JP2968683B2 - ファクシミリ蓄積通信方式 - Google Patents
ファクシミリ蓄積通信方式Info
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- JP2968683B2 JP2968683B2 JP6008053A JP805394A JP2968683B2 JP 2968683 B2 JP2968683 B2 JP 2968683B2 JP 6008053 A JP6008053 A JP 6008053A JP 805394 A JP805394 A JP 805394A JP 2968683 B2 JP2968683 B2 JP 2968683B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ蓄積通信方
式に関し、特に国際海事衛星通信システムにおいて国際
関門局からのファクシミリ通信のメッセージを再発呼す
ることなく確実に宛先の船舶地球局に送信することがで
きるファクシミリ蓄積通信方式に関する。
式に関し、特に国際海事衛星通信システムにおいて国際
関門局からのファクシミリ通信のメッセージを再発呼す
ることなく確実に宛先の船舶地球局に送信することがで
きるファクシミリ蓄積通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、国際海事衛星通信システムにおけ
る国際関門局からのファクシミリ通信方式では、着信す
る船舶地球局が海岸地球局管内で通信中のとき、または
ファクシミリ通信の回線割当て要求を通信網管理局へ行
ったときに、通信網管理局からのコモンシグナリングチ
ャネルを通して別の海岸地球局との間で船舶地球局が通
信中である旨の通知信号を受信したとき、海岸地球局は
国際関門局に対して船舶地球局の通信中信号を返送して
そのファクシミリ通信を終了している。
る国際関門局からのファクシミリ通信方式では、着信す
る船舶地球局が海岸地球局管内で通信中のとき、または
ファクシミリ通信の回線割当て要求を通信網管理局へ行
ったときに、通信網管理局からのコモンシグナリングチ
ャネルを通して別の海岸地球局との間で船舶地球局が通
信中である旨の通知信号を受信したとき、海岸地球局は
国際関門局に対して船舶地球局の通信中信号を返送して
そのファクシミリ通信を終了している。
【0003】このため、船舶地球局が通信中の間は国際
関門局からのファクシミリ通信要求がこの通信中の船舶
地球局に対して再発呼される。そして、この再発呼の度
に、海岸地球局は無効となるファクシミリ通信の回線割
当て要求を通信網管理局へ行い、通信網管理局は船舶地
球局が通信中である旨の通知をコモンシグナリングチャ
ネルを通して返送している。したがって、海岸地球局は
船舶地球局が通信中の間は、国際関門局に対して通信不
可の処理を繰返し行っていた。
関門局からのファクシミリ通信要求がこの通信中の船舶
地球局に対して再発呼される。そして、この再発呼の度
に、海岸地球局は無効となるファクシミリ通信の回線割
当て要求を通信網管理局へ行い、通信網管理局は船舶地
球局が通信中である旨の通知をコモンシグナリングチャ
ネルを通して返送している。したがって、海岸地球局は
船舶地球局が通信中の間は、国際関門局に対して通信不
可の処理を繰返し行っていた。
【0004】一般の衛星通信網の例としては、特開昭6
4−51726号公報および特開昭63−169859
号公報等に所載のものがある。これら公報に所載のシス
テムは衛星地球局と、衛星回線制御局と、衛星地球局と
インタフェースするゲート局とで構成されているが、衛
星地球局はファクシミリメッセージの蓄積および自動送
信機能を有していない。
4−51726号公報および特開昭63−169859
号公報等に所載のものがある。これら公報に所載のシス
テムは衛星地球局と、衛星回線制御局と、衛星地球局と
インタフェースするゲート局とで構成されているが、衛
星地球局はファクシミリメッセージの蓄積および自動送
信機能を有していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の国際海事衛
星通信システムにおける国際関門局からのファクシミリ
通信方式では、海岸地球局は船舶地球局が海岸地球局管
内で通信中のときは、国際関門局に対して船舶地球局が
通信中である旨を示す通知信号を返送してファクシミリ
通信を終了している。
星通信システムにおける国際関門局からのファクシミリ
通信方式では、海岸地球局は船舶地球局が海岸地球局管
内で通信中のときは、国際関門局に対して船舶地球局が
通信中である旨を示す通知信号を返送してファクシミリ
通信を終了している。
【0006】このため、船舶地球局が通信中から空き状
