JPH09300009A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
- Publication number
- JPH09300009A JPH09300009A JP12021396A JP12021396A JPH09300009A JP H09300009 A JPH09300009 A JP H09300009A JP 12021396 A JP12021396 A JP 12021396A JP 12021396 A JP12021396 A JP 12021396A JP H09300009 A JPH09300009 A JP H09300009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- bearing box
- rolls
- rolling
- rolling mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/02—Rolling stand frames or housings; Roll mountings ; Roll chocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/08—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process
- B21B13/10—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process all axes being arranged in one plane
- B21B13/103—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process all axes being arranged in one plane for rolling bars, rods or wire
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B17/00—Tube-rolling by rollers of which the axes are arranged essentially perpendicular to the axis of the work, e.g. "axial" tube-rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】対向して配置され第１ロールおよび第２ロール
がロールの軸線方向にずれて第１ロールおよび第２ロー
ルに形成された溝の位置が合致しないと、棒や管等が変
形してしまうので、一方の第１ロールの外周に凹部を設
け、他方の第２ロールの外周に凸部を設け、これらを嵌
め合わせていたが、一対の第１ロールと第２ロールが高
速で回転した際これに伴って凹部と凸部も嵌合・離脱を
繰り返すので、凹溝と凸部の磨耗が激しく、第１ロール
と第２ロールの寿命が著しく短くなるという問題があっ
た。 【解決手段】一対の第１ロール１および第２ロール３を
それぞれ回転自在に支持すると共に対向して配置された
第１軸受け箱３および第２軸受け箱４の対向面に凹凸嵌
合部１０を設けて、第１ロールと第２ロールの相対的な
ロールの軸線方向の動きを規制した。
がロールの軸線方向にずれて第１ロールおよび第２ロー
ルに形成された溝の位置が合致しないと、棒や管等が変
形してしまうので、一方の第１ロールの外周に凹部を設
け、他方の第２ロールの外周に凸部を設け、これらを嵌
め合わせていたが、一対の第１ロールと第２ロールが高
速で回転した際これに伴って凹部と凸部も嵌合・離脱を
繰り返すので、凹溝と凸部の磨耗が激しく、第１ロール
と第２ロールの寿命が著しく短くなるという問題があっ
た。 【解決手段】一対の第１ロール１および第２ロール３を
それぞれ回転自在に支持すると共に対向して配置された
第１軸受け箱３および第２軸受け箱４の対向面に凹凸嵌
合部１０を設けて、第１ロールと第２ロールの相対的な
ロールの軸線方向の動きを規制した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は圧延機に関するもの
であり、特に棒や管等を圧延するのに好適な圧延機に関
するものである。
であり、特に棒や管等を圧延するのに好適な圧延機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に棒や管等を圧延する圧延機は、圧
延すべき棒や管等が嵌まり込む溝を外周に有して対向し
て配置された第１ロールおよび第２ロールと、該第１ロ
ールおよび第２ロールをそれぞれ回転自在に支持すると
共に対向して配置された第１軸受け箱および第２軸受け
箱を備えている。第１ロールおよび第２ロールがロール
の軸線方向にずれて第１ロールおよび第２ロールに形成
