JP2974063B2 - 自動周波数制御回路 - Google Patents

自動周波数制御回路

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JP2974063B2
JP2974063B2 JP9105894A JP10589497A JP2974063B2 JP 2974063 B2 JP2974063 B2 JP 2974063B2 JP 9105894 A JP9105894 A JP 9105894A JP 10589497 A JP10589497 A JP 10589497A JP 2974063 B2 JP2974063 B2 JP 2974063B2
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誠 石黒
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信機の発振周波
数の安定化に関し、特に発振周波数が高周波であるとき
の安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】自動周波数制御回路(以下、AFC回路
と略記)は、周波数弁別器を用いて発振周波数を識別
し、周波数の安定化を行っている。
【0003】しかし、発振周波数が周波数弁別器の周波
数帯域を越えた場合、従来のAFC回路は発散し、正常
に動作することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、周波数弁別器の周波数帯域を越えた発振周
波数であっても動作するAFC回路を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するため、本発明は、発振周波数の周波数変動を検出
し、周波数変動に応じて変化する第1の制御信号を出力
する第1の周波数検出手段と、第1の周波数検出手段に
より検出可能な周波数帯域以上の周波数変動を検出し、
予め定められた第2の制御信号を出力する第2の周波数
検出手段と、発振周波数に応じて第1及び第2の制御信
号のいずれか一方を出力する制御信号切替手段と、制御
信号切替手段から出力された制御信号に基づき発振周波
数を所定値に制御する制御手段とを備えることを特徴と
する自動周波数制御回路を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態であるAF
C回路100を図面を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施の形態の構成を示
す図である。バイアスを与えるドライバ8により発振器
1は駆動されている。発振器1はバイアス電流の変動に
より発振周波数を変動させる。発振器1の出力は周波数
弁別器2とハイパスフィルタ3に入力される。周波数弁
別器2は0Hzから始まり、周波数弁別器2自身の特性
によって決まる周波数までの許容周波数帯域を有し、ス
イッチ6に出力する。ハイパスフィルタ3は周波数弁別
器2の許容周波数帯域から上を通過帯域とし、検出器4
に出力する。検出器4の検出レベルの設定は、ハイパス
フィルタ3を通過する信号の有無を検出するレベルに設
定する。検出器4の出力は分岐され、一方は電圧発生器
5に、もう一方はスイッチ6に入力される。電圧発生器
5は予め定められた一定電圧を発生する。スイッチ6は
周波数弁別器2または電圧発生器5のいずれかの出力を
検出器4の出力に応じて切り替え、制御信号として出力
する。差動増幅器7はスイッチ6からの制御信号により
ドライバ8を制御し、発振器1の発振周波数を制御す
る。
【0008】次に、AFC回路100の動作を説明す
る。
【0009】発振器1はドライバ8によって駆動されて
いる。発信機1の出力は、発振周波数に応じて出力電圧
が変化する周波数弁別器2と、周波数弁別器2の許容周
波数から上の周波数通過帯域を有するハイパスフィルタ
3に入力される。
【0010】ハイパスフィルタ3の出力は検出器4に入
力される。この検出器4は信号がハイパスフィルタ3を
通過したことを検出する。つまり、発振器1の発振周波
数が周波数弁別器2の許容周波数帯域以上であることを
検出する。
【0011】許容周波数帯域以上の発振周波数を検出す
ると、検出器4は電力発生器5とスイッチ6に検出信号
を出力する。検出信号を入力された電力発生器5は予め
定められた一定の電圧を出力する。また、検出信号を入
力されたスイッチ6は、別に入力される周波数弁別器2
及び電圧発生器5の出力のうち、電圧発生器5の出力を
制御信号として出力する。つまり、発振周波数が許容周
波数帯域以上のとき、スイッチ6は電圧発生器5の出力
を制御信号として出力する。
【0012】発振器1の発振周波数が許容周波数帯域以
内である場合、ハイパスフィルタ3の出力は小さいので
検出器4の検出レベルに達しない。このため検出器4は
検出信号を出力せず、電圧発生器5は定電圧を発生しな
い。また、スイッチ6は周波数弁別器2の出力を制御信
号として出力する。差動増幅器を用いて周波数弁別器2
の出力と基準電圧Vref と比較することにより自動周波
数制御が行われる。
【0013】発振器1の発振周波数が許容周波数帯域以
上、即ちハイパスフィルタ3の通過帯域内である場合、
ハイパスフィルタ3の出力レベルが大きくなり、検出器
4の検出レベルを越える。このため検出器4は検出信号
を出力し、電圧発生器5が発生した定電圧をスイッチ6
