JP3173567B2 - 周波数安定化回路 - Google Patents

周波数安定化回路

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JP3173567B2 JP32541796A JP32541796A JP3173567B2 JP 3173567 B2 JP3173567 B2 JP 3173567B2 JP 32541796 A JP32541796 A JP 32541796A JP 32541796 A JP32541796 A JP 32541796A JP 3173567 B2 JP3173567 B2 JP 3173567B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コヒーレント光通
信及び光ヘテロダイン方式を利用したFM変調器に関
し,特にビート信号の周波数を安定化する周波数安定化
回路(AFC回路)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,図6に示すようなコヒーレント光
伝送装置が提案されている(特開平4−346525号
公報,以下,従来技術1と呼ぶ,参照)。図6に示すよ
うに,コヒーレント光伝送装置は,第1の発光素子とし
て半導体レーザ67を備えた送信装置51及び受信装置
52とを備えている。
【0003】受信装置52は,光結合器59,受光回路
60,フィルタ61,ミキサ62,電気FM変調回路6
3,検波回路64,制御回路65,及び第2の発光素子
としての局部発信用半導体レーザ66とを備えている。
ここで,光結合器69は送信装置51の半導体レーザ5
7から送られてきた信号光と,局部発信用半導体レーザ
66の信号光とを結合する。受光回路60は,受光素子
を備え光結合器59の出力である2つの信号光のビート
を電気信号に変換する。
【0004】また,フィルタ61は,受光回路60の出
力信号から半導体レーザ57(第1の発光素子)で光周
波数変換した際の搬送波成分と,第1の側波成分とを分
離して夫々を抽出する。ミキサ62は,搬送波成分と第
1の側波成分との積を取る。検波回路64は,パイロッ
ト信号の振幅を検知する。制御回路65は,パイロット
信号の振幅が最大に成るように局部発振用半導体レーザ
66の信号光の光周波数を制御する。さらに,電気FM
復調回路63は,ミキサの出力信号である角度変調信号
を復調する。ここで,フィルタ61,ミキサ62,検波
回路64,及び制御回路65は,周波数安定化回路(A
FC回路)の役割を果たしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,前記従
来技術1のコヒーレント光伝送装置において,起動時に
第1の発光素子及び第2の発光素子が充分に安定して,
発光周波数差がAFC回路の引き込み帯域内に入る前に
AFC回路が動作してしまい,AFC回路が発散して発
光素子を消灯してしまい,装置が起動しなかったり,A
FC回路の発散により,発光素子に過大電流が印加され
素子破壊を生じるという欠点があった。
【0006】また,第1の発光素子,或いは第2の発光
素子を光周波数領域で変調した場合,光周波数変調と同
時に,光強度変調が行われ,ビート信号が帯域内に無く
ても強度変調された信号が検出されるため,受光素子を
備えた受光回路の出力を検波してもビート信号の有無を
判定できないという欠点を有した。
【0007】そこで,本発明の技術的課題は,起動時及
び信号源に急激な変動が生じた時ののデッドロックを防
ぐことができ,装置の安定度を向上することができ,信
頼性の向上した周波数安定化回路(AFC回路)を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,2の発
光素子2の光信号とを光結合器3で結合し,受光素子4
でヘテロダイン検波することにより2つの発光素子1,
2の発光周波数の差分の周波数を持つ電気信号(ビート
信号)を得る光ヘテロダイン方式を用いてビート信号の
周波数を一定に保つ周波数安定化回路(AFC回路2
0)において,ビート信号の一部をAFC回路20用に
分岐する分岐器5と,AFC回路20用のビート信号を
周波数弁別器7とビート信号検出回路9に分配する分岐
器6と,分岐器6から出力されるビート信号一つから周
波数に応じた直流電圧を出力する周波数弁別器7と,分
岐器6によって分配されたビート信号のもう一つからビ
ート信号の周波数を安定化するAFC回路20の引き込
み帯域内に存在するか否かを検出するビート信号検出回
