JPH08149803A - 電圧制御回路およびこの電圧制御回路を含むdc/dcコンバータおよびこのdc/dcコンバータを備えた電子機器 - Google Patents

電圧制御回路およびこの電圧制御回路を含むdc/dcコンバータおよびこのdc/dcコンバータを備えた電子機器

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JPH08149803A
JPH08149803A JP29103494A JP29103494A JPH08149803A JP H08149803 A JPH08149803 A JP H08149803A JP 29103494 A JP29103494 A JP 29103494A JP 29103494 A JP29103494 A JP 29103494A JP H08149803 A JPH08149803 A JP H08149803A
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隆浩 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えばCPU等の論理回路の不動
作時、直流電源のエネルギーが浪費されることのない、
コイルの自己誘導作用を用いて直流電源電圧を昇圧し、
かつ所定値に制御して論理回路の駆動電源を形成する、
電圧制御回路およびこの電圧制御回路を含むDC/DC
コンバータおよびこのDC/DCコンバータを備えた電
子機器を提供することを目的とする。 【構成】 本発明による電圧制御回路およびこの電圧制
御回路を含むDC/DCコンバータおよびこのDC/D
Cコンバータを備えた電子機器は、バックアップ用のコ
ンデンサの充電電圧あるいは論理回路の出力するパルス
信号電圧を被検出電圧として検出すると共に例えばCP
Uである論理回路の不動作時、直流電源の両端から電気
的に切り離される電圧検出手段を含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、供給される入力電圧を
所望電圧値に制御して出力する電圧制御系に関し、特に
論理回路の駆動電源として有用されているDC/DCコ
ンバータ、すなわち直流電源の端子電圧をコイルの自己
誘導作用を用いて昇圧して昇圧出力電圧として出力し、
さらに該昇圧出力電圧の値を所定値に制御することによ
り上記駆動電源を形成するDC/DCコンバータに適し
た電圧制御回路およびこの電圧制御回路を含むDC/D
CコンバータおよびこのDC/DCコンバータを備えた
電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流電源の端子電圧を一つの
コイルの自己誘導作用を用いて昇圧して出力することに
より論理回路の駆動電源を形成するDC/DCコンバー
タは周知であり、またかかるDC/DCコンバータにお
いて、昇圧された出力電圧を所望電圧値に制御する電圧
制御回路も種々提案あるいは実用化されている。
【0003】図4は、上述したような電圧制御回路を含
むDC/DCコンバータの一例と論理回路として周知の
中央演算処理装置(以下、単にCPUと記す)および負
荷を備えた電子機器の略電気回路図である。
【0004】図4において、AはDC/DCコンバータ
を示し、例えば電池である直流電源1の両端に一つのコ
イル2とダイオード3との直列接続体を介してバックア
ップ用のコンデンサ4が接続され、また一つのコイル2
とダイオード3との接続点である第1端子T1と直流電
源1の低電位側端子である第2端子T2間には第1スイ
ッチ手段であるトランジスタ5が接続されている。な
お、コンデンサ4の両端にはその充電電圧を駆動電源と
して動作するCPU6が接続されている。
【0005】トランジスタ5のベースは、動作すること
により所定周波数のパルス信号を出力する発振回路7と
抵抗8を介して接続されると共に第2スイッチ手段であ
るトランジスタ9を介して第2端子T2とも接続されて
いる。
【0006】トランジスタ9のベースは、抵抗10と抵
抗11とからなりコンデンサ4の両端に接続されている
電圧検出手段12における上記抵抗10と抵抗11との
接続点と接続されている。
【0007】符号13は、例えばモータおよび該モータ
の駆動を制御する制御回路等からなる直流電源1の負荷
を示しており、例えばその動作がCPU6によって制御
されるように構成される。
【0008】さて、上記のような構成のDC/DCコン
バータAにおいて、今、発振回路7が動作し、所定周波
数のパルス信号が出力されると、このパルス信号は抵抗
8を介してトランジスタ5のベースに供給されることに
なり、よって該トランジスタ5が上記パルス信号の有す
る周波数に応答してオン・オフすることになる。
【0009】トランジスタ5がオン・オフするというこ
とは直流電源1に対するコイル2の接続状態が断続的に
制御されるということであり、したがって、コイル2の
一端と接続されている第1端子T1には、該コイル2の
自己誘導作用により直流電源1の端子電圧を昇圧した昇
圧出力電圧が発生、出力されることになる。
【0010】上記第1端子T1はダイオード3を介して
バックアップ用のコンデンサ4とも接続されており、よ