された溝の位置が合致しないと、棒や管等が変形してし
まうので、圧延精度を向上させるために、溝の位置は初
期のロール固定時のみならず、圧延作業中においても常
にロールの軸線方向にずれないように一致させて置かな
ければならない。このようにの第１ロールおよび第２ロ
ールのロールの軸線方向の位置決めは極めて重要であ
る。
延すべき棒や管等が嵌まり込む溝を外周に有して対向し
て配置された第１ロールおよび第２ロールと、該第１ロ
ールおよび第２ロールをそれぞれ回転自在に支持すると
共に対向して配置された第１軸受け箱および第２軸受け
箱を備えている。第１ロールおよび第２ロールがロール
の軸線方向にずれて第１ロールおよび第２ロールに形成
された溝の位置が合致しないと、棒や管等が変形してし
まうので、圧延精度を向上させるために、溝の位置は初
期のロール固定時のみならず、圧延作業中においても常
にロールの軸線方向にずれないように一致させて置かな
ければならない。このようにの第１ロールおよび第２ロ
ールのロールの軸線方向の位置決めは極めて重要であ
る。
【０００３】従来、第１ロールおよび第２ロールのロー
ルの軸線方向の位置決め手段として、一方の第１ロール
の外周に凹部を設け、他方の第２ロールの外周に凸部を
設け、凹部と凸部とを嵌合させることによって、第１ロ
ールと第２ロールがロールの軸線方向に動かないように
したものがある。
ルの軸線方向の位置決め手段として、一方の第１ロール
の外周に凹部を設け、他方の第２ロールの外周に凸部を
設け、凹部と凸部とを嵌合させることによって、第１ロ
ールと第２ロールがロールの軸線方向に動かないように
したものがある。
【０００４】また、実開昭５６─６５７０３号公報に記
載されている如く、アームとターンバックルとを組み合
わせて、ロールの軸線方向の位置決めを行うようにした
ものがある。
載されている如く、アームとターンバックルとを組み合
わせて、ロールの軸線方向の位置決めを行うようにした
ものがある。
【０００５】更に、実開昭５９─１６７０５号公報に記
載されている如く、ロールチヨツクにＶ字形状の溝のく
さび面を形成すると共に押圧装置を設け、押圧装置でく
さび面を押圧することによって、ロールの軸線方向の位
置決めを行うようにしたものがある。
載されている如く、ロールチヨツクにＶ字形状の溝のく
さび面を形成すると共に押圧装置を設け、押圧装置でく
さび面を押圧することによって、ロールの軸線方向の位
置決めを行うようにしたものがある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方の
第１ロールの外周に凹部を設け、他方の第２ロールの外
周に凸部を設け、これらを嵌め合わせる構造であると、
第１ロールと第２ロールが高速で回転した際これに伴っ
て凹部と凸部も嵌合・離脱を繰り返すので、凹溝と凸部
の磨耗が激しく、第１ロールと第２ロールの寿命が著し
く短くなるという問題があった。
第１ロールの外周に凹部を設け、他方の第２ロールの外
周に凸部を設け、これらを嵌め合わせる構造であると、
第１ロールと第２ロールが高速で回転した際これに伴っ
て凹部と凸部も嵌合・離脱を繰り返すので、凹溝と凸部
の磨耗が激しく、第１ロールと第２ロールの寿命が著し
く短くなるという問題があった。
【０００７】また、アームとターンバックルとを組み合
わせる構造やロールチヨツクに形成したＶ字形状の溝に
押圧装置を押圧する構造にあっては、部品点数が多く高
価であり、また構造も複雑であるという問題があった。
わせる構造やロールチヨツクに形成したＶ字形状の溝に
押圧装置を押圧する構造にあっては、部品点数が多く高
価であり、また構造も複雑であるという問題があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
した圧延機提供するもので、その構成は、対向して配置
された第１ロールおよび第２ロールと、該第１ロールお
よび第２ロールをそれぞれ回転自在に支持すると共に対
向して配置された第１軸受け箱および第２軸受け箱を備
えている圧延機において、前記第１軸受け箱と第２軸受
け箱の対向面に凹凸嵌合部を設けて、第１ロールと第２
ロールの相対的なロールの軸線方向の動きを規制したこ
とを特徴とするものである。
した圧延機提供するもので、その構成は、対向して配置
された第１ロールおよび第２ロールと、該第１ロールお
よび第２ロールをそれぞれ回転自在に支持すると共に対
向して配置された第１軸受け箱および第２軸受け箱を備
えている圧延機において、前記第１軸受け箱と第２軸受
け箱の対向面に凹凸嵌合部を設けて、第１ロールと第２
ロールの相対的なロールの軸線方向の動きを規制したこ
とを特徴とするものである。
【０００９】第１ロールと第２ロールとを組み合わせる
際、第１軸受け箱と第２軸受け箱とを凹凸嵌合させる
と、第１ロールと第２ロールに形成された溝は、ロール
の軸線方向に位置決めされた状態となってずれることな
く一致する。このように、第１軸受け箱と第２軸受け箱