路9と,ビート信号検出回路9によりビート信号が引き
込み帯域内に検出されている時は周波数弁別器7の出力
を受けて所定の周波数になるように第1の発光素子1或
いは第2の発光素子2を制御し,引き込み帯域外にある
時は発光素子を自走状態に保つ制御回路8とを具備して
構成され、ビート信号検出回路9は、AFC回路20の
引き込み帯域の最高周波数と同じ通過帯域を有する第1
の低域濾波器10と,第1の低域濾波器10の出力を出
力制限増幅する出力振幅制限増幅器11と発光素子1又
は発光素子2に入力される変調信号の最高周波数と同じ
通過帯域を持つ第2の低域濾波器12と,第2の低域濾
波器12の出力信号により電圧を判定する検波器13
と,検波器13の出力する電圧からビート信号の有無を
判定する判定回路14とを備えて構成されることを特徴
とするAFC回路が得られる。
【0009】また,本発明によれば,起動時にAFC回
路20の引き込み帯域外に信号がある状態で,AFC回
路20を動作させることによりAFC回路20が発散す
るのを防ぐために,ビート信号検出回路9によって信号
がAFC回路20の引き込み帯域内あることを確認して
からAFC制御を行うことを特徴とする前記記載のAF
C回路20が得られる。
【0010】また,本発明によれば、ビート信号の周波
数を安定化する周波数安定化回路(AFC回路)20の
引き込み帯域内にビート信号が存在するか否かを検出す
るビート信号検出回路9において,AFC回路20の引
き込み帯域の最高周波数と同じ通過帯域を有する第1の
低域濾波器(LPF)10と,第1の低域濾波器(LP
F)10の出力を出力制限増幅する出力振幅制限増幅器
11と第1の発光素子1或いは第2の発光素子2に入力
される変調信号の最高周波数と同じ通過帯域を持つ第2
の低域濾波器(LPF)12と,第2の低域濾波器(L
PF)12の出力信号により電圧を判定する検波器14
と,検波器14の出力する電圧からビート信号の有無を
判定する判定回路15とを備えて構成されることを特徴
とするビート信号検出回路9が得られる。
【0011】また,本発明によれば,前記ビート信号検
出回路9において,光ヘテロダイン方式に用いられ,光
周波数に対する変調と同時に変調が行われる光強度の強
度変調成分の有無を検出することによりビート信号の有
無を検出することを特徴とするビート信号検出回路9が
得られる。
【0012】また,本発明によれば,前記いずれかの周
波数安定化回路20を備えていることを特徴とするFM
変調器が得られる。
【0013】さらに,本発明によれば,前記いずれかの
周波数安定化回路20を備えていることを特徴とする光
伝送装置が得られる。
【0014】要するに,本発明の周波数安定回路(AF
C回路)20では,ビート信号を検出する手段として,
ビート信号がAFC回路20の吹き込み帯域内にある時
には同時に発生する強度変調信号を削除し,ビート信号
がAFC回路20の引き込み帯域内に無い時には同時に
発生する強度変調信号を増幅検波する,これにより強度
変調信号の有無を検出することによりビート信号の有無
を検出するビート信号検出回路を用い,ビート信号がA
FC回路20の引き込み帯域内に入ったことを確認して
からAFC制御を開始するAFC回路20である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態による周波数安
定化回路(以下,AFC回路と呼ぶ)を光ヘテロダイン
技術を用いたFM変調器の構成を示すブロック図であ
る。
【0017】図1に示すFM変調器は,第1の発光素子
1と,第2の発光素子2と,光結合器3と,受光素子4
と,第1の分岐器5と,第2の分岐器6と,周波数弁別
器7と,制御回路8と,ビート信号検出回路9とを有し
ている。
【0018】ここで,AFC回路20は,第2の分岐器
6と,周波数弁別器7と,制御回路8と,ビート信号検
出回路9から構成される。第2の分岐器6は,周波数誤
差を検出する回路への入力信号の一部をビー卜検出回路
へ分岐する。周波数弁別器7は,入力信号の周波数を検
出する。制御回路8は,周波数弁別器7の検出した信号
周波数と設定周波数との誤差を検出し信号源の周波数を
設定周波数と等しくなるよう制御する。
【0019】また,ビート信号検出回路9は,AFC回
路20の引き込み帯域と等しい通過帯域を持つ第1の低
域濾波器10と,第1の低域濾波器10の通過信号を出
力振幅制限増幅する出力振幅制限増幅器11と,ビート
信号を搬送波として周波数変調している変調信号の最高
周波数までを通過させる第2の低域濾波器12と,第2
