それぞれに「1」〜
「5」の子機番号が与えられている(n=1〜5)。
おいては、子機1が5台であり、それぞれに「1」〜
「5」の子機番号が与えられている(n=1〜5)。
【0052】そこで、ICMを他の人に聞かれたくない
場合には、子機1の使用者は、自分の子機1nの子機番
号nを、あらかじめ必要な相手に知らせておく。
場合には、子機1の使用者は、自分の子機1nの子機番
号nを、あらかじめ必要な相手に知らせておく。
【0053】そして、着呼時、相手が、ダイヤルキーの
うち、子機番号nに等しい数字キーを押してからICM
を話すと、そのICMがメモリ264に録音されるとと
もに、その録音は該当する子機番号nの子機1nでのみ
再生できるように、録音される。
うち、子機番号nに等しい数字キーを押してからICM
を話すと、そのICMがメモリ264に録音されるとと
もに、その録音は該当する子機番号nの子機1nでのみ
再生できるように、録音される。
【0054】また、着呼時、相手が、ダイヤルキーの数
字のキーを押さずにICMを話すと、そのICMがメモ
リ264に録音されるが、その録音は誰でも再生できる
ように録音される。
字のキーを押さずにICMを話すと、そのICMがメモ
リ264に録音されるが、その録音は誰でも再生できる
ように録音される。
【0055】すなわち、着呼により、回線3からリンガ
信号が送られてくると、《通常の着呼》の場合と同様、
親機2において、マイコン240のCPUの処理がルー
チン400のステップ401からスタートし、ステップ
402において、録音再生フラグTADFがチェックされ
る。そして、今の場合はTADF=“1”で留守番録音モー
ドなので、処理はステップ402からステップ411に
進み、このステップ411において、録音再生回路26
0がスイッチ回路251及び回線インターフェイス25
2を通じて回線3に接続され、次にステップ412にお
いて、メモリコントローラ267にOGMの再生の開始
を指示するコマンドが供給される。
信号が送られてくると、《通常の着呼》の場合と同様、
親機2において、マイコン240のCPUの処理がルー
チン400のステップ401からスタートし、ステップ
402において、録音再生フラグTADFがチェックされ
る。そして、今の場合はTADF=“1”で留守番録音モー
ドなので、処理はステップ402からステップ411に
進み、このステップ411において、録音再生回路26
0がスイッチ回路251及び回線インターフェイス25
2を通じて回線3に接続され、次にステップ412にお
いて、メモリコントローラ267にOGMの再生の開始
を指示するコマンドが供給される。
【0056】したがって、メモリ266のOGMのデー
タの読み出しが開始され、このデータが圧伸回路263
によりもとの音声データに伸長されてからD/Aコンバ
ータ262に供給されてアナログの音声信号にD/A変
換され、この音声信号がスイッチ回路251及び回線イ
ンターフェイス252を通じて回線3へと送り出され
る。
タの読み出しが開始され、このデータが圧伸回路263
によりもとの音声データに伸長されてからD/Aコンバ
ータ262に供給されてアナログの音声信号にD/A変
換され、この音声信号がスイッチ回路251及び回線イ
ンターフェイス252を通じて回線3へと送り出され
る。
【0057】したがって、電話がかけてきた相手には、
そのOGM、例えば、「はい、『鈴木』です。ただい
ま、留守にしていますので、ご用件をお話し下さい」
が、聞こえることになる。
そのOGM、例えば、「はい、『鈴木』です。ただい
ま、留守にしていますので、ご用件をお話し下さい」
が、聞こえることになる。
【0058】そして、このOGMが再生されている間
に、マイコン240の処理は、ステップ412からステ
ップ413に進み、このステップ413において、相手
がダイヤルキーの数字キーを押したかどうか、すなわ
ち、相手がダイヤルキーを押すと、DTMF信号が送ら
れてくるので、そのDTMF信号が得られるかどうかが
チェックされ、得られないときには、処理はステップ4
13から414に進む。そして、このステップ414に
おいて、録音再生回路260がOGMの再生を終了した
かどうかがチェックされ、終了していないときには、処
理はステップ414からステップ413に戻る。
に、マイコン240の処理は、ステップ412からステ
ップ413に進み、このステップ413において、相手
がダイヤルキーの数字キーを押したかどうか、すなわ
ち、相手がダイヤルキーを押すと、DTMF信号が送ら
れてくるので、そのDTMF信号が得られるかどうかが
