JP2976480B2 - 光学キャリッジの軸受装置及びこれを用いた複写装置 - Google Patents

光学キャリッジの軸受装置及びこれを用いた複写装置

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JP2976480B2 JP2101956A JP10195690A JP2976480B2 JP 2976480 B2 JP2976480 B2 JP 2976480B2 JP 2101956 A JP2101956 A JP 2101956A JP 10195690 A JP10195690 A JP 10195690A JP 2976480 B2 JP2976480 B2 JP 2976480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿を露光・走査する光学系のキャリッジ
の軸受装置およびこれを用いた複写装置に関する。
従来の技術 従来、電子写真複写機等における原稿を露光・走査す
る光学キャリッジとして、第5図に示すようにフレーム
1に軸受ハウジング2を取り付け、更にこの軸受ハウジ
ング内に軸受3を挿入し、ビス4にて軸受を保持するよ
うに構成されたものが知られている。しかしながら、こ
の構成では軸受をビスにて保持するため、保持力を高め
ようとしてビスの締め付け力を大きくすると軸受が変形
してしまい、キャリッジの滑らかな摺動ができなくなる
場合がある。そのため、実用上許容できる限度まで保持
力を弱めて軸受の変形を防止する必要があった。すなわ
ち、ビスの締め付け力を厳密に管理する必要があった。
そこで、これらの問題を解決する手段として、軸受を接
着剤にて軸受ハウジングに固定し、軸受を変形なく保持
しようという方法も試みられている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、接着剤にて軸受
を軸受ハウジングに固定する際、接着剤が固化して保持
力を発揮するまでに時間がかかり、生産効率の点で問題
があった。また、接着剤が軸受の摺動面に付着すると、
軸受本来の機能に著しい悪影響を与えるため、接着剤の
塗布作業を慎重にしなければならず、作業性の点でも問
題があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、接
着剤を使用せず、また、変形など軸受の摺動性能を損な
うことなく、フレームに対する軸受の取り付けをきわめ
て容易となした光学キャリッジの軸受装置およびこれを
用いた複写装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、請求項1記載の発
明に係る光学キャリッジの軸受装置は、少なくとも1つ
の切り欠きを有する孔が形成されたフレームと、このフ
レームの孔に嵌合する軸受と、この軸受を保持する軸受
押え部と前記切り欠きに嵌合する弾性突起部とを有する
軸受ホルダーとを具備し、この軸受ホルダーは前記軸受
に対して軸線方向に位置し前記軸受の軸線方向への移動
を規制するものである。
また、請求項2記載の発明に係る複写装置は、光学系
を保持しながら所定の軸に沿って摺動し且つ少なくとも
1つの切り欠きを有し前記軸が通る孔が形成されたフレ
ームと、このフレームの孔に嵌合して前記軸を保持する
軸受と、この軸受を保持する軸受押え部と前記切り欠き
に嵌合する弾性突起部とを有する軸受ホルダーとを具備
し、この軸受ホルダーは前記軸受に対して軸線方向に位
置し前記軸受の軸線方向への移動を規制するものであ
る。
作用 本発明は上記した構成であるので、キャリッジのフレ
ームに軸受を保持する際に、軸受の摺動性能を全く損な
うことなく保持することができ、また、軸受の軸線方向
の抜けを十分に押えることができ、接着剤等も使用しな
いため、能率よく取り付け作業を行うことができる。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の一実施例による光学キャリッジの外観斜視
図、第2図は軸受部分の断面図、第3図は軸受部分の構
成を示すための、分解した状態の斜視図である。
10は光学キャリッジのフレームで、軸受を構成する孔
11と少なくとも1つの切り欠き11aが形成されている。1
2は孔11に嵌合する円筒部12aとフランジ12bが形成され
た軸受、13は軸受12のフランジ12bを包むように押さえ
ながら保持する軸受押え部13aとフレーム10に形成され
た切り欠き11aに係合する少なくとも1つの弾性突起部1
3bが形成された軸受ホルダーである。
次に、上記構成の軸受装置の組立方法について説明す
る。