態になるまでの間、国際関門局からこの通信中の船舶地
球局に対してファクシミリ通信要求の再発呼がある度に
上記通知信号の返送が繰り返されるので、国際回線の有
効利用度が低下するという問題点があった。
態になるまでの間、国際関門局からこの通信中の船舶地
球局に対してファクシミリ通信要求の再発呼がある度に
上記通知信号の返送が繰り返されるので、国際回線の有
効利用度が低下するという問題点があった。
【0007】また、海岸地球局は通信網管理局へファク
シミリ通信の相手の船舶地球局への回線割当て要求を行
い、通信網管理局のコモンシグナリングチャネルを通し
て別の海岸地球局との間で船舶地球局が通信中であるこ
との通知を受信したときに、国際関門局に対して船舶地
球局の通信中の通知信号を返送しているので、船舶地球
局が通信中の間は、国際関門局からのファクシミリ通信
要求の再発呼がある度に海岸地球局はファクシミリ通信
の接続を行えない無効なファクシミリ通信の回線割当て
要求を通信網管理局へ行う。したがって、通信網管理局
からのコモンシグナリングチャネルを通して別の海岸地
球局との間で船舶地球局が通信中である信号を受信して
船舶地球局が通信中である旨の通知信号の返送が繰り返
され、通信網管理局のコモンシグナリングチャネルと、
海岸地球局と国際関門局との間の国際回線の有効利用度
が低下するという問題点があった。
シミリ通信の相手の船舶地球局への回線割当て要求を行
い、通信網管理局のコモンシグナリングチャネルを通し
て別の海岸地球局との間で船舶地球局が通信中であるこ
との通知を受信したときに、国際関門局に対して船舶地
球局の通信中の通知信号を返送しているので、船舶地球
局が通信中の間は、国際関門局からのファクシミリ通信
要求の再発呼がある度に海岸地球局はファクシミリ通信
の接続を行えない無効なファクシミリ通信の回線割当て
要求を通信網管理局へ行う。したがって、通信網管理局
からのコモンシグナリングチャネルを通して別の海岸地
球局との間で船舶地球局が通信中である信号を受信して
船舶地球局が通信中である旨の通知信号の返送が繰り返
され、通信網管理局のコモンシグナリングチャネルと、
海岸地球局と国際関門局との間の国際回線の有効利用度
が低下するという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、国際海事衛星通信システ
ムにおいて国際関門局からのファクシミリ通信のメッセ
ージを再発呼することなく確実に宛先の船舶地球局に送
信することができるファクシミリ蓄積通信方式を提供す
ることにある。
ムにおいて国際関門局からのファクシミリ通信のメッセ
ージを再発呼することなく確実に宛先の船舶地球局に送
信することができるファクシミリ蓄積通信方式を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、国際海
事衛星通信の国際関門局からのファクシミリ通信制御を
行う海岸地球局と、船舶地球局と、通信網管理局と、海
事衛星とを備え、前記海岸地球局は前記国際関門局から
の前記ファクシミリ通信のメッセージを蓄積する蓄積手
段と、前記通信網管理局からの宛先の前記船舶地球局の
空き通知信号を識別する識別手段と、前記通信網管理局
が前記海岸地球局からの回線設定要求に応じて前記海岸
地球局と前記船舶地球局との間のファクシミリ通信回線
を設定したとき前記蓄積手段内の蓄積ファクシミリメッ
セージを送信する送信手段とを有するファクシミリ蓄積
通信方式において、前記海岸地球局が前記国際関門局か
らのファクシミリ通信要求に対して自局が前記船舶地球
局と通信中のときまたは前記通信網管理局にファクシミ
リ通信の衛星回線割当て要求を行ったときに前記通信網
管理局からコモンシグナリングチャネルを通して前記船
舶地球局が別の海岸地球局と通信中である旨の通知を受
信したとき前記国際関門局からの前記ファクシミリ通信
のメッセージを前記蓄積手段に蓄積した後、前記識別手
段は前記コモンシグナリングチャネルを通して前記通信
網管理局からの前記船舶地球局の空き通知信号を識別し
て前記海岸地球局からファクシミリ通信の回線割当て要
求を前記通信網管理局に行い、前記通信網管理局からの
ファクシミリ通信の回線割当てに従って前記船舶地球局
との間にファクシミリ通信回線が設定されたとき前記送
信手段は前記蓄積手段に蓄積されている前記ファクシミ
リ通信のメッセージを前記船舶地球局に自動送信するこ
とを特徴とするファクシミリ蓄積通信方式が得られる。
事衛星通信の国際関門局からのファクシミリ通信制御を
行う海岸地球局と、船舶地球局と、通信網管理局と、海
事衛星とを備え、前記海岸地球局は前記国際関門局から
の前記ファクシミリ通信のメッセージを蓄積する蓄積手
段と、前記通信網管理局からの宛先の前記船舶地球局の
