JP2967713B2 - クロックパルス位相制御回路 - Google Patents

クロックパルス位相制御回路

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JP2967713B2
JP2967713B2 JP7338747A JP33874795A JP2967713B2 JP 2967713 B2 JP2967713 B2 JP 2967713B2 JP 7338747 A JP7338747 A JP 7338747A JP 33874795 A JP33874795 A JP 33874795A JP 2967713 B2 JP2967713 B2 JP 2967713B2
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retiming
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光司 朝日
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  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号処
理装置に適用されるインタフェース回路に関し、特に、
データ信号とクロックパルス信号との間の位相制御を行
うクロックパルス位相制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロックパルス位相制御回路の一
例を図4に示す。図4を参照すると、このクロックパル
ス位相制御回路は、データ信号入力端子51−1〜51
−nと、フリップフロップ(以後、一部を除いてF/F
と記す)52−1〜52−nと、データ信号出力端子5
3−1〜53−nと、フレームパルス(以後、一部を除
いてFPと記す)入力端子54と、F/F55と、FP
出力端子56と、クロックパルス入力端子57と、遅延
回路58と、バッファ59とを有している。
【0003】データ信号入力端子51−nに入力された
n本のデータ信号は、F/F52−nのデータ入力端子
に入力される。F/F52−nでは、入力されたデータ
信号から、それぞれ同じ位相のクロックパルスによって
リタイミングし、識別再生されたn本のデータ信号をデ
ータ信号出力端子53−nに出力する。また同様に、F
P入力端子54に入力されたFPも、F/F55におい
て前述のF/F52−nと同じ位相のクロックパルスに
よりリタイミングされ、FP出力端子56に出力され
る。クロックパルス入力端子57に入力されたクロック
パルスは、同軸ケーブルや分布定数型の遅延線等で構成
される遅延回路58を経て、バッファ59により、各F
/F52−nおよび55に対して同位相のクロックパル
スを供給する。
【0004】従来技術において、各F/Fに入力される
データ信号およびFPとクロックパルスとの間の位相
は、遅延回路58の遅延量を最初に設定し、最適位相に
調整されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例は、ク
ロックパルスの位相を最初に設定し、その後はこの設定
値で動作するため、回路の周囲温度変化、電源変動等に
よる位相変動は、全てF/Fの入力位相マージンで吸収
しなければならなかった。このため、各回路の位相変動
を可及的抑えるために、高価な部品や複雑な温度補償回
路を必要とする場合があった。しかし、このような方法
を用いても、あくまで開ループ制御であるので、位相変
動を完全に抑圧することはできない。
【0006】本発明の課題は、高価な部品や複雑な温度
補償回路を用いることなく、回路の周囲温度変化、電源
変動等による位相変動等を吸収し、データ信号とクロッ
クパルスを常に最適な位相関係なるよう制御できるクロ
ックパルス位相制御回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
信号、フレーム識別パルス信号、およびクロックパルス
を入力し、データ信号およびフレームパルスをリタイミ
ングするインターフェース回路にて、フレームパルスと
クロックパルスとの間の位相差を検出し、この位相差に
応じてクロックパルスの位相を制御する手段を有し、前
記クロックパルスの位相を制御する手段は、入力された
クロックパルスの位相を制御電圧に応じて変化させる遅
延回路と、遅延したクロックパルスを入力し、互いに位
相が180度異なる正相および逆相2種類のクロックパル
スを生成し、正相クロックをデータ信号およびフレーム
パルスをリタイミングするためのクロックとして使用す
る一方、逆相クロックを入力フレームパルスのみをリタ
イミングするためのクロックとして使用する手段と、逆
相クロックでリタイミングされたフレームパルスを、正
相クロックでリタイミングされたフレームパルスによっ
て再度リタイミングする手段と、再度リタイミングされ
たフレームパルスの波形の高周波成分を取り除く低域通
過フィルタと、前記低域通過フィルタの出力が一定にな
るように前記遅延回路の制御入力に負帰還をかける手段
とを有することを特徴とするクロックパルス位相制御回
路が得られる。
【0008】本発明によれば、正相クロックによってフ
レームパルスをリタイミングする第1のフリップフロッ
プと、逆相クロックによって入力フレームパルスのみを
リタイミングする第2のフリップフロップと、前記第2
のフリップフロップによってリタイミングされたフレー
ムパルスを前記第1のフリップフロップによってリタイ
ミングされたフレームパルスによって再度リタイミング
する第3のフリップフロップとを有する前記クロックパ
ルス位相制御回路が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よるクロックパルス位相制御回路を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の一形態によるクロ
ックパルス位相制御回路を示す図である。図2(a)〜
(g)は、本クロックパルス位相制御回路における各部
の波形例を示す図であり、(a)はデータ信号、(b)
はフレームパルス、(c)、(d)は後述するCLK
1、CLK2、(e)〜(g)は後述する3つのフリッ
プフロップそれぞれの出力を示す。図3は、本クロック
パルス位相制御回路の特性例を示す図である。
【0011】図1において、本クロックパルス位相制御
回路は、データ信号入力端子1−1〜1−nと、フリッ
プフロップ(F/F)2−1〜2−nと、データ信号出
力端子3−1〜3−nと、フレームパルス(FP)入力
端子4と、F/F5と、FP出力端子6と、クロックパ
ルス入力端子7と、遅延回路8と、バッファ9と、F/
F11および12と、低域通過フィルタ(LPF)13
と、演算増幅器14と、基準電圧15とを有している。
【0012】図1〜図3を参照して、データ信号入力端
子1−nに入力されたn本のデータ信号は、F/F52