って上記第1端子T1に出力された上記昇圧出力電圧は
ダイオード3を介してコンデンサ4に供給され、該コン
デンサ4を充電することになり、この結果、CPU6の
電源端子Vには上記コンデンサ4の充電電圧が駆動電源
として供給されることになる。
【0011】すなわち、上記第1端子T1に出力される
昇圧出力電圧自体は、トランジスタ5のオン・オフ周期
に応答したコイル2の自己誘導作用により発生・出力さ
れるいわゆる交流であるが、CPU6の電源端子Vには
ダイオード3を介したコンデンサ4の充電動作により直
流であるコンデンサ4の充電電圧が駆動電源として供給
されることになり、よってCPU6の安定動作を保証で
きることになる。
【0012】一方、上記昇圧出力電圧の電圧値は、該昇
圧出力電圧がトランジスタ5のオン・オフに応答したコ
イル2の自己誘導作用により出力されることから必然的
にその出力期間が短時間となることを考慮し、すなわ
ち、出力期間が短時間でもCPU6の駆動電源として十
分な充電電圧値を得られるようなコンデンサ4の充電動
作を行えるように、通常かなり高くなるように設計され
ている。
【0013】このため、何等の対策も施さないと上記コ
ンデンサ4の充電電圧値が高くなりすぎ、ともすればC
PU6を破壊してしまう等の不都合を生じる恐れがあ
る。
【0014】よって、通常は、上記のような不都合が生
じないように、トランジスタ5,トランジスタ9および
電圧検出手段12からなり、CPU6に供給される駆動
電源の電圧値を所定値に制御する電圧制御回路Bを設け
ている。
【0015】トランジスタ9は、トランジスタ5のベー
ス〜エミッタ間に接続されており、よってオンすること
により上記トランジスタ5をオフ状態に維持でき、換言
すれば上記トランジスタ9の動作を制御することにより
トランジスタ5のオン・オフを制御でき、これにより該
トランジスタ5のオン・オフに応答してなされていたコ
イル2による直流電源1の端子電圧の昇圧動作を阻止で
きることになる。
【0016】ここで、トランジスタ9のベースを見てみ
ると、コンデンサ4の両端に接続されている電圧検出手
段12を形成する抵抗10と抵抗11の接続点と接続さ
れており、よって上記ベースには、抵抗11の両端に発
生するコンデンサ4の充電電圧を抵抗10、11の抵抗
値の比で分割した電圧が供給されることになる。
【0017】したがって、上記抵抗10、11の抵抗値
を制御し、抵抗11の両端に発生する電圧が、コンデン
サ4の充電電圧値が高すぎない所望電圧値に到達した時
にトランジスタ9をオンできる電圧値となるように設定
しておけば、上記コンデンサ4の充電電圧値が所望電圧
値に到達した時、トランジスタ9をオンさせてトランジ
スタ5をオフに維持し、コイル2の昇圧動作を停止させ
ることができる。
【0018】すなわち、コンデンサ4の充電電圧である
CPU6に供給される駆動電源の電圧値を、電圧制御回
路Bの電圧検出手段12を形成する抵抗10と抵抗11
の分割比によって適宜決定される所定値に制御できるこ
とになり、この結果、上記充電電圧値が高くなりすぎる
ことによる不都合の発生を防止できることになる。
【0019】なお、コイル2の自己誘導作用による昇圧
動作を制御するトランジスタ5のオン・オフの制御につ
いては、上述した例では発振回路7の出力するパルス信
号によって行っているが、論理回路の一つとして例示し
たCPU6自体に関して見れば通常その内部に発振構成
を有しており、したがって例えば図4中に破線で示した
ように、所定周波数のパルス信号を出力している上記C
PU6のパルス信号出力端子CLとトランジスタ5のベ
ースとを接続する例も、上述した例と同様の動作を行う
他の例として考えられることは詳述するまでもない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、直
流電源の端子電圧をコイルの自己誘導作用により昇圧、
出力し、さらに該出力電圧の値を電圧制御回路により所
定値に制御して例えばCPUである論理回路の駆動電源
を形成するDC/DCコンバータ等は周知であるが、こ
のDC/DCコンバータ等における直流電源1のエネル
ギー消費あるいはコスト面を考慮してみると、依然とし
て以下のような不都合点を有している。
【0021】すなわち、図4に図示したDC/DCコン
バータAの一例は、電圧制御回路Bにおける電圧検出手
段12を、コンデンサ4の充電電圧値を検出するべくコ
ンデンサ4の両端に接続しており、一方、かかる接続状
態はコイル2とダイオード3を介して直流電源1の両端
にも接続されていることに他ならず、よって例えばCP
U6である論理回路への駆動電源の供給が必要のない場
合においても上記電圧検出手段12による直流電源1の
エネルギー消費が発生し、この点において上記直流電源
1のエネルギーを浪費してしまうことになる不都合点を
有している。
【0022】また、トランジスタ5をオン・オフさせる
ために発振回路7を採用しており、この点においてコス
ト上昇を生じることになる不都合点も有している。な
お、前述した発振回路7をCPU6内部の発振構成とす
る展開の場合、上記コスト面での不都合点は解消できる
ことになるが、上述のエネルギー浪費の不都合点につい
ては依然として解消できないことは詳述するまでもな
い。
【0023】本発明は、上記のような不都合点を考慮し
