JP2970240B2 - A/d変換器のdcオフセット除去回路 - Google Patents

A/d変換器のdcオフセット除去回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流(DC)オフセッ
ト除去回路に関し、特にアナログ・ディジタル(A/
D)変換器の出力に含まれているDCオフセット成分を
除去するオフセット除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号処理装置やディジタル通
信システムで幅広く用いられているA/D変換器には、
そのキーコンポーネントであるアナログ変調器が固有の
DCドリフトを発生させるという問題がある。このDC
ドリフトにより、アナログ変調器の出力にはDCオフセ
ット成分(以下、単にオフセットともいう)が生じる。
このオフセット成分は、例えば、ディジタルオーディオ
信号処理装置における積和処理時のオーバフロー発生の
原因となり、その結果クリック音やノイズとして聞こえ
るため必ず除去する必要がある。
【0003】オフセット成分除去の手法として、A/D
変換器の後にディジタルフィルタを挿入して低域周波数
成分をカットする手法があるが、従来オーディオ技術の
分野において用いられている非巡回(non-recursive )
型(FIR型)のディジタルフィルタは、急峻な周波数
カットオフ特性を示すものの、フィルタの次数の増大、
したがってデータ保持のためのレジスタ数の増大を要
し、結果的に装置を大型化するので、実用化されなかっ
た。
【0004】その代りに広く用いられてきたオフセット
成分除去の手法としては、キャリブレーション方式があ
る。この方式は、USP第4,943,807号明細書
に詳述されているとおり、A/D変換動作の開始前にア
ース電位を入力とした時のA/D変換器出力ディジタル
値をメモリに格納しておき、A/D変換動作開始後の入
力アナログ信号対応のA/D変換器出力をそのメモリか
らの前記ディジタル値で補正するように構成されてい
る。
【0005】即ち、このキャリブレーション方式のオフ
セット除去回路は、基本的構成要素として、A/D変換
器と、このA/D変換器の入力端子に可動接点端子を接
続され一対の固定接点端子の一方を入力アナログ信号源
に他方を接地電位点にそれぞれ接続され上記制御信号に
応答してオフセット値検出モードでは接地電位を通常モ
ードでは入力アナログ信号をA/D変換器入力端子にそ
れぞれ供給するスイッチ手段と、このA/D変換器の出
力端子に接続され上記制御信号に応答してオフセット値
を記憶するRAMと、このRAMの出力ディジタル値を
上記通常モードにおけるA/D変換器の出力ディジタル
信号から減算する減算手段とを備える。上記ディジタル
化したオフセット値はこのA/D変換器に固有のオフセ
ット成分を表すので、減算器における減算により、その
出力ではオフセット成分が除去されている。このキャリ
ブレーション方式によるオフセット除去回路を含んだA
/D変換器はASAHI KASEI社1989年4月
発行のユーザマニュアル「AK5326/27 16ビ
ット オーバサンプリング ステレオA/Dコンバー
タ」に記述されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のオフセット除去
手法において、オフセット値検出モードの期間に検出さ
れRAMに格納されたオフセット成分は、温度変化など
によりA/D変換器の構成要素の回路定数が変化しその
オフセット値が変化した場合も固定値に留まるので、実
際のオフセット値との間に誤差を生じ、その誤差が雑音
の原因になりA/D変換器のダイナミックレンジを狭め
る。オフセット値検出モードの頻度を高める方策も考え
られるが、それだけA/D変換器の通常モードの期間が
短くなりその性能が害なわれる。
【0007】したがって、本発明の目的は、A/D変換
器のオフセット値が構成要素の回路定数の温度変化等に
伴ない変化してもその変化を容易に吸収できる巡回(re
cursive )型(IIR型)ディジタルフィルタを用いた
経済的なディジタルフィルタリング方式のオフセット除
去回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力アナ
ログ音声周波数信号のA/D変換のためのサンプリング
