JP2966033B2 - 成形装置 - Google Patents
成形装置Info
- Publication number
- JP2966033B2 JP2966033B2 JP10469090A JP10469090A JP2966033B2 JP 2966033 B2 JP2966033 B2 JP 2966033B2 JP 10469090 A JP10469090 A JP 10469090A JP 10469090 A JP10469090 A JP 10469090A JP 2966033 B2 JP2966033 B2 JP 2966033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cull
- runner
- resin
- cavity
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
ボイド(気泡)を低減させる技術に関し、例えば、半導
体装置の製造工程において、樹脂封止パッケージを成形
するのに利用して有効な技術に関する。
を成形するトランスファ成形装置として、実開昭57−12
3222号公報に記載されているように、成形材料を投入す
るためのポットが成形型に配置された樹脂封止パッケー
ジを成形する複数個のキャビティーに対し、可及的に等
距離の位置毎に設けられており、これらポット毎に樹脂
成形が実行されるように構成されているもの(以下、マ
ルチポット方式の成形装置ということがある。)、があ
る。
較的大形の樹脂封止パッケージについての成形方法に使
用された場合、成形材料のタブレットとポットおよびカ
ルとのクリアランスに存在する空気がキャビティーに圧
送されることにより、成形材料に巻き込まれてしまうた
め、成形後の樹脂封止パッケージにボイド(気泡)が形
成されるという問題点があることが、本発明者によって
明らかにされた。
止することができる成形技術を提供することにある。
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
要を説明すれば、次の通りである。
トに嵌入されて前記成形材料を圧送するプランジャと、
前記ポットに対向して配置されるカルと、前記カルに接
続されるランナと、前記ランナに接続されるキャビティ
ーとを備えている成形装置において、 前記カルの前記ランナとの接続部の平面形状が前記ラ
ンナに向かって細くなるように構成されていることを特
徴とする。
キャビティー方向へ行くにしたがって細くなっているた
め、タブレットとポットおよびカルとのクリアランスに
存在する空気は、タブレットがプランジャによって潰さ
れるのにしたがって、成形材料がカルからランナに達す
る以前に、カルからランナに全て押し出されることにな
る。その結果、タブレットとポットおよびカルとのクリ
アランスに存在した空気は、キャビティーに圧送されて
来る成形材料に巻き込まれることなく、キャビティーを
通じて外部へ全て排気される。つまり、キャビティーに
よって成形される樹脂成形品にボイドが発生するのは防
止される。
示す拡大部分平面断面図、第2図は第1図のII−II線に
沿う拡大部分正面断面図、第3図はタブレットを示す斜
視図、第4図は被樹脂封止物を示す平面図、第5図は第
4図のV−V線に沿う断面図、第6図はその成形装置を
示す一部省略正面断面図、第7図は樹脂封止後を示す一
部省略正面断面図、第8図はその一部省略側面断面図、
第9図はその一部省略一部切断拡大平面図、第10図、第
11図、第12図および第13図はその作用を説明するための
各説明図、第14図は完成製品の実装状態を示す斜視図、
である。
止形デュアル・インライン・パッケージを備えている半
導体集積回路装置(以下、DIP・ICという)の樹脂封止
パッケージを成形するマルチポット方式のトランスファ
成形装置として構成されている。
クとなる被樹脂封止物14は、第4図および第5図に示さ
れているように構成されており、この被樹脂封止物14は
多連リードフレーム1を備えている。この多連リードフ
レーム1は銅系(銅またはその合金)材料からなる薄板
を用いられて、打ち抜きプレス加工またはエッチング加
工等のような適当な手段により一定成形されている。こ
の多連リードフレーム1には複数の単位リードフレーム
2が横方向に1列に並設されている。但し、図面では一
単位のみが示されている。単位リードフレーム2は位置
決め孔3aが開設されている外枠3を一対備えており、両
外枠3は所定の間隔で平行になるように配されて、多連
リードフレーム1が連続する方向へ一連にそれぞれ延設
されている。隣り合う単位リードフレーム2、2間には