てなしたもので、直流電源のエネルギー浪費の無い、か
つコスト面でも安価となる電圧制御回路およびこの電圧
制御回路を含むDC/DCコンバータおよびこのDC/
DCコンバータを備えた電子機器を提供することを目的
とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明による電圧制御回
路は、コイルを介して直流電源の一端と接続されると共
にダイオードを介してバックアップ用のコンデンサの一
端および論理回路の電源端子と接続される第1端子と、
直流電源の他端および上記コンデンサの他端と接続され
る第2端子と、上記コンデンサの一端と接続される第3
端子と、論理回路の動作状態を示す信号が供給される第
4端子と、第1端子と第2端子との間に接続される第1
スイッチ手段と、所定周波数を有するパルス信号を出力
して第1スイッチ手段に供給し該第1スイッチ手段をパ
ルス信号に応答してオン・オフ動作させる発振手段と、
動作することにより第1スイッチ手段のオン・オフ動作
を阻止する第2スイッチ手段と、第3端子と接続され、
動作状態に制御されることにより上記第3端子を介して
供給される上記コンデンサの充電電圧を被検出電圧とし
て検出しその電圧値の所定値への到達を検出した時に第
2スイッチ手段を動作させる電圧検出手段と、第4端子
と第2端子間に接続されると共に電圧検出手段とも接続
され、該電圧検出手段を論理回路の動作時は第3端子と
第2端子間に接続して動作状態に制御し、論理回路の不
動作時は第3端子と第2端子間から電気的に切り離して
不動作状態に制御する制御手段とを備えて構成されてい
る。
【0025】本発明による他の電圧制御回路は、コイル
を介して直流電源の一端と接続されると共にダイオード
を介してバックアップ用のコンデンサの一端および論理
回路の電源端子と接続される第1端子と、直流電源の他
端および上記コンデンサの他端と接続される第2端子
と、所定周波数を有するパルス信号を出力する論理回路
のパルス信号出力端子と接続される第5端子と、第1端
子と第2端子との間に接続されると共に第5端子とも接
続され、パルス信号出力端子から供給されるパルス信号
に応答してオン・オフ動作する第3スイッチ手段と、動
作することにより第3スイッチ手段のオン・オフ動作を
阻止する第4スイッチ手段と、第5端子と接続され、該
第5端子より供給されるパルス信号の電圧値を被検出電
圧として検出し、その電圧値が所定値以上であることを
検出した時に第4スイッチ手段を動作せしめる電圧検出
手段とを備えて構成される。
【0026】本発明によるDC/DCコンバータは、直
流電源と、該直流電源の両端に接続される一つのコイル
とダイオードとバックアップ用のコンデンサとの直列接
続体と、上記コイルとダイオードとの接続点と直流電源
の一端間に接続された第1スイッチ手段,所定周波数を
有するパルス信号を出力して第1スイッチ手段に供給し
該第1スイッチ手段をパルス信号に応答してオン・オフ
動作させる発振手段,動作することにより第1スイッチ
手段のオン・オフ動作を阻止する第2スイッチ手段,動
作状態に制御されることにより上記コンデンサの充電電
圧を検出しその電圧値の所定値への到達を検出した時に
第2スイッチ手段を動作させる電圧検出手段,該電圧検
出手段を、論理回路の動作時は上記コンデンサの両端に
接続して動作状態に制御し、不動作時は上記コンデンサ
の両端から電気的に切り離して不動作状態に制御する制
御手段からなる電圧制御回路とを含んで構成される。
【0027】本発明による他のDC/DCコンバータ
は、直流電源と、該直流電源の両端に接続される一つの
コイルとダイオードとバックアップ用のコンデンサとの
直列接続体と、上記コイルとダイオードとの接続点と直
流電源の一端との間に接続されると共に所定周波数を有
するパルス信号を出力する論理回路のパルス信号出力端
子とも接続され、該パルス信号出力端子から供給される
パルス信号に応答してオン・オフ動作する第3スイッチ
手段,動作することにより第3スイッチ手段のオン・オ
フ動作を阻止する第4スイッチ手段,パルス信号出力端
子と接続され、該パルス信号出力端子より供給されるパ
ルス信号の電圧値が所定値以上であることを検出した時
に第4スイッチ手段を動作せしめる電圧検出手段からな
る電圧制御回路とを含んで構成される。
【0028】本発明による電子機器は、少なくとも、直
流電源と、該直流電源の両端に接続される一つのコイル
とダイオードとバックアップ用のコンデンサとの直列接
続体と、上記コイルとダイオードとの接続点と直流電源
の一端間に接続された第1スイッチ手段,所定周波数を
有するパルス信号を出力して第1スイッチ手段に供給し
該第1スイッチ手段をパルス信号に応答してオン・オフ
動作させる発振手段,動作することにより第1スイッチ
手段のオン・オフ動作を阻止する第2スイッチ手段,動
作状態に制御されることにより前記コンデンサの充電電
圧を検出しその電圧値の所定値への到達を検出した時に
第2スイッチ手段を動作させる電圧検出手段,該電圧検
出手段を論理回路の動作時は上記コンデンサの両端に接
続して動作状態に、論理回路の不動作時は前記コンデン
サの両端から電気的に切り離して不動作状態に制御する
制御手段からなる電圧制御回路とを含んで構成されるD
