JP2971735B2 - Ec防眩ミラーの駆動装置 - Google Patents

Ec防眩ミラーの駆動装置

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JP2971735B2
JP2971735B2 JP6099291A JP9929194A JP2971735B2 JP 2971735 B2 JP2971735 B2 JP 2971735B2 JP 6099291 A JP6099291 A JP 6099291A JP 9929194 A JP9929194 A JP 9929194A JP 2971735 B2 JP2971735 B2 JP 2971735B2
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    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/08Rear-view mirror arrangements involving special optical features, e.g. avoiding blind spots, e.g. convex mirrors; Side-by-side associations of rear-view and other mirrors
    • B60R1/083Anti-glare mirrors, e.g. "day-night" mirrors
    • B60R1/088Anti-glare mirrors, e.g. "day-night" mirrors using a cell of electrically changeable optical characteristic, e.g. liquid-crystal or electrochromic mirrors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のインナーミラ
ー、アウターミラー等に用いられるEC防眩ミラーを駆
動するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】EC防眩ミラーは、一般にミラー反射面
の前面をEC(エレクトロクロミック)素子膜で覆い、
EC素子の着色量を変化させて反射率を制御することに
より、夜間走行時等に後続車のヘッドライトに対し防眩
効果が得られるようにしたものである。このような防眩
効果を得るため、防眩ミラーは、後方向からの入射光量
を検出して、後方光が明るい時は着色量を多くし(反射
率を低下させる。)、後方光が暗い時は着色量を少なく
する(消色する。すなわち、反射率を高くする。)よう
に制御される。
【0003】ところが、人間の目が感じる眩しさは、常
に周囲の明るさに対して感じるものであり、後方光のみ
に基づく制御では、人間の感覚に合わない。そこで、一
般的には、後方光のほか周囲光を検出して、両者の検出
光量に応じて着色および消色制御するようにしている。
すなわち、周囲光が明るい場合は、後方光があっても眩
しさは感じにくいので、後方光の検出感度を落として、
着色しにくくする。また、周囲光が暗い場合は、後方光
に対して眩しさを感じやすいので、後方光の検出感度を
高めて着色しやすくする。従来においては、周囲光量と
後方光量を検出して、それらの組合せに応じてEC素子
に印加する電圧値を求めて着色量すなわち反射率を制御
するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の周囲光量と
後方光量の組合せに応じてEC素子に印加する電圧値を
求めて着色量を制御する方法では、周囲光量と後方光量
の検出値を複合させて1つの制御対象の制御量を求める
ための構成が必要となっていた。
【0005】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、周囲光量、後方光量ごとに個別の制御対
象を制御して着色量を制御できるようにして、制御構成
を簡素化できるようにしたEC防眩ミラーの駆動装置を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
EC素子によって反射率が可変に構成されたEC防眩ミ
ラーの駆動装置であって、車両の周囲光量を検出する周
囲光量検出手段と、車両の後方光量を検出する後方光量
検出手段と、“H”レベル、“L”レベルを交互に繰返
す発振信号を発生するものであって、“H”レベルの持
続時間および“L”レベルの持続時間が個別に制御可能
