JP2972597B2 - 自動電源オン機能付き携帯無線機 - Google Patents

自動電源オン機能付き携帯無線機

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JP2972597B2 JP8256930A JP25693096A JP2972597B2 JP 2972597 B2 JP2972597 B2 JP 2972597B2 JP 8256930 A JP8256930 A JP 8256930A JP 25693096 A JP25693096 A JP 25693096A JP 2972597 B2 JP2972597 B2 JP 2972597B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動電源オン機能付
き携帯無線機に関し、特にあらかじめ設定した時刻に自
動的に電源オンする機能を有する携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機等の自動電源オン機能
付き携帯無線機では、ユーザが設定した時刻に自動的に
電源をオフさせたり、自動的に電源をオンさせ、それに
連動させてアラーム音をならすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯無
線機では自動的に電源をオンさせ、それに連動させてア
ラーム音をならすことができる。しかし自動的に電源オ
ンを行うことの設定を一度行うと、その設定を解除する
まで毎日繰り返し同じ時刻に自動電源オンしてアラーム
音が鳴動するため、携帯無線機を使用しない場合(日)
にも気づかないうちに電源オンとなりバッテーリを無駄
に消耗する原因となることがある。また、会議中や電車
の中などアラーム音が鳴動すると困る場所または状況で
もアラーム音がなってしまい周りの迷惑になることがあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動電源オン機
能付き携帯無線機は、あらかじめ設定した時刻に自動的
に電源オンする機能を有する携帯無線機において、あら
かじめ電源オン時刻を任意の日単位の繰り返しパターン
で設定する手段を有し、前記日単位の繰り返しパターン
として連日、日付指定、及び曜日指定のうちのいずれか
を選択し指定内容とともに記憶手段に登録する手段と、
現在時刻の他に日付、曜日を計時し計時結果が前記記憶
手段の記憶内容と一致するか照合し一致を検出すると自
動電源オンを指示する電源オン時刻検出手段とを有する
構成とすることができる。
【0005】また、あらかじめ自動電源オンが行われる
際のアラーム出力として音響出力を行うか振動出力を行
うかのいずれかを選択し記憶手段に登録する手段と、音
響を発生する手段と、振動を発生する手段と、実際に自
動電源オンが行われる際に前記記憶手段の記憶内容に応
じて前記音響を発生する手段及び前記振動を発生する手
段のいずれかを起動しアラーム出力させる手段とを有す
る構成とすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施形態例を示すブロ
ック図であり、携帯無線機のうち携帯電話機に適用した
例(本発明に係わる部分のみ)を示す。図1において、
本例の携帯電話機は、ユーザのキー操作により各種設定
データを入力するデータ入力部2と、自動電源オン(O
N)の設定がある場合にデータ入力部2から入力した1
日(0時0分〜23時59分)のうちの電源オン時刻を
記憶する自動電源オン時刻記憶部8と、現在の日付,曜
日とともに現在時刻を計時し自動電源オン時刻記憶部8
に記憶した電源オン時刻になったことを検出する自動電
源オン時刻検出部7と、データ入力部2から入力した自
動電源オンの日単位の繰り返しパターン情報及びアラー
ム出力として音響または振動を選択した情報を記憶する
情報記憶部9と、情報記憶部9の設定でアラーム出力と
して音響が設定されている場合は電話音声出力用のスピ
ーカ5より可聴音(トーンあるいは、あらかじめ録音し
た音声メッセージ)を出力させ、振動が設定されている
場合は着信報知用のモータ(バイブレータ)6を起動し
振動を発生させるアラームメッセージ告知検出部4と、
上記各部及び無線部1やその他図示していない表示部や
マイクロホンなどの携帯電話機に必要な各部を制御する
主制御回路(CPU)3とを有している。本発明と直接
関係ないこれら各部は適切な周知技術で実現可能なので
詳細説明は省略する。
【0008】次に、本例の携帯電話機の動作について、
図1とともに図2と図3を参照して詳細に説明する。
【0009】まず電源オン中に、主制御回路3はデータ
入力部2からのデータ入力を制御し、自動電源オンの設
定有りの場合(図2のステップS11)、自動電源オン
する時刻データを入力し自動電源オン時刻記憶部8に記
