JP2967226B2 - 平板状トレーを収納するための配膳車 - Google Patents

平板状トレーを収納するための配膳車

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JP2967226B2 JP35395196A JP35395196A JP2967226B2 JP 2967226 B2 JP2967226 B2 JP 2967226B2 JP 35395196 A JP35395196 A JP 35395196A JP 35395196 A JP35395196 A JP 35395196A JP 2967226 B2 JP2967226 B2 JP 2967226B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納したトレー上
を仕切板により冷蔵部と温蔵部に区分できるようにした
配膳車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院等で用いられる配膳車は、1枚のト
レー上に冷蔵すべき食品と温蔵すべき食品を区分配置
し、そのトレーを配膳車ボックス内に収納すると同時に
それら食品配置部が仕切板両側の冷蔵部と温蔵部に区分
されるようになっている。そのため、トレーにはトレー
の縁と同じ高さまで突起した分離帯を設け、その分離帯
の逆U字型断面の頂点部がトレーを横断する全長にわた
り同一厚さで同一面をなすようにしたことにより、その
頂点部が対応する配膳車内の仕切板間隔中に嵌入され、
上記のような仕切板両側における冷蔵部と温蔵部の区分
を可能にするものである。
【0003】一般にトレー分離帯は、トレー内の一方側
を大区分とし、他方側を小区分とする位置に形成され、
配膳車は例えば大区分を左側に受け入れて温蔵部とし、
小区分を右側に受け入れて冷蔵部とするように仕切板の
縦列を配置したものである。そこで、使用者が逆にこの
トレーの大区分を冷蔵側、小区分を温蔵側として利用し
たい場合、配膳車の左側を温蔵部、右側を冷蔵部とした
設計構造は変わらないから、配膳車がこの要求に応える
には小区分を左側としたトレーを受入れられるように、
即ち右寄りから左寄りとなったトレー分離帯に対応でき
るように、前記仕切板の縦列を移動させる必要があり、
実際にそのような仕切板移動構造を備えた配膳車も存在
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、献立に
よってはトレー上の温蔵部と冷蔵部の大きさの比率を固
定的な大区分と小区分に分けるだけでなく、その他の比
率や均等配分としたい場合もあり、現在の分離帯付きト
レーを用いる方式であるかぎり、このようなトレー上の
自在区分の要請に応えることはできない。
【0005】本発明は、上記の要請に応えるため、囲い
縁の内側は分離帯を設けることなく全面的に平板状とし
たトレーを用い、挿入されたトレーが所望の位置にセッ
トされた仕切板により所望の比率でトレー上を区分でき
る配膳車を提供しようとするものである。
【0006】本発明はまた上記のような自在区分型であ
っても、配膳車正面において扉と仕切板の前端との間に
空間ができて温蔵部と冷蔵部の間の気密性が損なわれる
ことがない扉構造を有する配膳車を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は矩形板面の周辺に広がり勾配の囲い縁を設
けてなる平板状トレーを収納する箱型の配膳車であっ
て、前記平板状トレーの囲い縁短辺部又はその近傍を摺
動可能に支持するために、それぞれ配膳車の前後方向に
設置された複数列及び複数段の支持桟と、前記平板状ト
レーが各一対の支持桟上の定位置に支持されたとき、そ
のトレーの矩形型を横断して前記囲い縁の長辺部の内側
面と矩形板面に当接する下端面を持った複数段の可動仕
切片、及び前記複数段の可動仕切片の各々に下側から対
