JP2967255B2 - 食器の連続洗浄収納方法および装置 - Google Patents
食器の連続洗浄収納方法および装置Info
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- JP2967255B2 JP2967255B2 JP24998793A JP24998793A JP2967255B2 JP 2967255 B2 JP2967255 B2 JP 2967255B2 JP 24998793 A JP24998793 A JP 24998793A JP 24998793 A JP24998793 A JP 24998793A JP 2967255 B2 JP2967255 B2 JP 2967255B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は給食などで用いた多量の
食器を連続して洗浄し、該洗浄された食器を容器に収納
する装置に関するものである。
食器を連続して洗浄し、該洗浄された食器を容器に収納
する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】学校給食など多人数の給食を賄う時は給
食センターから容器に食器を入れ、食物の入った容器と
ともに移送する。そして食事が終わったら食器を前記の
容器に入れて返送されてくる。給食センターでは返送さ
れて来た容器および該容器の中の食器を洗浄し、しかる
のち食器を容器の中に再度食物の入った容器とともに移
送できる体制を整える。
食センターから容器に食器を入れ、食物の入った容器と
ともに移送する。そして食事が終わったら食器を前記の
容器に入れて返送されてくる。給食センターでは返送さ
れて来た容器および該容器の中の食器を洗浄し、しかる
のち食器を容器の中に再度食物の入った容器とともに移
送できる体制を整える。
【０００３】前記の多量の食器を洗浄する装置として、
例えば実開昭６２−８６３３３号公報、実開昭６０−１
８７５１号公報が知られている。◎前記の実開昭６２−
８６３３３号公報および実開昭６０−１８７５１号公報
に記載された技術の場合、洗浄装置の洗浄域を上段と下
段の双方に設け上段のコンベアに容器を供給し下段のコ
ンベアに食器を供給して洗浄器本体の一方から他方に向
けて移動させ、この移動中にノズルから噴出される高圧
水流によって洗浄される。洗浄を終えた容器および食器
は一定のところで停止し、停止した容器は作業員の手に
よってコンベアから降ろされる。また、前記の停止した
食器は作業員の手によって徐々に降ろされ、後の食器が
来る前に他に移送される。そして他の場所で次の給食に
必要とされる員数の食器が人手によって容器に収容され
る。
例えば実開昭６２−８６３３３号公報、実開昭６０−１
８７５１号公報が知られている。◎前記の実開昭６２−
８６３３３号公報および実開昭６０−１８７５１号公報
に記載された技術の場合、洗浄装置の洗浄域を上段と下
段の双方に設け上段のコンベアに容器を供給し下段のコ
ンベアに食器を供給して洗浄器本体の一方から他方に向
けて移動させ、この移動中にノズルから噴出される高圧
水流によって洗浄される。洗浄を終えた容器および食器
は一定のところで停止し、停止した容器は作業員の手に
よってコンベアから降ろされる。また、前記の停止した
食器は作業員の手によって徐々に降ろされ、後の食器が
来る前に他に移送される。そして他の場所で次の給食に
必要とされる員数の食器が人手によって容器に収容され
る。
【０００４】前記の洗浄装置への容器の供給、食器の供
給、容器の取り出し、食器の取り出しおよび容器への収
容はすべて手作業でなされ大勢の作業員を要するという
問題点を有していた。
給、容器の取り出し、食器の取り出しおよび容器への収
容はすべて手作業でなされ大勢の作業員を要するという
問題点を有していた。
【０００５】また、近年給食においては単に食べるとい
うことだけではなく食事時間における雰囲気を良くする
ことにも心がけられ、食器類もプラスチックで成形され
たものから陶器等からなる容器が多々用いられるように
なったが、取り出し、収容などの作業時ならびにノズル