一対のセクション枠4が両外枠3、3間に互いに平行に
配されて一体的に架設されており、これら外枠、セクシ
ョン枠により形成される略長方形の枠体内に単位リード
フレーム2が構成されている。
にはタブ吊りリード7、7が直角方向にそれぞれ配され
て一体的に突設されており、両タブ吊りリード7、7の
先端間には略正方形の平板形状に形成されたタブ8が、
外枠3、3およびセクション枠4、4の枠形状と略同心
的に配されて一体的に吊持されている。タブ8は後記す
るリード9群の面よりも半導体ペレット(後記する。)
の厚み分程裏面方向に下げられている(所謂タブ下
げ)。
りリード7の両脇において直角方向に延在するようにそ
れぞれ配されて、一体的に架設されており、両ダム部材
5、5には複数本のリード9が長手方向に等間隔に配さ
れて、互いに平行で、ダム部材5と直交するように一体
的に突設されている。各リード9の内側端部は先端がタ
ブ8に近接されてこれを取り囲むように配されることに
より、インナ部9aをそれぞれ構成している。他方、各リ
ード9の外側延長部分は、その先端がセクション枠4に
機械的に接続されており、アウタ部9bをそれぞれ構成し
ている。そして、ダム部材5における隣り合うリード
9、9間の部分は後述するパッケージ成形時にレジンの
流れをせき止めるダム6を実質的に構成している。
各単位リードフレーム2毎にペレット・ボンディング作
業、続いて、ワイヤ・ボンディング作業が実施され(図
示せず)、これら作業により、第4図および第5図に示
されているようなワークである被樹脂封止物14としての
組立体が製造されることになる。これらのボンディング
作業は多連リードフレームが横方向にピッチ送りされる
ことにより、各単位リードフレーム2毎に順次実施され
る。
の製造工程における所謂前工程において、バイポーラ形
の集積回路素子(図示せず)を作り込まれた半導体集積
回路構造体としてのペレット12が、各単位リードフレー
ム2におけるタブ8上の略中央部に配されて、銀ペース
ト等のような適当な材料を用いられて形成されるボンデ
ィング層11を介して固着される。銀ペーストは、エポキ
シ系樹脂接着剤、硬化促進剤、および溶剤に銀粉が混入
されて構成されているものであり、リードフレーム上に
塗布された銀ペーストにペレットが押接された後、適当
な温度により硬化(キュア)されることにより、ボンデ
ィング層11を形成するようになっている。
ト12のボンディングパッド12aと、単位リードフレーム
2における各リード9のインナ部9aとの間に、銅系、金
系またはアルミニウム系材料を使用されて形成されてい
るワイヤ13が、超音波圧着式等のような適当なワイヤボ
ンディング装置(図示せず)が使用されることにより、
その両端部をそれぞれボンディングされて橋絡される。
これにより、ペレット12に作り込まれている集積回路
は、ボンディングパッド12a、ワイヤ13、リード9のイ
ンナ部9a、およびアウタ部9bを介して電気的に外部に引
き出されることになる。
された被樹脂封止物としての多連リードフレームには、
各単位リードフレーム毎に樹脂封止するパッケージ群
が、次のように構成されているトランスファ成形装置を
使用されて単位リードフレーム群について同時成形され
る。
ト方式に構成されており、シリンダ装置等(図示せず)
によって互いに型締めされる一対の上型21と下型22とを
備えている。上型21と下型22との合わせ面には上型キャ
ビティー凹部23aと下型キャビティー凹部23bとが複数
組、一対のものが互いに協働して1個のキャビティー23
を形成するように没設されている。前記構成に係るワー
クとしての被樹脂封止物14が用いられて、樹脂封止パッ
ケージがトランスファ成形される場合、上型21および下
型22における各キャビティー23は多連リードフレーム1
の各単位リードフレーム2における一対のダム6、6間
の空間にそれぞれ対応するように配列されている。
ャビティー23に対応するように配されて開設されてお
り、各ポット24にはシリンダ装置(図示せず)によって
進退されるプランジャ25が成形材料としての樹脂(以
下、レジンという。)を送給し得るようにそれぞれ挿入
されている。下型22の合わせ面にはカル26が複数個、各
ポット24との対向位置にそれぞれ配されて没設されてい
るとともに、複数条のランナ27が1個のカル26に複数本
宛(本実施例においては、4本宛)接続するように放射
状に配されてそれぞれ没設されている。各ランナ27の他
端部は1個の下型キャビティー凹部23bにそれぞれ接続
されており、そのランナ27と下型キャビティー凹部23b
