JPH0161007B2 - - Google Patents
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- JPH0161007B2 JPH0161007B2 JP57218755A JP21875582A JPH0161007B2 JP H0161007 B2 JPH0161007 B2 JP H0161007B2 JP 57218755 A JP57218755 A JP 57218755A JP 21875582 A JP21875582 A JP 21875582A JP H0161007 B2 JPH0161007 B2 JP H0161007B2
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- magnetic
- sealed
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は多数個の連接した密閉容器内に高電
圧導体を絶縁物で支持して収納したガス絶縁機器
等において、上記高電圧導体と密閉容器との間で
生じた短絡事故箇所を前記密閉容器の外から標定
するための短絡事故検出装置に関する。
圧導体を絶縁物で支持して収納したガス絶縁機器
等において、上記高電圧導体と密閉容器との間で
生じた短絡事故箇所を前記密閉容器の外から標定
するための短絡事故検出装置に関する。
近年ガス絶縁機器が急速に発達し、変電所の敷
地面積の縮小が絶縁の信頼性向上に貢献してい
る。ところがガス絶縁機器は多数のガスタンク部
から構成されており外部が完全に密閉金属容器で
囲まれている。このためガス絶縁機器の内部で地
絡事故などが発生しても外部からその個所を特定
できない場合が多く、密閉容器内で一旦事故が発
生すると大がかりな分解点検が必要になり、電力
の供給に支障をきたすおそれがあるために、事故
の発生と同時に事故発生個所を機器の外部から標
定できる地絡事故検出装置の開発が望まれてい
る。
地面積の縮小が絶縁の信頼性向上に貢献してい
る。ところがガス絶縁機器は多数のガスタンク部
から構成されており外部が完全に密閉金属容器で
囲まれている。このためガス絶縁機器の内部で地
絡事故などが発生しても外部からその個所を特定
できない場合が多く、密閉容器内で一旦事故が発
生すると大がかりな分解点検が必要になり、電力
の供給に支障をきたすおそれがあるために、事故
の発生と同時に事故発生個所を機器の外部から標
定できる地絡事故検出装置の開発が望まれてい
る。
第1図は従来の短絡事故検出装置の構造図であ
る。図において高電圧導体1は密閉容器2〜5内
に絶縁スペーサ6〜8を介して支持されるととも
に、密閉容器2〜5は絶縁スペーサ6〜8により
区分され、各密閉容器には六弗化硫黄(SF6)等
の絶縁性ガスが所定圧力で封入される。密閉容器
2〜5の各境界部近傍には短絡事故検出用の貫通
形変流器9〜11が密閉容器の内周面に沿つて取
付けられており、それぞれの変流器は前記高電圧
導体を1次導体としリング状鉄心に巻かれた2次
巻線は密閉容器に設けられた図示しない気密端子
を介して密閉容器外部に設置された差動変流器に
接続されている。
る。図において高電圧導体1は密閉容器2〜5内
に絶縁スペーサ6〜8を介して支持されるととも
に、密閉容器2〜5は絶縁スペーサ6〜8により
区分され、各密閉容器には六弗化硫黄(SF6)等
の絶縁性ガスが所定圧力で封入される。密閉容器
2〜5の各境界部近傍には短絡事故検出用の貫通
形変流器9〜11が密閉容器の内周面に沿つて取
付けられており、それぞれの変流器は前記高電圧
導体を1次導体としリング状鉄心に巻かれた2次
巻線は密閉容器に設けられた図示しない気密端子
を介して密閉容器外部に設置された差動変流器に
接続されている。
第2図は検出装置の構成図である。図において
12および13は差動変流器でそれぞれ隣接する
貫通形変流器9,10および10,11の2次巻
線電流を1次電流とし、差動変流器の2次巻線電
流によつて動作するリレーと表示ランプを有する
表示装置14,15に接続されている。
12および13は差動変流器でそれぞれ隣接する