C/DCコンバータと、直流電源の両端に接続される負
荷と、上記コンデンサの両端に接続される論理回路とを
備えて構成される。
【0029】本発明による他の電子機器は、少なくと
も、直流電源と、該直流電源の両端に接続される一つの
コイルとダイオードとバックアップ用のコンデンサとの
直列接続体と、上記コイルとダイオードとの接続点と直
流電源の一端との間に接続されると共に所定周波数を有
するパルス信号を出力する論理回路のパルス信号出力端
子と接続され、該パルス信号出力端子から供給されるパ
ルス信号に応答してオン・オフ動作する第3スイッチ手
段,動作することにより第3スイッチ手段のオン・オフ
動作を阻止する第4スイッチ手段,パルス信号出力端子
と接続され、該パルス信号出力端子より供給されるパル
ス信号の電圧値が所定レベル以上であることを検出した
時に第4スイッチ手段を動作せしめる電圧検出手段から
なる電圧制御回路とを含んで構成されるDC/DCコン
バータと、直流電源の両端に接続される負荷と、上記コ
ンデンサの両端に接続される論理回路とを備えて構成さ
れる。
【0030】
【作用】本発明による電圧制御回路は、前述のように構
成されることから、例えばCPUである論理回路が動作
している時、前者の回路は第3端子より供給されるバッ
クアップ用のコンデンサの充電電圧を被検出電圧として
検出し、また後者の回路は第5端子より供給される論理
回路が出力しているパルス信号の電圧を被検出電圧とし
て検出し、さらにこれらの電圧値が夫々の回路において
あらかじめ設定している所定値以上であることを検出し
た時に、前者の回路は第2スイッチ手段を動作させて第
1スイッチ手段の動作を、また後者の回路は第4スイッ
チ手段を動作させて第3スイッチ手段の動作を阻止す
る。
【0031】第1スイッチ手段あるいは第3スイッチ手
段の動作が阻止されると、コイルと接続されている第1
端子の電気的状態を変化させることができなくなり、よ
ってコイルの自己誘導作用による昇圧動作が行えなくな
る。したがって、バックアップ用のコンデンサの充電動
作も行えなくなる。
【0032】一方、論理回路が動作していない時、前者
の回路は制御手段の動作によって電圧検出手段が第3端
子と第2端子間から電気的に切り離され、また後者の回
路は電圧検出手段へのパルス信号の供給が行われない状
態となる。
【0033】すなわち、いずれの電圧制御回路も、電圧
検出手段が直流電源に対して見れば電気的に接続されて
いない状態になされることになり、この結果本発明によ
る電圧制御回路においては、論理回路が動作していない
時に直流電源のエネルギーが電圧検出手段によって無駄
に消費されることは完全に防止されることになる。
【0034】本発明によるDC/DCコンバータは、前
述したように上述した電圧制御回路を夫々含んで構成さ
れることから、いずれも例えばCPUである論理回路の
動作時には、バックアップ用のコンデンサの充電電圧あ
るいは論理回路が出力しているパルス信号の電圧値が被
検出電圧として検出され、その値が所定値に到達したこ
とを検出した時にコイルの自己誘導作用による昇圧動作
が阻止されるように制御されることになる。
【0035】一方、論理回路の不動作時には、いずれも
電圧制御回路の電圧検出手段が直流電源に対して見れば
電気的に接続されていない状態になされることになり、
直流電源のエネルギーが無駄に消費されることは完全に
防止されることになる。
【0036】本発明による電子機器は、前述したように
上述したDC/DCコンバータを夫々含んで構成される
ことから、いずれも例えばCPUである論理回路の動作
時には、バックアップ用のコンデンサの充電電圧あるい
は論理回路が出力しているパルス信号の電圧値が被検出
電圧として検出され、その値が所定値以上であることを
検出した時にコイルの自己誘導作用による昇圧動作が行
われないように制御されることになる。
【0037】一方、論理回路の不動作時には、いずれも
電圧制御回路の電圧検出手段が直流電源に対して見れば
電気的に接続されていない状態になされることになり、
直流電源のエネルギーが無駄に消費されることは完全に
防止されることになる。
【0038】
【実施例】図1は本発明による電圧制御回路の一実施例
B1およびこの一実施例B1を含む本発明によるDC/
DCコンバータの一実施例A1を示す略構成図であり、
図中、図4と同図番、同符号の要素は同一の構成要素を
示している。
【0039】本発明によるDC/DCコンバータの一実
施例A1に含まれている本発明による電圧制御回路の一
実施例B1における第1端子T1は、図4で述べた従来
例と同様、コイル2を介して直流電源1の一端である高
電位側端子と接続されると共にダイオード3を介してバ
ックアップ用のコンデンサ4の一端である高電位側端子
および図1中に破線で示してあるように論理回路の一つ
であるCPUの電源端子とも接続されている。
【0040】第2端子T2も図4で述べた従来例と同
様、直流電源1の他端である低電位側端子および上記コ
ンデンサ4の他端である低電位側端子と接続されてい
る。
【0041】第3端子T3は上記コンデンサ4の一端と
接続され、また、第4端子T4はCPUの動作状態を示
す信号が供給される端子であり、例えばCPUが自身の
動作状態に応答した出力信号を出力する出力端子を有し
