JP2972393B2 - カムフォロア - Google Patents

カムフォロア

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JP2972393B2
JP2972393B2 JP3170508A JP17050891A JP2972393B2 JP 2972393 B2 JP2972393 B2 JP 2972393B2 JP 3170508 A JP3170508 A JP 3170508A JP 17050891 A JP17050891 A JP 17050891A JP 2972393 B2 JP2972393 B2 JP 2972393B2
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cam follower
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宏一 小城
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Mori Seiki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H53/00Cams ; Non-rotary cams; or cam-followers, e.g. rollers for gearing mechanisms
    • F16H53/06Cam-followers

Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工作機械の工具
交換装置における溝カム,ローラギヤカム等に採用され
るカムフォロアに関し、特に外輪がガイド溝の両側面に
同時に接触した場合に生じるブレーキ現象を防止できる
ようにした外輪の構造の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば工作機械の主軸ヘッドに希望の工
具を自動的に装着する工具交換装置では、駆動機構によ
って工具交換軸を軸方向に進退動させるようにしてい
る。このような駆動機構として、従来からカムフォロア
を溝カムのガイド溝内を転動させるようにした構造のも
のがあり、例えば、図4に示すように構成されている。
即ち、回転軸5に固着された円盤状の溝カム1のガイド
溝2内に、揺動レバー3の先端に圧入等によって装着さ
れたカムフォロア4を挿入する。上記揺動レバー3はそ
の長手方向中央付近が軸支されており、その後端は工具
交換軸に連結されている。また上記カムフォロア4は、
上記揺動レバー3に固着された中心軸4aに外輪4bを
多数のコロ4cを介して回転自在に装着した構造のもの
である。この駆動機構では、カムフォロア4の外輪4b
が溝カム1のガイド溝2の外側面2a又は内側面2bの
何れかに接触して該側面上を転動し、これにより揺動レ
バー3がガイド溝2の形状に応じて揺動し、上記工具交
換軸を軸方向に進退動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のカ
ムフォロアを用いた駆動機構では、カムフォロア4の外
輪4bとガイド溝2と隙間を小さくしてバックラッシュ
をできるだけ小さくすることが、溝カム1及びカムフォ
ロア4の寿命向上、及び動作精度向上等の観点から好ま
しい。しかし、バックラッシュをあまり小さくすると、
カムフォロアの装着時の垂直精度及び動作時の倒れ等に
よって、カムフォロア4の外輪4bが、ガイド溝2の外
側面2a,内側面2bの両方に同時に接触するおそれが
ある。このように外輪4bが両側面2a,2bに同時に
接触すると、外側面2aとの接触による回転方向と内側
面2bとの接触による回転方向とが逆であることから、
いわゆるブレーキ現象が発生する問題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、ガイド溝の外側面,内側面の両方に同時に接
触した場合でもブレーキ現象の発生を防止でき、従って
バックラッシュを極小にすることができるカムフォロア
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、中心軸と、該
中心軸に回転自在に装着された外輪とを備え、該外輪が
ガイド溝の一方の側壁内面上を転動するように配置され
るカムフォロアにおいて、上記外輪を、軸方向に複数に
分割したことを特徴としている。本発明のカムフォロア
は、中心軸に外輪を転動用コロ又はボールを介して装着
したもの、及びコロ又はボールを介することなく直接装
着したものの両方を含む。転動用コロを介挿する場合
は、勿論このコロも複数に分割することとなる。また外
輪の形状は、各種の形状が含まれ、勿論ストレート(円
筒),クラウニング(R付)等従来のカムフォロアに使
用されているものも含まれる。
【0006】
【作用】本発明に係るカムフォロアによれば、外輪を軸
方向に複数に分割したので、仮に取付精度により、ある
いは動作時の荷重によりカムフォロアが斜めになって、
外輪がガイド溝の外側面,内側面の両方に同時に接触し
た場合でも、例えば外側面には下側の外輪が、内側面に
は上側の外輪が接触することとなり、該両外輪が逆方向
に回転自在であることから、上述のブレーキ現象が発生
することはない。またこのようにブレーキ現象の発生の
おそれがないことから、ガイド溝とカムフォロアの外輪
との隙間に余裕を設ける必要はなく、従ってそれだけバ
ックラッシュを小さくでき、寿命,動作精度等を向上で
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図3は本発明の一実施例による工具交換
装置用カムフォロアを説明するための図である。
