JP2970375B2 - 光学式電圧測定装置 - Google Patents
光学式電圧測定装置Info
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- JP2970375B2 JP2970375B2 JP5347014A JP34701493A JP2970375B2 JP 2970375 B2 JP2970375 B2 JP 2970375B2 JP 5347014 A JP5347014 A JP 5347014A JP 34701493 A JP34701493 A JP 34701493A JP 2970375 B2 JP2970375 B2 JP 2970375B2
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0356—Mounting of monitoring devices, e.g. current transformers
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置に設
置する光学式電圧測定装置に関する。
置する光学式電圧測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来ガス絶縁開閉装置において電圧を測
定するには、高電圧導体の電圧を巻線型変圧器により直
接計測する直接計測型電圧測定装置と、高電圧導体と接
地間に中間電極および分圧コンデンサを接続することに
より分圧された電圧を巻線型変圧器または光電圧検出部
の電圧検出装置により計測する分圧計測型電圧測定装置
とがある。
定するには、高電圧導体の電圧を巻線型変圧器により直
接計測する直接計測型電圧測定装置と、高電圧導体と接
地間に中間電極および分圧コンデンサを接続することに
より分圧された電圧を巻線型変圧器または光電圧検出部
の電圧検出装置により計測する分圧計測型電圧測定装置
とがある。
【０００３】直接計測型電圧測定装置は、ガス絶縁開閉
装置内に絶縁スペ−サを介してＳＦ6 ガスを充填した密
閉容器を設け、その密閉容器内に巻線型変圧器を設置す
るとともに、高電圧導体を引き込み、その電圧を測定す
る電圧測定装置である。
装置内に絶縁スペ−サを介してＳＦ6 ガスを充填した密
閉容器を設け、その密閉容器内に巻線型変圧器を設置す
るとともに、高電圧導体を引き込み、その電圧を測定す
る電圧測定装置である。
【０００４】また分圧計測型電圧測定装置は、ガス絶縁
開閉装置内に絶縁スペ−サを介してＳＦ6 ガスを充填し
た密閉容器を設け、その密閉容器内に高電圧導体を引き
込み、かつその高電圧導体と密閉容器の間に中間電極を
設け、さらに中間電極から密閉容器外に導線を引き出
し、この導線に直列に片側接地した分圧コンデンサを接
続するとともに、その分圧コンデンサと並列に巻線型変
圧器または光電圧センサから成る電圧検出部を設置し、
その電圧検出部に印加された電圧を計測し、高電圧導体
と中間電極の間の静電容量、中間電極と密閉容器との静
電容量、分圧コンデンサの静電容量、および電圧検出部
の静電容量により分圧された被計測電圧を換算する電圧
測定装置である。
開閉装置内に絶縁スペ−サを介してＳＦ6 ガスを充填し
た密閉容器を設け、その密閉容器内に高電圧導体を引き
込み、かつその高電圧導体と密閉容器の間に中間電極を
設け、さらに中間電極から密閉容器外に導線を引き出
し、この導線に直列に片側接地した分圧コンデンサを接
続するとともに、その分圧コンデンサと並列に巻線型変
圧器または光電圧センサから成る電圧検出部を設置し、
その電圧検出部に印加された電圧を計測し、高電圧導体
と中間電極の間の静電容量、中間電極と密閉容器との静
電容量、分圧コンデンサの静電容量、および電圧検出部
の静電容量により分圧された被計測電圧を換算する電圧
測定装置である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の直接計
測型電圧測定装置は、被計測電圧が高い場合、導体と巻
線型変圧器との間の絶縁距離を確保するため巻線型変圧
器およびそれを収納する密閉容器が大きくなるという欠
点がある。
測型電圧測定装置は、被計測電圧が高い場合、導体と巻
線型変圧器との間の絶縁距離を確保するため巻線型変圧
器およびそれを収納する密閉容器が大きくなるという欠
点がある。
【０００６】また分圧計測型電圧測定装置の場合、中間
電極を密閉容器内に設置し、分圧コンデンサおよび電圧
検出部を密閉容器外に設置して、それぞれを導線で接続
する必要がある。そのため、導線の長さに依存した静電
容量により計測値に誤差を生じるという欠点がある。
電極を密閉容器内に設置し、分圧コンデンサおよび電圧
検出部を密閉容器外に設置して、それぞれを導線で接続
する必要がある。そのため、導線の長さに依存した静電
容量により計測値に誤差を生じるという欠点がある。
【０００７】そこで本発明は、ガス絶縁開閉装置におけ
る電圧測定装置の小型軽量化をするとともに計測精度を
向上させることを目的としたものである。
る電圧測定装置の小型軽量化をするとともに計測精度を