チェックされ、得られないときには、処理はステップ4
13から414に進む。そして、このステップ414に
おいて、録音再生回路260がOGMの再生を終了した
かどうかがチェックされ、終了していないときには、処
理はステップ414からステップ413に戻る。
【0059】したがって、OGMの再生中は、ステップ
413において、相手からのDTMF信号の有無が監視
されていることになる。
413において、相手からのDTMF信号の有無が監視
されていることになる。
【0060】そして、電話の相手が、子機番号nの子機
1nの使用者にICMを伝える必要がある場合には、O
GMの再生中に、自分の電話機のダイヤルキーのうちの
子機番号nに等しい数字キーを押す。例えば、子機番号
1の子機11の使用者にICMを伝える必要がある場合
には、ダイヤルキーの「1」キーを押す。
1nの使用者にICMを伝える必要がある場合には、O
GMの再生中に、自分の電話機のダイヤルキーのうちの
子機番号nに等しい数字キーを押す。例えば、子機番号
1の子機11の使用者にICMを伝える必要がある場合
には、ダイヤルキーの「1」キーを押す。
【0061】すると、相手の電話機から数字キーを示す
DTMF信号が送られてくるが、これがステップ413
により検出され、マイコン240の処理はステップ41
3からステップ421に進む。そして、このステップ4
21において、マイコン240からコントローラ267
にコマンドが供給されてOGMの再生が停止される。そ
して、次にステップ422において、相手から送られて
きたDTMF信号がデコードされて管理エリアKnを指
定するデータに変換される。今の場合であれば、相手は
「1」キーを押しているので、これは子機番号「1」の
子機11の管理エリアK1 を指定するデータに変換され
る。
DTMF信号が送られてくるが、これがステップ413
により検出され、マイコン240の処理はステップ41
3からステップ421に進む。そして、このステップ4
21において、マイコン240からコントローラ267
にコマンドが供給されてOGMの再生が停止される。そ
して、次にステップ422において、相手から送られて
きたDTMF信号がデコードされて管理エリアKnを指
定するデータに変換される。今の場合であれば、相手は
「1」キーを押しているので、これは子機番号「1」の
子機11の管理エリアK1 を指定するデータに変換され
る。
【0062】そして、次に処理はステップ423に進
み、このステップ423において、マイコン240から
コントローラ267にコマンドが供給されてメモリ26
4の空きエリアへの書き込みが許可される。図5及び図
6の場合であれば、メモリ264の空きエリアの開始ア
ドレスはA10番地なので、このA10番地からの書き込み
が許可される。
み、このステップ423において、マイコン240から
コントローラ267にコマンドが供給されてメモリ26
4の空きエリアへの書き込みが許可される。図5及び図
6の場合であれば、メモリ264の空きエリアの開始ア
ドレスはA10番地なので、このA10番地からの書き込み
が許可される。
【0063】したがって、電話の相手がICM(用件)
を告げると、そのICMの音声信号が、回線インターフ
ェイス252及びスイッチ回路251を通じて録音再生
回路260に供給され、さらに、D/Aコンバータ26
4によりデジタル信号に変換されるとともに、圧伸回路
267によりデータ圧縮され、この圧縮された音声デー
タがメモリ264に供給され、今の場合は、A10番地か
ら順に書き込まれていく。
を告げると、そのICMの音声信号が、回線インターフ
ェイス252及びスイッチ回路251を通じて録音再生
回路260に供給され、さらに、D/Aコンバータ26
4によりデジタル信号に変換されるとともに、圧伸回路
267によりデータ圧縮され、この圧縮された音声デー
タがメモリ264に供給され、今の場合は、A10番地か
ら順に書き込まれていく。
【0064】そして、この間にマイコン240の処理は
ステップ423からステップ424に進み、このステッ
プ424において、相手がオンフックしたかどうががチ
ェックされ、オンフックしていないときには、処理はス
テップ424を繰り返す。こうして、ICMがメモリ2
64に録音されていくとともに、この録音時、相手のオ
ンフックが監視されている。
ステップ423からステップ424に進み、このステッ
プ424において、相手がオンフックしたかどうががチ
ェックされ、オンフックしていないときには、処理はス
テップ424を繰り返す。こうして、ICMがメモリ2