空き通知信号を識別する識別手段と、前記通信網管理局
が前記海岸地球局からの回線設定要求に応じて前記海岸
地球局と前記船舶地球局との間のファクシミリ通信回線
を設定したとき前記蓄積手段内の蓄積ファクシミリメッ
セージを送信する送信手段とを有するファクシミリ蓄積
通信方式において、前記海岸地球局が前記国際関門局か
らのファクシミリ通信要求に対して自局が前記船舶地球
局と通信中のときまたは前記通信網管理局にファクシミ
リ通信の衛星回線割当て要求を行ったときに前記通信網
管理局からコモンシグナリングチャネルを通して前記船
舶地球局が別の海岸地球局と通信中である旨の通知を受
信したとき前記国際関門局からの前記ファクシミリ通信
のメッセージを前記蓄積手段に蓄積した後、前記識別手
段は前記コモンシグナリングチャネルを通して前記通信
網管理局からの前記船舶地球局の空き通知信号を識別し
て前記海岸地球局からファクシミリ通信の回線割当て要
求を前記通信網管理局に行い、前記通信網管理局からの
ファクシミリ通信の回線割当てに従って前記船舶地球局
との間にファクシミリ通信回線が設定されたとき前記送
信手段は前記蓄積手段に蓄積されている前記ファクシミ
リ通信のメッセージを前記船舶地球局に自動送信するこ
とを特徴とするファクシミリ蓄積通信方式が得られる。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0013】図1は本発明のファクシミリ蓄積通信方式
の一実施例を示す国際海事衛星通信システムのシステム
ブロック図である。
の一実施例を示す国際海事衛星通信システムのシステム
ブロック図である。
【0014】図1を参照すると、本実施例の国際海事衛
星通信システムはファクシミリ通信制御機能を有する海
岸地球局1と、他の海岸地球局2と、通信網管理局3
と、海事衛星4と、海岸地球局1と接続された国際関門
局5と、船舶地球局6とで構成されている。
星通信システムはファクシミリ通信制御機能を有する海
岸地球局1と、他の海岸地球局2と、通信網管理局3
と、海事衛星4と、海岸地球局1と接続された国際関門
局5と、船舶地球局6とで構成されている。
【0015】海岸地球局1は国際関門局5から受信した
ファクシミリメッセージを蓄積するファクシミリメッセ
ージ蓄積部11と、通信網管理局3からコモンシグナリ
ングチャネル7,海事衛星4およびコモンシグナリング
チャネル7aを通して送られてくる蓄積中のファクシミ
リメッセージの宛先の船舶地球局空き通知信号を識別す
る識別部13と、ファクシミリメッセージ蓄積部11に
蓄積されているファクシミリメッセージを通話級チャネ
ル9,海事衛星4および通話級チャネル9aを通して船
舶地球局6に送信する蓄積ファクシミリメッセージ送信
部12と、識別部13の識別結果に応じてファクシミリ
メッセージの蓄積制御および自動送信制御をプログラム
処理する制御部14とを備えている。
ファクシミリメッセージを蓄積するファクシミリメッセ
ージ蓄積部11と、通信網管理局3からコモンシグナリ
ングチャネル7,海事衛星4およびコモンシグナリング
チャネル7aを通して送られてくる蓄積中のファクシミ
リメッセージの宛先の船舶地球局空き通知信号を識別す
る識別部13と、ファクシミリメッセージ蓄積部11に
蓄積されているファクシミリメッセージを通話級チャネ
ル9,海事衛星4および通話級チャネル9aを通して船
舶地球局6に送信する蓄積ファクシミリメッセージ送信
部12と、識別部13の識別結果に応じてファクシミリ
メッセージの蓄積制御および自動送信制御をプログラム
処理する制御部14とを備えている。
【0016】次に、本実施例の動作について説明する。
【0017】海岸地球局1は国際関門局5からファクシ
ミリ通信要求を受けたとき、既に自海岸地球局1で船舶
地球局6と通信中の場合または海岸地球局1からオウン
シグナリングチャネル8,海事衛星4およびオウンシグ
ナリングチャネル8aを通して通信網管理局3に出され
た宛先の船舶地球局6への回線割当て要求に応じて通信
網管理局3からコモンシグナリングチャネル7,海事衛
星4およびコモンシグナリングチャネル7aを通して宛
先の船舶地球局6が他の海岸地球局2との間で通信中で
あることを示す通信中通知信号を受信した場合には、識
別部13がこれを識別し、制御部14はファクシミリメ
ッセージ蓄積部11に指示して国際関門局5からのファ
クシミリメッセージを蓄積させる。
ミリ通信要求を受けたとき、既に自海岸地球局1で船舶
地球局6と通信中の場合または海岸地球局1からオウン
シグナリングチャネル8,海事衛星4およびオウンシグ
ナリングチャネル8aを通して通信網管理局3に出され
た宛先の船舶地球局6への回線割当て要求に応じて通信
網管理局3からコモンシグナリングチャネル7,海事衛