の低域濾波器12を通過する信号電力を検出する検波器
13と,検波器13の出力からビート信号の有無を判定
する判定回路14から構成され,分岐器6の出力信号か
らビート信号の有無を検出する。
【0020】図2は図1のAFC回路20の周波数弁別
器7の動作説明に供せられる図である。また,図3はA
FC回路20のビート信号検出回路9の動作説明に供せ
られる図である。更に,図4はビート信号検出回路9
振幅制限増幅器の動作説明に供せられる図である。図1
に図2,図3,及び図4を参照しながら,AFC回路2
0の動作について詳しく説明する。
【0021】まず,第2の分岐器6により分岐された信
号は,周波数弁別器7に入力される。図2に示すよう
に,周波数弁別器7は,入力される信号の周波数に応じ
た直流電圧を発生する。この電圧値により信号周波数を
検出する。
【0022】次に,制御回路8は,周波数弁別器7の出
力電圧と設定周波数に対応する電圧とを比較し信号周波
数が設定周波数と等しくなるように信号源を駆動する電
圧を制御する。この時,ビート信号検出回路9がビート
信号を検出していなければ,上記の制御は行わず,駆動
電圧を初期値に固定して信号源を駆動する。
【0023】また,第2の分岐器6により分岐されたも
う一方の信号は,ビート信号検出回路9に入力される。
ビート信号検出回路9に入力された信号は,第1の低域
濾波器10に入る。
【0024】図3(a)に示すように,第1の低域濾波
器10は,AFC回路20の引き込み帯域外にある信号
を遮断する。即ち,ビート信号がAFC回路20の引き
込み帯域内にない場合{信号波形(イ)},第1の低域
濾波器10は,ビート信号22を遮断し,信号源を周波
数変調する際に,同時に発生する強度変調成分21のみ
を通過させる{信号波形(ロ)}。
【0025】この強度変調成分21は,振幅制限増幅器
11により振幅制限増幅された後{信号波形(ハ)},
第2の低域濾波器12に入る。ここで,第2の低域濾波
器12は,信号源を周波数変調する変調信号より高い周
波数の信号を遮断する。
【0026】ここで,図4の入力波形(リ)及び出力波
形(ヌ)に示されるように,振幅制限増幅器11におい
ては,予め定められた大きさ以上の振幅は削除される。
【0027】強度変調成分21は,変調信号と同じであ
るため第2の低域濾波器12を通過し{信号波形
(ニ)},検波器13に入る。検波器13は,信号入力
を受け任意の電圧を発生する。この電圧をうけて判定回
路14は,ビート信号22が引き込み帯域内に無いと判
定し制御回路8に信号を送る。
【0028】図3(b)に示すように,ビート信号がA
FC回路20の引き込み帯域内にある場合{信号波形
(ホ)}は,第1の低域濾波器10は,ビート信号22
と強度変調成分21の両方を通過させる{信号波形
(ヘ)}。
【0029】ここで,図4の入力波形(ル)及び出力波
形(ヲ)に示されるように,振幅制限増幅器11におい
ては,予め定められた大きさ以上の振幅は削除される。
振幅制限増幅器11では,振幅の小さい強度変調成分2
1は削除され,ビート信号22のみが増幅される。振幅
制限増幅器11の出力信号{信号波形(ト)}は,第2
の低域濾波器の通過帯域外にあるため,信号波形(チ)
に示されるように,第2の低域濾波器からは何も出力さ
れない。また,検波器13への入力が無いため電圧は発
生しない。これにより判定回路14は,ビー卜信号が引
き込み帯域内に在ると判定し制御回路8に信号を送る。
【0030】次に,本発明の実施の形態によるAFC回
路20を用いたFM変調器の動作について説明する。
【0031】図1を再び参照すると,第1の発光素子1
へは,変調信号が入力され,光変調される。この周波数
変調された光と第2の発光素子2の光を光結合器3にて
結合し,受光素子4で光ヘテロダイン検波する。このと
き第1の発光素子1の発光中心周波数と発光素子2の発
光中心周波数の差分の周波数のビート信号が得られる。
このビート信号が,第1の発光素子1の発光中心周波数
と発光素子2の発光中心周波数の差分の周波数を発振中
心周波数とする広帯域FM信号である。
【0032】このビート信号は第1の分岐器5によりそ
の一部を分岐される。この分岐された信号は,FM変調
信号の中心周波数を一定に制御するAFC回路20に入
力される。
【0033】AFC回路20に入力されたビート信号は
第2の分岐器6によりさらに分岐され周波数弁別器7に
入力される。周波数弁別器7は,入力される信号の周波
数に応じた直流電圧を発生する。この電圧値により信号
周波数を検出する。次に,制御回路8は,周波数弁別器