パルスと等しいサンプリング周期で入力される各各がビ
ット数Bのコードから成る入力コードワード列x(k
T)(kは整数、Tはサンプリング周期)と前記サンプ
リング周期で供給されるビット数Bのオフセット除去コ
ードワード列c(kT)とを加算し前記サンプリング周
期でオフセット除去ずみの出力コードワード列y(k
T)を生ずる第1の加算器と、前記出力コードワード列
y(kT)のコードワードyの各々の各ビットを論理反
転し論理反転ずみのコードワードyのLSB(Least Si
gnificant Bit )にビット“1”を加算してコードワー
ドy1を生成し前記コードワードy1の上位にビット数
Aを拡張するとともに拡張された前記Aビットには前記
コードワードy1のMSB(Most Significant Bit)の
2進値をセットしビット数(A+B)のコードワード列
m(kT)として出力するコード変換器と、前記コード
ワード列m(kT)と前記ビット数(A+B)のコード
ワード列r(kT)を加算しビット数(A+B)のコー
ドワード列q(kT)を出力する第2の加算器と、前記
コードワード列q(kT)を前記サンプリング周期Tだ
け遅延させ前記コードワード列r(kT)を出力する遅
延回路と、前記コードワード列r(kT)における上位
の前記Bビットを前記オフセット除去コードワード列c
(kT)として出力する分岐回路とから構成される。
【0009】また、第2の発明は、入力アナログ音声周
波数信号のA/D変換のためのサンプリングパルスと等
しいサンプリング周期で入力される各各がビット数Bの
コードからなる入力コードワード列x(kT)(kは整
数、Tはサンプリング周期)と前記サンプリング周期で
供給されるビット数Bのオフセット除去コードワード列
c(kT)とを加算し前記サンプリング周期でオフセッ
ト除去ずみの出力コードワード列y(kT)を生ずる第
1の加算器と、前記出力コードワード列y(kT)のコ
ードワードの各々の各ビットとビット数Bの負の所定係
数値との乗算を行いその乗算結果における上位(A+
B)ビットのコードワード列m(kT)を生ずるコード
変換器と、前記コードワード列m(kT)と前記ビット
数(A+B)のコードワード列r(kT)を加算し前記
ビット数(A+B)のコードワード列q(kT)を生ず
る第2の加算器と、前記コードワード列q(kT)を前
記サンプリング周期Tだけ遅延させ前記コードワード列
r(kT)を生ずる遅延回路と、前記コードワード列r
(kT)における上位の前記Bビットを前記オフセット
除去コードワード列c(kT)として生ずる分岐回路と
から構成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0011】図1を参照すると、入力アナログ信号はA
/D変換器11においてサンプリング周期Tでサンプリ
ングされ、サンプル値の各々は量子化レベル20 から2
15にそれぞれ対応するLSBからMSBまでの並列16
ビット2進コードワードに変換される。すなわち、入力
アナログ信号は並列16ビット2進コードワード列〔x
(T),x(2T),x(3T),…x(nT),…〕
(以下、x(kT)と表示)に変換される。このコード
ワード列x(kT)は、オフセット除去回路12におい
て後述のオフセット除去処理を受け、並列16ビット2
進コードワード列〔y(T),y(2T),y(3
T),…y(nT),…〕(以下、y(kT)と表示)
としてディジタル化オーディオ信号増幅器などのディジ
タル信号処理装置13に供給される。信号処理装置13
の出力はD/A変換器14によりD/A変換され、オー
ディオ信号としてラウドスピーカー(図示していない)
に供給される。
【0012】オフセット除去回路12の構成をブロック
で示す図2を併せ参照すると、上記コードワード列x
(kT)はまず第1の加算器20の第1の入力端子列に
供給され、同じ加算器20の第2の入力端子列に加えら
れる後述のオフセットコードワード列〔c(T),c
(2T),c(3T),…c(nT),…〕(以下、c
(kT)と表示)とコードワードごとに加算され、上記
コードワード列y(kT)すなわちオフセット除去回路
12の出力となる。
【0013】一方、このコードワード列y(kT)はコ
ード変換器24において後述の並列10ビットの付加を
MSBの上位側に受け、並列26ビット2進コードワー
