JP2970671B2 - バンジョウ型継手に用いられるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップ及びプロテクトキャップを装着したバンジョウ型継手付ホース - Google Patents

バンジョウ型継手に用いられるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップ及びプロテクトキャップを装着したバンジョウ型継手付ホース

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JP2970671B2 JP10299533A JP29953398A JP2970671B2 JP 2970671 B2 JP2970671 B2 JP 2970671B2 JP 10299533 A JP10299533 A JP 10299533A JP 29953398 A JP29953398 A JP 29953398A JP 2970671 B2 JP2970671 B2 JP 2970671B2
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンジョウ型継手
に用いられるバンジョウ部材のためのプロテクトキャッ
プ及びプロテクトキャップを装着したバンジョウ型継手
付ホースに係り、特にコネクティングスリーブに形成さ
れた一対の平行シール表面の損傷を防止するのに好適な
プロテクトキャップ及びこれを装着したバンジョウ型継
手付ホースに関する。
【0002】
【従来の技術】バンジョウ型継手は、例えば図13
(a)に示すように、金属製のパイプ4の一端に、クロ
ス穴2cと一対の平行シール表面2d,2eとを有する
バンジョウ部材1が接続固着されたものである。そし
て、パイプ4の一端にバンジョウ部材1が容易に接続固
着できるように、バンジョウ部材1はコネクティングス
リーブ2のクロス穴2cに対して直行する筒状の基部1
aが設けられている。そして、コネクティングスリーブ
2の軸心方向の厚さ寸法が多少異なるものが種々採用さ
れている。
【0003】図13(b)に示すように、バンジョウ型
継手の他の形態として、コネクティングスリーブ2の一
対の平行シール表面2d,2eに形成されたクロス穴2
cの開口2a1 ,2a2 の径が異なるものも種々採用さ
れている。また、図13(c)に示すように、バンジョ
ウ型継手に基部がなく、パイプ4の一端に実質的にコネ
クティングスリーブ2を接続固着したものも採用されて
いる。
【0004】このようなバンジョウ型継手1は、例えば
自動車のデリバリーパイプのように相手部材に確実に接
続するために用いられ、一般に可撓性ホース等配管部品
が組み付けられて使用される。例えば、自動車の燃料を
燃料ポンプからデリバリーパイプに漏れなく接続するた
めに用いられる。自動車メーカにおいては、一般的に、
バンジョウ型継手のパイプ4の図示されていない他端
に、予めゴムホース等の可撓性ホースを組み付けた組立
品のバンジョウ部材1を、頭部をもつバンジョウボルト
により、デリバリーパイプ等の配管装置に接続すること
が行われている。
【0005】かかる組立品については、ホースメーカで
まず予め多数のバンジョウ部材1とパイプ4を個々に製
造した後、パイプ4の一端をバンジョウ部材1の基部1
aに接続固定し、一旦多数個のバンジョウ型継手が製造
される。その後、バンジョウ型継手のパイプ4の他端に
可撓性ホースをスリーブ等の継手金具を用いてしっかり
固着した組立品を複数個集めて箱詰し、しかる後、箱詰
した多数の組立品をホースメーカから自動車メーカに搬
送し、自動車メーカではバンジョウボルトを用いてこれ
ら組立品を自動車のデリバリーパイプ等の配管装置に接
続している。すなわち、自動車メーカで、かかるバンジ
ョウ型継手のバンジョウ部材1がコネクティングスリー
ブ2の一方の平行シール表面2dと他方の平行シール表
面2eが相手部材の平滑な表面とバンジョウボルトの頭
部間に流体密に挟持され、相手部材と締結部材の内部を
流通する流体が洩れないように流体密に接続される。そ
のため、平行シール表面2d,2eは、平坦に且つ精度
がよく加工されている。
【0006】したがって、このバンジョウ型継手を製作
後、バンジョウ型継手の製造時はもちろんのこと、顧客
にて相手部材に接続するまでの取り扱いや、輸送時に、
平行シール表面2d,2eに傷がつかないように、平行
シール表面2d,2eを保護するためのプロテクトキャ
ップが望まれている。
【0007】従来、パイプの他端に接続固着される可撓
性ホースとしてゴムホースが使用されており、顧客の要
求により、ホースとパイプの接合固着に加熱処理を必要
とする接着剤が必要である。そのため、この種のプロテ
クトキャップは、耐熱性を満足する必要があった。
【0008】従来のプロテクトキャップとして、図14
(a)及び図14(b)に示すようなゴム製のプロテク
トキャップ5,6が知られている。これらプロテクトキ
ャップ5,6は、図13(a)及び図13(b)に示す
バンジョウ型継手のバンジョウ部材1の平行シール面2
d,2eと当接するフランジ部5a,6aを有すると共
に、コネクティングスリーブ2のクロス穴2cに嵌挿さ
れる筒状の突出部5b,6bをフランジ部5a,6aの
中央部から突出して一体に有しており、バンジョウ型継
手のコネクティングスリーブ2に装着されて用いられ
る。このように、バンジョウ型継手のバンジョウ部材1
に装着されたプロテクトキャップ5,6は、装着された
まま、出荷前の気密試験を行うことができる。
【0009】すなわち、プロテクトキャップ5,6を装
着したまま、気密試験装置の相手部材と締め付け部材間
に挟持し、内部に流体圧を加えることにより、かかるバ
ンジョウ型継手付ホースに洩れを生じるか否かをテスト
することができる。このように、従来のプロテクトキャ
ップ5,6は、バンジョウ部材1の平行シール面2d,
2eを保護する機能と、気密試験を行うためのパッキン
グとしての機能を兼ね備えていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のプロテクトキャップ5,6は、突出部5b、6bがバ
ンジョウ型継手のクロス穴2cに嵌合するだけなのでコ
ネクティングスリーブ2から脱落しやすいため、脱落を
防止するため、特にその突出部5b,6bはクロス穴2
cの各々の開口2a,2a1 ,2a2 の径に合わせて整
合する必要があった。しかも、ゴム製のプロテクトキャ
