JP2971702B2 - ストロボ撮影装置 - Google Patents

ストロボ撮影装置

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JP2971702B2
JP2971702B2 JP15328893A JP15328893A JP2971702B2 JP 2971702 B2 JP2971702 B2 JP 2971702B2 JP 15328893 A JP15328893 A JP 15328893A JP 15328893 A JP15328893 A JP 15328893A JP 2971702 B2 JP2971702 B2 JP 2971702B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の外部電源とスト
ロボ装置とからなるストロボ撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ストロボ装置に使用される外
部電源としては、自身で出力電圧の供給の有無を制御で
きる手段、いわゆる電源スイッチを備えた高圧の積層乾
電池が極めて一般的であると共に、現在も有用されてい
る。
【0003】一方、近年、自身では出力電圧の供給の有
無を制御できない、すなわち電源スイッチを備えておら
ず、ストロボ装置等からの信号を受けることにより動作
を開始して出力電圧の供給を行う型式の外部電源を使用
できるストロボ装置、およびかかる外部電源自体も種々
提案あるいは実用化されてきている。
【0004】例えば、特開平2−18536号公報に
は、電源を内蔵し、本体単体のみでも閃光撮影動作ので
きる閃光撮影装置本体、及び該本体の電源が外部電源と
互換接続し得る様にした複数種類の外部電源装置とより
成る閃光撮影装置であって、上記本体の電源スイッチの
入、切状態に応動して制御信号を発生する回路と、上記
外部電源装置に制御信号による作動する電源スイッチ装
置と更に該外部電源装置接続有無の検出装置とを設け、
該検出出力により上記本体装置内の昇圧用DC−DCコ
ンバータの動作を制御することを特徴とする閃光撮影装
置が開示され、また特開平3−237441号公報に
は、電池と、起動信号によって電池電圧の昇圧を開始
し、停止信号によって昇圧を停止する昇圧手段と、この
昇圧手段の出力電圧が所定値に達したことを検知する電
圧検知手段と、カメラ側からのシンクロ信号により起動
信号を出力し、電圧検出手段により上記出力電圧が所定
値に達したことを検出すると停止信号を出力する昇圧制
御手段とを具備することを特徴とするストロボ用外部電
源が開示されている。
【0005】前者の装置は、先の構成により、従来であ
れば閃光撮影装置本体側と外部電源側の2ヶ所で電源ス
イッチの操作が必要であったのに対し、閃光撮影装置本
体側の電源スイッチのみで外部電源装置の電源制御を行
えることになり、操作性を向上できると共にコストダウ
ンも行える等の効果を期待できるものである。
【0006】また、後者の外部電源は、先の構成によ
り、周知の積層乾電池が有する問題点、すなわち形状が
大きく、重く、よって携行に難があり、かつ経済的にも
不利となる問題点に対処できると共に、小型低圧の乾電
池を電源としてDCーDCコンバータで昇圧する方式の
外部電源において、無駄な乾電池の電力消費を防止し、
電池寿命を長らしめる効果を期待できるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先の2つの従来例は外
部電源の動作を外部より制御することにより種々の効果
を期待できるものであるが、ここで先の効果を得るため
の構成について見てみると、外部電源との接続構成とし
て、高電圧出力端子、アース端子の他に、外部電源の動
作を制御する制御信号を外部電源に供給するための制御
信号端子を加えた3端子構成を必要としている。
【0008】このため、先の従来例に記載された型式の
外部電源に加え冒頭で述べた電源スイッチを備えた高圧
の積層乾電池をも使用できるようにする展開を考える場
合、かかる積層乾電池自身の出力端子構成は高電圧出力
端子、アース端子の2端子であることから積層乾電池側
は2端子、一方、ストロボ装置側は先にも述べた制御信
号端子を考慮する必要があることから3端子の接続構成
を備えた接続コードを新たに準備する必要がある。な
お、上記接続コードにおける制御信号端子と接続される
端子は電気的には必要なく、例えば接続コード内にてア
ース端子と接続したり、あるいは電気的に浮いた状態に
なすことが考えられる。