な発振手段と、前記周囲光量検出手段の検出光量に応じ
て前記発振手段から発生される発振信号の一方のレベル
の持続時間を可変制御し、前記後方光量検出手段の検出
光量に応じて当該発振信号の他方のレベルの持続時間を
可変制御する反転周期制御手段と、前記EC素子の駆動
用電源と、前記発振手段から発生される発振信号の
“H”,“L”のレベルに応じて、前記駆動用電源から
供給される駆動電圧の極性を反転させて前記EC素子に
印加するEC素子駆動手段とを具備してなり、前記EC
素子駆動手段が、前記発振信号の一方のレベルで前記E
C素子を着色方向に駆動し他方のレベルで当該EC素子
を消色方向に駆動するように設定されている場合は、前
記反転周期制御手段は、周囲光量が大きい時は前記一方
のレベルの持続時間を短くし周囲光量が小さい時は当該
一方のレベルの持続時間を長くし、かつ後方光量が大き
い時は前記他方のレベルの持続時間を短くし後方光量が
小さい時は当該他方のレベルの持続時間を長くし、前記
EC素子駆動手段が、前記発振信号の一方のレベルで前
記EC素子を消色方向に駆動し他方のレベルで当該EC
素子を着色方向に駆動するように設定されている場合
は、前記反転周期制御手段は、周囲光量が大きい時は前
記一方のレベルの持続時間を長くし周囲光量が小さい時
は当該一方のレベルの持続時間を短くし、かつ後方光量
が大きい時は前記他方のレベルの持続時間を長くし後方
光量が小さい時は当該他方のレベルの持続時間を短くす
るように構成されてなるものである。
【0007】請求項2記載の発明は、EC素子によって
反射率が可変に構成されたEC防眩ミラーの駆動装置で
あって、車両の周囲光を受光してその光量に応じて抵抗
値が減少する第1の光導電セル、この第1の光導電セル
に直列に接続された第1の抵抗および第1のダイオー
ド、前記第1の光導電セルに並列に接続された第2の抵
抗を具えた第1の反転周期制御手段と、車両の後方光を
受光してその光量に応じて抵抗値が減少する第2の光導
電セル、この第2の光導電セルに直列に接続された第3
の抵抗および前記第1のダイオードと逆方向の第2のダ
イオード、前記第2の光導電セルに並列に接続された第
4の抵抗を具えた第2の反転周期制御手段とを帰還路に
並列に配し、前記第1の光導電セルの抵抗値が小さくな
ると発振信号の一方のレベルの持続時間が短縮され、前
記第2の光導電セルの抵抗値が小さくなると当該発振信
号の他方のレベルの持続時間が短縮される発振手段と、
前記EC素子の駆動用電源と、前記発振手段から発生さ
れる前記発振信号の“H”,“L”のレベルに応じて、
前記駆動用電源から供給される駆動電圧の極性を反転さ
せて前記EC素子に印加する回路であって、前記発振信
号が一方のレベルの時は前記EC素子に着色方向の電圧
を印加し、当該発振信号が他方のレベルの時は前記EC
素子に消色方向の電圧を印加するEC素子駆動スイッチ
ング回路とを具備してなるものである。
【0008】請求項3記載の発明は、前記EC素子駆動
スイッチング回路のスイッチング素子に直列に配され
て、前記EC素子に対する駆動エネルギー供給を制限す
るエネルギー供給制限素子をさらに具備してなるもので
ある。
【0009】請求項4記載の発明は、前記発振手段の発
振周期が10ms以下であることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項5記載の発明は、外部操作により前
記発振手段の発振を停止させて、当該発振手段の出力レ
ベルを、前記EC素子に消色方向の電圧を印加するレベ
ルに固定する発振停止手段をさらに具備してなるもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、周囲光量に応じ
て発振信号の一方のレベルの持続時間を制御し、後方光
量に応じて発振信号の他方のレベルの持続時間を制御し
て、発振信号のデューティ比を変えることにより、着色
の度合が制御される。これによれば、周囲光、後方光ご
とに個別の制御対象を制御すればよいので、周囲光量お
よび後方光量の検出値を複合させるための構成が不要で
あり、制御構成を簡素化することができる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、第1の反転
周期制御手段により周囲光量に応じた発振信号の一方の
レベルの持続時間の制御が行なわれ、第2の反転周期制
御手段により後方光量に応じた発振信号の他方のレベル
の持続時間の制御が行なわれる。そして、第1、第2の
光導電セルに直列に接続した第1、第3の抵抗により、
周囲光が明るい時には、後方光が明るくても着色しにく