ップ5,6は、材料費及び加工費の面で、樹脂製のプロ
テクトキャップより高価であった。
【0011】また、バンジョウ型継手は、軸方向の厚み
やクロス穴の各々の開口径がわずかに異なるものが多品
種あり、このため、これに対応して多種類のプロテクト
キャップを用意しなければならず、プロテクトキャップ
の保管管理の手間がかかり、かつプロテクトキャップの
付け替えの手間も煩雑であった。
【0012】ところで、パイプの他端に接続固着される
可撓性ホースに、樹脂ホースが採用されるようになって
きており、樹脂ホースが採用される場合、樹脂ホースを
パイプの他端に接続固着するために加熱処理を必要とし
ない。従って、かかる樹脂ホースの普及によって、加熱
処理を必要とするホースの対象も減少してきた。
【0013】従来、耐熱性のために高価であったプロテ
クトキャップのコストを低減するために、出荷前まで
は、高価なゴム製のプロテクトキャップを繰り返して使
用し、出荷時に耐熱性の不要な樹脂製の安価なプロテク
トキャップに取り替える処置がとられてきた。従って、
出荷前の組立工程用としても、出荷用と同様な安価なプ
ロテクトキャップを開発し、両者の兼用化ができれば、
取り替え作業の廃止を達成することができる。
【0014】本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、バンジョウ部材のコネクティングスリーブに
確実に装着でき、外れ難いことはもちろんのこと、バン
ジョウ部材のコネクティングスリーブのクロス穴の開口
径のわずかに異なる多種類のバンジョウ部材に対して共
用でき、従来より少ない種類のプロテクトキャップでコ
ネクティングスリーブのシール表面を保護しつつ確実に
装着できるプロテクトキャップ及びこれを装着したバン
ジョウ型継手付ホースを提供することを第1の目的とす
る。さらに、バンジョウ部材の一対の平行シール表面間
の厚さのわずかに異なる多種類のバンジョウ部材に対し
て共用できる安価なプロテクトキャップ及びこれを装着
したバンジョウ型継手付ホースを提供することを第2の
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、バンジョウ型継手に用いられるバンジョウ部材
のためのプロテクトキャップであって、バンジョウ型継
手は、筒状の継手部材の一端にバンジョウ部材が固着さ
れてなり、バンジョウ部材は本体としてコネクティング
スリーブを有し、コネクティングスリーブが継手部材の
軸と平行に延びる一対の第1及び第2の環状の平行シー
ル表面と、継手部材と直交するクロス穴を備え、プロテ
クトキャップは、一端から他端に、実質的に同一平面に
延びる樹脂材料からなる一体成形品であって、一端に設
けられた第1の環状フランジ部分と、第1の環状フラン
ジ部分の内周縁部から第1の環状フランジ部分と同軸的
に突出せしめて設けられた筒壁を有する筒状の雌形突出
部とを備えた第1のキャップ部と、他端に設けられた第
2の環状フランジ部分と、第2の環状フランジ部分に第
2の環状フランジ部分と同軸的に雌形突出部の突出方向
と同一方向に突出せしめて設けられた雄形突出部とを備
えた第2のキャップ部と、第1の環状フランジ部分と、
第1の環状フランジ部分と実質的に同一平面に配設され
た第2の環状フランジ部分間に延設され、一端と他端を
連結する連結部分と、第1のキャップ部と第2のキャッ
プ部を対向配置させるための連結部分に設けられた変形
手段と、を備え、変形手段により、第1のキャップ部と
第2のキャップ部を対向配置させた時に、第1の環状フ
ランジ部分が第1の環状の平行シール表面に面接できる
と共に雌形突出部が第1の環状の平行シール表面側から
クロス穴に挿入でき、かつ第2の環状フランジ部分が第
2の環状の平行シール表面に面接できると共に雄形突出
部が第2の平行シール表面側からクロス穴及び雌形突出
部の筒壁内に挿入でき、プロテクトキャップは、さらに
雄形突出部を雌形突出部の筒壁内に挿入した時に、雄形
突出部と雌形突出部とが離脱操作するまで外れないよう
に係止するため、雄形突出部の外周面または雌形突出部
の筒壁の内周面のいずれか一方に第1の係止部を設ける
と共に、他方に第1の係止部と実質的に着脱可能に係止
する第2の係止部をクロス穴方向に間隔を隔てて複数個
設けていることにある。
【0016】上記のように請求項1に係る発明を構成し
たことにより、連結部分を変形手段で折り曲げて第1の
キャップ部と第2のキャップ部を対向せしめて、第1の
環状フランジ部分の内側から突出した雌形突出部を、バ
ンジョウ型継手のリング状コネクティングスリーブのク
ロス穴に嵌挿させると共に、第2の環状フランジ部分の
内側から突出した雄形突出部を雌形突出部の筒壁の内側
に挿入させ、雌形突出部の筒壁の内周面または雄形突出
部の外周面のいずれか一方に設けた第1の係止部を、他
方にクロス穴方向に間隔を隔てて設けた複数個の第2の
係止部の内の、コネクティングスリーブの一対の平行シ
ール表面間の厚みに適合する1つを選択してこれと係止
させる。これにより、第1の環状フランジ部分と第2の
環状フランジ部分がコネクティングスリーブのそれぞれ
の平行シール表面に重ね合わされ、第1のキャップ部及
び第2のキャップ部がバンジョウ部材のコネクティング
スリーブにタイトに装着される。
【0017】その結果、請求項1の発明によれば、プロ
テクトキャップのコネクティングスリーブからの脱落が
確実に防止されると共に、プロテクトキャップのコネク
ティングスリーブの第1及び第2の環状の平行シール表
面を保護する機能が確実に果たされる。また、コネクテ
ィングスリーブのクロス穴に第1の環状フランジ部分の
雌形突出部を嵌挿させ、反対側から雌形突出部の筒壁内
に第2の環状フランジ部分の雄形突出部を挿入して、第
1の係止部と第2の係止部を係止させることにより、第
1及び第2のキャップ部をコネクティングスリーブに保
持させるようになっている。そのため、雄形突出部及び
雌形突出部の外径をコネクティングスリーブのクロス穴
に完璧に整合する必要はなく、プロテクトキャップを少
し大きなクロス穴径のコネクティングスリーブを有する
バンジョウ部材にも用いることができる。
【0018】さらに、雄形突出部の外周面または雌形突
出部の筒壁の内周面のいずれか一方に設けた第1の係止
部を、他方に設けた第2の係止部に係止させる際に、ク
ロス穴方向に間隔を隔てて複数個設けた第2の係止部の
いずれかを選択して係止させることができる。その結
果、請求項1の発明によれば、バンジョウ部材の穴径や