【0009】しかしながら、外部電源を制御する制御信
号を出力できるストロボ装置は、接続される外部電源の
種別にかかわらず基本動作として上記制御信号の出力準
備動作を行い、したがって上記のような接続コードを介
して制御信号を必要としない型式の外部電源を接続した
場合、上記準備動作によって消費されるエネルギーが無
駄となってしまう問題点を有することになる。
【0010】本発明は、例えば外部電源などの他の電源
を接続可能であり、その場合での他の電源の起動後の無
駄なエネルギーの消費を少なくすることができるストロ
ボ撮影装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるストロボ撮
影装置は、第1の電圧を供給する第1の電源と、起動ス
イッチの操作に応答し、上記第1の電源によって動作す
るものであり、上記第1の電圧よりも高い第2の電圧を
供給する第2の電源を起動させる動作を行う起動手段
と、上記第2の電源よりの上記第2の電圧が供給される
ことにより動作する電源回路と、上記電源回路の動作を
検出する検出手段と、上記検出手段の検出結果により上
記電源回路の動作開始が検出された際には、上記起動手
段の動作を停止させる制御手段を設けて構成されてい
る。本発明による他のストロボ撮影装置は、動作するこ
とにより直流高電圧を出力する外部電源と、発光部を備
えたストロボ装置と、外部電源とストロボ装置を電気的
に接続する接続コードとを有し、外部電源は直流高電圧
の出力動作を自身で制御する型式の第1外部電源あるい
は直流高電圧の出力動作を外部からの制御信号の供給に
より制御する型式の第2外部電源であり、接続コードは
第1外部電源あるいは第2外部電源とストロボ装置を接
続する第1接続コードあるいは第2接続コードからな
り、外部電源と接続され、外部電源の型式に応答して端
子数が制御される第1端子群とストロボ装置と接続され
外部電源の型式に応答して第1端子群との接続状態が制
御される3端子構成の第2端子群と両端子群を接続する
コード部とを有するものであり、ストロボ装置は、高電
圧入力端子、アース端子および制御信号を出力する制御
信号端子からなり第2端子群と接続される第3端子群
と、補助電源を含み動作開始を規定する起動スイッチの
動作に基づき補助電源を電源とした制御信号を形成して
制御信号端子への出力を開始する起動手段と、起動手段
の動作によって制御信号端子へ出力されている制御信号
の状態を検出して第3端子群に外部電源が接続されてい
るか否かを検出する接続検出手段と、起動手段の動作に
よって制御信号端子へ出力されている制御信号の状態を
検出して第3端子群に接続された外部電源の種別を検出
する種別検出手段と、高電圧入力端子より直流高電圧が
供給されることにより制御信号を形成して制御信号端子
へ出力する電源回路と、電源回路の動作が開始されたか
否かを検出する動作検出手段と、動作することにより起
動手段の動作を停止させる制御手段とを有するものであ
り、制御手段は接続検出手段にて外部電源が接続されて
いないことを検出したとき、種別検出手段にて第1外部
電源の接続を検出したときおよび動作検出手段にて電源
回路の動作開始を確認したときに動作するように構成さ
れている。
【0012】
【作用】本発明によるストロボ装置は、上記のように構
成されることから動作を開始するべく起動スイッチを
作させると、前者の装置は第1の電源に基づく制御信号
が、また後者の装置は補助電源に基づく制御信号が夫々
出力され、すなわち、起動手段が動作し、これにより前
者の装置は第2の電源を起動する。また、後者の装置は
上記制御信号を第3端子群の制御信号端子に供給する
【0013】第3端子群は、第1あるいは第2接続コー
ドの第2端子群と接続される接続構成であり、一方、第
1あるいは第2接続コードの第2端子群は、第1端子群
を介して第1あるいは第2外部電源と接続され、さらに
第1端子群との接続状態が接続される外部電源の型式に
応じて異なる状態となされており、よって、第3端子群
の制御信号端子に出力される制御信号は、第3端子群と
第1,第2接続コードおよび第1,第2外部電源との接
続状態によりその電気的状態が変化することになり、本
発明においては、該電気的状態の変化はまず接続検出手
段にて検出されることになり、これにより型式に関係な
く外部電源が接続されているか否かの確認が行われる。
【0014】接続検出手段による確認の結果、外部電源
が接続されていないことが確認できた場合、該確認内容
が制御手段に伝達され、該制御手段は起動手段の動作を
停止させるべく動作を開始する。
【0015】一方、外部電源が接続されていることが確