から噴出された高圧水流による洗浄、洗浄後の移送時に
器を落下させ破損してしまうという問題点があり、この
処理の為に洗浄装置を一時停止する必要があるという問
題点を有していた。
うことだけではなく食事時間における雰囲気を良くする
ことにも心がけられ、食器類もプラスチックで成形され
たものから陶器等からなる容器が多々用いられるように
なったが、取り出し、収容などの作業時ならびにノズル
から噴出された高圧水流による洗浄、洗浄後の移送時に
器を落下させ破損してしまうという問題点があり、この
処理の為に洗浄装置を一時停止する必要があるという問
題点を有していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術における問題を解決し、人手による作業減少し
て自動化するのみでなく、近年多く使用される陶器など
を用いた際にも自動化に効率良く確実に連続して食器お
よび容器を洗浄し、容器の中に入れて返却された食器を
もとの容器の中に収納することのできる装置を提供する
ことにある。
従来技術における問題を解決し、人手による作業減少し
て自動化するのみでなく、近年多く使用される陶器など
を用いた際にも自動化に効率良く確実に連続して食器お
よび容器を洗浄し、容器の中に入れて返却された食器を
もとの容器の中に収納することのできる装置を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、（１）供給部
で供給された食器および容器を洗浄部で洗浄し、次いで
収納部に移送した食器を容器に収納する食器連続収納方
法において、前記洗浄部で洗浄された食器を上段に設け
たコンベアで移送し、食器停止部に停止させ、前記洗浄
部で洗浄された容器を下段に設けたコンベアで移送し前
記の食器停止部の斜め下方に設けた容器停止部に停止さ
せ、食器停止部に設けた食器検知部からの信号と容器停
止部に設けた容器検知部からの信号によって、前記食器
停止部の上方と容器停止部の上方とを往復する食器把持
装置を作動させ前記食器停止部で停止している食器を把
持し、該食器を容器停止部に停止している前記洗浄され
た容器に順次収納するごとくなしたことを特徴とする食
器の連続洗浄収納方法。
で供給された食器および容器を洗浄部で洗浄し、次いで
収納部に移送した食器を容器に収納する食器連続収納方
法において、前記洗浄部で洗浄された食器を上段に設け
たコンベアで移送し、食器停止部に停止させ、前記洗浄
部で洗浄された容器を下段に設けたコンベアで移送し前
記の食器停止部の斜め下方に設けた容器停止部に停止さ
せ、食器停止部に設けた食器検知部からの信号と容器停
止部に設けた容器検知部からの信号によって、前記食器
停止部の上方と容器停止部の上方とを往復する食器把持
装置を作動させ前記食器停止部で停止している食器を把
持し、該食器を容器停止部に停止している前記洗浄され
た容器に順次収納するごとくなしたことを特徴とする食
器の連続洗浄収納方法。
【０００８】（２）供給部で供給された食器および容器
を洗浄部で洗浄し、次いで収納部に移送した食器を容器
に収納する食器連続収納装置において、上段に洗浄部で
洗浄された食器を移送する上段コンベア、該上段コンベ
アの端部近傍に食器停止部が設けられ、前記上段コンベ
アと食器停止部との下方に食器を収納する前記洗浄され
た容器を移送する下段コンベアが設けられるとともに食
器停止部の真下を外れた斜め下方の位置に容器停止部が
設けられ、前記食器停止部および容器停止部の上方に食
器把持装置が設けられ、前記食器停止部で停止している
食器を食器把持装置で把持し容器停止部に停止している
容器に順次収納するごとくなしたことを特徴とする食器
の連続洗浄収納装置。にある。
を洗浄部で洗浄し、次いで収納部に移送した食器を容器
に収納する食器連続収納装置において、上段に洗浄部で
洗浄された食器を移送する上段コンベア、該上段コンベ
アの端部近傍に食器停止部が設けられ、前記上段コンベ
アと食器停止部との下方に食器を収納する前記洗浄され
た容器を移送する下段コンベアが設けられるとともに食
器停止部の真下を外れた斜め下方の位置に容器停止部が
設けられ、前記食器停止部および容器停止部の上方に食
器把持装置が設けられ、前記食器停止部で停止している
