JP2979433B2 - 光ディスク装置のヘッド速度検出装置 - Google Patents

光ディスク装置のヘッド速度検出装置

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JP2979433B2 JP2404610A JP40461090A JP2979433B2 JP 2979433 B2 JP2979433 B2 JP 2979433B2 JP 2404610 A JP2404610 A JP 2404610A JP 40461090 A JP40461090 A JP 40461090A JP 2979433 B2 JP2979433 B2 JP 2979433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ビームのヘッド駆動に
例えば直流リニアモータを使用する光ディスク装置のヘ
ッド速度検出装置に関し、特にヘッドが情報の記録され
たトラック上を正確に追従走査できるようにするための
ヘッドの速度検出の校正手段を具備する光ディスク装置
のヘッド速度検出装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来この種の技術としては、特開昭63−
213173号公報に開示されたものがあった。図2は
従来の速度検出装置の構成を示す図である。図示するよ
うに、速度検出装置はデジタル構成による速度検出手段
10、アナログ構成による等価回路20及び速度補正回
路30から構成される。速度補正回路30により等価回
路20による速度検出出力と速度検出手段10の速度の
差に応じた修正を行うもので、リアルタイムで略実速度
に近い速度検出を行おうとするものである。
【0003】デジタル構成の速度検出手段10の動作を
図3の波形図を参照しながら説明する。図示しないヘッ
ドから出力される再生信号aはコンパレータによりゼロ
クロスコンパレートされ、コンパレート信号bとなる。
ここで、例えばCDプレーヤのようにピックアップ素子
に光ビームを使用したものでは、追跡すべきトラックに
光ビームを照射して情報を読み取るが、このときディス
ク上のトラック信号をなすのに凸状の部分を設けている
が、平坦面とこの凸部とに照射される光ビームは各々の
部分で反射率の違いから平坦部で照射された光の大部分
がヘッドへ戻ってくるが、凸部では戻ってこないように
なされている。この光量の違いを電流交換素子で電流の
振幅として出力する。従って、ヘッドが移動しトラック
を横切る時、つまりヘッドを駆動するリニアモータが移
動するときは、平坦部と凸部を交互に横切るので再生波
形は図3の信号aのように正弦波状のものとなり、この
正弦波の周期がヘッド速度に対応するものとなる。さら
にこの周期はパルスカウンタで計数され、D/Aコンバ
ータを用いて速度信号に見合ったアナログ電圧dが得ら
れる(速度検出手段10の出力である移動速度v)。
【0004】次にアナログ構成の等価回路20及び速度
補正回路30の動作について説明する。図2において、
速度検出手段10は、アナログ構成の等価回路20との
対応を容易にするために仮想して見做す変換器11,1
2,13を備えている。等価 ∧ ∧ 回路20は上記変換器11,12,13に対応してそれぞれ電流I、駆動力F、 ∧ 加速度αを得る変換器21,22,23を備えている。また、速度補正回路30 は変換器31,32,33,34を備えている。
【0005】上記構成において、駆動電圧Vは速度検出
手段10において、変換器11で変換定数Kaにより電
流Iに変換され、更に変換器12において変換定数Kf
で駆動力Fに変換される。この駆動力Fは変換器13で
1/msが乗算されることにより移動速度vに変換され
る。この移動速度vは変換器31で変換定数Kvにより
速度信号vsに変換される。等価回路20はリニアモー
タと同様な定数を用いて構成することで、前記と同様の
過程で速度信号を得る。即ち、駆動電圧Vは変 ∧ ∧ 換定数Kaで電流Iに変換され、更に、変換定数Kfで変換された動力Fは1/ ∧ ∧ mと1/Sを乗算して速度vとなり、変換定数Kvにより速度信号である電圧v ∧ ∧ ∧ sとなる。vs,vs即ちv,vの差v−v=eの0への収束を促進させるため、
eを変換定数f/Kvによってフィードバックする。つまり、変換定数f/Kv ∧ により変換した信号を加速度部に加算し速度vsを修正する。即ち、ある時点に ∧ おける駆動電圧Vによって得られる速度vsと等価速度vsとの差eに応じて修正 ∧ を加えて速度vsを求める。このようにして得られる速度信号はリアルタイムで 略実速度に近い検出信号となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ディスク
装置の速度検出装置は、上記のように構成しているので
速度補正回路30の周波数特性及びゲインを正確に校正
する必要があり、この校正は容易なものではなかった。
例えば、図1において、変換器34の変換定数K ∧ vが変換器31のゲインKvより大きく設定されていれば検出速度vsは実測vs より大きくなってしまう場合や、速度補正回路30の安
定性を損なう場合もあり得る。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を解消するために速度補正回路のゲイン
を自動的に校正することにより、速度補正回路の安定性
を損なうことのない光ディスク装置のヘッド速度検出装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、記録媒体に情報を記録もしくは再生するピッ
クアップ素子として光ビームを使用したヘッドの移動速
度の速度検出信号を、ヘッドの再生信号に基づいてデジ
タル構成で検出し、アナログ信号として出力するヘッド
速度検出手段を備えると共に、ヘッド速度検出手段と等