認できた場合には、起動手段の動作が停止されることは
なく、先の制御信号は出力され続ける。
【0016】したがって、第3端子群の制御信号端子に
出力される制御信号の状態は、次に種別検出手段によっ
て検出されることになり、これにより接続されている外
部電源が第1外部電源であるか第2外部電源であるかの
確認がなされ、すなわち外部電源の種別が確認されるこ
とになる。
【0017】なお、外部電源が接続されていることか
ら、外部電源より直流高電圧が高圧入力端子に供給さ
れると電源回路が動作を開始することはもちろんであ
り、また第2の電源が起動された前者の装置もこの第2
の電源より第2の電圧が供給されることにより電源回路
が動作を開始する。
【0018】後者の装置は、種別検出手段による確認の
結果、第1外部電源が接続されていることが確認できた
場合、該確認内容は制御手段へ伝達され、制御手段は起
動手段の動作を停止させるべく動作を開始することにな
る。
【0019】一方、第2外部電源が接続されていること
が確認できた場合には、該確認内容が制御手段に伝達さ
れても制御手段は上記のように起動手段の動作を停止さ
せることはなく、よって制御信号はさらに出力され続け
ることになる。
【0020】次に、前者の装置は検出手段にて、また後
者の装置は動作検出手段にて電源回路の動作が開始され
たか否かが検出され、動作開始の確認がなされた場合、
該確認内容は制御手段へ伝達され、制御手段は起動手段
の動作を停止させるべく動作を開始することになる。
【0021】制御手段の動作により起動手段の動作が停
止すると先の制御信号の出力が停止されることになる
が、かかる場合、電源回路の動作が開始されており、
部電源または第2外部電源の動作に必要な制御信号は電
源回路から供給されることになる。
【0022】換言すれば、本発明によるストロボ装置
おける前者の装置は電源回路の動作開始が確認できたと
き、後者の装置は接続コードを介して外部電源が接続さ
れていないとき、第1外部電源が接続されているときお
よび電源回路の動作開始が確認できたとき、制御手段の
動作により起動手段の動作を停止させており、これによ
りエネルギーの不要な消費を防止できることになる。
【0023】
【実施例】図1は本発明によるストロボ撮影装置の一実
施例の略構成を示す要部ブロック図である。
【0024】図1からも明らかなように、自身で直流高
電圧の出力動作を制御できる型式の第1外部電源1は直
流高電圧を出力する出力端子1aとアース端子1bの2
端子および電源スイッチ1cを備えている。直流高電圧
の出力動作を外部からの制御信号の供給により制御する
型式の第2の電源である第2外部電源2は、後述する第
1の電源が供給する第1の電圧よりも高い第2の電圧で
ある直流高電圧を出力する出力端子2a、アース端子2
bおよび外部から制御信号の供給を受ける制御信号入力
端子2cとを備えている。
【0025】第1接続コード3および第2接続コード4
は、第1外部電源1あるいは第2外部電源2と後述する
ストロボ装置8とを接続するもので、夫々第1外部電源
1あるいは第2外部電源2と接続される第1端子群5
と、ストロボ装置8と接続される第2端子群6と、両端
子群5,6間を接続するコード部7とを有している。
【0026】第1接続コード3の第1端子群5は、第1
外部電源1の直流高電圧の出力端子1a、アース端子1
bと夫々接続される端子5a,5bの2端子構成からな
り、また第2端子群6は、後述するストロボ装置8の第
3端子群9の高電圧入力端子9a、アース端子9b、制
御信号端子9cの夫々と接続される端子6a,6b,6
cの3端子構成から形成されている。なお、第3端子群
9のアース端子9bあるいは制御信号端子9cと接続さ
れる第2端子群6の端子6bと端子6cとは互いに接続
されている。
【0027】第2接続コード4の第1端子群5は、第2
外部電源2の出力端子2a、アース端子2b、制御信号
入力端子2cの夫々と接続される端子5a,5b,5c
の3端子構成からなり、また第2端子群6は、後述する
ストロボ装置8の第3端子群9を形成する高電圧入力端
子9a、アース端子9bおよび制御信号端子9cの夫々
と接続される端子6a,6b,6cの3端子構成から形
成されている。
【0028】第3端子群9は、外部電源からの直流高電
圧を受ける高電圧入力端子9a、アース端子9bおよび
制御信号を出力する制御信号端子9cからなり、第1,
第2接続コード3,4の第2端子群6と接続される。
【0029】起動手段10は、先の第2の電源である第
2外部電源2が供給する第2の電圧よりも低い第1の電