向する位置と、最上段の前記可動仕切片の上側の位置に
設けられ、前記上側位置に設けられたもの以外は前記平
板状トレーの囲い縁短辺部又はその近傍が前記支持桟に
支持される時、同時にそのトレーの裏面を摺動可能に支
持するための上縁を持った複数段の仕切板を備え、前記
複数段の仕切板は、最下段のものを除く各仕切板の下部
に、その直下段の支持桟及び仕切板の上縁に支持される
べき前記平板状トレーのための前記可動仕切片を、その
下縁より下方に突出するように嵌合支持するとともに、
その仕切板の下縁と直下の仕切板の上縁との間に前記囲
い縁の高さに対応するトレー通路を形成するように配置
されたものであり、前記可動仕切片が、その下端面の前
端が前記トレー通路に向かって前進してくる前記トレー
の囲い縁における前側長辺部に摺接するカム面として形
成され、このカム面及びこれに連なる前記下端面への前
記トレーの長辺部による摺接・押動作用により持ち上げ
られて前記仕切板の下部中に没入し、前記トレーの前進
にともなってそのトレーが前記定位置に達するように前
記トレー通路を開通するものようにした平板状トレーの
ための配膳車を構成したものである。
【0008】上記の構成によれば、所望の位置に設定さ
れる仕切板に嵌合支持された仕切片は、トレーによるカ
ム押動効果によって持ち上げられ、そのトレーの配膳車
への挿入を許容するとともに、完全挿入時においてトレ
ー内に嵌まりこみ、そのトレーの上方を区分する。また
仕切板の上端縁は上方のトレー裏面を接触支持している
ため、結局仕切板縦列の両側は冷蔵部及び温蔵部として
実質的に区切られることになる。
【0009】本発明はまた、定位置に収納されて配膳車
の正面に平行したトレーの長辺に対応するように、少な
くとも前記配膳車の正面に設置される一対の観音開き型
扉が、閉状態においても自由端縁間に互いに間隔を有す
るように寸法設定された左扉本体及び右扉本体と、前記
間隔を少なくとも2等分した寸法に対応する幅を各々有
する複数の扉継ぎ足し部材であって、順次左側面を前記
左扉本体の自由端縁又は左隣の部分扉の右側面に連結す
ること、及び右側面を前記右扉本体の自由端縁又は右隣
の部分扉の左側面に連結することが可能なものを備えた
ことにより、各扉本体の自由端縁に連結する扉継ぎ足し
部材の数に応じた追加幅の左扉及び右扉を形成し、左扉
及び右扉の閉止時の合わせ目位置を調整できるようにし
た配膳車を構成し、仕切板の位置調整可能な自在区分型
であっても、これに対応した位置に来る扉合わせ目の裏
面パッキングにより、仕切板の前端部で気密性が損なわ
れることがない扉構造を提供するものである。
【0010】
【発明を実施する形態】以下、本発明の好ましい実施例
について、図を参照して説明する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の基本原理を示す配膳車のトレ
ー収納状態を示す略平面図(A)及びその側断面図
(B)である。図示の通り、平板状トレー1は矩形板面
2の周辺において外側に広がった勾配を有する囲い縁3
を設けるとともに、その矩形板面2上を冷蔵食品部と温
蔵食品部に区切る目安とするための複数本(この場合2
本)の細い着色帯又はエンボス加工帯からなる基準線2
a及び2bを横断方向に形成したものである。略示した
配膳車4の正面開放部から挿入されたトレー1はその囲
い縁3の短辺部3aを配膳車4のトレー支持桟5に摺動
可能に支持され、図示の定位置まで挿入された状態にお
いて可動仕切片6により冷蔵部と温蔵部とを区切られ
る。可動仕切片6は基準線2a又は2bを目安とした設
定位置においてトレー横断方向にのび、その下端面がト
レーの囲い縁3長辺部の内側面と矩形板面2に当接し
て、その板面上を冷蔵部と温蔵部に区切ることができ
る。ここでは図示しないが、このトレー1の裏面には可
動仕切片6に対応する位置にある可動仕切板の上縁が接
しており、仕切片6はこの仕切板と一体的に矢印7で示
すように、トレー収納前において所望の位置に設定され
