JP2978741B2 - 切削装置 - Google Patents
切削装置Info
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- JP2978741B2 JP2978741B2 JP21547495A JP21547495A JP2978741B2 JP 2978741 B2 JP2978741 B2 JP 2978741B2 JP 21547495 A JP21547495 A JP 21547495A JP 21547495 A JP21547495 A JP 21547495A JP 2978741 B2 JP2978741 B2 JP 2978741B2
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- blade
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Dicing (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
体ウェーハ等の被加工物を複数のブレードにより同時に
切削するための切削装置に関するものである。
する装置としては、従来例えば実公昭61−16102
号公報に開示された構成のものが知られている。この従
来例においては、1本のスピンドルに複数の同一種類の
ブレードが所定の間隔で取り付けられており、これら複
数のブレードを同時に被加工物に作用させて切削を行う
ようにしてある。
は、複数のブレードを1本のスピンドルに取り付ける関
係上、スピンドルにブレードの重さも加わって片持ちの
スピンドルにたわみ現象が生じて精密切削が出来ないと
いう問題を有している。本発明は、このような従来の問
題を解決するためになされ、片持ちによるたわみの不都
合を解消した切削装置を提供することを課題とする。
するための手段として、本発明は、ブレードにより切削
される被加工物を載置するためのテーブルと、前記ブレ
ードを駆動するスピンドルとを具備した切削装置であ
り、複数のブレードを並設して構成された切削手段と、
この切削手段をスピンドルとで挟持する挟持手段と、こ
の挟持手段を進退させる主軸と、挟持手段が主軸を中心
に回動し作用位置に位置付けられ切削手段をスピンドル
とで挟持する際、正確精密に位置するように前記挟持手
段と主軸との間に精密位置合わせ機構を設けた切削装置
を要旨とする。
図面により詳しく説明すると、図1及び図2において1
は切削装置全体を示すものであり、この切削装置は被加
工物2を載置し保持するチャックテーブル3を有すると
共に、このチャックテーブル3と対峙してその上部に位
置するように複数のブレード4が、コラム20の上下動
により全体的に上下動可能に配設されている。前記チャ
ックテーブル3は、割り出し方向及び図1に仮想線で示
したように切削方向に一定の範囲において往復移動及び
回転可能なものである。
ボビン状のブレード保持部材5に取り付けられて切削手
段7〜10が形成される。切削手段7〜10は例えば一
つのブレード保持部材5に対して1枚以上多数枚のブレ
ード4が所定間隔をもって取り付けられ、これらブレー
ド4は被加工物2に対応させて同種又は異種のものが選
択的に取り付けられる。この同種又は異種とはブレード
自体の厚み、ブレードを構成する砥粒の大きさ、又は異
形状ブレード若しくはバインダーが樹脂か金属か等によ
り区別される。
有する挟持手段6に着脱自在で且つ回転自在に取り付け
られる。図1の実施例の場合は、挟持手段6を正面から
見て略十字状に形成し、第1の切削手段7から第4の切
削手段10までの4個の同種又は異種の切削手段が略平
行で且つ挟持手段6の取付部に対して植設状態に取り付
けられる。この場合の同種又は異種とは、前記ブレード
の同種又は異種に加えて取り付けられているブレードの
数も含まれる。
取り付けられ、この主軸11は切削装置1に装備したケ
ーシング12によりガイドされて、駆動部13により軸
方向に摺動(前後方向に進退)及び回転出来るように構
成されている。
段7〜10が作用位置、つまり前記チャックテーブル3
と対峙した位置に対して、各切削手段に対して回転駆動
を付与する駆動手段、即ちスピンドル14と駆動部15
とが配設されている。
定長さ突出すると共に、例えばコーン型に形成され、前
記切削手段7〜10のブレード保持部材5の端部に嵌着
係合するように構成され、スピンドル14の端部とブレ
ード保持部材5とが同一軸線上において、一種のクラッ
チ結合するように構成されている。この結合としては、
例えばカップリング結合、テーパ結合、又はスプライン
結合等が考えられる。要するに、離脱係合が可能で且つ
回転駆動がスピンドルから切削手段に確実に伝達される
ものであれば足りる。このようにして、ブレード保持部
材5にスピンドル14を嵌着係合することにより、切削
手段7〜10は挟持手段6とスピンドル14とにより両
持ちされ、極めて安定した状態が得られる。
3〜5を参照しながら説明すると、先ず図3において
は、例えば5枚のブレードを有する第1の切削手段7が
作用位置にあって、この切削手段7に対して駆動手段の
スピンドル14が係合し、被加工物2を切削出来るよう
になっている。この位置において、切削手段7を駆動
し、チャックテーブル3を上昇させると共に切削方向に
移動させることでブレードによる切削を遂行する。前記
のように切削手段7は挟持手段6とスピンドル14とに
より両持ちされているため、切削時にたわみ現象を生じ
ることはなく被加工物2を精密に切削することが出来
る。
加工が必要な場合において、例えば3枚のブレードを有
する第3の切削手段9を使用したい場合に、駆動部13