圧を供給する第1の電源である補助電源10a、動作開
始を規定する起動スイッチ10bを含み、起動スイッチ
10bの動作に基づき補助電源(第1の電源)10aを
電源とした制御信号を形成、第3端子群9の制御信号端
子9cへの出力を開始する。
【0030】接続検出手段11は起動手段10の動作に
よって制御信号端子9cへ出力されている制御信号の状
態を検出することにより、第3端子群9に外部電源が接
続されているか否かを確認、すなわち第3端子群9に第
1接続コード3あるいは第2接続コード4を介して第1
外部電源1あるいは第2外部電源2が接続されているか
否かを検出する。
【0031】種別検出手段12は起動手段10の動作に
よって制御信号端子9cへ出力されている制御信号の状
態を検出することにより、第3端子群9に接続された外
部電源が第1外部電源1であるのか第2外部電源2であ
るのかを確認、すなわち第3端子群9に接続されている
外部電源の種別を検出する。
【0032】電源回路13は第3端子群9の高電圧入力
端子9aより直流高電圧が供給されることにより動作
し、制御信号を形成して制御信号端子9cへ出力する。
【0033】動作検出手段14は電源回路13の動作が
開始されたか否かを検出する。制御手段15は接続検出
手段11、種別検出手段12、動作検出手段14より入
力される夫々の検出信号に応答して動作制御され、動作
することにより起動手段10の動作、すなわち補助電源
10aを電源とした制御信号出力動作を停止させる。す
なわち、接続検出手段11にて第1,第2接続コード
3,4を介して第1,第2外部電源1,2のいずれもが
接続されていないことを検出したとき、または種別検出
手段12にて第1外部電源1の接続を検出したときおよ
び動作検出手段14にて電源回路13の動作開始を確認
したときに動作し、起動手段10の動作を停止させる。
【0034】以下、上記のような構成からなる本発明に
よるストロボ撮影装置の一実施例の動作について述べ
る。
【0035】まず、装置の動作を開始させるために起動
手段10の起動スイッチ10bを動作させると、補助電
源10aを電源とした制御信号が出力され、第3端子群
9の制御信号端子9cに供給される。
【0036】今、第3端子群9が第1接続コード3ある
いは第2接続コード4を介して第1外部電源1あるいは
第2外部電源2と接続されているとすると、上記制御信
号端子9cに供給された制御信号は第1,第2接続コー
ド3,4の第2端子群6の端子6cに供給されることに
なり、一方、上記両接続コード3,4の第2端子群6の
端子6cはアース端子6bあるいは図示はしていないが
第2外部電源2内の動作制御系と接続されており、よっ
て上記の場合、値はともかく第3端子群9の制御信号端
子9c、第2端子群6の端子6cを介して電流が流れる
ことになる。
【0037】これに対し、第3端子群9に第1,第2外
部電源1,2が接続されていない場合、第3端子群9の
制御信号端子9cが電気的に浮いた状態となることは明
らかであり、この場合、上記制御信号端子9cを介して
電流が流れることはない。
【0038】このため、起動手段10により供給される
制御信号の状態、すなわち制御信号の供給に基づく電流
の検出により第1,第2外部電源1,2の接続の有無を
確認できることになり、本発明においては、接続検出手
段11が上記電流検出による外部電源の接続の有無を確
認している。
【0039】接続検出手段11による確認の結果、両外
部電源1,2のいずれもが接続されていないことが確認
できた場合、該確認内容が制御手段15に伝達され、該
制御手段15は起動手段10の動作を停止させるべく動
作を開始する。
【0040】一方、両外部電源1,2のどちらかが接続
されていることが確認できた場合には、起動手段10の
動作が停止されることはなく、先の制御信号は出力され
続けることになり、次に、かかる場合における第1,第
2接続コード3,4の第2端子群6の端子6cの電位状
態について見てみると、第1接続コード3の端子6cは
アース端子6bと接続されていることからアース電位と
なされ、他方、第2接続コード4の端子6cは前述した
ように第2外部電源2内の動作制御系と接続されている
ことから適宜の電位を有することになる。
【0041】このため、起動手段10により供給される
制御信号の状態、すなわち制御信号の供給に基づく上記
両接続コード3,4における電位の検出により接続され
ている第1,第2外部電源1,2を特定できることに、
換言すれば接続されている外部電源の種別を確認できる
ことになり、本発明においては、種別検出手段12が上