食器を食器把持装置で把持し容器停止部に停止している
容器に順次収納するごとくなしたことを特徴とする食器
の連続洗浄収納装置。にある。
【０００９】
【実施態様】食器洗浄機における供給部で供給された食
器は洗浄部で順次洗浄され、該洗浄部で綺麗になった食
器を上段に設けた上段コンベアに載置して移送して導出
し、この導出された食器を食器停止部で停止させ、前記
供給部で供給された容器は洗浄部で順次洗浄され、該洗
浄部で綺麗になった容器を下段に設けた下段コンベアに
載置して移送して導出し、前記食器停止部および上段コ
ンベアの斜め下方の位置に設けられた容器停止部に停止
させ、前記食器停止部および容器停止部の上方に設けた
食器把持装置を作動させて、該食器把持装置を食器停止
部の上方に停止させ、食器停止部で停止している食器を
食器把持部で把持して該食器を一旦上昇させ、次いで容
器停止部の上方に移動させた後、前記容器停止部に停止
している容器まで下降し、前記の食器の把持を解除して
洗浄された容器の中に洗浄された食器を順次収納する。
容器内に規定量の食器が収納されると、容器停止部にお
ける停止機構が解除され、他の位置に移送される。
器は洗浄部で順次洗浄され、該洗浄部で綺麗になった食
器を上段に設けた上段コンベアに載置して移送して導出
し、この導出された食器を食器停止部で停止させ、前記
供給部で供給された容器は洗浄部で順次洗浄され、該洗
浄部で綺麗になった容器を下段に設けた下段コンベアに
載置して移送して導出し、前記食器停止部および上段コ
ンベアの斜め下方の位置に設けられた容器停止部に停止
させ、前記食器停止部および容器停止部の上方に設けた
食器把持装置を作動させて、該食器把持装置を食器停止
部の上方に停止させ、食器停止部で停止している食器を
食器把持部で把持して該食器を一旦上昇させ、次いで容
器停止部の上方に移動させた後、前記容器停止部に停止
している容器まで下降し、前記の食器の把持を解除して
洗浄された容器の中に洗浄された食器を順次収納する。
容器内に規定量の食器が収納されると、容器停止部にお
ける停止機構が解除され、他の位置に移送される。
【００１０】前記の下段コンベアは上段コンベアの真下
あるいは斜め下方に設けられ、前記容器停止部は上段コ
ンベアおよび食器停止部の真下を除いた食器停止部の斜
め下方に設けられる。
あるいは斜め下方に設けられ、前記容器停止部は上段コ
ンベアおよび食器停止部の真下を除いた食器停止部の斜
め下方に設けられる。
【００１１】このように容器に収納されて返却された食
器と容器とを洗浄部で自動的に連続して洗浄し、洗浄さ
れた食器をもとの洗浄した容器中に順次収納させ食器を
規定量収納した容器を他に移送するという作業を確実に
連続して自動で行うことができ、作業員の作業を軽減
し、効率よく作業を推進する。
器と容器とを洗浄部で自動的に連続して洗浄し、洗浄さ
れた食器をもとの洗浄した容器中に順次収納させ食器を
規定量収納した容器を他に移送するという作業を確実に
連続して自動で行うことができ、作業員の作業を軽減
し、効率よく作業を推進する。
【００１２】
【実施例】本発明について図面を用いて評述する。図１
は本発明に係る食器の連続洗浄収納装置の概略縦断面図
である。図２は食器把持部の概略縦断面図であり、図３
は図２に示した食器把持部を用いて食器を把持した状態
を示す状態を示す食器把持部の概略縦断面図である。
は本発明に係る食器の連続洗浄収納装置の概略縦断面図
である。図２は食器把持部の概略縦断面図であり、図３
は図２に示した食器把持部を用いて食器を把持した状態
を示す状態を示す食器把持部の概略縦断面図である。
【００１３】洗浄機１の供給部（図示せず）で供給され
た食器および容器を洗浄部１で洗浄し、該洗浄機１から
導出された食器を、次いで収納部２に移送して食器を容
器３に収納する。前記洗浄部１で洗浄された食器は上段
に設けられた上段コンベア４によって矢印Ａの方向に移
送され、食器停止部５で停止する。該食器停止部５はス
トッパー６および食器検知部７、８が設けられ、該食器
検知部７、８によって食器の停止を検知し、上方に設け
た食器把持装置１６を作動させる。該食器把持装置１６