ている場合、図1中に破線で示したようにその出力端子
と接続される。
【0042】第1スイッチ手段14は第1端子T1と第
2端子T2との間に接続され、後述する発振手段15、
第2スイッチ手段16によって動作制御される。
【0043】発振手段15は所定周波数を有するパルス
信号を出力するものであり、このパルス信号を第1スイ
ッチ手段14に供給して該第1スイッチ手段14を上記
パルス信号に応答してオン・オフ動作させ、また第2ス
イッチ手段16は動作することにより第1スイッチ手段
14の上記オン・オフ動作を阻止するものである。
【0044】電圧検出手段17は第3端子T3と接続さ
れる一端を有し、動作状態に制御されることにより上記
第3端子T3を介して供給されることになる前述したコ
ンデンサ4の充電電圧を被検出電圧として検出しその電
圧値が所定値に到達したことを検出した時に第2スイッ
チ手段16を動作させるものである。
【0045】制御手段18は第4端子T4と第2端子T
2間に接続されると共に電圧検出手段17とも接続さ
れ、第4端子T4に供給されるCPUの動作状態を示す
信号に基づき電圧検出手段17の動作を制御するもので
あり、すなわち電圧検出手段17を、CPUの動作中は
上記第3端子T3と第2端子T2間に接続して動作状態
に、CPUの不動作時は上記第3端子T3と第2端子T
2間から電気的に切り離して不動作状態に制御するもの
である。
【0046】次に、図1に示した本発明による電圧制御
回路およびDC/DCコンバータの一実施例B1、A1
の動作について述べるが、説明の便宜上、図1中に破線
で図示したようにCPUが接続されているものとする。
【0047】まずCPUを動作させる必要があるCPU
への駆動電源の供給が必要な場合であるが、かかる場合
発振手段15の駆動によりその出力であるパルス信号が
第1スイッチ手段14に供給されことになり、よって該
第1スイッチ手段14が上記パルス信号に応答してオン
・オフ動作することになる。
【0048】したがって第1端子T1に直流電源1の端
子電圧をコイル2の自己誘導作用にて昇圧した昇圧出力
が出力され、同時にこの昇圧出力によるバックアップ用
のコンデンサ4の充電および該コンデンサ4の充電電圧
の駆動電源としてのCPUへの供給がなされ、よってC
PUは所定動作を行うことになる。
【0049】CPUの動作により、制御手段18にCP
Uが動作していることを示す信号が供給されると、制御
手段18は電圧検出手段17を動作状態に制御し、よっ
て電圧検出手段17は第3端子T3より供給されるバッ
クアップ用のコンデンサ4の充電電圧を検出し、その電
圧値があらかじめ設定している所定値へ到達したことを
検出した時に第2スイッチ手段16を動作させて先の第
1スイッチ手段14のオン・オフ動作を阻止することに
なる。
【0050】第1スイッチ手段14のオン・オフ動作が
阻止されると第1端子T1の電気的状態を変化させるこ
とができなくなり、これにより先のコイル2の自己誘導
作用による昇圧動作を行えなくなり、もちろん先のバッ
クアップ用のコンデンサ4の充電動作も停止されること
になり、この結果上記コンデンサ4の充電電圧値、すな
わちCPUに供給される駆動電源の電圧値が前述した従
来例同様、上述した所定値に制御されることになる。
【0051】一方、CPUの動作が停止されたCPUへ
の駆動電源の供給が必要ない場合、制御手段18にCP
Uが動作していないことを示す信号が供給されることに
なり、かかる場合、制御手段18は電圧検出手段17を
第3端子T3と第2端子T2間から電気的に切り離すよ
うに動作する。なお、このとき発振手段15も駆動させ
る必要はないのでその動作を停止させ、これにより第1
スイッチ手段14の動作についても阻止することが好ま
しい。
【0052】この結果、電圧検出手段17は直流電源1
の両端から電気的に切り離されることになり、よって図
1に示した本発明による電圧制御回路およびDC/DC
コンバータの一実施例B1、A1は、冒頭の従来例とは
異なり、CPUが動作していない時に直流電源1のエネ
ルギーが電圧検出手段17によって消費されることはな
く、すなわち直流電源1のエネルギー浪費を完全に防止
できることになる。
【0053】図2は本発明による電圧制御回路の他の実
施例B2と、この他の実施例B2を含むDC/DCコン
バータの他の実施例A2を示す略構成図であり、図中、
図1と同図番、同符号の要素は同一の構成要素を示して
いる。
【0054】図2からも明らかなように、本実施例B
2、A2も図1に示した実施例B1、A1と同様に第1
端子T1および第2端子T2を有している。
【0055】第5端子T5は、所定周波数を有するパル
ス信号を出力する論理回路であるCPUのパルス信号出
力端子CLと接続される端子である。
【0056】第3スイッチ手段19は、第1端子T1と
第2端子T2との間に接続されると共に第5端子T5と
も接続され、該第5端子T5を介して供給されるCPU
のパルス信号出力端子CLから出力されるパルス信号に
応答してオン・オフ動作し、また第4スイッチ手段20
は、動作することにより第3スイッチ手段19のオン・
オフ動作を阻止するものであり、さらに電圧検出手段2
1は、第5端子T5と第2端子T2との間に接続され、
上記第5端子T5より供給される上記パルス信号の電圧