64に録音されていくとともに、この録音時、相手のオ
ンフックが監視されている。
【0065】そして、電話の相手がICMを終えてオン
フックすると、これがステップ424により検出され、
処理はステップ424からステップ425に進み、この
ステップ425において、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給され、メモリ264に対す
るICMの書き込みが終了され、次にステップ426に
おいて、このときの書き込みの開始アドレス及び終了ア
ドレスが、テーブルMTBLの管理エリアKnの最初の空欄
に登録される。
フックすると、これがステップ424により検出され、
処理はステップ424からステップ425に進み、この
ステップ425において、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給され、メモリ264に対す
るICMの書き込みが終了され、次にステップ426に
おいて、このときの書き込みの開始アドレス及び終了ア
ドレスが、テーブルMTBLの管理エリアKnの最初の空欄
に登録される。
【0066】今の場合は、子機11に対するICMであ
り、管理エリアとしてエリアK1 を示すデータがステッ
プ422で得られているので、メモリ264が図5及び
図6の状態とすれば、ICMの開始アドレス及び終了ア
ドレスとして、A10、A11番地が、テーブルMTBLの管理
エリアK1の第3番目の登録欄に登録される。
り、管理エリアとしてエリアK1 を示すデータがステッ
プ422で得られているので、メモリ264が図5及び
図6の状態とすれば、ICMの開始アドレス及び終了ア
ドレスとして、A10、A11番地が、テーブルMTBLの管理
エリアK1の第3番目の登録欄に登録される。
【0067】そして、マイコン240の処理はステップ
426からステップ427に進み、このステップ427
において、終話処理が実行されて装置はスタンバイモー
ドに入る。
426からステップ427に進み、このステップ427
において、終話処理が実行されて装置はスタンバイモー
ドに入る。
【0068】そして、以後、同様にして、着呼がある
と、相手からのICMが順にメモリ264に書き込まれ
るとともに、そのとき、子機1が指定されていれば、そ
のICMの書き込まれた開始アドレス及び終了アドレス
が、メモリ265のテーブルMTBLのうちの、相手が指定
した子機1nの管理エリアKnの登録欄に順に登録され
る。
と、相手からのICMが順にメモリ264に書き込まれ
るとともに、そのとき、子機1が指定されていれば、そ
のICMの書き込まれた開始アドレス及び終了アドレス
が、メモリ265のテーブルMTBLのうちの、相手が指定
した子機1nの管理エリアKnの登録欄に順に登録され
る。
【0069】一方、ステップ413、414が繰り返さ
れている間は、メモリ266からOGMのデータが読み
出され、そのOGMが電話の相手へと送り出されている
が、このOGMのデータが最後まで読み出されると、こ
れがコントローラ267からマイコン240に通知され
る。
れている間は、メモリ266からOGMのデータが読み
出され、そのOGMが電話の相手へと送り出されている
が、このOGMのデータが最後まで読み出されると、こ
れがコントローラ267からマイコン240に通知され
る。
【0070】すると、このOGMの終了したことがステ
ップ414において検出され、処理はステップ414か
らステップ415に進み、このステップ415におい
て、共通の管理エリアK0 を指定するデータが形成さ
れ、その後、処理はステップ423に進む。
ップ414において検出され、処理はステップ414か
らステップ415に進み、このステップ415におい
て、共通の管理エリアK0 を指定するデータが形成さ
れ、その後、処理はステップ423に進む。
【0071】したがって、相手からのICMがメモリ2
64の空きエリアに書き込まれるとともに、その書き込
みの開始アドレス及び終了アドレスが、管理エリアK0
の最初の空欄に登録される。
64の空きエリアに書き込まれるとともに、その書き込
みの開始アドレス及び終了アドレスが、管理エリアK0
の最初の空欄に登録される。
【0072】こうして、電話の相手がOGMの聞こえて
いる間に、ダイヤルキーのうち、子機1を指定する数字
キーを押せば、メモリ264のうちのICMの録音され
たエリアが、その子機1nに対応する管理エリアKnに
登録され、数字キーを押さなければ、メモリ264のう
ちのICMの録音されたエリアが、共通の管理エリアK
0 に登録される。