の作動は前記の食器検知部７、８のみでなく容器停止部
９への容器３の停止を検知する容器検知部１０の検知結
果に基づく信号によって作動する。
た食器および容器を洗浄部１で洗浄し、該洗浄機１から
導出された食器を、次いで収納部２に移送して食器を容
器３に収納する。前記洗浄部１で洗浄された食器は上段
に設けられた上段コンベア４によって矢印Ａの方向に移
送され、食器停止部５で停止する。該食器停止部５はス
トッパー６および食器検知部７、８が設けられ、該食器
検知部７、８によって食器の停止を検知し、上方に設け
た食器把持装置１６を作動させる。該食器把持装置１６
の作動は前記の食器検知部７、８のみでなく容器停止部
９への容器３の停止を検知する容器検知部１０の検知結
果に基づく信号によって作動する。
【００１４】前記の上段コンベア４の下方および上段コ
ンベア４の端部１１の下方には下段コンベア１２が設け
られ、洗浄部で洗浄された容器３が矢印Ｂの方向に移送
され、該容器３は上段コンベア４の食器停止部５の下方
および端部１１を通過した位置で停止するように容器停
止部９が設けられており、ストッパー１３で停止させ
る。ストッパー１３は容器が移動してきたことを検知手
段で検知して作動する。
ンベア４の端部１１の下方には下段コンベア１２が設け
られ、洗浄部で洗浄された容器３が矢印Ｂの方向に移送
され、該容器３は上段コンベア４の食器停止部５の下方
および端部１１を通過した位置で停止するように容器停
止部９が設けられており、ストッパー１３で停止させ
る。ストッパー１３は容器が移動してきたことを検知手
段で検知して作動する。
【００１５】前記の容器停止部９に容器３が停止してい
る間は後方から次いで移送される容器はストッパー１４
によって仮停止され、該ストッパー１４による仮停止は
容器停止部９における洗浄された容器３に食器が返却さ
れた時と同じ規定量収納されて該容器停止部９での停止
が解除されて他の位置に移動し、容器停止部９に進入し
うる状態となった後にストッパー１４が解除され仮停止
していた容器が容器停止部９に至る。
る間は後方から次いで移送される容器はストッパー１４
によって仮停止され、該ストッパー１４による仮停止は
容器停止部９における洗浄された容器３に食器が返却さ
れた時と同じ規定量収納されて該容器停止部９での停止
が解除されて他の位置に移動し、容器停止部９に進入し
うる状態となった後にストッパー１４が解除され仮停止
していた容器が容器停止部９に至る。
【００１６】収納部２における１５は容器支持部であり
必要に応じて設けられる。概容器支持部１５は食器把持
装置１６によって食器が把持され収納される際により振
動を少なくし食器を順次、確実に積層することができる
ようになしたものであり、また、概容器支持部１５を設
けることによって、食器を把持し容器３に収納する食器
把持装置の作動距離を短くし、１つの容器への規定量の
食器の収納に要する時間を短時間とすることができ生産
性を向上する。
必要に応じて設けられる。概容器支持部１５は食器把持
装置１６によって食器が把持され収納される際により振
動を少なくし食器を順次、確実に積層することができる
ようになしたものであり、また、概容器支持部１５を設
けることによって、食器を把持し容器３に収納する食器
把持装置の作動距離を短くし、１つの容器への規定量の
食器の収納に要する時間を短時間とすることができ生産
性を向上する。
【００１７】食器把持装置１６は食器停止部５に食器が
停止していることを検知するとともに容器停止部９に容
器３が停止していることを検知した結果に基づいて作動
し、シリンダー１７の作動で食器把持部１８を下降させ
て食器を把持する。
停止していることを検知するとともに容器停止部９に容
器３が停止していることを検知した結果に基づいて作動
し、シリンダー１７の作動で食器把持部１８を下降させ
て食器を把持する。
【００１８】食器把持部１８は図２に示すように食器を
把持していない時は支持部１９に係合支持された軸２０
の下端に吸盤２１が設けられ、矢印Ｃの方向に下降して
食器２２に到達すると吸盤２１が変形しシール部２３が
食器２２に密着する。吸盤２１と食器２２とは接触時の
衝撃を緩和する為にスプリングなどの弾性体２４を介し