−nのデータ入力端子に入力される。データ入力1−n
およびFPは、F/F2−nおよび5においてリタイミ
ングされ、データ信号出力端子3−nおよびFP出力端
子6へ出力される。
【0013】F/F2−nおよびFPをリタイミングす
るクロックは、クロックパルス入力端子7より入力され
たクロックを、遅延回路8およびバッファ9を介して供
給されるものであり、これをCLK1とする。また、こ
のCLK1に対して位相が180度異なるクロックパル
スが同じくバッファ9から出力されており、これをCL
K2とする。
【0014】F/F11では、F/F5に入力されるF
Pと同じFPをCLK2によってリタイミングする(図
2(e))。F/F11の出力は、F/F12におい
て、F/F5の出力FPにより再度リタイミングされ
る。ここで、F/F5とF/F11の動作に注目する
と、この2つのF/Fは同じFPを入力していると共
に、それぞれ位相関係が180度異なったクロックパル
スCLK1およびCLK2を基にリタイミングしてい
る。このため、F/F5が位相最適点で動作している場
合、F/F11は位相最悪点で動作し、逆にF/F5が
位相最適点で動作している場合、F/F11では位相最
悪点で動作することになる。
【0015】図2は、F/F5が位相最適点で動作して
いる場合を示すが、F/F11では、位相最悪点で動作
しており、出力波形は、図2(e)のように、1クロッ
ク分不定となる箇所が発生する。この1クロック分の不
定箇所をF/F5の出力FPで引き延ばし、F/F12
の出力には図2(g)のような波形が現れる。F/F1
1が位相最悪状態であるときは、このF/F12の出力
は、HレベルとLレベルがほぼ等しく出現するため、L
PF13の出力電圧は、図3のようになる。そして、L
PF13の出力が最適点になるように、演算増幅器14
および基準電圧15を介して遅延回路8に負帰還をかけ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によるクロックパルス位相制御回
路は、データ信号、フレーム識別パルス信号、およびク
ロックパルスを入力し、データ信号およびフレームパル
スをリタイミングするインターフェース回路にて、フレ
ームパルスとクロックパルスとの間の位相差を検出し、
この位相差に応じてクロックパルスの位相を制御する手
段を有し、前記クロックパルスの位相を制御する手段
は、入力されたクロックパルスの位相を制御電圧に応じ
て変化させる遅延回路と、遅延したクロックパルスを入
力し、互いに位相が180度異なる正相および逆相2種類
のクロックパルスを生成し、正相クロックをデータ信号
およびフレームパルスをリタイミングするためのクロッ
クとして使用する一方、逆相クロックを入力フレームパ
ルスのみをリタイミングするためのクロックとして使用
する手段と、逆相クロックでリタイミングされたフレー
ムパルスを、正相クロックでリタイミングされたフレー
ムパルスによって再度リタイミングする手段と、再度リ
タイミングされたフレームパルスの波形の高周波成分を
取り除く低域通過フィルタと、前記低域通過フィルタの
出力が一定になるように前記遅延回路の制御入力に負帰
還をかける手段とを有しているため、データ信号とクロ
ックパルスが常に最適な位相関係になるように制御さ
れ、温度変動、電源電圧変動、経年変動等による、デー
タ、クロックの位相変動が吸収され、最適な位相関係が
保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるクロックパルス位
相制御回路を示す図である。
【図2】(a)〜(g)は、図1に示すクロックパルス
位相制御回路における各部の波形例を示す図である。
【図3】図1に示すクロックパルス位相制御回路におけ
る特性例である。
【図4】従来例によるクロックパルス位相制御回路を示
す図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n データ信号入力端子 2−1〜2−n フリップフロップ(F/F) 3−1〜3−n データ信号出力端子 4 フレームパルス(FP)入力端子 5 F/F 6 FP出力端子 7 クロックパルス入力端子 8 遅延回路 9 バッファ 11、12 F/F 13 低域通過フィルタ(LPF) 14 演算増幅器 15 基準電圧
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 7/033 H03L 7/06 H04L 25/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号、フレーム識別パルス信号、
    およびクロックパルスを入力し、データ信号およびフレ
    ームパルスをリタイミングするインターフェース回路に
    て、フレームパルスとクロックパルスとの間の位相差を
    検出し、この位相差に応じてクロックパルスの位相を制
    御する手段を有し、前記クロックパルスの位相を制御す
    る手段は、入力されたクロックパルスの位相を制御電圧
    に応じて変化させる遅延回路と、遅延したクロックパル
    スを入力し、互いに位相が180度異なる正相および逆相
    2種類のクロックパルスを生成し、正相クロックをデー
    タ信号およびフレームパルスをリタイミングするための
    クロックとして使用する一方、逆相クロックを入力フレ
    ームパルスのみをリタイミングするためのクロックとし
    て使用する手段と、逆相クロックでリタイミングされた
    フレームパルスを、正相クロックでリタイミングされた
    フレームパルスによって再度リタイミングする手段と、
    再度リタイミングされたフレームパルスの波形の高周波
    成分を取り除く低域通過フィルタと、前記低域通過フィ
    ルタの出力が一定になるように前記遅延回路の制御入力
    に負帰還をかける手段とを有することを特徴とするクロ
    ックパルス位相制御回路。
  2. 【請求項2】 正相クロックによってフレームパルスを
    リタイミングする第1のフリップフロップと、逆相クロ
    ックによって入力フレームパルスのみをリタイミングす
    る第2のフリップフロップと、前記第2のフリップフロ
    ップによってリタイミングされたフレームパルスを前記
    第1のフリップフロップによってリタイミングされたフ
    レームパルスによって再度リタイミングする第3のフリ
    ップフロップとを有する請求項1に記載のクロックパル
    ス位相制御回路。
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JPS6251329A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Nec Corp 符号識別回路
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