軸方向厚みが異なる多種類のバンジョウ型継手に対して
も、1種類のプロテクトキャップにより対応することが
でき、プロテクトキャップの保管管理の手間が省け、ま
たプロテクトキャップの付け替えの手間も容易であるた
め、プロテクトキャップに要するトータルのコストを安
価にすることができる。
【0019】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のバンジョウ型継手に用い
られるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップにお
いて、第1の係止部がクロス穴方向に間隔を隔てて複数
個設けられていることにある。上記のように請求項2に
係る発明を構成したことにより、上記請求項1の発明の
効果に加えて、各複数個の第1の係止部と第2の係止部
により両者の係止がより緊密に行われ、雄型突出部と雌
型突出部の抜け止めを一層確実に確保できる。
【0020】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1または請求項2に記載のバンジョ
ウ型継手に用いられるバンジョウ部材のためのプロテク
トキャップにおいて、第1の環状フランジ部分および/
または第2の環状フランジ部分にこれらの外周から外方
に延出した操作部を備えていることにある。上記のよう
に請求項3に係る発明を構成したことにより、上記請求
項1、請求項2の発明の効果に加えて、プロテクトキャ
ップのバンジョウ型継手からの取り外しを、プロテクト
キャップの操作部を引っ張ることにより簡単に行うこと
ができ、かつバンジョウ部材の平行シール表面を痛める
こともない。
【0021】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1または請求項2または請求項3の
いずれか1つに記載のバンジョウ型継手に用いられるバ
ンジョウ部材のためのプロテクトキャップにおいて、連
結部分が、中央部分と、中央部分と第1の環状フランジ
部分間に延在する第1の接続部分と、中央部分と第2の
環状フランジ部分間に延在する第2の接続部分とを備え
ていることにある。
【0022】上記のように請求項4に係る発明を構成し
たことにより、連結部分の変形機能を中央部分、第1の
接続部分、第2の接続部分のいずれかあるいは全体に分
散させることにより容易に変形が行われる。また、中央
部分に、バンジョウ部材に接続された継手部材の一端の
外周部に係合させる機能を持たせることもでき、プロテ
クトキャップのバンジョウ部材に対する位置を固定し、
バンジョウ部材を中心とした周方向への移動を止めるこ
とができる。
【0023】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項4に記載のバンジョウ型継手に用い
られるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップにお
いて、中央部分が、継手部材の外周部と離脱可能に係合
するC形クリップに形成されていることにある。
【0024】上記のように請求項5に係る発明を構成し
たことにより、連結部分を第1の接続部分及び第2の接
続部分で折り曲げて第1のキャップ部と第2のキャップ
部をバンジョウ部材に保持させ、さらに、このプロテク
トキャップをバンジョウ部材を中心に回動させて、連結
部分の中央部分のC形クリップを、バンジョウ部材に接
続された継手部材の一端の外周部に係合させることによ
り、プロテクトキャップのバンジョウ部材に対する位置
を固定し、バンジョウ部材を中心とした周方向への移動
を止めることができる。これに伴い、第1の環状フラン
ジ部分、第2の環状フランジ部分の外周から突出した操
作部の位置も規定された位置に固定される。
【0025】その結果、請求項5の発明によれば、上記
請求項4の発明の効果に加えて、プロテクトキャップの
取り付けられたバンジョウ型継手を、加工機械等により
挟持して自動的に処理する場合に、操作部が不定位置に
ある場合のように邪魔になることがなく、自動作業を円
滑に行わせることができる。
【0026】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項4または請求項5に記載のプロテク
トキャップにおいて、第1の接続部分の中心と及び第2
の接続部分の中心を結ぶプロテクトキャップの中心線と
平行に延びる第1の接続部分及び第2の接続部分の中心
線がいずれもプロテクトキャップの中心線に対して離間
していることにある。
【0027】上記のように請求項6に係る発明を構成し
たことにより、連結部分に外力が作用した場合にも、第
1の接続部分及び第2の接続部分の中心線がいずれもプ
ロテクトキャップの中心線に対して離間しているため、
外力が互いに係止され合っている雄形突出部と雌形突出
部に直接的に加わり難く、そのため、両者の係止が外れ
ることを有効に防止することができる。
【0028】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1または請求項2または請求項3の
いずれか1つに記載のバンジョウ型継手に用いられるバ
ンジョウ部材のためのプロテクトキャップにおいて、バ
ンジョウ型継手は、継手部材の一端をバンジョウ部材の
外周にクロス穴に対して直角に結合するためのバンジョ
ウ部材の外周からクロス穴に対して直角に延びる基部を
有し、連結部分が、中央部分と、中央部分と第1の環状
フランジ部分間に延在する第1の接続部分と、中央部分
と第2の環状フランジ部分間に延在する第2の接続部分
とを備えていることにある。
【0029】上記のように請求項7に係る発明を構成し
たことにより、連結部分の変形機能を中央部分、第1の
接続部分、第2の接続部分のいずれかあるいは全体に分
散させることにより容易に変形が行われる。また、中央
部分に、バンジョウ部材の基部に係合させる機能を持た
せることもでき、プロテクトキャップのバンジョウ部材
に対する位置を固定し、バンジョウ部材を中心とした周
方向への移動を止めることができる。
【0030】また、上記請求項8に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7に記載のバンジョウ型継手に用い
られるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップにお
いて、中央部分が、バンジョウ型継手の基部の外周部と