る。
【0012】図2は実施例においてトレー1が配膳車内
に収納された状態とトレー収納前の支持構造を示す部分
断面図である。図2の配膳車4上段における定位置に収
納されたトレー1の上方には、前述した仕切片6が存在
するとともに、奥に挿入された側の囲い縁3長辺は仕切
片ガイド8に当接するとともに、その外側斜面が傾斜ス
トッパ9に当接する。また、トレー1の後端縁、すなわ
ち囲い縁3の後側長辺部の外面は、その断面形状に適合
するシャッタ面を有するシャッタ部材10に当接され、
さらに、トレー1の平板状裏面は下段の可動仕切片6を
支持する仕切板11の上縁において接触支持され、実質
上隙間なく、図を描いた紙面手前側の冷蔵部又は温蔵部
と、紙面背後側の温蔵部又は冷蔵部に区切られることに
なる。なお、仕切板11の本体は配膳車4の正面から見
て左右2枚の平行した板からなり、図2においては右側
(紙面手前側)の板を取り去って内部を略示したもので
ある。トレー1が挿入される前の可動仕切片6の下端面
は図2の下段に示す通り、可動仕切板11の上縁と同レ
ベルまで低下した最下位置となっている。シャッタ10
の正面側は向かい合ったトレー1の囲い縁3長辺と逆方
向に傾斜し、その傾斜縁の頂点湾曲部とこれに連なる上
端縁がカム面となり、そのカム面の上端湾曲部が配膳車
4の正面からシャッタ部材10に向かって前進してくる
平板状トレー1の囲い縁3長辺部により押圧される。シ
ャッタ部材10はこれによる斜面押動作用により、巻き
バネ10aに抗して矢印方向に回動するように支軸12
に支持されている。シャッタ部材10の頂点縁及び上端
縁におけるカム面は、トレー1の囲い縁長辺3によるカ
ム押動効果によりトレー1の裏面に対応するまで下降回
動し、この状態で、配膳車内への通路を開放されたトレ
ー1はさらに前進すると、その前端が可動仕切片6にお
ける配膳車正面側の傾斜側辺に衝突し、この傾斜側辺を
同じく斜面押動作用により持ち上げ、最終的に図の上段
に示したような完全収納位置となる。
【0013】図3は配膳車4の正面を見た略図であり、
仕切板11には正面カバー13が装着され、可動仕切片
6は仕切板11の下部に収納されて、下端縁から垂下突
出し、トレー1が存在しない状体においては、図4の断
面図で示す通り、仕切板11の下端縁にその上側縁6a
が係止される位置で保持されるようになっている。14
は仕切板11主要部に充填された断熱材である。
【0014】図5は図2で略示した仕切板及び仕切片が
4段以上存在する場合についてより詳しく、しかも、ト
レー1が配膳車4の正面外側から配膳車内に完全に挿入
されるまでの状態を、この場合、上段から下段にかけて
より詳しく描いたものである。この図に示す通り、トレ
ー1が完全に挿入されるまでに可動仕切片6が持ち上げ
られる範囲における仕切板11の内部は空洞となってお
り、その上方に断熱材14を充填するとともに、正面上
段部に前述したシャッタ部材10を収納するためのシャ
ッタ機構ケース15を設けたものである。
【0015】実施例において、複数段のこれら支持板の
縦列は図示のような配膳車の正面側のみでなく、背面側
においても、対称的に存在する2連型として構成される
ことができ、その2連型の中間部に前述した仕切片ガイ
ド8及び傾斜ストッパ9を前後対称型として配置し、こ
の左右両側を一対の移動支柱16により挟持するもので
ある。
【0016】図6は移動支柱16により仕切板の縦列を
左右から挟持して支持し、その移動支柱の最下部に挟持
された最下部仕切板を配膳車4の左右方向に移動可能に
支持したことにより、仕切板列及びこれらの仕切板に支
持された仕切片を一括して移動可能とした構造を示すも
のである。最下部仕切板11Aは下部に仕切片を支持す
る必要がないため、図の如く、その分だけ垂直高さが低
く、下端には配膳車床面17に接する板状パッキング1
8を垂下支持している。底面17には配膳車の正面床縁
19及び裏面床縁20の内側に接してラック21が上向