向上させることを目的としたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明では、密閉容器内
の高電圧導体を支持する外縁に金属フランジを有する絶
縁スペ−サ内に、高電圧導体を周回する円形の中間リン
グと、中間リングと同心円上であり、中間リングを周回
するシ−ルドリングと、中間リングとシ−ルドリングの
間に設置した光電圧センサと、中間リングと光電圧セン
サとを接続する導線と、シ−ルドリングと光電圧センサ
とを接続する導線と、シ−ルドリングと絶縁スペ−サの
金属フランジとを接続する導線と、金属フランジを貫通
して光電圧センサに接続する光ファイバと、を埋め込
み、密閉容器の外部に設置して、前記光ファイバを介し
て前記光電圧センサに接続し、この光電圧センサからの
光信号を処理する信号処理部を備える。
の高電圧導体を支持する外縁に金属フランジを有する絶
縁スペ−サ内に、高電圧導体を周回する円形の中間リン
グと、中間リングと同心円上であり、中間リングを周回
するシ−ルドリングと、中間リングとシ−ルドリングの
間に設置した光電圧センサと、中間リングと光電圧セン
サとを接続する導線と、シ−ルドリングと光電圧センサ
とを接続する導線と、シ−ルドリングと絶縁スペ−サの
金属フランジとを接続する導線と、金属フランジを貫通
して光電圧センサに接続する光ファイバと、を埋め込
み、密閉容器の外部に設置して、前記光ファイバを介し
て前記光電圧センサに接続し、この光電圧センサからの
光信号を処理する信号処理部を備える。
【０００９】
【作用】ガス絶縁開閉装置内の高電圧導体を支持する絶
縁スペ−サ内に中間リングを埋め込むことにより、中間
リングとシ−ルドリング間における静電分圧により電圧
が発生する。そこで中間リング、シ−ルドリングおよび
光電圧検出部を埋め込むことにより、被計測電圧を計測
するための密閉容器が不要になる。
縁スペ−サ内に中間リングを埋め込むことにより、中間
リングとシ−ルドリング間における静電分圧により電圧
が発生する。そこで中間リング、シ−ルドリングおよび
光電圧検出部を埋め込むことにより、被計測電圧を計測
するための密閉容器が不要になる。
【００１０】また、中間リングとシ−ルドリングの間に
光電圧検出部を埋め込むことにより、光電圧センサに接
続するための導線が短くでき、光ファイバにより信号を
引き出すので、外部での導線の引き回しがなく静電容量
の変化を受けない。
光電圧検出部を埋め込むことにより、光電圧センサに接
続するための導線が短くでき、光ファイバにより信号を
引き出すので、外部での導線の引き回しがなく静電容量
の変化を受けない。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の実施例で、ガス絶縁装置の
高電圧導体１は、ＳＦ6 ガス５が充填された密閉容器６
内で金属フランジ２とモ−ルド樹脂３によって構成され
た絶縁スペ−サ４により、支持される。このモ−ルド樹
脂３内に、高電圧導体１を周回するシ−ルドリング７
と、シ−ルドリング７と高電圧導体１の間で高電圧導体
１を周回する中間リング９と、中間リング９とシ−ルド
リング７の間に位置する光電圧センサ１０と、シ−ルド
リング７と中間リング９をそれぞれ光電圧センサ１０に
接続する導線８ｂおよび導線８ｃとシ−ルドリング７と
金属フランジ２を接続する導線８ａと金属フランジ２を
貫通して光電圧センサ１０に接続する光ファイバ１１を
埋め込む。信号処理部１２は、密閉容器６の外部に設置
し、光ファイバ１１を介して光電圧センサ１０と接続す
る。金属フランジ２と密閉容器６は大地に接続され、シ
−ルドリング７は、大地電位となる。
高電圧導体１は、ＳＦ6 ガス５が充填された密閉容器６
内で金属フランジ２とモ−ルド樹脂３によって構成され
た絶縁スペ−サ４により、支持される。このモ−ルド樹
脂３内に、高電圧導体１を周回するシ−ルドリング７
と、シ−ルドリング７と高電圧導体１の間で高電圧導体
１を周回する中間リング９と、中間リング９とシ−ルド
リング７の間に位置する光電圧センサ１０と、シ−ルド
リング７と中間リング９をそれぞれ光電圧センサ１０に
接続する導線８ｂおよび導線８ｃとシ−ルドリング７と
金属フランジ２を接続する導線８ａと金属フランジ２を
貫通して光電圧センサ１０に接続する光ファイバ１１を
埋め込む。信号処理部１２は、密閉容器６の外部に設置
し、光ファイバ１１を介して光電圧センサ１０と接続す
る。金属フランジ２と密閉容器６は大地に接続され、シ
−ルドリング７は、大地電位となる。
【００１２】光電圧センサ１０には、中間リング９と大
地間の電圧が印加される。光電圧センサ１０は、電気素
子効果により印加された電圧を光信号に変換する。その
光信号は、光ファイバ１１により密閉容器６の外部に設
置された信号処理部１２に送られ信号処理部１２で、電
気信号に変換されたあと、電圧に換算される。高電圧導
体１の大地間電圧は、中間リング９と大地間と高電圧導
体１と中間リング９間とのコンデンサ分圧で換算され
る。
地間の電圧が印加される。光電圧センサ１０は、電気素