貫通形変流器9,10および10,11の2次巻
線電流を1次電流とし、差動変流器の2次巻線電
流によつて動作するリレーと表示ランプを有する
表示装置14,15に接続されている。
この装置の動作は、高電圧導体1の電流の向き
がAからBに矢印の方向である時、差動変流器1
2,13の2個の1次巻線には第2図の矢印で示
すように互いに逆向きの電流が流れ、差動変流器
の2次巻線には電流が流れずしたがつて表示装置
14,15は動作しない。つぎに何等かの原因で
密閉容器4内においてC点とD点との間が短絡し
たと仮定すると、いままで高電圧導体1をAから
Bに向つて流れていた電流は短絡地点C−Dの経
路で電源側に環流し、短絡地点C−DよりB側の
高電圧導体には電流が流れなくなる。したがつて
差動変流器15の2個の1次巻線のうち貫通形変
流器10の2次巻線電流を入力とする巻線には地
絡電流の1/(巻数比N)の電流が流れるが、貫
通形変流器11の2次巻線電流を入力とする巻線
には電流が流れない。したがつて差動変流器13
の2次側巻線には貫通形変流器10の2次巻線電
流による電流が流れて表示装置が動作し、密閉容
器4の内部で地絡事故が生じたことが表示され
る。
がAからBに矢印の方向である時、差動変流器1
2,13の2個の1次巻線には第2図の矢印で示
すように互いに逆向きの電流が流れ、差動変流器
の2次巻線には電流が流れずしたがつて表示装置
14,15は動作しない。つぎに何等かの原因で
密閉容器4内においてC点とD点との間が短絡し
たと仮定すると、いままで高電圧導体1をAから
Bに向つて流れていた電流は短絡地点C−Dの経
路で電源側に環流し、短絡地点C−DよりB側の
高電圧導体には電流が流れなくなる。したがつて
差動変流器15の2個の1次巻線のうち貫通形変
流器10の2次巻線電流を入力とする巻線には地
絡電流の1/(巻数比N)の電流が流れるが、貫
通形変流器11の2次巻線電流を入力とする巻線
には電流が流れない。したがつて差動変流器13
の2次側巻線には貫通形変流器10の2次巻線電
流による電流が流れて表示装置が動作し、密閉容
器4の内部で地絡事故が生じたことが表示され
る。
前記従来技術の欠点とするところは、高電圧導
体を流れる電流による誘導磁界で磁気飽和しない
だけの鉄心断面積をもつた大きな直径の貫通形変
流器を複数個の密閉容器毎に設置するため高価で
あること、また貫通形変流器が占めるスペースに
より絶縁距離が減るので、これを補うために密閉
容器の直径が大きくなり機器の小形化を阻害する
恐れがあること、また貫通形変流器の2次巻線電
流を密閉容器の外部に引き出すための気密端子が
多数必要なので機器の構造の複雑化や気密の保持
に問題を生じやすいことである。
体を流れる電流による誘導磁界で磁気飽和しない
だけの鉄心断面積をもつた大きな直径の貫通形変
流器を複数個の密閉容器毎に設置するため高価で
あること、また貫通形変流器が占めるスペースに
より絶縁距離が減るので、これを補うために密閉
容器の直径が大きくなり機器の小形化を阻害する
恐れがあること、また貫通形変流器の2次巻線電
流を密閉容器の外部に引き出すための気密端子が
多数必要なので機器の構造の複雑化や気密の保持
に問題を生じやすいことである。
この発明は前述の従来技術の欠点を除去して、
密閉容器内部に検出装置を配置することなく密閉
容器外部に簡単に取り付けられる安価な電気機器
の短絡事故検出装置を提供するものである。
密閉容器内部に検出装置を配置することなく密閉
容器外部に簡単に取り付けられる安価な電気機器
の短絡事故検出装置を提供するものである。
この発明によれば、短絡事故を検出すべき密閉
容器の区間の両端部のそれぞれの密閉容器の外周
面に近接し周方向に延びるように取り付けられた
1対の磁性体バンドと、その磁性体バンド内に前
記高電圧導体中を流れる電流により誘起されこの
バンド中を前記周方向に通る磁束を検出する1対
の磁束検出手段と、この両磁束検出手段からの出
力信号の差を検出して短絡事故の発生を報知する
比較検出手段とを備えるよう構成することにより
達成された。
容器の区間の両端部のそれぞれの密閉容器の外周
面に近接し周方向に延びるように取り付けられた