値が所定値以上であることを検出した時に第4スイッチ
手段20を動作させるものである。
【0057】さて、本実施例B2、A2において直流電
源1が図2に図示したようにコイル2等に供給され、論
理回路であるCPUが動作している時、第5端子T5に
上記CPUのパルス信号出力端子CLから供給されてい
るパルス信号が該第5端子T5を介して第3スイッチ手
段19に供給されることになり、よって第3スイッチ手
段19は上記パルス信号に応答してオン・オフ動作する
ことになる。
【0058】したがって第1端子T1に直流電源1の端
子電圧をコイル2の自己誘導作用にて昇圧した昇圧出力
が出力され、同時にこの昇圧出力によるバックアップ用
のコンデンサ4の充電および該コンデンサ4の充電電圧
の駆動電源としてのCPUへの供給がなされ、よってC
PUは安定して所定の動作を行うことになる。
【0059】同時に、電圧検出手段21によって第5端
子T5に供給されているパルス信号の電圧が被検出電圧
として検出され、電圧検出手段21は上記パルス信号の
電圧値があらかじめ設定している所定値への到達を検出
した時に、第4スイッチ手段20を動作させて第3スイ
ッチ手段19の動作を阻止する。
【0060】したがって、コイル2と接続されている第
1端子T1の電気的状態を変化させることができなくな
り、よってコイル2の自己誘導作用による昇圧動作が行
えなくなり、もちろんバックアップ用のコンデンサ4の
充電動作も行えなくなり、この結果上記コンデンサ4の
充電電圧値、すなわちCPUに供給される駆動電源の電
圧値が前述した従来例同様、上述した所定値に制御され
ることになる。
【0061】一方、CPUの動作が停止されたCPUへ
の駆動電源の供給が必要ない場合、CPUの動作停止に
よりそのパルス信号出力端子CLからの第5端子T5へ
のパルス信号の供給が停止することになり、したがって
第3スイッチ手段19および電圧検出手段21の動作が
阻止されることになる。
【0062】ところで、図2に示した実施例B2、A2
における電圧検出手段21は、直流電源1の両端に対し
て見れば論理回路であるCPUを介して接続され、直流
電源1の両端とは直接接続されておらず、よって論理回
路(CPU)の動作が阻止されると電気的には直流電源
1の両端から完全に切り離されることになる。
【0063】この結果、図2に示した本発明による電圧
制御回路およびDC/DCコンバータの一実施例B2、
A2は、先に説明した実施例B1、A1同様、冒頭の従
来例とは異なり、論理回路であるCPUが動作していな
い時に直流電源1のエネルギーが電圧検出手段21によ
って消費されることはなく、すなわち直流電源1のエネ
ルギー浪費を完全に防止できることになる。
【0064】図3は、図2に図示した本発明による電圧
制御回路およびDC/DCコンバータの一実施例B2、
A2の具体例を含む本発明による電子機器の一実施例を
示す要部電気回路図であり、図中、図2、図4と同図
番、同符号の要素は同一の構成要素を示している。
【0065】図3からも明らかなように、本実施例も先
に説明した実施例B2、A2と同様に第1端子T1、第
2端子T2および第5端子T5を有し、また第3、およ
び第4スイッチ手段19、20は、先に図4で説明した
第1、第2スイッチ手段と同様にトランジスタ22、2
3にて構成し、さらに電圧検出手段21は一端が第5端
子T5と接続される抵抗24、25との直列体にて構成
している。
【0066】トランジスタ23は、そのベースが上記抵
抗24、25の接続点と接続され、前述した第4スイッ
チ手段20の説明からも明らかなように、第5端子T5
にCPU6のパルス信号出力端子CLから出力されて供
給されるパルス信号の電圧値が所定値に到達した時にオ
ンして第3スイッチ手段19の動作を阻止し、すなわち
トランジスタ22をオフに維持し、上述したコイル2に
よる昇圧動作を停止させるよう機能する。
【0067】このため、上記抵抗24、25のそれぞれ
の抵抗値の比は、CPU6から第5端子T5へ供給され
るパルス信号の電圧値が所定値に到達した時にトランジ
スタ23をオンできる電圧値を上記抵抗25の両端に発
生できるような電圧検出動作が行えるように制御、設定
されている。
【0068】さて、今、図3に示したように直流電源1
がコイル2等に供給され、CPU6が動作している時、
CPU6のパルス信号出力端子CLから出力されている
パルス信号は、第5端子T5を介して第3スイッチ手段
19であるトランジスタ22のベースに供給されること
になり、よってトランジスタ22が上記パルス信号の有
する周波数に応答してオン・オフ動作することになる。
【0069】このため、直流電源1の端子電圧をコイル
2の自己誘導作用にて昇圧した昇圧出力が第1端子T1
に出力されると共に該昇圧出力によるバックアップ用の
コンデンサ4の充電および該コンデンサ4の充電電圧の
駆動電源としてのCPU6の電源端子Vへの供給がなさ
れ、よってCPU6は安定して所定の動作、例えば負荷
13の制御動作を行うことになる。
【0070】同時に、上記パルス信号は第5端子T5を
介して電圧検出手段21である抵抗24、25にも供給
され、したがって上記パルス信号の電圧値が所定値に到
達した時、抵抗25の両端に発生する電圧にてトランジ