記電位検出により外部電源の種別を確認している。
【0042】なお、両外部電源1,2のどちらかが接続
されている場合、接続されている外部電源の出力端子1
aもしくは2aより直流高電圧が高圧入力端子9aに供
給されるため電源回路13が動作を開始することにな
り、またこの電源回路13の動作開始は後述する動作検
出手段14によって検出される。
【0043】さて、種別検出手段12による確認の結
果、第1外部電源1が接続されていることが確認された
場合、その確認内容は制御手段15へ伝達され、制御手
段15は、第1外部電源1がその直流高電圧出力動作に
制御信号を要しないことから起動手段10の動作を停止
させるべく動作を開始する。
【0044】一方、第2外部電源2が接続されているこ
とが確認された場合、第2外部電源2がその直流高電圧
出力動作に制御信号を要することから、かかる確認結果
のみだけでは制御手段15は起動手段10の動作を停止
させることはない。
【0045】そして、動作検出手段14により電源回路
13の動作開始の確認がなされた場合、その確認内容が
制御手段15へ伝達されることにより制御手段15は、
電源回路13の動作に基づく制御信号の供給ができるこ
とから起動手段10の動作を停止させるべく動作を開始
する。すなわち、この場合、制御手段15の動作により
起動手段10の動作に基づく制御信号の出力は停止され
るが、第2外部電源2の動作に必要な制御信号は電源回
路13から供給されることになる。
【0046】以上述べたように、本発明によるストロボ
撮影装置は、外部電源が接続されていないとき、第1外
部電源1が接続されているときおよび電源回路13の動
作開始が確認できたとき、すなわち起動手段10の動作
を必要としないときに制御手段15を動作させて起動手
段10の動作を停止させており、よって起動手段10に
おける補助電源10aの不要なエネルギー消費を防止で
きることになる。
【0047】図2は本発明によるストロボ撮影装置にお
けるストロボ装置の一具体例を示す要部電気回路図であ
り、以下、この電気回路図の動作を、図2中に図番18
を付している演算回路の動作フローチャートを示した図
3を参照して説明する。
【0048】図2において起動スイッチ17が接点17
bから17aに操作されると補助電源16がコンデンサ
C1と抵抗R1からなる並列体等を介して演算回路18
に供給され、フローチャートはスタートする(ステップ
301)。
【0049】演算回路18は補助電源16が供給される
ことによりその出力端子O1を低レベル(以下、単にL
と記す)になし(ステップ302)、よってトランジス
タ19が導通し、この結果、補助電源16が抵抗R2等
を介して第3端子群9の制御信号端子9cに供給される
ことになる。
【0050】先にも述べたように、第3端子群9に外部
電源が接続されている場合、制御信号端子9cを介して
電流が流れることになり、よってかかる場合にはトラン
ジスタ20が導通して抵抗R3に発生する降下電圧が演
算回路18の入力端子I1に供給される。なお、外部電
源が接続されていない場合には電流が流れないためトラ
ンジスタ20が導通することはなく、入力端子I1への
電圧供給もない。
【0051】演算回路18は、入力端子I1への降下電
圧の供給の有無を確認し、すなわち入力端子I1の状態
が高レベル(以下、単にHと記す)か否かを検出し(ス
テップ303)、降下電圧の供給があり入力端子I1が
Hの場合には出力端子O1をHに、他の出力端子O2を
Lになし、トランジスタ19を非導通状態に制御すると
共にトランジスタ21を導通状態に制御する(ステップ
304,305)。
【0052】一方、降下電圧の供給がなく入力端子I1
がLの場合には例えば10秒の待機時間後に上記場合と
同様に出力端子O1をHになし、トランジスタ19を非
導通状態に制御する(ステップ306,307)。な
お、かかる場合、図3にも示したように以降の動作は何
も行われず、すなわち外部電源が接続されていないため
補助電源16を電源とした制御信号の形成、出力動作は
本来必要なく、よって装置は起動手段の動作を停止させ
ることによりエネルギー消費を極力押さえた浪費防止モ
ードに移行する(ステップ312)。
【0053】トランジスタ21の導通により補助電源1
6が引き続き制御信号端子9cに供給されるが、この制
御信号端子9cの電位は、先にも述べたように第1接続
コードを介して第1外部電源と接続されている場合には
アース電位となり、第2接続コードを介して第2外部電
源と接続されている場合には適宜の電位となる。
【0054】このため、制御信号端子9cと抵抗R4を