7の出力電圧と設定周波数に対応する電圧とを比較し信
号周波数が設定周波数と等しくなるように第2の発光素
子2の駆動電流を制御する。この時,ビート信号検出回
路9がビート信号を検出していなければ,上記の制御は
行わず駆動電流を初期値に固定して第2の発光素子2を
駆動する。
【0034】この時,第2の発光素子2の代わりに第1
の発光素子1を制御しても,AFC回路20の機能を損
なうことはない。
【0035】また,第2の分岐器6により分岐されたも
う一方の信号は,ビート信号検出回路9に入力されるビ
ート信号検出回路9に入力された信号は,第1の低域濾
波器10に入る。この第1の低域濾波器10はAFC回
路20の引き込み帯域外にある信号を遮断する。
【0036】一方、ビート信号がAFC回路20の引き
込み帯域内にある場合は、第1の低域濾波器10は、ビ
ート信号と強度調成分の両方を通過させる。次に、振
幅制限増幅器11では、振幅の小さい強度変調成分は削
除され、ビート信号のみが増幅される。この振幅制限増
幅器11の出力信号は、第2の低域濾波器12の通過帯
域外にあるため、第2の低域濾波器12から何も出力さ
れない。したがって、検波器13への入力が無いため電
圧は発生しない。これにより判定回路14は、ビート信
号が引き込み帯域内に在ると判定し制御回路8に信号を
送る。
【0037】一方,ビート信号がAFC回路20の引き
込み帯域内にある場合は,第1の低域濾波器10は,ビ
ート信号と強度強調成分の両方を通過させる。次に,振
幅制限増幅器11では,振幅の小さい強度変調成分は削
除され,ビート信号のみが増幅される。この振幅制限増
幅器11の出力信号は,第2の低域濾波器12の通過帯
域外にあるため,第2の低域濾波器12からは何も出力
されない。したがって,検波器13への入力が無いため
電圧は発生しない。これにより判定回路14は,ビー卜
信号が引き込み帯域内に在ると判定し制御回路8に信号
を送る。
【0038】図5は本発明の実施の形態によるAFC回
路を備えたFM変調器をAFC回路をコヒーレント光通
信システムに適用した構成を示す図である。
【0039】図5に示すように,第1の発光素子1を光
送信機16側に用い,光受信機17側では,光結合器3
を受信手段として用い,第1の発光素子1以外のFM変
調器部分を受信機に用いている。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のAFC回
路を用いることにより,起動時,及び信号源に急激な変
動が生じた時ののデッドロックを防ぐことができ,装置
の安定度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるAFC回路を用いた
FM変調器の構成を示す図である。
【図2】図1のAFC回路の周波数弁別器7の動作説明
に供せられる図である。
【図3】図1のAFC回路のビート信号検出回路の動作
説明に供せられる図である。
【図4】図1のAFC回路の振幅制限増幅器の動作説明
に供せられる図である。
【図5】本発明の実施の形態によるFM変調器をコヒー
レント光通信システムに適用した構成を示す図である。
【図6】従来技術1によるコヒーレント光通信装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1の発光素子 2 第2の発光素子 3 光結合器 4 受光素子 5 第1の分岐器 6 第2の分岐器 7 周波数弁別器 8 制御回路 9 ビート信号検出回路 10 第1の低域濾波器 11 振幅制限増幅器 12 第2の低域濾波器 13 検波器 14 判定回路 15 中間周波増幅器 16 光送信機 17 光受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/152 (56)参考文献 特開 平4−346525(JP,A) 特開 平2−2728(JP,A) 特開 昭62−139429(JP,A) 特開 昭52−127707(JP,A) 特開 平7−115401(JP,A) 特開 平8−274714(JP,A) 実開 昭57−94276(JP,U) 実開 平1−59339(JP,U) 実開 平1−59338(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H01S 3/137

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の発光素子の光信号と第2の発光素
    子の光信号とを光結合器で結合し,受光素子でヘテロダ
    イン検波することにより前記第1及び第2の発光素子の
    発光周波数の差分の周波数を持つビート信号を得る光ヘ
    テロダイン方式を用いてビート信号の周波数を一定に保
    つ周波数安定化回路において, 前記ビート信号の一部を当該周波数安定化回路用に分岐
    する第1の分岐器と,前記分岐されたビート信号を更
    に,分配する第2の分岐器と,前記第2の分岐器によっ
    て分配されたビート信号の一つから周波数に応じた直流
    電圧を出力する周波数弁別器と,前記第2の分岐器によ
    って分配されたビート信号のもう一つからビート信号の
    周波数を安定化する周波数安定化回路の引き込み帯域内
    にビート信号が存在するか否かを検出するビート信号検
    出回路と、前記ビート信号検出回路によって,ビート信
    号が前記引き込み帯域内に検出されている時は前記周波
    数弁別器の出力を受けて所定の周波数になるように前記
    第1の発光素子1及び前記第2の発光素子の少なくとも
    一方を制御し,前記引き込み帯域外にある時は前記発光
    素子を自走状態に保つ制御回路とを備えて構成され、前
    記ビート信号検出回路は、前記周波数安定化回路の引き
    込み帯域の最高周波数と同じ通過帯域を有する第1の低
    域濾波器と,第1の低域濾波器の出力を出力制限増幅す
    る出力振幅制限増幅器と第1の発光素子又は第2の発光
    素子に入力される変調信号の最高周波数と同じ通過帯域
    を持つ第2の低域濾波器と,第2の低域濾波器の出力信
    号により電圧を判定する検波器と,前記検波器の出力す
    る電圧からビート信号の有無を判定する判定回路とを備
    えて構成されることを特徴とする周波数安定化回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の周波数安定化回路におい
    て,起動時に前記周波数安定化回路の引き込み帯域外に
    信号がある状態で,当該周波数安定化回路を動作させる
    ことによって,当該周波数安定化回路が発散するのを防
    ぐために,前記ビート信号検出回路により信号が前記引
    き込み帯域内あることを確認してからAFC制御を行う
    ことを特徴とする周波数安定化回路。
  3. 【請求項3】 ビート信号の周波数を安定化する周波数
    安定化回路の引き込み帯域内にビート信号が存在するか
    否かを検出するビート信号検出回路において,周波数安
    定化回路の引き込み帯域の最高周波数と同じ通過帯域を
    有する第1の低域濾波器と,第1の低域濾波器の出力を
    出力制限増幅する出力振幅制限増幅器と第1の発光素子
    又は第2の発光素子に入力される変調信号の最高周波数
    と同じ通過帯域を持つ第2の低域濾波器と,第2の低域
    濾波器の出力信号により電圧を判定する検波器と,前記
    検波器の出力する電圧からビート信号の有無を判定する
    判定回路とを備えて構成されることを特徴とするビート
    信号検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のビート信号検出回路にお
    いて,光ヘテロダイン方式に用いられ,光周波数に対す
    る変調と同時に変調が行われる光強度の強度変調成分の
    有無を検出することによりビート信号の有無を検出する
    ことを特徴とするビート信号検出回路。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の周波数安定化回路
    を備えていることを特徴とするFM変調器。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の周波数安定化回路
    を備えていることを特徴とする光伝送装置。
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IT1310671B1 (it) 1999-08-05 2002-02-19 Cselt Centro Studi Lab Telecom Procedimento e dipositivo per la stabilizzazione della lunghezzad'onda di emissione di una sorgente laser.

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