スタ23がオンすることになり、これによりトランジス
タ22がオフに維持され、上述したコイル2による昇圧
動作が停止することになる。
【0071】コイル2による昇圧動作が停止すると、バ
ックアップ用のコンデンサ4の充電動作も行えなくな
り、この結果上記コンデンサ4の充電電圧値、すなわち
CPU6に供給される駆動電源の電圧値が上述した所定
値に制御されることになる。
【0072】一方、CPU6の動作が停止されたCPU
6への駆動電源の供給が必要ない場合、CPU6のパル
ス信号出力端子CLからの第5端子T5へのパルス信号
の供給が停止するため、トランジスタ22のオン・オフ
動作および抵抗24、25による電圧検出動作が阻止さ
れることになる。
【0073】この結果、図3に図示した本発明による電
子機器の一実施例は、先に説明した実施例B2、A2同
様、冒頭に述べた従来例とは異なり、CPU6が動作し
ていない時に直流電源1のエネルギーが電圧検出手段2
1によって消費されることはなく、すなわち直流電源1
のエネルギー浪費を完全に防止できることになる。
【0074】なお、本発明による電子機器は、図3に図
示した一実施例のように直流電源1の低電位側を共通電
位として使用するいわゆるマイナスグランド構成として
形成できることはもちろん、必要に応じて直流電源1の
高電位側を共通電位として使用するいわゆるプラスグラ
ンド構成として形成できることはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】本発明による電圧制御回路およびこの電
圧制御回路を含むDC/DCコンバータおよびこのDC
/DCコンバータを備えた電子機器は、バックアップ用
のコンデンサの充電電圧あるいは例えばCPUである論
理回路の出力するパルス信号の電圧を被検出電圧として
検出する電圧検出手段を、CPU等の論理回路が動作し
ていない時には直流電源から電気的に切り離すことか
ら、CPU等の論理回路が動作していない時に直流電源
のエネルギーが上記電圧検出手段によって消費されるこ
とはなく、したがって直流電源のエネルギーの浪費を完
全に防止できることになる効果を有している。
【0076】また、例えばCPUである論理回路のパル
ス信号出力端子から出力されるパルス信号を、コイルに
よる直流電源電圧の昇圧動作を制御するスイッチ手段の
駆動制御用信号として供給すると共に電圧検出手段に被
検出電圧として供給する実施例は、上記効果に加えて構
成を簡素化できると共にコスト的にも安価にできる効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電圧制御回路の一実施例およびこ
の一実施例を含む本発明によるDC/DCコンバータの
一実施例を示す略構成図
【図2】本発明による電圧制御回路の他の実施例および
この他の実施例を含む本発明によるDC/DCコンバー
タの他の実施例を示す略構成図
【図3】図2に図示した本発明による電圧制御回路およ
びDC/DCコンバータの一実施例の具体例を含む本発
明による電子機器の一実施例を示す要部電気回路図
【図4】従来周知の電圧制御回路を含むDC/DCコン
バータの一例とCPUおよび負荷を備えた電子機器の略
電気回路図
【符号の説明】
1 直流電源 2 コイル 3 ダイオード 4 バックアップ用のコンデンサ 6 中央演算処理装置(CPU) 13 負荷 14 第1スイッチ手段 15 発振手段 16 第2スイッチ手段 17 電圧検出手段 18 制御手段 19 第3スイッチ手段 20 第4スイッチ手段 21 電圧検出手段 22 トランジスタ 23 トランジスタ 24 抵抗 25 抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを介して直流電源の一端と接続され
    ると共にダイオードを介してバックアップ用のコンデン
    サの一端および論理回路の電源端子と接続される第1端
    子と、直流電源の他端および前記コンデンサの他端と接
    続される第2端子と、前記コンデンサの一端と接続され
    る第3端子と、論理回路の動作状態を示す信号が供給さ
    れる第4端子と、第1端子と第2端子との間に接続され
    る第1スイッチ手段と、所定周波数を有するパルス信号
    を出力して第1スイッチ手段に供給し該第1スイッチ手
    段をパルス信号に応答してオン・オフ動作させる発振手
    段と、動作することにより第1スイッチ手段のオン・オ
    フ動作を阻止する第2スイッチ手段と、第3端子と接続
    され、動作状態に制御されることにより前記第3端子を
    介して供給される前記コンデンサの充電電圧を被検出電
    圧として検出しその電圧値の所定値への到達を検出した
    時に第2スイッチ手段を動作させる電圧検出手段と、第
    4端子と第2端子間に接続されると共に電圧検出手段と
    も接続され、該電圧検出手段を論理回路の動作時は第3
    端子と第2端子間に接続して動作状態に制御し、論理回
    路の不動作時は第3端子と第2端子間から電気的に切り
    離して不動作状態に制御する制御手段とを備えてなる電
    圧制御回路。
  2. 【請求項2】コイルを介して直流電源の一端と接続され
    ると共にダイオードを介してバックアップ用のコンデン