きに固定支持され、最下部仕切板11Aの側面からブラ
ケット支持されたピニオン22がこれらのラック21に
噛み合い支持されるようになっている。最下部仕切板1
1Aが前後方向に移動してラック/ピニオン噛み合いの
離脱が生じないようにするため、最下部仕切板11Aの
正面カバー13Aからはローラ取付金具23が突設さ
れ、この取付金具23に支持された滑車24が正面床縁
19及び裏面床縁20の外側に固定されたC型レール2
5の上下縁に嵌まり込んで転動するようになっている。
【0017】この構造をより単純化して示したものが図
7(A)の側面図及び同図(B)の側断面図であり、結
局、この最下部仕切板4においては、その正面カバー1
3Aが取付金具23の一部をなしていることがわかる。
【0018】図8は配膳車における一対の観音開き型扉
が仕切板11の移動に対応してその合わせ目位置を調整
できるようにした扉構造を示したものである。図8Aに
おいて、観音開き型扉の左扉本体26aの自由端縁27
には何らの継ぎ足しもなく、文字通りの自由端を形成す
るものであるが、右扉本体26bの自由端縁27bには
この場合、2個の扉継ぎ足し部材28が縦続固定され、
この2個目の継ぎ足し部材の左端縁が右扉の最終的な自
由端縁となり、左扉自由端縁27aとの間に若干の間隔
を有する合わせ目を形成することになる。図示しない
が、この扉の配膳車側には互いに重なり合うパッキング
が設置され、このパッキングが仕切板列の前端部と圧接
する前端気密構造を形成するものである。図8Bは左扉
本体26a及び右扉本体26bの自由端縁27a及び2
7bがそれぞれ1個の扉継ぎ足し部材28を固定し、し
たがって、左扉及び右扉は完全に対称的な観音開き型扉
を構成し、トレーを二分する位置に設定された仕切板に
対応させることができる。また、図8Cに示した例にお
いては、Aの場合と逆に左扉本体に2個の扉継ぎ足し部
材28を設けたことにより、逆に右寄りの合わせ目を形
成したものである。
【0019】図9Aは図8Aの設定状態に対応した扉正
面図を示すものであり、扉自由端縁27a、27b及び
扉継ぎ足し部材28の上端部を破断し、それらの連結構
造(下端部にも存在する)を示したものである。また、
扉自由端縁27a、27b及び扉継ぎ足し部材28は同
図Aの下端部において示す通り、それらの連結構造によ
る扉継ぎ足し状態を固定するための金具29を有するも
のである。図9Bにはそれらの扉自由端縁及び扉継ぎ足
し部材の連結構造を図9Aと同様な破断面において拡大
して示したものである。すなわち、各扉継ぎ足し部材2
8の上端部及び下端部にはこの場合、右端面において連
結ネジ35をねじ込み固定し、その右端面から突出した
連結ネジ35のヘッド部が右側の扉継ぎ足し部材又は扉
自由端縁27bに形成された開口30内において、前述
したジョイント金具29(図9A)により固定され、こ
れらの連結状態を維持するようにしたものである。これ
により扉は図10に示すような構造としてその合わせ目
位置を段階的に調整することができる。したがって、こ
のような扉構造を用いる本発明の方式において、仕切板
11はこのような合わせ目の段階的変化に対応して段階
的に位置調整することができる。図11は前述した2連
型の仕切板を用いる配膳車において、トレーを正面側か
らのみ順次2枚分挿入することができるようにした仕切
板支持構造を示すものであり、その他の構造はこれまで
説明したものと同様である。この実施例においては、配
膳車の仕切板上に挿入された1枚目のトレー1aは2枚
目のトレー1bに押されて配膳車の奥まで挿入され、こ
のようにして接触した1枚目のトレー1aの後端と2枚
目のトレー1bの前端の各囲い縁長辺部の外面により形
成される上向きの谷に対応する山形カム突起を備えた中
間シャッタ31により支持されるようになっている。こ
の中間シャッタ31は仕切板11の中間上部に装備され
たシャッタボックス32内において、この場合、コイル
スプリング状のバネ33により上向きに付勢されて支持