とを凹凸嵌合させると同時に第１ロールと第２ロールの
ロールの軸線方向の位置合わせを行うことができるの
で、従来のように、第１ロールと第２ロールとを組み合
わせた後に、第１ロールと第２ロールを相対的にロール
の軸線方向に移動させてロールの軸線方向の位置を合わ
せるという作業を省略することができる。
際、第１軸受け箱と第２軸受け箱とを凹凸嵌合させる
と、第１ロールと第２ロールに形成された溝は、ロール
の軸線方向に位置決めされた状態となってずれることな
く一致する。このように、第１軸受け箱と第２軸受け箱
とを凹凸嵌合させると同時に第１ロールと第２ロールの
ロールの軸線方向の位置合わせを行うことができるの
で、従来のように、第１ロールと第２ロールとを組み合
わせた後に、第１ロールと第２ロールを相対的にロール
の軸線方向に移動させてロールの軸線方向の位置を合わ
せるという作業を省略することができる。
【００１０】また、圧延作業中においても、第１軸受け
箱と第２軸受け箱とが凹凸嵌合されているために、該第
１軸受け箱と第２軸受け箱のロールの軸線方向の移動が
阻止され、これに伴って該第１軸受け箱と第２軸受け箱
にそれぞれ回転自在に支持されている第１ロールと第２
ロールの相対的なロールの軸線方向の移動が阻止され、
第１ロールと第２ロールがロールの軸線方向にずれるこ
とがない。
箱と第２軸受け箱とが凹凸嵌合されているために、該第
１軸受け箱と第２軸受け箱のロールの軸線方向の移動が
阻止され、これに伴って該第１軸受け箱と第２軸受け箱
にそれぞれ回転自在に支持されている第１ロールと第２
ロールの相対的なロールの軸線方向の移動が阻止され、
第１ロールと第２ロールがロールの軸線方向にずれるこ
とがない。
【００１１】第１軸受け箱と第２軸受け箱とは共に回転
しない。したがって該第１軸受け箱と第２軸受け箱とを
凹凸嵌合させても、凹凸嵌合部は固定された状態にあ
る。したがって凹凸嵌合部は磨耗することがない。
しない。したがって該第１軸受け箱と第２軸受け箱とを
凹凸嵌合させても、凹凸嵌合部は固定された状態にあ
る。したがって凹凸嵌合部は磨耗することがない。
【００１２】第１軸受け箱と第２軸受け箱とは共に従来
から存在している部品であり、特に部品点数が増加する
こともない。
から存在している部品であり、特に部品点数が増加する
こともない。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図１を参照して詳
細に説明する。図において、１は第１ロール、２は第２
ロール、３は第１軸受け箱、４は第２軸受け箱である。
細に説明する。図において、１は第１ロール、２は第２
ロール、３は第１軸受け箱、４は第２軸受け箱である。
【００１４】第１ロール１は外周に半円形の溝１ａが設
けられている。該第１ロール１に対向して第２ロールが
配置してある。この第２ロール２の外周にも半円形の溝
２ａが設けられている。半円形の溝１ａと半円形の溝２
ａとは対向しており全体として円形の穴が形成されてい
る。
けられている。該第１ロール１に対向して第２ロールが
配置してある。この第２ロール２の外周にも半円形の溝
２ａが設けられている。半円形の溝１ａと半円形の溝２
ａとは対向しており全体として円形の穴が形成されてい
る。
【００１５】第１ロール１はその両端部１ｂが第１軸受
け箱３に回転自在に支持されている。第１軸受け箱３は
断面コ字型のもので、第１ロール１の両端部１ｂ外周面
を支持している。第１軸受け箱３に支持された第１ロー
ルは、その軸線方向に動かないように第１軸受け箱３に
支持されているものである。
け箱３に回転自在に支持されている。第１軸受け箱３は
断面コ字型のもので、第１ロール１の両端部１ｂ外周面
を支持している。第１軸受け箱３に支持された第１ロー
ルは、その軸線方向に動かないように第１軸受け箱３に
支持されているものである。
【００１６】一方第２ロール２はその両端部２ｂが第２
軸受け箱４に回転自在に支持されている。第２軸受け箱
４は断面コ字型のもので、第２ロール２の両端部２ｂ外
周面を支持している。第２軸受け箱４に支持された第２
ロールは、その軸線方向に動かないように第２軸受け箱
４に支持されているものである。
軸受け箱４に回転自在に支持されている。第２軸受け箱
４は断面コ字型のもので、第２ロール２の両端部２ｂ外
周面を支持している。第２軸受け箱４に支持された第２
ロールは、その軸線方向に動かないように第２軸受け箱
４に支持されているものである。
【００１７】第１軸受け箱３と第２軸受け箱４とは、対
向した状態で圧延機スタンド７に支持固定されている。
向した状態で圧延機スタンド７に支持固定されている。
【００１８】上記構成は従来のものと同様であるが、本
発明においては第１軸受け箱３と第２軸受け箱４の対向
面に凹凸嵌合部１０が設けてある。すなわち第１軸受け
箱３側に凹部１１を第２軸受け箱４側に凸部１２を設
け、該凹部１１と凸部１２を嵌合してある。
発明においては第１軸受け箱３と第２軸受け箱４の対向
面に凹凸嵌合部１０が設けてある。すなわち第１軸受け
箱３側に凹部１１を第２軸受け箱４側に凸部１２を設
け、該凹部１１と凸部１２を嵌合してある。
【００１９】凹部１１と凸部１２は、第１ロール１と第
２ロール２が相対的にロールの軸線方向（Ｘ方向）に動
かないようにロールの軸線方向に０．０５ｍｍ程度のク
リアランス有して嵌合されている。また第１ロール１と
第２ロール２に形成された各溝１ａ・２ａは、第１軸受
け箱３と第２軸受け箱４とを組み合わせて凹部１１と凸
部１２を嵌合させた際、ロールの軸線方向にズレること
なく一致するような位置に設けられている。
２ロール２が相対的にロールの軸線方向（Ｘ方向）に動
かないようにロールの軸線方向に０．０５ｍｍ程度のク
リアランス有して嵌合されている。また第１ロール１と
第２ロール２に形成された各溝１ａ・２ａは、第１軸受
け箱３と第２軸受け箱４とを組み合わせて凹部１１と凸
部１２を嵌合させた際、ロールの軸線方向にズレること
なく一致するような位置に設けられている。
【００２０】なお実施の形態においては第１軸受け箱３
に凹部を第２軸受け箱４に凸部を設けたが、第１軸受け
箱３側に凸部を第２軸受け箱４側に凹部を設けてもよ
い。
に凹部を第２軸受け箱４に凸部を設けたが、第１軸受け
箱３側に凸部を第２軸受け箱４側に凹部を設けてもよ
い。
【００２１】上記構成の圧延機は、第１ロール１を第１
軸受け箱３に回転自在に取付けると共に第２ロールを第
２軸受け箱４に回転自在に取付けた後、該第１軸受け箱
３および第２軸受け箱４を圧延機スタンド７に支持固定
することによって組み立てるのである。
軸受け箱３に回転自在に取付けると共に第２ロールを第
２軸受け箱４に回転自在に取付けた後、該第１軸受け箱
３および第２軸受け箱４を圧延機スタンド７に支持固定
することによって組み立てるのである。
【００２２】上記組み立てにおいて、圧延機スタンド７
に第１軸受け箱３および第２軸受け箱４を組み込むと、
第１軸受け箱３および第２軸受け箱４の対向面に設けら
れた凹凸嵌合部１０が嵌合し、これによって第１ロール
１と第２ロール２に設けられた溝１ａ・２ａの位置合わ
せが自動的に行われると共に第ロール１と第２ロール２
の相対的な軸線方向の動きが規制されるものである。
に第１軸受け箱３および第２軸受け箱４を組み込むと、
第１軸受け箱３および第２軸受け箱４の対向面に設けら
れた凹凸嵌合部１０が嵌合し、これによって第１ロール
１と第２ロール２に設けられた溝１ａ・２ａの位置合わ
せが自動的に行われると共に第ロール１と第２ロール２
の相対的な軸線方向の動きが規制されるものである。
【００２３】
【実施例】圧延機を使用して、直径２１ｍｍの断面円形
の銅線を直径８ｍｍに圧延した。本発明に係る圧延機は
第１軸受け箱と第２軸受け箱に凹凸嵌合部を設けたもで
あるのに対して、従来の圧延機は第１軸受け箱と第２軸
受け箱に凹凸嵌合部が無いものであり、その他の構成は
両者同一のものである。
の銅線を直径８ｍｍに圧延した。本発明に係る圧延機は
第１軸受け箱と第２軸受け箱に凹凸嵌合部を設けたもで
あるのに対して、従来の圧延機は第１軸受け箱と第２軸
受け箱に凹凸嵌合部が無いものであり、その他の構成は
両者同一のものである。
【００２４】圧延後の製品の真円度を測定したところ、
本発明に係る圧延機を使用したものは０．２３５ｍｍで
あったのに対し、従来の圧延機を使用したものは０．２
３７ｍｍであった。この真円度のみを比較すると両者と
も近似した値であり大差はないが、第１ロールと第２ロ
ールを圧延機スタンドにセットした際、従来のものは、
第１ロールと第２ロールに形成された溝がロールの軸線
方向にズレていたのでこの調整に５分要したが、本発明
では０分であった。このような調整時間が無いことによ
り本発明においては圧延機の稼働率を向上させることが
できる。
本発明に係る圧延機を使用したものは０．２３５ｍｍで
あったのに対し、従来の圧延機を使用したものは０．２
３７ｍｍであった。この真円度のみを比較すると両者と
も近似した値であり大差はないが、第１ロールと第２ロ
ールを圧延機スタンドにセットした際、従来のものは、
第１ロールと第２ロールに形成された溝がロールの軸線
方向にズレていたのでこの調整に５分要したが、本発明
では０分であった。このような調整時間が無いことによ
り本発明においては圧延機の稼働率を向上させることが
できる。
【００２５】なお上記の実施の形態においては、第１ロ
ールおよび第２ロールにそれぞれ半円形溝が形成されて
いる場合について説明したが、溝の形状は特に限定する
ものではない。また特にロールに溝は設けなくてもよ
い。ロールに溝を設けない場合においても、圧延中にお
けるロールの軸線方向の動きを凹凸嵌合部で有効に阻止
することができるのである
ールおよび第２ロールにそれぞれ半円形溝が形成されて
いる場合について説明したが、溝の形状は特に限定する
ものではない。また特にロールに溝は設けなくてもよ
い。ロールに溝を設けない場合においても、圧延中にお