との接続部にはゲート28がレジンをキャビティー23内に
注入し得るように形成されている。また、下型22の合わ
せ面には逃げ凹所29がリードフレームの厚みを逃げ得る
ように、多連リードフレーム1の外形よりも若干大きめ
の長方形で、その厚さと略等しい寸法の一定深さに没設
されている。
27に向かう通路30が、出口方向である各下型キャビティ
ー凹部23bの方向へ行くにしたがって細くなって行くよ
うに形成されている。そして、このカル26はその側面31
が後記するタブレット41の側面42に対して可及的に点接
触するように形成されている。すなわち、このカル26の
平面図における形状はその側壁面の4箇所の形状がそれ
ぞれ、略双曲線形状である凸曲面になるように形成され
ている。また、カル26の底面32は第2図に示されている
ように、緩やかな円錐台形状に形成されている。
用されるトランスファ成形方法には、成形材料としての
レジンから構成されているタブレット41が使用される。
第3図に示されているように、このタブレット41は粉末
状のレジン40を円柱形状に突き固められて形成されてお
り、前記トランスファ成形装置20のポット24の内径より
も若干小径の外径に形成され、ポット24に投入されて加
熱溶融されるように構成されている。
に係る被樹脂封止物14としての多連リードフレーム1
は、下型22に没設されている逃げ凹所29内に、各単位リ
ードフレーム2におけるペレット12が各キャビティー23
内にそれぞれ収容されるように配されてセットされる。
各ポット24にタブレット41がそれぞれ投入される。ポッ
ト24に投入されたタブレット41はプランジャ25によって
押し潰されて行く。また、ポット24に投入された後、上
型21および下型22に内蔵されているヒータ(図示せず)
によって加熱されるため、タブレット41は溶融されて液
状化する。そして、液状化したレジン43はポット24に対
向して没設されているカル26からプランジャ25の押し出
し力により、各ランナ27およびゲート28を通じて各キャ
ビティー23に送給されて、それぞれ充填されて行くこと
になる。
ぞれがキャビティー23の方向へ行くにしたがって細くな
っているため、タブレット41と、ポット24およびカル26
とのクリアランス33に存在する空気34は、第10図および
第11図に示されているように、タブレット41がプランジ
ャ25によって潰されるのにしたがって、液状化レジン43
が各ランナ27に達する以前にランナ27に全て押し出され
ることになる。その結果、タブレット41とポット24およ
びカル26とのクリアランス33に存在した空気34は、各キ
ャビティー23に圧送されて来る液状化レジン43に巻き込
まれることなく、各キャビティー23にそれぞれ開設され
ているベント(図示せず)や、ダム6の隙間等を通じ
て、キャビティー23の外部へ全て排気される。つまり、
キャビティー23によって成形される樹脂封止パッケージ
15にボイドが発生するのは防止される。
ケージ15が成形されると、上型21および下型22は型開き
されるとともに、エジェクタ・ピン(図示せず)により
樹脂封止パッケージ15群が離型される。このようにし
て、第7図〜第9図に示されているように、樹脂封止パ
ッケージ15群を成形されたワークとしての多連リードフ
レーム1はトランスファ成形装置20から脱装される。
ジ15の内部には、タブ8、ペレット12、リード9のイン
ナ部9aおよびワイヤ13が樹脂封止されることになる。
レーム1は、外枠3、セクション枠4およびダム6を切
り落とされるとともに、各リード9のアウタ部9bを第14
図に示されているように、下向きに屈曲成形される。
び、その実装状態を示すものである。第14図において、
DIP・IC16はリードのアウタ部9bをプリント配線基板17
のスルーホール18にそれぞれ挿入され、はんだフィレッ
ト19により電気的かつ機械的に接続されている。
に、カル26′がタブレット41の円形よりも若干大きめの
相似形状に形成されている従来例の場合、タブレット41
と、ポット24およびカル26′とのクリアランス33′に存
在する空気34が液状化したレジン43に巻き込まれるた
め、キャビティー23によって成形される樹脂封止パッケ
ージ15の内部にボイド35が形成されてしまう。
ンジャ25によって押し潰される時、液状化するレジン43
は不整形に押し潰されるため、クリアランス33′に存在
する空気34は、第12図に示されているように、カル26′
の内周面と液状化レジン43との間にボイド35となって取
り残されることになる。そして、この取り残されたボイ
ド35は、液状化レジン43がカル26′の出口から各ランナ