くしている。また、第1、第2の光導電セルに並列に接
続した第2、第4の抵抗により、周囲光が非常に暗い時
には、後方のちょっとした光で着色するのを防止してい
る。
【0013】請求項3記載の発明によれば、スイッチン
グ素子に直列にエネルギー供給制限素子を配したので、
EC素子へのエネルギー供給が制限されて電力消費が低
減され、また発熱を防止することができる。また、着
色、消色の急激な変化が防止され、着色、消色が頻繁に
繰り返されるのを防止することができる。
【0014】請求項4記載の発明によれば、発振周期を
10ms以下にしたので、ちらつきが防止される。
【0015】請求項5記載の発明によれば、外部操作に
より発振を止めて、強制的に消色することができる。
【0016】
【実施例】この発明の一実施例を図1に示す。周囲光量
検出手段10は車両の周囲の光量を検出するもので、例
えば、インナーミラーやアウターミラーのミラーハウジ
ングに車両前方に向けて配置される。後方光量検出手段
12は車両の後方からの光量を検出するもので、例えば
ミラーハウジングに車両後方に向けて配置される。
【0017】発振手段14は、“H”レベル、“L”レ
ベルを交互に繰返す発振信号を発生するものであって、
“H”レベルの持続時間および“L”レベルの持続時間
が個別に制御可能に構成されている。なお、発振手段1
4の発振周期は、消色、着色のちらつきが人間の目でわ
からないように、10ms以下にするのが望ましい。反
転周期制御手段16は、周囲光量検出手段10の検出光
量に応じて前記発振手段14から発生される発振信号の
一方のレベルの持続時間を可変制御する。また、後方光
量検出手段12の検出光量に応じて発振信号の他方のレ
ベルの持続時間を可変制御する。
【0018】EC素子20は、ミラー反射面の前面に成
膜されている。駆動用電源22は、発振手段14および
EC素子20に駆動用電力を供給する。EC素子駆動手
段24は、発振手段14から発生される発振信号のレベ
ルに応じて、駆動用電源22から供給される駆動電圧の
極性を反転させて前記EC素子20に印加することによ
り、発振信号のデューティ比に応じて着色量を制御す
る。
【0019】反転周期制御手段16によるデューティ比
の制御内容は次のとおりである。すなわち、EC素子駆
動手段24が、発振信号の一方のレベルでEC素子20
を着色方向に駆動し、他方のレベルでEC素子20を消
色方向に駆動するように設定されている場合は、反転周
期制御手段16は、周囲光量が大きい時は前記一方のレ
ベルの持続時間を短くし周囲光量が小さい時は当該一方
のレベルの持続時間を長くし、かつ後方光量が大きい時
は前記他方のレベルの持続時間を短くし後方光量が小さ
い時は当該他方のレベルの持続時間を長くする。また、
EC素子駆動手段24が、発振信号の一方のレベルでE
C素子20を消色方向に駆動し他方のレベルでEC素子
20を着色方向に駆動するように設定されている場合
は、反転周期制御手段16は、周囲光量が大きい時は前
記一方のレベルの持続時間を長くし周囲光量が小さい時
は当該一方のレベルの持続時間を短くし、かつ後方光量
が大きい時は前記他方のレベルの持続時間を長くし後方
光量が小さい時は当該他方のレベルの持続時間を短くす
る。
【0020】このような制御により、着色量が連続的に
制御される。すなわち、周囲光が暗い時には、後方光に
対する感度が高くなって、後方光量の増大とともに着色
量が増大して反射率が低下し、防眩状態が得られる。ま
た、周囲光が明るい時には、後方光に対する感度が低下
して、着色しにくくなり、反射率が高い状態に保持され
る。
【0021】次に、図1のEC防眩ミラーの駆動装置の
具体例を図2に示す。図1の各部に対応する部分には共
通の符号を用いる。ここでは、発振手段から発生される
発振信号の“L”レベルを一方のレベル、“H”レベル
を他方のレベルとし、一方のレベルを着色方向の駆動
用、他方のレベルを消色方向の駆動用とした場合につい
て示している。駆動用電源22は、バッテリーからの+
12V直流電圧を入力して正電源回路26で約+1.6
V直流電圧に変換し、負電源回路28で約−1.6V直
流電圧に変換する。これら正負電源回路26,28は、
スイッチング電源で構成すれば、効率がよく、ミラーハ
ウジングに内蔵してもスペースを取らず、しかも発熱も
少なくてすむ。スイッチング電源で構成した正負電源回
路26,28の具体例を図3(a),(b)にそれぞれ
示す。図3(a)の正電源回路26は、ICとしてNJ
M2360(JRC製)を用いたスイッチングタイプの
降圧型コンバータで構成されている。図3(b)の負電
源回路28は、ICとして同じくNJM2360を用い
