JP2967883B2 - 自動現像機用フイルム供給装置 - Google Patents

自動現像機用フイルム供給装置

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JP2967883B2
JP2967883B2 JP2192077A JP19207790A JP2967883B2 JP 2967883 B2 JP2967883 B2 JP 2967883B2 JP 2192077 A JP2192077 A JP 2192077A JP 19207790 A JP19207790 A JP 19207790A JP 2967883 B2 JP2967883 B2 JP 2967883B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通常給電回路からの通常給電によってフイ
ルムを自動的に搬送して処理する自動現像機へパトロー
ネに収容されたフイルムを引き出して供給する自動現像
機用フイルム供給装置に関する。
〔従来技術〕
自動現像機は、パトローネを所定位置へ装填し、この
パトローネから引き出されるフイルムの先端をリーダへ
貼付けるようにしている。リーダには、複数の孔が所定
間隔で設けられており。この孔がスプロケツトと噛み合
って搬送されることにより、フイルムが順次パトローネ
から引き出され搬送される構成となっている。
リーダ及びフイルムは、現像槽、定着槽、水洗槽等の
各処理槽へ順次浸漬され、その後乾燥室で乾燥処理がな
された後取り出される。ここで、パトローネに層状に巻
き取られているフイルムの後端は、パトローネ内の巻取
軸(スプール)へ貼付けられている。このため、フイル
ムがパトローネから全て引き出される直前でフイルムが
緊張されることになる。自動現像機では、この緊張状態
をリミツトスイツチ等のセンサによって検知すること
で、フイルム後端を検出し、カツタを作動させフイルム
の後端部近傍を切断するようにしている。
ところで、上記自動現像機の電源は、一般家庭と同様
に電力会社からの電力とされている。このため、停電が
あった場合は、駆動系は停止されフイルムが各処理槽へ
浸漬された状態となる。このような場合は、手動ハンド
ルによってフイルムを搬送して取り出すようにしている
が、前記カツタによるフイルム後端の切断以前では、カ
ツタも手動で作動させなければならず、一人の作業員で
行う作業としては煩雑となる。
このため、自動現像機内に停電時補償用のバツテリを
搭載しておき、停電時にはカツタをこのバツテリによっ
て作動させることが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、電池や蓄電池を搭載すると装置自体が
大型となり、比較的小型で一般写真店等で使用される所
謂ミニラボにおいては適さない。また、蓄電池内の蒸留
水のメンテナンスが必要となり、メンテナンス作業性が
煩雑となる。さらに、電池や蓄電池は使用、不使用に拘
らず定期的に交換が必要であり、維持費が高い等の不具
合が生じる。
さらに、電池や蓄電池を搭載すると、メンテナンス作
業時に感電等の事故を起こさないために電池や蓄電池の
配線を外す必要が生じるという問題点も生じる。
本発明は上記事実を考慮し、装置を大型とするとがな
く、経済的でメンテナンス性を向上することができる自
動現像機用フイルム供給装置を得ることが目的である。
また、上記目的に加えメンテナンス時に感電等の事故
が発生することがない自動現像機用フイルム供給装置を
得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)に記載の発明は、第1図(A)に示され
る如く、通常給電回路Aからの通常給電によってフイル
ムを自動的に搬送して処理する自動現像機へパトローネ
に収容されたフイルムを引き出して供給する自動現像機
用フイルム供給装置であって、フイルム後端を検出する
検出手段Bと、フイルムを切断するカツタCを作動させ
る作動手段Dと、前記検出手段Bでフイルム後端が検出
された時点で作動手段Dを作動させる制御手段Eと、前
記通常給電によって充電されるコンデンサを備え、前記