1対の磁性体バンドと、その磁性体バンド内に前
記高電圧導体中を流れる電流により誘起されこの
バンド中を前記周方向に通る磁束を検出する1対
の磁束検出手段と、この両磁束検出手段からの出
力信号の差を検出して短絡事故の発生を報知する
比較検出手段とを備えるよう構成することにより
達成された。
以下本発明の実施例について添付図面を参照し
ながら詳細に説明する。
ながら詳細に説明する。
第3a図〜第3c図はこの発明の一実施例を示
す磁性体バンドおよび磁束検出手段の断面図であ
る。第3a図において、1は絶縁スペーサで支持
された高電圧導体、2は密閉容器、23は密閉容
器2の外周面に密着して形成された絶縁層、24
は絶縁層23の外周面に密接して密閉容器2の外
周面を包囲するように取り付けられた磁性体バン
ドで、絶縁層23を介在させたことにより地絡事
故時に密閉容器の対地電位が過渡的に上昇した場
合にその異常電圧から地絡事故検出装置を保護す
るようになつている。25は磁性体バンド24の
端部に連結された非磁性体よりなる一対のクラン
プで、このクランプをボルト、ノツトを用いて締
結することにより磁性体バンド24が絶縁層23
の外周面に密接して固定されるとともに、1対の
クランプに囲まれた空間25aの内部で磁性体バ
ンドの両端面が互いに接触するようになつてい
る。26は空間25a内に設けられた磁束検出手
段で図ではサーチコイルが磁性体バンド24の外
側に嵌め込まれた状態を示している。第3b図は
磁束センサにサーチコイルを用いた場合の部分図
で、クランプ25に囲まれた空気25a内におい
て磁性体バンドの両端面が互いに接触して閉磁路
を形成しており、樹脂モールドされたサーチコイ
ル26が磁性体バンドに挿入され、クランプ25
に設けられた接栓27に接続されている。
す磁性体バンドおよび磁束検出手段の断面図であ
る。第3a図において、1は絶縁スペーサで支持
された高電圧導体、2は密閉容器、23は密閉容
器2の外周面に密着して形成された絶縁層、24
は絶縁層23の外周面に密接して密閉容器2の外
周面を包囲するように取り付けられた磁性体バン
ドで、絶縁層23を介在させたことにより地絡事
故時に密閉容器の対地電位が過渡的に上昇した場
合にその異常電圧から地絡事故検出装置を保護す
るようになつている。25は磁性体バンド24の
端部に連結された非磁性体よりなる一対のクラン
プで、このクランプをボルト、ノツトを用いて締
結することにより磁性体バンド24が絶縁層23
の外周面に密接して固定されるとともに、1対の
クランプに囲まれた空間25aの内部で磁性体バ
ンドの両端面が互いに接触するようになつてい
る。26は空間25a内に設けられた磁束検出手
段で図ではサーチコイルが磁性体バンド24の外
側に嵌め込まれた状態を示している。第3b図は
磁束センサにサーチコイルを用いた場合の部分図
で、クランプ25に囲まれた空気25a内におい
て磁性体バンドの両端面が互いに接触して閉磁路
を形成しており、樹脂モールドされたサーチコイ
ル26が磁性体バンドに挿入され、クランプ25
に設けられた接栓27に接続されている。
第3c図は磁束センサとして磁電変換素子28
をクランプ25に介装した例である。センサ28
は絶縁カプセル29中に密封され、磁性体バンド
の両端面の対向部に設けられた間隙中に位置する
ように取り付けられる。またセンサの電源および
出力端子はクランプ25に設けた多心コネクタ3
0に接続される。
をクランプ25に介装した例である。センサ28
は絶縁カプセル29中に密封され、磁性体バンド
の両端面の対向部に設けられた間隙中に位置する
ように取り付けられる。またセンサの電源および
出力端子はクランプ25に設けた多心コネクタ3
0に接続される。
上述の実施例において、磁性体バンドは例えば
硅素鋼板をクランプ部で束ねたものが使用でき、
その断面積は高電圧導体に流れる負荷電流の2倍
程度の電流を考慮しこの電流による電流磁気が密
閉容器の外部に漏れる量により決められる。また
磁束センサとしてはサーチコイルおよび磁電変換
素子のいずれを使用してもよく、磁電変換素子と
しては磁気抵抗効果素子、ホール効果素子、マグ
ネダイオードなどいずれを用いてもよい。