星4およびコモンシグナリングチャネル7aを通して宛
先の船舶地球局6が他の海岸地球局2との間で通信中で
あることを示す通信中通知信号を受信した場合には、識
別部13がこれを識別し、制御部14はファクシミリメ
ッセージ蓄積部11に指示して国際関門局5からのファ
クシミリメッセージを蓄積させる。
【0018】その後、海岸地球局1が通信網管理局3か
らコモンシグナリングチャネル7,海事衛星4およびコ
モンシグナリングチャネル7aを通して船舶地球局6の
空きを示す空き通知信号を受信すると、識別部13はこ
れを識別して船舶地球局6の空きを確認し、オウンシグ
ナリングチャネル8,海事衛星4およびオウンシグナリ
ングチャネル8aを通して通信網管理局3にファクシミ
リ通信の回線割当て要求信号を送信する。
らコモンシグナリングチャネル7,海事衛星4およびコ
モンシグナリングチャネル7aを通して船舶地球局6の
空きを示す空き通知信号を受信すると、識別部13はこ
れを識別して船舶地球局6の空きを確認し、オウンシグ
ナリングチャネル8,海事衛星4およびオウンシグナリ
ングチャネル8aを通して通信網管理局3にファクシミ
リ通信の回線割当て要求信号を送信する。
【0019】通信網管理局3ではこの回線割当て要求信
号に応じて海岸地球局1から海事衛星4を通して船舶地
球局6に至るファクシミリ通信回線(通話級チャネル
9,9a)を設定する。そして、海岸地球局1の蓄積フ
ァクシミリメッセージ送信部12は制御部14からの指
示に従ってファクシミリメッセージ蓄積部11からファ
クシミリメッセージを読み出して上記の設定された通話
級チャネル9,海事衛星4および通話級チャネル9aを
通して船舶地球局6に自動的に送信する。
号に応じて海岸地球局1から海事衛星4を通して船舶地
球局6に至るファクシミリ通信回線(通話級チャネル
9,9a)を設定する。そして、海岸地球局1の蓄積フ
ァクシミリメッセージ送信部12は制御部14からの指
示に従ってファクシミリメッセージ蓄積部11からファ
クシミリメッセージを読み出して上記の設定された通話
級チャネル9,海事衛星4および通話級チャネル9aを
通して船舶地球局6に自動的に送信する。
【0020】この構成を採る本実施例によれば、宛先の
船舶地球局6が通信中の期間は国際関門局5からのファ
クシミリメッセージを海岸地球局1で蓄積しておき、船
舶地球局6が空きになってからこのファクシミリメッセ
ージを船舶地球局6に送信するので、国際関門局5が国
際回線を通して海岸地球局1に船舶地球局6宛の再発呼
をする必要がなくなる。
船舶地球局6が通信中の期間は国際関門局5からのファ
クシミリメッセージを海岸地球局1で蓄積しておき、船
舶地球局6が空きになってからこのファクシミリメッセ
ージを船舶地球局6に送信するので、国際関門局5が国
際回線を通して海岸地球局1に船舶地球局6宛の再発呼
をする必要がなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、国際関門
局からこれとインタフェースする海岸地球局に宛先の船
舶地球局へのファクシミリ通信要求を行ったときにこの
船舶地球局が通信中であれば、海岸地球局ではファクシ
ミリメッセージを蓄積し、宛先の船舶地球局が空きにな
ったとき通信網管理局に回線設定を要求し、この回線が
設定されたとき蓄積しておいたファクシミリメッセージ
を宛先の船舶地球局へ自動送信することにより、国際関
門局は再発呼する必要がなくなり、また発信側の海岸地
球局は通信網管理局に設定できない回線の無駄な設定を
要求することがなくなるので、通信網管理局およびコモ
ンシグナリングチャネルの負荷が減少するという効果を
有する。
局からこれとインタフェースする海岸地球局に宛先の船
舶地球局へのファクシミリ通信要求を行ったときにこの
船舶地球局が通信中であれば、海岸地球局ではファクシ
ミリメッセージを蓄積し、宛先の船舶地球局が空きにな
ったとき通信網管理局に回線設定を要求し、この回線が
設定されたとき蓄積しておいたファクシミリメッセージ
を宛先の船舶地球局へ自動送信することにより、国際関
門局は再発呼する必要がなくなり、また発信側の海岸地
球局は通信網管理局に設定できない回線の無駄な設定を
要求することがなくなるので、通信網管理局およびコモ
ンシグナリングチャネルの負荷が減少するという効果を
有する。
【0022】また、国際海事衛星通信システムの衛星回
線および国際関門局から海岸地球局までの国際回線の有
効利用を図ることができるという効果を有する。
線および国際関門局から海岸地球局までの国際回線の有
効利用を図ることができるという効果を有する。
【図1】本発明のファクシミリ蓄積通信方式の一実施例
を示す国際海事衛星通信システムのシステムブロック図