コンデンサの放電により前記作動手段をバックアップす
る充電器回路Fと、前記通常給電が遮断された場合に前
記通常給電回路Aから充電器回路Fへ切り換える切換手
段Gと、を有している。
請求項(2)に記載の発明は、前記充電器回路Fのコ
ンデンサに充電された電力を放電させる放電回路Hと、
前記給電遮断時以外に放電回路を作動させるトリガ部I
と、を備えていることを特徴としている。
〔作用〕
請求項(1)に記載の発明によれば、通常給電回路A
が給電状態のときに充電器回路Fのコンデンサへ充電し
ておく。ここで、通常給電回路Aが停電等給電遮断状態
となった場合に、切換手段Gを作動させ、作動手段D及
び制御手段Eへの給電を通常給電回路Aから充電器回路
Fへ切り換える。これにより、検出手段Bでフイルム後
端を検出し、制御手段Eで作動手段Dを作動させる場合
に、充電器回路Fから給電されるのでカツタCを通常通
り作動させることができる。
請求項(2)に記載の発明によれば、給電遮断時以外
のときに、前記コンデンサに充電されている電力をトリ
ガ部Iの作用により放電回路Hを作動で放電させること
ができる。
ここで、給電遮断時以外として、トリガ部Iのトリガ
を自動現像機のメンテナンス時に開放される開閉蓋が開
放されたことを検出する開閉検出センサからの出力信号
とすれば、メンテナンス時に充電器回路周りの作業で感
電する恐れは全くない。
また、トリガ部Iのトリガを充電器回路を被覆するカ
バーに設けられた蓋体が開放されたことを検出する開閉
検出センサの出力信号とすれば、充電器回路周りのメン
テナンス時のみコンデンサに充電された電力を放電させ
ることができ、充電回数を減少させることができる。
さらに、トリガ部Iのトリガを手動で操作可能な操作
部の操作で出力される信号としてもよく、これによれ
ば、作業員の判断で放電が必要か不必要かを判断し、放
電させることができる。
〔実施例〕
第2図には本実施例に係る自動現像機10が示されてい
る。この自動現像装置10では、その外側がフレーム12に
よって被覆され、外部の光が遮断されているようになっ
ている。
フレーム12には、上下方向に延びる複数の槽14、16、
18、20、22、24、26が整列状態で内装され、立壁28によ
って仕切られている。槽14には現像液、槽16には漂白
液、槽18には定着液、槽20、22には水洗水、槽24には安
定液がそれぞれ充填され、槽26の下方にはヒータ30とフ
アン32が配置されて上方へ温風が送られるようになって
いる。
また、各槽14〜26の下方と、2つの槽の境界壁上には
ガイドローラ34が設けられている。さらに、各槽14〜26
には上下にスプロケツト36が設置され、上下のスプロケ
ツト36(槽14のスプロケツトのみ示してある)に無端の
ベルト38が各々懸架されている。上方の各スプロケツト
36にはその回転軸に歯車36Aが取付けられており、横方
向に一体のチエーン37が懸架されている。また、このチ
エーン37は、後述する搬送ローラ66及び装置最下流側の
搬送ローラ41へも巻掛けられている。さらに、このチエ
ーン37は、フレーム12の第2図左側端部に設置されたモ
ータ39の回転軸に取付けられた歯車39Aへ巻き掛けられ
ており、このモータ39の駆動によりチエーン37が作動す
るようになっている。従って、モータ39が作動するとそ
の駆動力はチエーン37、スプロケツト36、ベルト38へと
伝達される。
また、第2図最左側にあるスプロケツト36、すなわ
ち、現像槽14に設置されているスプロケツト36の軸に
は、図示しないハンドルが係合可能な矩形孔36Bが設け
られている。従って、この矩形孔36Bへハンドルを係合
し、ハンドルを操作することにより、手動によってチエ
ーン37を作動させることができる。
フイルム40は、第3図に示すようにスプール42へ巻き
取られた状態でパトローネ44へ収容されている。この実
施例では、スプール42から引き出された2本のフイルム
40の先端が1枚のリーダ46へ固着されている。リーダ46
はフイルム40よりもやや剛性の高い可撓性剛性樹脂シー
トで、中央の長手方向に沿って複数の角孔48を有してい
る。このため、これらの角孔48が、ベルト38の外面に設