    サの一端および論理回路の電源端子と接続される第1端
    子と、直流電源の他端および前記コンデンサの他端と接
    続される第2端子と、所定周波数を有するパルス信号を
    出力する論理回路のパルス信号出力端子と接続される第
    5端子と、第1端子と第2端子との間に接続されると共
    に第5端子とも接続され、パルス信号出力端子から供給
    されるパルス信号に応答してオン・オフ動作する第3ス
    イッチ手段と、動作することにより第3スイッチ手段の
    オン・オフ動作を阻止する第4スイッチ手段と、第5端
    子と接続され、該第5端子より供給されるパルス信号の
    電圧値を被検出電圧として検出しその電圧値が所定値以
    上であることを検出した時に第4スイッチ手段を動作せ
    しめる電圧検出手段とを備えてなる電圧制御回路。
  3. 【請求項3】直流電源と、該直流電源の両端に接続され
    る一つのコイルとダイオードとバックアップ用のコンデ
    ンサとの直列接続体と、前記コイルとダイオードとの接
    続点と直流電源の一端間に接続された第1スイッチ手
    段,所定周波数を有するパルス信号を出力して第1スイ
    ッチ手段に供給し該第1スイッチ手段をパルス信号に応
    答してオン・オフ動作させる発振手段,動作することに
    より第1スイッチ手段のオン・オフ動作を阻止する第2
    スイッチ手段,動作状態に制御されることにより前記コ
    ンデンサの充電電圧を検出しその電圧値の所定値への到
    達を検出した時に第2スイッチ手段を動作させる電圧検
    出手段,該電圧検出手段を論理回路の動作時は前記コン
    デンサの両端に接続して動作状態に制御し、論理回路の
    不動作時は前記コンデンサの両端から電気的に切り離し
    て不動作状態に制御する制御手段からなる電圧制御回路
    とを含むDC/DCコンバータ。
  4. 【請求項4】直流電源と、該直流電源の両端に接続され
    る一つのコイルとダイオードとバックアップ用のコンデ
    ンサとの直列接続体と、前記コイルとダイオードとの接
    続点と直流電源の一端との間に接続されると共に所定周
    波数を有するパルス信号を出力する論理回路のパルス信
    号出力端子とも接続され、該パルス信号出力端子から供
    給されるパルス信号に応答してオン・オフ動作する第3
    スイッチ手段,動作することにより第3スイッチ手段の
    オン・オフ動作を阻止する第4スイッチ手段,パルス信
    号出力端子と接続され、該パルス信号出力端子より供給
    されるパルス信号の電圧値が所定値以上であることを検
    出した時に第4スイッチ手段を動作せしめる電圧検出手
    段からなる電圧制御回路とを含むDC/DCコンバー
    タ。
  5. 【請求項5】少なくとも、直流電源と、該直流電源の両
    端に接続される一つのコイルとダイオードとバックアッ
    プ用のコンデンサとの直列接続体と、前記コイルとダイ
    オードとの接続点と直流電源の一端間に接続された第1
    スイッチ手段,所定周波数を有するパルス信号を出力し
    て第1スイッチ手段に供給し該第1スイッチ手段をパル
    ス信号に応答してオン・オフ動作させる発振手段,動作
    することにより第1スイッチ手段のオン・オフ動作を阻
    止する第2スイッチ手段,動作状態に制御されることに
    より前記コンデンサの充電電圧を検出しその電圧値の所
    定値への到達を検出した時に第2スイッチ手段を動作さ
    せる電圧検出手段,該電圧検出手段を論理回路の動作時
    は前記コンデンサの両端に接続して動作状態に、論理回
    路の不動作時は前記コンデンサの両端から電気的に切り
    離して不動作状態に制御する制御手段からなる電圧制御
    回路とを含んで構成されるDC/DCコンバータと、直
    流電源の両端に接続される負荷と、前記コンデンサの両
    端に接続される論理回路とを備えた電子機器。
  6. 【請求項6】少なくとも、直流電源と、該直流電源の両
    端に接続される一つのコイルとダイオードとバックアッ
    プ用のコンデンサとの直列接続体と、前記コイルとダイ
    オードとの接続点と直流電源の一端との間に接続される
    と共に所定周波数を有するパルス信号を出力する論理回
    路のパルス信号出力端子と接続され、該パルス信号出力
    端子から供給されるパルス信号に応答してオン・オフ動
    作する第3スイッチ手段,動作することにより第3スイ
    ッチ手段のオン・オフ動作を阻止する第4スイッチ手
    段,パルス信号出力端子と接続され、該パルス信号出力
    端子より供給されるパルス信号の電圧値が所定レベル以
    上であることを検出した時に第4スイッチ手段を動作せ
    しめる電圧検出手段からなる電圧制御回路とを含んで構
    成されるDC/DCコンバータと、直流電源の両端に接
    続される負荷と、前記コンデンサの両端に接続される論
    理回路とを備えた電子機器。
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