硅素鋼板をクランプ部で束ねたものが使用でき、
その断面積は高電圧導体に流れる負荷電流の2倍
程度の電流を考慮しこの電流による電流磁気が密
閉容器の外部に漏れる量により決められる。また
磁束センサとしてはサーチコイルおよび磁電変換
素子のいずれを使用してもよく、磁電変換素子と
しては磁気抵抗効果素子、ホール効果素子、マグ
ネダイオードなどいずれを用いてもよい。
第4図は前述の実施例における短絡事故検出装
置の構成図である。図において24a〜24cは
それぞれ密閉容器3〜5の外周面のそれぞれ絶縁
スペーサ9〜11に近い位置に絶縁層を介して取
り付けられた磁性体バンド、31a〜31cは磁
性体バンド24a〜24cにそれぞれ介装された
磁束検出手段、32a〜32cは磁束センサ31
a〜31cの出力を入力とする増巾、整流、レベ
ル調整、位相調整などの調整回路ならびに磁電変
換素子を用いた場合の電源回路および温度補償回
路である。また33は磁束センサ31aおよび3
1bの出力を相互に比較する比較回路、34は磁
束センサ31bおよび31cの出力電圧を相互に
比較する比較回路で、例えばエミツク結合の差動
増巾回路、カレントスイツチ回路、シユミツトト
リガ回路などにより構成され、それぞれ2つの入
力電圧に一定レベル以上の差があつた場合に方形
波パルスを出力する。35は比較回路33および
34の出力を受けてオンオフ動作をする一定時間
動作回路であり、比較回路33あるいは34のい
ずれかに出力があつた場合、一定時間出力パルス
を発生し、警報表示回路36を駆動するよう構成
される。
置の構成図である。図において24a〜24cは
それぞれ密閉容器3〜5の外周面のそれぞれ絶縁
スペーサ9〜11に近い位置に絶縁層を介して取
り付けられた磁性体バンド、31a〜31cは磁
性体バンド24a〜24cにそれぞれ介装された
磁束検出手段、32a〜32cは磁束センサ31
a〜31cの出力を入力とする増巾、整流、レベ
ル調整、位相調整などの調整回路ならびに磁電変
換素子を用いた場合の電源回路および温度補償回
路である。また33は磁束センサ31aおよび3
1bの出力を相互に比較する比較回路、34は磁
束センサ31bおよび31cの出力電圧を相互に
比較する比較回路で、例えばエミツク結合の差動
増巾回路、カレントスイツチ回路、シユミツトト
リガ回路などにより構成され、それぞれ2つの入
力電圧に一定レベル以上の差があつた場合に方形
波パルスを出力する。35は比較回路33および
34の出力を受けてオンオフ動作をする一定時間
動作回路であり、比較回路33あるいは34のい
ずれかに出力があつた場合、一定時間出力パルス
を発生し、警報表示回路36を駆動するよう構成
される。
つぎに前述の実施例における動作原理について
説明する。高電圧導体21にAからB方向へ流れ
る電流により密閉容器2〜5内に磁界が発生しこ
の磁界を打消すように密閉容器の器壁には高電圧
導体とは逆向きの誘導電流が流れる。両者の電流
値が等しければ前記磁界は密閉容器内で閉回路を
形成するため密閉容器外部空間に磁界が漏れるこ
とはない。しかし密閉容器は金属製の架台や接地
線を介して接地されているために前記誘導電流は
上記接地体にも分流する、したがつて高電圧導体
を流れる電流と密閉容器を流れる電流は等しくな
らず、この電流の差に基づいて密閉容器の外部に
も漏れ磁界が発生する。この発明の目指す第1の
手段はこの漏れ磁界を密閉容器の外周を包囲する
ように配設された磁性体バンドで捕捉し、磁性体
バンドの磁路内に介在された磁束センサにより電
気出力に変換して検出しようとするものである。
次の手段としては隣接する磁束センサ31a,3
1bあるいは31b,31cの出力電圧のレベル
差を比較回路で検出し、両者に差があつた時一定
時間動作回路により制御パルスを発生させて警報
表示回路36を駆動して地絡事故の発生を報知し
ようとするものである。この装置においては高電
圧導体21にAからB方向に定常的な負荷電流が
流れている場合には磁束センサ31a〜31cに
それぞれほぼ等しい大きさの出力が発生するが、
この状態では比較回力の出力が出ないように、調
整回路32a〜32cと調整しておく。何等かの