いる間に、ダイヤルキーのうち、子機1を指定する数字
キーを押せば、メモリ264のうちのICMの録音され
たエリアが、その子機1nに対応する管理エリアKnに
登録され、数字キーを押さなければ、メモリ264のう
ちのICMの録音されたエリアが、共通の管理エリアK
0 に登録される。
【0073】 《取り次ぎ録音及び留守番録音によるICMの再生》子
機1nがスタンバイモードにあるとき、操作キー132
のうちの再生キーを押す。
機1nがスタンバイモードにあるとき、操作キー132
のうちの再生キーを押す。
【0074】すると、親機2によりルーチン500が実
行され、子機1nにおいて自分あてのICMだけを聞く
ことができる。すなわち、操作キー132のうちの再生
キーが押されると、制御コードCTRLが、ICMの再生の
要求であること及び子機1nの識別コードHSIDを示すコ
マンド信号CMNDが形成され、このコマンド信号CMNDが親
機2へと送信される。この結果、親機2においては、マ
イコン240の処理がルーチン500のステップ501
からスタートし、次にステップ502において、親機2
と、ICMの再生を要求した子機1nとの間で、所定の
コマンド信号CMNDがアクセスされて親機2と、その子機
1nとの間にチャンネルが開かれる。
行され、子機1nにおいて自分あてのICMだけを聞く
ことができる。すなわち、操作キー132のうちの再生
キーが押されると、制御コードCTRLが、ICMの再生の
要求であること及び子機1nの識別コードHSIDを示すコ
マンド信号CMNDが形成され、このコマンド信号CMNDが親
機2へと送信される。この結果、親機2においては、マ
イコン240の処理がルーチン500のステップ501
からスタートし、次にステップ502において、親機2
と、ICMの再生を要求した子機1nとの間で、所定の
コマンド信号CMNDがアクセスされて親機2と、その子機
1nとの間にチャンネルが開かれる。
【0075】続いて、ステップ503において、i=1
にセットされ、次にステップ504において、テーブル
MTBLの共通管理エリアK0 の第i番目の登録欄に開始ア
ドレス及び終了アドレスが登録されているかどうかがチ
ェックされる。そして、図6の場合であれば、登録され
ているので、処理はステップ504からステップ505
に進み、このステップ505において、第i番目の登録
欄の開始アドレス及び終了アドレスが取り出され、次に
ステップ506において、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給され、メモリ264に書き
込まれているICMのデータうち、第i番目の登録欄の
開始アドレス及び終了アドレスによりアドレスされるエ
リアのICMのデータICM0-iが順に読み出される。
にセットされ、次にステップ504において、テーブル
MTBLの共通管理エリアK0 の第i番目の登録欄に開始ア
ドレス及び終了アドレスが登録されているかどうかがチ
ェックされる。そして、図6の場合であれば、登録され
ているので、処理はステップ504からステップ505
に進み、このステップ505において、第i番目の登録
欄の開始アドレス及び終了アドレスが取り出され、次に
ステップ506において、マイコン240からコントロ
ーラ267にコマンドが供給され、メモリ264に書き
込まれているICMのデータうち、第i番目の登録欄の
開始アドレス及び終了アドレスによりアドレスされるエ
リアのICMのデータICM0-iが順に読み出される。
【0076】そして、この読み出されたICMのデータ
ICM0-iが圧伸回路263によりもとのデータに伸長され
てからD/Aコンバータ265に供給されてアナログ信
号に変換され、この信号がスイッチ回路251を通じて
送信回路210に供給され、子機1nへと送信される。
ICM0-iが圧伸回路263によりもとのデータに伸長され
てからD/Aコンバータ265に供給されてアナログ信
号に変換され、この信号がスイッチ回路251を通じて
送信回路210に供給され、子機1nへと送信される。
【0077】そして、データICM0-iの読み出しを終了す
ると、マイコン240の処理はステップ506からステ
ップ507に進んで変数iが「1」だけインクリメント
され、次にステップ508において、i>10であるかど
うかがチェックされ、i>10でなければ、処理はステッ
プ508からステップ504に戻る。
ると、マイコン240の処理はステップ506からステ
ップ507に進んで変数iが「1」だけインクリメント
され、次にステップ508において、i>10であるかど