たスイッチングタイプの極性反転型コンバータで構成さ
れている。
【0022】図2において、発振手段14はその帰還ル
ープ中に反転周期制御手段16が配されており、反転周
期制御手段16の中に周囲光量検出手段10、後方光量
検出手段12が配されている。この発振手段14の基本
型は図4(a)に示すとおりである。すなわち、2個の
インバータ30,32を直列に接続し、インバータ30
の出力端とインバータ32の出力端との間に抵抗R0と
コンデンサC1の直列回路を接続し、抵抗R0とコンデ
ンサC1の中間点を抵抗R5を介してインバータ30の
入力端に接続している。この回路では、コンデンサC1
がR0・C1の時定数で充電され、その電圧がインバー
タ30のスレッショールドレベルを越えることにより、
インバータ30,32の出力が反転し、この動作が繰り
返されて、発振が行なわれる。この発振によりインバー
タ32から出力される発振信号は図4(b)に示すとお
りであり、その発振周期tは、t=2.2R0・C1で
求められる。また、この発振信号のデューティ比t1:
t2はインバータ30,32がCMOS ICで構成さ
れる場合、ほぼ1:1となる。
【0023】ここで、図4の抵抗R0に代えて、図5の
ように抵抗R01とダイオードD1の直列回路と、抵抗
R02とダイオードD2(ダイオードD1と逆方向)の
直列回路を接続すると、コンデンサC1の充電方向によ
って充電電流の流れるルートが切換えられるので、図5
(b)に示すように、インバータ32の出力パルスにお
ける“H”レベルの持続時間t1と、“L”レベルの持
続時間t2は、それぞれ t1=R02・C1×1.1s t2=R01・C1×1.1s となり、抵抗R01,R02の値によってt1,t2を
個別に調整することができる。
【0024】図2の発振手段14はこのような原理を利
用している。すなわち、発振手段14の反転周期制御手
段16は、着色側パルス発生部16aと消色側パルス発
生部16bで構成されている。着色側パルス発生部16
aは、周囲光検出手段を構成するCdS10と、このC
dS10に直列に接続された抵抗R1およびダイオード
D1と、CdS10に並列に接続された抵抗R2で構成
されている。消色側パルス発生部16bは、後方光検出
手段を構成するCdS12と、このCdS12に直列に
接続された抵抗R3およびダイオードD3と、CdS1
2に並列に接続された抵抗R4で構成されている。
【0025】CdSは、人間の目の可視光範囲に近い特
性を有するので、この発明の周囲光検出手段、後方光検
出手段に用いる光導電セルとして最適である。CdSの
特性例を図6に示す。これによれば、CdSは光量が増
大すると抵抗値が下がり、光量が低下すると抵抗値が上
がる特性を有する。したがって、図2の発振手段14か
ら出力される発振信号は、図7に示すように、“H”レ
ベルの期間t1が後方光量に応じて変化し(明るくなる
ほど短くなる。)、“L”レベルの期間t2が周囲光量
に応じて変化する(明るくなるほど短くなる)。そし
て、周囲光量と後方光量が等しい場合には、図8(a)
のように、t1=t2となり、周囲光量が後方光量より
も小さい場合には、図8(b)のように、t1<t2と
なり、周囲光量が後方光量よりも大きい場合には図8
(c)のように、t1>t2となる。後述するように、
EC素子20には、期間t1に消色エネルギーが供給さ
れ、期間t2に着色エネルギーが供給されるので、t1
<t2は着色傾向となり、t1>t2は消色傾向とな
る。
【0026】ところで、周囲光量と後方光量との関係に
応じて着色量を制御する場合に、単純に図9の実線Aを
境に着色領域と消色領域を区分すると、周囲光が明るい
場合(例えば5〜30ルクス以上)には、着色状態とな
る必要がないのに、後方光が明るい場合には着色される
ことになる。したがって、周囲光が一定レベル以上に明
るい場合には、図9に一点鎖線Bで示すように、後方光
量によらず消色領域とするのが望ましい。また、実線A
による領域区分では、周囲光が非常に暗い場合(例えば
0.02ルクス以下)には、後方からちょっとした光が
入っただけでも着色してしまう。したがって、周囲光が
一定レベル以下の暗い場合には、図9に点線Cで示すよ
うに、後方光が一定レベル以上になるまでは消色領域と
するのが望ましい。
【0027】図2のCdS10,12に直列に接続した
抵抗R1,R3は図9の一点鎖線Bの傾向を実現するも
のであり、CdS10,12に並列に接続した抵抗R
2,R4は図9の点線Cの傾向を実現するものである。
すなわち、図2の発振回路14の発振出力の“H”レベ
ル、“L”レベルの期間t1,t2はそれぞれ次のよう