原因で高電圧導体1のC点と密閉容器4のD点と
の間で短絡事故が発生したと仮定すると、短絡点
C点よりB側の高電圧導体には電流が流れなくな
る。したがつて磁性体バンド31cには漏れ磁界
が捕捉されないから磁束センサ31cの出力は零
になり、磁束センサ31b,31cの出力を入力
とする比較回路34の二つの入力電圧には差が生
じ、比較回路の出力により作動する一定時間動作
回路35の発生する制御パルスにより警報表示回
路36が動作して密閉容器4の内部で地絡事故が
起こつたことを報知する。
説明する。高電圧導体21にAからB方向へ流れ
る電流により密閉容器2〜5内に磁界が発生しこ
の磁界を打消すように密閉容器の器壁には高電圧
導体とは逆向きの誘導電流が流れる。両者の電流
値が等しければ前記磁界は密閉容器内で閉回路を
形成するため密閉容器外部空間に磁界が漏れるこ
とはない。しかし密閉容器は金属製の架台や接地
線を介して接地されているために前記誘導電流は
上記接地体にも分流する、したがつて高電圧導体
を流れる電流と密閉容器を流れる電流は等しくな
らず、この電流の差に基づいて密閉容器の外部に
も漏れ磁界が発生する。この発明の目指す第1の
手段はこの漏れ磁界を密閉容器の外周を包囲する
ように配設された磁性体バンドで捕捉し、磁性体
バンドの磁路内に介在された磁束センサにより電
気出力に変換して検出しようとするものである。
次の手段としては隣接する磁束センサ31a,3
1bあるいは31b,31cの出力電圧のレベル
差を比較回路で検出し、両者に差があつた時一定
時間動作回路により制御パルスを発生させて警報
表示回路36を駆動して地絡事故の発生を報知し
ようとするものである。この装置においては高電
圧導体21にAからB方向に定常的な負荷電流が
流れている場合には磁束センサ31a〜31cに
それぞれほぼ等しい大きさの出力が発生するが、
この状態では比較回力の出力が出ないように、調
整回路32a〜32cと調整しておく。何等かの
原因で高電圧導体1のC点と密閉容器4のD点と
の間で短絡事故が発生したと仮定すると、短絡点
C点よりB側の高電圧導体には電流が流れなくな
る。したがつて磁性体バンド31cには漏れ磁界
が捕捉されないから磁束センサ31cの出力は零
になり、磁束センサ31b,31cの出力を入力
とする比較回路34の二つの入力電圧には差が生
じ、比較回路の出力により作動する一定時間動作
回路35の発生する制御パルスにより警報表示回
路36が動作して密閉容器4の内部で地絡事故が
起こつたことを報知する。
前述の実施例において高電圧導体を流れる電流
が交流電流である場合、磁束検出手段の出力波形
は検出手段の種類により交流波形または単極性の
脈動波形のいずれかになるが、出力波形をそのま
ま比較回路に入力してもよく、出力波形を整流し
て直流電圧に変換して比較回路に入力することも
できる。高電圧導体を流れる電流が直流電流の場
合は、磁束検出手段の出力は直流電圧となり、こ
の場合は比較回路で直流電圧同志が比較される。
が交流電流である場合、磁束検出手段の出力波形
は検出手段の種類により交流波形または単極性の
脈動波形のいずれかになるが、出力波形をそのま
ま比較回路に入力してもよく、出力波形を整流し
て直流電圧に変換して比較回路に入力することも
できる。高電圧導体を流れる電流が直流電流の場
合は、磁束検出手段の出力は直流電圧となり、こ
の場合は比較回路で直流電圧同志が比較される。
第5図はこの発明の他の実施例を示す断面図で
ある。図において41a〜41cは三相交流電流
を導く高電圧導体、42は密閉容器、43は密閉
容器外周面に密接して設けられた絶縁層、44a
〜44cは高電圧導体41a〜41cに対向する
絶縁層43の外周面に密着して取り付けられた磁
性体バンドでその周方向の中央部には磁束センサ
45a〜45cが介装される。磁性体バンド44
a〜44cおよび磁束センサ45a〜45Cは絶
縁層43に接着されたのちその外周面を非磁性体
バンド46により締結される。非磁性体バンドに
は図示しない磁束センサの出力端子が取り付けら
れる。
ある。図において41a〜41cは三相交流電流
を導く高電圧導体、42は密閉容器、43は密閉
容器外周面に密接して設けられた絶縁層、44a