うかがチェックされ、i>10でなければ、処理はステッ
プ508からステップ504に戻る。
【0078】したがって、共通管理エリアK0 の登録欄
に開始アドレス及び終了アドレスが登録されていれば、
メモリ264のうち、その開始アドレス及び終了アドレ
スによりアドレスされるエリアからICMのデータICM0
-iが順に読み出され、そのICMの音声信号が子機1n
へと送信される。
に開始アドレス及び終了アドレスが登録されていれば、
メモリ264のうち、その開始アドレス及び終了アドレ
スによりアドレスされるエリアからICMのデータICM0
-iが順に読み出され、そのICMの音声信号が子機1n
へと送信される。
【0079】そして、メモリ261に書き込まれている
ICMのうち、テーブルMTBLの管理エリアK0 に登録さ
れている開始アドレス及び終了アドレスによりアドレス
されるエリアのICMのデータが、メモリ261からす
べて読み出されると、すなわち、ステップ504におい
て、管理エリアK0 の登録欄に次の開始アドレス及び終
了アドレスがなくなると、あるいはステップ508にお
いて、i>10になると、処理はステップ504あるいは
508からステップ513に進む。
ICMのうち、テーブルMTBLの管理エリアK0 に登録さ
れている開始アドレス及び終了アドレスによりアドレス
されるエリアのICMのデータが、メモリ261からす
べて読み出されると、すなわち、ステップ504におい
て、管理エリアK0 の登録欄に次の開始アドレス及び終
了アドレスがなくなると、あるいはステップ508にお
いて、i>10になると、処理はステップ504あるいは
508からステップ513に進む。
【0080】そして、ステップ513において、i=1
にセットされ、次にステップ514において、テーブル
MTBLの管理エリアK1 〜K5 のうち、子機1nから送ら
れきている子機コードHSIDに対応する管理エリアKn、
すなわち、子機1nに対応する管理エリアKnの第i番
目の登録欄に開始アドレス及び終了アドレスが登録され
ているかどうかがチェックされる。
にセットされ、次にステップ514において、テーブル
MTBLの管理エリアK1 〜K5 のうち、子機1nから送ら
れきている子機コードHSIDに対応する管理エリアKn、
すなわち、子機1nに対応する管理エリアKnの第i番
目の登録欄に開始アドレス及び終了アドレスが登録され
ているかどうかがチェックされる。
【0081】そして、子機1nが子機11であり、図6
の場合であれば、登録されているので、処理はステップ
514からステップ515に進み、このステップ515
において、第i番目の登録欄の開始アドレス及び終了ア
ドレスが取り出され、次にステップ516において、マ
イコン240からコントローラ267にコマンドが供給
され、メモリ264に書き込まれているICMのデータ
うち、第i番目の登録欄の開始アドレス及び終了アドレ
スによりアドレスされるエリアのICMのデータICMn-i
が順に読み出される。
の場合であれば、登録されているので、処理はステップ
514からステップ515に進み、このステップ515
において、第i番目の登録欄の開始アドレス及び終了ア
ドレスが取り出され、次にステップ516において、マ
イコン240からコントローラ267にコマンドが供給
され、メモリ264に書き込まれているICMのデータ
うち、第i番目の登録欄の開始アドレス及び終了アドレ
スによりアドレスされるエリアのICMのデータICMn-i
が順に読み出される。
【0082】そして、この読み出されたデータICMn-iが
圧伸回路263によりもとのデータに伸長されてからD
/Aコンバータ265に供給されてアナログ信号に変換
され、この信号がスイッチ回路251を通じて送信回路
210に供給され、子機1nへと送信される。
圧伸回路263によりもとのデータに伸長されてからD
/Aコンバータ265に供給されてアナログ信号に変換
され、この信号がスイッチ回路251を通じて送信回路
210に供給され、子機1nへと送信される。
【0083】そして、データICMn-iの読み出しを終了す
ると、マイコン240の処理はステップ516からステ
ップ517に進んで変数iが「1」だけインクリメント
され、次にステップ518において、i>10であるかど
うかがチェックされ、i>10でなければ、処理はステッ
プ518からステップ514に戻る。
ると、マイコン240の処理はステップ516からステ
ップ517に進んで変数iが「1」だけインクリメント
され、次にステップ518において、i>10であるかど