価なアナログ構成の等価回路を備え、ヘッド速度検出手
段で検出した速度検出信号と、等価回路にヘッド駆動す
るリニアモータの駆動電圧を入力しその出力から得られ
る速度信号との差をフィードバックし速度信号を補正す
る補正回路を備えた光ディスク装置のヘッド速度検出装
置において、速度補正回路のゲインを速度検出信号と等
価回路の出力から得られる速度信号が一致するように自
動的に校正するゲイン校正回路を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】光ディスク装置のヘッド速度検出装置を上記の
ように構成することにより、ヘッドが移動し光ディスク
のトラックを横切る時に得られる再生信号の周波数或い
は周期を用いて、速度補正回路のゲイン校正を自動的に
行うので、速度補正回路の安定性を損なうことがない。
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は本発明の光ディスク装置のヘッド速
度検出装置の構成を示すブロック図である。本ヘッド速
度検出装置は、図示するようにデジタル構成による速度
検出手段10、アナログ構成による速度検出手段の等価
回路20、速度補正回路30及びゲイン校正回路40で
構成される。ここで速度検出手段10、等価回路20及
び速度補正回路30は、図2の従来例と同一である。但
し、速度補正回路30にはスイッチ35が設けられ、速
度補正回路30におけるフィードバック信号をON/O
FFできるようになっている。
【0011】ゲイン校正回路40は速度補正回路30の
変換器34のゲインを校正するために備えられたゲイン
校正回路であり、CPU46を中心に構成され、リニア
モータの駆動電圧Vを与えるD/A変換器41、速度補
正回路30の出力である速度 ∧ 信号vs及び速度信号vsをデジタル変換するA/D変換器42、スイッチ35を ON/OFFするI/O回路43及び速度補正回路30
の変換器34のゲインKvを校正するためのAGC(自
動利得制御)回路44で構成される。
【0012】上記構成のヘッド速度検出装置において、
駆動電圧Vは、リニアモータを駆動し、移動速度vに変
換される。この時再生信号は図3に示すように、正弦波
状の信号が得られ、その周期に応じて速度信号vsが得
られる。この時速度信号vsと ∧ 速度補正回路30の速度信号vsをA/D変換器42でデジタル信号に変換し、 ∧ CPU46に取り込み、速度信号vsと速度信号vsとを比較することができる。 さらに両者が一致するように、AGC回路44を介して
速度補正回路30の変換器34のゲインKvを校正する
ことができる。ここで駆動電圧を一定にして、一定の移
動速度信号vsを得ることができ、速度補正回路30が
十分安定した後(駆動電圧を与えてから10数msec
以上後)でなければ、速度信号vsと速度信 ∧ 号vsとをA/D変換器42に取り込まないようにする。
【0013】 ∧ このようにして速度信号vsと速度信号vsは自動的に校正されるようになる。 その後、スイッチ35をONにして、速度補正回路30
を動作させれば、ゲインの校正はされているので、安定
した速度検出動作が行われる。図4は速度補正回路ゲイ
ン校正処理手順を示す図である。
【0014】図4において、先ずスイッチ35をOFF
にして駆動電圧Vを設定する(ステップ101)。次
に、時間20msecを待ち(ステップ102)、速度
信号v ∧ sと速度信号vsとを取り込み(ステップ103)、続いてAGC回路44にてゲ ∧ インKvを設定し(ステップ104)、最後に速度信号vsと速度信号vsとが一 致したかを確認して(ステップ105)、ゲイン校正処
理が終了する。
【0015】以上説明したように本発明によれば、速度
補正回路のゲインをリニアモータの駆動電圧に基づいて
自動的に校正するゲイン校正回路を設けたので、従来例
のような速度補正回路のゲインを調整することから解放
され、ゲイン校正が極めて容易となる。また、装置を組
み込んでからもプログラム化しておけば自動校正が可能
で装置の保守性からも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置のヘッド速度検出装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の光ディスク装置のヘッド速度検出装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】図2における各部の信号波形を示す図である。
【図4】本発明のヘッド速度検出装置の速度補正回路ゲ
イン校正処理手順を示す図である。
【符号の説明】
10 速度検出手段 20 等価回路 30 速度補正回路 40 ゲイン校正回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に情報を記録もしくは再生する
    ピックアップ素子として光ビームを使用したヘッドの移
    動速度の速度検出信号を、ヘッドの再生信号に基づいて
    デジタル構成で検出し、アナログ信号として出力するヘ
    ッド速度検出手段を備えると共に、前記ヘッド速度検出
    手段と等価なアナログ構成の等価回路を備え、 前記ヘッド速度検出手段で検出した速度検出信号と、前
    記等価回路に前記ヘッド駆動するリニアモータの駆動電
    圧を入力しその出力から得られる速度信号との差をフィ
    ードバックし速度信号を補正する補正回路を備えた光デ
    ィスク装置のヘッド速度検出装置において、 前記速度補正回路のゲインを前記速度検出信号と前記等
    価回路の出力から得られる速度信号が一致するように自
    動的に校正するゲイン校正回路を設けたことを特徴とす
    る光ディスク装置のヘッド速度検出装置。
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