ド列〔m(T),m(2T),m(3T),…m(n
T),…〕(以下、m(kT)と表示)として第2の加
算器25の第1の入力端子列に加えられ、同じ加算器2
5の第2の入力端子列への後述の並列26ビット2進コ
ードワード列〔r(T),r(2T),r(3T),…
r(nT),…〕(以下、r(kT)と表示)とコード
ワードごとに加算される。加算器25の出力である並列
26ビット2進コードワードは、クロックパルス源(図
示していない)からのクロックパルスに駆動される遅延
回路26により上記サンプリング周期Tと等しい量の遅
延を受けて上記コードワード列r(kT)となる。この
コードワード列r(kT)は分岐回路28を通じて上記
第2の加算器に上記のとおり供給される一方、この分岐
回路28の分岐出力は上記コードワード列c(kT)と
して第1の加算器20の第2の入力端子列に供給され
る。
【0014】コード変換器24の構成を示す図3を併せ
参照すると、この変換器24はコードワード列y(k
T)の各コードの各ビットを論理反転して並列16ビッ
トの論理反転出力コードワード(y(kT)と表示)を
生ずる論理反転回路32と、コードワード列y(kT)
のコードワードの各々に対応してLSB“1”とそれ以
外の上位ビット“0”とから成る並列16ビットのコー
ドパターンを生ずるコードパターン発生回路33と、こ
れら回路32および33からの上記コードワード列y
(kT)および上記コードパターンをコードワードごと
に加算してMSBの上位側にMSBと同コード値の並列
10ビットの付加を受けた上記並列26ビットの2進コ
ードワードm(kT)を生ずる加算回路31とを備え
る。
【0015】図4を参照すると、第2の加算器25から
コードワード列m(kT)およびr(kT)の加算出力
を並列26ビット2進コードワード列の形で遅延回路2
6経由で受ける分岐回路28は、このコードワード列の
コードワードの各々のLSBからMSBまでの26ビッ
トを上記コードワード列r(kT)として第2の加算器
25に直接に供給するとともに同じコードワードの各々
のMSBを含む上位16ビットを上記コードワード列c
(kT)として第1の加算器20に供給するワイアード
ロジック回路28Aを備える。
【0016】上述の実施例の動作フローを示す図5を併
せ参照すると、第1の加算器20における入力コードワ
ード列x(kT)とオフセットコードワード列c(k
T)との加算により加算出力コードワード列y(kT)
が得られ(ステップ51)、このコードワード列y(k
T)がコード変換器24により並列26ビット2進コー
ドワード列m(kT)に変換される(ステップ52)。
このコード変換動作は、コードワード列y(kT)の論
理反転出力をつくりこの出力のLSBに1を加える動作
(ステップ520)と、MSBの上位側に10ビットを
付加する動作(ステップ521)と、付加した10ビッ
トにMSBのコード値をセットする動作(ステップ52
2)とから成る。コードワード列m(kT)およびT遅
延回路26の遅延出力r(kT)の第2の加算器25に
よる加算結果がT遅延回路26により遅延されコードワ
ード列r(kT)として出力される(ステップ53)。
コードワード列r(kT)のMSBを含む上位16ビッ
トがオフセットコードワード列c(kT)として第1の
加算器20にフィードバックされる(ステップ54)。
【0017】上述のコードワード列x(kT)、y(k
T)、m(kT)、r(kT)、およびc(kT)の時
間軸上の相互関係を示す図6を参照すると、周期Tのク
ロックパルス(A/D変換器11におけるサンプリング
パルス)が定義する時点t1、t2 、t3 、…にそれぞ
れ至る期間に、x(kT)はx(0T)、x(1T)、
x(2T)、…の値を取り、y(kT)はy(0T)、
y(1T)(すなわちx(1T)+c(1T))、y
(2T)(すなわちx(2T)+c(2T))、…の値
をとり、r(kT)はr(0T)、r(1T)(すなわ
ちm(0T)+r(0T))、r(2T)(すなわちm
(1T)+r(1T))、…の値をとり、c(kT)は
c(0T)、c(1T)(すなわちr(1T)の上位1
6ビット)、c(2T)(すなわちr(2T)の上位1
6ビット)…の値をとる。例えば、今t=0(即ち0
T)で発生した8ビットのオフセット成分(量子化レベ
ルの値が255)を入力コードワードx(0)とする