うかがチェックされ、i>10でなければ、処理はステッ
プ518からステップ514に戻る。
【0084】したがって、管理エリアKnの登録欄に開
始アドレス及び終了アドレスが登録されていれば、メモ
リ264のうち、その開始アドレス及び終了アドレスに
よりアドレスされるエリアからICMのデータICMn-iが
順に読み出され、そのICMの音声信号が子機1nへと
送信される。
始アドレス及び終了アドレスが登録されていれば、メモ
リ264のうち、その開始アドレス及び終了アドレスに
よりアドレスされるエリアからICMのデータICMn-iが
順に読み出され、そのICMの音声信号が子機1nへと
送信される。
【0085】そして、メモリ261に書き込まれている
ICMのうち、テーブルMTBLの管理エリアKnに登録さ
れている開始アドレス及び終了アドレスによりアドレス
されるエリアのICMのデータが、メモリ261からす
べて読み出されると、すなわち、ステップ514におい
て、管理エリアK0 の登録欄に次の開始アドレス及び終
了アドレスがなくなると、あるいはステップ518にお
いて、i>10になると、処理はステップ514あるいは
508からステップ519に進む。
ICMのうち、テーブルMTBLの管理エリアKnに登録さ
れている開始アドレス及び終了アドレスによりアドレス
されるエリアのICMのデータが、メモリ261からす
べて読み出されると、すなわち、ステップ514におい
て、管理エリアK0 の登録欄に次の開始アドレス及び終
了アドレスがなくなると、あるいはステップ518にお
いて、i>10になると、処理はステップ514あるいは
508からステップ519に進む。
【0086】そして、このステップ519において、終
話処理が実行され、装置はスタンバイモードに入る。
話処理が実行され、装置はスタンバイモードに入る。
【0087】したがって、子機1nにおいては、メモリ
261のICMのうち、共通管理エリアK0 により管理
されているICMが、受話器121から順に音声として
出力され、その後、子機1nの管理エリアKnにより管
理されているICMが順に音声として出力されることに
なる。
261のICMのうち、共通管理エリアK0 により管理
されているICMが、受話器121から順に音声として
出力され、その後、子機1nの管理エリアKnにより管
理されているICMが順に音声として出力されることに
なる。
【0088】すなわち、子機1nにおいては、メモリ2
61のICM(取り次ぎ録音による伝言及び留守番録音
による用件のメッセージ)のうち、共通管理エリアK0
により管理されているICMを順に聞くことができ、そ
の後、子機1nの管理エリアKnにより管理されている
ICMを聞くことができる。
61のICM(取り次ぎ録音による伝言及び留守番録音
による用件のメッセージ)のうち、共通管理エリアK0
により管理されているICMを順に聞くことができ、そ
の後、子機1nの管理エリアKnにより管理されている
ICMを聞くことができる。
【0089】《ICMの消去》メモリ264からあるI
CMが読み出され、これが子機1nから音声として出力
されているとき、ダイヤルキー131のうちの例えば
「7」キーを押すと、これが親機2に通知され、テーブ
ルMTBLからこのときのICMのエリアをアドレスしてい
る開始アドレス及び終了アドレスが消去されるととも
に、そのICMもメモリ264から消去される。
CMが読み出され、これが子機1nから音声として出力
されているとき、ダイヤルキー131のうちの例えば
「7」キーを押すと、これが親機2に通知され、テーブ
ルMTBLからこのときのICMのエリアをアドレスしてい
る開始アドレス及び終了アドレスが消去されるととも
に、そのICMもメモリ264から消去される。
【0090】そして、テーブルMTBL及びメモリ261に
は、その消去により空白欄及び空きエリアができるの
で、この空白欄及び空きエリアをなくすようにガーベー
ジコレクションが行われる。
は、その消去により空白欄及び空きエリアができるの
で、この空白欄及び空きエリアをなくすようにガーベー
ジコレクションが行われる。
【0091】《その他》上述においては、独立に管理エ
リアK1 〜K5、K0 を用意してそれぞれのICMの開
始アドレス及び終了アドレスを登録しているが、子機1
にかかわらず子機コードHSID(子機番号)と、開始アド
レスと、終了アドレスとを1組として1つの管理エリア
に順に登録し、子機1からICMの再生の要求があった
とき、その要求した子機1の子機コードHSIDから該当す
る子機コードHSIDと、開始アドレスと、終了アドレスと