に表わされる。
【0028】 t1={(R4・r12)/(R4+r12)+R3} ・C1×1.1 (1) t2={(R2・r10)/(R2+r10)+R1} ・C1×1.1 (2) 但し、r10:CdS10の抵抗値 r12:CdS12の抵抗値 (2)式によれば、周囲光が明るくなればCdS10の
抵抗値r10は小さくなる(図6参照)ので、着色エネ
ルギー供給期間t2は短くなるが、抵抗R1があるた
め、周囲光がある程度以上に明るくなると、期間t2の
減少傾向は弱められる。また、(1)式によれば、後方
光が明るくなれば、CdS12の抵抗値r12は小さく
なるので、消色エネルギーの供給期間t1は短くなる
が、抵抗R3があるため、後方光がある程度以上明るく
なると、期間t1の減少傾向は弱められる。したがっ
て、周囲光、後方光とも明るい領域では発振信号のデュ
ーティ比はほぼ50%付近で安定し、着色エネルギーと
消色エネルギーの差は小さくなる。そして、いまEC防
眩ミラーの反射率の特性が図10のようであったとする
と、デューティ比が50%付近ではほぼ高反射特性とな
り、消色状態に保つことができる。
【0029】一方、(2)式によれば、周囲光が暗くな
ればCdS10の抵抗値r10は大きくなるので、着色
エネルギー供給期間t2は長くなるが、抵抗R2がある
ため、周囲光がある程度以上暗くなると、期間t2の拡
大傾向は弱められる。また、(1)式によれば、後方光
が暗くなれば、CdS12の抵抗値r12は大きくなる
ので、消色エネルギーの供給期間t1は長くなるが、抵
抗R4があるため、後方光がある程度以上暗くなると、
期間t1の拡大傾向は弱められる。したがって、周囲
光、後方光とも暗い領域では発振信号のデューティ比は
ほぼ50%付近で安定し、着色エネルギーと消色エネル
ギーの差は小さくなる。したがって、EC防眩ミラーは
ほぼ高反射特性となり、消色状態に保つことができる。
【0030】以上の発振手段14の動作により、EC防
眩ミラーは、周囲光と後方光に応じて反射率が図11の
ように変化する特性が得られる。図11の例では周囲
光、後方光とも10ルクス以上および0.02ルクス以
下の領域で消色傾向が強まるように設定している。この
ような設定によれば、周囲が明るい場合には後続車がヘ
ッドランプを点灯させて接近してきても(この状況では
運転者は眩しさを感じない。)、着色しない。また、周
囲が非常に暗い場合、非常に遠方の後続車のヘッドライ
ト(運転者は眩しさを感じない)を受けても着色しな
い。図11のこの特性を実現するには、CdS10,C
dS12の特性が前記図6のようであったとすると、抵
抗R1,R3の抵抗値を、10ルクス時のCdS10,
CdS20の抵抗値(数10kΩ)付近に設定し、抵抗
R2,R4の抵抗値を、0.02ルクス時のCdS1
0、CdS12の抵抗値(約数1000kΩ以上)に設
定すればよい。
【0031】図2において、発振手段14からは“H”
レベルが約+1.6V、“L”レベルが約−1.6Vの
発振信号が出力される(コンデンサC4は電源ラインの
ノイズ発生防止用パスコン)。EC素子駆動手段24
は、正負電源電圧約±1.6V間にコンプリメンタリ・
プッシュプル接続された2個のスイッチングトランジス
タQ1,Q2を具えている。そして、約+1.6Vの電
源ラインと発振手段14の出力端子との間には、抵抗R
6,R7が直列に接続され、抵抗R6,R7の接続点の
電圧がトランジスタQ1のベースに印加されている。ま
た、約−1.6Vの電源ラインと発振手段14の出力端
子との間には、抵抗R8,R9が直列に接続され、抵抗
R8,R9の接続点の電圧がトランジスタQ2のベース
に印加されている。このような構成により、発振手段1
4の出力が“H”レベルのときは、トランジスタQ1が
オフしてトランジスタQ2がオンし、EC素子20に消
色方向のエネルギーを供給する。また、発振手段14の
出力が“L”レベルのときは、トランジスタQ1がオン
してトランジスタQ2がオフし、EC素子20に着色方
向のエネルギーを供給する。ここで、トランジスタQ
1,Q2には、エネルギー供給制限素子として抵抗R1
0,R11が直列に接続されているので、着色方向およ
び消色方向のエネルギー供給(電流供給)が制限され、
EC素子20での電力消費および発熱が抑制される。ま
た、EC素子20は電気的には容量と同一であるため、
抵抗R10,R11との間で時定数回路を構成し(R1
0,R11は、例えば共に約5Ω)、着色、消色の応答
速度が緩められる。したがって、夜間走行している時
に、街灯、商店の明り、対向車のライト等によって着
色、消色を頻繁に繰り返して煩わしさを感じさせるのが