フレーム10の孔11に、軸受12の円筒部12aをフランジ1
2bがフレーム10に接する位置まで挿入する。続いて軸受
ホルダー13の軸受押え部13aでフランジ12bを包むように
押さえながら、弾性突起部13bをフレーム10に形成され
た切り欠き11aに弾性力によって係止させる。
円筒部12aの外形と孔11の内径とは嵌合するような寸
法に設定されており、軸受12を孔11へ挿入すると同時に
軸受12の取り付け位置が定まる。すなわち、軸受ホルダ
ー13の取り付け精度が軸受12の位置精度に悪影響を及ぼ
すことはない。
以上のように本実施例によれば、光学キャリッジのフ
レームに軸受を取り付ける際にワンタッチで取り付け可
能で、接着剤等も使用しないため能率よく取り付け作業
を行うことができる。
第4図は、本発明の第二の実施例による軸受部分の構
成を示す分解斜視図である。この実施例では軸受と軸受
ホルダーとを一体化したもので、軸受14には円筒部14a
と少なくとも1つの弾性突起部14bとが形成されてい
る。この実施例で軸受装置を組み立てる場合は、光学キ
ャリッジのフレーム15に形成された穴16に円筒部14aを
挿入し、弾性突起部14bをフレーム15に形成された切り
欠き16aにその弾性力によって係止させればよい。
この実施例によれば、軸受の位置精度は円筒部14aに
て決定されるので、弾性突起部14bの精度が軸受位置精
度に影響を及ぼすことはなく、しかも軸受と軸受ホルダ
ーとを一体化しているため、第一の実施例に比べて更に
能率よく取り付け作業を行うことができる。
発明の効果 以上のように本発明は、軸受ホルダーに、軸受を保持
する軸受押え部とフレームの孔の切り欠きに嵌合する弾
性突起部とを設け、さらに前記軸受ホルダーは軸受に対
して軸線方向に位置することによって、前記軸受の軸線
方向への移動を規制するので、変形やこじれなど軸受の
摺動性能を損なう恐れがなく、軸受の軸線方向の抜けを
十分に押えることができ、また、軸受をフレームにワン
タッチで取付けることができるので、組み立て時におい
ても接着剤等の必要がなく、かつ、ビス等を使わないの
で工具を必要もなく、フレームに対する軸受の取り付け
をきわめて容易にすることができるという効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例による光学キャリッジの
外観斜視図、第2図はその軸受部分の断面図、第3図は
軸受部分の構成を示すための分解した状態の斜視図、第
4図は第二の実施例による軸受部分の構成を示す分解斜
視図、第5図は従来の光学キャリッジの軸受部分の断面
図である。 10,15……フレーム、12,14……軸受、12a,14a……円筒
部、12b……フランジ部、11,16……軸受挿入孔、11a,16
a……切り欠き、13……軸受ホルダー、13a……軸受押え
部、13b,14b……弾性突起部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−24166(JP,A) 特開 昭60−23621(JP,A) 特開 昭60−26432(JP,A) 実開 昭54−15248(JP,U) 実開 平2−69342(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 17/02 - 17/03 G03G 15/04 - 15/04 120 G03B 27/50 G03G 15/00 550 G03G 15/00 G03G 21/16 G03G 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの切り欠きを有する孔が形
    成されたフレームと、このフレームの孔に嵌合する軸受
    と、この軸受を保持する軸受押え部と前記切り欠きに嵌
    合する弾性突起部とを有する軸受ホルダーとを具備し、
    この軸受ホルダーは前記軸受に対して軸線方向に位置し
    前記軸受の軸線方向への移動を規制することを特徴とす
    る光学キャリッジの軸受装置。
  2. 【請求項2】光学系を保持しながら所定の軸に沿って摺
    動し且つ少なくとも1つの切り欠きを有し前記軸が通る
    孔が形成されたフレームと、このフレームの孔に嵌合し
    て前記軸を保持する軸受と、この軸受を保持する軸受押
    え部と前記切り欠きに嵌合する弾性突起部とを有する軸
    受ホルダーとを具備し、この軸受ホルダーは前記軸受に
    対して軸線方向に位置し前記軸受の軸線方向への移動を
    規制することを特徴とする複写装置。
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