けられた複数の突起50へ嵌合することにより2本のフイ
ルム40が同時に搬送されるようになっている。
従って、後述するフイルム供給機構52から送り出され
たリーダ46及びフイルム40は、第2図に1点鎖線で示す
ルートに沿って各槽14〜26内を通過し、詳細は示してい
ないが、各フイルム40はリーダ46に連結された状態でフ
イルム集積装置52のフツクへ順次吊下げられるようにな
っている。
フイルム供給機構52はフレーム12上方入口側(第2図
左方)に設置され、その上方が開閉可能なカバー54によ
って被覆されている。フレーム12内にはベースプレート
56がフイルム40の搬送方向に沿って延設され、ベースプ
レート56上にはアングル形状のフイルム用の受台58が設
置されている。この受台58は、長手方向に敷設されたレ
ール60に沿ってスライド可能となっており、通常は圧縮
コイルばね62によって入口方向(第4図左方)に付勢さ
れている、従って、2方のフイルム40の先端をリーダ46
に連結した状態で各パトローネ44を受台58へ載置し、リ
ーダ46を搬送ローラ64、66間へ挿入すれば、各フイルム
40は同時に矢印方向へ搬送されることとなる。上方の搬
送ローラ64はカバー54側に軸支され、カバー54を開ける
と両搬送ローラ64、66は離間するようになっている。ま
た、カバー54によって閉止される開口部には、制御装置
68(第2図参照)に接続されたリミツトスイツチ70が取
付けられ、カバー54の開閉状態を検出している。ここ
で、カバー54が開放された状態で、リミツトスイツチ70
はオンとされる。
受台58と搬送ローラ64、66間には、カツタ72が設置さ
れ、このカツタ72が薄刃形状で第5図に示すようにその
基端部がピン74を介して支台76に軸支されている。ま
た、支台76の外面にはピン78が植設され、カツタ72とピ
ン78との間にねじりコイルばね80が設けられてカツタ72
を第5図下方へ旋回付勢している。
カツタ72の先端下面には、支台76の長孔82から突出し
た作動ピン84が当接している。この作動ピン84は支台76
内に設置されたソレノイド86(第4図参照)によって長
孔82内の上下動するようになっている。なお、ソレノイ
ド86は、制御装置68に接続されている。ここで、作動ピ
ン84が上方へ移動すると、カツタ72はねじりコイルばね
80の付勢力に抗してフイルム40を切断する方向(第5図
上方)へ旋回する。説明の都合上、第5図における2つ
のカツタ72は左側が切断前、右側が切断後を示してある
が、双方のフイルムの長さが同じ場合には両カツタ72は
同時に作動する。
ベースプレート56には、第4図に示すようにリミツト
スイツチ88が配置され、その接触子88Aが受台58の前端
面に対応している。このリミツトスイツチ88は、制御装
置68に接続されており、ソレノイド86を作動させる時期
を定めるようになっている。一方、フイルム40の全量が
パトローネ44から引き出されると、フイルム40の引出力
はパトローネ及び受台58に伝達され、受台58自体が圧縮
コイルばね62の付勢力に抗してフイルム送り方向へ移動
する。
従って、パトローネ44のフイルム引出しが完了する
と、受台58は前進してリミツトスイツチ88の接触子88A
を押圧し、制御装置68へカツタ作動のためのハイレベル
信号(オン信号)を送る。すなわち、フイルム40の引出
完了を(フイルムの後端に至ったことを)リミツトスイ
ツチ88が検出すると、カツタ72がフイルム40の後端をパ
トローネ44から切り離すようになっている。切り離され
たフイルム40はリーダ46と共に各現像ラインへ送られる
こととなる。
第6図には、制御装置68の一部を構成するカツタ72の
作動のための回路図が示されている。
本実施例の制御装置68へ入力される電源回路は、一般
家庭用と同様の交流100Vを電源100として適用するため
の通常給電回路102と停電等前記通常給電が遮断された
場合に適用される充電器回路104とで構成されている。
通常給電に適用される電源100は、電力会社からの給
電を直接又は所定の変圧を行って使用しており、その一
方の電源線106と他方の電源線108との間には、切換手段