介して接続されている入力端子I2には、第1外部電源
と接続されている場合L信号が、第2外部電源と接続さ
れている場合H信号が供給されることになり、次に演算
回路18は上記入力端子I2の電位状態を検出する(ス
テップ308)。
【0055】入力端子I2がLの場合、装置は出力端子
O2をHになしてトランジスタ21を非導通状態になし
た後、起動手段の動作を停止させる浪費防止モードを設
定する(ステップ310,312)。これは、第1外部
電源は直流高電圧の出力動作に制御信号を必要とせず、
補助電源16を電源とした制御信号の継続した出力、す
なわち以降の起動手段の動作が必要ないためである。
【0056】入力端子I2がHの場合には他の入力端子
I3の電位状態が検出されることになる(ステップ30
9)。
【0057】入力端子I3は電源回路13の出力端子と
接続され、よって電源回路13が動作して制御信号を制
御信号出力端子9cに供給しているときHになされ、動
作していないときLになされる。
【0058】電源回路13は、先にも述べたように高電
圧入力端子9aより直流高電圧が供給されると動作を開
始し、制御信号を出力して制御信号端子9cに供給する
回路であり、一方、これまでの装置動作、すなわちステ
ップ309に進んできた回路動作について見てみると、
ストロボ装置を使用するために起動スイッチ17を動作
させ、かつ外部電源の接続が確認されていると共に補助
電源16を電源とした制御信号が供給されている状態で
ある。
【0059】すなわち、上記外部電源が第1外部電源の
場合には自身の電源スイッチも操作され、また第2外部
電源の場合には上記制御信号の供給を受けることにな
り、この結果、上記回路動作状態は、両外部電源とも直
流高電圧を出力してストロボ装置に供給している状態で
ある。
【0060】このため、電源回路13は動作を開始して
制御信号を出力、制御信号端子9cに供給し、同時に入
力端子I3はHになされ、よって装置は出力端子O2を
Hになしてトランジスタ21を非導通状態になした後、
浪費防止モードを設定する(ステップ310,31
2)。これは、電源回路13による制御信号の供給が開
始されると補助電源16を電源とする制御信号の供給を
行う必要はなくなる、換言すれば起動手段の動作は必要
なくなるためである。
【0061】また、外部電源より直流高電圧が高電圧入
力端子9aに供給されたにもかかわらず入力端子I3が
Lの場合、例えば10秒の待機時間後に装置は出力端子
O2をHになした後、浪費防止モードに移行する(ステ
ップ311,312)。
【0062】なお、かかるステップは電源回路13が何
等かの原因により動作しない場合、あるいは電源回路1
3の動作が正常な動作に移行するまでの時間等を考慮し
て形成されたステップであることは詳述するまでもな
い。
【0063】以上述べたような動作により、図2に示し
たストロボ装置8は、補助電源16を電源とした制御信
号の制御信号端子9cへの供給動作、すなわち起動手段
としての動作が、外部電源の接続の有無および接続され
た外部電源の種別によって制御されることになる。
【0064】本発明によるストロボ装置は、電源回路の
動作状態、あるいは外部電源の接続の有無および接続さ
れた外部電源の種別によって起動手段の動作、すなわち
第1の電源または補助電源を使用しての制御信号形成動
作を制御するように構成されていることから、不必要に
起動手段が動作し続けることはなく、この結果、種々の
型式の外部電源を接続することができると共に、起動手
段における無駄なエネルギー消費の防止を実現できる効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストロボ撮影装置の一実施例の略
構成を示す要部ブロック図
【図2】本発明によるストロボ撮影装置におけるストロ
ボ装置の一具体例を示す要部電気回路図
【図3】図2中に図番18で示した演算回路の動作を説
明するためのフローチャート
【符号の説明】
1 第1外部電源 2 第2外部電源 3 第1接続コード 4 第2接続コード 5 第1端子群 6 第2端子群 7 コード部 8 ストロボ装置 9 第3端子群 10 起動手段 11 接続検出手段 12 種別検出手段 13 電源回路 14 動作検出手段 15 制御手段 16 補助電源 17 起動スイッチ 18 演算回路 19 トランジスタ 20 トランジスタ 21 トランジスタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧を供給する第1の電源と、起
    動スイッチの操作に応答し、前記第1の電源によって動