の組を検索し、この検索した結果から開始アドレス及び
終了アドレスを取り出してICMを再生することもでき
る。
リアK1 〜K5、K0 を用意してそれぞれのICMの開
始アドレス及び終了アドレスを登録しているが、子機1
にかかわらず子機コードHSID(子機番号)と、開始アド
レスと、終了アドレスとを1組として1つの管理エリア
に順に登録し、子機1からICMの再生の要求があった
とき、その要求した子機1の子機コードHSIDから該当す
る子機コードHSIDと、開始アドレスと、終了アドレスと
の組を検索し、この検索した結果から開始アドレス及び
終了アドレスを取り出してICMを再生することもでき
る。
【0092】
【発明の効果】この発明によれば、子機1pと外線3と
の間の通話中、子機1pにおいて、ダイヤルキー131
のうち、子機1nを示す数字キーを押すと、外線3から
の伝言が、親機2に設けた録音再生回路260のメモリ
264に録音されるとともに、その伝言の録音エリアを
示すアドレスが、押された数字キーに対応する管理エリ
アKnに登録される。そして、子機1nが所定のキー操
作を行ったとき、メモリ264のうち、子機1nに対応
する管理エリアKnの示すアドレスの録音エリアから、
そこに録音されている伝言が再生され、この再生された
伝言が、親機2からキー操作を行った子機1nへと送ら
れる。
の間の通話中、子機1pにおいて、ダイヤルキー131
のうち、子機1nを示す数字キーを押すと、外線3から
の伝言が、親機2に設けた録音再生回路260のメモリ
264に録音されるとともに、その伝言の録音エリアを
示すアドレスが、押された数字キーに対応する管理エリ
アKnに登録される。そして、子機1nが所定のキー操
作を行ったとき、メモリ264のうち、子機1nに対応
する管理エリアKnの示すアドレスの録音エリアから、
そこに録音されている伝言が再生され、この再生された
伝言が、親機2からキー操作を行った子機1nへと送ら
れる。
【0093】したがって、外線と子機1pとの間で通話
を行っていても、子機1nの使用者あての伝言を受け付
けることができるとともに、その伝言を子機1nの使用
者に正しく伝えることができる。また、その伝言は、子
機1nの使用者だけが聞くことができ、他の者はいっさ
い聞くことができないので、プライバシーを守ることが
できる。
を行っていても、子機1nの使用者あての伝言を受け付
けることができるとともに、その伝言を子機1nの使用
者に正しく伝えることができる。また、その伝言は、子
機1nの使用者だけが聞くことができ、他の者はいっさ
い聞くことができないので、プライバシーを守ることが
できる。
【0094】しかも、そのための構成は留守番電話のた
めの構成と兼用でき、留守番電話のためのルーチン40
0、500にルーチン300を追加するだけでよい。
めの構成と兼用でき、留守番電話のためのルーチン40
0、500にルーチン300を追加するだけでよい。
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】取り次ぎ録音の録音時の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】ICMの録音時の動作の一例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】ICMの再生時の動作の一例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】メモリマップの一例を示す図である。
【図6】管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】信号フォーマットの一例を示す図である。
1、11〜15 子機 2 親機 3 電話回線 110、210 送信回路 120、220 受信回路 140、240 マイクロコンピュータ 251 クロスポイントスイッチ回路 252 回線インターフェイス 260 録音再生回路 261 A/Dコンバータ 262 D/Aコンバータ 264〜266 メモリ 300 取り次ぎ録音ルーチン 400 ICM録音ルーチン 500 ICM再生ルーチン
Claims (2)
- 【請求項1】 親機が複数の子機を扱うことのできるコ
ードレス電話において、 上記親機は、電話の相手からの伝言を記録し、この記録
した伝言を、要求のあったときに再生する記録再生手段
を有し、 この記録再生手段は、上記伝言を記録再生する記録媒体
と、 この記録媒体に記録された上記伝言を管理する管理エリ
