JP2967675B2 - ケーブルコネクタ - Google Patents

ケーブルコネクタ

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JP2967675B2
JP2967675B2 JP5206861A JP20686193A JP2967675B2 JP 2967675 B2 JP2967675 B2 JP 2967675B2 JP 5206861 A JP5206861 A JP 5206861A JP 20686193 A JP20686193 A JP 20686193A JP 2967675 B2 JP2967675 B2 JP 2967675B2
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JP
Japan
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cable connector
pull
electric wire
housing
wire
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圭一 安田
隆男 鈴木
悟郎 芳賀
真一 石塚
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ抜去を容易に
したケーブルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、この種のケーブルコネクタの実
装状態と代表的なコネクタ抜去方法例を示したものであ
る。1はケーブルコネクタで、電線2の一端が内部で接
続されている。ケーブルコネクタ1のハウジングと一体
または別体に引抜きタブ3が設けられている。ケーブル
コネクタ1は印刷配線板11に搭載されたケーブルコネ
クタ接続部材12と嵌合される。該ケーブルコネクタ1
の抜去は、通常、引抜きタブ3のような付加部材を用い
て行われる。その理由は、電線2はケーブルコネクタ1
内部でコネクタ端子に接続されているため、電線2をそ
のまま抜去の手段とすることは、電線2の引張りによる
力がコネクタ端子の結線部にかかり破損するのを避ける
ためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうしたケーブルコネ
クタ1は、図6に示す縦方向のみならず横方向にも高密
度で実装されることが多く、さらに各ケーブルコネクタ
1も小形であるためコネクタ抜去のための他部材を設置
するスペースの確保が難しいといった問題があった。
【0004】また、従来の引抜きタブ3のような方法で
は引抜きタブ3に指が届きにくかったり、引抜きタブ3
が過剰に長い場合にはケーブルコネクタ1の実装の邪魔
になるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の点にかんがみなされたも
ので、設置スペースが節約でき、かつ、抜去操作性に優
れたケーブルコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
に記載の発明は、ケーブルコネクタ本体の電線結線部側
からこのケーブルコネクタ本体の外部に向かって伸延・
突出し、電線とともに把持してケーブルコネクタ本体を
抜去するための引抜き用部材を備え、この引抜き用部材
は、前記ケーブルコネクタ本体に接続される電線の周囲
を覆うように装着されるとともに、該電線の屈曲に追従
してそれ自身も屈曲する可撓性を備え、かつ、一端の係
止部がこのケーブルコネクタ本体を覆うハウジングに付
随する部材の端部にて引っ掛るケーブルコネクタにおい
て、前記引抜き用部材は、その一部がハウジングに付随
する部材の内部に収容され、このハウジングに付随する
部材に対ししゅう動可能に設けられているものである。
【0007】
【作用】本発明にかかる請求項1に記載の発明において
は、引抜き用部材を電線とともに把持してケーブルコネ
クタ本体を抜去する。この場合、電線の部分にかかる力
は引抜き用部材によって減じられる。また、引抜き用部
材が可撓性であるので、電線の屈曲に追従でき、抜去操
作性が向上する。さらに、引抜き用部材がしゅう動自在
であるので、ケーブルコネクタの抜去時以外は引抜き用
部材を収納でき邪魔にならない。
【0008】
【基本例】図1(a),(b)に本発明の基本例の要部
断面図および外観斜視図を示す。本実施例はケーブルコ
ネクタ本体1Aを抜去するための引抜き用部材4がケー
ブルコネクタ本体1Aと一体成形されている場合の例で
ある。この引抜き用部材4は電線2の周囲を囲んでお
り、この引抜き用部材4を電線2とともにつまんで引抜
くことにより、電線結線部(図示せず)にかかる力を減
じて抜去ができる。なお、図1では1Aをケーブルコネ
クタ本体としたが、1Aはケーブルコネクタ本体を内部
に含むコネクタハウジングであってもよい。
【0009】図2は、本発明の他の基本例であり、引抜
き用部材4がケーブルコネクタ本体1Aまたはケーブル
コネクタハウジング(図示せず)と別部材で構成され、
ケーブルコネクタ本体1Aに係止あるいは固定されてい
る。また、この例では引抜き用部材4のケーブルコネク
タ本体1Aと反対側の端部5が拡がった形状をしている
場合の例を示しており、抜去時に指が端部5に引っ掛か
るため、挿抜操作性の向上が期待できる。勿論この図に
おいてもケーブルコネクタ本体1Aは、このケーブルコ
ネクタ本体1Aを内部に含むケーブルコネクタハウジン
グである場合でも同様の効果となる。
【0010】図3(a),(b)は本発明のさらに他の
基本例の要部の断面図および外観斜視図を示す。本基本
例では、引抜き用部材4は電線2の周囲を完全に覆う構
造とはなっておらず、一部は該電線2が露出している。
この構造は、引抜き用部材4の可撓性を高めるうえで効
果が期待できる。すなわち、図1,図2に示す引抜き用
部材4もある程度の可撓性を有しているが、図3の構成
とすることで一層可撓性が高くなる。電線2に装着した
引抜き用部材4の可撓性により、電線2の屈曲に応じて
それ自身も屈曲できる。引抜き用部材4のケーブルコネ
クタ側の端部6はケーブルコネクタ本体1Aに係止さ
れ、ケーブルコネクタ本体1Aの抜去時に引抜き用部材
4を電線2とともに把持して引張ったとき、端部6がケ
ーブルコネクタ本体1Aに引っ掛かっているため電線の
結線部(図示せず)にかかる力を減じて抜去ができる。
なお、図3でケーブルコネクタ本体1Aは、このケーブ
ルコネクタ本体1Aを内部に含むコネクタハウジングで
あってもよい。
【0011】図4は、本発明のさらに他の基本例であ
り、引抜き用部材4が係止または固定される部材がケー
ブルコネクタ本体1Aまたはハウジングに付随する部材
7とした例である。この図4の引抜き用部材4は図3の
基本例の場合と異なり、引抜き用部材4の全長にわたっ
て電線2の周囲を囲んでいる。
【0012】〔実施例〕 図5(a),(b)は本発明の実施例であり、引抜き用
部材4がハウジングに付随する部材7の中に収納される
構造をとる場合を示している。引抜き用部材4を引いて
ケーブルコネクタ1を抜去する時には、図5(a)に示
すように引抜き用部材4はハウジングに付随する部材7
の後端部から引き出され、係止部8で引っ掛かりケーブ
ルコネクタ1の抜去を可能とする。通常の実装状態で
は、図5(b)に示すように引抜き用部材4はハウジン
グに付随する部材7の中に収容されて邪魔にならないよ
うにする。
【0013】なお、図4では、ハウジングに付随する部
材7と引抜き用部材4が別部材である例を示したが、こ
れらのハウジングに付随する部材7および引抜き用部材
4は一体であってもよいことは勿論である。また、電線
2と引抜き用部材4とは初めから密着させておくか、別
個の引抜き用部材4中に電線2を強制的に挿通させるよ
うにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電線の周囲領域をケーブルコネクタ抜去のための領域と
して用いるため、コネクタ抜去のための他部材を設置す
るスペースが節約できるので、小形のケーブルコネクタ
では特にその効果が大きい。
【0015】また、本発明によれば、引抜き用部材は可
撓性を有するので、ケーブルコネクタ本体の電線結線部
にかかる力を減じながら、実質上電線を抜去部材として
引っ張ることが可能となるので、コネクタ抜去のための
他部材を設置するスペースを節約するとともにケーブル
コネクタの抜去操作性を向上できる。
【0016】さらに、引抜き用部材がハウジングに付随
する部材に対ししゅう動可能となっているので、抜去以
外のときは引抜き用部材を収納しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本例の構成を示す要部の断面図と外
観斜視図である。
【図2】本発明の他の基本例の構成を示す要部の断面図
である。
【図3】本発明のさらに他の基本例の構成を示す要部の
断面図と外観斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の基本例の構成を示す要部の
断面図である。
【図5】本発明の実施例の構成を示す要部の断面図であ
る。
【図6】従来のケーブルコネクタの実装状態の代表例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 ケーブルコネクタ 1A ケーブルコネクタ本体 2 電線 4 引抜き用部材 5 端部 6 端部 7 ハウジングに付随する部材 8 係止部 11 印刷配線板 12 ケーブルコネクタ接続部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳賀 悟郎 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)発明者 石塚 真一 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭48−52090(JP,U) 実開 昭61−177376(JP,U) 実開 昭49−84688(JP,U) 実開 昭63−141578(JP,U) 実開 昭64−31671(JP,U) 実開 平3−55677(JP,U) 実開 昭62−191074(JP,U) 実開 昭62−64972(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/56 - 13/58 H01R 13/62 - 13/633