〜44cは高電圧導体41a〜41cに対向する
絶縁層43の外周面に密着して取り付けられた磁
性体バンドでその周方向の中央部には磁束センサ
45a〜45cが介装される。磁性体バンド44
a〜44cおよび磁束センサ45a〜45Cは絶
縁層43に接着されたのちその外周面を非磁性体
バンド46により締結される。非磁性体バンドに
は図示しない磁束センサの出力端子が取り付けら
れる。
三相交流電流を導く3本の高電圧導体を収納し
たガス絶縁機器の場合、各相電流によつて誘起さ
れる漏れ磁束は各相高電圧導体にも最も近い密閉
容器壁を中心にして分布するので、磁性体バンド
の周方向の長さは図に示すように密閉容器の中心
に対してθ≧30゜となるように取り付ける必要が
ある。このように構成することにより、1個の密
閉容器の中のどの相の高電圧導体が地絡したかを
知ることができる。ただしこの場合漏れ磁束の量
が単相器のそれに比べて少ない場合が多いので、
用いる磁束センサとしてはマグネダイオードなど
高感度の素子が適している。
たガス絶縁機器の場合、各相電流によつて誘起さ
れる漏れ磁束は各相高電圧導体にも最も近い密閉
容器壁を中心にして分布するので、磁性体バンド
の周方向の長さは図に示すように密閉容器の中心
に対してθ≧30゜となるように取り付ける必要が
ある。このように構成することにより、1個の密
閉容器の中のどの相の高電圧導体が地絡したかを
知ることができる。ただしこの場合漏れ磁束の量
が単相器のそれに比べて少ない場合が多いので、
用いる磁束センサとしてはマグネダイオードなど
高感度の素子が適している。
なお第3図〜第4図に示した単相器を対象とし
た実施例では磁性体バンド24a〜24cを密閉
容器の全周に配置するよう構成した例について説
明したが、単相器においても第5図のように密閉
容器の外周の一部分に磁性体バンドを取り付ける
よう構成しても同様に目的を達することができ
る。
た実施例では磁性体バンド24a〜24cを密閉
容器の全周に配置するよう構成した例について説
明したが、単相器においても第5図のように密閉
容器の外周の一部分に磁性体バンドを取り付ける
よう構成しても同様に目的を達することができ
る。
前述のように本発明によれば、地絡事故検出用
の変流器を密閉容器内に設置する代りに、密閉容
器の外部の漏れ磁束を捕捉するための磁性体バン
ドを密閉容器の外周面に絶縁層を介して取り付
け、この磁性体バンドを通る漏れ磁束を磁束セン
サにより検出し、隣接する密閉容器に取り付けら
れた1対の磁束センサの出力に差が生じたとき地
絡事故が発生したと判定して警報を生じるよう構
成したことにより、密閉容器およびその収熱機器
に何等影響を与えることなく地絡事故を検出する
ことができる。また変流器を内設しないので密閉
容器の外径が大きくなることもないので機器の縮
小比を阻害しない。また高電圧導体を流れる電流
により誘起される磁束のうち一部分の漏れ磁束を
補捉するようにしたので磁性体バンドの断面積を
小さくできるとともにバンド状に構成できる、ま
たこれにより例えば変電所等において既設の機器
に容易に取付けられるため本発明を広く活用する
ことが可能になつた。このような本発明の構成の
効果が得られたと同時に、本来の目的である電気
機器の高電圧導体が貫通する多数個の密閉容器の
うち地絡事故が発生した密閉容器をすみやかに特
定できるので、電気機器の補修点検を短時間で行
なうことができ、電力の供給支障の低減に貢献で
きる。
の変流器を密閉容器内に設置する代りに、密閉容
器の外部の漏れ磁束を捕捉するための磁性体バン
ドを密閉容器の外周面に絶縁層を介して取り付
け、この磁性体バンドを通る漏れ磁束を磁束セン
サにより検出し、隣接する密閉容器に取り付けら
れた1対の磁束センサの出力に差が生じたとき地
絡事故が発生したと判定して警報を生じるよう構
成したことにより、密閉容器およびその収熱機器
に何等影響を与えることなく地絡事故を検出する
ことができる。また変流器を内設しないので密閉
容器の外径が大きくなることもないので機器の縮
小比を阻害しない。また高電圧導体を流れる電流
により誘起される磁束のうち一部分の漏れ磁束を