けるロールの軸線方向の動きを凹凸嵌合部で有効に阻止
することができるのである
【００２６】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る圧延機は、
第１軸受け箱と第２軸受け箱とを凹凸嵌合させたので、
第１軸受け箱と第２軸受け箱とを凹凸嵌合させると同時
に第１ロールと第２ロールのロールの軸線方向の位置合
わせを行うことができる。したがって、圧延機の稼働率
を向上させることができる。また、圧延作業中において
も、第１軸受け箱と第２軸受け箱とが凹凸嵌合されてい
るために、第１ロールと第２ロールの相対的なロールの
軸線方向の移動が阻止され、真円度の良好な製品を得る
ことができる。更に、第１軸受け箱と第２軸受け箱とは
共に回転しないために凹凸嵌合部は磨耗することがな
く、長期使用に耐えることができる。更に、第１軸受け
箱と第２軸受け箱とは共に従来から存在している部品で
あり、特に部品点数が増加することもなく安価であり、
しかも構造簡単である圧延機を得ることができる。
第１軸受け箱と第２軸受け箱とを凹凸嵌合させたので、
第１軸受け箱と第２軸受け箱とを凹凸嵌合させると同時
に第１ロールと第２ロールのロールの軸線方向の位置合
わせを行うことができる。したがって、圧延機の稼働率
を向上させることができる。また、圧延作業中において
も、第１軸受け箱と第２軸受け箱とが凹凸嵌合されてい
るために、第１ロールと第２ロールの相対的なロールの
軸線方向の移動が阻止され、真円度の良好な製品を得る
ことができる。更に、第１軸受け箱と第２軸受け箱とは
共に回転しないために凹凸嵌合部は磨耗することがな
く、長期使用に耐えることができる。更に、第１軸受け
箱と第２軸受け箱とは共に従来から存在している部品で
あり、特に部品点数が増加することもなく安価であり、
しかも構造簡単である圧延機を得ることができる。
【図１】本発明に係る圧延機の一実施の形態を示す一部
切開正面図。
切開正面図。
１ 第１ロール ２ 第２ロール ３ 第１軸受け箱 ４ 第２軸受け箱 １０ 凹凸嵌合部１０ １１ 凹部 １２ 凸部
Claims (1)
- 【請求項１】 対向して配置された第１ロールおよび第
２ロールと、該第１ロールおよび第２ロールをそれぞれ
回転自在に支持すると共に対向して配置された第１軸受
け箱および第２軸受け箱を備えている圧延機において、
前記第１軸受け箱と第２軸受け箱の対向面に凹凸嵌合部
を設けて、第１ロールと第２ロールの相対的なロールの
軸線方向の動きを規制したことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12021396A JPH09300009A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12021396A JPH09300009A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 圧延機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09300009A true JPH09300009A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14780702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12021396A Pending JPH09300009A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09300009A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102716909A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-10 | 张少渊 | 多轧辊星宇型多变组合式轧机及原理 |
| CN108435801A (zh) * | 2018-04-07 | 2018-08-24 | 新疆八钢铁股份有限公司 | 嵌套式轧辊轴向定位装置 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP12021396A patent/JPH09300009A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102716909A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-10 | 张少渊 | 多轧辊星宇型多变组合式轧机及原理 |
| CN108435801A (zh) * | 2018-04-07 | 2018-08-24 | 新疆八钢铁股份有限公司 | 嵌套式轧辊轴向定位装置 |
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