    作するものであり、前記第1の電圧よりも高い第2の電
    圧を供給する第2の電源を起動させる動作を行う起動手
    段と、前記第2の電源よりの前記第2の電圧が供給され
    ることにより動作する電源回路と、前記電源回路の動作
    を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果により
    前記電源回路の動作開始が検出された際には、前記起動
    手段の動作を停止させる制御手段を設けたことを特徴と
    するストロボ撮影装置
  2. 【請求項2】 動作することにより直流高電圧を出力す
    る外部電源と、発光部を備えたストロボ装置と、外部電
    源とストロボ装置を電気的に接続する接続コードとを有
    し、外部電源は直流高電圧の出力動作を自身で制御する
    型式の第1外部電源あるいは直流高電圧の出力動作を外
    部からの制御信号の供給により制御する型式の第2外部
    電源であり、接続コードは第1外部電源あるいは第2外
    部電源とストロボ装置を接続する第1接続コードあるい
    は第2接続コードからなり、外部電源と接続され、外部
    電源の型式に応答して端子数が制御される第1端子群と
    ストロボ装置と接続され外部電源の型式に応答して第1
    端子群との接続状態が制御される3端子構成の第2端子
    群と両端子群を接続するコード部とを有するものであ
    り、ストロボ装置は、高電圧入力端子、アース端子およ
    び制御信号を出力する制御信号端子からなり第2端子群
    と接続される第3端子群と、補助電源を含み動作開始を
    規定する起動スイッチの動作に基づき補助電源を電源と
    した制御信号を形成して制御信号端子への出力を開始す
    る起動手段と、起動手段の動作によって制御信号端子へ
    出力されている制御信号の状態を検出して第3端子群に
    外部電源が接続されているか否かを検出する接続検出手
    段と、起動手段の動作によって制御信号端子へ出力され
    ている制御信号の状態を検出して第3端子群に接続され
    た外部電源の種別を検出する種別検出手段と、高電圧入
    力端子より直流高電圧が供給されることにより制御信号
    を形成して制御信号端子へ出力する電源回路と、電源回
    路の動作が開始されたか否かを検出する動作検出手段
    と、動作することにより起動手段の動作を停止させる制
    御手段とを有するものであり、制御手段は接続検出手段
    にて外部電源が接続されていないことを検出したとき、
    種別検出手段にて第1外部電源の接続を検出したときお
    よび動作検出手段にて電源回路の動作開始を確認したと
    きに動作するように構成されているストロボ撮影装置。
  3. 【請求項3】 第1接続コードは、第1外部電源の直流
    高電圧の出力端子、第1外部電源のアース端子と接続さ
    れる2端子構成を有する第1端子群と、第3端子群と接
    続される3端子構成を有する第2端子群と、両端子群を
    電気的、機械的に連結するコード部とからなり、第2端
    子群の3端子構成の内、第3端子群の高電圧入力端子と
    接続される端子は第1外部電源の直流高電圧の出力端子
    と接続される第1端子群の端子とコード部を介して接続
    され、第3端子群の制御信号端子と接続される端子は第
    1外部電源あるいは第3端子群のアース端子と接続され
    る端子と接続されている請求項2記載のストロボ撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 第2接続コードは、第2外部電源の直流
    高電圧の出力端子、外部から制御信号の供給を受ける制
    御信号入力端子、アース端子の夫々と独立して接続され
    る3端子構成の第1端子群と、第3端子群と接続される
    3端子構成を有する第2端子群と、両端子群を電気的、
    機械的に連結するコード部とからなり、第2端子群の3
    端子構成の内、第3端子群の高電圧入力端子を接続され
    る端子は第2外部電源の出力端子と、制御信号端子と接
    続される端子は第2外部電源の制御信号入力端子と、第
    3端子群のアース端子と接続される端子は第2外部電源
    のアース端子と夫々コード部を介して接続されている請
    求項2記載のストロボ撮影装置。
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