離脱可能に係合する係合部分に形成されていることあ
る。
【0031】上記のように請求項8に係る発明を構成し
たことにより、連結部分を第1の接続部分及び第2の接
続部分で折り曲げて第1のキャップ部と第2のキャップ
部をバンジョウ部材に保持させ、さらに、このプロテク
トキャップをバンジョウ部材を中心に回動させて、連結
部分の中央部分の係合部分を、バンジョウ部材の基部の
外周部に係合させることにより、プロテクトキャップの
バンジョウ部材に対する位置を固定し、バンジョウ部材
を中心とした周方向への移動を止めることができる。こ
れに伴い、第1の環状フランジ部分、第2の環状フラン
ジ部分の外周から突出した操作部の位置も規定された位
置に固定される。
【0032】その結果、請求項8の発明によれば、上記
請求項7の発明の効果に加えて、プロテクトキャップの
取り付けられたバンジョウ型継手を、加工機械等により
挟持して自動的に処理する場合に、操作部が不定位置に
ある場合のように邪魔になることがなく、自動作業を円
滑に行わせることができる。
【0033】また、上記請求項9に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項7または請求項8に記載のプロテク
トキャップにおいて、第1の接続部分の中心と及び第2
の接続部分の中心を結ぶプロテクトキャップの中心線と
平行に延びる第1の接続部分及び第2の接続部分の中心
線がいずれもプロテクトキャップの中心線に対して離間
していることにある。
【0034】上記のように請求項9に係る発明を構成し
たことにより、連結部分に外力が作用した場合にも、第
1の接続部分及び第2の接続部分の中心線がいずれもプ
ロテクトキャップの中心線に対して離間しているため、
外力が互いに係止され合っている雄形突出部と雌形突出
部に直接的に加わり難く、そのため、両者の係止が外れ
ることを有効に防止することができる。
【0035】また、上記請求項10に係る発明の構成上
の特徴は、前記請求項1または請求項2または請求項3
または請求項4または請求項5または請求項6または請
求項7または請求項8または請求項9のいずれか1つに
記載のバンジョウ型継手に用いられるバンジョウ部材の
ためのプロテクトキャップにおいて、第1の環状のフラ
ンジ部分及び第2の環状のフランジ部分の環状の当接面
に環状のシート面を備えていることにある。
【0036】上記のように請求項10に係る発明を構成
したことにより、プロテクトキャップがバンジョウ型継
手に取り付けられた状態で、バンジョウ型継手の気密試
験を行う場合、試験機の把手により第1及び第2の環状
フランジ部分を挟持すると共に、第1及び第2の環状フ
ランジ部分に露出した雌形突出部及び雄形突出部の開口
を気密状態で閉塞しなければならないが、両環状フラン
ジ部分の環状の当接面に環状のシート面を備えているこ
とにより、当接面の表面の凹凸状態や、あるいは試験機
の把手による挟持状態によらず確実に雌形突出部及び雄
形突出部の開口を気密状態で閉塞することができる。そ
の結果、請求項10の発明によれば、上記請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8、請求項9の発明の効果に加えて、気
密試験を安定した状態で正確に行うことができる。
【0037】また、上記請求11に係る発明の構成上の
特徴は、可撓性ホースが前記バンジョウ型継手の前記バ
ンジョウ部材に結合された継手部材の他端に固着され、
前記バンジョウ部材に前記請求項1または請求項2また
は請求項3または請求項4または請求項5または請求項
6または請求項7または請求項8または請求項9または
請求項10に記載のプロテクトキャップが離脱可能に保
持されていることにある。
【0038】上記のように請求11に係る発明を構成し
たことにより、バンジョウ型継手に可撓性ホースを結合
したバンジョウ型継手付ホースのバンジョウ部材にプロ
テクトキャップを保持させても、請求項1または請求項
2または請求項3または請求項4または請求項5または
請求項6または請求項7または請求項8または請求項9
または請求項10に記載された発明の効果が得られる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
7に基づいて説明する。図5において、40がバンジョ
ウ型継手であり、バンジョウ型継手40は、筒状のバン
ジョウ部材42と、バンジョウ部材42に接続された筒
状の継手部材43とからなり、バンジョウ部材42には
筒状の継手部材43の一端43aをクロス穴41cに対
して直角に接続するために筒状の基部42aがバンジョ
ウ部材42と一体にバンジョウ部材42の外周から突出
して形成されている。従って、継手部材43の一端43
aは、基部42aの嵌合穴に嵌合せしめられてろう付け
にてバンジョウ部材42と一体的に接続固着され、他端
はゴムホース等の可撓性ホースが挿入可能なニップル部
44に形成されている。
【0040】さらに詳しく説明すると、図6、図7に示
すように、バンジョウ型継手40のバンジョウ部材42
の本体を構成する、クロス穴41cを有するコネクティ
ングスリーブ41は、クロス穴41cの軸方向両端に筒
状の継手部材43と平行に延びる互いに平行な一対の第
1及び第2の環状の平行シール表面41a,41b(以
下、第1及び第2の平行シール表面と記す)を備えてい
る。他方、継手部材43の他端のニップル部44にゴム
ホース46のホース端部を挿入し、ニップル部44の外
周に設けたスリーブ45を縮径かしめすることにより、
ゴムホース46がニップル部44にしっかり固着されて
いる。そして、バンジョウ部材42のコネクティングス
リーブ41に形成された第1および第2の平行シール表
面41a,41bに傷がつかないようにプロテクトキャ
ップ10がバンジョウ部材42に取り外し可能に装着さ
れ、しかる後に自動車メーカに納められる。
【0041】プロテクトキャップ10は、図1〜図4に
示すように、実質的に同一平面上に、ポリプロピレン等
の樹脂材料を用いて、一体に射出成形され、一端から他
端に延びる一体成形品である。すなわち、一端に円形の
第1の環状フランジ部分12をもつ第1のキャップ部1
1が形成され、他端に、この第1のキャップ部11と同
一平面に円形の第2の環状フランジ部分22をもつ第2
のキャップ部21が形成されている。そして、第1の環
状フランジ部分12と第2の環状フランジ部分22間
に、第1の環状フランジ部分12と第2の環状フランジ
部分22間に延在して第1のキャップ部11と第2のキ