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルコネクタ本体の電線結線部側か
    らこのケーブルコネクタ本体の外部に向かって伸延・突
    出し、電線とともに把持してケーブルコネクタ本体を抜
    去するための引抜き用部材を備え、 この引抜き用部材は、前記ケーブルコネクタ本体に接続
    される電線の周囲を覆うように装着されるとともに、該
    電線の屈曲に追従してそれ自身も屈曲する可撓性を備
    え、 かつ、一端の係止部がこのケーブルコネクタ本体を覆う
    ハウジングに付随する部材の端部にて引っ掛るケーブル
    コネクタにおいて、前記引抜き用部材は、その一部がハ
    ウジングに付随する部材の内部に収容され、このハウジ
    ングに付随する部材に対ししゅう動可能に設けられてい
    ることを特徴とするケーブルコネクタ。
JP5206861A 1993-07-30 1993-07-30 ケーブルコネクタ Expired - Lifetime JP2967675B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5206861A JP2967675B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ケーブルコネクタ

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JP5206861A JP2967675B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ケーブルコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0745331A JPH0745331A (ja) 1995-02-14
JP2967675B2 true JP2967675B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=16530262

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JP5206861A Expired - Lifetime JP2967675B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 ケーブルコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4321887Y1 (ja) * 1965-05-26 1968-09-14
JPH0179281U (ja) * 1987-11-16 1989-05-29

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JPH0745331A (ja) 1995-02-14

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