【0008】図において、11は工具交換装置9のフレ
ーム部材10によって回転可能かつ軸方向移動可能に支
持された交換軸である。図示していないが、該交換軸1
1の上端には交換用アームが固着されており、下側部分
には該交換軸11を回転させる回転駆動機構が接続され
ている。
【0009】また上記交換軸11の途中部分の外周には
連結溝11aが環状に凹設されており、該連結溝11a
には揺動レバー12の後端部に装着された第1カムフォ
ロア13が挿入されている。この第1カムフォロア13
は、上記揺動レバー12に固着された中心軸13aに回
転コロを介して外輪13bを回転自在に装着した構造の
ものであり、上記外輪13bが上記連結溝11aの内側
面に転接しており、これにより上記揺動レバー12の揺
動に伴って上記交換軸11が軸方向に移動するようにな
っている。
【0010】また上記フレーム部材10の上記交換軸1
1側方部分には、回転軸14が上記交換軸11と直交す
るように配置されており、該回転軸14はその両端部分
が軸受15,15を介して上記フレーム部材10で軸支
されている。この回転軸14には円盤状の板カム16が
キー結合により固定されており、この板カム16の上面
には、上記回転軸14からの距離が連続的に変化するリ
ング状のカム溝16aが凹設されている。なお17はカ
ム板16の下面に固定された駆動ギヤである。
【0011】上記揺動レバー12はその中心部分が支持
軸12aで軸支されており、この支持軸12aはその上
端が上記フレーム部材10で固定支持されている。そし
てこの揺動レバー12の先端には第2カムフォロア18
が装着されており、該カムフォロア18は上記板カム1
6のカム溝16a内に位置している。この第2カムフォ
ロア18は、中心軸19の下端部に多数の下側コロ20
aを介して下側外輪21aを回転自在に装着するととも
に、これのカラー22aを挟んだ上側に多数の上側コロ
20bを介して上側外輪21bを回転自在に装着した構
造のものである。上記中心軸19の上部が圧入等によっ
て上記揺動レバー12に挿入固定されており、上記外輪
21a,21bが上記ガイド溝16aの何れかの側面上
を転動するようになっている。なお、上記下側,上側コ
ロ20a,20bは直径2 〜3 mm×長さ8 〜9mm 程度の
丸棒からなり、上記下側,上側外輪21a,21bは全
長に渡って同一肉厚の円筒状のものである。また、22
bはストッパである。
【0012】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例では、駆動ギヤ17と共に板カム16が回
転すると、これのガイド溝16aの外側面,又は内側面
に揺動レバー12の第2カムフォロア18が転接してい
ることから、該転接点の回転軸14からの距離に応じて
揺動レバー12が揺動し、これにより第1カムフォロア
13が交換軸11を軸方向に移動させる。
【0013】このような動作において、カム溝に転接す
るカムフォロアが、例えば取付誤差により、あるいは使
用時の荷重により斜めになった場合、従来のカムフォロ
アでは、外輪の下端側,上端側がカム溝の外側面,内側
面に同時に転接する場合があり、ブレーキ現象が発生す
る問題があった。これに対して、本実施例では、カム溝
16aと転接する第2カムフォロア18を、下側コロ2
0a,下側外輪21aと、上側コロ20b,上側外輪2
1bとに2分割したので、仮に下側外輪21aと上側外
輪21bとがそれぞれカム溝16aの外側面,内側面に
同時に転接した場合、両外輪が互いに反対方向に回転す
ることから、上記ブレーキ現象が発生することはない。
また上述のように内側,外側両面に接触しても問題が生
じないので、カムフォロア18の外径とガイド溝16a
の幅との隙間に余裕を持たせる必要がなく、従ってバッ
クラッシュを極小にでき、板カム16及び第2カムフォ
ロア18の寿命を延長できるとともに動作精度を向上で
きる。
【0014】なお、上記実施例では、外輪がコロを介し
て支持されている場合を説明したが、本発明はコロを有
しないカムフォロアにも採用でき、また上記外輪を2分
割した場合を説明したが、これは3つ以上に分割しても
よい。また上記実施例では、工具交換装置のカムフォロ
アについて説明したが、本発明のカムフォロアはこのよ
うな装置用に限定されないのは勿論であり、要はカム溝
内を転動させるカムフォロアであれば上記実施例と同様
の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明に係るカムフォロア
によれば、外輪を軸方向に複数に分割したので、カムフ
ォロアが斜めになる等の理由により、外輪がカム溝の内
側面,外側面の両方に同時に転接した場合にも、ブレー
キ現象の発生を防止できる効果があり、またバックラッ
シュを小さくして寿命の延長、動作精度の向上を図るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカムフォロアを示す断
面側面図である。
【図2】上記実施例カムフォロアを備えた工具交換装置
の平面図である。
【図3】上記工具交換装置の断面側面図である。
【図4】従来のカムフォロアを備えた工具交換装置の断
面側面図である。
【符号の説明】
16a ガイド溝 18 カムフォロア 19 中心軸 21a,21b 外輪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸と、該中心軸に回転自在に装着さ
    れた外輪とを備え、該外輪がガイド溝の一方の側壁内面
    上を転動するように配置されるカムフォロアにおいて、
    上記外輪を、軸方向に複数に分割したことを特徴とする
    カムフォロア。
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