防止される。
【0032】図12は、図2の駆動装置の動作の一例を
示したものである。ここでは、反射率が低い状態から徐
々に高くなる場合について示している。EC素子20の
端子電圧は、抵抗R10,R11との組合せによって時
定数回路を構成するので、積分波形となっている。
【0033】なお、図2において、スイッチSW1は運
転者等の操作によって強制的に消色モードに固定するた
めのものである。すなわち、スイッチSW1をオンする
と、発振手段14は、インバータ30の入力側の電圧が
“H”レベルに固定されるため発振を停止し、発振手段
14の出力レベルは“H”レベルに固定される。したが
って、トランジスタQ1がオフ、トランジスタQ2がオ
ンの状態に固定されて、EC素子20は消色状態とな
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、周囲光量に応じて発振信号の一方のレベル
の持続時間を制御し、後方光量に応じて発振信号の他方
のレベルの持続時間を制御して、発振信号のデューティ
比を変えることにより、着色の度合が制御される。これ
によれば、周囲光、後方光ごとに個別の制御対象を制御
すればよいので、周囲光量および後方光量の検出値を複
合させるための構成が不要であり、制御構成を簡素化す
ることができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、第1の反転
周期制御手段により周囲光量に応じた発振信号の一方の
レベルの持続時間の制御が行なわれ、第2の反転周期制
御手段により後方光量に応じた発振信号の他方のレベル
の持続時間の制御が行なわれる。そして、第1、第2の
光導電セルに直列に接続した第1、第3の抵抗により、
周囲光が明るい時には、後方光が明るくても着色しない
ようにすることができる。また、第1、第2の光導電セ
ルに並列に接続した第2、第4の抵抗により、周囲光が
非常に暗い時には、後方のちょっとした光で着色するの
を防止することができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、スイッチン
グ素子に直列にエネルギー供給制限素子を配したので、
EC素子へのエネルギー供給が制限されて電力消費が低
減され、また発熱を防止することができる。また、着
色、消色の急激な変化が防止され、着色、消色が頻繁に
繰り返されるのを防止することができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、発振周期を
10ms以下にしたので、ちらつきが防止される。
【0038】請求項5記載の発明によれば、外部操作に
より発振を止めて、強制的に消色することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の具体例を示す回路図である。
【図3】図2の正電源回路26および負電源回路28の
具体例を示す回路図である。
【図4】図2の発振手段14の基本型を示す回路図およ
び発振信号の波形図である。
【図5】図2の発振手段14およびデューティ比可変原
理を説明する回路図および発振信号の波形図である。
【図6】CdSの特性図である。
【図7】図2の発振手段14の発振出力を示す波形図で
ある。
【図8】周囲光量と後方光量の関係による図2の発振手
段14の発振出力の変化を示す波形図である。
【図9】周囲光量と後方光量の関係による着色領域と消
色領域の理想的な区分を示す図である。
【図10】EC防眩ミラーにおける駆動電圧の着色デュ
ーティに対するミラー反射率の変化特性の一例を示す図
である。
【図11】図2の駆動装置による周囲光量と後方光量の
関係によるミラー反射率の変化状態を示す図である。
【図12】図2の駆動装置の動作の一例を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
10 CdS、周囲光量検出手段、第1の光導電セル 12 CdS、後方光量検出手段、第2の光導電セル 14 発振手段 16 反転周期制御手段 16a 着色側パルス発生部、第1の反転周期制御手段 16b 消色側パルス発生部、第2の反転周期制御手段 20 EC素子 22 駆動用電源 24 EC素子駆動手段、EC素子駆動スイッチング回
路 R1 第1の抵抗 R2 第2の抵抗 R3 第3の抵抗 R4 第4の抵抗 D1 第1ダイオード D2 第2ダイオード

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EC素子によって反射率が可変に構成され