を構成するリレーK1の両端がそれぞれ接続されている。
このリレーK1は、その一次側スイツチが前記交流電源10
0が給電状態の場合にオンとされ、停電等給電遮断状態
の場合にオフされる。この一次側スイツチのオン状態で
は、二次側のスイツチであるスイツチK1-1、K1-2はオン
とされ、スイツチK1-3はオフとされる。
電源線106、108は、それぞれスイツチ110、112が介在
されて延長されている。これらのスイツチ110、112は連
動されて作動するようになっており、メインスイツチと
しての役目を有している。
一方の電源線106のスイツチ110の一端は、ヒユーズ11
4の一端へ接続され、ヒユーズ114の他端は分岐されてい
る。分岐線116は、前記二次側スイツチK1-1の一端に接
続されている。二次側スイツチK1-1の他端は、フイルム
供給機構10の開口部近傍に設けられたリミツトスイツチ
70の一端へ接続されている。リミツトスイツチ70の他端
は、前記受台58の移動でオン・オフされるリミツトスイ
ツチ88の一端へ接続され、このリミツトスイツチ88の他
端は、並設されたカツタ72の一方を作動させるためのソ
レノイド86の一端へ接続され、ソレノイド86の他端は、
他方の電源線108へ接続されている。このため、ソレノ
イド86は、二次側スイツチK1-1、リミツトスイツチ70、
88のそれぞれがオンとされた場合に作動される。
また、一方の電源線106は、二次側スイツチK1-2の一
端へも接続されている。この二次側スイツチK1-2の他端
は、ダイオード118のアノード側へ接続され、カソード
側は抵抗120を介して充電器を構成するコンデンサ122の
一端へ接続されている。また、コンデンサ122の他端
は、他方の電源線108は接続されており、これにより、
コンデンサ122へは、交流電源100からの給電中にダイオ
ード118で整流された半波分が充電される構成となって
いる。
ここで、前記二次側スイツチK1-1とリミツトスイツチ
70との間と、抵抗120とコンデンサ122との間は、二次側
スイツチK1-2を介して接続されており、二次側スイツチ
K1-3がオンされると(リレーK1のオフ状態)、リミツト
スイツチ70、88のオンを条件にコンデンサ122に充電さ
れた電力がソレノイド86へ流れる構成となっている。
さらに、抵抗120とコンデンサ122との間には、コンデ
ンサ放電用スイツチ124の一端が接続されている。この
コンデンサ放電用スイツチ124の他端は抵抗126を介して
他方の電源線108へ接続されている。このため、コンデ
ンサ放電用スイツチ124がオンされると、コンデンサ122
に充電されていた電力が抵抗126によって消費され、放
電される構成となっている。
電源線106、108はそれぞれさらに延長されて、並設さ
れた2本のカツタ72の他方を作動させるためのソレノイ
ド86への回路を構成している。なお、この回路は、前記
一方のカツタ72を作動させるための回路と同一であるの
で、その接続構成の説明は省略する。
以下に本実施例の作用を説明する。
まず、通常のフイルムの処理手順について説明する。
最初に2本のフイルム40の先端をパトローネ44から引
出し、第3図に示すようにリーダ46の後端へ固着する。
次に、第4図におけるフイルム供給機構52上方のカバー
54を開放して各パトローネ44を受台58上にセツトし、リ
ーダ46を搬送ローラ66上に載置する。
この状態で作業員がカバー54を閉鎖すると、リーダ46
は両搬送ローラ64、66間に挟持される。
次いで、作業員が所定のスタートボタンを操作する
と、搬送ローラ64、66が回転してリーダ46及び各フイル
ム40を第4図矢印方向へ搬送する。
フイルム40の全量がパトローネ44内のスプール42から
巻き出され後端に到達すると、パトローネ44及び受台58
が圧縮コイルばね62の付勢力に抗してカツタ72側へと移
動する。
受台58が前方へ所定距離だけ移動すると、その前面が
リミツトスイツチ88の接触子88Aを押圧する。これによ
り、制御装置68では、ソレノイド86を作動させ、作動ピ
ン84を上方へ瞬間的に移動させ、第5図に示すようにカ
ツタ72がフイルムの末端をパトローネ44(正確にはスプ
ール42)から切り離すこととなる。
フイルム40を完全に切断した後には、カツタ72はねじ
りコイルばね80の付勢力によって第5図に示される元の
位置に復帰する。一方、パトローネ44及び受台58も、圧
縮コイルばね62の付勢力によって元の位置まで押し戻さ
れる。
フイルム供給機構52によって現像ラインへ送り込まれ
たフイルム40は、第2図に1点鎖線で示すように各槽14
〜26へ浸漬される。概説すると槽14において波食現像処
理が行われた後、槽16では漂白液によってフイルム40上
の銀画像が漂白(再ハロゲン化処理)され、次いで槽18
において定着液により画像面のハロゲン化銀が水溶性銀
塩にされる。
この後、フイルム40は槽20、22において2段階に水洗
されて変色や汚染の防止処理が施され、続いて、槽24に
おいてフオルマリン水により色素像の褐色防止のため安
定処理される。最後に槽26でヒータ30及びフアン32によ
り乾燥され、全処理工程を終えた現像フイルム40はリー
ダ46と共に排出され、吊下げられて保持される。
以上が通常の現像処理工程であるが、フイルム40及び
リーダ46を搬送する搬送系、フイルム40の後端を切断す
るカツタ72の駆動系(ソレノイド86)、ヒータ30及びフ
アン32の作動のための電源、また、説明は省略したが、
各槽の処理液を適温に加熱、保温するための電源は、全
て電力会社からの通常交流電源から給電されている。こ
のため、停電等が生じた場合は全ての系への給電が遮断
され、このまま放置すると、自動現像機10内に停滞して
いるフイルム40の仕上がり状態に支障をきたすため、手
動によって現像機内のフイルムを取り出す必要がある。
このような場合、リーダ46やフイルム40を搬送するため
の駆動系の軸、例えば、搬送ローラ66の軸に設けられた
矩形孔66Bにハンドル等を係合させて手動で回転させれ
ば、チエーン37を駆動させてフイルム40を順次送り出す
ことができるが、フイルム40の後端がパトローネ44から
切り離されていない状態では、上記ハンドル操作と共に
パトローネ44装填位置の近くに設けられているカツタ72
の作動も行わなければならない。このため、本実施例で
はカツタ72の作動を充電器回路102から給電し、リミツ
トスイツチ88によるフイルム40の後端検出で、自動的に
カツトするようにしている。以下に電源切換の作用につ
いて説明する。
第6図に示される如く、交流電源100が給電されてい
る場合は、リレーK1の一次側スイツチがオンとされてい
るので、二次側スイツチK1-1、K1-2はオンとされ、二次
側スイツチK1-3がオフとされているので、カツタ72を作
動させるためのソレノイド86は、リミツトスイツチ70、
88が共にオンされたときに作動される。また、このと
き、コンデンサ122には、二次側スイツチK1-2がオンさ
れているので充電が行われる。なお、二次側スイツチK
1-3及びリミツトスイツチ124が共にオフとされているの
で、このコンデンサ122は放電はされず保持される。
ここで、メンテナンス時にカバー54が開放されると、
リミツトスイツチ70がオンとされるため、コンデンサ12
2と抵抗126とが介在された閉ループによって回路が形成
される。このため、コンデンサ122に蓄積された電力が
抵抗126によって消費されて放電し、メンテナンス時に
は、感電等が起こることがない。なお、抵抗126とし
て、ランプやブザー等を用いて放電中であることを作業
員に報知するようにしてもよい。
交流電源が停電等給電が遮断された場合、リレーK1
一次側スイツチがオフとされる。このため、二次側スイ
ツチK1-1、K1-2がオフとされ、二次側スイツチK1-3がオ
ンとされる。これにより、コンデンサ122、リミツトス
イツチ70、88及びソレノイド86を含む回路が形成され、
リミツトスイツチ70、88のオン状態で第6図矢印IEで示
すように電流が流れ、ソレノイド86へ給電することがで
きる。このため、ハンドル操作によってフイルム40を引
き出して、所定の張力が生じると、リミツトスイツチ88
がオンとなり、コンデンサ122によってソレノイド86が