子効果により印加された電圧を光信号に変換する。その
光信号は、光ファイバ１１により密閉容器６の外部に設
置された信号処理部１２に送られ信号処理部１２で、電
気信号に変換されたあと、電圧に換算される。高電圧導
体１の大地間電圧は、中間リング９と大地間と高電圧導
体１と中間リング９間とのコンデンサ分圧で換算され
る。
【００１３】
【発明の効果】以上のような構成によれば、被計測電圧
を計測するための密閉容器が不要になり電圧検出装置を
小型軽量化することができる。
を計測するための密閉容器が不要になり電圧検出装置を
小型軽量化することができる。
【００１４】また、中間リングとシ−ルドリング間の電
圧測定できるよう光電圧検出部を埋め込むことにより、
光電圧検出部に接続するための導線が短くでき、光ファ
イバにより信号を引き出すので、外部での導線の引き回
しがなく静電容量の変化を受けないため計測精度を向上
させることができる。
圧測定できるよう光電圧検出部を埋め込むことにより、
光電圧検出部に接続するための導線が短くでき、光ファ
イバにより信号を引き出すので、外部での導線の引き回
しがなく静電容量の変化を受けないため計測精度を向上
させることができる。
【図１】本発明の実施例を示し（Ａ）は軸方向の断面
図、（Ｂ）は径方向の断面図である。
図、（Ｂ）は径方向の断面図である。
１ 高電圧導体 ２ 金属フランジ ３ モ−ルド樹脂 ４ 絶縁スペ−サ ５ ＳＦ6 ガス ６ 密閉容器 ７ シ−ルドリング ８ａ 導線 ８ｂ 導線 ８ｃ 導線 ９ 中間リング １０ 光電圧センサ １１ 光ファイバ １２ 信号処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01R 15/24 G01R 15/06 H02G 5/00 - 5/10
Claims (1)
- 【請求項１】密閉容器内の高電圧導体を支持する絶縁ス
ペーサで、外縁に金属フランジを有する前記絶縁スペー
サ内に埋め込まれた、高電圧導体を周回する円形の中間
リングと、中間リングと同心円上であり、中間リングを
周回するシールドリングと、中間リングとシールドリン
グの間に設置した光電圧センサと、中間リングと光電圧
センサを接続する導線と、シールドリングと光電圧セン
サを接続する導線と、シールドリングと絶縁スペーサの
金属フランジとを接続する導線とを備えるとともに、密
閉容器の外部に設けられた信号処理部を金属フランジを
貫通して光電圧センサと接続する光ファイバと、光電圧
センサからの光信号を処理する前記信号処理部を備えた
光学式電圧測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5347014A JP2970375B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 光学式電圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5347014A JP2970375B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 光学式電圧測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07191062A JPH07191062A (ja) | 1995-07-28 |
| JP2970375B2 true JP2970375B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=18387339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5347014A Expired - Fee Related JP2970375B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 光学式電圧測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970375B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5461260B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-04-02 | 株式会社日立製作所 | 光ファイバ内蔵型絶縁スペーサ |
| JP7224567B1 (ja) * | 2022-09-01 | 2023-02-17 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁機器 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5347014A patent/JP2970375B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07191062A (ja) | 1995-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |