JPH09258417A - 自動現像装置 - Google Patents

自動現像装置

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JPH09258417A
JPH09258417A JP6680896A JP6680896A JPH09258417A JP H09258417 A JPH09258417 A JP H09258417A JP 6680896 A JP6680896 A JP 6680896A JP 6680896 A JP6680896 A JP 6680896A JP H09258417 A JPH09258417 A JP H09258417A
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JP
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error
processing
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JP6680896A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yoshizawa
誠一 吉澤
Youko Takekawa
容子 嶽川
Akira Sugiyama
章 杉山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラーに対応して効率よく処理を行う。 【解決手段】 処理部において発生したエラーの種類に
基づいて(102)、エラー種類判断部でオートフィー
ダ部の駆動を制御し(104)、処理部に供給されたシ
ートフィルムを排出用トレイへ搬出可能な駆動継続エラ
ーの場合には、オートフィーダ部の駆動を継続し(10
6)、排出用トレイへ排出不可能な場合にのみ駆動停止
エラーとしてオートフィーダ部の駆動を停止する(10
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動現像装置に関
し、特に現像処理を行う処理部へ感光材料を供給する供
給部を備えた自動現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像が焼き付けられた感光材料は、自動
現像装置等の感光材料処理装置によって現像、定着、水
洗等の処理液処理が行われる。このような自動現像装置
には、感光材料挿入口に自動的に感光材料を処理部へ供
給する供給部(オートフィーダ)が取り付けられている
ものがある。オートフィーダでは挿入用載置部(トレ
イ)に積層されて充填された感光材料が1枚ずつ保持さ
れて引き入れられ、処理液処理部へ自動的に供給されて
処理されるようになっている。
【0003】このようなオートフィーダと処理部とを分
離可能とした装置であっても、両者を結合して使用する
場合には、両者が一連の処理を実行可能にするため、処
理部からのスタート信号によってオートフィーダが駆動
を開始して感光材料の挿入から処理完了まで連続した処
理を開始するようになっている。また、処理部において
何らかのエラーが発生すると処理部での処理に不都合が
生じるため、感光材料を処理部へ供給しないようにオー
トフィーダが処理部への感光材料の供給を停止するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、処理部での全
てのエラーに対してオートフィーダが停止するので、感
光材料の処理が実行可能な軽微なエラーであってもエラ
ーの種類に関係なくオートフィーダが停止し、処理が中
断する。このため、オペレータは処理部でエラーが生じ
た場合には即座にエラーに対する対応をとってこのエラ
ーを解除しないとオートフィーダによる供給を再開する
ことができないという不都合がある。
【0005】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、処理部のエラーが生じた場合でも効率よく対処して
処理を行うことができる自動現像装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動現像
装置は、写真感光材料に対し現像処理を行う処理部と前
記処理部へ感光材料を供給する供給部とを備えた自動現
像装置において、前記処理部において感光材料を搬送す
る駆動手段と、前記処理部において発生したエラーを、
予め設定された感光材料搬送可能エラーと感光材料搬送
不可エラーとを含む複数のエラー種類に判別するエラー
種類判別手段と、前記感光材料搬送可能エラーでは前記
供給部の駆動を継続し、前記感光材料搬送不可エラーで
は駆動を停止する駆動制御手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、エラー種類
判別手段によって処理部においてエラーが発生した場合
にエラーの種類を判断し、駆動制御手段によってエラー
の種類に基づいて供給部の駆動を継続又は停止させるの
で、処理部でのエラーが感光材料搬送可能エラーの場合
には自動現像装置の駆動を継続することができる。これ
によって、軽微な感光材料搬送可能エラーの場合には処
理を中断せずに継続して処理することができ、効率よく
感光材料を処理することができる。
【0008】請求項2記載の自動現像装置は、請求項1
において、前記感光材料搬送不可エラーが、前記処理部
における駆動系エラーであることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、駆動系エラ
ーが予め設定された感光材料搬送不可エラーであるの
で、駆動系エラー例えば、処理液処理部における搬送ロ
ーラ等の駆動不能状態に場合には処理が中断し、これに
以外のエラー例えば補充液、処理液温度等の場合には、
自動現像装置の駆動を停止することなく継続し処理する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1には、本実施の形態に適用した自動現
像装置10の概略構成が示されている。この自動現像装
置10には、箱体状のケーシング14の内部にシート状
の感光材料であるシートフィルム12を搬送しながら複
数の処理液に順次浸漬して処理する処理液処理部16
と、処理液処理部16で処理されたシートフィルム12
を乾燥処理する乾燥部18とから構成される処理部15
が設けられている。
【0012】処理液処理部16内の処理槽20には、現
像液、定着液及び水洗水を各々貯留している現像槽2
2、定着槽24及び水洗槽26が備えられている。各槽
には、複数のローラ対21によってシートフィルム12
の搬送路が形成されている。現像槽22の上流側には、
挿入ラック28が設けられており、挿入ラック28に
は、シートフィルム12を処理液処理部16に引き込む
供給ローラ29が配設されている。
【0013】挿入ラック28の供給ローラ29によって
処理液処理部16内に引き入れられたシートフィルム1
2は、現像槽22、定着槽24及び水洗槽26を通過し
て、各処理液に順次浸漬されて処理されるようになって
いる。
【0014】現像槽22及び定着槽24には温度センサ
34、36が備えられている。温度センサ34、36
は、各槽に所定量で注入された現像液及び定着液の温度
を検知するようになっている。
【0015】乾燥部18は、処理液処理部16より上方
に配設され、内部に千鳥状に配置された多数のローラ群
30によりシートフィルム12を上方へ案内する搬送路
が形成されている。これにより、シートフィルム12は
ローラ群30によって上方へ向けて案内搬送されながら
乾燥されるようになっている。
【0016】乾燥処理されたシートフィルム12は、乾
燥部18の上部から処理液処理部16の上方側へ向けら
れて処理液処理部16の上方の機外へ排出されるように
なっている。
【0017】処理部15のケーシング14には、処理液
処理部16の上面側を覆うように、挿入用トレイ46と
排出用トレイ48が2段に重ねられたフィルム収容部4
4が配置されており、処理されるべきシートフィルム1
2は挿入トレイ46に重ねて装填され、乾燥部18を通
過したシートフィルム12は、上段の排出用トレイ48
に排出される。
【0018】フィルム収容部44は処理液処理部16の
上部に着脱可能に取り付けられており、処理液処理部1
6の蓋の役目を兼ねている。通常、挿入用トレイ46は
排出用トレイ48により覆われているが、排出用トレイ
48を乾燥部18側の端部に設けられたヒンジ47を軸
に回動することにより開放可能となっている。
【0019】自動現像装置10には、処理部15に隣接
して、フィルム収容部44の挿入用トレイ46と処理液
処理部16への挿入口の間に跨がってオートフィーダ部
50が設けられている。フィルム収容部44の挿入用ト
レイ46に収容されたシートフィルム12は先端部がこ
のオートフィーダ部50の内部へ挿入された状態とな
る。
【0020】オートフィーダ部50には、シートフィル
ム12を一枚ずつ持ち上げて移動(枚葉)させる枚葉機
構62と、枚葉機構62により持ち上げられたシートフ
ィルム12をローラ76の駆動力によりU字型に案内搬
送して処理液処理部16へ供給する搬送部54とが配設
されている。
【0021】オートフィーダ部50のハウジング52内
には、挿入用トレイ46に沿って延設され、挿入用トレ
イ46の一方の端部を形成している略L字状のフィルム
止め72が配設され、挿入用トレイ46に積層されたシ
ートフィルム12の先端をこのフィルム止め72に当接
させて整列させるようになっている。
【0022】このフィルム止め72の上方に、枚葉機構
62が配設され、フィルム止め72の上部近傍の図1左
側には、前記ローラ76が配設されている。このローラ
76は、複数のローラ対56と一体となって回転駆動す
るようになっている。
【0023】これにより、ローラ対56が回転駆動する
ことによって、シートフィルム12を自動現像装置10
の挿入ラック28へ向けて案内搬送可能とし、ガイド7
0によって、挿入ラック28へ向けて確実に案内するよ
うになっている。
【0024】枚葉機構62のフィルムの排出方向前方
に、供給センサ64が取り付けられている。これによ
り、枚葉機構62によってシートフィルム12が搬送部
54へ供給されたことを確認することができ、搬送部5
4への供給を確認することによって次のシートフィルム
12の供給の開始を行うようになっている。
【0025】図2に示されるように、処理部15及びオ
ートフィーダ部50には、各々処理制御部80及びオー
トフィーダ制御部90が備えられており、各構成部位の
動作を制御している。
【0026】処理部15に処理制御部80には、処理駆
動制御部82が備えられ、ローラ対21、供給ローラ2
9及びローラ群30を駆動する駆動部78に接続されて
いる。処理駆動制御部82が駆動部78を制御すること
によって、ローラ対21、供給ローラ29及びローラ群
30が一定の処理速度でシートフィルム12を搬送する
ようにしている。また、処理駆動制御部82は、駆動状
態を監視して、全く駆動しない駆動不能状態、搬送速度
が制御できない搬送不良状態等のエラーが発生した場合
には、エラー状態に対応したエラー発生信号を出力する
ようになっている。
【0027】また処理制御部80には、温度調整制御部
84が備えられ、温度センサ34、36に接続されてい
る。温度調整制御部84では、温度センサ34、36か
らの温度情報を監視しながら、図示しないヒータの駆動
を制御して、現像槽22、定着槽24の温度を各処理液
の適温状態に維持するようになっている。温度調整制御
部84には、各処理液の適温範囲が記憶されており、温
調開始から所定時間内で適温範囲に到達しない温調不能
状態、適温範囲内での調整が不能となる調整不良状態等
のエラーが発生した場合には、エラー状態に対応したエ
ラー発生信号を出力するようになっている。
【0028】処理駆動制御部82及び温度調整制御部8
4は、エラー判断部86に接続している。エラー判断部
86には、供給ローラ29、ローラ対29、ローラ群3
0におけるエラー発生信号及び温度センサ34、36か
らの温度情報に基づくエラー発生信号が入力するように
なっている。エラー判断部86は、これらを各々搬送エ
ラー及び温調エラーとして認識するようになっており、
これらのエラーに対応した処理が行われるようになって
いる。
【0029】エラー判断部86には、エラー警告ランプ
88が接続されており、各エラーに対応してエラー警告
ランプ88が点灯し、オペレータにエラーが発生してい
ることを報知するようになっている。
【0030】オートフィーダ部50の駆動を制御するオ
ートフィーダ制御部90には、処理部15において発生
したエラーに対応したオートフィーダ部50の駆動処理
を行うエラー処理部92が設けられている。
【0031】エラー処理部92にはエラー種類判別部9
4が備えられ、処理制御部80のエラー判断部86に接
続されている。エラー種類判別部94では、予め駆動継
続エラー及び駆動停止エラーが設定されており、処理部
15において発生するエラーを全て類別した状態となっ
ている。これにより、処理制御部80におけるエラー判
断部86で判断されたエラーが、駆動継続エラーと駆動
停止エラーとのいずれかに判別されるようになってい
る。
【0032】エラー種類判別部94には、オートフィー
ダ駆動判断部96が接続されており、エラー種類判別部
94において判別されたエラー種類に基づいて、オート
フィーダ部50の駆動を判断するようになっている。即
ち、駆動継続エラーであると判断された場合には駆動継
続信号を出力し、駆動停止エラーであると判断された場
合には駆動停止信号を出力するようになっている。
【0033】オートフィーダ駆動判断部96には、オー
トフィーダ駆動制御部98が接続されている。オートフ
ィーダ駆動制御部98は、枚葉機構62及び搬送部54
のローラ対56(図1参照)を駆動する図示しない駆動
部に接続され、オートフィーダ駆動判断部96からの信
号に基づいて、オートフィーダ部50の駆動を制御する
ようになっている。
【0034】次にエラー種類判別について説明する。処
理部15における搬送エラー及び温調エラーを含む全て
のエラーは、オートフィーダ部50に供給されたシート
フィルム12を搬送して処理を継続可能な駆動継続エラ
ーとシートフィルム12の搬送ができないため処理を継
続不可能な駆動停止エラーとに類別可能となっている。
【0035】例えば搬送エラーは、継続不可能な駆動停
止エラーとして設定されている。搬送エラーは、処理部
15内部を搬送させて処理し、排出用トレイ48上に排
出するまでシートフィルム12を搬送する駆動系である
供給ローラ29、ローラ対21及びローラ群30が搬送
駆動不可能又は搬送速度の同期不良となった場合に発生
する。搬送エラー状態ではオートフィーダ部50からシ
ートフィルム12を処理部15へ供給しても、搬送駆動
不可能状態では処理部15に供給されたシートフィルム
12を排出用トレイ48まで搬送することできず、同期
不良状態では搬送速度にムラが発生してシートフィルム
12のジャム又は切断が生じる場合がある。従って、搬
送エラーはシートフィルム12の供給を停止させる駆動
停止エラーとして判別されてオートフィーダ部50の駆
動が停止するようになっている。
【0036】また温調エラーは、継続可能な駆動継続エ
ラーとして設定されている。温調エラーは、処理液処理
部16の各槽に充填された処理液の温度が温度調整によ
っても処理に対する適温状態にならない場合に発生す
る。温調エラー状態では、処理液処理部16へ供給され
たシートフィルム12に対する現像処理、定着処理及び
水洗処理が適温状態で実行されないため、処理が十分に
行われないが、処理部15へ供給されたシートフィルム
12を排出用トレイ48へ排出することに支障は生じな
い。従って、温調エラーはシートフィルム12の供給を
継続させる駆動継続エラーとして判別されてオートフィ
ーダ部50の駆動を継続するようになっている。
【0037】これにより、処理部15において発生した
エラーの種類に基づいて、エラー処理部92がオートフ
ィーダ部50に対して駆動停止又は駆動継続を指示す
る。従って、排出用トレイ48へ搬出可能な駆動継続エ
ラーの場合にはオートフィーダ部50の駆動を継続し、
排出用トレイ48へ排出不可能な場合にのみ駆動停止エ
ラーとしてオートフィーダ部50の駆動を停止するよう
になっている。
【0038】次の本実施の形態の作用を説明する。排出
用トレイ48を開放させて挿入用トレイ46へ画像が焼
付けられたシートフィルム12を積層して装填し、排出
用トレイ48を閉止してシートフィルム12の処理を開
始する。
【0039】シートフィルム12が装填されると、オー
トフィーダ部50の枚葉機構62によってシートフィル
ム12を保持して搬送部54へ供給する。搬送部54で
は、シートフィルム12をローラ対56及びガイド70
によって処理部15の挿入ラック34に案内され、供給
ローラ29によって引き込まれて処理液処理部16へ供
給される。
【0040】処理液処理部16では、シートフィルム1
2を現像液、定着液、水洗水に順次浸漬して処理液処理
した後、乾燥部18へ送り込み、上方へ向けて案内搬送
しながら乾燥処理を施して、ターン部42から処理液処
理部16上方に設けた排出用トレイ48へ向けて排出す
る。排出用トレイ48には、処理が修了したシートフィ
ルム12が積層される。
【0041】上述のようなシートフィルム12のオート
フィーダ部50及び処理部15における一連の処理が実
行中に、処理部15においてエラーが発生すると、エラ
ー発生対応処理の割り込みルーチンが作動する。
【0042】図3を参照して、エラー発生対応処理につ
いて説明する。処理部15においてエラーが発生する
と、ステップ100において、エラー発生信号が処理制
御部80に入力する。処理制御部80におけるエラー判
断部86では、処理駆動制御部82からのエラー発生信
号の場合には搬送エラーとして判断し、温度調整制御部
84からのエラー発生信号の場合には、温調エラーとし
て判断し、認識する。
【0043】エラー発生信号が入力すると、ステップ1
02において、エラー処理部92において発生したエラ
ーのエラー種類が判別される。エラー種類は、予め設定
されており、搬送エラーの場合には駆動停止エラーに類
別され、温調エラーの場合には駆動継続エラーとして判
断される。
【0044】エラー種類が判別されると、ステップ10
4において、判別されたエラーが駆動継続エラーが否か
が判断される。
【0045】発生したエラーが温調エラーの場合には駆
動継続エラーとして判断が肯定されてステップ106に
移行し、オートフィーダ部50の駆動継続が指示され、
処理を終了する。
【0046】一方、発生したエラーが搬送エラーの場合
には駆動停止エラーとして判断が否定されてステップ1
08に移行し、オートフィーダ部50の駆動停止が指示
されて、処理を終了する。
【0047】これにより、発生したエラーが処理部16
における搬送エラーの場合にはオートフィーダ部50の
駆動が停止するが、温調エラーの場合にはオートフィー
ダ部50の駆動が停止しないで継続し、供給されたシー
トフィルム12が排出用トレイ48に排出される。従っ
て、エラーの種類に応じてシートフィルム12の処理を
選択し、効率よく処理を行うことができる。
【0048】本実施の形態では、搬送エラー及び温調エ
ラーを例に説明したが、処理部16における全てのエラ
ーを駆動停止エラー及び駆動継続エラーとに設定するこ
とができる。これにより、他の全てのエラーにおいて
も、同様に、オートフィーダ部50における処理の継続
又は停止を選択して、処理することができる。
【0049】例えば、保存データエラーを駆動停止エラ
ーとして設定することができる。保存データエラーは、
処理部16の電源立ち上げ時に保存データエリアにおい
てエラーが生じた場合であり、処理部16におけるデー
タ管理が不能となり、処理部16における全ての処理を
実行することができない。従って、保存データエラーを
駆動停止エラーとして設定することにより、保存データ
エラーが発生した場合には、オートフィーダ部50の駆
動を停止することができる。
【0050】また、補充液エラーを駆動継続エラーとし
て設定することができる。補充液エラーは現像液及び定
着液の各補充液が空である場合であり、この場合には現
像槽22及び定着槽24には処理液がまだ処理可能な量
入っている場合があるため、処理可能と判断することが
できる。従って、補充液エラーを駆動継続エラーとして
設定することによって、補充液が空となっても処理を継
続し、処理後にエラー対処することによって効率よく処
理を行うことができる。
【0051】本実施の形態では、処理部15のエラーを
オートフィーダ部50の駆動を停止する駆動停止エラー
と駆動を継続する駆動継続エラーとに判別したが、処理
部15のエラーを重要度において判別可能な類別であれ
ばこれに限定されない。例えば、段階別に種類を分けて
もよい。一例としてエラーが発生した場合には如何なる
場合であってもオートフィーダ部50の駆動を停止する
完全停止エラー、エラーの組み合わせ又は同一エラーの
発生回数に応じて停止のタイミングを変更する条件停止
エラー、如何なる場合であっても駆動を継続する駆動継
続エラーの3つに判別することができる。これによっ
て、エラーの重要度に合わせて設定することができ、ユ
ーザの使用状況等に合わせた効率よい処理を行うことが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、エラーが発生した場合に予め設定された感
光材料搬送不可エラーと感光材料搬送可能エラーとに判
別して供給部の駆動を継続又は停止に制御するので、軽
微な感光材料搬送可能エラーの場合には処理を中断しな
いで継続して処理することができ、効率よく感光材料を
処理することができる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、駆動系エラ
ーが予め設定された感光材料搬送不可エラーであるの
で、これに以外のエラー例えば補充液、処理液温度等の
場合には、自動現像装置の駆動を停止することなく継続
し処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動現像装置の概略
構成図である。
【図2】本実施の形態に係る自動現像装置の制御ブロッ
ク図である。
【図3】本実施の形態に係る自動現像装置のエラー発生
対応処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動現像装置 12 シートフィルム 15 処理部(処理部) 44 フィルム収容部 50 オートフィーダ部(供給部) 62 枚葉機構 78 駆動部(駆動手段) 80 処理制御部 90 オートフィーダ制御部 92 エラー処理部 94 エラー種類判断部(エラー種類判別手段) 96 オートフィーダ駆動判断部(駆動制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真感光材料に対し現像処理を行う処理
    部と前記処理部へ感光材料を供給する供給部とを備えた
    自動現像装置において、 前記処理部において感光材料を搬送する駆動手段と、 前記処理部において発生したエラーを、予め設定された
    感光材料搬送可能エラーと感光材料搬送不可エラーとを
    含む複数のエラー種類に判別するエラー種類判別手段
    と、 前記感光材料搬送可能エラーでは前記供給部の駆動を継
    続し、前記感光材料搬送不可エラーでは駆動を停止する
    駆動制御手段と、 を備えた自動現像装置。
  2. 【請求項2】 前記感光材料搬送不可エラーが、前記処
    理部における駆動系エラーであることを特徴とする請求
    項1記載の自動現像装置。
JP6680896A 1996-03-22 1996-03-22 自動現像装置 Pending JPH09258417A (ja)

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