ャップ部21とを連結する連結部分31が形成されてい
る。なお、第1の環状フランジ部12と第2の環状フラ
ンジ部22とは、コネクティングスリーブ41の外径と
略同径にされている。
【0042】連結部分31は、図1、図2に示すよう
に、第1の環状フランジ部分12と第2の環状フランジ
部分22の外周縁部同士を同一平面上に連結しており、
連結部分31はC形クリップ34に形成された中央部分
34と、中央部分34と第1の環状フランジ部分12間
に延在する第1の接続部分32と、中央部分34と第2
の環状フランジ部分22間に延在する第2の接続部分3
3とを備えている。第1の接続部分32と第2の接続部
分33は、いずれも根元部32a,33aと薄肉に形成
されたヒンジ32b,33bであり、これらヒンジ32
b,33bにより、第1のキャップ部11と第2のキャ
ップ部21を対向配置することができる。なお、プロテ
クトキャップ10の中心線C1と平行に延びる第1の接
続部分32及び第2の接続部分33の中心線がいずれも
プロテクトキャップ10の中心線C1に対して離間して
いるので、第1のキャップ部11と第2の環状フランジ
部分22を後述する係止手段により結合した状態におい
て、連結部分31に外力が作用しても、係止手段が外れ
るのを有効に防止することができる。
【0043】C形クリップ34は、バンジョウ部材42
の筒状の基部42aまたは継手部材43の一端43aの
外周面に係合でき、予めプロテクトキャップ10のC形
クリップ34をバンジョウ部材42の筒状の基部42a
の外周側に係合させた後、第1のキャップ部11と第2
のキャップ部21が対向するように連結部分31で折り
曲げることができる。そのため、C形クリップ34によ
り装着されたプロテクトキャップ10の第1のキャップ
部11の第1の環状フランジ部分12と第2のキャップ
部21の第2の環状フランジ部分22がバンジョウ部材
42のコネクティングスリーブ41に対して回動するの
を防止できる。
【0044】第1のキャップ部11は、前述した第1の
環状フランジ部分12と、この第1の環状フランジ部分
12の内周縁部から第1の環状フランジ部分12と同軸
的に突出せしめて設けられた筒壁13aを有する筒状の
雌形突出部13とを備えている。第2のキャップ部21
は、前述した第2の環状フランジ部分22と、それに同
軸的に雌形突出部13と同一方向に突出せしめて設けら
れた雄形突出部23とを備えている。
【0045】従って、薄肉部で形成されたヒンジ32
b,33bを折り曲げ、図6、図7に示すように、第1
のキャップ部11と第2のキャップ部21とを対向配置
させたとき、第1の環状フランジ部分12を、バンジョ
ウ部材42に形成された環状の第1の平行シール表面4
1aに面接できると共に、第2の環状フランジ部分22
を、バンジョウ部材42に形成された環状の第2の平行
シール表面41bに面接できる。また、このとき筒壁1
3aを有する雌型突出部13を第1の平行シール表面4
1a側からバンジョウ部材42に形成されたクロス穴4
1cに挿入できると共に、雄形突出部23を第2の平行
シール表面41b側からバンジョウ部材42に形成され
たクロス穴41c及び雌型突出部13の筒壁13a内に
挿入することができる。
【0046】つまり、プロテクトキャップ10は、連結
部分31で折り曲げ可能になっていて、図6及び図7に
示すように、筒状の雌形突出部13と雄形突出部23と
を対向配置でき、雌形突出部13を第1の平行シール表
面41a側からクロス穴41cに挿入でき、雄形突出部
23を第2の平行シール表面41b側からクロス穴41
cに挿入できる。具体的には、第1の環状フランジ部分
12の表面上に突出して形成された環状のシート面15
を第1の平行シール表面41aに面接でき、また第2の
環状フランジ部分22の表面上に突出して形成された環
状のシート面26を第2の平行シール表面41bに面接
することができる。そして、雄形突出部23を相対的に
筒状の雌型突出部13の筒壁13a内に挿入できる。な
お、環状のシート面15,26を設けることにより一対
の平行シール表面41a,41bとのシール性を高める
ことができ、かかるプロテクトキャップ10を用いてバ
ンジョウ型継手付可撓性ホースの出荷前の気密テストを
容易に行うことができる。
【0047】筒状の雌形突出部13の筒壁13aには、
図1、図2、図3に示すように、中心に向けてわずかに
突出した断面三角形状の4個の周方向に延びる第1の係
止突部14a,14b,14c,14dが設けられてい
る。具体的には筒壁13aの内周面に軸方向に間隔を隔
てて実質的に2個の係止突部が施されている。1個は筒
壁13aの自由端に近接して周方向に間隔を隔てて周方
向に延びた弧状の二つの係止突部14a,14cが径に
対して対称位置に施されている。他の1個は、これらの
軸方向内方に少し距離を隔てて係止突部14b,14d
が1個めの係止突部14a,14cに対してそれぞれ4
5゜の位相差で同様に施されている。
【0048】一方、雄形突出部23は、図1、図2、図
4に示すように、第2の環状フランジ部分22の内周縁
部に隣接した筒状の基部23aと、基部23aの表面2
3dを設けて、表面23dからさらに突出した一対の脚
部23c,23cの端部にリング状の先端部23bが施
されている。そして、基部23aは、コネクティングス
リーブ41の一方の開口41eに隙間を設けて嵌挿さ
れ、かつリング状の先端部23bが第1のキャップ部1
1の筒壁13a内に挿入し得るように設定されている。
【0049】そして、リング状の先端部23bの外周に
は、図1、図2及び図4に示すように、リング状の先端
部23bの先端近傍位置に環状に突出し、実質的に断面
板状の一対の脚部23c,23cの周方向両端25a,
25bからプロテクトキャップ10の中心線C1に対し
て対称位置に突出している円弧形状で断面が三角形の一
対の第2の係止突部24a,24bが設けられている。
この一対の第2の係止突部24a,24bは、一対の脚
部23c,23cにより径方向に弾性的に変形でき、雄
形突出部23を相対的に筒状の雌型突出部13の筒壁1
3a内に挿入したときに、第2の係止突部24a,24
bは、雌型突出部13の筒壁13a内に形成された第1
の係止突部14a,14cまたは第1の係止突部14
b,14dのいずれかに係止でき、実質的に第1のキャ
ップ部11と第2のキャップ部21とが、第1のフラン
ジ部12または第2のフランジ部22の少なくとも一方
をC形クリップ34に対して斜め外方に引き上げるよう