されたものである。この仕切板11は例えば正面側にお
いて仮想線で描いたガイド棒34に沿って配膳車の左右
方向に移動可能とすることができる。当然ながら、同様
なガイド棒は背面側においても設けられる。
【0020】このようなガイド棒方式を平面的に描いた
ものが図12であり、仕切板11はガイド棒34a又は
34bの長さ範囲において移動可能であるが、一応設定
された範囲A内において移動し、例えば、左側仕切板1
1の左側と右側仕切板11の右側36を温蔵室とし、左
側仕切板11の右側及びこれに連なる右側仕切板11の
左側(配膳車中央)を冷蔵室とすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上述べた通り、トレー構造に
よって規制されることなく、仕切板を自由な位置に設定
して、冷蔵部と温蔵部との比率を種々に設定することが
可能である。特に、扉継ぎ足し構造において多数の継ぎ
足し部材を用いることにより、この効果を一層顕著に発
揮することができるとともに、トレー自体も凸状の仕切
部を形成しないため、より薄型で軽量にすることが可能
となり、作業の省力化及びコストダウンにも寄与するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】配膳車の定位置に挿入されたトレー及びその支
持部をトレー上面から見た平面図(A)及び側断面図
(B)である。
【図2】実施例のトレー仕切り構造の原理を示す側断面
図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2をより詳しくかつ多段構造において示す側
断面図である。
【図6】支持板一括移動調整機構を示す部分斜視図であ
る。
【図7】移動機構及び最下部支持板の正面を示す部分正
面図(A)及び側断面図(B)である。
【図8】扉継ぎ足し及び調整構造(A〜C)の3態様を
示す上面図である。
【図9】図8のAに対応する扉構造の正面図(A)及び
その部分拡大図(B)である。
【図10】図9に示した扉構造の上部斜視図である。
【図11】本発明のトレー仕切板支持構造の別の実施例
を示す部分側面図である。
【図12】図11の実施例における仕切板移動構造を示
す平面略図である。
【符号の説明】
1 平板状トレー 2 矩形板面 3 囲い縁 4 配膳車 5 トレー支持桟 6 可動仕切片 8 仕切片ガイド 9 傾斜ストッパ 10 シャッタ部材 11 仕切板 12 支軸

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形板面の周辺に広がり勾配の囲い縁を
    設けてなる平板状トレーを収納する箱型の配膳車であっ
    て、 前記平板状トレーの囲い縁短辺部又はその近傍を摺動可
    能に支持するために、それぞれ配膳車の前後方向に設置
    された複数列及び複数段の支持桟と、 前記平板状トレーが各一対の支持桟上の定位置に支持さ
    れたとき、そのトレーの矩形型を横断して前記囲い縁の
    長辺部の内側面と矩形板面に当接する下端面を持った複
    数段の可動仕切片、及び前記複数段の可動仕切片の各々
    に下側から対向する位置と、最上段の前記可動仕切片の
    上側の位置に設けられ、前記平板状トレーの囲い縁短辺
    部又はその近傍が前記支持桟に支持される時、同時にそ
    のトレーの裏面を摺動可能に支持するための上縁を持っ
    た複数段の仕切板を備え、 前記複数段の仕切板は、最下段のものを除く各仕切板の
    下部に、その直下段の支持桟及び仕切板の上縁に支持さ
    れるべき前記平板状トレーのための前記可動仕切片を、
    その下縁より下方に突出するように嵌合支持するととも
    に、その仕切板の下縁と直下の仕切板の上縁との間に前
    記囲い縁の高さに対応するトレー通路を形成するように
    配置されたものであり、 前記可動仕切片は、その下端面の前端が前記トレー通路