と、r(0)=0(最初は0にリセットされているもの
とする)であり従ってc(0)=0なので、y(0)=
255,m(0)=−255×2-10 となる。t=Tで
は、r(T)=−255×2-10 であり従ってc(T)
=0なので、y(T)=255,m(T)=−255×
-10 となる。t=2Tでは、r(2T)=−(255
×2-10 +255×2-10 )であり従ってまだc(2
T)=0なので、y(2T)=255,m(T)=−2
55×2-10 となる。同様のくりかえしを行い、t=5
Tでr(5T)=−5×(255×2-10 ),c(5
T)=−1となり、cの絶対値が始めて0より大きな値
となりxに対する実質的な減算が始まり、y(5T)=
255−1,m(5T)=−(255−1)×2-10
なる。さらに減算をり繰り返しt=5753T即ち57
53サンプリング目にyの値は0に収斂する。
【0018】巡回型ディジタルフィルタの理論(V.Capp
ellini,A.G.Constantinides and P.Emiliani:Digital f
ilters and their applications,Academic Press 1978
参照)によると、並列16ビットのコードワード列y
(kT)および並列26ビットのコードワード列m(k
T)のz変換による関数Y(z)およびM(z)の関係
は、 M(z)=Y(z)*(−2-10 ) (1) で表される。同様に、コードワード列r(kT)のz変
換による関数R(z)と式(1)のM(z)との関係
は、 R(z)=(Z-1/(1−Z-1))*M(z) (2) で表される。この式(2)は、オフセット除去回路12
のコード変換器24、第2の加算器25、および遅延回
路26を含む部分が低域濾波器であることを示してい
る。したがって、遅延回路26の出力r(kT)の上位
16ビットから成るコードワード列c(kT)はオフセ
ットコードワード列として第1の加算器20にフィード
バックされ入力コードワード列x(kT)と加算される
ことにより、オフセット成分を除去できる。しかも巡回
型ディジタルフィルタの特性により、このオフセット成
分除去は0に収斂する。この収斂に要する時間(サンプ
リング周期Tの整数倍)はコード変換器24における付
加ビットの数に依存する。なお、本発明によるオフセッ
ト除去回路12の伝達関数H(z)はコードワード列y
(kT)およびx(kT)のz変換による関数Y(z)
およびX(z)の比で表されるから、 H(z)=Y(z)/X(z) =(1−Z-1)/〔1−(1−2-10 )Z-1〕 (3) で表される。この式(3)は回路12が高域通過濾波器
であることを示し、そのカットオフ周波数fcは、サン
プリング周波数をfsとすると、 fc=2-10 ×fs/2π (4) で与えられる。上述の実施例ではfsは48kHzに選
んでいるのでカットオフ周波数fcは約7.5Hzとな
り可聴周波数の下限20Hzよりも十分に低い。
【0019】次に、データ変換器24の他の例として、
並列16ビットのコードワード列y(kT)の各々のコ
ードワードと予め備えた16ビットの負の係数値を有す
るコードパターンとを乗算し乗算結果を並列26ビット
の2進コードワードm(kT)として出力する手法を述
べる。今、負の係数値を−Kとすると、前述の式(3)
は、 H(z)=Y(z)/X(z) =(1−Z-1)/〔1−(1−K)Z-1〕 (5) で与えられる。この式(5)におけるカットオフ周波数
fcは、サンプリング周波数をfsとすると、 fc=K×fs/2π (6) で与えられる。係数値Kを十分小さな値にすれば、低域
遮断周波数fcを音声帯域よりも十分に低くすることが
可能になる。
【0020】。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、A/D変
換器のオフセット値が構成要素の回路定数の温度変化等
に伴ない変化してもその変化を容易に吸収できる巡回
(recursive )型(IIR型)ディジタルフィルタを用
いた経済的なディジタルフィルタリング方式のオフセッ
ト除去回路を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオフセット除去回路を含むディジタル
化オーディオ信号処理システムの一例を示すブロック図
である。
【図2】本発明のオフセット除去回路12の一実施例の