27へ押し出されて行く際、液状化レジン43に随伴してキ
ャビティー23内へ送り込まれてしまう。このボイド35は
液状化レジン43に包まれているため、キャビティー23か
ら排気されることなく、樹脂封止パッケージ15の内部へ
取り込まれた状態になる。
向かう通路30がそれぞれがキャビティー23の方向へ行く
にしたがって細くなっているため、キャビティー23によ
って成形される樹脂封止パッケージ15の内部にボイド35
が形成されてしまうことはない。
のクリアランス33に存在する空気34は、第10図に示され
ているように、タブレット41がプランジャ25によって潰
されるのに伴って、液状化したレジン43が各ランナ27に
達する以前に、先細りとなった各通路30の出口からラン
ナ27に全て押し出されることになる。その結果、タブレ
ット41とポット24およびカル26とのクリアランス33に存
在した空気34は、各キャビティー23に圧送されて来る液
状化レジンに巻き込まれることなく、第11図に示されて
いるように、各キャビティー23にそれぞれ開設されてい
るベント(図示せず)や、ダム6の隙間等を通じて、キ
ャビティー23の外部へ全て排気される。つまり、キャビ
ティー23によって成形される樹脂封止パッケージ15にボ
イドが発生するのは防止される。
方向へ行くにしたがって細くなるように形成することに
より、タブレットとポットおよびカルとのクリアランス
に存在する空気を、タブレットがプランジャによって潰
されるのに伴って、液状化レジンが各ランナに達する以
前に、各通路の出口からランナに全て押し出させること
ができるため、タブレットとポットおよびカルとのクリ
アランスに存在した空気を各キャビティーに圧送されて
来る液状化レジンに巻き込まさせることなく、各キャビ
ティーにそれぞれ開設されているベント(図示せず)や
ダムの隙間等を通じて、キャビティーの外部へ全て排気
させることができ、その結果、キャビティーによって成
形される樹脂封止パッケージにボイドが発生するのを防
止することができる。
り、並びに製品の品質および信頼性を高めることができ
る。
とができるため、コストの増加を抑制することができ
る。
示す拡大部分平面断面図、第16図はその作用を説明する
ための説明図、である。
形成された各カル26Aにランナ27Aが一対宛接続されてお
り、これらカル26Aにおけるキャビティー23と平行な一
対の側面31Aがポット24に外接する直線を含む平面にそ
れぞれ形成されているとともに、その側面31Aの両端部
に位置する通路30Aがランナ27Aの方向へ向かって次第に
細くなるように形成されている点、にある。
ているため、前記実施例1と同様に、クリアランス33に
存在する空気34は、プランジャによって押し出される液
状化レジン43がランナ27Aの入口に達する以前に、その
液状化レジン43によって通路30Aからランナ27Aに全て押
し出されることになる。したがって、クリアランス33に
存在した空気34がランナ27Aおよびキャビティー23内に
おいて液状化レジン43内に包み込まれたり、巻き込まれ
たりすることはなく、キャビティー23によって成形され
る樹脂封止パッケージ15内にクリアランス33の空気34を
原因とするボイドが発生するのは未然に防止されること
になる。
示す拡大部分正面断面図、第18図はその作用を説明する
ための拡大部分正面断面図、である。
底面32Bがランナ27Bに向かう通路30Bにおいて、キャビ
ティー23方向へ行くにしたがって細くなって行くように
傾斜されている点、にある。
路30Bが先細りになるように傾斜されているため、タブ
レット41とポット24およびカル26Bとのクリアランス33
に存在する空気34は、タブレット41がプランジャ25によ
って押し潰されるのに伴って、液状化したレジン43が各
ランナ27Bに達する以前に、先細りになった通路30Bの出
口からランナ27Bに全て押し出されることになる。した
がって、クリアランス33の空気34がランナ27Bおよびキ
ャビティー23内において、包み込まれたり、巻き込まれ
たりすることはなく、クリアランス33の空気34を原因と
するボイドの発生は未然に防止されることになる。
具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。
例3との構成は併用することができる。
に構成するに限らず、ポットを下型に、カルを上型にそ
れぞれ配設するように構成してもよい。
ト、キャビティー、その他の構成要素についての具体的
形状や構造は、前記構成に限らず、成形条件等々に応じ
て適宜選定することが望ましい。
明をその背景となった利用分野であるマルチポット方式