を駆動して先ず主軸11を所定のストローク前進させ
る。この主軸11の前進に伴って全体的に挟持手段6も
前進することになり、図4に示したように第1の切削手
段7とスピンドル14の先端14aとの係合状態が完全
に離脱した状態になる。
して今度は主軸11に回転運動を付与し、例えば主軸を
180°回転させると、それに伴い挟持手段6が回転し
て、第3の切削手段9が作用位置に位置する。一方、主
軸11を前記とは反対に所定ストローク後退させると、
図5に示したように第3の切削手段9に対してスピンド
ル14の先端14aが係合し、駆動部15の駆動によっ
て切削を遂行することが出来る。
段によって決定されるのであり、例えば90°回転させ
ればその回転方向によって第2の切削手段8又は第4の
切削手段10が作用位置に来る。従って、この主軸11
の回転駆動は90°又は180°の間欠回転とすること
が出来る。
ンドル14との軸線における位置合わせは両者が一致す
るように精密位置合わせ機構16を設ける必要がある。
えばカービック(商標名)カップリングが使用される。
このカービックカップリングは一対のカービック歯16
a、16bから構成され、一方のカービック歯16aを
挟持手段6の軸受け部に取り付け、他方のカービック歯
16bをケース12の端部に取り付ける。そして、主軸
11が前進後退時に係合及び離脱するように構成され
る。
例えば90°又は180°の回転によって任意の切削手
段が選択され、その選択された切削手段が切削作動位置
に来るが、更にスピンドル14との係合において正確精
密に位置するように、主軸11が後退した時に両カービ
ック歯16a、16bが噛合して僅かなずれも生じない
ようにする。
段7〜10を装備させたものであるが、これを1個又は
それ以上装備させることが出来ると共に、同種のブレー
ドを同数具備する切削手段を装備した場合には、ブレー
ドの摩滅度が基準値を越えた時に、次の摩滅していない
切削手段を作用位置に位置させるだけで切削装置を停止
させることなく、同一の被加工物を順次長時間に亙って
切削することが可能となる。
装置は、複数のブレードを備えた切削手段を挟持手段と
スピンドルとにより両持ち構成にしたので、従来例の片
持ちと違ってたわみ現象が全く生じなくなり、複数のブ
レードを装備して長寸となっても精密切削が可能になる
効果を奏する。
る。
図である。
状況の要部のみを略示的に示した側面図である。
後の要部のみを略示的に示した側面図である。
ル 4…ブレード5…ブレード保持部材 6…挟持
手段 7…第1の切削手段 8…第2の切削手段
9…第3の切削手段 10…第4の切削手段 1
1…主軸12…ケース 13、15…駆動部 14
…スピンドル 14a…先端16…精密位置合わせ機
構 16a、16b…カービック歯 20…コラム
Claims (1)
- 【請求項1】ブレードにより切削される被加工物を載置
するためのテーブルと、前記ブレードを駆動するスピン
ドルとを具備した切削装置であり、複数のブレードを並
設して構成された切削手段と、この切削手段をスピンド
ルとで挟持する挟持手段と、この挟持手段を進退させる
主軸と、挟持手段が主軸を中心に回動し作用位置に位置
付けられ切削手段をスピンドルとで挟持する際、正確精
密に位置するように前記挟持手段と主軸との間に精密位
置合わせ機構を設けた切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21547495A JP2978741B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21547495A JP2978741B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 切削装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10856891A Division JPH04315567A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 切削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0839541A JPH0839541A (ja) | 1996-02-13 |
JP2978741B2 true JP2978741B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=16672979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21547495A Expired - Lifetime JP2978741B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978741B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105196428B (zh) * | 2014-05-30 | 2017-04-19 | 北新集团建材股份有限公司 | 一种制备岩棉切条板的切割设备和系统 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP21547495A patent/JP2978741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0839541A (ja) | 1996-02-13 |
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