である。
を示す国際海事衛星通信システムのシステムブロック図
である。
1,2 海岸地球局 3 通信網管理局 4 海事衛星 5 国際関門局 6 船舶地球局 7,7a コモンシグナリングチャネル 8,8a オウンシグナリングチャネル 9,9a 通話級チャネル 11 ファクシミリメッセージ蓄積部 12 蓄積ファクシミリメッセージ送信部 13 識別部 14 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/21 H04N 1/00 - 1/00 108
Claims (1)
- 【請求項1】 国際海事衛星通信の国際関門局からのフ
ァクシミリ通信制御を行う海岸地球局と、船舶地球局
と、通信網管理局と、海事衛星とを備え、前記海岸地球
局は前記国際関門局からの前記ファクシミリ通信のメッ
セージを蓄積する蓄積手段と、前記通信網管理局からの
宛先の前記船舶地球局の空き通知信号を識別する識別手
段と、前記通信網管理局が前記海岸地球局からの回線設
定要求に応じて前記海岸地球局と前記船舶地球局との間
のファクシミリ通信回線を設定したとき前記蓄積手段内
の蓄積ファクシミリメッセージを送信する送信手段とを
有するファクシミリ蓄積通信方式において、 前記海岸地球局が前記国際関門局からのファクシミリ通
信要求に対して自局が前記船舶地球局と通信中のときま
たは前記通信網管理局にファクシミリ通信の衛星回線割
当て要求を行ったときに前記通信網管理局からコモンシ
グナリングチャネルを通して前記船舶地球局が別の海岸
地球局と通信中である旨の通知を受信したとき前記国際
関門局からの前記ファクシミリ通信のメッセージを前記
蓄積手段に蓄積した後、前記識別手段は前記コモンシグ
ナリングチャネルを通して前記通信網管理局からの前記
船舶地球局の空き通知信号を識別して前記海岸地球局か
らファクシミリ通信の回線割当て要求を前記通信網管理
局に行い、前記通信網管理局からのファクシミリ通信の
回線割当てに従って前記船舶地球局との間にファクシミ
リ通信回線が設定されたとき前記送信手段は前記蓄積手
段に蓄積されている前記ファクシミリ通信のメッセージ
を前記船舶地球局に自動送信することを 特徴とするファ
クシミリ蓄積通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6008053A JP2968683B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | ファクシミリ蓄積通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6008053A JP2968683B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | ファクシミリ蓄積通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221947A JPH07221947A (ja) | 1995-08-18 |
JP2968683B2 true JP2968683B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=11682599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6008053A Expired - Fee Related JP2968683B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | ファクシミリ蓄積通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968683B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3641582B2 (ja) | 2000-10-27 | 2005-04-20 | 日本無線株式会社 | Ais用adeユニット |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP6008053A patent/JP2968683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07221947A (ja) | 1995-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990721 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
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