の成形装置に適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、通常のトランスファ成形装置
等のような成形装置全般に適用することができる。ま
た、DIP・ICの樹脂封止パッケージの成形について使用
される成形装置に限らず、その他の電子部品の樹脂封止
パッケージについて使用される成形装置等のような成形
装置全般に適用することができる。
るトランスファ成形装置に適用して優れた効果が得られ
る。
って得られる効果を簡単に説明すれば、次の通りであ
る。
行くにしたがって細くなるように形成することにより、
タブレットとポットおよびカルとのクリアランスに存在
する空気を、タブレットがプランジャによって潰される
のに伴って、液状化レジンが各ランナに達する以前に、
各通路の出口からランナに全て押し出させることができ
るため、タブレットとポットおよびカルとのクリアラン
スに存在した空気を各キャビティーに圧送されて来る液
状化レジンに巻き込まされることなく、各キャビティー
にそれぞれ開設されているベント(図示せず)やダムの
隙間等を通じて、キャビティーの外部へ全て排気させる
ことができ、その結果、キャビティーによって成形され
る樹脂封止パッケージにボイドが発生するのを防止する
ことができる。
す拡大部分平面断面図、 第2図は第1図のII−II線に沿う拡大部分正面断面図、 第3図はタブレットを示す斜視図、 第4図は被樹脂封止物を示す平面図、 第5図は第4図のV−V線に沿う断面図、 第6図はその成形装置を示す一部省略正面断面図、 第7図は樹脂封止後を示す一部省略正面断面図、 第8図はその一部省略側面断面図、 第9図はその一部省略一部切断拡大平面図、 第10図、第11図、第12図および第13図はその作用を説明
するための各説明図、 第14図は完成製品の実装状態を示す斜視図、である。 第15図は本発明の実施例2である成形装置の主要部を示
す拡大部分平面断面図、 第16図はその作用を説明するための説明図、である。 第17図は本発明の実施例3である成形装置の主要部を示
す拡大部分正面断面図、 第18図はその作用を説明するための拡大部分正面断面
図、である。 1……多連リードフレーム、2……単位リードフレー
ム、3……外枠、4……セクション枠、5……ダム部
材、6……ダム、7……タブ吊りリード、8……タブ、
9……リード、9a……インナ部、9b……アウタ部、11…
…ボンディング層、12……ペレット、13……ワイヤ、14
……被樹脂封止物(ワーク)、15……樹脂封止パッケー
ジ、16……DIP・IC、17……プリント配線基板、18……
スルーホール、19……はんだフィレット、20……トラン
スファ成形装置、21……上型、22……下型、23……キャ
ビティー、24……ポット、25……プランジャ、26、26
A、26B……カル、27、27A、27B……ランナ、28……ゲー
ト、29……リードフレーム逃げ凹所、30、30A、30B……
カルの通路、31……カルの側面、32、32B……カルの底
面、33……クリアランス、34……空気、35……ボイド、
40……粉末状レジン(成形材料)、41……タブレット、
42……タブレットの側面、43……液状化レジン(成形材
料)。
Claims (6)
- 【請求項1】ポットに入れた成形材料を加熱溶融してカ
ルからランナに送り出し、前記溶融した成形材料を前記
ランナからキャビティーに注入して、前記キャビティー
内の被封止物を成形材料で封止する成形方法において、 前記カルとランナとの接続部分の通路が平面形状におい
てランナに近づくほど狭くなるように構成された前記通
路を用いて前記カルからランナへ溶融した成形材料を送
り出すことを特徴とする成形方法。 - 【請求項2】成形材料が投入されるポットと、このポッ
トに嵌入されて前記成形材料を圧送するプランジャと、
前記ポットに対向して配置されるカルと、前記カルに接
続されるランナと、前記ランナに接続されるキャビティ
ーとを備えている成形装置において、 前記カルの前記ランナとの接続部の平面形状が前記ラン
ナに向かって細くなるように構成されていることを特徴
とする成形装置。 - 【請求項3】前記カルは、その側面が前記タブレットの
側面に対して可及的に点接触するように形成されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第2記載の成形装置。 - 【請求項4】前記カルは、その側面が周方向において凸
曲面または直線面に形成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の成形装置。 - 【請求項5】前記カルは、その底面が前記ランナに向か