補捉するようにしたので磁性体バンドの断面積を
小さくできるとともにバンド状に構成できる、ま
たこれにより例えば変電所等において既設の機器
に容易に取付けられるため本発明を広く活用する
ことが可能になつた。このような本発明の構成の
効果が得られたと同時に、本来の目的である電気
機器の高電圧導体が貫通する多数個の密閉容器の
うち地絡事故が発生した密閉容器をすみやかに特
定できるので、電気機器の補修点検を短時間で行
なうことができ、電力の供給支障の低減に貢献で
きる。
この発明の実施例では高電圧導体および密閉容
器を円形断面で表現したが、導体の一部に遮断
器、断路器などの電気機器の充電部を含む場合
や、多角形や隋円形断面を有する密閉容器に収納
された電気機器、あるいは管路気中ケーブルなど
にも適用できる。
器を円形断面で表現したが、導体の一部に遮断
器、断路器などの電気機器の充電部を含む場合
や、多角形や隋円形断面を有する密閉容器に収納
された電気機器、あるいは管路気中ケーブルなど
にも適用できる。
第1図および第2図は従来技術の構造図、第3
a〜第3c図は本発明の実施例を示す磁束検出手
段の構造図、第4図は本発明の実施例の構成図、
第5図は本発明の他の実施例における磁束検出手
段の構造図である。 図において1:高電圧導体、2〜5:密閉容
器、6〜8:絶縁スペーサ、9〜11:貫通形変
流器、12〜13:差動変流器、14〜15〜表
示装置、23,43:絶縁層、24,44:磁性
体バンド、25:クランプ、26:サーチコイ
ル、28,45:磁電変換素子、27,30:端
子、31a〜31c:磁束センサ、32a〜32
c:調整回路、33,34:比較回路、35:一
定時間動作回路、36:警報表示回路である。
a〜第3c図は本発明の実施例を示す磁束検出手
段の構造図、第4図は本発明の実施例の構成図、
第5図は本発明の他の実施例における磁束検出手
段の構造図である。 図において1:高電圧導体、2〜5:密閉容
器、6〜8:絶縁スペーサ、9〜11:貫通形変
流器、12〜13:差動変流器、14〜15〜表
示装置、23,43:絶縁層、24,44:磁性
体バンド、25:クランプ、26:サーチコイ
ル、28,45:磁電変換素子、27,30:端
子、31a〜31c:磁束センサ、32a〜32
c:調整回路、33,34:比較回路、35:一
定時間動作回路、36:警報表示回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電流を導く高電圧導体とこの導体を収納する
筒状の密閉容器との間の短絡ないし閃絡事故をこ
の容器の外から検出する装置であつて、前記事故
を検出すべき連接した前記密閉容器の端部にそれ
ぞれ密閉容器の外周面に近接しかつ周方向に延び
るよう取り付けられた1対の磁性体バンドと、こ
の磁性体バンド内に介装され前記高電圧導体中を
流れる電流により誘起されて前記バンド中を前記
周方向に通る磁束を検出する1対の磁束検出手段
と、この両磁束検出手段からの出力信号の差を検
出して短絡事故の発生を報知する比較検出手段と
を備えてなることを特徴とする密閉電気機器の短
絡事故検出装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
磁束検出手段が磁性体バンドの中間に介装された
磁電変換素子を含むことを特徴とする密閉電気機
器の短絡事故検出装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
高電圧導体中を流れる電流が交流であり、磁束検
手段が磁性体バンドの一部を囲むように巻装され
た磁束検出コイルであることを特徴とする密閉電
気機器の短絡事故検出装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
1対の磁束検出手段からの出力信号がそれぞれ直
流信号であり、両直流信号が比較検出手段内で比
較されることを特徴とする密閉電気機器の短絡事
故検出装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
磁性体バンドが密閉容器の外周面の全周にわたつ
て取り付けられたことを特徴とする密閉電気機器