な離脱操作をするまでは外れないように係止される。
【0050】ここで、弧状の1対の係止突部(第1の係
止部)14a,14cと係止する一対の係止突部(第2
の係止部)24a,24bが、ある一つの種類の一対の
平行シール表面間の厚みを持つバンジョウ部材に用いら
れる係止手段を構成し、弧状の1対の係止突部(第1の
係止部)14b,14dと係止する一対の係止突部(第
2の係止部)24a,24bが他の種類の一対の平行シ
ール表面間の厚みをもつバンジョウ部材に用いられる係
止手段を構成している。かかる係止手段を離脱し易いよ
うに、望ましくは、第2のキャップ部21の第2の環状
フランジ部分22の外周から外方に延び出た操作部35
が設けられ、この操作部35により第2のフランジ部分
22をC形クリップ34に対して斜め外方に引き上げて
第2のキャップ部21を変位させ、前述した係止手段を
容易に外すことができる。
【0051】つぎに、プロテクトキャップ10のバンジ
ョウ型継手40への取り付けについて説明する。連結部
分31を薄肉のヒンジ32b,33bを境として屈曲さ
せ、第1のキャップ部11と第2のキャップ部21とを
対向させる。そして、第2の環状フランジ部分22内側
から突出した雄形突出部23をバンジョウ部材42の一
端側からクロス穴41cに嵌挿させると共に、第1の環
状フランジ部分12内側から突出した雌形突出部13を
バンジョウ部材42の他端側からクロス穴41cに挿入
する。そして、雌形突出部13の筒壁13a内に雄形突
出部23の先端部23bが挿入され、先端部23bの先
端に設けた第2の係止突部24a,24bと、筒壁13
a内に設けた第1の係止突部14a,14cまたは第1
の係止突部14b,14dのいずれかが係止し、第1の
キャップ部11と第2のキャップ部21とが互いに意図
的に外すまでは止着され、プロテクトキャップ10がバ
ンジョウ部材42にコンパクトにかつ確実に装着され
る。
【0052】つぎに、装着されたプロテクトキャップ1
0の第1のキャップ部11の第1の環状フランジ部分1
2と第2のキャップ部21の第2の環状フランジ部分2
2を、バンジョウ部材42のコネクティングスリーブ4
1に対して回動させ、連結部分31の中央部に設けたC
型クリップに構成された中央部分34を、バンジョウ部
材42の外周から突出した基部42aの外周部に離脱可
能に係合させる。これにより、プロテクトキャップ10
の、バンジョウ部材42のコネクティングスリーブ41
のクロス穴41cを中心とした周方向への回動を防止す
ることができる。また、第1の環状フランジ部分12の
外周から外方に延出した操作部35の突出位置が、継手
部材43の延びる方向と重ならない規定位置に位置決め
することができる。従って、装置を用いたバンジョウ型
継手40と可撓性ホースの自動化組立が容易になる。
【0053】また、予めプロテクトキャップ10のC形
クリップ34をバンジョウ部材42の筒状の基部42a
の外周に係合させた後、第1のキャップ部11と第2の
キャップ部21が対向するように連結部分31のC形ク
リップ34により折り曲げ、プロテクトキャップ10を
バンジョウ部材42のコネクティングスリーブ41に装
着するようにしてもよい。
【0054】以上に説明したように本実施例において
は、プロテクトキャップ10のバンジョウ部材42への
取り付けが簡単であると共に、第2の係止突部24a,
24bと、第1の係止突部14a,14cまたは14
b,14dの係止によってプロテクトキャップ10のバ
ンジョウ型継手40からの抜け落ちを確実に防止するこ
とができる。さらに、プロテクトキャップ10のバンジ
ョウ部材42の第1及び第2の平行シール表面41a,
41bを保護する機能が確実に得られる。
【0055】また、本実施例によれば、コネクティング
スリーブ41のクロス穴41cに第1の環状フランジ部
分12の雌形突出部13を嵌挿させ、軸方向の反対側か
ら雌形突出部13の筒壁13a内に第2の環状フランジ
部分22の雄形突出部23を挿入して、第1の係止突部
14a,14cまたは14b,14dと第2の係止突部
24a,24bを係止させることにより、第1及び第2
のキャップ部11,21をコネクティングスリーブ41
に止着させるようになっている。そのため、雌形突出部
13及び雄形突出部23の嵌合する外径をコネクティン
グスリーブ41のクロス穴41cの開口41d,41e
の径に対してルーズに設定しても、プロテクトキャップ
10がコネクティングスリーブ41から脱落することを
完全に防止できると共に、プロテクトキャップ10のコ
ネクティングスリーブ41の環状の平行シール表面41
a,41bを保護する機能が確実に果たされる。
【0056】すなわち、本実施例のプロテクトキャップ
10は、コネクティングスリーブ41のクロス穴41c
の開口41d,41eの径に嵌合する雄形突出部23及
び雌形突出部13の外径をクロス穴41cの開口径に完
璧に整合する必要はなく、多少異なるクロス穴41cの
開口径のコネクティングスリーブ41を有するバンジョ
ウ部材42にも用いることができ、プロテクトキャップ
10の共用が可能になった。
【0057】また、雄形突出部23の外周部または雌形
突出部13の筒壁13aの内周面のいずれか一方に設け
た第1の係止突部14a,14cと14b,14dを、
他方に設けた第2の係止突部24a,24bに係止させ
る際に、いずれか一方の係止突部を軸方向に間隔を隔て
て複数個設け、この複数個の係止突部14a,14cと
14b,14dのうちの一の係止突部14a,14cに
他方の係止突部24a,24bを係止させることができ
る。さらに、第1及び第2の係止突部をいずれも複数個
とすることもできる。これにより、コネクティングスリ
ーブ41の開口41d,41eの径や一対の平行シール
表面41a,41b間の厚みが多少異なる多種類のバン
ジョウ部材42に対しても、一種類のプロテクトキャッ
プ10により複数種類のバンジョウ部材に対応すること
ができる。その結果、プロテクトキャップ10の保管管
理の手間が省け、またプロテクトキャップ10の付け替
えの手間も容易であるため、プロテクトキャップ10に
要するトータルのコストを安価にすることができる。
【0058】なお、上記実施形態においては、中央部分
34は、C形状の一端が薄肉のヒンジ32bの端部に固
定され、かつ中間部分がヒンジ33bの端部に固定さ
れ、他端が幅方向の反対側に延出されてわずかにヒンジ
32b側に曲げられているが、変形例として、図8に示
すように、C形状の中央部分34Aの両端を幅方向の反
対側に延出させて設けてもよい。
【0059】次に、上記実施例の連結部分の変形例につ
いて説明する。変形例1として、図9及び図10に示す
ように、連結部分131は、実質的に同一の幅を有し、
全体が変形可能な薄肉板状に形成され、中央部分134
がプロテクトキャップ10の中心線C1に対して斜めに
形成されている。さらに、中央部分134と第1の環状
フランジ部分12間にプロテクトキャップ10の中心線
C1と平行に延在する第1の接続部分132と、中央部
分134と第2の環状フランジ部分22間に中心線C1
と平行に延在する第2の接続部分133とが設けられて
いる。そして、それぞれ第1の接続部分132及び第2
の接続部分133の中心線が、プロテクトキャップ10
の中心線C1に対して平行にかつ離間して設けられてい
る。
【0060】これにより、連結部分131に外力が作用
した場合にも、第1の接続部分132及び第2の接続部
分133の中心線がいずれもプロテクトキャップ10の
中心線C1に対して離間しているため、外力が互いに係
止され合っている雄形突出部23と雌形突出部13に直
接的に加わり難く、そのため、両者の係止が外れること
を有効に防止することができる。
【0061】変形例2として、図11及び図12に示す
ように、連結部分231は、実質的に同一の幅を有し、
全体が変形可能な薄肉板状に形成され、中央部分234
がV形状に形成されている。さらに、中央部分234と
第1の環状フランジ部分12間にプロテクトキャップ1
0の中心線C1と平行に延在する第1の接続部分232
と、中央部分234と第2の環状フランジ部分22間に
プロテクトキャップ10の中心線C1と平行に延在する
第2の接続部分233とが設けられている。そして、そ
れぞれ第1の接続部分232及び第2の接続部分233
の中心線がいずれも、プロテクトキャップ10の中心線
C1に対して平行にかつ離間して設けられている。
【0062】これにより、連結部分231に外力が作用
した場合にも、第1の接続部分232及び第2の接続部
分233の中心線がいずれもプロテクトキャップ10の
中心線C1に対して離間しているため、外力が互いに係
止され合っている雄形突出部23と雌形突出部13に直
接的に加わり難く、そのため、両者の係止が外れること
を有効に防止することができる。
【0063】なお、上記実施形態においては、バンジョ
ウ部材42には基部42aが一体で設けられているが、
図13(c)に示すように、バンジョウ部材42に基部
を設けていなく継手部材43が直接連結されているタイ
プのバンジョウ型継手であってもよく、この場合には、
プロテクトキャップ10の中央部分34を、継手部材4
3一端外周面に係合させればよい。
【0064】また、上記実施形態においては、バンジョ
ウ型継手40の継手部材43はバンジョウ部材42の外
周面の一部に結合されており、またブラケットを設けて
いないが、継手部材43がバンジョウ部材42の外周面
の両側に結合されたり、ブラケットを備えたものであっ
てもよい。
【0065】なお、本発明は、バンジョウ型継手にホー
スが接続された状態でも、ホースが接続されていない状
態でも、同様に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプロテクトキャップの
平面図である。
【図2】図1の要部を断面で示す正面図である。
【図3】図1に示すX−X線に沿った断面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】プロテクトキャップが装着されるバンジョウ型
継手を示す部分断面図である。
【図6】プロテクトキャップをバンジョウ型継手付ホー
スのバンジョウ型継手のコネクティングスリーブに装着
した状態を示す部分断面図である。
【図7】図6の要部をY−Y線に沿った断面で示した正
面図である。
【図8】連結部分のC形クリップの変形例を示す部分平
面図である。
【図9】連結部分の中央部分の変形例1を示す部分平面
図である。
【図10】図9の一部を断面で示した正面図である。
【図11】連結部分の中央部分の変形例2を示す部分平
面図である。
【図12】図11の一部を断面で示した正面図である。
【図13】バンジョウ型継手を説明する要部断面図であ
る。
【図14】従来例である2種類のプロテクトキャップを
示す側面図と底面図及び側面図と平面図である。
【符号の説明】 10…プロテクトキャップ、11…第1のキャップ部、
12…第1の環状フランジ部分、13…雌形突出部、1
3a…筒壁、14a,14b,14c,14d…第1の
係止突部、15…シート面、21…第2のキャップ部、
22…第2の環状フランジ部分、23…雄形突出部、2
3a…基部、23b…先端部、23c…脚部、24a,
24b…第2の係止突部、26…シート面、31…連結
部分、32,33…第1,第2の接続部分、32a,3
3a…根元部、32b,33b…ヒンジ、34…C形ク
リップ(中央部分)、35…操作部、40…バンジョウ
型継手、41…コネクティングスリーブ、41a,41
b…平行シール表面、41c…クロス穴、42…バンジ
ョウ部材、42a…基部、43…継手部材、46…ゴム
ホース、131…連結部分、132,133…第1,第
2の接続部分、134…中央部分、231…連結部分、
232,233…第1,第2の接続部分、234…中央
部分。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンジョウ型継手に用いられるバンジョ
    ウ部材のためのプロテクトキャップであって、 バンジョウ型継手は、筒状の継手部材の一端にバンジョ
    ウ部材が固着されてなり、該バンジョウ部材は本体とし
    てコネクティングスリーブを有し、該コネクティングス
    リーブが該継手部材の軸と平行に延びる一対の第1及び
    第2の環状の平行シール表面と、該継手部材と直交する
    クロス穴を備え、 前記プロテクトキャップは、一端から他端に、実質的に
    同一平面に延びる樹脂材料からなる一体成形品であっ
    て、 前記一端に設けられた第1の環状フランジ部分と、該第
    1の環状フランジ部分の内周縁部から該第1の環状フラ
    ンジ部分と同軸的に突出せしめて設けられた筒壁を有す
    る筒状の雌形突出部とを備えた第1のキャップ部と、 前記他端に設けられた第2の環状フランジ部分と、該第
    2の環状フランジ部分に該第2の環状フランジ部分と同
    軸的に前記雌形突出部の突出方向と同一方向に突出せし
    めて設けられた雄形突出部とを備えた第2のキャップ部
    と、 前記第1の環状フランジ部分と、該第1の環状フランジ
    部分と実質的に同一平面に配設された前記第2の環状フ
    ランジ部分間に延設され、前記一端と前記他端を連結す
    る連結部分と、 前記第1のキャップ部と前記第2のキャップ部を対向配
    置させるための前記連結部分に設けられた変形手段と、
    を備え、 前記変形手段により、前記第1のキャップ部と前記第2
    のキャップ部を対向配置させた時に、前記第1の環状フ
    ランジ部分が前記第1の環状の平行シール表面に面接で
    きると共に前記雌形突出部が該第1の環状の平行シール
    表面側から前記クロス穴に挿入でき、かつ前記第2の環
    状フランジ部分が前記第2の環状の平行シール表面に面
    接できると共に前記雄形突出部が前記第2の平行シール
    表面側から前記クロス穴及び前記雌形突出部の筒壁内に
    挿入でき、 前記プロテクトキャップは、さらに該雄形突出部を該雌
    形突出部の該筒壁内に挿入した時に、該雄形突出部と該
    雌形突出部とが離脱操作するまで外れないように係止す
    るため、前記雄形突出部の外周面または前記雌形突出部
    の筒壁の内周面のいずれか一方に第1の係止部を設ける
    と共に、他方に該第1の係止部と実質的に着脱可能に係
    止する第2の係止部をクロス穴方向に間隔を隔てて複数
    個設けていることを特徴とするバンジョウ型継手に用い
    られるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  2. 【請求項2】 前記第1の係止部がクロス穴方向に間隔
    を隔てて複数個設けられていることを特徴とする前記請
    求項1に記載のバンジョウ型継手に用いられるバンジョ
    ウ部材のためのプロテクトキャップ。
  3. 【請求項3】 前記第1の環状フランジ部分及び/また
    は前記第2の環状フランジ部分にこれらの外周から外方
    に延出した操作部を備えていることを特徴とする前記請
    求項1または請求項2に記載のバンジョウ型継手に用い
    られるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  4. 【請求項4】 前記連結部分が、中央部分と、該中央部
    分と前記第1の環状フランジ部分間に延在する第1の接
    続部分と、該中央部分と前記第2の環状フランジ部分間
    に延在する第2の接続部分とを備えていることを特徴と
    する前記請求項1または請求項2または請求項3のいず
    れか1つに記載のバンジョウ型継手に用いられるバンジ
    ョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  5. 【請求項5】 前記中央部分が、前記継手部材の外周部
    と離脱可能に係合する係合部分に形成されていることを
    特徴とする前記請求項4に記載のバンジョウ型継手に用
    いられるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  6. 【請求項6】 前記第1の接続部分の中心と及び前記第
    2の接続部分の中心を結ぶ前記プロテクトキャップの中
    心線と平行に延びる該第1の接続部分及び第2の接続部
    分の中心線がいずれも該プロテクトキャップの中心線に
    対して離間していることを特徴とする前記請求項4また
    は請求項5に記載のバンジョウ型継手に用いられるバン
    ジョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  7. 【請求項7】 前記バンジョウ型継手は、前記継手部材
    の一端を前記バンジョウ部材の外周に前記クロス穴に対
    して直角に結合するための該バンジョウ部材の外周から
    該クロス穴に対して直角に延びる基部を有し、前記連結
    部分が、中央部分と、該中央部分と前記第1の環状フラ
    ンジ部分間に延在する第1の接続部分と、該中央部分と
    前記第2の環状フランジ部分間に延在する第2の接続部
    分とを備えていることを特徴とする前記請求項1または
    請求項2または請求項3のいずれか1つに記載のバンジ
    ョウ型継手に用いられるバンジョウ部材のためのプロテ
    クトキャップ。
  8. 【請求項8】 前記中央部分が、前記バンジョウ型継手
    の基部の外周部と離脱可能に係合する係合部分に形成さ
    れていることを特徴とする前記請求項7に記載のバンジ
    ョウ型継手に用いられるバンジョウ部材のためのプロテ
    クトキャップ。
  9. 【請求項9】 前記第1の接続部分の中心と及び前記第
    2の接続部分の中心を結ぶ前記プロテクトキャップの中
    心線と平行に延びる該第1の接続部分及び第2の接続部
    分の中心線がいずれも該プロテクトキャップの中心線に
    対して離間していることを特徴とする前記請求項7また
    は請求項8に記載のバンジョウ型継手に用いられるバン
    ジョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  10. 【請求項10】 前記第1の環状フランジ部分及び前記
    第2の環状フランジ部分の環状の当接面に環状のシート
    面を備えていることを特徴とする前記請求項1または請
    求項2または請求項3または請求項4または請求項5ま
    たは請求項6または請求項7または請求項8または請求
    項9のいずれか1つに記載のバンジョウ型継手に用いら
    れるバンジョウ部材のためのプロテクトキャップ。
  11. 【請求項11】 可撓性ホースが前記バンジョウ型継手
    の前記バンジョウ部材に結合された前記継手部材の他端
    に固着され、前記バンジョウ部材に前記請求項1または
    請求項2または請求項3または請求項4または請求項5
    または請求項6または請求項7または請求項8または請
    求項9または請求項10に記載のプロテクトキャップが
    離脱可能に保持されていることを特徴とするプロテクト
    キャップを装着したバンジョウ型継手付ホース。
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