ブロック図である。
【図3】図2におけるデータ変換回路24の一例のブロ
ック図である。
【図4】図2における分岐回路28のブロック図であ
る。
【図5】この実施例の動作フロー図である。
【図6】この実施例のタイムチャートである。
【符号の説明】
11 A/D変換器 12 オフセット除去回路 13 ディジタル信号処理装置 14 D/A変換器 20 第1の加算器 24 コード変換器 25 第2の加算器 26 遅延回路 28 分岐回路 31 加算回路 32 論理反転回路 33 コードパターン発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 1/00 - 1/88 H03H 17/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力アナログ音声周波数信号のA/D変換
    のためのサンプリングパルスと等しいサンプリング周期
    で入力される各各がビット数Bのコードから成る入力コ
    ードワード列x(kT)(kは整数、Tはサンプリング
    周期)と前記サンプリング周期で供給されるビット数B
    のオフセット除去コードワード列c(kT)とを加算し
    前記サンプリング周期でオフセット除去ずみの出力コー
    ドワード列y(kT)を生ずる第1の加算器と、前記出
    力コードワード列y(kT)のコードワードyの各々の
    各ビットを論理反転し論理反転ずみのコードワードyの
    LSB(Least Significant Bit )にビット“1”を加
    算してコードワードy1を生成し前記コードワードy1
    の上位にビット数Aを拡張するとともに拡張された前記
    Aビットには前記コードワードy1のMSB(Most Sig
    nificant Bit)の2進値をセットしビット数(A+B)
    のコードワード列m(kT)として出力するコード変換
    器と、前記コードワード列m(kT)と前記ビット数
    (A+B)のコードワード列r(kT)を加算しビット
    数(A+B)のコードワード列q(kT)を出力する第
    2の加算器と、前記コードワード列q(kT)を前記サ
    ンプリング周期Tだけ遅延させ前記コードワード列r
    (kT)を出力する遅延回路と、前記コードワード列r
    (kT)における上位の前記Bビットを前記オフセット
    除去コードワード列c(kT)として出力する分岐回路
    とから成るA/D変換器のDCオフセット除去回路。
  2. 【請求項2】入力アナログ音声周波数信号のA/D変換
    のためのサンプリングパルスと等しいサンプリング周期
    で入力される各各がビット数Bのコードからなる入力コ
    ードワード列x(kT)(kは整数、Tはサンプリング
    周期)と前記サンプリング周期で供給されるビット数B
    のオフセット除去コードワード列c(kT)とを加算し
    前記サンプリング周期でオフセット除去ずみの出力コー
    ドワード列y(kT)を生ずる第1の加算器と、前記出
    力コードワード列y(kT)のコードワードの各々の各
    ビットとビット数Bの負の所定係数値との乗算を行いそ
    の乗算結果における上位(A+B)ビットのコードワー
    ド列m(kT)を生ずるコード変換器と、前記コードワ
    ード列m(kT)と前記ビット数(A+B)のコードワ
    ード列r(kT)を加算し前記ビット数(A+B)のコ
    ードワード列q(kT)を生ずる第2の加算器と、前記
    コードワード列q(kT)を前記サンプリング周期Tだ
    け遅延させ前記コードワード列r(kT)を生ずる遅延
    回路と、前記コードワード列r(kT)における上位の
    前記Bビットを前記オフセット除去コードワード列c
    (kT)として生ずる分岐回路とから成るA/D変換器
    のDCオフセット除去回路。
  3. 【請求項3】前記ビット数Bが16、Aが10である請
    求項1記載のDCオフセット除去回路。
  4. 【請求項4】前記ビット数Bが16、Aが10である請
    求項2記載のDCオフセット除去回路。
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