憶し(ステップS12)、次に繰り返しパターンを毎日
動作させるか、日付別で動作させるか、曜日別で動作さ
せるかのいずれかから選択し指定日付や指定曜日のデー
タを入力する(ステップS13)。その後、アラームを
音響または振動のいずれかで出力させるかあるいは何も
出力しないか選択し、それらの情報を情報記憶部9に記
憶する(ステップS14)。その後、図示していない電
源回路を制御し自動電源オン時刻検出部7など自動電源
オンに関係する部分を除いた部分の電源をオフとし、省
電力を図る。なお、自動電源オン時刻記憶部8及び情報
記憶部9は記憶保持用電源を必要としないEEPROM
などの記憶回路で構成することができる。
【0010】自動電源オン時刻検出部7は他の回路が電
源オフされている間も電源が供給されており、日付,曜
日,及び現在時刻のカレンダー情報を管理し、計時した
現在時刻と自動電源オン時刻記憶部8に記憶されている
自動電源オン時刻とを比較し(図3のステップS2
1)、一致したときに電源オン時刻に達したことを認識
し、情報記憶部9に記憶させている繰り返しパターン情
報が毎日,日付,及び曜日のいずれであるか判別し、そ
の情報と現在の日付,曜日などの状態が一致するかどう
か判断する(ステップS22)。現在時刻と繰り返しパ
ターンによる現在日とが共に一致した場合に、電源回路
を制御し携帯電話機全体の電源をオンさせる。なお、全
体の電源がすでにオンされている場合はこの処理(電源
オン)は行わない(ステップS23,S24)。
【0011】次に自動電源オン時刻検出部7は主制御回
路3を通してアラームメッセージ告知検出部4を起動
し、アラームメッセージ告知検出部4は情報記憶部9に
記憶されているアラーム出力を音響または振動とするか
の情報を検出し(ステップS25)、音響出力設定の場
合、スピーカ5よりアラーム音を鳴動させる(ステップ
S26)。または、振動出力設定の場合、モータ6を起
動しバイブレータを鳴動させる(ステップS27)。な
お、アラーム出力の指定がなければ何も出力しない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自動電源
オン時刻を連日,日付指定,及び曜日指定などの任意の
日単位の繰り返しパターンで設定できるため、携帯電話
機などの携帯無線機を使用しない期間(日)にも気づか
ないうちに自動的に電源オンとなりバッテーリを無用に
消耗してしまうことがなくなる。また、自動電源オン時
のアラーム出力として音響と振動の選択ができるため、
会議中や電車の中などアラーム音が鳴動すると困る場所
においては振動を設定しておけば、周囲に迷惑をかけず
に設定した時刻になったことを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の自動電源オン設定の登録時の処理手順
を示す図である。
【図3】本発明の自動電源オン動作時の処理手順を示す
図である。
【符号の説明】
1 無線部 2 データ入力部 3 主制御回路 4 アラームメッセージ告知検出部 5 スピーカ 6 モータ 7 自動電源オン時刻検出部 8 自動電源オン時刻記憶部 9 情報記憶部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定した時刻に自動的に電源
    オンする機能を有する携帯無線機において、あらかじめ
    電源オン時刻を任意の日単位の繰り返しパターンで設定
    する手段を有し、前記日単位の繰り返しパターンとして
    連日、日付指定、及び曜日指定のうちのいずれかを選択
    し指定内容とともに記憶手段に登録する手段と、現在時
    刻の他に日付、曜日を計時し計時結果が前記記憶手段の
    記憶内容と一致するか照合し一致を検出すると自動電源
    オンを指示する電源オン時刻検出手段とを有することを
    特徴とする自動電源オン機能付き携帯無線機。
  2. 【請求項2】 あらかじめ自動電源オンが行われる際の
    アラーム出力として音響出力を行うか振動出力を行うか
    のいずれかを選択し記憶手段に登録する手段と、音響を
    発生する手段と、振動を発生する手段と、実際に自動電
    源オンが行われる際に前記記憶手段の記憶内容に応じて
    前記音響を発生する手段及び前記振動を発生する手段の
    いずれかを起動しアラーム出力させる手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動電源オン機能付き携
    帯無線機。
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JP5047254B2 (ja) * 2009-11-02 2012-10-10 京セラ株式会社 携帯端末装置及び機能設定制御方法
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