作動され、作業員が手動で行わなくてもフイルム40の後
端を切断することができる。
本実施例によれば、停電補償用の電池や蓄電池を現像
機へ搭載する必要がなく、コンデンサ122の充電によっ
て停電時の補償を行うので、装置自体が大型化すること
がなく、所謂ミニラボの配置スペースを拡大するような
ことはない。また、蓄電池を搭載した際の蒸留水の補給
等のメンテナンスが不要である。
また、カバー54を開放した際には、コンデンサ122を
放電させるようにしたので、メンテナンス時にコンデン
サ122回路周りに作業員が手を延ばして作業しても、感
電の恐れは全くない。
なお、本実施例では、感電防止のための放電時期を定
めるリミツトスイツチ70をカバー54の開閉によってオン
・オフさせるようにしたが、コンデンサ122を含む、充
電器回路102のカバーの開閉蓋の開閉を検出するように
リミツトスイツチ70を取付けてもよい。また、フレーム
12の外側へ放電ボタンを設け、メンテナンス時に手動に
より放電させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る自動現像機用フイルム
供給装置は、経費がかかり、保守に不便な電池や蓄電池
を用いずに、経費がかからずにメンテナンス性を向上す
ることができるという優れた効果を有する。
また、上記効果に加え、メンテナンス時に感電等の事
故が発生することがないという安全性に優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)はクレーム対応図、第2図は本
実施例に係る自動現像機の概略構成図、第3図はリーダ
とフイルムとの連結状態を示す平面図、第4図はフイル
ム供給機構部の側面断面図、第5図は第4図V−V線断
面図、第6図はカツタへ給電するための給電回路図であ
る。 10……自動現像機、 40……フイルム、 44……パトローネ、 58……受台、 68……制御装置、 70……リミツトスイツチ、 72……カツタ、 86……ソレノイド、 88……リミツトスイツチ、 100……交流電源、 102……通常給電回路、 104……充電器回路、 122……コンデンサ、 K1……リレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大友 武夫 東京都豊島区池袋3丁目71番11号 株式 会社大友製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−79253(JP,A) 特開 昭49−78541(JP,A) 特開 昭58−66958(JP,A) 特開 昭55−72223(JP,A) 特開 昭62−225138(JP,A) 実開 平2−88433(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 13/00 H02J 9/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常給電回路からの通常給電によってフイ
    ルムを自動的に搬送して処理する自動現像機へパトロー
    ネに収容されたフイルムを引き出して供給する自動現像
    機用フイルム供給装置であって、フイルム後端を検出す
    る検出手段と、フイルムを切断するカツタを作動させる
    作動手段と、前記検出手段でフイルム後端が検出された
    時点で作動手段を作動させる制御手段と、前記通常給電
    によって充電されるコンデンサを備え、前記コンデンサ
    の放電により前記作動手段をバックアップする充電器回
    路と、前記通常給電回路が遮断された場合に前記通常給
    電回路から充電器回路へ切り換える切換手段と、を有す
    る自動現像機用フイルム供給装置。
  2. 【請求項2】前記充電器回路のコンデンサに充電された
    電力を放電させる放電回路と、前記給電遮断時以外に放
    電回路を作動させるトリガ部と、を備えていることを特
    徴とする請求項(1)記載の自動現像機用フイルム供給
    装置。
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