が制御信号として出力する。差動増幅器7は電圧発生器
5が発生する定電圧と基準電圧Vref を比較して電圧発
生器5の出力がなくなるようにドライバ8を制御し、発
振周波数を予め定められた設定周波数に戻す制御を行
う。
【0014】尚、電圧発生器5の出力電圧は許容周波数
帯域の上限周波数における周波数弁別器2の出力レベル
よりも低く設定する。
【0015】ここで説明した実施の形態では、バイアス
電流の変動により発振周波数が変動する発振器の周波数
制御に用いる場合について説明したが、2つのレーザー
ダイオードを発振器とし、これにより生じたビート信号
の発振周波数の周波数制御に本発明を用いることも可能
である。
【0016】
【発明の効果】本発明のAFC回路では、発振周波数が
周波数弁別器の周波数帯域内の場合には、周波数弁別器
の信号により自動周波数制御を行い、周波数帯域以上の
場合には、ハイパスフィルタの出力信号を検出し、周波
数弁別器の信号による自動周波数制御が実行できるよう
に発振周波数を戻す。これにより、発振周波数が周波数
弁別器の周波数帯域以上となっても制御信号を得ること
が可能であり、発振周波数が発散して周波数制御が不能
になることを防ぐことができる。
【0017】つまり、本発明によれば、周波数変動の大
きな発振器の周波数制御の発散を防止することができ、
周波数検出が可能な範囲が広くなり、発散することがな
くなる。結果として、発振周波数の大きな変動に対して
も自動周波数制御が外れることなく安定に制御するAF
C回路を提供することができる。
【0018】本発明の自動周波数制御回路は、特に、光
通信分野(光画像伝送システム)において有効である。
【0019】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業
者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能である
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 周波数弁別器 3 ハイパスフィルタ 4 検出器 5 電圧発生器 6 スイッチ 7 差動増幅器 8 ドライバ 100 AFC回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器の発振周波数を自動制御する自動
    周波数制御回路において、 検出可能な周波数帯域である許容周波数帯域を有し、か
    つ、発振周波数の周波数変動を検出し、周波数変動に応
    じて変化する第1の制御信号を出力する第1の周波数検
    出手段と、 前記許容周波数帯域より高い周波数の周波数変動を検出
    し、予め定められた第2の制御信号を出力する第2の周
    波数検出手段と、 前記第2の周波数検出手段の出力に応じて前記第1及び
    第2の制御信号のいずれか一方を出力する制御信号切替
    手段と、 前記制御信号切替手段から出力された制御信号に基づき
    発振周波数を所定値に制御する制御手段とを備えること
    を特徴とする自動周波数制御回路。
  2. 【請求項2】 発振器の発振周波数に応じて発生する電
    圧と基準電圧を差動増幅器で差動増幅して出力し、前記
    差動増幅器の出力に応じて動作するドライバで前記発振
    器を駆動する自動周波数制御回路において、 前記発振器による発振周波数の周波数変動に応じて第1
    の制御信号を出力する周波数弁別器と、 前記周波数弁別器が検出可能な周波数帯域である許容周
    波数帯域より高い周波数の帯域を通過帯域とするハイパ
    スフィルタと、 前記ハイパスフィルタの出力の有無及び大きさであるハ
    イパスフィルタ出力を検出する検出器と、 前記検出器で前記ハイパスフィルタの出力があると検出
    された場合、予め定められた第2の制御信号を出力する
    電圧発生器と、 前記第1及び第2の制御信号並びに前記ハイパスフィル
    タ出力を入力され、前記ハイパスフィルタ出力に応じ
    て、前記第1及び第2の制御信号のいずれか一方を制御
    信号として前記差動増幅器に出力する制御信号切替スイ
    ッチとを備えることを特徴とする自動周波数制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動周波数制御回路にお
    いて、前記制御信号切替スイッチは、前記ハイパスフィ
    ルタ出力が予め定められた値以下の場合、前記第1の制
    御信号を前記制御信号とし、前記ハイパスフィルタ出力
    が予め定められた値を越えた場合、前記第2の制御信号
    を前記制御信号として出力することを特徴とする自動周
    波数制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の自動
    周波数制御回路において、前記発振器はレーザーダイオ
    ードであることを特徴とする自動周波数制御回路。
JP9105894A 1997-04-23 1997-04-23 自動周波数制御回路 Expired - Lifetime JP2974063B2 (ja)

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JPH10303706A JPH10303706A (ja) 1998-11-13
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