の短絡事故検出装置。 6 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
磁性体バンドが密閉容器の外周面の一部分にのみ
取り付けられたことを特徴とする密閉電気機器の
短絡事故検出装置。 7 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
密閉容器内に複数の高電圧導体が収納され、密閉
容器内の前記高電圧導体それぞれに近接した密閉
容器の外周面の一部分に磁性体バンドおよび磁束
検出手段を取り付けたことを特徴とする密閉電気
機器の短絡事故検出装置。 8 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
各磁束検出手段がその出力信号のレベルあるいは
位相を調節する出力信号調整回路を含むことを特
徴とする密閉電気機器の短絡事故検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57218755A JPS59110303A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 密閉電気機器の短絡事故検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57218755A JPS59110303A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 密閉電気機器の短絡事故検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110303A JPS59110303A (ja) | 1984-06-26 |
| JPH0161007B2 true JPH0161007B2 (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=16724899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57218755A Granted JPS59110303A (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 密閉電気機器の短絡事故検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110303A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435503U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-25 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637116A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-13 | 関西電力株式会社 | 密閉形電気機器の事故検出装置 |
| JP4558531B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2010-10-06 | 株式会社小松製作所 | シリンダの位置計測装置 |
| JP2019045192A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 株式会社東芝 | 一線地絡電流センサおよびスイッチギヤ |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP57218755A patent/JPS59110303A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435503U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110303A (ja) | 1984-06-26 |
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