    に向かって前進してくる前記トレーの囲い縁における前
    側長辺部に摺接するカム面として形成され、このカム面
    及びこれに連なる前記下端面への前記トレーの長辺部に
    よる摺接・押動作用により持ち上げられて前記仕切板の
    下部中に没入し、前記トレーの前進にともなってそのト
    レーが前記定位置に達するように前記トレー通路を開通
    するものであることを特徴とする平板状トレーを収納す
    るための配膳車。
  2. 【請求項2】 前記仕切板の上側正面部において、その
    仕切板の上縁と直上の仕切板の下縁との間に形成される
    前記トレー通路の入口を常時は封止するカムシャッター
    を設け、前記カムシャッターは前記平板状トレーが配膳
    車正面からそのシャッターに向かって前進してくる時、
    そのトレーの囲い縁の前側長辺部及び裏面に当接するカ
    ム面を有することにより、そのカム作用で前記トレー通
    路を開放するように回動するものであり、前記平板状ト
    レーが前記トレー通路に沿って定位置まで挿入された
    時、前記カム面に作用する押圧力から解放されて前記常
    時の位置に復帰回動し、そのトレーの囲い縁の後側長辺
    部の外面に当接するシャッター面を前記カム面の背後に
    おいて形成したものであることを特徴とする請求項1記
    載の配膳車。
  3. 【請求項3】 各段の仕切板がそれぞれ配膳車の正面側
    及び背面側において各一枚の平板状トレーを支持するた
    めの2連型からなり、最下段の2連型仕切板の中間より
    垂直に立設された中間支柱により前記最下段以外の各段
    の2連型仕切板の中間を支持したものであり、前記最下
    段の2連型仕切板の前後両端部を、前記中間支柱の垂直
    姿勢を維持しつつ配膳車の左右方向に連続移動可能に案
    内する支持案内機構を配膳車床面の正面端及び背面端に
    設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の配膳車。
  4. 【請求項4】 各段の仕切板がそれぞれ配膳車の正面側
    及び背面側において各一枚の平板状トレーを連続的に支
    持するための2連型からなり、各2連型仕切板の中間部
    上縁に、この仕切板が支持した前記正面側及び背面側の
    各一枚の平板状トレーの連接した囲い縁長辺部の外面に
    適合する山形カム面をもった中間シャッターを、前記山
    形カム面が前記中間部上縁から常時突出するようにバネ
    手段とともに装備したものであり、前記各段の2連型仕
    切板の前後両端部を、配膳車正面及び背面に沿って左右
    方向に架設された各案内棒に、摺動可能に貫通・支持し
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の配膳車。
  5. 【請求項5】 定位置に収納されて配膳車の正面に平行
    したトレーの長辺に対応するように、少なくとも前記配
    膳車の正面に設置される一対の観音開き型扉が、閉状態
    においても自由端縁間に互いに間隔を有するように寸法
    左扉本体及び右扉本体と、 前記間隔を少なくとも2等分した寸法に対応する幅を各
    々有する複数の扉継ぎ足し部材であって、順次左側面を
    前記左扉本体の自由端縁又は左隣の部分扉の右側面に連
    結すること、及び右側面を前記右扉本体の自由端縁又は
    右隣の部分扉の左側面に連結することが可能なものを備
    えたことにより、 各扉本体の自由端縁に連結する扉継ぎ足し部材の数に応
    じた追加幅の左扉及び右扉を形成し、左扉及び右扉の閉
    止時の合わせ目位置を調整できるようにしたことを特徴
    とする配膳車。
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