    たEC防眩ミラーの駆動装置であって、 車両の周囲光量を検出する周囲光量検出手段と、 車両の後方光量を検出する後方光量検出手段と、 “H”レベル、“L”レベルを交互に繰返す発振信号を
    発生するものであって、“H”レベルの持続時間および
    “L”レベルの持続時間が個別に制御可能な発振手段
    と、 前記周囲光量検出手段の検出光量に応じて前記発振手段
    から発生される発振信号の一方のレベルの持続時間を可
    変制御し、前記後方光量検出手段の検出光量に応じて当
    該発振信号の他方のレベルの持続時間を可変制御する反
    転周期制御手段と、 前記EC素子の駆動用電源と、 前記発振手段から発生される発振信号の“H”,“L”
    のレベルに応じて、前記駆動用電源から供給される駆動
    電圧の極性を反転させて前記EC素子に印加するEC素
    子駆動手段とを具備してなり、 前記EC素子駆動手段が、前記発振信号の一方のレベル
    で前記EC素子を着色方向に駆動し他方のレベルで当該
    EC素子を消色方向に駆動するように設定されている場
    合は、前記反転周期制御手段は、周囲光量が大きい時は
    前記一方のレベルの持続時間を短くし周囲光量が小さい
    時は当該一方のレベルの持続時間を長くし、かつ後方光
    量が大きい時は前記他方のレベルの持続時間を短くし後
    方光量が小さい時は当該他方のレベルの持続時間を長く
    し、 前記EC素子駆動手段が、前記発振信号の一方のレベル
    で前記EC素子を消色方向に駆動し他方のレベルで当該
    EC素子を着色方向に駆動するように設定されている場
    合は、前記反転周期制御手段は、周囲光量が大きい時は
    前記一方のレベルの持続時間を長くし周囲光量が小さい
    時は当該一方のレベルの持続時間を短くし、かつ後方光
    量が大きい時は前記他方のレベルの持続時間を長くし後
    方光量が小さい時は当該他方のレベルの持続時間を短く
    するように構成されてなるEC防眩ミラーの駆動装置。
  2. 【請求項2】EC素子によって反射率が可変に構成され
    たEC防眩ミラーの駆動装置であって、 車両の周囲光を受光してその光量に応じて抵抗値が減少
    する第1の光導電セル、この第1の光導電セルに直列に
    接続された第1の抵抗および第1のダイオード、前記第
    1の光導電セルに並列に接続された第2の抵抗を具えた
    第1の反転周期制御手段と、 車両の後方光を受光してその光量に応じて抵抗値が減少
    する第2の光導電セル、この第2の光導電セルに直列に
    接続された第3の抵抗および前記第1のダイオードと逆
    方向の第2のダイオード、前記第2の光導電セルに並列
    に接続された第4の抵抗を具えた第2の反転周期制御手
    段とを帰還路に並列に配し、前記第1の光導電セルの抵
    抗値が小さくなると発振信号の一方のレベルの持続時間
    が短縮され、前記第2の光導電セルの抵抗値が小さくな
    ると当該発振信号の他方のレベルの持続時間が短縮され
    る発振手段と、 前記EC素子の駆動用電源と、 前記発振手段から発生される前記発振信号の“H”,
    “L”のレベルに応じて、前記駆動用電源から供給され
    る駆動電圧の極性を反転させて前記EC素子に印加する
    回路であって、前記発振信号が一方のレベルの時は前記
    EC素子に着色方向の電圧を印加し、当該発振信号が他
    方のレベルの時は前記EC素子に消色方向の電圧を印加
    するEC素子駆動スイッチング回路とを具備してなるE
    C防眩ミラーの駆動装置。
  3. 【請求項3】前記EC素子駆動スイッチング回路のスイ
    ッチング素子に直列に配されて、前記EC素子に対する
    駆動エネルギー供給を制限するエネルギー供給制限素子
    をさらに具備してなる請求項2記載のEC防眩ミラーの
    駆動装置。
  4. 【請求項4】前記発振手段の発振周期が10ms以下で
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    EC防眩ミラーの駆動装置。
  5. 【請求項5】外部操作により前記発振手段の発振を停止
    させて、当該発振手段の出力レベルを、前記EC素子に
    消色方向の電圧を印加するレベルに固定する発振停止手
    段をさらに具備してなる請求項1〜4のいずれかに記載
    のEC防眩ミラーの駆動装置。
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