う通路において、キャビティー方向へ行くしたがって細
くなって行くように傾斜されていることを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の成形装置。 - 【請求項6】前記ポットが複数個設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項または第
4項または第5項記載の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10469090A JP2966033B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10469090A JP2966033B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043947A JPH043947A (ja) | 1992-01-08 |
JP2966033B2 true JP2966033B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=14387470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10469090A Expired - Lifetime JP2966033B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966033B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10469090A patent/JP2966033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043947A (ja) | 1992-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002329815A (ja) | 半導体装置と、その製造方法、及びその製造装置 | |
JP3482888B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置およびその製造方法 | |
JP2966033B2 (ja) | 成形装置 | |
JPH04124846A (ja) | テープキャリヤ | |
JP2631520B2 (ja) | 樹脂封止パッケージの成形方法 | |
JPH05175396A (ja) | リードフレーム及びモールド方法 | |
JP2834257B2 (ja) | 半導体装置の製造方法およびモールド装置 | |
JPH05293846A (ja) | 成形装置 | |
JP2555428B2 (ja) | リードフレームおよびそれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP3076949B2 (ja) | リードフレーム | |
JP2598988B2 (ja) | 電子部品の樹脂封止成形方法 | |
JPH071496A (ja) | 成形方法および装置 | |
JPH0237856B2 (ja) | Jushimoorudohoho | |
JPH05285976A (ja) | 成形装置 | |
CN210866170U (zh) | 功率半导体模块 | |
JPH0794542A (ja) | 成形方法および成形装置 | |
JPH0547817A (ja) | 成形装置 | |
JPH09129661A (ja) | 成形装置および成形方法 | |
JPH05102217A (ja) | 半導体装置およびその製造方法並びにそれに使用される成形装置 | |
JPH07254624A (ja) | 半導体装置の製造方法並びにそれに使用されるリードフレームおよび成形装置 | |
JP2761779B2 (ja) | フィルムキャリアとこれを用いるモールド方法 | |
JP2503053B2 (ja) | Icモジュ―ルの製造方法 | |
JPH05285975A (ja) | 成形装置 | |
JP3112227B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH05114688A (ja) | 半導体装置およびその製造方法並びにそれに使用されるリードフレーム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813 Year of fee payment: 11 |