アとを有し、 上記複数の子機のうちの第1の子機と外線との間の通話
時に、上記第1の子機において、上記複数の子機のうち
の第2の子機を指定するキー操作を行ったとき、 上記記録再生回路の上記記録媒体に、上記外線の相手か
らの伝言を記録するとともに、 上記記録媒体のうち、上記伝言の記録されたエリアを示
すデータを、上記管理エリアに登録し、 上記第2の子機において所定のキー操作を行ったとき、上記管理エリアのデータにしたがって、上記第2の子機
に対応する伝言を再生し、 この再生した伝言を、上記親機から上記第2の子機へと
送るようにしたコードレス電話。 - 【請求項2】 親機が複数の子機を扱うことのできるコ
ードレス電話において、 上記親機は、電話の相手からの伝言を記録し、この記録
した伝言を、要求のあったときに再生する記録再生手段
を有し、 この記録再生手段は、上記伝言を記録再生する記録媒体
と、 この記録媒体に記録された上記伝言を管理するテーブル
とを有し、 上記複数の子機のうちの第1の子機と外線との間の通話
時に、上記第1の子機において、上記複数の子機のうち
の第2の子機を指定するキー操作を行ったとき、 上記第1の子機と上記外線との間のチャンネルを閉じ、
かつ、 上記記録再生回路の上記記録媒体に、上記外線の相手か
らの伝言を記録するとともに、 上記記録媒体のうち、上記伝言の記録されたエリアを示
すデータを、上記テーブルに登録し、 上記第2の子機において所定のキー操作を行ったとき、 上記テーブルから、上記第2の子機に対応する上記デー
タを取り出し、 上記記録媒体の、上記取り出されたデータの示すエリア
から、このエリアに記録されている伝言を再生し、 この再生した伝言を、上記親機から上記第2の子機へと
送るようにしたコードレス電話。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32115791A JP2980139B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | コードレス電話 |
EP92118888A EP0542118B1 (en) | 1991-11-08 | 1992-11-04 | Cordless telephone apparatus with recording-reproducing means |
DE69227087T DE69227087T2 (de) | 1991-11-08 | 1992-11-04 | Schnurloser Telefonapparat mit Aufzeichnungs- und Wiedergabemitteln |
US07/972,661 US5321739A (en) | 1991-11-08 | 1992-11-06 | Cordless telephone apparatus with message recording and reproducing means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32115791A JP2980139B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | コードレス電話 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130216A JPH05130216A (ja) | 1993-05-25 |
JP2980139B2 true JP2980139B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=18129444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32115791A Expired - Fee Related JP2980139B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | コードレス電話 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2980139B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP32115791A patent/JP2980139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05130216A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |