JP2973921B2 - 電線送給装置 - Google Patents

電線送給装置

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JP2973921B2
JP2973921B2 JP8101468A JP10146896A JP2973921B2 JP 2973921 B2 JP2973921 B2 JP 2973921B2 JP 8101468 A JP8101468 A JP 8101468A JP 10146896 A JP10146896 A JP 10146896A JP 2973921 B2 JP2973921 B2 JP 2973921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線送給装置に関
し、特に、ワイヤーアセンブリの自動製造装置等、連続
的に電線を加工する電線加工装置に併設されて、当該装
置に電線を送給するための電線送給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の電線送給装置は、送給さ
れるべき被覆電線の巻回体から被覆電線を繰り出すため
の供給部と、供給部から繰り出された被覆電線をストッ
クするストック部と、供給部からストック部に電線を繰
り出す繰り出し部とを備えている(例えば実開平4−1
30266号参照)。
【0003】上記ストック部は、主として、定位置で回
動する固定滑車群と、固定滑車群との間で被覆電線を担
持する動滑車群とを備えており、両滑車群間に被覆電線
を複数回巻回し、被覆電線をストックすることにより、
ワイヤーアセンブリの電線加工装置の加工時間に合わせ
て被覆電線を送給するようにしていた。また、上記繰り
出し部は、ストック部に対して被覆電線を所定の送給速
度で繰り出すためのものであり、ストック部に併設され
たセンサによって送給速度を変更可能なモータが設けら
れている。そして、上記動滑車群の変位位置や被覆電線
の変位位置等によってストック部における被覆電線のス
トック量を検出し、検出された被覆電線のストック量に
応じてモータの回転速度を変更することにより、常時、
被覆電線の送給量を調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ストック部における被覆電線のストック量を検出す
るために、3〜5個のセンサを設ける必要がある他、検
出された被覆電線のストック量に応じてモータの回転速
度を変更する必要があったので、制御が複雑になるとい
う不具合があった。
【0005】また、上述の技術では、電線加工装置にお
ける加工電線の調尺寸法に幅広く対応するために、スト
ック部の電線ストック量を多く設定しなければならな
い。そのため、短尺から長尺まで広い範囲に対応させる
ためには、装置全体が大型化し、コスト高にならざるを
得なかった。さらに、ストック部における電線ストック
量が不足した場合には、たとえそれが瞬間的なものであ
ったとしても、電線に好ましくない張力が作用すること
になるので、調尺不良が生じるのを防止するために、こ
れを検出して電線加工装置を停止する必要があった。そ
のため、作業性が低下し、生産効率が下がるという不具
合があった。
【0006】本発明は上述した不具合に鑑みてなされた
ものであり、適用範囲が広く、廉価で生産効率の低減防
止に寄与することのできる電線送給装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、電線を連続的に加
工する電線加工装置に併設される電線送給装置であっ
て、送給されるべき被覆電線の巻回体から被覆電線を繰
り出すための供給部と、供給部から繰り出された被覆電
線を、それに張力を付与した状態でストックするストッ
ク部と、供給部とストック部との間に配置され、被覆電
線を送給するための電線繰り出しユニットとを備えた電
線送給装置において、上記電線繰り出し部は、電線を挟
持可能な一対のローラと、両ローラによって挟持された
電線を供給部からストック部に繰り出す繰り出し方向に
各ローラの何れか一方のローラを回転駆動するモータ
と、このモータと上記一方のローラとの間に設けられ、
モータの上記繰り出し方向への駆動力のみを上記一方の
ローラに伝達する一方向クラッチとを含んでいることを
特徴とする電線送給装置である。
【0008】この特定事項を含む発明では、電線が一対
のローラによって挟持され、モータが何れか一方のロー
ラを所定の繰り出し方向に回転駆動することによって、
電線は、供給部からストック部を経て電線加工装置に送
給される。送給された電線は、電線加工装置によって調
尺され、加工される。ここで、上記モータの回転駆動力
は、上記繰り出し方向への駆動力のみを伝達可能な一方
向クラッチを介して上記ローラに伝達されることから、
ストック部における電線ストック量が低減して、不足す
ることにより、モータによる電線繰り出し速度よりも速
い速度で電線に引っ張り力が作用した場合には、ローラ
が一方向クラッチによってモータと相対変位し、空回り
することにより、電線が引き出されるのを許容する。
【0009】好ましい態様において、本発明の電線送給
装置は、上記電線ストック量の最小値を検出してモータ
を駆動する起動スイッチをさらに含んでいる。この特定
事項を含む発明では、何らかの原因で電線加工装置およ
びモータを停止させた後、専ら電線加工装置のみを再運
転させると、ストック部にストックされている電線が繰
り出され、遂には最小値に至る。この結果、起動スイッ
チが接続され、モータを駆動する。ストック部における
電線ストック量が最小値になってからモータが駆動され
るまでの間、瞬間的であるにせよ、電線ストック量が不
足し、電線に引っ張り力が作用することになるが、上述
した一方向クラッチによってローラが空回りすることに
より、電線は何ら悪影響を受けることなく一対のローラ
から引き出される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の好ましい実施例について詳述する。図1は、本発明
の実施の一形態における電線送給装置の概略構成図であ
る。同図を参照して、図示の電線送給装置は、送給され
るべき被覆電線Wを繰り出すための供給部2と、供給部
2から繰り出された被覆電線Wをストックするストック
部3と、供給部とストック部との間に配置され、被覆電
線を送給するための電線繰り出しユニット6とを備えて
おり、上記ストック部3にストックされた被覆電線W
は、電線癖取り装置4を通って、被覆電線Wの皮剥加工
を施し、皮剥された被覆電線Wに端子金具を圧着する電
線加工装置5に送給されている。
【0011】上記電線癖取り装置4および電線加工装置
5は、周知のものである。なお、上記電線加工装置5に
は、被覆電線Wにもつれ等が生じた場合に当該電線加工
装置5の運転を停止する停止スイッチ5Aが含まれてい
る。上記供給部2は、加工されるべき被覆電線Wを巻回
した巻回体2Aを担持するサプライスタンド2Bと、サ
プライスタンド2Bの上に設けられ、上記巻回体2Aを
担持するほどき装置2Cと、ほどき装置2Cの上方に臨
む、周知のラッパ管2Dとを備えたものである。上記ほ
どき装置2Cは、巻回体2Aを担持するとともに、巻回
体2Aからほどかれる被覆電線Wの分離を助けるための
ものであり、本件出願人が提案中の特願平6−6746
1号のものを好適に採用することができる。
【0012】上記ストック部3は、基台3Aと、基台3
Aに立設されるピラー3Bと、ピラー3Bの側面上端両
側に回転可能に支持される一対の固定滑車3Cと、ピラ
ー3B沿いに昇降可能にピラー3Bに取り付けられ、上
記固定滑車3Cとの間に巻回される被覆電線Wにより、
吊下げられる動滑車3Dとを含んでいる。図示の具体例
では、供給部2から繰り出された被覆電線Wを上流側の
固定滑車3Cから動滑車3Dに掛け渡し、動滑車3Dに
巻回した後、下流側の固定滑車3Cに端部を繰り出し
て、プーリ4Aを介し、上述した電線癖取り装置4に被
覆電線Wを送給している。図示の具体例において、各滑
車3C、3Dは、プーリで構成されている点では従来と
同等であるが、動滑車3Dについては、一枚のプーリで
構成されている点において、従来のものよりも簡素化が
図られている。
【0013】上記電線繰り出しユニット6は、箱型のケ
ーシング61と、ケーシング61に取り付けられた一対
のローラ62、63と、一方のローラ62を回転駆動す
るモータ64と、モータ64と駆動側となる一方のロー
ラ62との間に設けられた一方向クラッチ65とを備え
ている。図2は図1の実施の形態に採用されている電線
繰り出しユニットの正面略図である。同図を参照して、
上記ケーシング61は、図示しないフレームによって吊
り下げられている。
【0014】上記ローラ62、63は、一方(図示の例
ではローラ62)がモータ63に駆動される駆動側のも
のであり、他方が従動側である。両ローラ62、63
は、供給部2とストック部3との間の被覆電線Wを挟持
するニップNを構成しており、このニップNに上記被覆
電線Wを挟持して、供給部2からストック部3に繰り出
す繰り出し方向A1に被覆電線Wを送給できるようにな
っている。なお、図示の例においては、上記ケーシング
61に従動側のローラ63を駆動側のローラ62に接離
可能に変位するための長孔61Aが形成されているとと
もに、この従動側のローラ63を駆動側のローラ62に
付勢する一対の引っ張りコイルばね66が設けられてい
る。そして、この引っ張りコイルばね66により、上記
ニップNによる被覆電線Wの挟持力が適切に設定されて
いる。
【0015】上記モータ64は、モータ軸64Aによっ
て一方のローラ62を回転駆動できるように構成されて
いるものである。上記一方向クラッチ65は、モータ軸
64に固定される内輪65Aと、一方のローラ62の内
周に固定される外輪65Bと、内輪65Aと外輪65B
との間に介装される多数のスプラグ65Cとを有するも
のであり、上記スプラグ65Cによって、被覆電線Wが
供給部2からストック部3へ駆動される繰り出し方向A
のみの回転駆動力がローラ62に伝達され、他方向には
伝達されなくなる。従ってローラ62は、モータ軸64
Aによって上記繰り出し方向Aへ回転駆動されることが
できるとともに、モータ軸64Aよりも高速で上記繰り
出し方向Aへ空回りすることができることになる。
【0016】図1を参照して、上記モータ64の運転を
制御するために、上記ストック部3のピラー3Bには、
その上下方向に一定間隔を隔てて配設された二つのセン
サ7A、7Bが配置されている。各センサ7A、7B
は、それぞれリミットスイッチや光センサで構成され
て、動滑車3Dの位置を検出するためのものである。ピ
ラー3Bの上側に固定された一方のセンサ7Aは、スト
ック部3における電線ストック量が最小値である場合
に、これを検出するためのものである。また、ピラー3
Bの下側に固定された他方のセンサ7Bは、電線ストッ
ク量が最大値近傍になった場合に、これを検知してモー
タ64の回転を停止することにより、電線繰り出しユニ
ット6とストック部3との間に、被覆電線Wの弛みがで
きないようにするためのものである。
【0017】図3は、モータ64を運転するための操作
回路部分を示すシーケンス図である。同図を参照して、
モータ64は、電磁器MCによって、運転/運転停止す
るようになっている。この電磁器MCは、リレーR1の
常閉接点(いわゆるb接点)によって、接続されるよう
に構成されている。上記リレーR1には、電線ストック
量の最小値を検出するセンサ7Aの常閉接点が接続され
ており、センサ7Aが動滑車3Dを検出した場合に、回
路を開いてリレーR1を消磁し、当該リレーR1の常閉
接点によって電磁器MCが励磁されることになる。さら
に、リレーR1の常開接点(いわゆるa接点)は、図示
の通り、当該リレーR1を自己保持可能な自己保持回路
を構成している。
【0018】次に、図示の具体例では、電線加工装置5
の停止スイッチ5Aの常開接点によって接続される第2
のリレーR2が上記操作回路に挿入されている。このリ
レーR2の常開接点は、リレーR1の回路にも挿入され
ており、これによって、停止スイッチ5Aが作動したと
きに、リレーR1が励磁され、被覆電線Wの送給が停止
するようになっている。なお、停止スイッチ5Aに先立
って、センサ7Aが動滑車3Dを検出している場合に
は、第2のリレーR2が励磁されてもリレーR1が励磁
されないことになるが、その場合には、被覆電線Wがス
トック部3に貯留され、センサ7Bが接続されることに
よって電磁器MCが停止するので、実用上、何ら問題は
ない。
【0019】次に、上述した実施の形態の動作につい
て、図1および図3を参照しながら説明する。例えば、
図1の状態から電線加工装置5を運転することにより、
電線加工装置5での間欠的な調尺動作に追従して、被覆
電線Wが消費され、これに伴い動滑車3Dが上昇する。
この動滑車3Dがセンサ7Bを通過して上昇すると、上
記操作回路の電磁器MCが励磁されることにより、モー
タ64が回転駆動される。これにより、被覆電線Wが供
給部2からストック部3に繰り出される。そしてこの電
線加工装置5の間欠動作に関連して被覆電線Wの調尺動
作の休止時に動滑車3Dが再び下限位置に復帰した場合
には、センサ7Bの検知作用により、電磁器MCが消磁
される結果、モータ64が停止する。通常はこのような
動作が電線加工装置5の間欠動作に関連して行われるこ
とにより、被覆電線Wを供給部2からストック部3を経
て安定的に供給する。
【0020】しかしながら調尺電線の加工時において電
線加工装置5での消費量がストック部3でのストック量
を越えた場合、動滑車3Dがストック部3の上限位置ま
で上昇した後には供給不足が生じ、被覆電線Wがモータ
64による通常の電線繰り出し速度よりも速い速度で繰
り出し方向Aへ繰り出されることになるが、上記ローラ
62は、繰り出し方向Aのみの回転駆動力をモータ軸6
4Aから受ける一方向クラッチ65を介してモータ軸6
4Aと連結されているので、上述のような供給不足が生
じた場合には、一方向クラッチ65によってローラ62
が空回りすることにより、被覆電線Wが引き出されるの
を許容する。従って、 電線ストック量を可及的に少なくし、ストック部3
の構成を簡素化、小型化することが可能になる。
【0021】 また、比較的小型の構成で短尺から長
尺まで広い範囲に対応させることが可能になり、コスト
の低減に寄与することになる。 しかも、徒に電線加工装置を停止する必要がなくな
る結果、作業性低下を防止することができるという利点
もある。 さらに、ストック部3における被覆電線Wのストッ
ク量の低減を検出する必要がなくなる結果、ストック量
検出のセンサを少なくする等、制御を簡素化することも
可能になる。
【0022】という種々の利点を奏することが可能にな
る。さらに、上述した実施の態様では、上記電線ストッ
ク量の最小値を検出してモータ64を駆動する起動スイ
ッチとしてのセンサ7Aが設けられているので、以下の
作用を奏する。すなわち、何らかの原因(例えば供給部
2における被覆電線Wのもつれ発生)で電線加工装置5
が停止すると、上述した停止スイッチ5Aが第2のリレ
ーR2を励磁することにより、その常開接点がリレーR
1の回路を閉じるので、モータ64も停止する。これに
より、リレーR1は、自己保持回路によって励磁された
ままの状態になり、電磁器MCは消磁されたままの状態
になっている。その後、専ら電線加工装置5のみを再運
転させると、ストック部3にストックされている被覆電
線Wが繰り出され、遂には最小値に至る。この結果、セ
ンサ7Aの常閉接点が開くので、リレーR1が消磁さ
れ、電磁器MCが励磁されて、自動的にモータ64が再
駆動される。この際、ストック部3における電線ストッ
ク量が最小値になってからモータ64が駆動されるまで
の間、瞬間的であるにせよ、電線ストック量が不足し、
被覆電線Wに引っ張り力が作用することになるが、上述
した一方向クラッチ65によってローラ62が空回りす
ることにより、被覆電線Wは何ら悪影響を受けることな
く一対のローラ62、63から引き出される。従って、
上述した実施の形態では、専ら電線加工装置5のみを再
運転させるだけで、被覆電線Wに悪影響を与えることな
くモータ64を再運転することが可能になるので、この
点からも作業性が向上するという利点がある。
【0023】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上記実施の形態
に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で、種々の
設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータによる電線繰り出し速度よりも速い速度で電線に引
っ張り力が作用した場合には、ローラが一方向クラッチ
によって電線が引き出されるのを許容するので、ストッ
ク部における電線ストック量が不足した場合においても
電線の送給が可能になる。この結果、 電線ストック量を可及的に少なくし、ストック部の
構成を簡素化、小型化することが可能になる。
【0025】 また、比較的小型の構成で短尺から長
尺まで広い範囲に対応させることが可能になり、コスト
の低減に寄与することになる。 しかも、徒に電線加工装置を停止する必要がなくな
る結果、作業性低下を防止することができるという利点
もある。 さらに、ストック部における被覆電線のストック量
の低減を検出する必要がなくなる結果、ストック量検出
のセンサを少なくする等、制御を簡素化することも可能
になる。
【0026】特に、請求項2記載の特定事項を含む発明
では、電線加工装置およびモータの停止後、専ら電線加
工装置のみを再運転させるだけで、電線に悪影響を与え
ることなくモータを再運転することが可能になるので、
この点からも作業性が向上するという利点がある。従っ
て本発明によれば、適用範囲が広く、廉価で生産効率の
低減防止に寄与することのできる電線送給装置を提供す
ることが可能になるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における電線送給装置の
概略構成図である。
【図2】図1の実施の形態に採用されている電線繰り出
しユニットの正面略図である。
【図3】モータを運転するための操作回路部分を示すシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
1 電線送給装置 2 供給部 3 ストック部 5 電線加工装置 65 一方向クラッチ 7A センサ(起動スイッチ) W 被覆電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 59/00 - 59/40 B65H 51/20 B21C 47/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線を連続的に加工する電線加工装置に併
    設される電線送給装置であって、 送給されるべき被覆電線の巻回体から被覆電線を繰り出
    すための供給部と、 供給部から繰り出された被覆電線を、それに張力を付与
    した状態でストックするストック部と、 供給部とストック部との間に配置され、被覆電線を送給
    するための電線繰り出しユニットとを備えた電線送給装
    置において、 上記電線繰り出し部は、 電線を挟持可能な一対のローラと、 両ローラによって挟持された電線を供給部からストック
    部に繰り出す繰り出し方向に各ローラの何れか一方のロ
    ーラを回転駆動するモータと、 このモータと上記一方のローラとの間に設けられ、モー
    タの上記繰り出し方向への駆動力のみを上記一方のロー
    ラに伝達する一方向クラッチとを含んでいることを特徴
    とする電線送給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電線送給装置において、上
    記電線ストック量の最小値を検出してモータを駆動する
    起動スイッチをさらに含んでいるものである。
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