て支持され、図３に示すように吸盤２１と食器２２とが
接し、押圧されると軸２０の上端２５が支持部１９の上
方に上昇し、検知部２６によってこの上昇、すなわち吸
盤２１と食器２２との接触押圧を検知し、空気吸引部２
７によって矢印Ｄの方向に吸盤２１の中の空気を吸引し
食器２２を把持する。
把持していない時は支持部１９に係合支持された軸２０
の下端に吸盤２１が設けられ、矢印Ｃの方向に下降して
食器２２に到達すると吸盤２１が変形しシール部２３が
食器２２に密着する。吸盤２１と食器２２とは接触時の
衝撃を緩和する為にスプリングなどの弾性体２４を介し
て支持され、図３に示すように吸盤２１と食器２２とが
接し、押圧されると軸２０の上端２５が支持部１９の上
方に上昇し、検知部２６によってこの上昇、すなわち吸
盤２１と食器２２との接触押圧を検知し、空気吸引部２
７によって矢印Ｄの方向に吸盤２１の中の空気を吸引し
食器２２を把持する。
【００１９】この吸盤２１の中の空気を吸引する時、食
器の糸底に水が溜まっていると吸引効果が妨げられると
ともに吸盤２１に完全に吸着しないことがある。したが
って洗浄機１では糸底の水の溜まりを除去して導出する
のが望ましい。
器の糸底に水が溜まっていると吸引効果が妨げられると
ともに吸盤２１に完全に吸着しないことがある。したが
って洗浄機１では糸底の水の溜まりを除去して導出する
のが望ましい。
【００２０】食器２２が把持され矢印Ｃの反対方向に上
昇するとシリンダー２８を作動させ食器停止部５の上方
から容器停止部９の上方に食器把持部１８を移動させ、
次いでシリンダー１７を作用させて食器把持部１８を矢
印Ｅの方向に下降させ、食器停止部５の位置よりもさら
に矢印Ｆの方向に下降させ、容器停止部９に停止してい
る容器３の中にまで至らせ、容器の底に食器が接するか
接する位置よりもやや上方に位置する状態、あるいは、
すでに先に容器に収納された食器に接するか接する位置
よりやや上方に位置する状態で前記吸引部２７からの空
気の吸引を解除することによって、容器３に食器２２を
収納する。
昇するとシリンダー２８を作動させ食器停止部５の上方
から容器停止部９の上方に食器把持部１８を移動させ、
次いでシリンダー１７を作用させて食器把持部１８を矢
印Ｅの方向に下降させ、食器停止部５の位置よりもさら
に矢印Ｆの方向に下降させ、容器停止部９に停止してい
る容器３の中にまで至らせ、容器の底に食器が接するか
接する位置よりもやや上方に位置する状態、あるいは、
すでに先に容器に収納された食器に接するか接する位置
よりやや上方に位置する状態で前記吸引部２７からの空
気の吸引を解除することによって、容器３に食器２２を
収納する。
【００２１】この収納は順次繰り返し、規定量収納され
た後に容器支持部１５の支持および容器停止機構のスト
ッパー１３を解除し、容器３を容器停止部９から他に移
動させる。
た後に容器支持部１５の支持および容器停止機構のスト
ッパー１３を解除し、容器３を容器停止部９から他に移
動させる。
【００２２】２９はストッパーであり、食器停止部５に
食器が停止している間は後方から移送されてくる洗浄さ
れた容器を仮停止させ、該ストッパー２９による仮停止
は食器停止部５における食器が食器把持装置１６によっ
て把持されて上昇するまで解除されなく、食器停止部５
への食器の停止がない状態において食器を通過させる。
食器が停止している間は後方から移送されてくる洗浄さ
れた容器を仮停止させ、該ストッパー２９による仮停止
は食器停止部５における食器が食器把持装置１６によっ
て把持されて上昇するまで解除されなく、食器停止部５
への食器の停止がない状態において食器を通過させる。
【００２３】３０は食器が容器３に収納された後に容器
停止部９から他の位置に移動したことを検知する検知部
である。その他に各作動する装置の起動、停止の作動を
行うための検知部が必要に応じて設定される。
停止部９から他の位置に移動したことを検知する検知部
である。その他に各作動する装置の起動、停止の作動を
行うための検知部が必要に応じて設定される。
【００２４】食器把持部１８における吸盤２１のシール
部２３は食器２２の円形傾斜面に対応しうるように面接
触ではなく線接触とすることによってよりシール性を向
上し、把持を確実となすとともに食器を把持した状態で
の食器把持部１８の上下動およびシリンダー２８による
食器把持装置の前後動を高速となし食器収納作業効率を
著しく向上する。
部２３は食器２２の円形傾斜面に対応しうるように面接
触ではなく線接触とすることによってよりシール性を向
上し、把持を確実となすとともに食器を把持した状態で
の食器把持部１８の上下動およびシリンダー２８による
食器把持装置の前後動を高速となし食器収納作業効率を
著しく向上する。
【００２５】本発明に係る食器の連続洗浄収納装置によ
ると食器の把持を確実に行ない、もとの容器の中に収納
することができる。また食器の移送コンベアが上方に設
置され、容器の移送コンベアが下方に設置され、それら
の食器と容器との停止位置の上方に食器把持装置を設
け、これらの各々の組み合わせによって確実に食器を順
次もとの容器の中に収納することを可能としたものであ
り、食器の破損の減少、収納作業、食器が収納された容
器の持ち運び作業を自動化したことによる作業員への重
労働の解消、操業の効率化、省力化に顕著な効果を奏す
る。
ると食器の把持を確実に行ない、もとの容器の中に収納
することができる。また食器の移送コンベアが上方に設
置され、容器の移送コンベアが下方に設置され、それら
の食器と容器との停止位置の上方に食器把持装置を設
け、これらの各々の組み合わせによって確実に食器を順
次もとの容器の中に収納することを可能としたものであ
り、食器の破損の減少、収納作業、食器が収納された容
器の持ち運び作業を自動化したことによる作業員への重
労働の解消、操業の効率化、省力化に顕著な効果を奏す
る。
【００２６】
【発明の効果】本発明によると洗浄部で洗浄された食器
を順次食器停止部に停止させるとともに食器を洗浄する
前に収納されて返却された容器を洗浄し、その容器を順
次容器停止部に停止させ、確実に返却された規定数量の
食器をもとの容器の中に整然と収納することができ、重
労働の自動化をなし、省力化に顕著な効果を奏する。ま
た、食器を収納した重い容器の運搬をすることもなく安
全性においても効果を有する。さらに、食器の容器への
収納を高速化し、洗浄作業の効率を向上する。◎特に、
学校給食のように各クラスごとに食器数が異なり容器に
もクラス名等の 表示をして他に流用できないような時、
もとの規定容器にもとの食器を規定数量入れることがで
き、容器の表示板の取替え食器を各クラスごとの数量に
入れかえることもなく作業性を著しく向上する。
を順次食器停止部に停止させるとともに食器を洗浄する
前に収納されて返却された容器を洗浄し、その容器を順
次容器停止部に停止させ、確実に返却された規定数量の
食器をもとの容器の中に整然と収納することができ、重
労働の自動化をなし、省力化に顕著な効果を奏する。ま
た、食器を収納した重い容器の運搬をすることもなく安
全性においても効果を有する。さらに、食器の容器への
収納を高速化し、洗浄作業の効率を向上する。◎特に、
学校給食のように各クラスごとに食器数が異なり容器に
もクラス名等の 表示をして他に流用できないような時、
もとの規定容器にもとの食器を規定数量入れることがで
き、容器の表示板の取替え食器を各クラスごとの数量に
入れかえることもなく作業性を著しく向上する。
【図１】図１は本発明に係る食器の連続洗浄収納装置の
概略縦断面図である。
概略縦断面図である。
【図２】図２は図１に示した食器把持部の概略縦断面図
である。
である。
【図３】図３は図２で示した食器把持部を用いて食器を
把持した状態を示す食器把持部の概略縦断面図である。
把持した状態を示す食器把持部の概略縦断面図である。
１ 洗浄部 ２ 収納部 ３ 容器 ４ 上段コンベア ５ 食器停止部 ６ ストッパー ７ 食器検出部 ８ 食器検出部 ９ 容器停止部 １０ 容器検知部 １１ 端部 １２ 下段コンベア １３ ストッパー １４ ストッパー １５ 容器支持部 １６ 食器把持装置 １７ シリンダー １８ 食器把持部 １９ 支持部 ２０ 軸 ２１ 吸盤 ２２ 食器 ２３ シール部 ２４ 弾性体 ２５ 上端 ２６ 検知部 ２７ 空気吸引部 ２８ シリンダー ２９ ストッパー ３０ 検知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65G 59/00 - 59/12 A47L 15/24 B65G 47/91
Claims (2)
- 【請求項１】 供給部で供給された食器および容器を洗
浄部で洗浄し、次いで収納部に移送した食器を容器に収
納する食器連続収納方法において、前記洗浄部で洗浄さ
れた食器を上段に設けたコンベアで移送し、食器停止部
に停止させ、前記洗浄部で洗浄された容器を下段に設け
たコンベアで移送し前記の食器停止部の斜め下方に設け
た容器停止部に停止させ、食器停止部に設けた食器検知
部からの信号と容器停止部に設けた容器検知部からの信
号によって、前記食器停止部の上方と容器停止部の上方
とを往復する食器把持装置を作動させ前記食器停止部で
停止している食器を把持し、該食器を容器停止部に停止
している前記洗浄された容器に順次収納するごとくなし
たことを特徴とする食器の連続洗浄収納方法。 - 【請求項２】 供給部で供給された食器および容器を洗
浄部で洗浄し、次いで収納部に移送した食器を容器に収
納する食器連続収納装置において、上段に洗浄部で洗浄
された食器を移送する上段コンベア、該上段コンベアの
端部近傍に食器停止部が設けられ、前記上段コンベアと
食器停止部との下方に食器を収納する前記洗浄された容
器を移送する下段コンベアが設けられるとともに食器停
止部の真下を外れた斜め下方の位置に容器停止部が設け
られ、前記食器停止部および容器停止部の上方に食器把
持装置が設けられ、前記食器停止部で停止している食器
を食器把持装置で把持し容器停止部に停止している容器
に順次収納するごとくなしたことを特徴とする食器の連
続洗浄収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24998793A JP2967255B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 食器の連続洗浄収納方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24998793A JP2967255B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 食器の連続洗浄収納方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0776421A JPH0776421A (ja) | 1995-03-20 |
| JP2967255B2 true JP2967255B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=17201151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24998793A Expired - Fee Related JP2967255B2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 食器の連続洗浄収納方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2967255B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102376893B1 (ko) * | 2020-07-16 | 2022-03-21 | 이승태 | 계면장력 해제식 식판세척장치 |
| KR102432982B1 (ko) * | 2020-07-21 | 2022-08-18 | 이승태 | 식판세척장치 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP24998793A patent/JP2967255B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0776421A (ja) | 1995-03-20 |
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